JP2002140391A - 製造原料所要量管理システムおよびコンピュータ読みとり可能な記録媒体 - Google Patents
製造原料所要量管理システムおよびコンピュータ読みとり可能な記録媒体Info
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Abstract
確に管理することを目的とし、特に、副生成物から第2
の製品を生産する場合に、副生成物の過不足に応じて調
達する原料を確実に管理する。 【解決手段】 化学製品Aの副生成物bおよび新規追加
原料SbNを使って化学製品Bを製造するプロセスにお
いて、化学製品Aおよび化学製品Bの生産量を測定し記
憶する生産管理データベースと、生産管理データベース
からの化学製品Aおよび化学製品Bの生産量Pa、Pb
から、予め設定した物質収支に基づいて原料所要量S
a、Sbと副生成物の生産量Sb”を演算して求め、こ
れら原料所要量と副生成物の生産量の差に基づいて新規
追加原料の所要量SbNを演算して算出する。
Description
管理するシステムに関するもので、コンピュータシステ
ムを用いて化学製品の生産量に対する原料の所要量を正
確に管理することができる製造原料所要量管理システム
およびこれを実行するための手段を記憶したコンピュー
タ読みとり可能な記憶媒体に関するものである。
学反応によって製造されることが多く、それぞれの原料
の品質は、製品品質に対して比較的重要な要素である
が、反応生成物が目的とする物質(主生成物)だけでな
く、目的としない物質(副生成物)も生成し、化学反応
の選択性が高い場合はさほど重要ではない。
成物が選択的に化学的理論量で生産されるからである。
中の主生成物の質量の比率は、プロセスの経済性を決定
する重要な要素である。
収率は100%となり、経済性は高いが、このような選
択性の高い化学反応を行うには、原料が限定され、一般
的に高価な原料を利用しなければならなくなる。
率の両方を考慮してプロセスを決定しなければならな
い。
見直しなどが行なわれることによる変動を考えて、通
常、6ヶ月に1回の頻度で行なうことが多く、もっとも
頻繁に行なうとしても会計上行なう棚卸と連動し、1ヶ
月に1回行なう程度である。
直しの内容が悪いと、結果として1ヶ月分の生産方針を
見誤ることに直結するからである。
物を原料として、第2の製品を生産することも行われて
おり、プロセスの経済性を向上させている。
使って、副生成物自体を第2の製品とする場合、第2の
製品の生産量は、その原料となる副生成物の量に依存す
ることになり、主生成物の生産量が受注や生産計画の変
更などで変化すると、第2の製品の生産量も変動し、目
標とする副生成物の生成量が、例えば不足した場合、第
2の製品の原料となる副生成物を追加調達する必要があ
る。
達成するため新たに調達する原料となる副生成物の所要
量を確定しなくてはならないが、プラントの内部にある
副生成物の量を正確に把握するのは難しく、特に、副生
成物が液体であれば、その濃度などの変動に応じてプラ
ント内部にある副生成物の量も変化するため、類推する
ことは極めて難しい。
充すべき原料の量は、作業担当者の経験や勘といったも
のに頼らざるを得ず、補充すべき原料の過剰な調達によ
り、プロセスの経済性が低下したり、原料の不足により
目標とする生産量を達成できない場合があった。
れたもので、化学製品の生産量に対する原料の所要量を
正確に管理することを目的とし、特に、副生成物から第
2の製品を生産する場合に、副生成物の過不足に応じて
調達する原料を確実に管理することを目的とする。
の稼働状態に基づいて、化学製品の原料所要量を管理す
るシステムにおいて、製品毎に実績の原料所要量を記憶
した第1のデータベースと、製造条件を決定するモデル
式で必要な物理量を測定し、記憶する第2のデータベー
スと、前記物理量から予め設定した物質収支式または熱
収支式と、前記モデル式に基づいて原料所要量を演算し
て算出する算出手段と、前記算出手段によって求めた原
料所要量と、前記第1のデータベースに格納された実績
の原料所要量との差からプロセスの稼動状態を判定し、
プロセスを制御することを特徴とする製造原料所要量管
理システムである。
物を化学製品Bとして製造するプロセスにおいて、化学
製品Aおよび化学製品Bの生産量または受注量を測定し
記憶する生産管理データベースと、前記生産管理データ
ベースからの化学製品Aおよび化学製品Bの生産量また
は受注量から、予め設定した物質収支式に基づいて化学
製品Aと化学製品Bの原料所要量と化学製品Aの副生成
物の生成量を演算して求め、次いで、これら原料所要量
と副生成物の生成量の差に基づいて、目標とする化学製
品Bの生産量とするための新規追加原料の所要量を演算
して算出することを特徴とする製造原料所要量管理シス
テムである。
発明の製造原料所要量管理システム。を実行するための
手段を記憶したことを特徴とするコンピュータ読みとり
可能な記録媒体である。
タベースから測定した物理量を読み込んで、予め設定し
た物質収支式または熱収支式と、モデル式に基づいて求
めた原料所要量と、第1のデータベースに格納された過
去の実績の原料所要量の差異に応じてプロセス稼働状況
を判定することで、例えば、現在のプロセスに必要な原
料の過不足をリアルタイムで知ることができ、不足して
いる場合には、その量が物質収支式または熱収支式と、
モデル式に基づいて求めた原料所要量と過去の実績の差
から正確に判断でき、この不足分を補うようにプロセス
の制御を行うことで、無駄な原料の在庫を防いで、プロ
セスの経済性を向上させることができる。
物を原料として化学製品Bを生産する場合、化学製品B
の生産量は化学製品Bの生産量に比例することになる
が、化学製品Bの生産量のみを変更したい場合には、副
生成物の量に応じて新規の原料発注量を決定する際に、
物理収支式に基づいて演算して求めた化学製品Aと化学
製品Bの原料所要量と副生成物の生産量を用いること
で、実際の副生成物の量を測定することなく、新規に調
達する原料の発注量を正確に把握でき、この新規の発注
量によってプロセスの制御を行うことで、副生成物原料
の在庫が過剰になるのを確実に防いで、前記従来例に比
してプロセスの経済性を向上させ、製造原価の低減を図
ることができる。
図面に基づいて説明する。
品Bの生産を行うプラント60について、本発明を適用
した一例を示す。
ら製品Aを生産するとともに、製品Aの副生成物を原料
bとして、製品Bの生産を行っている。このプラント6
0は、LANやWANあるいはインターネットなどのネ
ットワーク10に接続されたコンピュータ3の分散制御
システム30によって制御されている。
ピュータ2では、プラント60の生産状態を管理するた
めの生産管理データベース20が稼働しており、この生
産管理データベース20は、分散制御システム30を介
してプラント60の稼働状況が格納される。
ベース)には、後述するように、製品A、Bの生産量P
a、Pbや、原料aの在庫量Sa、原料a、原料SbN
の受注量等が、所定時間または所定期間毎(例えば、日
々)に格納される。なお、原料SbNは、副生成物であ
る原料bが不足した場合に、プラント60へ補充される
ものである。
ピュータ1は、図示しない表示装置と入力装置(キーボ
ードやマウスなど)を備える。また、原料所要量管理シ
ステム5は、生産管理データベース20からプラント6
0の稼働状況を読み込んで、原料所要量データベース6
(第2のデータベース)に蓄積されたデータ(例えば、
製品毎の原料所要量の実績データ)に基づいて、製品A
の生産量と製品Bの生産量を両立させるように、原料
a、bの所要量及び原料bの新規発注量SbNを求め、
プラント60の稼働状況を制御するものである。
Aの生産と、製品Aの副生成物を原料として製品Bの生
産を行う場合について、原料所要量管理システム5の処
理を説明する。
は生産計画量や受注見込量)Pa’[×106mol/da
y]を入力する。そして、工程A2では、この受注量P
a’と、原料所要量データベース6から製品Aに関する
係数raを読み込んで、 Sa[×106mol/day]=ra×Pa’………(1) より、製品Aの原料aの所要量Saを演算して求める。
要とする原料aの所要量Saを決定するもので、経験的
に求めた値、あるいは製造条件を決定するモデル式など
から設定されたものである。
要量Saを、工程A3で発注し、原料aが入庫すると
(工程A4)、工程A5ではプラント60で製品Aの生
産が行われる。
記したように、分散制御システム30を介して生産管理
データベース20へ所定期間毎に格納されており、原料
所要量管理システム5は、生産管理データベース20か
ら所定期間毎の生産量Paを格納する。
けるとともに、工程A8〜A10で、入庫、出荷、納品
が行われる。
成された副生成物は、正確な量を測定することが難しい
ため、工程A6で、経験的な値や製造条件を決定するモ
デル式より求めた製品Aの受注量Pa’または生産量P
aとの関係から、副生成物の生産量を演算して推定す
る。
ら、以下原料bとする。ここで、製品Aの副生成物を1
種と仮定すると、製品Aの受注量Pa’(∝生産量P
a)と原料bの生産量Sb’との間には比例関係がある
から、上記係数raを用いて、 Sb’=(ra−1)×Pa’ ………(2) として原料生産量Sb’を演算する。
まれる場合では、工程A11で、不純物除去など処理を
行い、この処理を行った後の原料bの生産量=在庫量を
Sb”とすると、 Sb”=(ras−1)×(ra−1)×Pa’ =(ras−1)×Sb’ ………(3) として、処理後原料在庫量Sb”が求められる。なお、
上記処理係数rasは、原料所要量データベース6から
読み込まれるもので、工程A11の副生成物処理におい
て、処理前と処理後の原料bの関係を決定する係数で、
経験的に求めた値、あるいは製造条件を決定するモデル
式などから設定されたもので、生成された原料bの生産
量Sb’のうち、所定割合が利用可能な原料bの量S
b”となる。
いて検査を行い、工程A13の判断で、検査に合格して
いれば利用可能であるから、生産量Sb”の原料bを工
程B4で入庫する。一方、検査が不合格であれば工程A
14で廃棄する。
工程は、まず、工程B1で、製品Bの受注量(または生
産計画量や受注見込量)Pb’[×106mol/day]を
入力する。
と、原料所要量データベース6から製品Bに関する係数
rbを読み込んで、 Sb[×106mol/day]=rb×Pb’ ………(4) より、製品Bの原料bの所要量Sbを演算して求める。
要とする原料bの所要量Sbを決定するもので、経験的
に求めた値、あるいは製造条件を決定するモデル式など
から設定されたものである。
生成物からなる原料bが検査に合格していれば、この原
料bの生産量Sb”を、上記(4)式で求めた所要量S
bから差し引いて、副生成物の原料bの不足分、すなわ
ち、新規に発注する原料bの量SbNを、 SbN=Sb−(ras−1)×(ra−1)×Pa’ =Sb−Sb” ………(5) より求める。なお、工程A12で副生成物からの原料b
が検査不合格の場合には、所要量Sbの全量が新規の発
注量SbNとなる。
bNが0以上であれば、発注処理を行い、工程B4で発
注量SbNの原料bを入庫する。なお、発注処理は、伝
票の発行や仕入れに関するシステムへの発注指令などで
ある。
物から生産された原料bと、新規の発注量SbNにより
入庫した原料bから所要量Sbが入庫し、次の工程B5
で製品Bの生産が行われる。
記製品Aと同様に、分散制御システム30を介して生産
管理データベース20へ所定期間毎に格納されており、
原料所要量管理システム5は、生産管理データベース2
0から所定期間毎の生産量Pbを格納する。
けるとともに、工程B7、B9、B10で、入庫、出
荷、納品が行われる。
量管理システム5のうち、原料bの所要量Sbを求める
処理の一例について、図3のフローチャートを参照しな
がら以下に詳述する。
ベース20から製品Aの受注量Pa’と製品Bの受注量
Pb’を読み込む。そして、ステップS2では、製品A
の副生成物である原料bの生産量Sb’を、上記(2)
式より求める。
どを行った後の処理後原料生産量Sb”を上記(3)式
より演算して求める。
程A12で行われた検査結果を判定し、合格であればス
テップS5へ進んで、上記(4)式より、原料bの所要
量Sbを求める。
記ステップS3で求めた処理後原料生産量Sb”を差し
引いて、原料bの発注量SbNを演算して求め、ステッ
プS8では、この発注量SbNが所定値Kを超えている
か否かを判定して、所定値Kを超えていればステップS
9へ進んで発注処理を行ってからステップS10へ進む
一方、所定量K以下であればステップS10へ進んで製
品Bの生産を行う。
は、上記(1)〜(5)式からも明らかなように、原料
bの発注量SbNと、製品Aの受注量Pa’の関係は、 SbN/Pa’=rb×(Pb/Pa)−(ras−1)×(ra−1) ………(6) となるから、製品Bの発注量SbNは、製品Aと製品B
の受注量の比(Pb’/Pa’)に比例し、 Pb’/Pa’=(ras−1)×(ra−1)×Pa’ ………(7) のときに、新規の発注量SbNが0となり、製品Aの副
生成物のみを原料として、製品Bの生産を行うことがで
きるのである。なお、生産量の比(Pa/Pb)につい
ても同様の関係がある。
超えたときに、発注処理を行えば原料bの在庫が過剰に
なるのを確実に防いで、前記従来例に比してプロセスの
経済性を向上させ、製造原価の低減を図ることができ
る。
に即座に無くなることもないため、新規の発注量SbN
が0を超えた時点で原料bが不足することはない。
の受注量Pa’と製品Bの受注量Pa’から、原料bの
所要量Sb及び発注量SbNを求める場合を示したが、
受注量Pa’に代わって製品Aの生産量Paを用いても
よく、この場合、上記(2)式の演算を、 Sb’=(ra−1)×Pa ………(2)’ とすればよい。
決定する係数ra、rb、または、副生成物の処理係数
rasは、経験的に求めた値や、製造条件(この場合で
は物質収支)を決定するモデル式に基づいて得られたも
のから設定される。
a、rb、rasは定数として扱われ、所要量Sa、S
b、生産量Sb”を推定するものである。これら係数
が、経験的に求めた値の場合では、不確かなものではあ
るが、工業的な操作では、それほど変動がない定数と見
なすことができるものと推察される。
より、製品Bの新規発注量SbNを求めると、それほど
非現実的でないことを、本願発明者は確認した。
ある原料bの生産量Sbを測定することなく、製品A、
Bの受注量Pa’、Pb’より推定でき、さらに、副生
成物からの原料bの不足分である新規の発注量SbN
を、確実に把握することが可能となり、新規に発注する
原料bに過不足が生じるのを防ぎ、プロセスの経済性を
向上させて、製造原価の低減を図ることができるのであ
る。
成物の処理係数rasを求めるための、製造条件を決定
するモデル式とは、化学反応条件と製品の収率を定めた
化学反応式や、反応式は分からないが、同一のプラント
において、同一の手順で類似する原料を用いたときに物
理量と相関する経験的法則に基づいた収率と物理量(物
理収支式)の相関式のことをいう。
式あるいは熱収支式は、プロセスの入口と出口において
実測した結果を、エネルギー不変の法則や、質量保存の
補足に基づいて計算する式で、基本的にプロセス稼働後
に、日報または日報のデータを用いて計算し、会計上の
収支と一致することを原則とした式である。
働中にも計算可能であるが、収支式はプロセス稼働中に
計算することができず、演算して推定するのみである。
1実施形態の原料所要量管理システム5を、製品Aの生
産を逓減あるいは停止した後も、製品Aの副生成物と新
規に発注した原料bによって、製品Bの生産を継続する
場合に適用した一例である。
ダであり、この副生成物である芒硝が製品Bとなる場合
を示している。なお、重クロム酸ソーダは、下記反応式
に従って、製造されるものである。
産量Sb”(在庫量)及び新規の発注量SbNを示して
おり、定期メインテナンス等のために16日にプラント
60を停止する場合である。
10日から低減する一方、製品Bの生産を16日まで継
続する。
成物である、原料bの生産量Sb”は、製品Aの生産量
Paの変化に比例して増減している。
産量の比(Pb/Pa)は、重クロム酸ソーダと芒硝の
場合、その分子構造から等量生成されるから、通常の稼
働状態では、図5にも示すように生産量の比(Pb/P
a)がほぼ1となる。
ップS8に示した所定値K=20[×106mol]などに設
定すると、製品Aの生産量Paが急減する10日以降か
らは、生産量の比が1.1を超えて原料bの生産量S
b”も減少するため、所定値K≧20となる10日に
は、原料bの発注量SbN=30に設定されて、上記発
注処理が行われ、この発注におうじて即座に原料bが入
庫している。
ぼ終了しているのに対し、製品Bの生産量Pbは、プラ
ント60を停止する16日まで、ほぼ通常の稼働状態と
なっている。
低減または停止させながら、他方の製品Bの生産を継続
する場合などでは、プラント60内にある原料bの実際
の在庫量を測定するのは極めて難しいが、上記図3に示
した処理のように、製品A、Bの受注量Pa’、Pb’
または生産量Pa、Pbを入力することによって、原料
所要量管理システム5は的確に原料bの不足を補うこと
ができ、原料bの過剰な発注を防ぎながらも、計画通り
の生産を行うことが可能となって、プロセスの経済性を
大幅に向上させて、製造原価の低減をさらに推進するこ
とが可能となるのである。
と、製品Bとしての芒硝のモデル式は、図6のように表
すことができる。
量の比Pb/Paを横軸にとり、発注量SbNと製品A
の生産量Paとの比を縦軸にとり、日毎にプロットした
ものである。
の出口、発注量SbNと製品Aの生産量Paは、製品B
にとってのプロセスの入口となり、これら両者の物理量
の関係から、この反応におけるモデル式は、図中実線で
示すような線形となることが分かる。
物を1つと仮定した場合を示したが、複数の副生成物が
ある場合では、製品Aの受注量Pa’または生産量Pa
から原料bの生産量Sb”を求める係数を、副生成物の
数と種類に応じて設定すればよい。
ムにおいて、上記した各実施形態を実行するための各手
段をコンピュータ読みとり可能な記録媒体に記憶するこ
とができる。
テムの概略構成図。
に関する概略図。
テムの一例を示すフローチャート。
Paと、製品Bの生産量Pb、原料在庫量Sb”、原料
発注量SbNの関係を示すグラフ。
産量の比の関係を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 プロセスの稼働状態に基づいて、化学製
品の原料所要量を管理するシステムにおいて、 製品毎に実績の原料所要量を記憶した第1のデータベー
スと、 製造条件を決定するモデル式で必要な物理量を測定し、
記憶する第2のデータベースと、 前記物理量から予め設定した物質収支式または熱収支式
と、前記モデル式に基づいて原料所要量を演算して算出
する算出手段と、 前記算出手段によって求めた原料所要量と、前記第1の
データベースに格納された実績の原料所要量との差から
プロセスの稼動状態を判定し、プロセスを制御すること
を特徴とする製造原料所要量管理システム。 - 【請求項2】 化学製品Aの副生成物を化学製品Bとし
て製造するプロセスにおいて、 化学製品Aおよび化学製品Bの生産量または受注量を測
定し記憶する生産管理データベースと、 前記生産管理データベースからの化学製品Aおよび化学
製品Bの生産量または受注量から、予め設定した物質収
支式に基づいて化学製品Aと化学製品Bの原料所要量と
化学製品Aの副生成物の生成量を演算して求め、次い
で、これら原料所要量と副生成物の生成量の差に基づい
て、目標とする化学製品Bの生産量とするための新規追
加原料の所要量を演算して算出することを特徴とする製
造原料所要量管理システム。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のいずれか一項に記
載の製造原料所要量管理システムを実行するための手段
を記憶したことを特徴とするコンピュータ読みとり可能
な記憶媒体。
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JP (1) | JP2002140391A (ja) |
Cited By (2)
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