JP2002142682A - 表面装飾付きアイスクリームの製造法 - Google Patents
表面装飾付きアイスクリームの製造法Info
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Abstract
を付けられるようにした表面装飾付きアイスクリームの
製造法を提供する。 【解決手段】 搬送装置1でプラスチックカップを搬送
しながら、充填機6,7によりアイスクリームを充填
し、カップ底叩き機8によりアイスクリームの表面を平
らに調整する。この後、ソース充填ホッパー12から圧
送されたソースをソース滴下装置9によりアイスクリー
ムの表面に滴下し、ソース滴下装置9の下端部に装着さ
れたピン等の細い線状物の先端部をアイスクリームの上
層部に突き刺して移動することで、滴下されたソースを
例えばハート形に変形する。この後、窒素気液分離器1
7により分離された液体窒素を霧状に吹きかけてハート
形ソースの表面を硬化させ、シート蓋をシール装置1
9,20によりヒートシールする。シール後に、スポッ
トクーラ21ーでシール部を冷却すると共に、首掛けガ
イド22でプラスチックカップを掬い上げ冷却トンネル
23内に送り込んで冷却する。
Description
を施して装飾したアイスクリームの製造法に関する。
棒の付いたもの、コーンで全体を被覆した最中形式のも
の、コーンカップに盛り付けしたもの、或はプラスチッ
クカップに収容したもの(カップアイスクリーム)等が
知られている。このうち、カップアイスクリームは、通
常バニラ等の単一のアイスクリームを収容したもの、或
は数種の異なるアイスクリームを組み合わせたもの(例
えば、3色アイスクリーム)がある。更に、装飾を施し
たアイスクリームもあり、例えば上面にチョコレートや
ナッツ等の粉粒をまぶしたもの、色付きのマーブル模様
にしたもの、中心部にフルーツの細片を詰め込んだもの
等バラエティに富んでいる。
イスクリームの表面を装飾するために、種々の手法で様
々な模様が表現されているが、その殆どはアイスクリー
ムの充填時に、表面に各種凹凸(絞り模様、渦巻き他)
を付けた後、各種ソース又はフルーツ或は菓子素材をト
ッピングするといった方法が主流となっている。カップ
アイスクリームの表面が平坦な場合に限ると、表面全体
若しくは一部に各種ソース(1〜3種類)をトッピング
したり、各種ソースで渦巻状のマーブル模様を形成した
り、或は菓子素材(ナッツ粉砕品、菓子粉砕品、フルー
ツ細片等)をトッピングするといったものが一般的であ
り、手作りケーキに見られるような繊細な模様はほぼ皆
無であり、製造しようにも困難であった。
われる技法である、ソース類を利用した線描き(線引
き)模様に着目し、平坦なアイスクリームの表面にソー
スを滴下し、ピン等の細い線状物を移動させて所定の形
に変形させることで、手作り感のあるケーキタイプの表
面装飾付きアイスクリームの製造法を提供することを目
的とする。
めの手段として、本発明は、容器内にアイスクリームを
所要量充填し、表面を平坦な水平面に調整した後に、そ
の表面にソースを滴下し、ピン等の細い線状物の先端部
を突き刺して移動させることで前記滴下されたソースを
所定の形に形成する表面装飾付きアイスクリームの製造
法を要旨とする。この表面装飾付きアイスクリームの製
造法において、前記アイスクリームの代わりに、氷菓、
ラクトアイス、アイスミルクを用いること、前記ソース
は、同一円周上又は複数の同心円周上にそれぞれ間隔を
あけて小円状に滴下し、その同一円周上又は複数の同心
円周上に沿って前記線状物を移動させることで前記小円
状に滴下されたソースをそれぞれハート形に形成するこ
と、前記滴下されたソースを線状物で所定の形に変形し
た後、液体窒素を霧状に吹きかけてソースの表面を硬化
させること、前記ソースは同一円周上で一部色彩又は材
質を変え、或はその両方を変えること、前記ソースは、
フルーツソース、チョコレートソース、餡ソース、ナッ
ツソース、カスタードソース等であること、を特徴とす
るものである。
上に滴下したソースを、アイスクリームに突き刺した細
い線状物の先端部で線を引くように移動させることで、
滴下されたソースを所定の模様に形成することができ
る。
ムは全固形分20〜50重量%のアイスクリーム類(ア
イスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓)を
使用し、連続式フリーザーを使用してプラスチックカッ
プに所要量充填する。アイスクリームが−2℃より高温
で柔らかすぎると、ソースが充填直後に沈むし、−5℃
より低温で硬すぎると表面をソースが流れ易い上にピン
等の細い線状物を突き刺して移動する(線引き)際に表
面に引っ掻き傷が残る等の重大な欠陥が発生するので、
−2℃〜−5℃の温度範囲内でアイスクリームを充填機
から取り出してカップに充填する。アイスクリーム類の
代わりに、生クリーム、各種風味ホイップクリームを連
続式ホイップマシンで半流動性状態に調整したものも転
用可能である。
通常中心部が高く、外周部が低い状態となるため表面を
平らにする。そのため、カップ底を軽く数回叩く工程が
必要となる。これにより、充填したアイスクリームの表
面を水平面に調整する。
ップの外周縁に沿う同心円周上に適宜の間隔をあけて小
円状に滴下する。ここで、ソースとは0℃〜30℃で使
用可能な粘稠性の液状物であって、例えばフルーツソー
ス、チョコレートソース、餡ソース、ナッツソース、カ
スタードソース等を指す。ソース粘度は500〜150
00cPの範囲(好ましくは、3000cP程度)が望
ましく、粘度が低すぎるとアイスクリームの上でにじみ
若しくは流れが生じて形をなさず、粘度が高すぎると次
工程での線状物の移動時にソースが付着して所定の形に
変形できなくなる。又、ソースは2.5mm程度の内径
のノズルから滴下されるため、その内径より大きな固形
物を含まない粘稠性を有する液体が望ましい。
ームの上層部に突き刺し、前記同心円周上に沿って線を
引くように移動させる。これにより、小円状に滴下され
たソースはハート形に変形し、鎖状に繋がったようなリ
ング模様が形成される。線状物の太さは、直径0.5〜
2.0mmの範囲が好ましく、細すぎると強度に問題が
生じるし、太すぎるとソースが付着し易く、模様のにじ
みの原因となる。カップ外形が大きな商品では、リング
模様を同心円状に2〜3重に形成することも可能であ
る。
に、液体窒素を霧状に吹きかけて各ソースの表面を硬化
させ、ハート形を保形して安定させる。その後施蓋し、
好ましい食感を得る目的と流通可能な品温にまで下げる
ために−30℃〜−40℃程度の冷凍雰囲気下で凍結す
る。通常、カップアイスクリームを流通可能な品温まで
低下させるには、上記条件下で所要時間(25分〜60
分間)凍結処理する。
面に基づいて説明する。図1において、1は搬送装置で
あり、一対のチェーンがスプロケット(図略)等を介し
てエンドレスに移動し、このチェーン間に多数のカップ
受け板2(図2)が一定の間隔をあけて並列状態で取り
付けられてチェーンと共に移動し、これらのカップ受け
板2には複数の受け孔2aが所定の間隔をあけてそれぞ
れ設けられている。
ップ4が互いに重ねられた状態で多数収納されており、
前記搬送装置1によりカップ供給機3の真下に前記カッ
プ受け板2が位置付けられて停止すると、前記受け孔2
aにプラスチックカップ4が1つずつ落下して供給され
る。カップ供給機3はこれらの受け孔2aに対応させて
複数台設置し、カップ受け板2の各受け孔2aにプラス
チックカップ4が同時に供給される。各受け孔2aに供
給されたプラスチックカップ4はその上縁部が受け孔2
aの内縁部により支持される。
カップ4は異物除去装置5の下に位置付けられて停止
し、異物除去装置5の吸込作用によってゴミ等の付着物
がある場合には吸引除去される。プラスチックカップ4
内への異物混入を防ぐためである。
ップ4は、第1充填機6の下に位置付けられて停止し、
各プラスチックカップ4内に所定量の第1アイスクリー
ムが充填され、次いで第2充填機7により第2アイスク
リームが第1アイスクリームの上に所定量それぞれ充填
される。この場合、第1アイスクリームと第2アイスク
リームとは種類の異なるもので2層構造となる。1種類
のアイスクリームの場合はいずれか一方の充填機のみを
用いる。2層構造の場合は、上層となる第2アイスクリ
ームがソースの下地アイスクリームとなるため、前述の
物性の制約を受ける。
き機8にてアイスクリームの表面を平坦にする工程を行
う。カップ底叩き機8は、搬送装置1の下方に位置して
設置され、図2(a)に示すようにシリンダ8aにより
上下動される平板8bを有し、この平板8bの上面には
前記カップ受け板2により支持されたプラスチックカッ
プ4の底面に対応して円柱状の突起8cが列設(この場
合は3列)されている。そして、アイスクリームの充填
されたプラスチックカップ4が平板8bの上方に位置付
けられると、図2(b)のように平板8bが上昇して前
記突起8cによりプラスチックカップ4の底面を叩く。
平板8bは1回の上下動(1ストローク)で突起8cに
よりプラスチックカップ4の底面を1回叩くが、突起8
cは前記のように3列あるためカップ受け板2の移動に
伴って間歇的に合計3回叩かれることになる。これによ
り、各プラスチックカップ4内のアイスクリームは表面
が水平面に調整される。3列の突起で3回に分けて叩か
ずに、1列の突起8cで3〜4回繰り返して叩くように
構成しても良い。又、プラスチックカップ4が飛び出さ
ないように上部押え(図略)を用いることがある。
ソース滴下及び線引き工程に送り込まれる。この工程に
おいては、ソース滴下装置9及びピン等の細い線状物1
0(図5)が用いられる。ソース滴下装置9は、複数の
滴下部9aを有しマスト11を介して上下動可能に形成
され、複数の滴下部9aにはホッパー付きピストンシリ
ンダー充填機12からそれぞれ2本のホース13を介し
て圧送されるソースを前記アイスクリームの平坦な表面
に滴下できるようにしてある。ホッパー付きピストンシ
リンダー充填機12は、ホッパー内部が2分割されて色
の異なるソース又は材質の異なるソースを分納してあ
る。
(a)のように両端部が前記マスト11に取り付けられ
たベース部9bを有し、このベース部9bに複数の滴下
部9aが前記カップ受け板2に支持されたプラスチック
カップ4に対応して保持されている。マスト11の上下
動は図4に示すようなカム機構によってなされ、保持筒
11aに挿通されたマスト11の下端部に複数のアーム
11bがピンを介して取り付けられ、ピンを中心に回転
するカム11cにより駆動される。即ち、カム11cの
ピンから遠い部分でアーム11bが押されるとマスト1
1が上昇し、その遠い部分がアーム11bから外れると
マスト11が下降する。
対の筒体9c、9dがそれぞれ立設されると共に、側部
にソース供給口9e、9fがそれぞれ形成され、これら
のソース供給口は前記2本のホース13を介してホッパ
ー付きピストンシリンダー充填機12にそれぞれ接続さ
れている。従って、筒体9c、9dにはホッパー付きピ
ストンシリンダー充填機12から色の異なるソース又は
材質の異なるソースが供給される。
(図略)が設けられ、この通孔を開閉するシャッタ9
g、9hがそれぞれ上下動可能に装着され、これらのシ
ャッタが上がると通孔が開状態となって前記ソース供給
口9e、9fから流入したソースが通過し、シャッタが
下がると通孔が閉状態となってソースの通過を阻止す
る。即ち、これらのシャッタ9g、9hと、ホッパー付
きピストンシリンダー充填機12の充填シリンダーのピ
ストンストローク調整によりソースの供給を制御すると
共に、その供給量を一定に保持することができる。
が取り付けられ、軸棒9jを回転可能に支持しており、
この軸棒9jには所定の間隔をあけてウォーム9kが取
り付けられ、ベース部9bに固定されたパルスモータ等
の駆動モータ9mと、プーリーとベルトからなる伝達機
構9nとを介して軸棒9jが回転される。
けられ、この回転部9pの外周部にはウォームホイール
9qが取り付けられて前記ウォーム9kとそれぞれ噛合
している。従って、前記軸棒9jが回転すると、ウォー
ム9kとウォームホイール9qとを介して回転部9pが
それぞれ同方向に同速度で回転させられる。
ズル部9r(図5)が着脱可能に装着され、このノズル
部9rは複数のノズル14と複数のピン等の細い線状物
10とが配設されている。ノズル14は、図6(a)に
示すように各ノズル14の先端部が同一円周上に一定の
間隔をあけて位置するように配設され、しかも2つの同
心円C1、C2上にそれぞれ配設されている。この場
合、外側の円C1上に12個、内側の円C2上に6個配
設されている。ノズル14が垂直ではなくやや傾斜状態
で設けられているのは、ソースを滴下した際の液切れを
良好にするためである。各ノズル14の内径は約2.5
mmである。
外側の円C1上に中心と結ぶ角度が120°の間隔をあ
けてノズル14間に3本、内側の円C2上に同じく12
0°の間隔をあけてノズル14間に3本配設され、これ
らの線状物10は図6(b)のようにノズル14よりも
長くしかも垂直に取り付けられている。各線状物10の
外径は約1mmである。
(図略)が形成され、前記滴下部9aを通過するソース
は分配路により分配されて各ノズル14から滴下する。
この場合、前記ホッパー付きピストンシリンダー充填機
12から色の異なるソース又は材質の異なるソースが滴
下部9aに供給され、分配路によりノズル14にはそれ
らが交互に分配されるようにしてある。つまり、色の異
なるソースの時は交互に色の異なるソースが滴下され、
材質の異なるソースの時は交互に材質の異なるソースが
滴下される。
プラスチックカップ4がソース滴下装置9の真下に位置
付けられると、このソース滴下装置9は前記マスト11
により下降され、各ノズル部9rはプラスチックカップ
4のやや上方にそれぞれ位置し、前記6本の線状物10
はアイスクリームの上層部にそれぞれ突き刺さる。
げるとソース供給口9e、9fから筒体9c、9d内に
ソースが流入し、一定時間経過後にシャッタ9g、9h
を下げてソースの供給を遮断する。これにより一定量供
給されたソースは、筒体9c、9dから回転部9p内を
経てノズル部9rに至り、このノズル部9rで分配され
て各ノズル14からアイスクリームの表面に滴下され
る。
クリーム表面のほぼ中央部を中心とする同心円C1、C
2上に一定の間隔をあけて小円状に位置し、しかも交互
に色の異なる又は材質の異なるソースが点在することに
なる。
り軸棒9jを回転させ、ウォーム9k及びウォームホイ
ール9qを介して各回転部9pを回転させる。この回転
に伴って、前記ノズル部9rが従動回転し、アイスクリ
ームの上層部に突き刺さっている各線状物10を同心円
C1、C2の円周上に沿って移動させる。この時、各線
状物10は120°だけ移動するように規制される。前
記のように同心円C1、C2上にはそれぞれ120°の
間隔をあけて線状物10が3本ずつ配設されているた
め、これらの移動をつなぐと360°分移動した状態と
なる。
1、C2上に小円状に滴下されているソースのそれぞれ
中央部を横切って通過し、その通過によって各小円状の
滴下ソースはそれぞれハート形に変形される。この結
果、アイスクリームの表面には図8に示すようにハート
形15が鎖状に繋がったような二重のリング模様16が
描かれることとなる。この線状物10による線引き工程
後に、前記マスト11を上昇させてソース滴下装置9を
上方に退避させ、同時に各線状物10をアイスクリーム
から引き抜く。
は、軟弱状態にあるため図1に示す窒素気液分離器17
の下に位置付け、ハート形15ソースの表面を硬化させ
る工程を行う。この硬化工程は液体窒素を用いて行い、
液体窒素を窒素気液分離器17で気液分離すると共に、
その液分を霧状にしてリング模様16に吹きかけて硬化
させる。
た後、キャッパー18の下に位置付けて各プラスチック
カップ4の上端部にシール蓋(図略)をそれぞれ載置す
る。シール蓋の載置後に、第1シール装置19でシール
蓋の仮固定を行い、続いて第2シール装置20で本固定
を行う。これらのシール作業はそれぞれヒートシールで
行う。
に配設されたスポットクーラー21から冷風を吹き出す
ことでヒートシール部の冷却を行う。搬送装置1の終端
部付近には首掛けガイド22が設置されており、この首
掛けガイド22によってプラスチックカップ4が掬い上
げられて前記カップ受け板2から外される。空となった
カップ受け板2は搬送装置1の終端部を回って移動を続
ける。
ラスチックカップ4は、冷却トンネル23の網コンベア
23a上に送り込まれて冷却工程がなされる。この冷却
トンネル23は、ほぼ−40℃の雰囲気に調整されてお
り、この冷却トンネル23内を約30分かけて通過させ
ることで凍結し、カップアイスクリームの最終製品とす
る。
クス(脂肪分10.0%、無脂乳固形分10.5%)を
連続式フリーザーを使用し、オーバーラン30%、取り
出し温度−4℃に調整し、88mm口径のプラスチック
カップに120ml充填した。次に、シリンダーを利用
したカップ底叩き機(カップ底をトントンと3回叩く)
を併用することにより、アイスクリームの表面をほぼ平
坦な水平面とした。この後、粘度約3000cP、温度
5〜10℃に調整した2色に色分けしたオレンジソース
を、図7のように滴下した。外径が約1mmの針状のピ
ンをソースを滴下した同心円上に突き刺し、線を引くよ
うに360°分(120°×3セクション)回転させる
ことで、ハート形が鎖状に繋がったような二重のリング
模様が完成した。リング模様保持のため、液体窒素(一
部ガスを含む)を霧状に吹きかけてソースの表面のみ硬
化させた。シール蓋をした後、−40℃雰囲気下の冷却
トンネルで約30分間凍結し、最終製品を得た。最終製
品を確認したところ、ハート形鎖状リング模様はアイス
クリームの表面に完全に保形されており、各鎖状リング
模様のハート形が交互に2色に彩られて美観を呈し、試
食した結果きわめて美味であった。
形鎖状リング模様に限定されずに、ソースの滴下位置と
線状物の移動方向(円に限らず直線等)によって他形態
の模様を描くことが可能である。又、カップ受け板を変
えれば、プラスチックカップは円形に限らず方形であっ
ても適用することができる。更に、アイスクリームの代
わりに氷菓、ラクトアイス、アイスミルクを用いても実
施可能であった。
カップアイスクリームの表面に各種ソースを滴下すると
共に、ピン等の細い線状物を移動させることで滴下され
たソースを変形して模様を形成することができ、あたか
も手作りケーキのような外観を呈する表面装飾付きの珍
しいカップアイスクリームを大量生産できる効果を奏す
る。
ムの製造工程を示す説明図
概略斜視図、(b)は側面図
面図、(b)は概略立面図
置を示す説明図
破断概略側面図
を示す平面図
Claims (6)
- 【請求項1】容器内にアイスクリームを所要量充填し、
表面を平坦な水平面に調整した後に、その表面にソース
を滴下し、ピン等の細い線状物の先端部を突き刺して移
動させることで前記滴下されたソースを所定の形に形成
することを特徴とする表面装飾付きアイスクリームの製
造法。 - 【請求項2】前記アイスクリームの代わりに、氷菓、ラ
クトアイス、アイスミルクを用いる請求項1記載の表面
装飾付きアイスクリームの製造法。 - 【請求項3】前記ソースは同一円周上又は複数の同心円
周上にそれぞれ間隔をあけて小円状に滴下し、その同一
円周上又は複数の同心円周状に沿って前記線状物の先端
部を移動させることで前記小円状に滴下されたソースを
それぞれハート形に形成する請求項1又は2記載の表面
装飾付きアイスクリームの製造法。 - 【請求項4】前記滴下されたソースを線状物で所定の形
に変形した後、液体窒素を霧状に吹きかけてソースの表
面を硬化させる請求項1、2又は3記載の表面装飾付き
アイスクリームの製造法。 - 【請求項5】前記ソースは同一円周上で一部色彩又は材
質を変え、或はその両方を変える請求項1、2、3又は
4記載の表面装飾付きアイスクリームの製造法。 - 【請求項6】前記ソースは、フルーツソース、チョコレ
ートソース、餡ソース、ナッツソース、カスタードソー
ス等である請求項1,2、3、4又は5記載の表面装飾
付きアイスクリームの製造法。
Priority Applications (1)
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