JP2002143405A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002143405A
JP2002143405A JP2000340119A JP2000340119A JP2002143405A JP 2002143405 A JP2002143405 A JP 2002143405A JP 2000340119 A JP2000340119 A JP 2000340119A JP 2000340119 A JP2000340119 A JP 2000340119A JP 2002143405 A JP2002143405 A JP 2002143405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカの良好な放音を確保すると共に、ス
ピーカの配置レイアウトおよび各部品取付のレイアウト
の高い自由度を得る。 【解決手段】 前面枠ベース部材2の下部前面に遊技媒
体の受皿ユニット7を取り付ける遊技機において、受皿
ユニット7に覆われる前面枠ベース部材2の側方下部に
スピーカ24の取付用開口部25を設けて、その取付用
開口部25にスピーカ24を取り付け、前面枠ベース部
材2の中央下部に設けた遊技媒体の排出用開口部22に
対応して、受皿ユニット7に受皿31への遊技媒体の排
出口40を設け、受皿ユニットの裏面側に凹部60を設
けて、スピーカ24の前方部位から排出口40につなが
る音伝達空間55を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技の効果音等
を発するスピーカを備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機(パチンコ遊技機)では、遊技者
に対し効果音等を放音するために、スピーカを備えてい
る。
【0003】この場合、スピーカを前面枠ベース部材に
取り付け、その前面に取り付けられる遊技媒体の上皿ユ
ニットあるいは下皿ユニットによってスピーカを覆うよ
うにしたものがあり、スピーカの音がこもらないよう
に、スピーカの前面側のユニット壁に放音孔等を設けて
いる。
【0004】また、特開平6−23098号、11−3
3162号では、前面枠の裏面側に設けられる遊技媒体
の排出樋等にスピーカを配置し、排出樋につながる上皿
や下皿の排出口からスピーカの音を放音可能とした構成
を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スピーカを前
面枠ベース部材に取り付ける場合、上皿や下皿の奥方や
右奥方には排出用の開口部や発射機構等が設けられるた
め、スピーカは前面枠ベース部材の左側に取り付けられ
ることになるが、この位置だと遊技機の中心部分に設け
られる表示装置等の遊技の演出に対して、遊技者にとっ
て音が遊技機の側部から聞こえるので、違和感を感じや
すい。
【0006】また、近年の遊技機においては、前面枠の
裏面側に装着される裏機構盤に種々の制御基板等が配設
されるようになっており、それらの制御基板等を取り付
けると、遊技媒体の排出樋等の背面側には空きスペース
がなく、スピーカを配置するのは困難である。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前面枠ベ
ース部材の下部前面に遊技媒体の受皿ユニットを取り付
ける遊技機において、前記受皿ユニットに覆われる前記
前面枠ベース部材の側方下部にスピーカの取付用開口部
を設けて、その取付用開口部にスピーカを取り付け、前
記前面枠ベース部材の中央下部に設けた遊技媒体の排出
用開口部に対応して、前記受皿ユニットに受皿への遊技
媒体の排出口を設け、前記受皿ユニットの裏面側に凹部
を設けて、前記スピーカの前方部位から前記排出口につ
ながる音伝達空間を形成する。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
凹部は、前記受皿ユニットの基部正面壁と、基部正面壁
より延設されて前記前面枠ベース部材の表面に当接され
る起立支壁とで形成される。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、前記
凹部は、基部正面壁より延設されて前記前面枠ベース部
材の表面から所定の間隔を空けて形成される内部起立壁
が設けられる。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記音伝達空間は、前記排出口につながる排出路の
上部側より前記排出口に開口する。
【0012】第5の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記音伝達空間は、前記前面枠ベース部材のスピー
カが取り付けられる側方に対して他方の側方下部に配置
される発射機構部側と画成される。
【0013】第6の発明は、第2〜第5の発明におい
て、前記凹部を形成する起立支壁のうち、下方位置の起
立支壁の一部に放音用の切り欠き部を設ける。
【0014】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、前記受皿ユニットの前記スピーカの前方に位置する
壁面に複数の孔を形成し、該壁面の前面側に灰皿を取り
付けると共に、該壁面の前面と灰皿との間に下側に開放
面を持つ空間部を有する。
【0015】第8の発明は、第7の発明において、前記
灰皿は左右方向の軸を支点に前倒方向に回動可能であっ
て、前記空間部は灰皿の回動用空間部である。
【0016】
【発明の効果】第1の発明では、スピーカの前方部位か
ら受皿の排出口につながる音伝達空間が形成されるた
め、スピーカを前面枠ベース部材の側方に設けていて
も、中央の受皿の排出口から遊技者側に放音されるの
で、遊技者はほぼ真正面から音を聞くことができ、効果
音を聞き逃しにくくなると共に、遊技機の中心部分に設
けられる表示装置等の遊技の演出に対して、ずれた位置
から音が聞こえるといったことはなく、効果音による高
い演出効果を発揮することができる。
【0017】また、スピーカを受皿の排出口および各排
出経路から離れた位置に配設できるため、前面枠ベース
部材の部品取付のレイアウト、スピーカの配置レイアウ
トの自由度が高まる。
【0018】第2の発明では、受皿ユニットの裏面側に
凹部を形成する基部正面壁と、前面枠ベース部材の表面
に当接される起立支壁によって音伝達空間を容易に形成
でき、したがって受皿ユニットの形成も容易であり、コ
ストの低減を図れる。
【0019】第3の発明では、基部正面壁より延設され
て前記前面枠ベース部材の表面から所定の間隔を空けて
形成される内部起立壁によって音伝達空間を遮断するこ
となく、受皿ユニットの強度を向上できる。
【0020】第4の発明では、受皿の排出口につながる
排出路の上部側より、音伝達空間を受皿の排出口に開口
するので、排出用開口部の奥方を音が迂回するようなこ
とはなく、良好に放音できる。
【0021】第5の発明では、発射機構部の音がスピー
カの音に混じって受皿の排出口から放音されることがな
く、クリアな効果音を得ることができる。
【0022】第6の発明では、凹部を形成する下方位置
の起立支壁の一部に放音用の切り欠き部を設けるので、
スピーカの音がこもって聞こえるようなことがなく、効
果音等を聞こえやすくなると共に、音の拡がりを得るこ
とができる。
【0023】第7、第8の発明では、スピーカの音はス
ピーカの前方に位置する壁面に形成した複数の孔を通る
と共に、下側に開放面を持つ空間部を介して、灰皿の下
側からも放音される。この場合、受皿の排出口のみから
の放音だと、例えばスピーカから効果音等が放音されて
いるときに遊技球が受皿へ払い出された場合、効果音等
が受皿への遊技球の衝突音等と合わさって聞こえにくく
なってしまうことがあり得るが、このように灰皿側から
も放音されるので、効果音等が聞こえやすくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0025】図1は遊技機(パチンコ遊技機)1の正面
図、図2は遊技機1の裏面図である。
【0026】遊技機1の前面枠(前面枠ベース部材)2
は本体枠(外枠)3に開閉可能に取り付けられ、前面枠
ベース部材2の前面には遊技盤4の前面を覆う透明のカ
バーガラスがガラス枠5を介して開閉可能に取り付けら
れる。
【0027】前面枠ベース部材2の前面下部には、上側
に遊技球の上皿ユニット6が開閉可能に取り付けられ、
下側に遊技球の下皿ユニット(受皿ユニット)7が取り
付けられる。
【0028】遊技盤4の表面には、表示装置10、変動
入賞装置11、各入賞口12〜16が配設された遊技領
域が形成される。遊技領域の最下部にはアウト口17が
設けられる。
【0029】前面枠ベース部材2の裏面には、図3のよ
うに、遊技盤4を収納する収納フレーム20が取り付け
られ、収納フレーム20の裏面には、各装置を装着する
裏機構盤21が取り付けられる。
【0030】前面枠ベース部材2の下部には、図3のよ
うに、下皿ユニット7に対する部位の中央に遊技球の排
出用開口部22が、正面から見て右側に打球の発射機構
の発射装置500の取付用開口部23が、同じく左側に
スピーカ24の取付用開口部25が設けられる。
【0031】図2のように、裏機構盤21の上部には、
遊技球を貯留する球貯留タンク26、球貯留タンク26
の球を樋ユニット部27に導くシュート28が取り付け
られる。裏機構盤21の右側には、樋ユニット部27の
球を遊技機1前面側の上皿ユニット6の上皿30、下皿
ユニット7の下皿(受皿)31に払い出す排出装置60
0が取り付けられ、左側には、電源装置300が配設さ
れる。
【0032】裏機構盤21の下部には、遊技を統括的に
制御する遊技制御装置100、排出装置600を制御す
る排出制御装置400、発射装置500を制御する発射
制御装置550等が配設される。裏機構盤21の中央部
には、遊技盤4の裏面側の各装置を覆う保護カバー32
が取り付けられる。
【0033】前面枠ベース部材2の下部には、中央の遊
技球の排出用開口部22に後述するオーバーフロー流路
等が接続される連絡樋ボックス33が、左側の発射装置
500の取付用開口部23に発射装置500が、右側の
スピーカ24の取付用開口部25にスピーカ24が取り
付けられる。スピーカ24の前面にはスピーカカバー3
4が取り付けられ(図5参照)、スピーカ24の後部は
後部収納カバー35により覆われる。
【0034】なお、36はカード球貸ユニットを示す。
【0035】図4、図5は、本体枠3に取り付けた前面
枠ベース部材2を、その裏面に取り付けた収納フレーム
20、裏機構盤21と共に正面から表したもので、図4
はガラス枠5、遊技盤4、上皿ユニット6を外した状態
を、図5はガラス枠5、遊技盤4、上皿ユニット6、下
皿ユニット7を外した状態を示す。
【0036】裏機構盤21には、上皿ユニット6に対応
する部位の左側に、上皿ユニット6の上皿30に設けら
れた排出口37に接続され、排出装置600から図示し
ない排出樋を介して払い出された球を上皿30に導く連
絡口38が形成される。また、連絡口38の奥方から収
納フレーム20の裏面の中央下部に、排出樋のオーバー
フロー球を連絡樋ボックス33に導く図示しないオーバ
ーフロー流路が形成され、連絡樋ボックス33に導かれ
た球(オーバーフロー球、ファール球等)は下皿ユニッ
ト7の下皿31に設けられた排出口40につながる排出
路41(後述する)を介して下皿31に排出される。収
納フレーム20には、上皿ユニット6に覆われる右下側
から中央に打球の発射レール42が配置される。
【0037】次に、下皿ユニット7を詳述する。
【0038】図6〜図13のように下皿ユニット7は、
前面枠ベース部材2への取付用ネジ43が植設されたベ
ース部44にユニットカバー45が取り付けられ、前方
に膨出されたユニットカバー45の中央部に下皿31が
組み込まれる。
【0039】ベース部44には、前面枠ベース部材2の
遊技球の排出用開口部22に対応して開口部46が設け
られ、その開口部46に対応して下皿31に排出口40
が形成される。
【0040】ユニットカバー45の右側には、前面枠ベ
ース部材2の右側の取付用開口部23に取り付けられた
発射装置500の前方に位置して打球の発射機構の操作
ハンドル47が配設され、操作ハンドル47の回動伝達
軸48はベース部44に設けられた軸孔49を通して発
射装置500の駆動設定部(図示しない)に連結され
る。
【0041】ユニットカバー45の左側には、前面枠ベ
ース部材2の左側の取付用開口部25に取り付けられた
スピーカ24の前方に位置して灰皿50が配設される。
スピーカ24の前面のベース部44は、スピーカ24の
前面のスピーカカバー34と距離をあけてスピーカ24
の前方に室51を形成するようにスピーカ24の前方部
分がボックス状に突出されると共に、その前壁52に放
音用の複数の孔53が形成される。前壁52の両側の立
壁54は、ユニットカバー45の灰皿50の取付部分の
補強用に前方に延設される。
【0042】そして、ベース部44の裏面側に、スピー
カ24の前方部位から下皿31の排出口40につながる
音伝達空間55を形成するように、ベース部44の正面
壁56より延設されて前面枠ベース部材2の表面に当接
される起立支壁57,58が形成される。
【0043】起立支壁57は、ベース部44の裏面全周
に形成され、起立支壁58は、下皿31の排出口40に
対応する開口部46側と操作ハンドル47の回動伝達軸
48の軸孔49側との間に形成され、起立支壁57,5
8と正面壁56とにより、スピーカ24側の部位から開
口部46側にかけての凹部60と、軸孔49側の凹部6
1とが形成される。凹部60,61内には、補強用の内
部起立壁62,63が設けられ、このうち凹部60内の
内部起立壁62は、凹部60内を隔成することのないよ
うに形成される。よって、前面枠ベース部材2の表面と
当接する起立支壁57,58と正面壁56とによる凹部
60と、前面枠ベース部材2表面とで音伝達空間55が
構成される。また、内部起立壁62は前面枠ベース部材
2表面に到達しない長さで起立していて音伝達空間55
を遮断することが無く、スピーカ24側の部位から開口
部46側にかけて音が伝達可能となっている。
【0044】また、ベース部44の裏面には、開口部4
6に、下皿31の排出口40につながると共に、前面枠
ベース部材2の遊技球の排出用開口部22に挿通される
排出路41が取り付けられる。排出路41は、上部側が
開設(開放状態に形成)されて、前面枠ベース部材2の
裏面の連絡樋ボックス33に接続される。
【0045】即ち、ベース部44の裏面側にスピーカ2
4側の部位から開口部46側にかけて音伝達空間55を
形成する凹部60が設けられると共に、開口部46側に
て音伝達空間55は開口部46に取り付けられる排出路
41の上部側より下皿31の排出口40に開口される。
【0046】一方、前記灰皿50は、図14、図15の
ように半球状の皿部64と、ユニットカバー45の外表
面と連なるように形成される、つば部65、前カバー6
6とからなり、ベース部44の前壁52の前面側に配設
されると共に、ユニットカバー45との間に設けられた
軸67を支点に前倒方向に半回動可能に取り付けられ
る。
【0047】ベース部44の前壁52の前面と灰皿50
との間には、図14のように灰皿50をセットした状態
にて上側は閉じ、下側に開放面を持つ空間部68が、つ
まり灰皿50を前倒する際の回動用空間部68が形成さ
れる。
【0048】また、前記起立支壁57のうち、凹部60
の下側の起立支壁57の一部に放音用の切り欠き部70
が形成され、ユニットカバー45の一部にその切り欠き
部70に面して同じく放音用の切り欠き部71が形成さ
れる。
【0049】なお、図中72は下皿31の球抜き用のレ
バー、73は下皿31の球抜き用の穴である。
【0050】このようにしたので、下皿ユニット7を前
面枠ベース部材2に取り付けた状態において、下皿ユニ
ット7と前面枠ベース部材2との間に、スピーカ24の
前方部位から下皿31の排出口40につながる音伝達空
間55が形成される。
【0051】そのため、スピーカ24を前面枠ベース部
材2の左側に設けていても、中央の下皿31の排出口4
0から遊技者側に放音されるので、遊技者はほぼ真正面
から音を聞くことができる。したがって、効果音を聞き
逃しにくくなると共に、遊技機の中心部分に設けられる
表示装置等の遊技の演出に対して、ずれた位置から音が
聞こえるといったことはなく、効果音による高い演出効
果を発揮することができる。
【0052】また、スピーカ24を下皿31の排出口4
0から離れた位置に配設できるため、前面枠ベース部材
2の部品取付のレイアウトの自由度が高まる。また、ス
ピーカ24を各排出経路に対しても離れた位置に配設し
ながら下皿31の排出口40から放音できるため、前面
枠ベース部材2のスピーカ24の配置レイアウトの自由
度も高まる。
【0053】また、音伝達空間55が、新たな構成部品
を設ける必要なく、下皿ユニット7のベース部44の起
立支壁57の配置ならびに内部起立壁62の大きさ等に
よって形成され、そのための音伝達空間55の形成が容
易であり、したがって下皿ユニット7の形成も容易であ
り、コストがかかることはない。
【0054】また、下皿31の排出口40につながる排
出路41の上部側を開放して、音伝達空間55をその上
部側より下皿31の排出口40に開口するので、排出用
開口部22の奥方を音が迂回するようなことはなく、良
好に放音できる。
【0055】また、音伝達空間55は、凹部60と61
との間に形成された起立支壁58によって打球の発射装
置500側と画成されているため、発射装置500のモ
ータ音等がスピーカ24の音に混じって下皿31の排出
口40から放音されることがなく、クリアな効果音を得
ることができる。
【0056】一方、下皿ユニット7のスピーカ24の前
方に位置する前壁52に放音用の複数の孔53を形成し
て、その前壁52の前面側に灰皿50を配設すると共
に、その前壁52の前面と灰皿50との間に下側に開放
面を持つ空間部68を形成したので、スピーカ24の音
は前壁52の孔53を通り、灰皿50の下側からも放音
される。
【0057】下皿31の排出口40のみからの放音だ
と、例えばスピーカ24から効果音等が放音されている
ときに遊技球が下皿31へ払い出された場合、効果音等
が下皿31への遊技球の衝突音等と合わさって聞こえに
くくなってしまうことがあり得るが、このように灰皿5
0の下側からも放音されるので、効果音等が聞こえにく
くなることはない。また、スピーカ24の前方の前壁5
2に放音用の孔53を設けても、遊技者からは灰皿50
によって視認できないので、下皿ユニット7のデザイン
を損ねることはない。
【0058】また、下皿ユニット7のベース部44の起
立支壁57のうち、凹部60の下側の起立支壁57の一
部に放音用の切り欠き部70を、ユニットカバー45の
一部にその切り欠き部70に面して同じく放音用の切り
欠き部71を形成するので、スピーカ24の音がこもっ
て聞こえるようなことがなく、効果音等が聞こえやすく
なると共に、音の拡がりを得ることができ、高い演出効
果を確保できる。
【0059】なお、切り欠き部70,71は、スピーカ
24の近傍に形成しても良いが、下皿ユニット7の中央
側に形成しても良い。
【0060】また、前面枠ベース部材2のスピーカ24
の取付用開口部25の近傍に孔を形成すると共に、前面
枠ベース部材2の裏面にてスピーカ24の後部収納カバ
ー35内に孔が開口するように形成して、スピーカ24
の後面の音をその孔から放音するようにしても良い。
【0061】なお、実施の形態では、遊技機としてパチ
ンコ遊技機に適用した例を示したが、その他の遊技機、
例えばパチスロ、アレンジボール等の遊技機にも適用で
きる。また、もちろんスピーカを遊技機の右下部等に取
り付けるものにも適用できる。
【0062】また、今回開示された実施の形態は全ての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における遊技機の正面図で
ある。
【図2】遊技機の裏面図である。
【図3】前面枠ベース部材の裏面側の分解斜視図であ
る。
【図4】ガラス枠、遊技盤、上皿ユニットを外した状態
の前面枠ベース部材の正面図である。
【図5】ガラス枠、遊技盤、上皿ユニット、下皿ユニッ
トを外した状態の前面枠ベース部材の正面図である。
【図6】下皿ユニットの正面図である。
【図7】灰皿を外した状態の下皿ユニットの正面図であ
る。
【図8】下皿ユニットの裏面図である。
【図9】下皿ユニットを下から見た図である。
【図10】下皿ユニットの部分裏面図である。
【図11】下皿ユニットのベース部の部分断面図であ
る。
【図12】下皿ユニットのベース部の前面枠ベース部材
への取付状態を示す部分断面図である。
【図13】下皿ユニットの下皿部分の断面図である。
【図14】下皿ユニットの灰皿部分の断面図である。
【図15】灰皿の回動状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 前面枠ベース部材 3 本体枠 4 遊技盤 6 上皿ユニット 7 下皿ユニット(受皿ユニット) 22 排出用開口部 23 取付用開口部 24 スピーカ 25 取付用開口部 30 上皿 31 下皿(受皿) 33 連絡樋ボックス 40 排出口 41 排出路 44 ベース部 45 ユニットカバー 46 開口部 47 操作ハンドル 50 灰皿 52 前壁 53 孔 55 音伝達空間 56 正面壁 57,58 起立支壁 60,61 凹部 62,63 内部起立壁 67 軸 68 空間部 70,71 切り欠き部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠ベース部材の下部前面に遊技媒体
    の受皿ユニットを取り付ける遊技機において、 前記受皿ユニットに覆われる前記前面枠ベース部材の側
    方下部にスピーカの取付用開口部を設けて、その取付用
    開口部にスピーカを取り付け、 前記前面枠ベース部材の中央下部に設けた遊技媒体の排
    出用開口部に対応して、前記受皿ユニットに受皿への遊
    技媒体の排出口を設け、 前記受皿ユニットの裏面側に凹部を設けて、前記スピー
    カの前方部位から前記排出口につながる音伝達空間を形
    成したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記受皿ユニットの基部正
    面壁と、基部正面壁より延設されて前記前面枠ベース部
    材の表面に当接される起立支壁とで形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、基部正面壁より延設されて
    前記前面枠ベース部材の表面から所定の間隔を空けて形
    成される内部起立壁が設けられることを特徴とする請求
    項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記音伝達空間は、前記排出口につなが
    る排出路の上部側より前記排出口に開口することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記音伝達空間は、前記前面枠ベース部
    材のスピーカが取り付けられる側方に対して他方の側方
    下部に配置される発射機構部側と画成されることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記凹部を形成する起立支壁のうち、下
    方位置の起立支壁の一部に放音用の切り欠き部を設けた
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の
    遊技機。
  7. 【請求項7】 前記受皿ユニットの前記スピーカの前方
    に位置する壁面に複数の孔を形成し、該壁面の前面側に
    灰皿を取り付けると共に、該壁面の前面と灰皿との間に
    下側に開放面を持つ空間部を有することを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1つに記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記灰皿は左右方向の軸を支点に前倒方
    向に回動可能であって、前記空間部は灰皿の回動用空間
    部であることを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
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