JP2002140210A - 画像形成システムとそのログ記憶方法及び出力方法ならびに記録媒体 - Google Patents

画像形成システムとそのログ記憶方法及び出力方法ならびに記録媒体

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JP2002140210A
JP2002140210A JP2000334021A JP2000334021A JP2002140210A JP 2002140210 A JP2002140210 A JP 2002140210A JP 2000334021 A JP2000334021 A JP 2000334021A JP 2000334021 A JP2000334021 A JP 2000334021A JP 2002140210 A JP2002140210 A JP 2002140210A
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Tsutomu Oishi
勉 大石
Kunihiro Akiyoshi
邦洋 秋吉
Kazumi Fujisaki
和美 藤崎
Takaaki Hirai
卓見 平井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成システムの動作のログ情報を常に確
実に記憶できるようにすする。 【解決手段】 画像形成システム1において、ログ情報
取得の対象となるログ取得対象プロセス31が動作する
と、その動作のログ情報をリングバッファ形式のファイ
ルシステム(リングファイルシステム)32に書き込ん
で記憶する。記憶したログ情報は、ログ情報読出プロセ
ス33によって読み出し、画像形成システム1の表示部
に表示したり、転写シートに画像形成して出力したり、
ネットワーク34を介して接続したPCクライアント3
5に表示させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ログ情報を記憶
する画像形成システムと、そのログ情報の記憶方法及び
出力方法、ならびにログ情報の記憶あるいは出力手順を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等の画像形成システムに
おいて、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能
などの複数のアプリケーションを有する複合機システム
にを構成し、必要となる機能を実現するために、高機能
なオペレーティングシステム(OS)を搭載することが
主流となっている。また、高機能化に伴って、システム
の動作を簡単な表示で把握することが困難になってきて
いるため、システムのログ情報を収集することも行われ
るようになっている。
【0003】ログ情報としては、簡単にはジョブの実行
履歴でよいが、システム全体の動作履歴、データの入出
力履歴等も含む。このような情報を記憶しておくことに
より、システムの動作にトラブルがあった場合等にその
直前に行っていた動作がわかるため、トラブルへの対処
がしやすいという利点がある。また、ユーザがシステム
の動作状態や稼動状況を知ることもできる。このような
画像形成装置として、特開平11−341212号公報
には、過去に行ったジョブの実行履歴をログ情報として
保存し、その保存された実行履歴を表示することによっ
て、ユーザにジョブの実行結果を確実に知らせることを
可能にした画像形成装置が開示されている。
【0004】ところで、OSとしては、マルチタスクで
動作し、多様なネットワークプロトコルをサポートする
ために、Windows(登録商標)系OSあるいはU
nix(登録商標)系OSが主に採用されている。この
うちUnix系OSが採用された場合、突然の電源遮断
に対するファイルシステムの脆弱さが弱点となってい
る。ここで、従来のUNIXのファイルシステムについ
て、図7を用いて説明する。従来のUNIXのファイル
システムは、図7に示すように、ファイルシステムの基
本パラメータを格納するスーパブロックによって記述さ
れる。基本パラメータとしては、ファイルシステム中の
データブロックの数、ファイルの最大数、ファイルシス
テム内の全ての空きブロックのリストである自由リスト
へのポインタなどがある。
【0005】このファイルシステムは、スループットを
上げるためにiリストとブロックの一部をメモリ上に確
保している。あるファイルが編集された場合、このファ
イルに対応するi−node(メモリ上に存在)を更新
し、それが指し示すブロックも同様に更新する。メモリ
上で更新されたi−nodeは即座にディスクに書き戻
される。ブロックもメモリ上にあり、メモリ上で更新さ
れるが即座にディスクへは書き戻されず、あるタイミン
グで書き戻される。ここで、ブロックがディスクに書き
戻される前に電源が遮断された場合、i−nodeは更
新されているがブロックの更新はされていないことにな
るので、更新されたはずのファイルが存在せず、ファイ
ルシステム全体についても一貫性が保持されない状態と
なる。
【0006】従って、従来のファイルシステムでログ情
報を保存した場合、電源が突然遮断された場合にログ情
報が正常に保存できないという問題があった。電源の突
然の遮断が起こると、システムにトラブルが発生するこ
とが考えれるが、このような場合にログ情報が得られな
いと、復旧に支障をきたすことにもなる。これに対して
は、多くの改良がなされているが、滅多に発生しない突
然の電源遮断に対応するためにディスクアクセスのパフ
ォーマンスを犠牲にするのは、得られる利益に比して払
うべき代償が大きい。上記した公報においても、この点
には言及されていない。さらに、ログ情報が蓄積される
に従ってログ情報の記憶に必要な容量が増加するので、
一定の周期で古い情報を選択して消去しなければオーバ
フローが起こってしまうという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上のよ
うな問題を解決し、ディスクアクセスのパフォーマンス
への影響を抑えながら突然の電源遮断に強いログ情報収
集(記憶)能力を持った画像形成システムを提供するこ
と、ならびに収集したログ情報を確実に記憶し、それを
出力してユーザが簡単に参照できるようにするログ情報
記憶方法及びログ情報出力方法、ならびにそれらの方法
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
た記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、動作のログ情報を記憶するログ記憶手
段を備えた画像形成システムにおいて、上記ログ記憶手
段を、リングバッファ形式のファイルシステムによって
ログ情報を記憶する手段としたものである。さらに、表
示部と、上記ログ記憶手段に記憶したログ情報をその表
示部に表示する手段とを設けるとよい。また、上記ログ
記憶手段に記憶したログ情報を転写シートに画像形成し
て出力する手段を設けてもよい。あるいは、上記ログ記
憶手段に記憶したログ情報をネットワーク接続された端
末に表示させる手段を設けてもよい。
【0009】また、この発明によるログ情報記憶方法
は、画像形成システムにおける動作のログ情報を、リン
グバッファ形式のファイルシステムによって記憶するこ
とを特徴とする。さらに、この発明によるログ情報出力
方法は、画像形成システムにおける動作のログ情報をリ
ングバッファ形式のファイルシステムによって記憶し、
その記憶したログ情報を読み出して表示部に表示するこ
とを特徴とする。あるいは、その読み出したログ情報
を、転写シートに画像形成して出力したり、ネットワー
ク接続された端末に表示させるようにしてもよい。ま
た、この発明による記録媒体は、画像形成システムの動
作のログ情報をリングバッファ形式のファイルシステム
を用いて記憶する手順と、その記憶したログ情報を読み
出す手順と、その読み出したログ情報を、画像形成シス
テムの表示部に表示するか、画像形成して出力するか、
ネットワーク接続された端末に転送して表示させるかの
いずれかの手順とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して説明する。まず、この発明の一実
施形態である画像形成システムについて、図2を用いて
説明する。図2はその画像形成システムの構成を示すブ
ロック図である。この画像形成システム1は、コピー、
ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えるデジタル複合
機である。そして、CPU11、ROM12、RAM1
3、画像読取部14、表示操作部15、プリンタエンジ
ン16、ハードディスクドライブ(HDD)17、CD
−ROMドライブ18、イーサネット(登録商標)イン
タフェース(I/F)19、網制御部(NCU)20を
備え、これらがシステムバス21によって接続されてい
る。
【0011】CPU11は中央処理装置であり、ROM
12に記憶されている制御プログラムを使用することに
より、制御コードや画像データを処理するなど、この画
像形成システム全体の統括制御を行う。さらに、この画
像形成システムのログ情報として、ジョブの実行履歴、
システム全体の動作履歴、データの入出力履歴等の収集
も行う。ROM12は、CPU14によりデータの処理
及び管理や周辺のモジュール制御に用いられる制御プロ
グラムを格納している。RAM13はランダムアクセス
メモリであり、CPU11がデータ処理を行う際に使用
するワークメモリ、画像データを格納する画像メモリ等
に使用される。
【0012】画像読取部14は、原稿の画像を読み取る
ユニットである。表示操作部15は、画像形成システム
の動作モードを設定するための操作部と、画像形成シス
テムの動作状態やログ情報を表示するためのLCDから
なる表示部を備えている。プリンタエンジン16は、内
部の図示しない感光体上を描画信号に応じて変調される
レーザ光によって光学的に走査するレーザ書込ユニッ
ト、感光体とその周囲の各プロセス機器によって構成さ
れる画像形成ユニット、並びにレジストローラ対等の各
ローラ等からなる用紙搬送部を含む機構部と、その制御
部であるエンジンドライバとからなり、CPU11から
のコマンド及び印字又は描画データによって、画像形成
ユニット及び用紙搬送部のシーケンス動作とレーザ書込
ユニットを制御して印刷処理を行う。
【0013】HDD17は不揮発性の記憶手段であり、
画像読取部14で読み取った画像データや、後述するイ
ーサネットI/F19やNCU20によって入力された
各種のデータを記憶するユニットである。また、CPU
11と共にログ記憶手段を構成し、CPU11の収集し
たログ情報をここに記憶する。CD−ROMドライブ1
8は、CD−ROMメディアによって様々なアプリケー
ションプログラムをインストールするためのユニットで
あるが、この構成はこの発明に必須のものではない。イ
ーサネットI/F19は、ローカルエリアネットワーク
(LAN)によってパーソナルコンピュータ等の外部端
末装置とデータ通信可能に接続するためのユニットであ
る。NCU20は、公衆回線等の通信回線との接続と切
断を管理するネットワークコントロールユニットであ
り、ファクシミリ通信制御を行うコミュニケーションコ
ントロールユニットでもある。
【0014】この発明の特徴は、上記のような画像形成
システムにおいて、その動作のログ情報の記憶を行うフ
ァイルシステムにある。この実施形態では、ログ情報
は、リングバッファ形式のファイルシステム(以下「リ
ングファイルシステム」という)によって記憶する。次
に、このリングファイルシステムについて、図3を用い
て説明する。図3は、リングファイルシステムのデータ
格納形式について説明するための説明図である。このリ
ングファイルシステムでは、HDD17内に管理情報を
記憶する管理領域と、データを記憶するデータ領域が確
保されている。
【0015】データ領域の記憶領域は、先頭アドレスと
最終アドレスとを論理的に繋いだエンドレスの形式で確
保されている。そして、データは、先頭アドレスから書
き込まれていき、最終アドレスまで達すると、再び先頭
アドレスから前に書き込まれているデータに上書きしな
がら書き込んでいく。従って、データ量が多く、記憶領
域が限られている場合でもオーバフローせずに、常に最
新のログ情報を記憶しておくことができる。管理領域に
は、管理情報として総ブロック数、スタートブロックB
s、エンドブロックBeの位置等を記憶している。最も
古いデータを書き込んだブロックがスタートブロックB
sであり、現在最新のデータを書き込んだ位置がエンド
ブロックBeである。従って、書き込みが1周して上書
きを行っている状態では、エンドブロックBeはスター
トブロックBsの直前のブロックとなる。
【0016】データの書き込みは、メモリ上でバッファ
リングせずに、即座にHDD17に対して行う。このよ
うなリングファイルシステムでは、図7を用いて説明し
た従来のファイルシステムに比べて管理情報が少なく、
書き込みが素早く行えるため、即座にHDD17に書き
込んでもスループットはさほど低下しないですむ。従っ
て、このようなリングファイルシステムを用いて、画像
形成システムにおける動作のログ情報を記憶することに
より、突然の電源の遮断が起こってもファイルシステム
に一貫性を保持することができ、突然の電源の遮断に強
い画像形成システムにすることができる。
【0017】次に、この画像形成システムにおけるログ
情報出力手段とその出力方法について、図4乃至図6を
用いて説明する。図4乃至図6は、この画像形成システ
ムによるログ情報出力動作のそれぞれ異なる例を示すフ
ローチャートである。まず、ログ情報を表示操作部15
に表示する例について、図4によって説明する。ユーザ
が表示操作部15上に設けられたログ情報表示ボタンを
押下すると、CPU11は図4に示すフローチャートの
動作を開始する。
【0018】まず、ステップS1でHDD17のリング
ファイルシステムを参照し、管理領域からスタートブロ
ックとエンドブロックの情報を取得して、現在のスター
トブロックからエンドブロックまでに記録されているロ
グ情報のデータを読み出す。そして、ステップS2で読
み出したデータをキャラクタコードに変換し、ステップ
S3で変換後のデータを表示操作部15の表示部に表示
して終了する。一画面で表示しきれない場合は、適宜画
面をスクロールできるようにする。
【0019】次に、ログ情報を転写シートに画像形成し
て出力する例について、図5によって説明する。ユーザ
が操作表示部15上に設けられたログ情報出力ボタンを
押下すると、CPU11は図5に示すフローチャートの
動作を開始する。まず、ステップS11でHDD17の
リングファイルシステムを参照し、管理領域からスター
トブロックとエンドブロックの情報を取得して、現在の
スタートブロックからエンドブロックまでに記録されて
いるログ情報のデータを読み出す。そして、ステップS
12で読み出したデータを画像データに変換し、ステッ
プS3でプリンタエンジン16を駆動してその画像デー
タを転写シートに画像形成して出力する。
【0020】以上2つのログ情報出力方法において、図
4のステップS1と図5のステップS11は同じ動作で
あるので、例えばログ情報出力キーを押すとログ情報の
読出しまでを行うようにし、その後で出力方法を選択す
るようにしてもよい。またここでは、スタートブロック
からエンドブロックに向かってデータを読み出す例につ
いて説明したが、データの読出し方向を逆にすることに
よってログの表示順を逆にすることもできる。この読出
し順を任意に選択できるようにしてもよい。また、任意
の条件を設定して読み出したデータから目的のデータを
抽出して表示できるようにしてもよい。さらに、読み出
すデータの位置や大きさを指定できるようにしてもよ
い。
【0021】次に、ネットワーク接続された端末によっ
てログ情報を出力する例について、図1と図6によって
説明する。図1は、図2に示した画像形成システムにお
いて、動作のログ情報記憶し、その記憶したログ情報を
外部のPCクライアントを用いて表示させる例を示す説
明図である図2に示した画像形成システム1はマルチタ
スクシステムであり、図1に示すように、CPU11で
ログ取得対象プロセス31が動作すると、その動作の情
報をログ情報としてHDD17のリングファイルシステ
ム32に記憶させる。また、イーサネットI/F19に
接続するネットワーク34を介して外部のPCクライア
ント35と接続することができる。ここで、TCP/I
PプロトコルによってPCクライアント35との接続が
確立されると、PCクライアント35からログ情報読出
プロセス33を起動して、リングファイルシステムに記
録されているログ情報を読み出すことができる。このP
Cクライアント35が、ネットワーク接続された端末で
ある。この処理について、図6のフローチャートを用い
て説明する。図6のフローチャートでは、画像形成シス
テム1側の動作とPCクライアント35側の動作を分け
て示している。
【0022】ユーザがPCクライアント35を操作して
画像形成システム1のログ情報の出力を要求すると、P
CクライアントがステップS31で画像形成システム1
に接続要求を行う。すると、画像形成システムとPCク
ライアントはステップS21とS32でTCP/IPプ
ロトコル34によって互いに接続を確立する。次に、P
CクライアントはステップS33でユーザの指定に従っ
て、読出し開始ブロックと読出しブロック数を指定して
画像形成システムにログデータ読出し要求を行う。する
と、画像形成システム1はログ情報読出しプロセス33
を起動し、ステップS22でリングファイルシステムの
指定されたブロックから指定されたブロック数分のログ
情報データを読み出して、ステップS23でそのデータ
をPCクライアント35に転送する。PCクライアント
35はステップS34でこのデータを受信する。
【0023】データの送受信が終了すると、画像形成シ
ステム1とPCクライアント35はステップS24とS
35で互いに接続を切断する。画像形成システム1側の
処理はこれで終了である。そして、PCクライアント3
5はステップS36で受信したログデータを画面に表示
して処理を終了する。
【0024】以上の処理によって、リングファイルシス
テム32に記憶したログ情報をネットワーク接続された
端末に表示させることができる。ここで、図4及び図5
を用いて説明した画像形成システム1による出力の場合
と同様な変更を行うことができるのはいうまでもない。
さらに、PCクライアント35を用いて出力を行うこと
により、出力条件を詳細に設定したり、出力されたログ
情報をさらに加工する等の作業を容易に行うことができ
るので、ログ情報の解析が容易になる。なお、PCクラ
イアント35との接続は、この発明による画像形成シス
テムに必須の要件ではなく、画像形成システム1を単独
で用いる場合には、図4及び図5を用いて説明した方法
によってログ情報を出力すればよい。
【0025】この発明による記録媒体は、上述したよう
な画像形成システムの動作のログ情報を、リングバッフ
ァ形式のファイルシステムを用いて記憶する手順と、そ
の記憶したログ情報を読み出す手順と、その読み出した
ログ情報を出力するための手順とをコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録した記録媒体である。そ
の読み出したログ情報を出力するための手順は、画像形
成システムの表示部に表示する手順か、画像形成して出
力する手順か、ネットワーク接続された端末に転送して
表示させる手順のいずれかである。ここでいう「コンピ
ュータ」とは、汎用のパーソナルコンピュータ等に限る
ものではなく、図2の示したような画像形成システムに
内蔵しているCPUとROMおよびRAM等によって構
成されるマイクロコンピュータも含むものである。
【0026】また、記憶媒体は、CD−ROMやフロッ
ピディスク又はメモリカードなどである。そして、例え
ば図2に示した画像形成システムに、そのROM12に
予め上述したこの発明によるログ情報の記憶およびその
記憶したログ情報の出力を実行するためのプログラムが
格納されていない場合、上記プログラムが記録されたこ
の発明によるCD−ROMを、CD−ROMドライブ1
7に挿着して、そのプログラムを読み出してHDD17
にロードさせる。それによって、CPUがそのプログラ
ムを読み取って、この発明によるログ情報の記憶および
その記憶したログ情報の出力を実行することができるよ
うになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成システム及びそのログ情報記憶方法によれば、リング
バッファ形式のファイルシステムによってログ情報を記
憶することにより、突然の電源の遮断が起こってもファ
イルシステムに一貫性を保持することができ、ログ記憶
手段を突然の電源の遮断に強いものとすることができ
る。さらに、データ量が多く、記憶領域が限られている
場合でもオーバフローせずに、常に最新のログ情報を記
憶しておくことができる。
【0028】また、この発明の画像形成システム及びそ
のログ情報出力方法によれば、表示部や記録シートによ
ってログ情報を出力することにより、ネットワーク接続
せずに単独で画像形成システムを使用する場合でも、簡
単にログ情報を参照することができる。ネットワーク接
続された端末にログ情報を表示させるようにすれば、快
適にログ情報を閲覧でき、解析も容易に行うことができ
る。さらに、この発明による記録媒体を使用すれば、予
め上述したログ情報の記憶および出力機能を持っていな
い画像形成システムにも、その機能を容易に持たせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示す画像形成システムにおけるログ情報
の記憶手段と出力手段の一例を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施形態である画像形成システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明に用いるリングバッファ形式のファイ
ルシステムの説明図である。
【図4】図2に示した画像形成システムにおけるログ情
報の出力方法の一例を示すフローチャートである。
【図5】同じくログ情報の出力方法の他の例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】同じくログ情報の出力方法のさらに他の例を示
すフローチャートである。
【図7】UNIX系OSにおける従来のファイルシステ
ムについて説明するための図である。
【符号の説明】
1:画像形成システム 11:CPU 12:ROM 13:RAM 14:画像読取部 15:表示操作部 16:プリンタエンジン 17:HDD 18:CD−ROMドライブ 19:イーサネットI/F 20:NCU(網制御部) 21:システムバス 31:ログ取得対象プロセス 32:リングファイルシステム 33:ログ情報読出プロセス 34:ネットワーク 35:PCクライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 301 G06F 13/00 301C 5B083 H04N 1/00 106 H04N 1/00 106Z 5C062 (72)発明者 藤崎 和美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 平井 卓見 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C087 AB01 BC01 BD52 BD53 CB17 2C187 AE01 CD15 5B021 AA01 DD00 NN19 5B042 GA12 GA23 GA36 GC08 HH30 MA08 MA09 MA17 MC08 MC21 MC37 NN04 NN05 5B082 DD04 5B083 BB08 CC10 EE06 EE07 5C062 AA05 AB23 AB43 AC05 AC22 AE15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作のログ情報を記憶するログ記憶手段
    を備えた画像形成システムにおいて、 前記ログ記憶手段は、リングバッファ形式のファイルシ
    ステムによってログ情報を記憶する手段であることを特
    徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、表示部と、前記ログ記憶手段に記憶したログ情報を
    該表示部に表示する手段とを設けたことを特徴とする画
    像形成システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、前記ログ記憶手段に記憶したログ情報を転写シート
    に画像形成して出力する手段を設けたことを特徴とする
    画像形成システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、前記ログ記憶手段に記憶したログ情報をネットワー
    ク接続された端末に表示させる手段を設けたことを特徴
    とする画像形成システム。
  5. 【請求項5】 画像形成システムにおける動作のログ情
    報を、リングバッファ形式のファイルシステムによって
    記憶することを特徴とするログ情報記憶方法。
  6. 【請求項6】 画像形成システムにおいて、動作のログ
    情報をリングバッファ形式のファイルシステムによって
    記憶し、その記憶したログ情報を読み出して、表示部に
    表示することを特徴とするログ情報出力方法。
  7. 【請求項7】 画像形成システムにおいて、動作のログ
    情報をリングバッファ形式のファイルシステムによって
    記憶し、その記憶したログ情報を読み出して、転写シー
    トに画像形成して出力することを特徴とするログ情報出
    力方法。
  8. 【請求項8】 画像形成システムにおいて、動作のログ
    情報をリングバッファ形式のファイルシステムによって
    記憶し、その記憶したログ情報を読み出して、ネットワ
    ーク接続された端末に表示させることを特徴とするログ
    情報出力方法。
  9. 【請求項9】 画像形成システムの動作のログ情報をリ
    ングバッファ形式のファイルシステムを用いて記憶する
    手順と、その記憶したログ情報を読み出す手順と、その
    読み出したログ情報を前記画像形成システムの表示部に
    表示する手順とをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 画像形成システムの動作のログ情報を
    リングバッファ形式のファイルシステムを用いて記憶す
    る手順と、その記憶したログ情報を読み出す手順と、そ
    の読み出したログ情報を前記画像形成システムよって画
    像形成して出力する手順とをコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 画像形成システムの動作のログ情報を
    リングバッファ形式のファイルシステムを用いて記憶す
    る手順と、その記憶したログ情報を読み出す手順と、そ
    の読み出したログ情報を前記画像形成システムにネット
    ワーク接続された端末に転送して表示させる手順とをコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
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Cited By (7)

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JP2004215309A (ja) * 2001-07-16 2004-07-29 Ricoh Co Ltd デジタル計算装置および外部装置
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