JP2002142356A - 電源回路および非接触icカード - Google Patents

電源回路および非接触icカード

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JP2002142356A JP2000334025A JP2000334025A JP2002142356A JP 2002142356 A JP2002142356 A JP 2002142356A JP 2000334025 A JP2000334025 A JP 2000334025A JP 2000334025 A JP2000334025 A JP 2000334025A JP 2002142356 A JP2002142356 A JP 2002142356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路の負荷変動によって生じる電流変動分を
補償することにより、電源ノイズおよび電源電圧変動を
抑制し、高性能な電源回路を実現する。 【解決手段】 リニアレギュレータ200を用いてデジ
タル回路300の負荷変動によって生じる電流変動分を
モニターし、その電流変動分を電流補償回路400によ
り電源電圧AVDDからグランドVSSに補償電流とし
て流すことにより、電源AVDDの負荷インピーダンス
を常に一定とする。その結果、電源電圧AVDDの変動
およびノイズが低減され、高性能な電源回路1が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路の負荷変動に
より生じる電流変動分を補償することにより、電源ノイ
ズや電源電圧変動を抑制することができる電源回路およ
びそれを用いた非接触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、アナログ回路やデジタル回路等の
電子回路は、電源電圧を印加することにより作動する。
このときに回路に流れる電流は、回路動作により異な
る。特に、CPUやロジック回路、メモリ等のデジタル
回路においては、電流変動が大きい。このような電流変
動は、電源ノイズや電源電圧変動となって現れる。以下
に、電源ノイズが発生するメカニズムについて説明す
る。
【0003】図11は、従来の半導体集積回路の構成を
示す図である。この半導体集積回路3は、デジタル回路
300とアナログ回路310とからなり、デジタル回路
300はCPU301やメモリ302からなる。この半
導体集積回路3には、外部からインダクタL1を通じて
電源電圧VDDが与えられている。インダクタL1は、
配線やボンディングワイヤ等により生じる寄生インダク
タであり、その値は例えば数nF程度である。このと
き、チップ(半導体集積回路)内の内部電源電圧はVD
D1となる。
【0004】ここで、デジタル回路300とアナログ回
路310とにより消費される電流I1が図12(b)に
示すように変化した場合を考えると、チップ内の電源電
圧VDD1は図12(a)に示すように、電流I1の変
化点で変動を起こす。
【0005】このような電源ノイズは、アナログ回路3
10の回路動作には大きく影響する。例えば、ヒステリ
シス特性を有するコンパレータの場合には、電源電圧V
DD1の変動によって比較値の極性が変わり、誤動作を
引き起こすこともある。また、増幅器においても、電源
電圧変動成分が付加されて信号の品質が劣化するという
問題がある。以下に、アナログ回路の誤動作や特性劣化
について、具体例を示す。
【0006】図13は、ヒステリシス特性を有するコン
パレータの入出力特性を示す図である。一般に、コンパ
レータは、基準電圧に対して入力電圧が高いときにHI
GH状態になり、基準電圧に対して入力電圧が低いとき
にLOW状態になる。これに対して、ヒステリシス特性
を有するコンパレータにおいては、図13に示すよう
に、入力電圧(入力信号Vin)が基準電圧Vref1
に対してオフセット電圧を加えたレベルVH以上になる
と出力信号VoutがHIGH状態になり、入力電圧
(入力信号Vin)が基準電圧Vref1に対してオフ
セット電圧を引いたレベルVL以下になると出力信号V
outがLOW状態になる。ここで、ヒステリシス特性
を有するコンパレータの出力がHIGH状態であり、入
力電圧が基準電圧Vref1と等しい場合を考える。こ
の場合に、電源ノイズにより入力電圧がVL以下に下が
ったとすると、コンパレータの出力はHIGH状態から
LOW状態になり、元の値(HIGH状態)に戻ること
はない。
【0007】このような問題を解決するために、従来か
ら、アナログ回路とデジタル回路の電源を分離したり、
チップ内で電源電圧VDD1とグランドVSS間に容量
Cpassを形成して電源電圧変動を抑制する方法が用
いられてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような方法では、チップのピン(端子)数の増加や、
チップ内に形成される容量の面積増大を招く。Cpas
sの値としては1μF以上が望まれるが、チップ内で形
成可能な容量値は標準CMOSプロセスで1nF程度で
あり、回路の大きな負荷変動に対しては効果があまり得
られない。
【0009】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、デジタル回路等の負
荷変動によって生じる電流変動分を補償することによ
り、電源ノイズおよび電源電圧変動を抑制し、アナログ
回路等、電源ノイズや電源電圧変動に影響を受け易い回
路の誤動作や信号の品質劣化を抑制することができる高
性能な電源回路および非接触ICカードを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、第
1の電子回路に供給される第1の電源電圧と第2の電子
回路に供給される第2の電源電圧との間に接続され、該
第1の電源電圧部から該第2の電源電圧部に流れる電流
をモニタするためのモニタ端子を有する電流検出回路
と、該第1の電源電圧と該モニタ端子とに接続され、モ
ニタした電流によって該第1の電源電圧部からグランド
に流れる補償電流を制御して、該第2の電子回路の負荷
変動によって生じる電流変動分を補償する電流補償回路
とを備えており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0011】上記構成によれば、電流検出回路を用いて
第2の電源電圧部に流れる電流をモニタすることによ
り、デジタル回路等の負荷変動によって生じる電流変動
を検出し、その電流変動分を電源補償回路を用いて補償
することにより、電源ノイズおよび電源電圧変動を抑制
し、アナログ回路等、電源ノイズや電源電圧変動に影響
を受け易い回路の誤動作や信号の品質劣化を抑制し、低
ノイズで高性能な電源回路を実現することができる。
【0012】前記電流検出回路は、演算増幅器とトラン
ジスタと2つの抵抗とを備えたリニアレギュレータを有
し、該トランジスタは、ソースが前記第1の電源電圧に
接続され、ゲートが該演算増幅器の出力端子に接続され
ると共に、ドレインが前記第2の電源電圧に接続され、
該2つの抵抗は、該第2の電源電圧とグランドとの間に
直列に接続されると共に、該2つの抵抗の接続点が該演
算増幅器の非反転入力端子に接続され、該演算増幅器
は、反転入力端子が基準電圧に接続されると共に、出力
端子が前記モニタ端子として機能する構成としてもよ
い。
【0013】上記構成によれば、後述する実施の形態1
に示すように、リニアレギュレータを用いてデジタル回
路等の負荷変動によって生じる電流変動分をモニターす
ることが可能である。
【0014】前記電流検出回路は、前記第1の電源電圧
と前記第2の電源電圧との間に接続された抵抗を有し、
該第2の電源電圧側にモニタ端子を有する構成としても
よい。
【0015】上記構成によれば、後述する実施の形態2
に示すように、電流検出回路を用いてデジタル回路等の
負荷変動によって生じる電流変動分をモニターすること
が可能である。
【0016】前記電流補償回路は、所定の電流と前記モ
ニタ端子によって制御される電流との差電流を生成する
引き算回路と、該差電流に比例した電流を、前記第1の
電源電圧からグランドに補償電流として流す電流回路と
を有する構成としてもよい。
【0017】上記構成によれば、後述する実施の形態1
に示すように、デジタル回路等の電流変動分を電源補償
回路を用いて補償することが可能である。
【0018】前記電流補償回路は、参照電圧を生成する
参照電圧発生回路と、該参照電圧と前記モニタ端子の電
圧との差電圧に比例した差電流と所定の電流との和を生
成する差動増幅回路と、該差電流と所定の電流との和に
比例した電流を、前記第1の電源電圧からグランドに補
償電流として流す電流回路とを有する構成としてもよ
い。
【0019】上記構成によれば、後述する実施の形態2
に示すように、デジタル回路等の電流変動分を電源補償
回路を用いて補償することが可能である。
【0020】前記第1の電源電圧はアナログ回路に接続
されるものであってもよい。
【0021】上記構成によれば、電源変動に影響され易
いアナログ回路の誤動作や信号の品質劣化を抑制するこ
とが可能である。
【0022】前記第2の電源電圧はデジタル回路に接続
されるものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、電流変動が大きいデジ
タル回路等の負荷変動によって生じる電流変動を検出
し、その電流変動分を電源補償回路を用いて補償するこ
とが可能である。
【0024】前記電流回路は、第4の抵抗を介してグラ
ンドに前記補償電流を流す構成としてもよい。
【0025】上記構成によれば、電流回路に設けられた
トランジスタのばらつき等によって不必要に流れる電流
を抑制することが可能である。
【0026】前記第1の電源電圧部から前記第2の電源
電圧部に流れる電流と、該第1の電源電圧部からグラン
ドに流れる前記補償電流の和が一定であるのが好まし
い。
【0027】上記構成によれば、第2の電源電圧部に流
れる電流変動分を補償して電源ノイズを抑制することが
できる。なお、補償電流と第2の電源電圧部に流れる電
流の和は一定でなくてもよく、その場合には、電流変動
分の一部を補償して電源ノイズの低減を図ることが可能
である。
【0028】本発明の非接触ICカードは、コイルアン
テナと、同調容量と充電容量と整流回路とアナログ回路
とデジタル回路と本発明の電源回路とを備えた半導体集
積回路とを有し、該コイルアンテナは、該同調容量と並
列に接続されて該整流回路の入力に接続され、該整流回
路は、出力が該充電容量に接続されて、該アナログ回路
に供給される第1の電源電圧を生成し、該電源回路は、
該第1の電源電圧から、該デジタル回路に供給される第
2の電源電圧を生成し、そのことにより上記目的が達成
される。
【0029】上記構成によれば、デジタル回路等の負荷
変動によりアナログ回路等の誤動作や信号の品質劣化が
生じるのを抑制し、高性能な非接触ICカードを実現す
ることが可能である。
【0030】前記アナログ回路は復調回路を備えている
構成としてもよい。
【0031】上記構成によれば、後述する実施の形態3
に示すように、復調回路を有する高性能な非接触ICカ
ードを実現することが可能である。
【0032】前記半導体集積回路は、前記同調容量と並
列に接続されて該整流回路の入力に接続される変調回路
をさらに備えている構成としてもよい。
【0033】上記構成によれば、後述する実施の形態4
に示すように、変調回路を有する高性能な非接触ICカ
ードを実現することが可能である。
【0034】前記変調回路は、変調信号により回路イン
ピーダンスを変調させる構成としてもよい。
【0035】上記構成によれば、後述する実施の形態4
に示すように、全波整流器を有する高性能な非接触IC
カードを実現することが可能である。
【0036】前記整流回路は全波整流回路である構成と
してもよい。
【0037】上記構成によれば、後述する実施の形態4
に示すように、全波整流器を有する高性能な非接触IC
カードを実現することが可能である。なお、整流回路と
しては、半波整流回路を用いてもよく、その場合には、
半波整流器を有する高性能な非接触ICカードを実現す
ることが可能である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図に
おいて、同様の機能を有する構成要素については、従来
技術と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0039】(実施の形態1)図1は実施の形態1に係
る電源回路の構成を示す図である。この電源回路1は、
電流検出回路500と電流補償回路400とを有してい
る。デジタル回路300はデジタル電源電圧DVDDを
電源とし、アナログ回路310はアナログ電源電圧AV
DDを電源としている。
【0040】電流検出回路500はリニアレギュレータ
200により実現され、リニアレギュレータ200は、
抵抗R1、R2と、演算増幅器210と、pMOSトラ
ンジスタM1とにより構成されている。トランジスタM
1のソースはアナログ電源電圧AVDDに接続され、ゲ
ートは演算増幅器210の出力端子に接続され、ドレイ
ンはデジタル電源電圧DVDDに接続されている。演算
増幅器210の出力端子は、デジタル電源電圧DVDD
部に流れる電流(=デジタル回路300に流れる電流)
をモニタするモニタ端子(モニタ電圧Va)となってい
る。抵抗R1は、デジタル電源電圧DVDDと演算増幅
器210の非反転入力端子に接続され、抵抗R2は、グ
ランドVSSと演算増幅器210の非反転入力端子に接
続されている。
【0041】電流補償回路は400は、引き算回路41
0と電流回路420とにより構成されている。引き算回
路410は、所定の電流源IcとトランジスタM2、M
3とにより構成されている。電流源Icは、グランドV
SSとトランジスタM2、M3のドレインとに接続さ
れ、トランジスタM2、M3のソースはアナログ電源電
圧AVDDに接続され、トランジスタM2のゲートはリ
ニアレギュレータ200のモニタ端子(モニタ電圧V
a)に接続され、トランジスタM3のゲートとドレイン
とは接続されて電流回路420の制御電圧Vcとなって
いる。電流回路420は、トランジスタM4により構成
され、トランジスタM4のソースはアナログ電源電圧A
VDDに接続され、ドレインはグランドVSSに接続さ
れ、ゲートは制御電圧Vcに接続されている。
【0042】ここで、上記演算増幅器210の反転入力
端子に基準電圧Vref2(外部から供給される)を接
続すると、デジタル電源電圧DVDDは、 DVDD=Vref×(R1+R2)/R2 ・・・(1) のように表される。ここで、抵抗R1、R2に流れる電
流をI1に比べて非常に小さくなるように選ぶと、トラ
ンジスタM2、M3、M4に流れる電流I2、I3、I
4は、各々、 I2=n×I1 ・・・(2) I3=Ic−n×I1 ・・・(3) I4=m×(Ic−n×I1) ・・・(4) のように表される。従って、引き算回路410では所定
の電流Icとモニタ端子(モニタ電圧Va)により制御
される電流I2との差電流I3が生成され、電流回路4
20には差電流I3に比例した電流I4がアナログ電源
電圧AVDD部からグランドVSSに補償電流として流
れる。なお、上記式において、nはトランジスタM1と
トランジスタM2のサイズ比であり、mはトランジスタ
M3とM4のサイズ比である。また、I1はトランジス
タM1に流れる電流である。例えばトランジスタM1、
M2、M3、M4のゲート幅をW1、W2、W3、W4
とし、ゲート長をL1、L2、L3、L4とすると、n
とmは、各々、 n=(W2×L1)/(L2×W1) ・・・(5) m=(W4×L3)/(L4×W3) ・・・(6) のように表される。
【0043】そして、 Ic=n×I0、 m=1/n とすると、トランジスタM4に流れる電流I4は、 I4=I0−I1 となる。ここで、デジタル回路300に流れる電流がΔ
I1だけ増え、I1+ΔI1となったとすると、I4は
I0−I1−ΔI1となり、デジタル回路300に流れ
る電流の変動分を補償する電流が電流回路420に流れ
ることになる。アナログ電源電圧AVDD部からアナロ
グ回路310に流れる電流は、図1の場合、デジタル回
路300に流れる電流I1、引き算回路410に流れる
電流Ic、電流補償回路420に流れる電流(I0−I
1)の和(I0+Ic)となる。その結果、アナログ電
源電圧AVDD部から流れる電流は、アナログ回路31
0に流れる電流を除けば、一定となる。これは、デジタ
ル回路の負荷変動によって生じるアナログ電源電圧AV
DDのノイズを低減することを意味する。
【0044】以上のことから、本実施形態では、電源電
圧変動を抑制するためにデジタル回路とアナログ回路の
電源を分離する必要が無いため、チップのピン数を削減
することができる。また、電源電圧変動を抑制するため
にチップ内でデジタル電源電圧とグランド間に大きな容
量を形成する必要が無いため、チップ内に形成される容
量の面積増大を防ぐことができる。その結果として、チ
ップ実装が容易で電源ノイズの低い高性能な電源回路を
実現することができる。
【0045】(実施の形態2)図2は実施の形態2に係
る電源回路の構成を示す図である。この電源回路1は、
電流検出回路500と電流補償回路400とを有してい
る。デジタル回路300はデジタル電源電圧DVDDを
電源とし、アナログ回路310はアナログ電源電圧AV
DDを電源としている。
【0046】電流検出回路500は、抵抗R10をアナ
ログ電源電圧AVDDとデジタル電源電圧DVDDとの
間に接続して構成され、デジタル電源電圧DVDD側
に、デジタル電源電圧DVDD部に流れる電流(=デジ
タル回路300に流れる電流)をモニタするモニタ端子
(モニタ電圧Va)を有している。
【0047】電流補償回路400は、参照電圧発生回路
440、差動増幅回路430、電流回路420とにより
構成されている。参照電圧発生回路440は、抵抗R1
1と抵抗R12とがアナログ電源電圧AVDDとグラン
ドVSSとの間に直列に接続され、抵抗R11と抵抗R
12の抵抗分割によって生成される電圧を参照電圧Vr
ef3として出力する。差動増幅回路430は、nMO
SトランジスタM10、M11とpMOSトランジスタ
M12、M13と電流源I10とにより構成されてい
る。電流源I10は、グランドVSSとトランジスタM
10、M11のソースとに接続され、トランジスタM1
0のドレインにはトランジスタM12のドレインが接続
され、トランジスタM11のドレインにはトランジスタ
M13のドレインが接続されている。トランジスタM1
2とトランジスタM13はダイオード接続(ソースとゲ
ートを接続してカソードとし、ドレインをアノードとし
た構造)され、トランジスタM11のドレインとトラン
ジスタM13のゲートとドレインが電流回路420の制
御電圧Vcに接続されている。トランジスタM12、M
13のソースはアナログ電源電圧AVDDに接続され、
トランジスタM11のゲートはモニタ端子(モニタ電圧
Va)に接続され、トランジスタM10のゲートは参照
電圧Vref3に接続されている。電流回路420は、
トランジスタM4により構成され、トランジスタM4の
ソースはアナログ電源電圧AVDDに接続され、ドレイ
ンはグランドVSSに接続され、ゲートは制御電圧Vc
に接続されている。この電流回路420は、差増増幅回
路430からの制御電圧Vcによってアナログ電源電圧
AVDD部からグランドVSSに流れる電流をコントロ
ールする。
【0048】ここで、デジタル回路300において最大
の電流を消費するときの負荷抵抗をRmaxとし、差動
増幅器の電流ゲインをAとする。そして、抵抗R10〜
R12とRmaxの関係を (R10/(Rmax+R10))/2=R11/(R11+R12) ・・・(7) のように設定する。例えば、Rmax=90Ω、R10
=10Ω、R11=10kΩ、R12=190kΩとす
る。このとき、参照電圧発生回路430における消費電
流を小さくするために、R11/R10=10000と
する。
【0049】そして、アナログ電源電圧AVDDを3V
とすると、参照電圧Vref3は2.85Vとなり、デ
ジタル負荷最大時の電圧DVDDは2.7Vとなり、デ
ジタル回路300の最大負荷電流は30mAとなる。こ
こで、トランジスタM13とトランジスタM4のミラー
比(実施の形態1のサイズ比と同じ)をMとし、差増増
幅回路430の電流ゲインをAとすると、トランジスタ
M4に流れる電流I4は、 I4=M×(A×(DVDD−Vref3)+I10/2) ・・・(8) のように表される。これは、モニタ電圧DVDDと参照
電圧Vref3の差電圧により流れる電流(A×(DV
DD−Vref3)と所定の電流I10/2の和に比例
した電流がI4に流れることを意味する。
【0050】ここで、A=0.001、I10=300
μA、M=100とすると、デジタル回路の負荷電流が
最大(デジタル回路300に流れる負荷電流が30m
A)のときには電流回路420は0mAとなり、デジタ
ル回路の負荷電流が最少(デジタル回路300に流れる
負荷電流が0mA)のときには電流回路420は30m
Aとなる。その結果、AVDDからアナログ回路310
に流れる電流を除けば、デジタル回路の負荷変動によら
ず、常に一定の電流30mAが流れることになる。な
お、差動増幅回路430および参照電圧発生回路440
に流れる電流は、電流回路420とデジタル回路300
に流れる電流に比べて非常に小さいので、無視すること
ができる。よって、電源電圧AVDD部にデジタル回路
の負荷変動によるノイズが発生するのを抑制することが
でき、高性能な電源回路を実現することができる。
【0051】以上のことから、本実施形態では、電源電
圧変動を抑制するためにデジタル回路とアナログ回路の
電源を分離する必要が無いため、チップのピン数を削減
することができる。また、電源電圧変動を抑制するため
にチップ内でデジタル電源電圧とグランド間に大きな容
量を形成する必要が無いため、チップ内に形成される容
量の面積増大を防ぐことができる。その結果として、チ
ップ実装が容易で電源ノイズの低い高性能な電源回路を
実現することができる。
【0052】なお、本発明は、上記実施の形態1および
実施の形態2で説明した電流検出回路500および電流
補償回路400の具体例に限定されるものではない。図
3に示すように、電流検出回路500によりデジタル電
源電圧DVDD部に流れる電流(=デジタル回路300
に流れる電流)をモニターし、電流補償回路400によ
ってアナログ電源電圧AVDD部からグランドVSSに
流れる補償電流を制御してデジタル回路300の電流変
動分を補償することができる電源回路であれば、全て本
発明の範囲に含まれる。
【0053】補償電流とデジタル電源電圧DVDD部に
流れる電流の和を一定としたが、補償電流とデジタル電
源電圧DVDD部に流れる電流の和は一定でなくてもよ
く、デジタル電源電圧DVDD部に流れる電流の変動分
の一部を電流補償回路400によって補償することによ
っても、電源ノイズの低減を図ることができる。
【0054】上記実施の形態1および実施の形態2で
は、電流回路420においてトランジスタM4のドレイ
ンをグランドVSSに接続したが、図4に示すように、
トランジスタM4のドレインを抵抗R3を介してグラン
ドVSSに接続してもよい。この場合には、トランジス
タM4の素子特性のばらつき等によって不必要に流れる
電流を抑制することができる。
【0055】さらに、上記実施の形態1および実施の形
態2では、デジタル回路300とアナログ回路310と
に区別したが、デジタル回路の代わりに電源電圧変動に
影響されにくい回路を用い、電源電圧変動に影響され易
い回路をアナログ回路の代わりに用いた構成としてもよ
い。
【0056】以上のように、本発明は、高性能な電源回
路を得ることに対して大いに寄与するものであり、極め
て有用なものである。
【0057】(実施の形態3)図5は実施の形態3に係
る非接触ICカードの構成を示す図である。この非接触
ICカード4は、コイルアンテナL2と半導体集積回路
3とを有している。半導体集積回路は、同調容量C3と
充電容量C4と整流回路2とアナログ回路310とデジ
タル回路300と電源回路1とにより構成されている。
同調容量C3とコイルアンテナL2とは並列に接続され
て整流回路2の入力に接続されている。整流回路の出力
は充電容量C4に充電され、アナログ回路310の電源
電圧AVDDとなる。アナログ回路310は、電源電圧
AVDDから受信信号を取り出す復調回路311を備え
ている。電源回路1は、電源電圧AVDDからデジタル
回路300に供給される電源電圧DVDDを生成する。
この電源回路1としては、上記実施の形態1および実施
の形態2で説明したようなものを用いることができる。
【0058】半導体集積回路4で消費される電力と受信
信号とはコイルアンテナL2により受電される。このと
き、受信信号には振幅変調がかかっているものとする。
そして、整流回路2としては図6に示すようなダイオー
ドD1〜D4を用いた全波整流回路を用い、復調回路3
11としてはヒステリシスを有するコンパレータを用い
る。コイルアンテナL2により受信された信号は、整流
回路2により整流され、図7に示すような電源電圧AV
DDが生成される。また、復調回路311により、電源
電圧AVDDから信号成分が抽出される。このとき、復
調回路311は、電源電圧AVDDが基準レベル以上に
変化したときに、信号として取り出す。
【0059】ここで、デジタル回路300の電流変動が
図8(a)に示すように起こったとすると、電源電圧A
VDDの波形は図8(b)に点線で示すようになる。こ
のようなデジタル回路300の電流変動(負荷変動)に
より、電源回路1が無い場合には、復調回路311が誤
動作を引き起こし、復調信号が図8(c)の点線に示す
ようになる。これに対して、本実施の形態のように電源
回路1を有する非接触ICカードでは、図8(b)に実
線で示すようにデジタル回路300の負荷変動による電
源電圧AVDDの変動を抑制することができ、その結
果、図8(c)に示すように誤動作を生じずに復調する
ことができることが分かった。
【0060】以上のことから、本実施形態では、デジタ
ル回路の負荷変動によるアナログ回路の誤動作を低減す
ることができ、その結果として、高性能な非接触ICカ
ードを実現することができる。
【0061】(実施の形態4)図9は実施の形態4に係
る非接触ICカードの構成を示す図である。本実施の形
態と実施の形態3との相違点は、変調回路315が同調
容量C3と並列に接続されて整流回路2の入力に接続さ
れていることである。この変調回路315は、変調信号
によって、半導体集積回路3のコイルアンテナL2間の
インピーダンスを変調させる。
【0062】図10(a)は、図10(b)に示すよう
な変調信号が入力された場合に、電源回路1を有する場
合と電源回路1が無い場合とについて、コイルL2間の
インピーダンスを示す図である。この図において、実線
が電源回路1を有する場合を示し、点線が電源回路1が
無い場合を示す。図10(c)に示すようにデジタル回
路310で電流変動(負荷変動)が起こると、電源回路
1が無い場合には、図10(a)に点線で示すように、
コイルL2間のインピーダンスに影響を与える。これに
対して、本実施形態のように電源回路1を有する非接触
ICカードでは、図10(a)に実線で示すようにデジ
タル回路300の負荷変動による電源インピーダンスを
一定にすることができる。
【0063】以上のことから、本実施形態では、デジタ
ル回路の負荷変動によるアナログ回路の誤動作を低減す
ることができ、その結果として、高性能な非接触ICカ
ードを実現することができる。
【0064】なお、本発明は、上記実施の形態3および
実施の形態4で説明した半導体集積回路3の具体例に限
定されるものではない。電源回路として実施の形態1お
よび実施の形態2で説明したような電源回路を有する非
接触ICカードであれば、全て本発明の範囲に含まれ
る。
【0065】同調容量C3は、半導体集積回路3に形成
したが、半導体チップの外部に実装しても良く、また、
整流回路2またはコイルアンテナL2の寄生容量を用い
てもよい。
【0066】さらに、上記実施の形態3および実施の形
態4では、整流回路2として全波整流回路を用いたが、
半波整流回路を用いてもよい。
【0067】以上のように、本発明は、高性能な非接触
ICカードを得ることに対して大いに寄与するものであ
り、極めて有用なものである。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
電流検出回路を用いてデジタル電源電圧部等に流れる電
流をモニタすることにより、デジタル回路等の負荷変動
による電流変動分を検出し、その電流変動分を電源補償
回路を用いて補償することにより、低ノイズで高性能な
電源回路を実現することができる。
【0069】さらに、本発明によれば、本発明の電源回
路を用いることにより、復調回路や変調回路を有する高
性能な非接触ICカードを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る電源回路の構成を示す図で
ある。
【図2】実施の形態2に係る電源回路の構成を示す図で
ある。
【図3】本発明に係る電源回路の構成を示す図である。
【図4】実施の形態1および実施の形態2の電源回路に
おける他の電流回路の構成を示す図である。
【図5】実施の形態3に係る非接触ICカードの構成を
示す図である。
【図6】実施の形態3の非接触ICにおける整流回路の
構成を示す図である。
【図7】実施の形態3において、振幅変調された信号を
整流した後の波形AVDDを示す図である。
【図8】(a)は実施の形態3において、デジタル回路
の消費電流を示す図であり、(b)は電源回路を有する
場合と無い場合について電源電圧AVDDを示す図であ
り、(c)は電源回路を有する場合と無い場合について
復調信号を示す図である。
【図9】実施の形態4に係る非接触ICカードの構成を
示す図である。
【図10】(a)は実施の形態4において、電源回路を
有する場合と無い場合についてコイルL2間のインピー
ダンスを示す図であり、(b)は変調信号を示す図であ
り、(c)はデジタル回路の消費電流を示す図である。
【図11】従来の半導体集積回路の構成を示す図であ
る。
【図12】(a)および(b)は従来の半導体集積回路
に流れる電流I1と電源電圧VDD1との関係を示す図
である。
【図13】ヒステリシス特性を有するコンパレータの入
出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 整流回路 3 半導体集積回路 4 非接触ICカード 200 リニアレギュレータ 210 演算増幅器 300 デジタル回路 301 CPU 302 メモリ 310 アナログ回路 311 復調回路 315 変調回路 400 電流補償回路 410 引き算回路 420 電流回路 430 差動増幅回路 440 参照電圧発生回路 500 電流検出回路 M1、M2、M3、M4、M10、M11、M12、M
13 トランジスタ R1、R2、R3、R10、R11、R12 抵抗 Ic、I10 電流源 L1 インダクタ L2 コイルアンテナ C3 同調容量 C4 充電容量 D1、D2、D3、D4 ダイオード VDD、VDD1、DVDD、AVDD 電源電圧 VSS グランド Vref1、Vref2 基準電圧 Vref3 参照電圧 Va モニタ電圧 Vc 制御電圧

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子回路に供給される第1の電源
    電圧と第2の電子回路に供給される第2の電源電圧との
    間に接続され、該第1の電源電圧部から該第2の電源電
    圧部に流れる電流をモニタするためのモニタ端子を有す
    る電流検出回路と、 該第1の電源電圧と該モニタ端子とに接続され、モニタ
    した電流によって該第1の電源電圧部からグランドに流
    れる補償電流を制御して、該第2の電子回路の負荷変動
    によって生じる電流変動分を補償する電流補償回路とを
    備えている電源回路。
  2. 【請求項2】 前記電流検出回路は、演算増幅器とトラ
    ンジスタと2つの抵抗とを備えたリニアレギュレータを
    有し、 該トランジスタは、ソースが前記第1の電源電圧に接続
    され、ゲートが該演算増幅器の出力端子に接続されると
    共に、ドレインが前記第2の電源電圧に接続され、 該2つの抵抗は、該第2の電源電圧とグランドとの間に
    直列に接続されると共に、該2つの抵抗の接続点が該演
    算増幅器の非反転入力端子に接続され、 該演算増幅器は、反転入力端子が基準電圧に接続される
    と共に、出力端子が前記モニタ端子として機能する請求
    項1に記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 前記電流検出回路は、前記第1の電源電
    圧と前記第2の電源電圧との間に接続された抵抗を有
    し、該第2の電源電圧側にモニタ端子を有する請求項1
    に記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 前記電流補償回路は、所定の電流と前記
    モニタ端子によって制御される電流との差電流を生成す
    る引き算回路と、 該差電流に比例した電流を、前記第1の電源電圧部から
    グランドに補償電流として流す電流回路とを有する請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の電源回路。
  5. 【請求項5】 前記電流補償回路は、参照電圧を生成す
    る参照電圧発生回路と、 該参照電圧と前記モニタ端子の電圧との差電圧に比例し
    た差電流と所定の電流との和を生成する差動増幅回路
    と、 該差電流と所定の電流との和に比例した電流を、前記第
    1の電源電圧からグランドに補償電流として流す電流回
    路とを有する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    電源回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の電源電圧はアナログ回路に接
    続される請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源
    回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の電源電圧はデジタル回路に接
    続される請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電源
    回路。
  8. 【請求項8】 前記電流回路は、第4の抵抗を介してグ
    ランドに前記補償電流を流す請求項4または請求項5に
    記載の電源回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の電源電圧部から前記第2の電
    源電圧部に流れる電流と、該第1の電源電圧部からグラ
    ンドに流れる前記補償電流の和が一定である請求項1乃
    至請求項8のいずれかに記載の電源回路。
  10. 【請求項10】 コイルアンテナと、 同調容量と充電容量と整流回路とアナログ回路とデジタ
    ル回路と請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の電源
    回路とを備えた半導体集積回路とを有し、 該コイルアンテナは、該同調容量と並列に接続されて該
    整流回路の入力に接続され、 該整流回路は、出力が該充電容量に接続されて、該アナ
    ログ回路に供給される第1の電源電圧を生成し、 該電源回路は、該第1の電源電圧から、該デジタル回路
    に供給される第2の電源電圧を生成する非接触ICカー
    ド。
  11. 【請求項11】 前記アナログ回路は復調回路を備えて
    いる請求項10に記載の非接触ICカード。
  12. 【請求項12】 前記半導体集積回路は、前記同調容量
    と並列に接続されて該整流回路の入力に接続される変調
    回路をさらに備えている請求項10または請求項11に
    記載の非接触ICカード。
  13. 【請求項13】 前記変調回路は、変調信号により回路
    インピーダンスを変調させる請求項12に記載の非接触
    ICカード。
  14. 【請求項14】 前記整流回路は全波整流回路である請
    求項10乃至請求項13のいずれかに記載の非接触IC
    カード。
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