JP2016189749A - 埋設型植栽用プランター - Google Patents

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松林 功作
Kosaku Matsubayashi
功作 松林
このみ 池邊
Konomi Ikebe
このみ 池邊
高博 星
Takahiro Hoshi
高博 星
藤田 茂
Shigeru Fujita
茂 藤田
さわか 平田
Sawaka Hirata
さわか 平田
かさね 湯淺
Kasane Yuasa
かさね 湯淺
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Abstract

【課題】 道路と歩道との間に設けた花壇や植え込みに、草花を植栽したプランタ−を交換可能に埋設して雑草の発生を防止する。
【解決手段】
金属材または硬質合成樹脂材からなる一対の長尺板片2aと、同じく一対の短尺板片2bにより矩形に形成した基枠2と、通気性と透水性を有するが雑草の根は通すが、芽、又は、光は通さない合成繊維材で形成した不織布または耐食性を有する天然繊維材で形成した布地などの生地材により全体を袋状にして袋本体5とからなり、前記基枠2に袋本体5の上部を取付けて開口部6を設けたプランター1である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車道と歩道との境界部分、道路の中央分離帯または公園などの緑化を促進するために設けられている花壇または植え込みに設置するプランターの改良に関する。
従来、車道と歩道との境界部分、中央分離帯または公園などに緑化を促進するため設けられた花壇(植え込み)は、矩形、円形または楕円形など、所定の形状に区画された土壌部分を耕して草花や苗木を直接植えて育成されている。
特に、車道と歩道との境界部分や道路の中央分離帯に設けた花壇に草花や苗木を植栽する場合、作業の安全性を図るためは長時間道路を遮断したり、通路を規制したりしなければならず、人手と手間がかかるなどの問題点を有している。
さらには、草花や苗木を植栽した花壇に使用する土壌には、多くの雑草の種子が混在したり、また、風で種子が飛来して土壌に混入することがある。これらの雑草の種子は、花壇に植えた草花より生育が早く、雑草が茂ると景観を損なうばかりか歩行者や自動車の運転者の見通しが損なわれて交通安全上好ましくない。
また、雑草が茂ると草花の育成を阻害して枯らしてしまう恐れもあり、さらには、舗装面が破壊されるおそれもある。そのため、定期的に雑草を除去する作業が必要となり、コストがかかって大変不経済であった。
そこで、車道と歩道との境界部分や花壇に雑草が生えるのを防止するため、花壇を構成する縁石の内側に庇部分を形成して光が花壇の端に差し込まないようにして雑草の発生または育成するのを防止することが知られている(例えば、特許文献1)。
一方、草花や苗木を育成するには、前記花壇の他、プランターやポットが多く使用されている。このプランターやポットは、手軽で持ち運びが可能であることから、路肩の縁石に設置してあるものが広く知られている(例えば、特許文献2)。
特開2005−36618号 実開平6−68423号
しかし、特許文献1に示すウイードストッパーは、縁石の淵の部分に雑草が生えるのを防止することはできるが、草花を植えてある中央部分は、何ら手当がされていないため雑草が生えてくるのを防止することができない。そのため、雑草の除去作業を定期的に行う保守管理が必要となるため、コストがかかり大変不経済であった。また、特許文献2に示すプランターは、前記花壇と同様に上方が開口しているため雑草が生えるのを防止することが困難であり、特に、プランターを車道と歩道との境界部分に設置した場合、風や小鳥により運ばれる飛来種が多く、雑草の除去が大変であった。その上、プランターは、縁石に嵌め込まれているだけであるため、持ち運びが可能であることから盗難のおそれもあるなど多くの問題点を有している。
そこで本発明は、軽量で持ち運びに便利なプランターに草花を植栽して車道と歩道との境界部分、中央分離帯または公園などに設けた花壇や植え込みに設置することで植栽作業の効率化と、雑草が生えるのを防止してメンテナンスの効率化と、定期的に草花の入れ替えを可能にすることにより道路景観の美化と環境浄化を図ることを目的とするものである。
上記課題を解決するため本発明は、金属材または硬質合成樹脂材からなる複数の長尺板片2aと短尺板片2bとにより形成する矩形の基枠2と、通気性及び透水性を有するシート地を有底状に形成した袋本体5とからなり、前記基枠2に袋本体5の上部を取付けて開口部6を有したプランター1を設けてなることを特徴とする。また、前記基枠2の各長短尺板片2a、2bに上部を取付ける袋本体5は、該袋本体の開口部6周縁を各長短尺板片2a、2bの内面側から外面側に被せて折り返し、袋本体5の端縁部を各長短尺板片2a、2bの外側面の下方にそれぞれ固着し、各長短尺板片2a、2bを外側方向に巻き付けて設けた固着部分を内側に位置させて、前記長短尺板片2a、2bの端部を互いに連結してなることを特徴とする。さらに、前記袋本体5をなすシート地の端縁部を長短尺板片2a、2bに取付ける固着手段は、スナップボタン、リベット、または、はとめなどによるかしめ止めしてなることを特徴とする。さらにまた、前記袋本体5をなすシート地は、通気性と透水性を有して雑草の根を通さない合成繊維材で形成した不織布または耐食性を有する天然繊維材で形成した布地で設けてなることを特徴とする。また、前記袋本体5の底面部9に補強帯片10を縦横に縫着してなり、中央の長手方向に設けた第1帯片11の幅方向に複数の第2帯片12をそれぞれ一定間隔毎に設け、前記第1、2帯片11、12の各結合部分にそれぞれ斜めに連結してなる第3帯片13を設け、前記底面部9の周縁で各第1、2、3帯片11、12、13が互いに結合する位置に連結金具16をそれぞれ取付けてなることを特徴とする。さらにまた、前記補強帯片10の第2帯片12は、帯片をそれぞれ二重に形成し、内側の帯片12を袋本体5の底面部9に縫着すると共に、外側の12bは両端部分を縫着して外側の帯片12bに把手部14を設けてなることを特徴とする。また、前記プランター1の開口部6に、防草シート蓋25を着脱可能に取付けてなることを特徴とする。さらにまた、前記防草シート蓋25は、前記プランター1の開口部6を覆う平面部26の周縁部分に垂直方向に鍔部27を設け、該鍔部周面の裏面部分に前記袋本体5の底面周縁に設けた連結金具16と合致する位置に連結帯片28をそれぞれ設け、該連結帯片28を前記連結金具に16に着脱可能に連結してなることを特徴とするものである。
したがって、車道と歩道との境界部分に埋設するプランター1は、地中に埋設する有底状に形成した袋本体5の開口部6に基枠2を取付けて形成したことにより、袋本体5内に土壌を入れる前は、軽量で小さく折りたたむことができるので収納と持ち運びが便利である。また、あらかじめ他所でプランター1内に収容した土壌中に草花を栽植して育成させた後、車道と歩道との境界部分に設けた花壇用の穴に嵌め込むだけの簡単な作業で草花を植えたポットを設置することができるので、現場での植栽作業が短時間で済むため道路の規制時間を短くすることができ、且つ、交通渋滞を防止することもできる。さらには、地下に埋設してある障害物があった場合、袋本体5が布地材で形成してあるため変形させることができるので、障害物を避けることができ、障害物を除去する工事費用が掛からずに済み経済的である。さらにまた、プランター1に植栽する草花は、あらかじめ他所で草花の苗をプランター1内の土壌中に植栽して十分に発育させた状態にしてから花壇に運んで設置することができるので、草花が枯れるのを防止することができる。その上、季節ごとに違う草花を植えたプランター1を短期間に交換することにより迅速に道路景観の美化を図ることができる利点を有するものである。
車道と歩道との境界に設けた花壇に収容体を埋設した状態を示す斜視図である。 防草シート蓋を取付けた収容体を埋設した状態の断面図である。 本発明に係るプランターの斜視図である。 プランターの中央横断面図である。 基枠に袋本体の開口部を取付けた状態を示す要部拡大断面図である。 袋本体の底面図である。 袋本体の底面に取付けた補強帯片の要部拡大図である。 プランターを花壇に埋め込んだ状態の側面図である。 プランターに防草シート蓋を取付けた状態の斜視図である。 防草シート蓋の斜視図である。 防草シート蓋を取付けた収容体を花壇に埋め込んだ状態の断面図である。
本発明の実施形態を図面により説明すると、図1は車道と歩道との境界に設けた花壇に収容体を埋設した使用状態を示す斜視図、図2は防草シート蓋を取付けた収容体を埋設した状態の断面図、図3は本発明に係る収容体の斜視図、図4は本発明に係る収容体の中央縦断面図、図5は基枠に袋本体の開口部を取付けた状態を示す要部拡大断面図、図6はポットの底面図、図7は収容体の底面に取付けた補強帯片の要部拡大図である。本発明に係るプランター1は、金属材または硬質合成樹脂材からなる複数の長尺板片2aと短尺板片2bにより形成した基枠2と、通気性及び透水性を有したシート地を有底状に形成した袋本体5とからなり、前記基枠2に袋本体5の上部を取付けてプランターの上方に開口部6を設けてある。
前記基枠2は、花壇または植え込みのサイズに合わせて形成し、耐腐食性を有する金属パイプ材、金属板材または硬質合成樹脂パイプ材などにより形成し、好ましくは、金属板材で長さが800〜1000mm、幅が250〜400mmの矩形に形成してある。この金属板材により形成した基枠2は、それぞれ一対の長さが900mm、厚さが20mm、高さが120mmの長尺板片2aと、幅が300mm、厚さが20mm、高さが120mmの短尺板片2bとを互いに連結して形成してある。
前記基枠2は、前記板材だけでなく、断面角型や断面丸型の金属パイプ、または硬質合成樹脂パイプによりフラットバーの場合、4〜5mmから15〜30mmの高さに形成してもよい。この基枠に所定の高さを有する金属板材を使用することにより、花壇スペースの周囲に一定の丈夫な囲いを形成することができるので、花壇の他、歩道の路盤や舗装の型崩れを防止することができる。
この基枠2の各長短尺板片2a、2bに、例えば、上方の端縁部を巻回して取付けた袋本体5は、図3、4、5に示す如く、プランター1の上部に設けた開口部6の周縁を各長短尺板片2a、2bの内側面側から外側面側方向に被せて折り返し、さらに袋本体5の端縁部を各長短尺板片2a、2bの外側面の下方にそれぞれ公知の固着手段23で固定してある。次いで、各長短尺板片2a、2bを外側方向に回転させて袋本体5の上方端縁部を巻き付けて前記固着部の内側に位置させた後、前記長短尺板片2a、2bの端部を互いに連結して基枠2を形成してある。
前記基枠2にシート地からなる袋本体5の端縁部を取付ける固着手段23は、例えば、スナップボタン、リベット、はとめなどによるかしめ止め、または強固に縫着するなどにより行うことができ、図5に示すごとく、各長短尺板片2a、2bの外側面に設けた雄部23aと、シート地の端縁部に設けた雌部23bとを嵌合させて連結してもよい。この固着手段23は枠体2の内側に位置してあるので、該枠体の外側に固着手段の突出部分が突出することがないという効果を有する。
前記プランター1を構成する袋本体5の底面部9には、図6に示すごとく、袋本体5が通気性及び透水性を有した布材で形成してあることから、袋本体の内部に土壌を収容した場合に、移動時の衝撃などで袋本体5が破れるのを防止するために、袋本体の底面部9の外側面に帯状の補強帯片10を縦横に取付けてある。
この補強帯片10は、底面部9の中央部分であって長手方向に第1帯片11を設け、短尺幅方向に複数の第2帯片12を一定間隔に設け、前記第1、2帯片11、12の結合部分をそれぞれ斜めに連結する第3帯片13を縫着して取付けてある。したがって、土壌と草花が植栽されて重くなったプランター1を持ち上げたとき、または、移動時の衝撃で袋本体の底が破れたりすることがなく安全に移動させることができる。
袋本体5の底面部9の周縁で、各第1、2、3帯片11、12、13の結合端部、および第2、3帯片12、13の結合端部に、複数のDカン,角カン、小カン(特に小カン)を組み合わせた連結金具16をそれぞれ取付けてある。この連結金具16は、プランター1の開口部6に後記する防草シート蓋を上方から被せて連結固定する。
前記補強帯片10の第2帯片12は、帯片をそれぞれ二重に形成し、下側の帯片12を袋本体5の底面部9に縫着し、上側の帯片12bは両端部分をそれぞれ縫着して、上側の帯片12bを手で握って保持できる把手部14を設けてある。
さらには、プランター1の底面部9に複数の把手部14を設けたことにより、土壌と草花が植栽された重いプランター1を無理なく持ち上げて移動させることができるので、プランター1の移動や花壇に植え替える作業をする場合に、持ちやすいので移動作業などを効率的に行うことができる
前記袋本体5は、通気性と透水性を有するが雑草の根は通さない0,4〜0,6mmの
厚さのシート地により外周壁面と底面を有底状に形成してある。このシート地は、合成繊維材または天然繊維材により形成した不織布または布地などからなり、例えば、米国デュポン社製の防草シートである商品名「ザバーン(登録商標)」が好ましい。
前記袋本体5は、布地材で形成したことにより可撓性を有するため、埋設個所に障害物、例えば、水道管やガス管などがあっても、埋設個所を変更することなく、袋本体5の側面部や底面部の形状を凹ませたりして変形させることにより障害物を避けることができるため、無駄な工事費用が不要となり大変経済的であると共に、作業性を向上させることができる。
図9、10は、前記プランター1の上部に位置する開口部6に被せる防草シート蓋25は遮光性を有する物が好ましいが、必ずしも遮光性を有するものである必要はなく、通気性と透水性を有する厚さ0,2〜0,4mmの合成繊維材または天然繊維材により形成した不織布または布地などからなり、開口部6を覆う平面部26の周縁に鍔部27を垂直方向に設けてあり、前記袋本体5の底面周縁に設けた連結金具16と合致する位置の鍔部27に連結帯片28をそれぞれ設けてある。
前記防草シート蓋25は、プランター1の開口部6から袋本体5内に光を透過しにくい合成繊維材または天然繊維材により形成により形成してあれば、光を遮光するだけでなく、飛来する雑草の種がプランター1内に入って発芽するのを効果的に防止することができる。
防草シート蓋25は、連結帯片28をプランター1の下部周縁部に設けた連結金具16に通して締着することにより固定して防草シート蓋25が飛散すのを防止している。また、防草シート蓋25の表面に位置した平面部26には、植栽する草花の茎部分を挿通させる穴を適宜個所に設けることにより、飛来する雑草の種子が前記開口部6内に進入するのを防止して、雑草の種子が定着するのを防ぐことができる。
また、前記プランター1を構成する基枠2に角パイプを使用した場合、該パイプの下部を歩道ブロック33や車道との境界に位置する縁石30に支持させて基枠2を歩道のブロック面より一段高く設置することができる。基枠2を一段高くすることにより、自転車や乳母車などの車両が花壇内に侵入することを防止することができる。前記車両等の進入を防止することにより植栽した草花が踏みつけられたり折られたりするのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態の作用について説明すると、プランター1は、用途によってその形状を自由に変形することはできるが、プランター1を矩形に形成したことにより、車道と歩道との境界部分に花壇を形成することができる。
プランター1は、基枠2に通気性と透水性を有して土壌中に地中に埋設する袋本体5を取付けて形成してある。したがって、プランター1は、軽量で持ち運びに便利であると共に、不使用時には袋本体5を小さく畳めることから、コンパクトに収納することができる。
車道と歩道との境界部分に設けた花壇スペースにプランター1を埋設する作業は、プランター1を埋設するための穴35を花壇スペースにあらかじめ掘っておく。次いで、トラックなどで現場に運んだ植栽済みのプランター1を前記穴35に埋設するだけの簡単な作業で植栽作業を終了することができる。したがって、作業時間を短縮できるため、道路の規制時間を短くすることができ、交通渋滞を防止することができる。
プランター1は、袋本体5の底面部9に設けた補強帯片10に形成した複数の把手部14を掴むことにより、土壌が入って重くなったプランター1を容易に持ち運ぶことができる。したがって、植栽計画に基づき現場ではなく別のところ(園芸場)で季節ごとに相違する草花をプランター1に植栽し、最適な状態まで育成してから移植現場に搬送して植える作業を簡単に行うことができる。
前記プランター1は、草花が完全に根付いた状態で花壇に植えることができるため、搬送中に草花が枯れたり、また,花壇で生育不足になるのを防止することができる。万一、花壇に設置した収容体に植えた草花が枯れて雑草が生えた場合、枯れた花や雑草の引き抜き作業をすることなく、雑草が生えた収容体を新しい収容体に交換するだけで簡単に修復することができるので、道路景観の美化を図ることができる。
また、花壇に設置したプランター1には、風で飛ばされた雑草の種や、野鳥の糞に混入した雑草の種子などが落ちて雑草が生えるのを防止するため、図9、10に示すごとく、あらかじめプランター1の開口部6全体に防草シート蓋25を被せて覆い、該防草シート蓋がずれないように周囲を連結帯片28でプランター1に固定することにより、雑草の種が収容体内に定着して発芽するのを防止することができる。したがって、花壇のメンテナンスの回数が少なくてすみ、維持管理コストを軽減することができる。
また、プランター1には、あらかじめ季節に合わせた草花を植栽しておき、季節ごとまたは雑草が生えたときにプランター1ごと交換することにより、草花の植え替え作業や雑草の抜き取り作業を軽減でき、人件費や維持管理費を軽減することができるので大変経済的である。
プランター1を構成する袋本体5は、布地材で形成してあることから、内部に土壌を収容すると持ち運ぶ際、重みで変形したり破れたりするおそれがある。そこで、底面部9に補強帯片10を縦横に取付けて、袋本体5の底面部が破れたり、変形するのを防止することができる。さらに、収容体の底面部9に設けた補強帯片10には、任意個所に把手部14を有しているので、プランター1の移動や搬送する際の持ち運びを容易に行うことができる利点がある。
袋本体5は、布地材などのシート地で形成したことにより可撓性を有するため、埋設個所に障害物、例えば、水道管やガス管などがあっても、袋本体5の側面部分や底面部分を変形させることにより障害物を避けることができるので、無駄な工事費用が不要となるため大変経済的である。
プランター1は、基枠に角型パイプを使用した場合、花壇スペースの周囲に一定の高さを形成することができるので、花壇スペースの周囲に設けた縁石30や歩道の敷石33に載せて段差を設けることにより、花壇の輪郭を明確にすることができる。
1 プランター
2 基枠
2a 長尺板片
2b 短尺板片
5 袋本体
6 開口部
7 内壁面
8 外壁面
9 底面部
10 補強帯片
11 第1帯片
12 第2帯片
12b 上側の帯片
13 第3帯片
14 把手部
16 連結金具
23 固着手段
25 防草シート蓋
26 平面部
27 鍔部
28 連結帯片
30 縁石
33 歩道ブロック
35 穴
36 植栽用土
37 植栽部

Claims (8)

  1. 金属材または硬質合成樹脂材からなる複数の長尺板片2aと短尺板片2bとにより形成する矩形の基枠2と、通気性及び透水性を有する防草効果のあるシート地を有底状に形成した袋本体5とからなり、前記基枠2に袋本体5の上部を取付けて開口部6を有したプランター1を設けてなることを特徴とする埋設型植栽用プランター。
  2. 前記基枠2の各長短尺板片2a、2bに上部を取付ける袋本体5は、該袋本体の開口部6周縁を各長短尺板片2a、2bの内面側から外面側に被せて折り返し、袋本体5の端縁部を各長短尺板片2a、2bの外側面の下方にそれぞれ固着し、各長短尺板片2a、2bを外側方向に巻き付けて設けた固着部分を内側に位置させて、前記長短尺板片2a、2bの端部を互いに連結してなることを特徴とする請求項1記載の埋設型植栽用プランター。
  3. 前記袋本体5をなすシート地の端縁部を長短尺板片2a、2bに取付ける固着手段は、スナップボタン、リベット、または、はとめなどによるかしめ止めしてなることを特徴とする請求項1または2記載の埋設型植栽用プランター。
  4. 前記袋本体5をなすシート地は、通気性と透水性を有して雑草の根を通さない遮光性を有した合成繊維材で形成した不織布または耐食性を有する天然繊維材で形成した布地で設けてなることを特徴とする請求項1または3記載の埋設型植栽用プランター。
  5. 前記袋本体5の底面部9に補強帯片10を縦横に縫着してなり、中央の長手方向に設けた第1帯片11の幅方向に複数の第2帯片12をそれぞれ一定間隔毎に設け、前記第1、2帯片11、12の各結合部分にそれぞれ斜めに連結してなる第3帯片13を設け、前記底面部9の周縁で各第1、2、3帯片11、12、13が互いに結合する位置に連結金具16をそれぞれ取付けてなることを特徴とする請求項1記載の埋設型植栽用プランター。
  6. 前記補強帯片10の第2帯片12は、帯片をそれぞれ二重に形成し、内側の帯片12を袋本体5の底面部9に縫着すると共に、外側の12bは両端部分を縫着して外側の帯片12bに把手部14を設けてなることを特徴とする請求項1または5記載の埋設型植栽用プランター。
  7. 前記プランター1の開口部6に、防草シート蓋25を着脱可能に取付けてなることを特徴とする請求項1記載の埋設型植栽用プランター。
  8. 前記防草シート蓋25は、前記プランター1の開口部6を覆う平面部26の周縁部分に垂直方向に鍔部27を設け、該鍔部周面の裏面部分に前記袋本体5の底面周縁に設けた連結金具16と合致する位置に連結帯片28をそれぞれ設け、該連結帯片28を前記連結金具16に着脱可能に連結してなることを特徴とする請求項1または7記載の埋設型植栽用プランター。
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