JP2002141650A - フラックス転写装置及びボール搭載装置 - Google Patents

フラックス転写装置及びボール搭載装置

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JP2002141650A
JP2002141650A JP2000332228A JP2000332228A JP2002141650A JP 2002141650 A JP2002141650 A JP 2002141650A JP 2000332228 A JP2000332228 A JP 2000332228A JP 2000332228 A JP2000332228 A JP 2000332228A JP 2002141650 A JP2002141650 A JP 2002141650A
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flux
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wafer
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Toru Kasei
徹 化生
Takayuki Matsumura
貴之 松村
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラックス転写ヘッド及びマウントヘッドの位
置ずれ量確認のため実際にフラックスを転写したり、ボ
ールを搭載する回数を大幅に減らすこと。 【解決手段】電子部品にフラックスが転写された画像又
はボールが搭載された画像を取り込む画像取込手段を有
するフラックス転写装置又はボールマウント装置に次の
ような構成を付加する。第1に、取込画像の第1のパッ
ド位置指定手段と、該パッドに向けて転写されたフラッ
クスの位置又は搭載されたボールの位置指定手段を設け
る。第2に、取込画像の第2のパッド位置指定手段と、
該パッドに向けて転写されたフラックス又は搭載された
ボールの位置指定手段とを設ける。第3に、上記指定さ
れた位置を基にフラックスの転写位置又は搭載ボール位
置と電子部品のパッドの位置とのずれを演算する演算手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラックス転写装
置又はボール搭載装置の改良に関するもので、詳しくは
取込画像の電子部品のパッド位置とフラックス転写位置
又はボール搭載位置とを指定して両者のずれ量を演算す
る演算手段を備えたことを特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来より半田ボールマウント装置では、
ワークのパッド位置に正確にフラックスを転写し、更に
はその位置に正確にボールを搭載するために、マウント
ヘッドやフラックス転写ヘッドの姿勢と、ワークの姿勢
を合わせる位置決めを行っていた。
【0003】特にワークの変更に際しては、ワークのパ
ッドの位置とフラックス転写位置のずれ及びワークのパ
ッドの位置とボール搭載位置のずれを確認する必要があ
り、そのためにワークに取りあえずフラックスの転写又
はボールの搭載を行い、該ワークを半田ボールマウント
装置から取り出し顕微鏡で上記ずれを確認していた。そ
の後、X軸、Y軸、Θ軸の各軸のずれ量を計算し、該ず
れ量をオフセット量のパラメータとして半田ボールマウ
ント装置のフラックス転写装置及びボール搭載装置に設
定していた。
【0004】しかし、上記方法は、ワークを半田ボール
マウント装置から取り出す時間もかかる上、人がオフセ
ット量を計算するものであるため計算ミスや入力ミスが
発生しやすかった。従って何度もずれ量確認のためのフ
ラックス転写やボール搭載と計測、計算を繰り返す必要
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フラックス
転写ヘッド及びマウントヘッドのオフセット量の調整に
関し、位置ずれ量確認のため実際にフラックスを転写し
たり、ボールを搭載する回数を大幅に減らすことを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、第1の発明は、電子部品を位置決めする位
置決め手段と電子部品のパッドにフラックスを転写する
フラックス転写ヘッドと電子部品にフラックスが転写さ
れた画像を取り込む画像取込手段とを有するフラックス
転写装置に次のような構成を付加する。
【0007】第1に、取込画像の第1のパッドの位置を
指定する手段と、該パッドに向けて転写されたフラック
スの位置を指定する手段を設ける。第2に、取込画像の
第2のパッド位置を指定する手段と、該パッドに向けて
転写されたフラックスの位置を指定する手段とを設け
る。第3に、上記指定された位置を基にフラックスの転
写位置と電子部品のパッドの位置とのずれを演算する演
算手段を備える。
【0008】第2の発明は、電子部品を位置決めする位
置決め手段と電子部品のパッドにボールを搭載するボー
ルマウントヘッドと電子部品にボールが搭載された画像
を取り込む画像取込手段とを有するボール搭載装置に次
の手段を付加する。
【0009】第1に、取込画像の第1のパッドの位置を
指定する手段と該パッドに向けて搭載されたボールの位
置を指定する手段を設ける。第2に、取込画像の第2の
パッド位置を指定する手段と、該パッドに向けて搭載さ
れたボールの位置を指定する手段とを設ける。第3に、
上記指定された位置を基にボール搭載位置と電子部品の
パッドの位置とのずれを演算する演算手段を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、実施例と共
に本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発
明が実施される半田ボールマウント装置の平面図であ
る。該半田ボールマウント装置は、ウエハ供給装置1
と、フラックス転写装置2と、ボール搭載装置3と、ウ
エハ移動装置4とで構成される。
【0011】本発明での電子部品には通常のBGA(ボ
ールグリッドアレー)やフレーム状のBGAも含まれる
が、本実施例におけるワークはウエハである。ウエハ供
給装置1は、供給用のウエハカセットや搬出用のウエハ
カセット等の各ウエハカセット5と、ウエハをウエハカ
セット5とウエハ移動装置4との間での受渡を行うクリ
ーンルーム用スカラー型のロボット6よりなる。ウエハ
はロボット6によりウエハ移動装置4のウエハ位置決め
位置7のウエハテーブル12に載置される。
【0012】ウエハ位置決め位置7の上方には、図2に
示されるように、本発明における画像取込手段となるC
CDカメラ8が配置されており、その下方には、ウエハ
上に向いた照明器9が配備されている。CCDカメラ8
及び照明器9は、少なくともウエハ移動装置4のウエハ
位置決め位置7上方にてY軸(図1中上下方向)にモー
タ30により移動可能とされている。
【0013】ウエハ移動装置4には、ウエハテーブル1
2が設けられており、ウエハテーブル12をウエハ位置
決め位置7からフラックス転写位置10及びボールマウ
ント位置11間を移動させるX軸(図1中左右方向)と
Θ軸(回転方向)の2軸の駆動機構が設けられる。Θ軸
の駆動機構は、位置決めを主たる役割として採用された
駆動機構であるが、X軸の駆動機構は、ウエハ移動の役
割と位置決めの役割を有する。ウエハテーブル12は、
X軸駆動機構により、ウエハ位置決め位置7と、フラッ
クス転写位置10と、ボールマウント位置11の間を移
動停止可能とされている。
【0014】フラックス転写装置2は、転写ヘッド13
及びそのY軸及びZ軸駆動機構と、フラックス供給装置
15と、転写ヘッド13の移動路に設置された転写ヘッ
ド13のクリーニング部16とよりなる。尚、図中点線
で示されるウエハテーブル12の位置はウエハ移動装置
4上のフラックス転写位置10である。
【0015】転写ヘッド13には、図3に示されるよう
に、フラックス供給装置15とウエハ移動装置4上のフ
ラックス転写位置10との間を往復するY軸と、Z軸
(昇降軸)の2軸の駆動機構が設けられている。図中1
7は、転写ヘッド13のZ軸駆動モータであり、図中1
8は、Y軸駆動モータである。ここにおけるY軸の駆動
機構は、転写ヘッド13の移動の役割とともに、転写ヘ
ッド13とウエハの位置決めにおいても利用される。
【0016】ボール搭載装置3は、マウントヘッド14
及びその駆動機構と、ボール供給装置26と、ボール吸
着検査装置29とで構成される。尚、図中実線で示され
るウエハテーブル12の位置は、ウエハ移動装置4上の
ボールマウント位置11である。
【0017】マウントヘッド14には、図4に示される
ように、ボール供給装置26とウエハ移動装置4上のボ
ールマウント位置11との間を往復するY軸と、Z軸
(昇降軸)の2軸の駆動機構が設けられる。図中27は
Z軸駆動モータであり、図中28はY軸駆動モータであ
る。ここにおけるY軸の駆動機構は、マウントヘッド1
4の移動の役割とともに、マウントヘッド14とウエハ
の位置決めにおいても利用される。
【0018】上記のように転写ヘッド13及びマウント
ヘッド14の移動がY軸、ウエハテーブル12の移動が
X軸、ウエハテーブル12の回転がΘ軸なので、フラッ
クス転写位置10及びボールマウント位置11での位置
決めは、転写ヘッド13又はマウントヘッド14の単独
の位置決めではなく、両ヘッド13,14とウエハテー
ブル12の相対的位置決めとなる。
【0019】本実施例における半田ボールマウント装置
には、図5及び図6に示される位置ずれ量を演算する演
算装置31と、演算装置31の演算結果に基づき転写ヘ
ッド13又はマウントヘッド14とウエハテーブル12
の各軸(Y軸、X軸、Θ軸)の駆動機構に移動若しくは
回転を指令する制御装置32とが設けられている。尚、
図5及び図6中符号34は、取込画像20等を表示する
表示装置であり、符号33は、位置指定手段等に用いら
れるマウスである。
【0020】以下、本実施例に係る半田ボールマウント
装置での転写ヘッド13及びマウントヘッド14のずれ
量の確認及び調整手順について説明する。まず、供給用
のウエハカセット5から1枚ずつロボット6でウエハを
ウエハ位置決め位置7にあるウエハテーブル12上に供
給する。ウエハテーブル12では、ウエハが供給される
と図示されていないブロアモータを通して、ウエハテー
ブル12上面の穴から真空吸引を開始し、ウエハを保持
する。
【0021】ウエハ位置決め位置7に保持されたウエハ
は、ウエハ位置決め位置7の上方に配置されたCCDカ
メラ8により位置とずれ量が認識されると、演算装置3
1へデータが送られる。ウエハの位置認識が終了したウ
エハテーブル12はフラックス転写位置10へ移動す
る。
【0022】次に、フラックス転写装置2では、フラッ
クス供給装置15でフラックス供給をした転写ヘッド1
3がフラックス転写位置10へ移動し、ウエハにフラッ
クスを転写する。フラックスの転写を行うときの座標
は、設定パラメータから計算した理論上の位置とウエハ
の位置決め位置7でのずれ量とオフセット量の和で決定
される。ここではオフセットのためのずれ量を算出する
のであるためオフセット量はないものとして(零とし
て)決定される。
【0023】フラックスが転写されたウエハは、CCD
カメラ8により、画像が取り込まれ、表示装置34に表
示される。まず、図5に示されるようにウエハ19上の
あるポジションがCCDカメラ8の視野に入るように
し、取込画像20を取り込むのである。図7は、表示装
置34に表示された、取込画像20を示すもので、白丸
部分がパッド21であり、黒丸部分が転写されたフラッ
クス22である。尚、現実の取込画像20では、黒地の
バックに、パッド21は輝度の高い白色、フラックス2
2は輝度の低い白色で表示されている。
【0024】該取込画像20上である第1のパッド21
a(図7中×を付した白丸部分)をマウス33で指定す
る。図7中矢印が指定を示している。本実施例でのマウ
ス33が、本発明における位置指定手段となる。このと
きCCDカメラ8とウエハテーブル12の座標に指定さ
れた取込画像20上の位置を加えて第1のパッド位置
(x01,y01)を取得する。
【0025】次に第1のパッド21aに実際は転写され
ていなければならないはずの第1のフラックス22a
(図7中×を付した黒丸部分)をマウス33で指定す
る。このときCCDカメラ8とウエハテーブル12の座
標に指定された取込画像20上の第1のフラックス22
aの位置を加えて第1のフラックス位置(x11,y1
1)を取得する。
【0026】次に図8に示すようにCCDカメラ8をウ
エハ19上の別のポジションに移動して、取込画像23
を取り込み、第1のパッド21aの場合と同様に第2の
パッド21b及び第2のフラックス22bを指定し、第
2のパッド位置(x02,y02)及び第2のフラック
ス位置(x12、y12)を取得する。尚、第2のパッ
ド21bと第1のパッド21aとは遠隔のパッドである
ことが好ましい。
【0027】上記4つの座標、すなわち第1のパッド位
置(x01,y01)、及び第1のフラックス位置(x
11,y11)、第2のパッド位置(x02,y02)
及び第2のフラックス位置(x12、y12)から、パ
ット21に対してのフラックス22の転写位置のずれ量
を算出するのである。
【0028】これをオフセット量としてフラックス転写
装置に設定するのである。尚、一点のみのずれ量の算出
ではX軸及びY軸のみのずれ量しか算出できず、Θ軸の
ずれ量を算出するために、第1及び第2のパッド21
a,21bの2カ所での確認が必要なのである。
【0029】このオフセット量の設定により、制御装置
32は、オフセット量と設定パラメータから計算した理
論上の位置とウエハのウエハテーブル12上でのずれ量
とを加えて転写ヘッド13の1軸(Y軸)とウエハテー
ブル12の2軸(X軸、Θ軸)に対し、移動指令を出力
する。これに基づき、転写ヘッド13のY軸、ウエハテ
ーブル12のX軸及びΘ軸の各駆動機構が作動し位置合
わせを行うのである。
【0030】上記例はCCDカメラ8の視野が狭い場合
の例で、2つの異なるポジションの取込画像20,23
を取り込んだものであるが、CCDカメラ8の視野が広
い場合、図9に示すように取込画像25は一つとし、該
取込画像25内の2カ所を第1及び第2のパッド21
a,21bとして指定しても良い。
【0031】他方、ボール搭載装置3での位置ずれ量の
確認及び調整手順もフラックス転写装置とほぼ同様であ
る。しかし、マウントヘッド14で半田ボールをウエハ
19上に搭載するにはフラックスが転写されていなけれ
ばならないので、ずれ確認のためフラックスをウエハ1
9全面に塗布したものを用いてボール搭載を行う。
【0032】ウエハ位置決め位置7に保持され、全面に
フラックスが塗布されたウエハは、ウエハ位置決め位置
7の上方に配置されたCCDカメラ8により位置とずれ
量が認識されると、演算装置31へデータが送られる。
ウエハの位置認識が終了したウエハテーブル12はボー
ルマウント位置11へ送られる。
【0033】ボール搭載装置3では、マウントヘッド1
4は、ボール供給装置26で半田ボールをマウントヘッ
ド14下面の吸着孔に吸着し、ボール吸着検査装置29
を経て、ボールマウント位置11へ移動する。全面にフ
ラックスが塗布されているウエハ19に半田ボールを搭
載する。半田ボールを搭載するときの座標は、設定パラ
メータから計算した理論上の位置とウエハの位置決め位
置7でのずれ量とオフセット量の和で決定されるが、こ
こではオフセット量はないものとして(零として)決定
される。
【0034】半田ボールが転写されたウエハは、CCD
カメラ8により、その画像が取り込まれる。まず、図5
乃至図9はフラックス転写の場合の図ではあるが、ボー
ル搭載装置3の場合にも同様である。ウエハ19上のあ
る部分がCCDカメラの視野に入る位置にCCDカメラ
8が移動し、取込画像20を取り込む。図7は取込画像
20を示すもので、ボール搭載装置3での取込画像20
と考えると、白丸部分がパッド21であり、黒丸部分が
搭載された半田ボール22となる。尚、現実の取込画像
20では、黒地のバックに、パッド21は輝度の高い白
色、半田ボール22は輝度の低い白色で表示されてい
る。
【0035】該取込画像20上である第1のパッド21
a(図7中×を付した白丸部分)をマウス33で指定す
る。図7中矢印はマウス33での指定を意味している。
このときCCDカメラ8とウエハテーブル12の座標に
指定された取込画像20上の位置を加えて第1のパッド
位置(x01,y01)を算出する。
【0036】次にそのパッド21aに実際は搭載されて
いなければならないはずの半田ボール22b(図7中×
を付した黒丸部分)をマウス33で指定する。このとき
CCDカメラ8とウエハテーブル12の座標に指定され
た取込画像20上の位置を加えて第1のボール位置(x
11,y11)を算出する。
【0037】次にボール搭載装置3においても図8に示
すようにCCDカメラ8をウエハ19上の別のポジショ
ンに移動して、取込画像23を取り込み、第2のパッド
21b及び第2のボール22bを指定し、第2のパッド
位置(x02,y02)及び第2のボール位置(x1
2、y12)を取得する。図8中の矢印もマウス33に
よる指定を意味する。
【0038】上記例はCCDカメラ8の視野が狭い場合
の例で、2つの取込画像20,23を取り込んだもので
あるが、CCDカメラ8の視野が広い場合、取込画像2
5は一つとし、該取込画像25内の2カ所を第1及び第
2のパッド21a,21bとして指定しても良い。この
点もフラックス転写装置と同様である。
【0039】上記4つの座標、すなわち第1のパッド位
置(x01,y01)、及び第1のボール位置(x1
1,y11)、第2のパッド位置(x02,y02)及
び第2のボール位置(x12、y12)から、パットに
対してのボール搭載位置のずれ量を算出するのである。
【0040】これをオフセット量としてボール搭載装置
に設定するのである。従って、次回のボール搭載からオ
フセット量として該計算結果をパラメータに反映するこ
とができる。尚、一点のみのずれ量の算出ではX軸及び
Y軸のみのずれ量しか算出できず、Θ軸のずれ量を算出
するために、第1及び第2のパッド21a,21bの2
カ所での確認が必要なのである。
【0041】このオフセット量の設定により、制御装置
32は、オフセット量と設定パラメータから計算した理
論上の位置とウエハのウエハテーブル12上でのずれ量
とを加えてマウントヘッド14の1軸(Y軸)とウエハ
テーブル12の2軸(X軸、Θ軸)に対し、移動指令を
出す。これに基づき、マウントヘッド14のY軸、ウエ
ハテーブル12のX軸及びΘ軸の各駆動機構が作動し位
置合わせを行うのである。
【0042】上記転写ヘッド13及びマウントヘッド1
4のずれ量の確認は1回の例で示したが、複数回行い、
その平均を求めるとより精度の高いずれ量の算出が可能
となる。
【0043】
【発明の効果】本発明は、電子部品にフラックスが転写
された画像を取り込む画像取込手段を有するフラックス
転写装置において、取込画像の第1のパッドの位置を指
定する手段と、該パッドに向けて転写されたフラックス
の位置を指定する手段と、取込画像の第2のパッド位置
を指定する手段と、該パッドに向けて転写されたフラッ
クスの位置を指定する手段とを設け、上記指定された位
置を基にフラックスの転写位置と電子部品のパッドの位
置とのずれを演算する演算手段を備えものであるため、
フラックス転写ヘッドのオフセット量の調整に関し、人
手による入力ミスをなくし、フラックスを実際に転写す
る回数を減らすことができ、更に、電子部品を半田ボー
ルマウント装置から取り出さずに作業ができるので、調
整のための時間を短縮することができるものとなった。
【0044】請求項2記載の発明の効果ではあるが、電
子部品にボールが搭載された画像を取り込む画像取込手
段を有し、取込画像の第1のパッドの位置を指定する手
段と該パッドに向けて搭載されたボールの位置を指定す
る手段と、取込画像の第2のパッド位置を指定する手段
と、該パッドに向けて搭載されたボールの位置を指定す
る手段とを設け、上記指定された位置を基にボール搭載
位置と電子部品のパッドの位置とのずれを演算する演算
手段を備えたことを特徴とするボール搭載装置とするこ
とにより、マウントヘッドのオフセット量の調整に関
し、人手による入力ミスをなくし、位置ずれ量確認のた
め実際にボールを搭載する回数を大幅に減らすことがで
き、更に、電子部品を半田ボールマウント装置から取り
出さずに作業ができるので、調整のための時間を短縮す
ることができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】半田ボールマウント装置の平面図
【図2】CCDカメラを示す側面図
【図3】フラックス転写装置の側面図
【図4】ボール搭載装置の側面図
【図5】CCDカメラの画像取込位置を示す説明図
【図6】CCDカメラの移動を示す説明図
【図7】第1のパッドの存在する取込画像の説明図
【図8】第2のパッドの存在する取込画像の説明図
【図9】第1及び第2のパッドが存在する取込画像の説
明図
【符号の説明】
1........ウエハ供給装置 2........フラックス転写装置 3........ボール搭載装置 4........ウエハ移動装置 5........ウエハカセット 6........ロボット 7........ウエハ位置決め位置 8........CCDカメラ 9........照明器 10.......フラックス転写位置 11.......ボールマント位置 12.......ウエハテーブル 13.......転写ヘッド 14.......マウントヘッド 15.......フラックス供給装置 16.......クリーニング部 17,27....Z軸駆動モータ 18,28....Y軸駆動モータ 19.......ウエハ 20.......取込画像 21.......パッド 21a......第1のパッド 21b......第2のパッド 22.......フラックス(半田ボール) 22a......第1のフラックス(第1のボール) 22b......第2のフラックス(第2のボール) 23.......取込画像 25.......取込画像 26.......ボール供給装置 29.......ボール吸着検査装置 30.......モータ 31.......演算装置 32.......制御装置 33.......マウス 34.......表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B23K 3/06 B23K 3/06 H H01L 21/60 101:40 // B23K 101:40 H01L 21/92 604H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を位置決めする位置決め手段と電
    子部品のパッドにフラックスを転写するフラックス転写
    ヘッドと電子部品にフラックスが転写された画像を取り
    込む画像取込手段とを有するフラックス転写装置におい
    て、取込画像の第1のパッドの位置を指定する手段と、
    該パッドに向けて転写されたフラックスの位置を指定す
    る手段と、取込画像の第2のパッド位置を指定する手段
    と、該パッドに向けて転写されたフラックスの位置を指
    定する手段とを設け、上記指定された位置を基にフラッ
    クスの転写位置と電子部品のパッドの位置とのずれを演
    算する演算手段を備えたことを特徴とするフラックス転
    写装置。
  2. 【請求項2】電子部品を位置決めする位置決め手段と電
    子部品のパッドにボールを搭載するボールマウントヘッ
    ドと電子部品にボールが搭載された画像を取り込む画像
    取込手段とを有するボール搭載装置において、取込画像
    の第1のパッドの位置を指定する手段と該パッドに向け
    て搭載されたボールの位置を指定する手段と、取込画像
    の第2のパッド位置を指定する手段と、該パッドに向け
    て搭載されたボールの位置を指定する手段とを設け、上
    記指定された位置を基にボール搭載位置と電子部品のパ
    ッドの位置とのずれを演算する演算手段を備えたことを
    特徴とするボール搭載装置。
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