JP2002142984A - 米飯ほぐし装置 - Google Patents

米飯ほぐし装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊き上がった米飯を米飯搬送コンベヤによ
って搬送しつつ羽根車でほぐしながら、その途中で米飯
を冷却するようにし、もって米飯の移送時間を短くする
と共に、特別な冷却装置を省略できるようにした米飯ほ
ぐし装置を提供する。 【解決手段】 炊き上げられた米飯Rを米飯搬送コンベ
ヤ7によって搬送しつつその米飯Rをほぐし用羽根車8
によってほぐすようにした米飯ほぐし装置において、前
記コンベヤ7の搬送帯33下面側に冷却用吸引ボックス
9を設け、この吸引ボックス9を吸引ダクト41を介し
て吸引ファン42に接続し、前記羽根車8によってほぐ
されながら搬送中の米飯Rを吸引冷却するようにして米
飯ほぐし装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動炊飯器等によ
って炊き上げられた米飯をほぐしてやわらかくするため
の米飯ほぐし装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の米飯ほぐし装置は、米飯搬送コン
ベヤと、このコンベヤ上に設置されたほぐし用羽根車と
からなるもので、炊き上げられた米飯を米飯搬送コンベ
ヤに載せて搬送しながら、その米飯をほぐし用羽根車に
よってやわからくほぐすようになっている。このほぐし
装置によってほぐされた米飯は、上記米飯搬送コンベヤ
の搬出端部に隣接して設置されたトンネル形の冷却装置
に搬入され、そこで所要温度に冷却されるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の米飯ほぐし装置
では、上記のように、炊き上がった米飯を搬送しながら
羽根車によってほぐすだけで、米飯の冷却は、このほぐ
し装置の末端部に連設された別の大掛かりな冷却装置で
冷却するようになっていることから、米飯の冷却が終了
するまでに可なりの時間を要する上に、冷却装置を個別
に設置するために炊飯装置全体の設備費用が高くつく、
と云う問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑み、炊き上がった米飯
を米飯搬送コンベヤによって搬送しつつ羽根車でほぐし
ながら、その途中で米飯を冷却するようにし、もって米
飯の移送時間を短縮できると共に、冷却装置を簡略ない
し省略できるようにした米飯ほぐし装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
炊き上げられた米飯Rを米飯搬送コンベヤ7によって搬
送しつつその米飯Rをほぐし用羽根車8によってほぐす
ようにした米飯ほぐし装置において、前記コンベヤ7の
搬送帯33下面側に冷却用吸引ボックス9を設け、この
吸引ボックス9を吸引ダクト41を介して吸引ファン4
2に接続し、前記羽根車8によってほぐされながら搬送
中の米飯Rを吸引冷却するようにしてなることを特徴と
する。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の米飯ほぐし
装置において、前記吸引ボックス9内に、複数枚の整風
板43,44を前記コンベヤ搬送帯33の幅方向に所要
間隔おきに配設して、エア吸引力をコンベヤ搬送帯33
幅方向に亘ってほぼ一様にするようにしてなることを特
徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1又は2に記載の米飯
ほぐし装置において、前記吸引ファン42は回転速度変
更可能となっていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る米飯ほぐし装
置を示す側面図、図2は同米飯ほぐし装置の平面図、図
3は同米飯ほぐし装置の拡大縦断面図、図4の(A)は
同米飯ほぐし装置の一部拡大側面図、(B)はその平面
図であり、図5は図3のX−X線拡大断面図である。こ
れらの図において、1は本発明に係る米飯ほぐし装置、
2はこの米飯ほぐし装置1の内部に併設した冷却装置で
ある。
【0009】3は米飯ほぐし装置1において釜4を一定
高さまで持ち上げて反転させる昇降反転機構であり、5
は昇降反転機構3によって釜4から放出される米飯Rを
衝撃的に受入れる漏斗状の米飯受入れホッパーであり、
6はホッパー5から排出される米飯Rをほぐしながら米
飯搬送コンベヤ7の搬入端部側へ定量送出する定量ほぐ
し送出機である。8は米飯搬送コンベヤ7上に設けられ
たほぐし用羽根車である。
【0010】昇降反転機構3は、図1及び図2に示すよ
うに、機枠11の上部と下部とに軸架した回転軸12
a,12bの夫々両端部にスプロケット13a,13
a、13b,13bを取り付け、これら両スプロケット
13a,13a、13b,13bにチェーン14,14
を掛張し、両チェーン14,14にブラケット10を介
して両側一対のフォーク15,15を固定し、回転軸1
2bをモーター(図示せず)で正逆回転させることによ
って、チェーン14,14を一定区間(釜受取位置P1
と米飯放出位置P2との間)往復走行させるもので、釜
受取位置P1において釜4の両端鍔部4a,4aをフォ
ーク15,15で挟み、このフォーク15,15をモー
ターの正転駆動によって釜受取位置P1から昇降経路a
を経て反転経路bの終端にある米飯放出位置P2まで移
動させ、この米飯放出位置P2で釜4内の米飯Rを放出
させるようにしている。
【0011】釜4は、自動炊飯器(図示せず)の一部を
構成するもので、図1及び図2に概略示すように、箱形
の釜本体4aと、釜本体4aの開口面に沿ってその両端
部に突設された鍔部4a,4aとからなる。この炊飯器
で米飯が炊き上げられると、米飯の入った釜4を炊飯器
本体から外し、この釜4を、例えば図2に示すように搬
入用コンベヤ(例えばローラコンベヤ)16で待機位置
Poまで搬入し、この待機位置Poで送込用コンベヤ1
7がシリンダ18により搬入用コンベヤ16より上方へ
持ち上げられた後、この送込用コンベヤ17によって釜
4を釜受取位置P1へ送り込む。釜受取位置P1へ送り
込まれた釜4は、昇降反転機構3で米飯放出位置P2ま
で移送されて、釜4内の米飯Rをホッパー5内に放出し
た後、釜受取位置P1へ戻され、この位置P1から送込
用コンベヤ17で待機位置Poへ戻された後、搬出用コ
ンベヤ(例えばローラコンベヤ)19で所定場所まで搬
出される。
【0012】米飯受入れホッパー5は、昇降反転機構3
によって釜4が反転される米飯放出位置P2の下方に隣
接した位置に設置されたもので、図3及び図4の(B)
から分かるように、前傾した前側板5aと後傾した後側
板5bと左右端板5c,5cとによって漏斗状に形成さ
れている。
【0013】このホッパー5の下端出口側に設けられた
定量ほぐし送出機6は、米飯搬送コンベヤ7の搬入端部
の上方にあって、この米飯搬送コンベヤ7を横切る方向
に延びる回転支軸20a,21aにピン状の羽根20
b,21bを放射状に突設してなる一対の羽根車20,
21を、両羽根車20,21の各ピン状羽根20b,2
1bが互いに相手方のピン状羽根間に介在するように、
即ち一方の羽根車20のピン状羽根20bが他方の羽根
車21のピン状羽根21b,21b間に入り込み、また
他方の羽根車21のピン状羽根21bが他方の羽根車2
1のピン状羽根20b,20b間に入り込むように配設
してなるもので、一方の回転支軸21aをモーター22
に連結すると共に、両方の回転支軸20a,21aを歯
車23,24により連結することによって、両羽根車2
0,21は、図3に示すようにホッパー5から排出され
る米飯Rを米飯搬送コンベヤ7上に送出するよう互いに
逆方向に回転駆動されるようになっている。
【0014】また、この定量ほぐし送出機6は、図3及
び図4の(A)から分かるように、前後壁板25,26
及び左右側壁板27,28により囲繞されており、前後
壁板25,26と一方の側壁板27は、米飯受入れホッ
パー5の前後側板5a,5b及び一方の端板5cに夫々
連設され、他方の側壁板28は、装置機枠29に蝶番3
0で一端部を枢着されて開閉できるようになっている。
両羽根車20,21の回転支軸20a,21aは、左右
側壁板27,28に軸架されている。
【0015】米飯搬送コンベヤ7は、図3に示すよう
に、前後一対のプーリ31,32間にメッシュ状ベルト
等からなる通気可能な無端状搬送帯33を掛張すると共
に、両プーリ31,32間には図4に示すように上側搬
送帯部33aの下面に沿って、パンチングプレート等か
らなる多孔状の搬送帯受け板40を配設し、前部側のプ
ーリ31をモーター39(図2参照)に連動連結し、上
側搬送帯部33a及び下側搬送帯部33bを夫々図3の
矢印方向に走行させるように構成したものである。図3
において34は、米飯搬送コンベヤ7の搬出端部で搬送
帯33に摺接して米飯Rを排出させるためのスクレーパ
である。
【0016】米飯搬送コンベヤ7上に設けられた各ほぐ
し用羽根車8は、図3及び図5に示すように、当該コン
ベヤ7を横切る方向に延びる回転支軸36にピン状の羽
根37を放射状に突設したもので、回転支軸36は装置
機枠29側に軸架され、モーター38によって正逆方向
に回転駆動されるようになっている。
【0017】冷却装置2は、図3及び図5に示すよう
に、米飯搬送コンベヤ7の搬出端部側寄りの位置で上側
搬送帯部33aの下面側に近接するように冷却用吸引ボ
ックス9を設け、この吸引ボックス9を吸引ダクト41
を介して吸引ファン42に接続し、前記ほぐし用羽根車
8によってほぐされながら搬送されている米飯Rを吸引
冷却するようにしたものである。
【0018】上記冷却装置2の構造について更に詳しく
説明すると、冷却用吸引ボックス9は、図3及び図5か
ら分かるように、前後側板9a,9bと左右側板9c,
9dと底板9eとによって、上面が開口した箱状に形成
されたもので、米飯搬送コンベヤ7の上下搬送帯部33
a,33b間に挿入されて搬送帯受け板40により閉蓋
された状態で装置機枠29に固定されている。このボッ
クス9の底板9eは、図5に示すように、右側板9d側
から左側板9c側へ下り勾配となるように配設されてい
る。
【0019】また、冷却用吸引ボックス9の内部には、
図5に示すように、下側搬送帯部33bの下面側に発生
するエア吸引力をコンベヤ搬送帯33幅方向に亘ってほ
ぼ一様にするための複数枚(ここでは2枚)の整風板4
3,44が、コンベヤ搬送帯33の幅方向に所要間隔お
きに配設されている。即ち、図5に示すように、吸引フ
ァン42の作動により、外気(エア)が、米飯搬送コン
ベヤ7の上側搬送帯部33a側から多孔状の搬送帯受け
板40を通過して吸引ボックス9内に吸引されるとき
に、整風板43,44が設けられていないとすれば、コ
ンベヤ搬送帯33の幅方向において吸引ダクト41の吸
引口41aに近い方では吸引力が弱く、その吸引口41
aから遠い方では吸引力が強くなり、従って米飯搬送コ
ンベヤ7で搬送中の米飯Rは搬送帯33幅方向の一端側
では冷え易く、その反対側では冷え難いという不都合な
事態が生じる、つまり搬送帯33幅方向に関して吸引力
のアンバランスが生じる。そこで、図5のように整風板
43,44をコンベヤ搬送帯33の幅方向に沿って所要
間隔おきに配設することにより、エア吸引力が搬送帯3
3幅方向に亘りバランスされてほぼ一様となり、これに
よって米飯搬送コンベヤ7で搬送中の米飯Rを搬送帯3
3幅方向に亘ってムラなく、均一に冷却することができ
る。
【0020】この場合、整風板43,44は、図5から
分かるように、吸引ダクト41の吸引口41aに近い方
の整風板43の丈が短く、吸引口41aから遠い方の整
風板44の丈が長くなっている。また、これらの整風板
43,44は、夫々上端面を搬送帯受け板40の下面に
当接させた状態で両端部が吸引ボックス9の前後側板9
a,9bに固着されている。
【0021】吸引ファン42は、インバーター付きモー
ター42aを備えて、ファン回転速度を自由に変えるこ
とができるようになっている。従って、その回転数を上
げることにより、吸引ボックス9内へのエア吸引力が大
きくなって、冷却を強めることができ、また回転速度を
下げれば、エア吸引力が小さくなって、冷却を弱めるこ
とができる。このように、吸引ファン42の回転数によ
って冷却力を加減し、米飯Rの冷却温度を調整すること
ができる。尚、この米飯ほぐし装置の各所に温度センサ
ーが設けてあって、本装置を移動中の米飯Rの温度を検
知できるようになっている。
【0022】また図5に示すように、吸引ボックス9に
は、米飯Rの吸引冷却時に吸引ボックス9内に結露等に
よって溜まった水分を排出するための開閉弁46付きの
ドレン管45が、側板9cの下端部に取り付けられてい
る。従って、必要に応じて開閉弁46を開弁することに
より、吸引ボックス9内に溜まった水分を外部に排出す
ることができる。
【0023】以上説明したような構成を有する米飯ほぐ
し装置1の作用を、例えば米に具を混ぜて同時に炊く炊
き込み米飯に場合について説明する。先ず、自動炊飯器
でその炊き込み米飯Rが炊き上がると、この炊き上がっ
た米飯Rの入った釜4を炊飯器本体から外し、この釜4
を図1に示すように待機位置Poから釜受取位置P1へ
送り込む。この炊き込み米飯Rでは、具が米よりも軽い
ため、ほとんどの具が炊き上がった米の表層部に集まっ
た状態にある。釜受取位置P1において、釜4は、その
両端鍔部4a,4aを昇降反転機構3のフォーク15,
15で挟み付けられた状態で、この昇降反転機構3によ
り一定高さ持ち上げられて反転されることによって、米
飯放出位置P2で釜4内の米飯Rが米飯受入れホッパー
5へ放出される。
【0024】米飯放出位置P2で釜4から米飯受入れホ
ッパー5へ放出される大きな塊状の米飯Rは、図3に示
すように、このホッパー5内の前側板5aに衝撃的に受
け止められ、これによって米飯Rは塊状体の形を崩しつ
つこの前側板5aに沿って滑降しながらホッパー5の下
方へ排出されて、定量ほぐし送出機6の一対の一対の羽
根車20,21間に送られ、この一対の羽根車20,2
1でほぐされながら下方の米飯搬送コンベヤ7の搬入端
部側へ定量送出される。これによって、炊込み米飯R
は、米飯搬送コンベヤ7へ移載される前の段階で、米と
具とが掻き混ぜられることになる。
【0025】こうして米飯搬送コンベヤ7上に送出移載
された米飯Rは、この米飯搬送コンベヤ7によって搬出
端部へ搬送される間に、ほぐし用の羽根車8によるほぐ
し作用を受けながら、冷却装置2によって吸引冷却され
る。この冷却装置2による米飯Rの冷却作用について
は、図3及び図5に示されるように、吸引ファン42の
作動により吸引ボックス9の内部が負圧となって、外部
のエアが搬送帯受け板40の多孔から吸引ボックス9内
に吸引され、この外気の吸引作用に伴い、米飯搬送コン
ベヤ7の上側搬送帯部33aに載置されて吸引ボックス
9上を通る米飯Rの米粒間をエアが通過することによっ
て、米飯Rが冷却されることになる。
【0026】この米飯ほぐし装置の使用において、炊き
上がった米飯Rが釜4から米飯受入れホッパー5に投入
された時のホッパー5内の米飯Rの温度を95℃〜10
0℃とし、そしてこの米飯Rが定量ほぐし送出機6の羽
根車20,21でほぐされて米飯搬送コンベヤ7の搬入
端部側へ定量送出された時の米飯Rの温度を80℃〜9
0℃とすれば、この米飯搬送コンベヤ7による搬送中に
ほぐし用羽根車8でほぐされつつ、冷却装置2で吸引冷
却されることによって、この米飯Rの温度は40℃〜4
5℃程度となる。この冷却装置2で吸引冷却される米飯
Rの冷却温度は、前記したように吸引ファン42の回転
数を変えることによって調整することができる。
【0027】この米飯ほぐし装置に設けられる冷却装置
2は、米飯搬送コンベヤ7の上下搬送帯部33a,33
b間に吸引ボックス9を挿入配備し、この吸引ボックス
9を吸引ダクト41を介して吸引ファン42に接続した
ものであるから、構造が簡単で、部品点数が少なく、狭
いスペースにコンパクトに配備できると共に、製作コス
トも安くできる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明の米飯ほぐし装置
は、米飯搬送コンベヤの搬送帯下面側に冷却用吸引ボッ
クスを設け、この吸引ボックスを吸引ダクトを介して吸
引ファンに接続してなるもので、ほぐし用羽根車によっ
てほぐされながら搬送中の米飯を吸引冷却するようにな
っているから、このほぐし装置とは別の大掛かりな冷却
装置へ移送して冷却する必要がなく、これがために米飯
の移送時間を短縮できる。また、この米飯ほぐし装置に
よれば、別の冷却装置が省略ないし簡略できるため、米
飯ほぐし装置を含む炊飯装置全体の設備コストの低廉化
を図ることができる。
【0029】請求項2に係る発明の米飯ほぐし装置によ
れば、吸引ボックス内に複数枚の整風板をコンベヤ搬送
帯の幅方向に所要間隔おきに配設しているから、搬送中
の米飯をコンベヤ搬送帯幅方向に亘ってムラなく均一に
冷却することができる。
【0030】請求項3に係る発明の米飯ほぐし装置によ
れば、吸引ファンの回転速度が変更可能であるから、吸
引ファンの回転数を変えることによって、米飯の冷却温
度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る米飯ほぐし装置を示す側面図で
ある。
【図2】 同米飯ほぐし装置の平面図である。
【図3】 同米飯ほぐし装置の拡大縦断面図である。
【図4】 (A)は同米飯ほぐし装置の一部を示す側面
図、(B)はその平面図である。
【図5】 図3のX−X線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 米飯ほぐし装置 2 冷却装置 4 釜 R 米飯 7 米飯搬送コンベヤ 8 米飯搬送コンベヤ側のほぐし用羽根車 9 吸引ボックス 33 米飯搬送コンベヤの搬送帯 33a 上側搬送帯部 33b 下側搬送帯部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊き上げられた米飯を米飯搬送コンベヤ
    によって搬送しつつその米飯をほぐし用羽根車によって
    ほぐすようにした米飯ほぐし装置において、前記コンベ
    ヤの搬送帯下面側に冷却用吸引ボックスを設け、この吸
    引ボックスを吸引ダクトを介して吸引ファンに接続し、
    前記羽根車によってほぐされながら搬送中の米飯を吸引
    冷却するようにしてなる米飯ほぐし装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引ボックス内に、複数枚の整風板
    を前記コンベヤ搬送帯の幅方向に所要間隔おきに配設し
    て、エア吸引力をコンベヤ搬送帯幅方向に亘ってほぼ一
    様にするようにしてなる請求項1に記載の米飯ほぐし装
    置。
  3. 【請求項3】 前記吸引ファンは回転速度変更可能とな
    っている請求項1又は2に記載の米飯ほぐし装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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