JP2002142484A - ウォータポンプの駆動装置 - Google Patents

ウォータポンプの駆動装置

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JP2002142484A
JP2002142484A JP2000337752A JP2000337752A JP2002142484A JP 2002142484 A JP2002142484 A JP 2002142484A JP 2000337752 A JP2000337752 A JP 2000337752A JP 2000337752 A JP2000337752 A JP 2000337752A JP 2002142484 A JP2002142484 A JP 2002142484A
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Takeshi Shinohara
剛 篠原
Masami Hirata
雅己 平田
Kyoichi Okada
恭一 岡田
Isao Kishimoto
功 岸本
Kazuo Nagatake
和夫 長竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズの多い環境下でも安定動作が可能であ
って且つ設置位置の自由度が大きいウォータポンプの駆
動装置を提供する。 【解決手段】 位置検出回路19において、冷却水を循
環させるウォータポンプ内に設けられたブラシレスモー
タ14の端子電圧Vu〜Vwと基準電圧Vcとを比較し
て位置信号Pu〜Pwを検出し、それに基づいてインバ
ータ回路18に対して駆動信号Dup〜Dwnを出力する。
また、位置信号Pu〜Pwに基づいて回転速度を検出
し、その検出回転速度と指令回転速度とに基づいて降圧
チョッパ回路17のトランジスタ24に対する制御信号
Dchのデューティ比を制御する。これにより、直流母線
26、27間の直流電圧Vdcが変化してPAM制御が行
われ、ブラシレスモータ14の回転速度つまり冷却水の
流量が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン冷却装置
に用いられるモータ駆動方式のウォータポンプの駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば車両のエンジン冷却装置にあって
は、従来からエンジンの動力によりウォータポンプの羽
根車を回転駆動して循環経路内に冷却水を強制循環させ
るものが提供されている。しかし、エンジンの動力を用
いると冷却水の流量調整が難しいため、冷却の過不足が
生じるなどの不都合があった。そこで、これに替えてウ
ォータポンプの羽根車をモータにより駆動することが行
われている。
【0003】こうしたモータ駆動方式によれば、モータ
の回転数を制御することにより冷却水の流量を正確に調
整することが可能となり、例えば冷却水温度やエンジン
温度等を検出することによりエンジンの冷却を最適に行
えるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウォータポ
ンプが設置される車両のエンジンルームにはバッテリ、
スタータ、発電機等が設置されており、これらの機器に
は連続してあるいは断続的に大きな電流が流れている。
このため、エンジンルーム内はノイズが多い環境となっ
ている。そこで、モータの回転速度検出信号などを伝送
する信号配線にノイズが混入することがないように、従
来の駆動装置はウォータポンプの極近くに設置されるよ
うになっていた。
【0005】しかし、ウォータポンプの駆動装置の設置
位置がこのように制限されると、狭いエンジンルーム内
において他の機器を設置する際の妨げとなる場合があっ
た。また、ウォータポンプが設置される車両のエンジン
ルーム内特にエンジン付近は、温度変化が大きく且つ高
温となる環境である。このため、ウォータポンプに接近
して設置される駆動装置も高温になり易かった。これに
対処するため、従来の駆動装置は、高温になっても確実
に動作するように、動作温度範囲の広い部品を採用した
り放熱対策を追加して施したりする必要があり、コスト
の上昇を招いていた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ノイズの多い環境下でも安定動作が可
能であって且つ設置位置の自由度が大きいウォータポン
プの駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載したウォータポンプの駆動装置は、
エンジン冷却装置に用いられるモータ駆動方式のウォー
タポンプの駆動装置であって、モータはブラシレスモー
タにより構成され、そのブラシレスモータをセンサレス
駆動するように構成されていることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、駆動装置がブラシレス
モータの回転数を可変制御することにより、エンジン冷
却装置の冷却水の流量を調整することができるので、例
えばエンジンや冷却水の温度状態などに応じてエンジン
を最適な状態に冷却することができる。
【0009】ブラシレスモータを回転駆動するには、ロ
ータの磁極位置を検出する必要がある。本構成において
は温度変化に対して磁極検出特性が大きく変化するホー
ルIC等の位置検出手段を用いることなく、例えばブラ
シレスモータの端子電圧に基づいてロータの磁極位置を
検出するセンサレス駆動方式を採用した。これにより、
ブラシレスモータの温度変化等にかかわらず確実な磁極
位置検出が可能となって、ブラシレスモータ(つまりウ
ォータポンプ)の安定駆動が可能となる。
【0010】また、センサレス駆動にすることで、ブラ
シレスモータとその駆動装置との間に位置信号を送るた
めの信号線が不要となるので、駆動装置とブラシレスモ
ータとの距離が離れていても、外来ノイズ等の影響を受
けにくくなり、駆動装置はウォータポンプをより安定し
て駆動できる。これにより、駆動装置をウォータポンプ
から離れた温度の低い環境下に配置することが可能とな
り、低温度仕様の部品を採用することができ低コスト化
を図れる。
【0011】請求項2に記載したウォータポンプの駆動
装置は、ブラシレスモータをPAM(Pulse Amplitude
Modulation)制御方式で駆動するように構成されている
ことを特徴とする。この構成によれば、駆動装置は、出
力電圧の振幅を制御することによりブラシレスモータへ
の印加電圧を可変する。このPAM制御方式を採用する
ことにより、例えばPWM(Pulse Width Modulation)
制御方式を採用した場合に比べて駆動装置から放射され
る高周波ノイズが減少し、この高周波ノイズによる他の
制御機器の誤動作の発生を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両に搭載された
エンジン冷却装置に適用した一実施例について図面を参
照しながら説明する。図2は、車両の動力発生部および
動力伝達部の概略的構成を示した図である。この図2に
おいて、車両1(ここでは自動車)にはエンジン2が搭
載されており、このエンジン2は、変速機3および差動
ギヤ4を介して後側ホイール5、5の車軸6、6を駆動
するようになっている。本実施例では、車両1の前側ホ
イール7、7の車軸8、8は非駆動である。
【0013】エンジン2に対しては、図3に示すような
水冷式のエンジン冷却装置9が設けられている。この図
3において、エンジン2のシリンダヘッド2aおよびシ
リンダブロック2bの内部にはウォータジャケット(図
示せず)が形成されており、そのウォータジャケット内
を冷却水が通過するようになっている。ウォータジャケ
ットの出口は、アッパホース10を介してラジエータ1
1の上部入口に接続され、そのラジエータ11の下部出
口は、ウォータポンプ12およびロアホース13を介し
てウォータジャケットの入口に接続されている。これに
より冷却水の循環経路が形成されている。
【0014】ウォータポンプ12は、この循環経路に冷
却水を強制循環させるもので、具体的には図示しない
が、そのケーシング内にはポンプ室と三相のブラシレス
モータ14(図1参照)が収容されたモータ室とが形成
されている。ポンプ室には、ブラシレスモータ14によ
り駆動される羽根車が設けられており、その羽根車が回
転駆動されると、その回転速度に応じた流量の冷却水が
上記循環経路内を循環するようになっている。
【0015】図1に翻って、車両1には、鉛蓄電池等の
バッテリ15(例えば定格電圧36Vのもの)と、この
バッテリ15からの直流電圧を交流電圧に変換して前記
ブラシレスモータ14に印加する駆動装置16とが搭載
されている。なお、駆動装置16は、ウォータポンプ1
2に接近して設置する必要はなく、例えば車両1のエン
ジンルーム内であって比較的温度変化が小さく高温にな
りにくい位置に設置されている。
【0016】さて、ウォータポンプ12の駆動装置16
の電気的構成について図1を参照しながら説明する。駆
動装置16は、降圧チョッパ回路17、インバータ回路
18、位置検出回路19、制御回路20、ベースドライ
ブ回路21、22、制御電源回路23から構成されてい
る。
【0017】降圧チョッパ回路17は、バッテリ15と
インバータ回路18との間に介在している。すなわち、
バッテリ15の正側端子はPNP型のトランジスタ24
のエミッタ・コレクタ間とリアクトル25とを直列に介
して正側の直流母線26に接続されており、バッテリ1
5の負側端子は負側の直流母線27に接続されている。
トランジスタ24のコレクタと直流母線27との間に
は、直流母線27側をアノードとしてダイオード28が
接続されており、直流母線26と27との間には平滑用
のコンデンサ29が接続されている。トランジスタ24
のベースには、制御回路20からベースドライブ回路2
2を介して制御信号Dchが与えられるようになってい
る。
【0018】インバータ回路18は、直流母線26と2
7との間に6個のスイッチング素子例えばトランジスタ
30〜35が三相ブリッジ接続されて構成されており、
それぞれのコレクタ・エミッタ間には、エミッタ側をア
ノードとして還流ダイオード36〜41が接続されてい
る。
【0019】前記ウォータポンプ12の羽根車を駆動す
るブラシレスモータ14は、例えばY結線されたステー
タコイル14u、14v、14wを有するステータと永
久磁石形のロータとを備えている。そして、インバータ
回路18の出力端子42u、42v、42wは、それぞ
れステータコイル14u、14v、14wの各一端子に
接続されている。このブラシレスモータ14は、ホール
ICやホール素子など直接ロータの磁極位置(以下、ロ
ータ位置と称す)を検出する位置検出手段を備えていな
いため、位置検出手段を備えたものに比べ小型化および
構造の簡単化が図られている。
【0020】位置検出回路19は、ブラシレスモータ1
4のロータ位置を検出するための回路である。直流母線
26と27との間には抵抗43と44とが直列に接続さ
れており、これら抵抗43と44との共通接続点には、
降圧チョッパ回路17が出力する直流電圧Vdc(直流母
線26と27との間の電圧)を所定分圧比(一例として
1/2)で分圧した基準電圧Vcが生成されるようにな
っている。
【0021】コンパレータ45、46、47は、それぞ
れU相の端子電圧Vu、V相の端子電圧Vv、W相の端
子電圧Vwと前記基準電圧Vcとを比較し、Hレベルま
たはLレベルを有する位置信号Pu、Pv、Pwを出力
するようになっている。この場合、コンパレータ45、
46、47の反転入力端子が抵抗43と44との共通接
続点に接続されている。
【0022】制御回路20は、これら位置信号Pu、P
v、Pwに基づいて120°通電方式による転流制御を
行うとともに、検出回転速度と外部から入力される回転
速度指令信号Fsとに基づいてPAM(Pulse Amplitud
e Modulation)制御を行って、駆動信号Dup〜Dwnを出
力するようになっている。これら駆動信号Dup〜Dwn
は、それぞれベースドライブ回路21を介してトランジ
スタ30〜35のベースに与えられるようになってい
る。
【0023】制御電源回路23は、例えば外部から供給
される12Vの直流電圧を入力として制御電圧を生成
し、この制御電圧を位置検出回路19、制御回路20お
よびベースドライブ回路21、22に対して与えるよう
になっている。なお、位置検出回路19と制御回路20
とは、ブラシレスモータ駆動用の専用ICにより構成さ
れている。
【0024】次に、本実施例の作用について図4も参照
しながら説明する。エンジン冷却装置9(図3参照)
は、エンジン2や冷却水の温度、エンジン2の動作状態
等を検出し、それらに基づいてウォータポンプ12によ
る冷却水の流量制御を行っている。すなわち、エンジン
冷却装置9は、エンジンの冷却状態を最適にするため
に、ウォータポンプ12の駆動装置16に対して所望す
る流量を得るための回転速度指令信号Fsを出力する。
【0025】駆動装置16の制御回路20は、この回転
速度指令信号Fsを入力し、位置信号Pu、Pv、Pw
から検出されたブラシレスモータ14の検出回転速度
と、回転速度指令信号Fsによる指令回転速度との差分
(速度偏差)に基づいて指令直流電圧を得る。
【0026】制御回路20は、この指令直流電圧に基づ
いて、降圧チョッパ回路17のトランジスタ24のベー
スに対しHレベルとLレベルとが所定周波数で繰り返さ
れる制御信号Dchを出力し、直流電圧Vdcの制御を行
う。図4は、降圧チョッパ回路17の各部の電圧波形を
示している。各波形は、上から順に制御信号Dch、トラ
ンジスタ24のコレクタ電圧、直流電圧Vdcを示してい
る。降圧チョッパ回路17の降圧動作は以下の通りであ
る。
【0027】すなわち、制御信号DchがLレベルになる
と、トランジスタ24がオンとなり、バッテリ15から
トランジスタ24およびリアクトル25を介してコンデ
ンサ29に充電電流が流れる。この場合、トランジスタ
24のコレクタ電圧は、ほぼバッテリ電圧に等しくな
る。これに対し、制御信号DchがHレベルになると、ト
ランジスタ24がオフ、ダイオード28がオンとなり、
ダイオード28、リアクトル25およびコンデンサ29
からなる閉回路に還流電流が流れる。この場合、トラン
ジスタ24のコレクタ電圧はほぼ0Vになる。
【0028】制御信号Dchの周波数は十分に高く設定さ
れているので、直流母線26と27との間にはリプル分
の小さい直流電圧Vdcが得られる。この直流電圧Vdc
は、制御信号Dchのデューティ比が大きいほど高くな
り、デューティ比が0%の場合に0V、デューティ比が
50%の場合にほぼバッテリ電圧の1/2(18V)、
デューティ比が100%の場合にほぼバッテリ電圧(3
6V)になる。
【0029】一方、制御回路20は、位置信号Pu、P
v、Pwに基づいて120°通電方式によるインバータ
回路18の転流制御を行う。その結果、駆動回路16の
出力端子42u、42v、42wからブラシレスモータ
14のステータコイル14u、14v、14wに対し
て、PAM制御された矩形波状の三相交流電圧が与えら
れ、ブラシレスモータ14(つまりウォータポンプ12
の羽根車)は回転速度指令信号Fsに従った回転速度で
回転するようになる。
【0030】以上述べた本実施例によれば、以下の効果
が得られる。駆動装置16は、ウォータポンプ12の羽
根車に直結されたブラシレスモータ14をセンサレス駆
動するので、ブラシレスモータ14内部にロータ位置を
検出するための位置検出手段を付加する必要がない。こ
のため、ブラシレスモータ14を小型化できる。
【0031】ウォータポンプ12は、エンジンルーム内
に設置されしかもその内部を冷却水が通過するために高
温になり易い。このような環境下でホールICやホール
素子などの位置検出手段を用いると、位置検出信号の振
幅が低下してしまう。従って、これら位置検出手段を備
えた従来の駆動装置にあっては、動作が不安定になる場
合があった。これに対して、本実施例の駆動装置16
は、このような温度依存性の大きい位置検出手段を用い
ていないので、ウォータポンプ12の温度状態にかかわ
らず、当該ウォータポンプ12を安定して駆動すること
ができる。
【0032】また、センサレス駆動にしたことで、ウォ
ータポンプ12と駆動装置16との間に上記位置信号P
u、Pv、Pwを送るための信号線が不要となる。この
ため、ウォータポンプ12と駆動装置16との距離が離
れていても、外来ノイズの影響を受けにくくなり、ノイ
ズの混入による駆動装置16の誤動作を防止することが
できる。
【0033】そして、駆動装置16をウォータポンプ1
2から離れた温度の低い位置に設置することが可能とな
るので、故障の発生率が低減し、低温度仕様の部品を採
用することができてコストの低減を図れる。また、駆動
装置16の設置位置についての自由度が増すので、例え
ばエンジンルーム内において他の機器の妨げとならない
位置に駆動装置16を設置できる。
【0034】さらに、駆動装置16は、ブラシレスモー
タ14への交流印加電圧をPWM制御方式ではなくPA
M制御方式により可変制御するので、駆動装置16、ブ
ラシレスモータ14あるいは両者間の接続ケーブルから
放射される高周波ノイズが減少する。これにより、高周
波ノイズによる他の制御機器の誤動作やラジオノイズ等
が低減される。
【0035】なお、本発明は上記した実施例に限定され
るものではなく、以下のような変形あるいは拡大が可能
である。駆動装置16は、位置検出回路19において直
流電圧Vdcを分圧して得られる基準電圧Vcと各相の端
子電圧Vu、Vv、Vwとを比較して位置信号Pu、P
v、Pwを検出するように構成されているが、端子電圧
Vu、Vv、Vwあるいは各相の電流に基づいてロータ
位置を検出するものであれば他の検出方法を用いても良
い。
【0036】駆動装置16では、高周波ノイズの発生を
低減するためにPAM制御方式を採用したが、シールド
対策を施した場合あるいは他の機器への影響が小さい場
合にあってはPWM制御方式を採用しても良い。
【0037】駆動装置16は、降圧チョッパ回路17を
用いて出力交流電圧の大きさを制御したが、バッテリ電
圧やブラシレスモータ14の電圧仕様等に応じて、昇圧
チョッパ回路、昇降圧可能なチョッパ回路、スイッチン
グ電源回路などを用いても良い。位置検出回路19と制
御回路20とは、ブラシレスモータ駆動用の専用ICに
より構成したが、マイクロコンピュータを主体として構
成しても良い。
【0038】また、図3に示すエンジン冷却装置9は、
ウォータポンプ12の一適用例を示したもので、他の形
態の冷却経路を備えたエンジン冷却装置についても適用
可能である。さらに、上記実施例では車両1(自動車)
に搭載されたウォータポンプ12の駆動装置16につい
て説明したが、車両に限らず一般にエンジン冷却装置に
用いられるモータ駆動方式のウォータポンプについても
同様に適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のウォータポンプの駆動装置によれば、ウォータポンプ
のブラシレスモータをセンサレス駆動するので、ブラシ
レスモータとその駆動装置との間の信号線が不要となっ
て、外来ノイズ等の影響を受けにくくなり安定した駆動
が可能となる。また、駆動装置をウォータポンプから離
れた温度の低い環境下に配置することができるので、故
障しにくくなるとともに、低温度仕様の部品を採用する
ことでコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駆動装置の電気的構成
【図2】車両の動力発生部および動力伝達部を概略的に
示す構成図
【図3】エンジン冷却装置の模式的な構成図
【図4】降圧チョッパ回路の各部の電圧波形図
【符号の説明】
9はエンジン冷却装置、12はウォータポンプ、14は
ブラシレスモータ、16は駆動装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 恭一 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術センター内 (72)発明者 岸本 功 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術センター内 (72)発明者 長竹 和夫 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術センター内 Fターム(参考) 5H560 AA10 BB04 BB12 DA12 DB12 DC13 EB01 RR10 SS02 SS03 SS04 UA02 XA04 XA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン冷却装置に用いられるモータ駆
    動方式のウォータポンプの駆動装置において、 前記モータはブラシレスモータにより構成され、 そのブラシレスモータをセンサレス駆動するように構成
    されていることを特徴とするウォータポンプの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 ブラシレスモータをPAM(Pulse Ampl
    itude Modulation)制御方式で駆動するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のウォータポンプ
    の駆動装置。
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