JP2002143587A - ミシンの運動機構 - Google Patents

ミシンの運動機構

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JP2002143587A
JP2002143587A JP2000338419A JP2000338419A JP2002143587A JP 2002143587 A JP2002143587 A JP 2002143587A JP 2000338419 A JP2000338419 A JP 2000338419A JP 2000338419 A JP2000338419 A JP 2000338419A JP 2002143587 A JP2002143587 A JP 2002143587A
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balance
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needle bar
crank
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Tsutomu Imai
力 今井
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Juki Corp
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    • D05B49/00Take-up devices, e.g. levers, for the needle thread
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/02Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing with mechanisms for needle-bar movement
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針棒の上下移動量を大きくするか、または、
回転部にベアリングを用いたときの針棒機構と天秤機構
との接触を防止する。 【解決手段】 針棒クランクロッド5Rの釣合錘側の連
結部5Raと、天秤クランク9Rのミシンフレーム側の
連結部9Rbが、回転軸2の軸線方向にオフセットして
配置されることとなるから、各連結部が接触することな
く運動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの回転軸、
例えば、上軸の回転によって回転される釣合錘を介して
駆動される針棒機構および天秤機構等の釣合錘付近のミ
シンの運動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のミシンの運転機構について図4,
4に基づいて説明する。
【0003】なお、図5の側面図において、向かって左
側にはミシンアームの先端である面部があり、右側には
一般的にミシンのはずみ車が配置されている方向である
から、便宜上、左側を面部方向、右側をはずみ車方向と
呼ぶ。
【0004】ミシンアーム1内には、アーム1の長手方
向に沿って伸びる回転軸2がミシンアーム1内のミシン
フレーム1aに回転可能に支持されている。回転軸2は
図示しないミシンモータにより回転されると共に面部方
向端には釣合錘3が固定され、回転軸2とともに釣合錘
3を回転する。
【0005】釣合錘3は回転中心(回転軸2の軸心)か
ら偏心した位置に偏心穴3aを有している。4はクラン
ク軸であり、クランク形状をなしており、回転軸2と平
行な2つの軸部4a,4bをそれぞれはずみ車方向およ
び面部方向へと突出して有している。はずみ車方向側の
軸部4aの先端が釣合錘3の偏心穴3a内に嵌合してお
り、クランク軸4が釣合錘3に固定されている。この
時、釣合錘3の回転中心からの偏心量は、軸部4aより
も軸部4bの方が大きくなるように固定されている。
【0006】クランク軸4の面部方向側の軸部4bには
針棒クランクロッド5の一端である上部が回転可能に軸
支されている。針棒クランクロッド5の他端である下部
は針棒6の中央付近からはずみ車方向且つ回転軸2に平
行に突出するように固定された軸部6aを回転可能に軸
支している。針棒6は上下を図示しない針棒上下メタル
に上下摺動可能に支持されており、下端には図示しない
釜との協働により縫い目を形成する縫い針7が固定され
ている。
【0007】一方、クランク軸4の軸部4aの基端に
は、先端に上糸を挿通する糸道8aを有する天秤8の基
端が回転可能に支持されている。9は天秤クランクであ
り、基端が回転軸2に平行な天秤支え軸10によりミシ
ンフレーム1aに回動可能に支持される。天秤クランク
9の先端にははずみ車方向に突出する回転軸2と平行な
軸部9aが形成されており、この軸部9aと天秤8の中
間部とが回転自在に連結されている。
【0008】以上のように構成される運動機構は以下の
ように作用する。
【0009】回転軸2が正面(面部方向)から見て時計
方向に回転すると、これに固定されている釣合錘3も同
様に回転する。
【0010】天秤機構は、天秤8の中間部が天秤クラン
ク9に連結されて天秤クランク9が天秤支え軸6を中心
として回動できる範囲でのみ移動されるように動きが規
制されながら、基端が釣合錘3の回転中心から径方向に
所定間隔離間した軸部4aの回動軌跡上を回るので、天
秤8先端の糸道8aが上下に揺動運動する。
【0011】なお、軸部4aが天秤支え軸10の近くを
通過する際に、天秤の糸道8aの運動速度は最も速くな
り、回転軸の回転方向が時計方向であるので、その時の
糸道8aの運動方向は、上昇(針糸を締め上げる)方向
である。一般的に糸道8aの上昇速度が速いほど厚物の
縫製に適している。
【0012】一方、針棒機構は、針棒クランクロッド5
の上部が釣合錘3の回転中心から径方向に所定間隔離間
した軸部4bの回動軌跡上を回り、針棒クランクロッド
5の下部に連結された針棒6を上下動する。
【0013】また、各部材間の連結部分には摩擦を低減
するために潤滑油が供給されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】針棒の上下運動量を大
きくするためには、釣合錘3に対する針棒クランクロッ
ド5の連結位置を、釣合錘3の回転中心から径方向にさ
らに離間した位置にする必要がある。しかしながら、針
棒の上下運動量を大きくした場合、針棒クランクロッド
5と天秤クランク9とが接触してしまうので、針棒の上
下運動量を大きくすることができないという問題が生じ
た。
【0015】特に、厚物用のミシンでは、縫製布を無理
なく送るために、縫い針が布から抜けている時間をでき
るだけ長く確保することが望ましいので、針棒の上昇量
を大きくすることが望ましい。
【0016】また、近年では、ミシンの高速化の要望が
さらに強くなってきており、高速化に対応するため、回
転する各部材間の連結に際して大径のベアリングを使用
することが必要である。しかしながら、天秤クランク9
のミシンフレーム1aとの連結部および針棒クランクロ
ッドのクランク軸4との連結部に大径のベアリングを使
用すると、各連結部の径自体が大型化してしまうため、
両連結部同志が接触してしまうので使用することができ
ず、延いては、ミシンの高速化を図ることができないと
いう問題を生じた。
【0017】天秤支え軸の位置を回転軸から径方向に離
間することも考えられるが、このようにすると、軸部と
天秤支え軸とが離間してしまうので、天秤の糸道の上昇
速度が遅くなってしまい、糸締まりが悪化してしまうと
いう問題が発生する。
【0018】また、連結部に供給している潤滑油によ
り、縫製物を汚してしまうという問題を生じた。
【0019】そこで、本発明の目的は、天秤の適切な運
動を維持しながら針棒の上下運動量を大きくして厚物ミ
シンへの適用を容易にしたり、大径のベアリングを使用
してミシンの回転速度を高速化したり、潤滑油封入タイ
プのベアリングを使用して縫製物の汚れを防止すること
のできるミシンの運動機構を提供することにある。
【0020】
【発明を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたもので、請求項1に記載のミシンの運転機
構は、回転軸の回転によって駆動される針棒機構および
天秤機構とを備えるミシンの運動機構であって、前記回
転軸の一端に固定される釣合錘と、一端が前記釣合錘の
回転中心から偏心した位置に回動可能に連結され、他端
が針棒に回動可能に連結される針棒クランクロッドと、
基端が前記釣合錘の回転中心から偏心した位置で回転可
能に連結されると共に先端に針糸を挿通する糸道を形成
する天秤と、基端がミシンフレームに回動可能に支持さ
れ、先端が前記天秤の略中央に回転可能に連結される天
秤クランクとを備えるミシンの運動機構において、前記
針棒クランクロッドの釣合錘側の連結部と、前記天秤ク
ランクのミシンフレーム側の連結部が、前記回転軸の軸
線方向にオフセットして配置するように構成されてい
る。
【0021】そして、針棒クランクロッドの釣合錘側の
連結部と、天秤クランクのミシンフレーム側の連結部
が、回転軸の軸線方向にオフセットして配置されている
ので、例え、針棒クランクロッドの釣合錘側の連結部
を、釣合錘の回転中心から大きく偏心した位置に連結し
たり、各連結部の径を大きくしたとしても、各連結部が
接触することなく運動する。
【0022】すなわち、天秤支え軸の位置を変更するこ
と無く針棒の上下運動量を大きくすることができ、特
に、厚物用のミシンにおいては、良好な糸締まりを維持
しながら縫製布を無理なく送ることができるという効果
を生ずる。
【0023】また、請求項2に記載のミシンの運転機構
は、請求項1に加えて、針棒クランクロッドの釣合錘側
の連結部と、天秤クランクのミシンフレーム側の連結部
の内、少なくとも一方の連結部にベアリングを備えて構
成している。
【0024】したがって、少なくとも一方の連結部にグ
リスが充填されたベアリングを備えているので、請求項
1に記載の効果に加えて、ミシンの高速化を図ることが
できるという効果を生ずる。
【0025】また、請求項3に記載のミシンの運転機構
は、請求項2のベアリングにグリスが充填されている。
【0026】したがって、請求項2の効果に加えて、給
油を行わなくても長期間連結部の潤滑が維持できると共
に縫製物の油汚れの防止が図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1乃至3に基づいて説明する。
【0028】なお、従来と同様の構成については、従来
の説明と同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0029】5Rは針棒クランクロッドであり、上部の
連結部5Raはクランク軸4に連結され、下部の連結部
5Rbは針棒6に連結されている。針棒クランクロッド
5Rの上部連結部5Raには、軸部4bの径よりも大き
い径を有する連結穴5Ra1を形成している。連結穴5
Ra1内には、シェル型のニードルベアリング51Rが
圧入されており、シェル型ニードルベアリング51Rの
内周には、クランク軸4の軸部4bを挿通している。
【0030】これにより、針棒クランクロッド5Rとク
ランク軸4とがシェル型ニードルベアリング51Rを介
して連結されているので、両部材間の回転摺動による摩
擦を低減することができる。
【0031】なお、上部連結部5Raが請求の範囲で言
うところの、針棒クランクロッドの釣合錘側の連結部を
構成している。
【0032】一方、針棒クランクロッド5Rの下部の連
結部5Rbは従来と同様に針棒6に固定された軸部6a
を回転可能に軸支している。
【0033】ところで、本実施の形態で使用しているシ
ェル型ニードルベアリングには、固形のグリスが充填さ
れており、無給油でも長期間摩擦を低減する効果を有す
るが、一方、外形が通常のニードルベアリングに比べて
大きい。
【0034】8Rは天秤であり、先端に上糸を挿通する
糸道8Raが形成されると共に基端の連結部8Rbがク
ランク軸4に連結されている。また、天秤8Rの中間部
には後述する天秤クランク9Rの先端を連結する中間連
結部8Rcを備えている。天秤8Rの基端連結部8Rb
には、クランク軸4の軸部4aの径よりも大きい径を有
する連結穴8Rb1を形成している。連結穴8Rb1内
には、シェル型のニードルベアリング81Rが圧入され
ており、シェル型ニードルベアリング81Rの内周に
は、クランク軸4の軸部4aを挿通している。
【0035】これにより、天秤8Rとクランク軸4とが
シェル型ニードルベアリング81Rを介して連結されて
いるので、両部材間の回転摺動による摩擦を低減するこ
とができる。
【0036】9Rは天秤クランクであり、先端の連結部
9Raが天秤9Rの中間連結部8Rcに連結されると共
に基端の連結部9Rbがミシンフレーム1Raに連結さ
れる。
【0037】天秤クランク9Rの基端連結部9Rbに
は、天秤支え軸10Rの軸部10Raの径よりも大きい
径を有する連結穴9Rb1を形成している。連結穴9R
b1内には、2つのニードルベアリング91R,91R
が直列して内挿され、グリスを入れた上で両端をパッキ
ン92R,92Rにより密封されており、ニードルベア
リング91R,91Rの内周には、天秤支え軸10Rの
軸部10Raを挿通している。
【0038】一方、天秤クランク9Rの先端の連結部9
Raには、従来のはずみ車方向に突出する回転軸2と平
行な軸部9と同様な軸部9Ra1を形成している。そし
て、天秤8Rの中間連結部8Rcには、天秤クランク9
Rの軸部9Ra1の径よりも大きい径を有する連結穴8
Rc1を形成している。連結穴8Rc1内には、シェル
型のニードルベアリング82Rが圧入されており、シェ
ル型ニードルベアリング82Rの内周には、天秤クラン
ク9Rの軸部9Ra1を挿通している。
【0039】これにより天秤8Rと天秤クランク9Rと
がシェル型ニードルベアリング82Rを介して連結され
るているので、両部材間の回転摺動による摩擦を低減す
ることができる。
【0040】なお、基端連結部9Rbが請求の範囲で言
うところの、天秤クランクのミシンフレーム側の連結部
を構成している。
【0041】ところで、本発明では、とくに、基端の連
結部9Rbが当接するミシンフレーム1Raの面部方向
の端面1Ra1が、従来のもの(図5参照)と比べて、
はずみ車方向に釣合錘3の略中間付近まで移動してい
る。また、天秤クランク9Rの基端の連結部9Rbから
先端の連結部9Raへと伸びる腕部9Rcが、基端の連
結部9Rbの面部方向の略端部に設けられている。
【0042】これにより、針棒クランクロッド5Rの釣
合錘側の連結部5Raと、天秤クランク9Rのミシンフ
レーム側の連結部9Rbが、回転軸2の軸線方向にオフ
セットして配置されることとなるから、各連結部が接触
することなく運動することができる。
【0043】本実施の形態の場合、連結部5Raに径の
特に大きなシェル型のニードルベアリング51Rを適用
しているため、連結部の径が大きくなっているので、従
来の構成であれば、連結部9Rbと接触してしまうが、
本実施の形態では上述したように各連結部5Ra,9R
bが回転軸2の軸線方向にオフセットして配置されてい
るから、接触することがない。
【0044】すなわち、径の大きいシェル型のニードル
ベアリングを使用することによってミシンの高速化を図
ることができるという効果を生ずる。
【0045】特に、本実施の形態では、大きな遠心力が
加わる部分に固形のグリスを充填したシェル型のニード
ルベアリングを使用しているので、遠心力によってグリ
スが飛散することがないから縫製物の汚れを防止できる
と共に無給油でも長期間にわたって潤滑効果を維持する
ことができる。 <他の実施の形態>上記本実施の形態の構成に加えて、
クランク軸4の軸部4aおよび4b間の距離を離間する
ことによって、軸部4bの釣合錘3の回転中心からの偏
心量を大きくする。
【0046】これによって、針棒の上下運動量を大きく
することができ、特に厚物用のミシンにおいては、縫製
布を無理なく送ることができるという効果を生ずる。
【0047】なお、本実施の形態では、針棒クランクロ
ッドの釣合錘側の連結部と、天秤クランクのミシンフレ
ーム側の連結部が接触しないようにオフセットするため
に、ミシンフレームの天秤クランクの取付位置がはずみ
車方向にずらして取り付けるようにしているが、勿論、
構成に限られず、針棒クランクロッドの釣合錘側の連結
部と、天秤クランクのミシンフレーム側の連結部が接触
しないようにオフセットされればよい。
【0048】また、シェル型ニードルベアリングに代え
て、グリス封入型のボールベアリングを使用してもよ
い。
【0049】本発明は、上記実施の形態および他の実施
の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、針棒ク
ランクロッドの釣合錘側の連結部と、天秤クランクのミ
シンフレーム側の連結部が、回転軸の軸線方向にオフセ
ットして配置するように構成している。
【0051】したがって、例え、針棒クランクロッドの
釣合錘側の連結部を、釣合錘の回転中心から大きく偏心
した位置に連結したり、各連結部の径を大きくしたとし
ても、各連結部が接触することなく運動する。
【0052】天秤支え軸の位置を変更すること無く針棒
の上下運動量を大きくすることができ、特に、厚物用の
ミシンにおいては、良好な糸締まりを維持しながら縫製
布を無理なく送ることができるという効果を生ずる。
【0053】また、請求項2記載の発明によれば、針棒
クランクロッドの釣合錘側の連結部と、天秤クランクの
ミシンフレーム側の連結部の内、少なくとも一方の連結
部にベアリングを備えて構成している。
【0054】したがって、少なくとも一方の連結部にベ
アリングを備えているので、請求項1に記載の効果に加
えて、ミシンの高速化を図ることができるという効果を
生ずる。
【0055】また、請求項3記載の発明によれば、ベア
リングにグリスが充填されている。
【0056】したがって、請求項2の効果に加えて、給
油を行わなくても長期間連結部の潤滑が維持できると共
に縫製物の油汚れの防止が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図。
【図2】本発明の一部断面側面図。
【図3】図2の一部拡大図。
【図4】本発明の正面図。
【図5】本発明の一部断面側面図。
【符号の説明】
1 ・・・ ミシンアーム、1Ra ・・・ ミシンフ
レーム、2 ・・・ 回転軸、3 ・・・ 釣合錘、4
・・・ クランク軸、5R ・・・ 針棒クランクロ
ッド、5Ra ・・・ 上部連結部、5Rb ・・・
下部連結部、6・・・ 針棒、7 ・・・ 針、8R
・・・ 天秤、8Ra ・・・ 糸道、8Rb ・・・
基端連結部、8Rc ・・・ 中間連結部、9R ・
・・ 天秤クランク、9Ra ・・・ 先端連結部、9
Rb ・・・ 基端連結部、10R ・・・ 天秤支え
軸、51R,81R,82R,92R ・・・ シェル
型ニードルベアリング、91R ・・・ ニードルベア
リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の回転によって駆動される針棒機構
    および天秤機構とを備えるミシンの運動機構であって、 前記回転軸の一端に固定される釣合錘と、 一端が前記釣合錘の回転中心から偏心した位置に回動可
    能に連結され、他端が針棒に回動可能に連結される針棒
    クランクロッドと、 基端が前記釣合錘の回転中心から偏心した位置で回転可
    能に連結されると共に先端に針糸を挿通する糸道を形成
    する天秤と、 基端がミシンフレームに回動可能に支持され、先端が前
    記天秤の略中央に回転可能に連結される天秤クランクと
    を備えるミシンの運動機構において、 前記針棒クランクロッドの釣合錘側の連結部と、前記天
    秤クランクのミシンフレーム側の連結部が、前記回転軸
    の軸線方向にオフセットして配置されることを特徴とす
    るミシンの運動機構。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のミシンの運動機構におい
    て、 前記針棒クランクロッドの釣合錘側の連結部と、天秤ク
    ランクのミシンフレーム側の連結部の内、少なくとも一
    方の連結部にベアリングを備えることを特徴とするミシ
    ンの運動機構。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のミシンの運動機構におい
    て、 前記ベアリングにグリスが充填されていることを特徴と
    するミシンの運動機構。
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