JP2002142569A - 植木鉢用雑草予防シート - Google Patents

植木鉢用雑草予防シート

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JP2002142569A
JP2002142569A JP2000343517A JP2000343517A JP2002142569A JP 2002142569 A JP2002142569 A JP 2002142569A JP 2000343517 A JP2000343517 A JP 2000343517A JP 2000343517 A JP2000343517 A JP 2000343517A JP 2002142569 A JP2002142569 A JP 2002142569A
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JP
Japan
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sheet
flowerpot
light
shielding sheet
central hole
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JP2000343517A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sakamoto
正行 坂本
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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、業者による花木植え込み時に植木
鉢内に装着することにより、雑草の発生を抑制すること
が出来、なおかつ臭化メチル薫蒸剤は使用しないため環
境にも優しく栽培過程における無駄を省くことができる
植木鉢用雑草予防シートを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の植木鉢用雑草予防シートは、不
織布からなる遮光シート1と、該遮光シート1中央部に
植物茎部用中央孔2を開口し、該中央孔2より外周縁に
向かう複数本の植物茎部調節用切り込み3と、該調節用
切り込み3中の一本を前記中央孔2より外周縁に達する
着脱用切り込み4とし、さらに前記遮光シート1の外周
縁に沿って付設したリング5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業者による花木栽
培過程における植木鉢の除草作業を省略化させる植木鉢
用雑草予防シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業者による花木栽培過程における
植木鉢の除草作業においては、花木植え込み前の土壌消
毒として、臭化メチル薫蒸(くんじょう)剤を使用して
おり、臭化メチル薫蒸剤は、ある一定期間においては除
草効果があるが、長期間の栽培になると効力が激減し、
その後は、手作業による除草方法しかなかった。したが
って、業者による花木栽培過程における植木鉢の除草作
業においては、臭化メチル薫蒸剤による土壌消毒と手作
業のみに頼らざるを得なかった。しかし、昨今、臭化メ
チル薫蒸剤は、生産調整中で数が少なく手に入り難くな
っているし、又劇薬のため使用に際し細心の注意が必要
であり安全性に問題があった。さらに、手作業による植
木鉢の除草は、年に何度も行わなければならず、日数と
人件費が多大にかかり問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、業
者による花木植え込み時に植木鉢内に装着することによ
り、雑草の発生を抑制することが出来、なおかつ臭化メ
チル薫蒸剤は使用しないため環境にも優しく栽培過程に
おける無駄を省くことができる植木鉢用雑草予防シート
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の植
木鉢用雑草予防シートは、不織布からなる遮光シートを
使用し、該遮光シート中央部に植物茎部用中央孔を開口
し、該中央孔より外周縁に向かう複数本の植物茎部調節
用切り込みを設け、該調節用切り込み中の一本を前記中
央孔より外周縁に達する着脱用切り込みに形成したもの
である。さらに、本発明の植木鉢用雑草予防シートは、
風による遮光シートのめくれ、はずれを防止するため
に、前記遮光シートの外周縁に沿って錘となるリングを
付設したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本発明の植木鉢用雑草予防シートは、図1の平
面図、図2の底面図、図3の縦断面図に示すように、不
織布からなる遮光シート1と、該遮光シート1中央部に
植物茎部用中央孔2を開口し、該中央孔2より外周縁に
向かう複数本の植物茎部調節用切り込み3と、該調節用
切り込み3中の一本を前記中央孔2より外周縁に達する
着脱用切り込み4とし、さらに前記遮光シート1の外周
縁に沿って付設したリング5とからなる。
【0006】前記遮光シート1は、図4に示すように、
花木の植木鉢の開口部の大きさに合わせた形状、例えば
円形に形成され、日光を遮断する黒色に着色された合成
樹脂繊維の可撓性の不織布からなる。前記遮光シート1
の素材は、合成樹脂繊維に限らず、屋外に長期間放置し
ておいても劣化しないもので、植木鉢への潅水を透過さ
せる透水性や土壌の蒸れをなくする通気性のある可撓性
材料であればよい。なお、遮光シート1を黒色に着色し
たが、日光を遮断するものであれば特に限定されず、白
色や銀色のように光を反射するものであっても良い。
【0007】前記植物茎部用中央孔2は、植木鉢に植え
られる花木の茎部の外径よりやや大き目となるように前
記遮光シート1の中央に円形状に開口される。前記植物
茎部用中央孔2をあまり大きく形成すると、花木の茎部
と中央孔2との隙間部分から雑草が生えてくるので除草
の手間が掛かることになる。したがって、植木鉢に植え
られる花木の種類によって茎部の外径が変わるので、そ
れに合わせた中央孔2を用意した方が良い。
【0008】前記調節用切り込み3は、前記植物茎部用
中央孔2の周りに放射状に外周縁に向かうようにほぼ等
間隔に複数本、例えば6本形成されるが、必ずしも等間
隔でなくても良い。また、調節用切り込み3の長さは、
花木の成長により茎部の外径の拡大に影響を与えないよ
うな長さに形成するが、全てを同じ長さにしなくても良
い。そして、遮光シート1は可撓性を有するので、花木
の成長にしたがって調節用切り込み3間に形成された舌
片6が上又は下へ折り曲げられて茎部の外径の拡大に影
響を与えることはない。
【0009】前記着脱用切り込み4は、前記調節用切り
込み3中の一本を前記植物茎部用中央孔2より外周縁に
達するように延長してなり、中央孔2と外周縁とを連絡
するものである。したがって、苗床から植木鉢への植え
替え時や小さい植木鉢から大きい植木鉢への植え替え時
に、外周縁から着脱用切り込み4を経て中央孔2へ花木
の茎部を通すことが可能となる。
【0010】前記リング5は、フランジ7を有する合成
樹脂製中空パイプ8を前記着脱用切り込み4から始まり
前記遮光シート1の外周縁に沿って着脱用切り込み4で
終わるように縫着したものである。前記フランジ7は遮
光シート1の外周縁を保護し、中空パイプ8は植木鉢が
屋外に置かれることから風による遮光シート1のめく
れ、はずれを防止するための錘となっている。なお、前
記リング5を中空パイプ8にしたが、これに限らず、遮
光シート1のめくれ、はずれを防止するものであれば中
実でも良く、また遮光シート1の外周縁を折り込んで中
空パイプ8を包み込み縫着しても良い。
【0011】
【効果】本発明の植木鉢用雑草予防シートは、雑草の発
芽に不可欠な日光を遮断し、また着脱用切り込みを入れ
ることにより着脱が容易に出来、繰り返し使用が可能で
あり、経費の節約にもつながる。又、本発明の植木鉢用
雑草予防シートは、不織布を使用しているので水を透
し、通気性も良いため、植物の成長に影響はない。更
に、遮光シートの外周縁に沿って錘、すなわちリングを
取り付けたので、植木鉢を屋外に置いても風による遮光
シートのめくれ、はずれを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植木鉢用雑草予防シートの平面図であ
る。
【図2】本発明の植木鉢用雑草予防シートの底面図であ
る。
【図3】本発明の植木鉢用雑草予防シートの一部省略拡
大縦断面図である。
【図4】本発明の植木鉢用雑草予防シートの使用状態図
である。
【符号の説明】
1 遮光シート 2 中央孔 3 調節用切り込み 4 着脱用切り込み 5 リング 6 舌片 7 フランジ 8 中空パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不織布からなる遮光シートを使用し、該
    遮光シート中央部に植物茎部用中央孔を開口し、該中央
    孔より外周縁に向かう複数本の植物茎部調節用切り込み
    を設け、該調節用切り込み中の一本を前記中央孔より外
    周縁に達する着脱用切り込みに形成したことを特徴とす
    る植木鉢用雑草予防シート。
  2. 【請求項2】 風による遮光シートのめくれ、はずれを
    防止するために、前記遮光シートの外周縁に沿って錘と
    なるリングを付設したことを特徴とする請求項1記載の
    植木鉢用雑草予防シート。
JP2000343517A 2000-11-10 2000-11-10 植木鉢用雑草予防シート Pending JP2002142569A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100869422B1 (ko) 2006-12-05 2008-11-21 최근순 수목 관리용 매트
KR101282769B1 (ko) 2012-10-25 2013-08-07 남양부직포 주식회사 황산구리 처리된 수목 보호용 매트 및 그 제조방법
KR101301014B1 (ko) 2013-05-27 2013-09-02 전준모 화분 상부면 다공성 보호커버
JP2016189749A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 光海陸産業株式会社 埋設型植栽用プランター
KR102266718B1 (ko) * 2020-12-30 2021-06-17 주식회사 메이크정글 화분용 덮개
JP6979243B1 (ja) * 2021-04-02 2021-12-08 祐樹 小川 紐係止具

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