JP2002140055A - コンピュータ装置、表示装置、表示制御装置、記憶媒体、プログラム伝送装置、表示制御方法 - Google Patents

コンピュータ装置、表示装置、表示制御装置、記憶媒体、プログラム伝送装置、表示制御方法

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JP2002140055A
JP2002140055A JP2000317133A JP2000317133A JP2002140055A JP 2002140055 A JP2002140055 A JP 2002140055A JP 2000317133 A JP2000317133 A JP 2000317133A JP 2000317133 A JP2000317133 A JP 2000317133A JP 2002140055 A JP2002140055 A JP 2002140055A
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森  英俊
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手を低下させることなく視認性を高め
ることのできるコンピュータ装置、表示装置、表示制御
装置、記憶媒体、プログラム伝送装置、表示制御方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 ユーザが所定の操作を行なったときに、
マウスポインタMPを中心とした所定の範囲のビューポ
ートVPを設定し、ディスプレイ12の表示解像度を変
更することによって、ビューポートVPの範囲内の画像
を、ディスプレイ12の表示領域Aの全域に拡大表示す
る。このとき、元のデスクトップの表示状態は、ビデオ
メモリのデスクトップデータ格納部に格納したままリセ
ットしないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表示するに
際して用いるのに好適なコンピュータ装置、表示装置、
表示制御装置、記憶媒体、プログラム伝送装置、表示制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、その他各種モ
ニター用のディスプレイとして、LCD(Liquid Cryst
al Display)パネルを用いた液晶表示装置の普及は目覚
ましいものがある。特に近年、技術の向上により、LC
Dパネルのパネル解像度は飛躍的に高くなっている。こ
れによって、サイズの大きな(ドット数が多い)画像の
全体をLCDパネルの表示領域内に表示させることがで
きたり、表示画面上で多数のオブジェクトを同時に表示
させることが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その一方、ディスプレ
イのパネル解像度が高くなればなるほど、文字やアイコ
ン等、表示画面上に表示されるオブジェクトは小さくな
り、視認性が低下することになる。これは、視力の弱い
ユーザにとっては特に深刻な問題となっている。
【0004】ところで、文字やアイコン、アプリケーシ
ョンのウインドウ等のオブジェクトは、コンピュータ装
置のオペレーティングシステム(以下、「OS」と略称
する:例えば米国マイクロソフト社のWindows95、Win
dows98、WindowsNT等)に基づいて表示されるデス
クトップ上に展開される。従来より、ディスプレイ表示
画面上のデスクトップ解像度は複数段階に設定可能とな
っている。このため、ユーザが好みに応じてデスクトッ
プ解像度を変更することにより、デスクトップ上に展開
されるオブジェクトの大きさを変更することは可能であ
った。しかしながら、オブジェクトを大きく表示するた
めにデスクトップ解像度を下げると、反対に、デスクト
ップの全域をディスプレイの表示領域に表示できなくな
ったり、表示画面上で複数のオブジェクトを同時に表示
することができなくなる。しかも、デスクトップ解像度
を変更すると、デスクトップ上に存在するアイコンやア
プリケーションのウインドウ等を、デスクトップ解像度
が変更されたデスクトップ上に自動的に並び替える処理
が、OSによって実行される。すると、アイコンやアプ
リケーションのウインドウ等の配置が変わってしまい、
ユーザにとって使い勝手が悪くなることもある。また、
デスクトップ解像度を変更する場合、OSの種類によっ
ては、少なくともOS側でディスプレイあるいはディス
プレイドライバのリブート処理が行なわれるため、ユー
ザは連続的な使用感が途切れるという感覚を受けること
がある。このように、デスクトップ解像度を変更するこ
とは、問題の根本的な解決手段とは言えない。
【0005】このような問題に対し、スクリーンエクス
パンジョンという機能が既に存在する。この機能は、例
えば、パネル解像度が1024×768dotsに設定され
ているディスプレイに、サイズが640×480dotsの
画像を表示している状態で、画像のみを所定の倍率で拡
大表示するものである。これにより、文字やアイコンを
拡大表示することができるので、ユーザにとっては視認
性を高めることができる。しかしながら、この機能は、
単に画像全体を拡大するため、拡大後の画像において、
ユーザが希望する部分が表示画面の端になってしまって
見にくかったり、表示画面の表示領域外に出てしまって
希望の部分を見ることができない等の不都合が生じるこ
とがある。
【0006】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、使い勝手を低下させることなく視認
性を高めることのできるコンピュータ装置、表示装置、
表示制御装置、記憶媒体、プログラム伝送装置、表示制
御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明のコンピュータ装置は、所定のイベントが発生された
ときに、ディスプレイに表示されている画面を、ディス
プレイの表示解像度を変更して表示させることを特徴と
する。このように、ディスプレイの表示解像度を変更す
ることにより、ディスプレイに表示されている画面を、
拡大または縮小して表示することができる。ここでは、
画面の拡大あるいは縮小のいずれかに限定する意図は無
いが、画面の拡大を具体例に挙げれば、ディスプレイの
表示解像度を下げることにより、ディスプレイに表示さ
れている画面の一部を拡大して表示することができるの
である。このとき、所定のイベントが発生されたときの
ディスプレイの表示状態、つまり画面の拡大や縮小表示
を行なう前の、元の表示状態を表示状態記憶手段で記憶
するのが好ましい。ここで、ディスプレイの表示状態と
しては、ディスプレイのデスクトップ解像度や、所定の
イベントが発生されたときに表示していた画面のデータ
等が含まれる。さらに、ディスプレイで新たに描画すべ
き画面のデータがコンピュータ本体から出力されたとき
に、このデータを表示状態記憶手段に格納すれば、画面
データを更新することができ、常に最新の画面のデータ
を保持することができる。なお、ディスプレイで表示す
べき画面は、静止画像、動画のいずれであってもよい。
さらに、イベント発生手段で発生された所定のイベント
は、オペレーティングシステムに通知されることなくデ
ィスプレイ制御手段に入力されることを特徴としてもよ
い。このようにすれば、ディスプレイの表示解像度を変
更することによって画面の拡大または縮小処理を、OS
に通知することなく実行できる。
【0008】また、本発明のコンピュータ装置は、デス
クトップ解像度設定部において設定されたデスクトップ
解像度で画面が表示された状態にて、所定の入力がなさ
れたときに、ディスプレイでの表示解像度をデスクトッ
プ解像度に対して異ならせて、画像を表示させることを
特徴とする。これにより、元々デスクトップ解像度で表
示されていた画像を、拡大あるいは縮小して表示するこ
とができる。さらに、上記のようにしてデスクトップ解
像度とは異なった表示解像度で画面が表示された状態に
て、所定の入力がなされたときに、表示解像度をデスク
トップ解像度に一致させて、画像を表示させるようにす
れば、元のデスクトップ画面、つまり拡大あるいは縮小
前の表示に戻すことができる。
【0009】本発明の表示装置では、インターフェイス
ドライバから画面の拡大処理を要求されたときに、表示
状態記憶手段で表示装置本体での表示状態を記憶し、さ
らに、領域設定手段で設定された領域内の画像を、拡大
処理手段によって表示解像度を下げた表示装置本体に拡
大表示させることができる。ここで、領域設定手段は、
表示装置本体の画面上に表示されるポインタを基準とし
て所定の領域を設定することを特徴としてもよい。これ
により、ユーザが希望する位置に領域を設定することが
できる。また、領域設定手段で設定する領域のサイズは
選択可能であるのが好ましい。これにより、画面の拡大
倍率を変更することが可能となる。なお、ポインタとし
ては、マウスポインタ(マウスカーソル)の他、文字等
の入力位置を示すカーソル等が用いられる。
【0010】本発明の表示制御装置は、ポインタの位置
に基づいて設定された領域の画像データを取得し、この
画像データを、表示モードが変更された表示装置に表示
させる。これにより、画像の表示倍率を変更することが
できる。さらに、この表示制御装置は、取得した画像デ
ータを表示装置に表示させるときに、この表示装置に表
示していた画面の表示状態を記憶する。ここで、画面の
表示状態とは、その時点でのデスクトップ解像度(ディ
スプレイの表示解像度)を少なくとも含み、さらにはそ
の時点での画面を表示するためのデータ等を含むことが
できる。またこの表示制御装置は、倍率が変更されて表
示された画面の端部にポインタが到達したときに、スク
ロール手段により、この画面をスクロールさせることが
できる。
【0011】本発明は、画面の表示解像度を変更するた
めの入力を受け付ける第1の処理と、第1の処理を実行
したときに表示している画面上の領域の一部を、表示画
面の表示解像度を変更して表示させる第2の処理と、を
コンピュータ装置に実行させるプログラムを、コンピュ
ータ装置が読み取り可能に記憶した記憶媒体として捉え
ることができる。また、本発明は、コンピュータ装置に
実行させるプログラムを記憶した記憶手段と、記憶手段
からプログラムを読み出し、このプログラムをコンピュ
ータ装置側に伝送する伝送手段とを備え、前記プログラ
ムは、画像の拡大処理を要求する所定の入力がなされた
ときに、そのときの表示画面のデスクトップ環境と画像
データを保持しつつ、表示領域の一部に設定した領域内
の画像を拡大表示する処理と、表示画面で表示すべき画
像データが新たに入力されたときに、保持している画像
データを更新する処理と、をコンピュータ装置に実行さ
せることを特徴とするプログラム伝送装置として捉える
こともできる。ここでのコンピュータ装置としては、デ
ィスプレイとこれを制御するコンピュータ本体とからな
る、いわゆるコンピュータ装置だけでなく、ディスプレ
イ装置、ディスプレイを制御するドライバ等がある。
【0012】また、本発明の表示制御方法は、画像サイ
ズを変更するための入力がなされたときに、表示してい
る画像の一部に領域を設定する第1ステップと、オペレ
ーティングシステムに通知することなく表示装置の表示
モードを変更する第2ステップと、表示モードが変更さ
れた表示装置に、第1ステップで設定した領域内の画像
を表示させる第3ステップと、を含むことを特徴とする
ことができる。さらに、本発明の表示制御方法は、画像
サイズを元に戻すための入力がなされたときに、第2ス
テップで変更した表示装置の表示モードを元に戻す第4
ステップと、表示モードが元に戻された表示装置に画像
を表示させる第5ステップと、をさらに含むことを特徴
としても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。本実施の形態に
おけるコンピュータ装置の概略は、ディスプレイに表示
される表示画面にビューポート領域を設定し、ユーザに
より所定の操作が行なわれたときに、ビューポート領域
内の画像を拡大表示するというものである。このとき、
画像を拡大表示するには、デスクトップ解像度ではな
く、ディスプレイの表示解像度を変更する。
【0014】図1は、本実施の形態におけるコンピュー
タ装置の概略構成を説明するための図である。この図に
おいて、符号10は、コンピュータ装置全体を司り、O
Sに基づいて制御されるコンピュータ本体側のCPU、
11はコンピュータ本体側のメインメモリ、12はディ
スプレイ(表示装置本体)、13はディスプレイ12の
表示画面上に表示されるマウスポインタ(ポインタ)を
操作するためのマウスや、他の操作手段(以下、単に
「マウス」と称する)、14はキーボードである。
【0015】ディスプレイ12には、本実施の形態では
LCDパネルが用いられている。このディスプレイ12
において、CPU10からの描画命令に基づいて画面の
表示を行なうため、コンピュータ装置は、表示制御ブロ
ック(ディスプレイ制御手段)15を備えている。表示
制御ブロック15は、メインメモリ11等から転送され
た画像データを格納するビデオメモリ20と、ディスプ
レイ12に画面を表示するための制御を行なうビデオド
ライバ(表示装置ドライバ)30と、ビデオドライバ3
0からの指令に基づき所定の処理を実行するビデオチッ
プ(表示制御部、画像表示手段)40とを備えている。
【0016】マウス13、キーボード14には、ユーザ
がマウス13やキーボード14を操作したときのイベン
トを処理する、ユーザインターフェイスドライバ50が
備えられている。さらに、マウス13は、ユーザインタ
ーフェイスドライバ50を介して入力されたユーザのイ
ベントを、アクティブ状態にあるアプリケーションに対
応した所定の処理に変換して実行するマウスドライバ6
0を備えている。
【0017】図2は、当該コンピュータ装置の操作部の
一例を示すものである。本実施の形態におけるコンピュ
ータ装置は、ノートブック型であり、その操作部には、
キーボード14の他、図1に示したマウス13として、
ポインティングデバイス13Aおよび操作ボタン13
B、13C、13Dが装備されている。ポインティング
デバイス13Aは、基部に図示しないたわみ検出センサ
が設けられており、この検出センサで、ポインティング
デバイス13Aの任意の方向への変位を検出することに
より、ディスプレイ12の表示画面上におけるマウスポ
インタの移動操作を行なう。また、操作ボタン13B、
13Cは、いわゆるクリック操作を行なうためのもので
ある。一方、操作ボタン13Dは、OSとは無関係にア
クションが定義付け可能なものである。ここでは、操作
ボタン13Dを操作すると、ユーザインターフェイスド
ライバ50に対し、後述するビューポートの拡大処理が
要求されるようになっている。
【0018】このような構成のコンピュータ装置におい
ては、ディスプレイ12に基本画面として表示されるデ
スクトップの解像度(以下、単に「デスクトップ解像
度」と称する)が、例えばメインメモリ11や他の不揮
発性メモリ等の記憶手段(デスクトップ解像度設定部)
に格納されている。このデスクトップ解像度は、デフォ
ルトのデスクトップ解像度以外に、ディスプレイ12自
体のパネル解像度を最大とした複数段階が選択できるよ
うになっている。
【0019】CPU10からの描画命令に基づいて表示
すべき画面のデータは、メインメモリ11等からビデオ
メモリ20に転送され、ビデオメモリ20に設定された
デスクトップデータ格納部(表示状態記憶手段)21
(図4参照)に格納される。このデスクトップデータ格
納部21には、ディスプレイ12の表示状態あるいはデ
スクトップ環境として、デスクトップ解像度と、表示し
ている画像データとが格納される。また、デスクトップ
データ格納部21に対しては、CPU10側から常に画
像データの更新が行なわれる。
【0020】ところで、図3に示すように、ディスプレ
イ12の表示画面上には、ビデオドライバ30によって
マウスポインタMPが表示される。マウスポインタMP
をディスプレイ12の表示画面上で移動させる操作を、
ユーザがマウス13(ポインティングデバイス13A)
で行なったときには、その操作に対応したイベントがユ
ーザインターフェイスドライバ50、マウスドライバ6
0を介してビデオドライバ30に入力される。そして、
ビデオドライバ30に備えられたマウスポインタ制御部
(ポインタ位置認識手段)31(図4参照)での指令に
基づいて、決められた処理がビデオチップ40で実行さ
れ、これによってマウスポインタMPがディスプレイ1
2の表示画面上において移動する。
【0021】さて、上記のようなハードウェア構成から
なるコンピュータ装置において本発明を実現するにあた
り、当該コンピュータ装置の表示制御ブロック15を機
能的な構成で捉えると、以下のようになる。すなわち、
図4に示したように、表示制御ブロック15のユーザイ
ンターフェイスドライバ50はイベント処理部(イベン
ト発生手段)51を備えている。このイベント処理部5
1は、ユーザがマウス13やキーボード14で行なった
操作に応じ、その操作内容に応じたイベントを出力す
る。さらに、ユーザインターフェイスドライバ50は、
図3に示したように、ディスプレイ12の表示画面上に
所定サイズのビューポート(領域)VPを表示するた
め、ビューポート解像度設定部(表示解像度設定部)5
2、ビューポート生成・消去要求部53、ビューポート
位置検出部(領域設定手段)54を備えている。
【0022】ビューポートVPは、ディスプレイ12の
表示画面上に表示されるマウスポインタMPを基準とし
た所定の領域に設定され、本実施の形態では、例えばマ
ウスポインタMPを中心とした略矩形の領域に設定され
る。このビューポートVPは、ビューポート解像度設定
部52において、ディスプレイ12のパネル解像度を最
大値とした範囲内で、複数段階のサイズに設定可能であ
る。例えば、ディスプレイ12のパネル解像度が160
0×1200dots(UXGA)である場合、ビューポー
トVPのサイズは、1400×1050dots(SXGA
+)、1280×1024dots(SXGA)、1024
×768dots(XGA)、800×600dots(SVG
A)、640×480dots(VGA)の計4段階に設定
可能である。ユーザは、設定可能な複数段階の中から希
望のビューポートVPのサイズを選択し、これを決めら
れた操作方法で入力する。これにより、選択されたビュ
ーポートVPのサイズがビューポート解像度設定部52
に設定される。
【0023】ビューポート生成・消去要求部53は、イ
ベント処理部51からビューポートVPの拡大表示を要
求するためのイベントの通知を受けたときに、ビューポ
ートVPの生成をビデオドライバ30に対して要求す
る。また、このビューポート生成・消去要求部53は、
ビューポートVPが生成されている状態で、イベント処
理部51からビューポートVPの拡大表示の中止を要求
するためのイベントの通知を受けたときに、ビューポー
トVPの拡大表示を中止し、元のデスクトップ表示に戻
す処理をビデオドライバ30に対して要求する。
【0024】ビューポート位置検出部54は、ビューポ
ート生成・消去要求部53でビューポートVPの生成が
要求された時点での、ビューポートVPを生成すべき位
置を算出する。これには、本実施の形態では、その時点
でマウスポインタ制御部31で認識することのできるマ
ウスポインタMPの位置を基準とし、生成すべきビュー
ポートVPの位置(より具体的にはビューポートVPの
3つあるいは4つの隅の位置)の情報を取得し、これを
出力する。
【0025】また、ビューポート生成・消去要求部53
からビューポートVPの生成の要求を受けるビデオドラ
イバ30は、これに対応する構成として、表示モード制
御部(表示モード変更手段)32、表示位置情報処理部
33、ビューポート拡大処理部(拡大処理手段、画像デ
ータ取得手段)35、ビューポート表示位置制御部(ス
クロール手段)36を備える。表示モード制御部32
は、ビューポート生成・消去要求部53からビューポー
トVPの生成要求を受けたときに、ディスプレイ12の
表示モード、つまり表示解像度を、ビューポート解像度
設定部52に設定されたビューポートVPのサイズに応
じて変更する。例えば、ビューポートVPのサイズが8
00×600dotsに設定されている場合、表示モード制
御部32は、ディスプレイ12の表示解像度を800×
600dotsに設定するのである。また表示位置情報処理
部33は、ビューポート位置検出部54から出力され
た、生成すべきビューポートVPの位置情報を、ビデオ
メモリ20のデスクトップデータ格納部21に格納され
ている画像データ上における位置情報に変換し、これ
を、ビデオチップ40に設定されたレジスタ領域に格納
させる。
【0026】ビューポート拡大処理部35は、画像デー
タ取得手段として、ビデオチップ40のレジスタ領域に
格納された前記位置情報に基づき、ビデオチップ40
に、生成すべきビューポートVPの領域に応じた部分の
画像データを、デスクトップデータ格納部21から取得
させ、表示モード制御部32によって表示解像度が変更
されたディスプレイ12に表示させる。また、これと並
行して、ビューポート拡大処理部35では、デスクトッ
プデータ格納部21に格納されている画像データに対
し、その画像サイズを、ディスプレイ12のパネル解像
度まで拡大する処理を、ビデオチップ40にリクエスト
する。
【0027】ここで、本実施の形態では、表示モード制
御部32でディスプレイ12の表示解像度をビューポー
トVPのサイズに一致させるので、ビューポートVP内
の領域の画像は、ディスプレイ12の表示領域A(図3
中点線で囲まれた範囲)と同サイズに拡大され、ディス
プレイ12の表示領域Aの全域に表示される。このよう
にして、ビューポートVP内の領域の画像は、所定の倍
率で拡大表示されるのである。ここで、図5に示す図表
は、ディスプレイ12のパネル解像度に対する、ビュー
ポートVPのサイズ(=拡大処理後のディスプレイ12
の表示解像度)に応じた拡大倍率を示している。例え
ば、元々1600×1200dotsのパネル解像度のディ
スプレイ12で表示されていた800×600dotsのビ
ューポートVPは、ディスプレイ12の表示領域全域に
拡大表示されることになり、4倍の倍率で拡大される。
また、図6は、ビューポート拡大処理部35で拡大した
画像の例を示すものであり、例えば1600×1200
dotsのパネル解像度のディスプレイ12に表示されたオ
リジナルの画像に対し、ビューポートVPを、1280
×1024、1024×768、800×600、64
0×480dotsのそれぞれに設定し、ディスプレイ12
の表示解像度を変更して拡大表示した画像を示してい
る。
【0028】ビューポート拡大処理部35は、ビューポ
ートVPを拡大表示するときに、ディスプレイ12の表
示領域に一致させる処理を行なう。図7に示すものは、
そのためのプログラムの一例である。このプログラムで
は、図3に示したビューポートVPについて、水平方向
の2点、垂直方向の2点、計4点の座標を取得し、これ
らをディスプレイ12の表示領域の四隅(座標は既知)
に位置合わせする処理を実行する。より詳細には、図3
において、マウスポインタMPの位置座標Cがh、v)
であるときに、ビューポートVPの水平方向両隅の2点
の水平座標である〔c(h)-H/2eh+1〕と〔c(h)+H/2eh〕
を、(1,H/eh)と(H- H/eh +1,H)にセットし、またビュ
ーポートVPの垂直方向両隅の2点の垂直座標である
〔c(v)-V/2ev+1〕と〔c(v)+V/2ev〕を、(1,V/2v)と(V-
V/2v +1,V)にセットする処理を行なう。この結果、ビ
ューポートVPは、マウスポインタMPを中心としてデ
ィスプレイ12の表示領域全体に、ユーザが希望する部
分を中心として拡大表示されるのである。
【0029】ところで、ビューポート拡大処理部35で
は、上記のようにビューポートVPの拡大処理を行なう
に際し、デスクトップデータ格納部21に格納されてい
る元の表示状態のデータをリセット(クリア)すること
は無い。元の表示状態のデータとしては、デスクトップ
解像度およびデスクトップ上に表示していた画像(つま
りデスクトップおよびデスクトップ上に表示されたアイ
コン、アプリケーションのウインドウ等)の画像データ
があり、これらは、デスクトップデータ格納部21に保
持され続けることになる。つまり、OSは、ビューポー
トVPの拡大処理の影響を受けることが無いのである。
【0030】また、ディスプレイ12の表示画面上に拡
大表示されたビューポートVP上では、マウスポインタ
MPが、ビデオドライバ30のコントロール下にあり、
デスクトップ上と同様に移動可能となっている。ビュー
ポート表示位置制御部36では、このビューポートVP
上でのマウスポインタMPの動きを監視する。そして、
いわゆる仮想画面機能と同様、マウスポインタMPがビ
ューポートVPの領域の端部に到達し、更に領域外に移
動しようとしていることを検出したときには、ビューポ
ート表示位置制御部36は、ビューポートVPの位置
を、マウスポインタMPの移動方向に移動させ、ビュー
ポートVPの領域内で表示する画像のスクロールが行な
えるようになっている。また、ビューポート表示位置制
御部36は、ビューポートVPの位置が、デスクトップ
の領域の端部に到達したことを検出したときには、ビュ
ーポートVPの移動処理、つまりスクロールを停止させ
るようになっている。
【0031】続いて、上記したような構成のコンピュー
タ装置における、ビューポートVPの拡大処理方法を説
明する。図8は、ビューポートVPの拡大処理を行なう
ときの流れを示している。この図に示すように、まず、
ユーザが、マウス13としてのポインティングデバイス
13Aで、拡大表示を希望する位置の中心部にマウスカ
ーソルを位置させた状態で、操作ボタン13Dを押す
と、ユーザインターフェイスドライバ50のイベント処
理部51でそのイベントを受け付ける(ステップS10
1)。
【0032】すると、イベント処理部51からビューポ
ート生成・消去要求部53に対し、ビューポート生成指
令が出力される(ステップS102)。これを受けたビ
ューポート生成・消去要求部53では、ビデオドライバ
30に対し、ビューポートVPの生成を要求する。この
とき、ユーザインターフェイスドライバ50では、ビュ
ーポート解像度設定部52に設定されている、生成すべ
きビューポートVPのサイズの情報をビデオドライバ3
0に対して出力する。これとともに、ユーザインターフ
ェイスドライバ50では、ビューポート位置検出部54
で検出される、その時点でのマウスポインタMPを基準
(中心)としたビューポートVPの位置情報を、ビデオ
ドライバ30に対して出力する(ステップS103)。
なお、ビューポートVPのサイズは、ユーザがビューポ
ート解像度設定部52に予め設定しておいても良いが、
ユーザからビューポート生成要求を受けたときに、ユー
ザインターフェイスドライバ50にて、選択可能な複数
種のビューポートVPのサイズや拡大倍率をユーザに提
示し、この中からユーザに選択・決定を行なわせるよう
にしても良い。
【0033】ビデオドライバ30では、ビューポート生
成・消去要求部53からの要求を受け付ける(ステップ
S104)。そして、このビデオドライバ30は、表示
位置情報処理部33にて、ビューポート位置検出部54
から出力されたビューポートVPの位置情報を、ビデオ
メモリ20上での位置情報に変換し、ビデオチップ40
のレジスタ領域に格納する。さらに、ビューポート拡大
処理部35は、ビデオチップ40に、前記位置情報に基
づき、生成すべきビューポートVPの領域内の画像デー
タをデスクトップデータ格納部21から取得させる(ス
テップS105)。ビデオチップ40では、取得したビ
ューポートVPの領域内の画像データに対し、ビューポ
ートVPの位置座標に基づいて図7に示したプログラム
での処理を実行した後、ディスプレイ12に対して描画
を要求する(ステップS106)。
【0034】一方、表示モード制御部32においては、
ビューポート解像度設定部52から出力されたビューポ
ートVPのサイズ(解像度)情報に基づき、ビデオチッ
プ40に、ディスプレイ12の表示解像度の変更処理を
要求する(ステップS107)。これを受けたビデオチ
ップ40は、ビューポートVPのサイズ情報(設定値)
をレジスタ領域に格納するとともに、ディスプレイ12
での表示解像度を変更させる。さらに、ビデオチップ4
0は、表示解像度が変更されたディスプレイ12に、デ
スクトップデータ格納部21から取得した画像データに
基づいた描画を実行させる(ステップS108)。これ
とともに、ビデオチップ40は、ビューポート拡大処理
部35からのリクエストに応じ、デスクトップデータ格
納部21に格納されている画像データに対し、その画像
サイズを、ディスプレイ12のパネル解像度まで拡大す
る処理を実行する。
【0035】これにより、表示解像度が変更されたディ
スプレイ12の表示領域全域に、ビューポートVPの領
域内の画像データが拡大表示されることになる。また、
このデスクトップデータ格納部21に格納されている画
像データは、その画像サイズがディスプレイ12のパネ
ル解像度まで拡大処理されているので、デスクトップの
領域全域を、いわゆる仮想画面として保持することがで
きるのである。
【0036】このようにしてビューポートVPをディス
プレイ12に拡大表示した状態では、ビューポート拡大
処理部35は、CPU10側から画像データの更新を受
けているデスクトップデータ格納部21から、画像デー
タを取得する。これにより、ディスプレイ12に拡大表
示した画像をデスクトップ上と同様に更新して表示する
ことができ、また動画の表示も可能となる。
【0037】また、図9は、ビューポートVPを拡大表
示した状態でマウスポインタMPを操作したときの、画
面のスクロール処理の流れを示すものである。ビューポ
ートVPを拡大表示した状態で、ポインティングデバイ
ス13AでマウスポインタMPを操作すると、これを検
出したユーザインターフェイスドライバ50のイベント
処理部51は、このイベントを受け付ける(ステップS
201)。そして、イベント処理部51は、OS側のマ
ウスドライバ60に対し、マウスポインタMPの位置変
更操作があったことを通知する(ステップS202)。
マウスドライバ60は、マウスポインタMPの位置を検
出し(ステップS203)、その位置情報をビデオドラ
イバ30に通知する(ステップS204)。
【0038】ビデオドライバ30では、マウスドライバ
60からの通知を受け取る(ステップS205)と、ビ
ューポート表示位置制御部36で、マウスポインタMP
がビューポートVPの領域の端部に到達し、更に領域外
に移動しようとしているか否かを解析する(ステップS
206、S207)。そして、マウスポインタMPがビ
ューポートVPの領域の端部に到達し、更に領域外に移
動しようとしていることを検出したときには、仮想画面
上におけるビューポートVPの位置を移動させる。この
ときには、ビューポート表示位置制御部36で、ビュー
ポートVPの移動方向・移動量を決定し(ステップS2
08)、これに基づいて、表示すべき領域の画像データ
をビデオメモリ20のデスクトップデータ格納部21か
ら取得する(ステップS209)。このデータに基づい
てビューポートVPの表示を行なうことにより、ビュー
ポートVPでの表示範囲が移動し、スクロールが行なわ
れるのである(ステップS210)。また、ビューポー
ト表示位置制御部36で、ビューポートVPの位置が、
デスクトップの領域の端部に到達したことを検出したと
きには、ビューポートVPの移動処理を止める。
【0039】次に、上記のようにしてビューポートVP
による拡大表示を行なっている状態で、この拡大表示を
中止する場合の処理を、図10を参照しつつ説明する。
図10に示すように、ビューポートVPでの拡大表示を
行なっている状態で、ユーザが操作ボタン13Dを押す
と、ユーザインターフェイスドライバ50のイベント処
理部51でそのイベントを受け付ける(ステップS30
1)。すると、イベント処理部51からビューポート生
成・消去要求部53に対し、ビューポート消去指令が出
力される(ステップS302)。これを受けたビューポ
ート生成・消去要求部53では、ビデオドライバ30に
対し、ビューポートVPによる拡大表示の消去を要求す
る(ステップS303)。
【0040】これを受けたビデオドライバ30では、ビ
デオメモリ20のデスクトップデータ格納部21に格納
されている、元の表示状態のデータ、つまりデスクトッ
プ解像度と画像データとを取得する(ステップS30
4)。そして、ビデオドライバ30の表示モード制御部
32は、ビデオチップ40に対し、ディスプレイ12の
表示モード、つまり表示解像度の変更処理を要求する
(ステップS305)。これとともに、ビデオドライバ
30は、デスクトップデータ格納部21から取得した元
の表示状態のデータに基づく描画処理を、ビデオチップ
40に要求する(ステップS306)。
【0041】これを受けたビデオチップ40では、ディ
スプレイ12の表示解像度を変更し、元のデスクトップ
解像度で画像を描画させる(ステップS307)。これ
により、ビューポートVPでの拡大表示を行なう前の元
の状態に戻ることになる。このときには、ビューポート
VPでの拡大表示を行なっている間も、元のデスクトッ
プ解像度と画像データをデスクトップデータ格納部21
で保持しているので、速やかな処理が行なえる。加え
て、デスクトップデータ格納部21では、画像データは
常に更新されているので、最新の画像データに基づく表
示が行なえる。
【0042】上述したように、本実施の形態のコンピュ
ータ装置では、ユーザが所定の操作を行なうと、マウス
ポインタMPを中心とした所定の範囲のビューポートV
Pが設定され、このビューポートVPの範囲内の画像
が、ディスプレイ12の表示領域全域に拡大表示され
る。したがって、コンピュータ装置の操作途中、ユーザ
が希望するときに、希望する領域の画像、より詳しくは
文字やアイコン等の画面上のオブジェクトを拡大表示す
ることができるのである。したがって、高い解像度を有
したディスプレイ12で広いデスクトップを表示し、サ
イズの大きな(ドット数が多い)画像の全体をディスプ
レイ12の表示領域内に表示させたり、画面上で複数の
オブジェクトを見ることができるといった利点を失うこ
となく、必要時のみビューポートVPでの拡大表示を行
なうことが可能となる。その結果、ディスプレイ12で
の視認性の低下を防止することが可能となり、特に視力
の弱いユーザにとって有益であると言える。また、この
ようなコンピュータ装置では、ディスプレイ12に高い
解像度を有したものを採用することにより、ディスプレ
イ12の小型化を図りながらも、視認性の低下を招くこ
となく広いデスクトップを確保することができる。
【0043】加えて、ビューポートVPの拡大表示を行
なうときには、デスクトップ解像度を変更することな
く、ビデオドライバ30の表示モード制御部32におい
てディスプレイ12の表示解像度を変更するようにし
た。これにより、いわゆるディスプレイ12のリセット
処理が不要なオンザフライで画像の拡大表示を行なうこ
とができるので、ユーザにとってはシームレスな操作が
保障できる。しかも、デスクトップ解像度に依存性のあ
るアプリケーションに影響を及ぼすことも無く、デスク
トップ上に表示されていたアイコンやアプリケーション
のウインドウ等の配置が変わってしまうこともないの
で、ユーザにとって使い勝手が悪くなることもない。し
かも、ビューポートVPの設定による画像拡大処理およ
び仮想画面の生成は、表示制御ブロック15のユーザイ
ンターフェイスドライバ50、ビデオドライバ30、ビ
デオチップ40、ビデオメモリ20のみにおいて行なわ
れ、OSおよびアプリケーション側には通知されること
が無く、いわば、表示制御ブロック15のみのローカル
な処理となっている。したがって、OSやアプリケーシ
ョンは画像拡大処理の影響を何ら受けることは無い。
【0044】また、マウスポインタMPを中心として設
定したビューポートVPを、ディスプレイ12の表示領
域全域に拡大表示するようにしたので、ユーザが希望す
る部分を中心とした拡大処理を行なうことができる。し
たがって、拡大後の画像において、ユーザが希望する部
分が表示領域の端になってしまって見にくかったり、表
示領域外に出てしまって希望の部分を見ることができな
い等の不都合が生じるのを防ぐことができる。
【0045】さらに、ビューポートVP上でマウスポイ
ンタMPの移動操作が可能であり、しかもマウスポイン
タMPがビューポートVPの表示領域の端部に達した場
合には、ビューポートVPでの拡大表示領域がスクロー
ルし、操作性に優れたものとなる。加えて、ビューポー
トVPによる拡大表示が行なわれている間も、デスクト
ップデータ格納部21には、デスクトップ(およびアプ
リケーション)の画像データが保持されており、しかも
CPU10側からは常にデータの更新が行なわれてい
る。したがって、ビューポートVPによる拡大表示画
面、およびビューポートVPの拡大表示を中止したとき
に表示される元の状態の画面、の双方において、常に最
新の画像を表示することができる。また、CPU10
は、デスクトップデータ格納部21に対して画像データ
の更新を行なっているので、ビューポートVPの拡大表
示を行ないながら、デスクトップやアプリケーション上
での各種操作を実行することもできる。
【0046】なお上記実施の形態では、マウスポインタ
MPを基準としてビューポートVPを拡大表示する構成
としたが、これに限るものではない。例えば、図11に
示すように、決められたの操作が行なわれたときに、デ
スクトップ上においてアクティブ状態にあるウインドウ
Wを拡大表示するようにしても良い。この場合、マウス
ポインタMPを基準とするのではなく、例えば、アクテ
ィブ状態にあるウインドウWの左上隅にビューポートV
Pを自動的に設定し、これをディスプレイ12の表示領
域全域に拡大表示するようにしても良い。これ以外に
も、マウスポインタMPではなく、例えば文字入力用の
カーソルを基準とすることも考えられる。しかし、この
場合、OS側のアプリケーションからカーソル位置情報
等を取得する必要があるため、上記実施の形態のよう
に、OSと無関係に処理を行なうことはできなくなる。
また、上記実施の形態においては、デスクトップ画面を
表示している状態で、マウスポインタMPを基準として
設定されるビューポートVPの外枠の位置を、マウスポ
インタMPとともに表示することも可能である。
【0047】なお上記実施の形態においては、ディスプ
レイ12は、LCDに限るものではなく、CRT(Cath
ode Ray Tube)等、他の方式であっても良い。また、コ
ンピュータ装置として、いわゆるノートブック型のもの
を例示したが、デスクトップ型等であっても良い。もち
ろん、マウス13も、ポインティングデバイス13A、
操作ボタン13B、13C、13Dに限るものではな
く、通常のマウスの他、他の各種形式のものであっても
何ら支障は無い。さらに、上記実施の形態では、ディス
プレイ12のパネル解像度に対し、ディスプレイ12の
表示解像度を変えることによって、ビューポートVPの
拡大表示および元の表示状態に戻すという捉え方をした
が、これを、当初ディスプレイ12に設定されたデスク
トップ解像度と、ディスプレイ12の表示解像度とが一
致した状態から、ディスプレイ12の表示解像度をデス
クトップ解像度に対して異ならせる、という捉え方をす
ることもできる。同時に、ディスプレイ12の表示解像
度を元に戻す、つまりデスクトップ解像度に一致させる
ことにより、画像の表示状態を元に戻すことができる、
という捉え方も可能である。
【0048】また、本実施の形態は、上記実施の形態で
示したような処理を行なうプログラムを、各種メモリチ
ップ等の記憶媒体に記憶させた形態とし、この記憶媒体
に格納したプログラムをコンピュータ装置に実行させる
ことも可能である。さらに、本実施の形態は、上記実施
の形態で示したような処理を行なうプログラムを記憶さ
せたCD−ROM、DVD、メモリ、ハードディスク、
RAM等の記憶手段と、この記憶手段から当該プログラ
ムを読み出し、当該プログラムを実行する装置側に、コ
ネクタ、あるいはインターネットやLAN等のネットワ
ークを介して当該プログラムを伝送する伝送手段とを備
えるプログラム伝送装置等の形態を成していても良い。
このようなプログラム伝送装置は、特に、既存のディス
プレイのドライバに対し、プログラムをアップデートさ
せるために、上記したような処理を行なうプログラムを
インストールする際に好適である。なお、ここでのコン
ピュータ装置としては、ディスプレイとこれを制御する
コンピュータ本体とからなる、いわゆるコンピュータ装
置だけでなく、ディスプレイ、ディスプレイを制御する
ドライバ単体等も対象となる。これ以外にも、本発明の
主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を
取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使い勝手を低下させることなく視認性を高めることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態におけるコンピュータ装置の構
成を示す図である。
【図2】 コンピュータ装置の操作部の一例を示す図で
ある。
【図3】 ディスプレイの表示画面に表示されるマウス
ポインタを基準として設定されるビューポートと、この
ビューポートを拡大表示するときの状態を示す図であ
る。
【図4】 ビューポートを拡大表示するための構成を示
す図である。
【図5】 ビューポートのサイズ、パネル解像度、ビュ
ーポートで表示する画像の拡大倍率の関係を示す図表で
ある。
【図6】 拡大表示した画像の一例を示す図である。
【図7】 ビューポートをディスプレイの表示領域に合
わせて拡大表示するための処理を実行するためのプログ
ラムの一例である。
【図8】 ビューポートを拡大処理するときの流れを示
す図である。
【図9】 拡大表示したビューポートにおいてマウスポ
インタの動きに応じて表示範囲をスクロールさせるとき
の処理の流れを示す図である。
【図10】 拡大表示したビューポートを、元の表示状
態に戻すときの処理の流れを示す図である。
【図11】 ビューポートで拡大表示する他の例を示す
図である。
【符号の説明】
10…CPU、12…ディスプレイ(表示装置本体)、
13…マウス、13A…ポインティングデバイス、13
D…操作ボタン、15…表示制御ブロック(ディスプレ
イ制御手段)、20…ビデオメモリ、21…デスクトッ
プデータ格納部(表示状態記憶手段)、30…ビデオド
ライバ(表示装置ドライバ)、31…マウスポインタ制
御部(ポインタ位置認識手段)、32…表示モード制御
部(表示モード変更手段)、35…ビューポート拡大処
理部(拡大処理手段、画像データ取得手段)、36…ビ
ューポート表示位置制御部(スクロール手段)、40…
ビデオチップ(表示制御部、画像表示手段)、50…ユ
ーザインターフェイスドライバ、51…イベント処理部
(イベント発生手段)、52…ビューポート解像度設定
部(表示解像度設定部)、54…ビューポート位置検出
部(領域設定手段)、60…マウスドライバ、MP…マ
ウスポインタ(ポインタ)、VP…ビューポート(領
域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 G09G 5/36 520P (72)発明者 森 英俊 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 石井 啓太 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 齋藤 勝 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5C006 AB01 AF13 AF38 AF46 AF47 AF51 BF02 BF16 FA18 5C080 AA10 BB05 DD07 DD21 EE17 EE21 GG07 GG08 JJ01 JJ02 JJ07 5C082 AA01 AA24 BA12 BA27 BB15 BD02 CA02 CA33 CA54 CA72 CA81 CA84 DA53 MM05 MM09 MM10

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイと、 オペレーティングシステムにより制御され、かつ前記デ
    ィスプレイに対して描画命令を出すコンピュータ本体
    と、 ユーザによる操作を受け付けてイベントを発生させるイ
    ベント発生手段と、 前記イベント発生手段で所定のイベントが発生されたと
    きに、前記ディスプレイに表示されている画面を、当該
    ディスプレイの表示解像度を変更して表示させるディス
    プレイ制御手段と、を備えることを特徴とするコンピュ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイ制御手段は、前記イベ
    ント発生手段で所定のイベントが発生されたときの前記
    ディスプレイの表示状態を記憶する表示状態記憶手段
    と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載のコン
    ピュータ装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイ制御手段は、前記コン
    ピュータ本体から前記ディスプレイで新たに描画すべき
    画面のデータが出力されたときに、当該データを前記表
    示状態記憶手段に格納することを特徴とする請求項2記
    載のコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 前記イベント発生手段で発生された所定
    のイベントが、前記オペレーティングシステムに通知さ
    れることなく、前記ディスプレイ制御手段に入力される
    ことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 ディスプレイと、 前記ディスプレイで表示するためのデスクトップ解像度
    を設定するデスクトップ解像度設定部と、 前記ディスプレイでの表示解像度を設定する表示解像度
    設定部と、 前記ディスプレイに画像を表示させる表示制御部と、を
    備え、 前記表示解像度設定部は、前記デスクトップ解像度設定
    部で設定された前記デスクトップ解像度で画像が表示さ
    れた状態にて、所定の入力がなされたときに、前記ディ
    スプレイでの表示解像度を当該デスクトップ解像度に対
    して異ならせ、前記表示制御部は、前記表示解像度が前
    記デスクトップ解像度とは異ならせて設定された前記デ
    ィスプレイに、前記画像を表示させることを特徴とする
    コンピュータ装置。
  6. 【請求項6】 前記表示解像度設定部は、前記デスクト
    ップ解像度とは異なった表示解像度で画像が表示された
    状態にて所定の入力がなされたときに、当該表示解像度
    を当該デスクトップ解像度に一致させ、 前記表示制御部は、前記表示解像度が前記デスクトップ
    解像度に一致させて設定された前記ディスプレイに、前
    記画像を表示させることを特徴とする請求項5記載のコ
    ンピュータ装置。
  7. 【請求項7】 表示装置本体と、 前記表示装置本体での表示を制御する表示装置ドライバ
    と、 外部から所定の入力がなされたときに、前記表示装置ド
    ライバに対して画面の拡大処理を要求するインターフェ
    イスドライバと、を備え、 前記表示装置ドライバは、前記インターフェイスドライ
    バから画面の拡大処理を要求されたときに、前記表示装
    置本体での表示状態を記憶する表示状態記憶手段と、 前記インターフェイスドライバから画面の拡大処理を要
    求されたときに、前記表示装置本体で表示している画面
    の表示領域の中から所定の領域を設定する領域設定手段
    と、 前記表示装置本体での表示解像度を下げて、前記領域設
    定手段で設定された領域内の画像を当該表示装置本体に
    拡大表示させる拡大処理手段と、を備えることを特徴と
    する表示装置。
  8. 【請求項8】 前記領域設定手段は、前記表示装置本体
    の画面上に表示されるポインタを基準として、所定の領
    域を設定することを特徴とする請求項7記載の表示装
    置。
  9. 【請求項9】 前記インターフェイスドライバは、前記
    ポインタの位置を認識するポインタ位置認識手段を備え
    ることを特徴とする請求項8記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記領域設定手段は、設定する領域の
    サイズが選択可能であることを特徴とする請求項7記載
    の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記拡大処理手段は、前記領域設定手
    段で設定された領域内の画像を、前記表示装置本体の表
    示領域の略全域に表示させることを特徴とする請求項7
    記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 表示装置の画面上に表示されるポイン
    タの位置を認識するポインタ位置認識手段と、 前記ポインタ位置認識手段で認識されたポインタの位置
    に基づき、前記表示装置の画面上に対し所定の領域を設
    定する領域設定手段と、 前記領域設定手段で設定された領域の画像データを取得
    する画像データ取得手段と、 前記表示装置の表示モードを変更する表示モード変更手
    段と、 前記画像データ取得手段で取得した画像データを、前記
    表示モード変更手段で表示モードが変更された前記表示
    装置に表示させる画像表示手段と、を備えることを特徴
    とする表示制御装置。
  13. 【請求項13】 前記画像データ取得手段で取得した画
    像データを前記画像表示手段で前記表示装置に表示させ
    るときに、当該表示装置に表示していた画面の表示状態
    を記憶する表示状態記憶手段と、を更に備えることを特
    徴とする請求項12記載の表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記ポインタが、前記画像表示手段で
    前記表示装置に表示させた画面の端部に到達したとき
    に、当該画面をスクロールさせるスクロール手段と、を
    更に備えることを特徴とする請求項12記載の表示制御
    装置。
  15. 【請求項15】 表示画面を駆動するコンピュータ装置
    に実行させるプログラムを、当該コンピュータ装置が読
    み取り可能に記憶した記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記表示画面に表示している画面の表示解像度を変更す
    るための入力を受け付ける第1の処理と、 前記第1の処理を実行したときに前記表示画面に表示し
    ている画面上の領域の一部を、当該表示画面の表示解像
    度を変更して表示させる第2の処理と、を前記コンピュ
    ータ装置に実行させることを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータ装置に実行させるプログ
    ラムを記憶した記憶手段と、 前記記憶手段から前記プログラムを読み出し、当該プロ
    グラムを前記コンピュータ装置側に伝送する伝送手段と
    を備え、 前記プログラムは、 表示画面で表示している画像の拡大処理を要求する入力
    がなされたときに、そのときの前記表示画面のデスクト
    ップ環境と画像データを保持しつつ、当該表示画面の表
    示領域の一部に設定した領域内の画像を拡大表示する処
    理と、 前記表示画面で表示すべき画像データが新たに入力され
    たときに、保持している画像データを更新する処理と、
    を前記コンピュータ装置に実行させることを特徴とする
    プログラム伝送装置。
  17. 【請求項17】 オペレーティングシステムに基づいて
    制御されたコンピュータ装置本体側から入力されるデー
    タにより画像を表示する表示装置の表示制御方法であっ
    て、 前記表示装置で表示する画像サイズを変更するための入
    力がなされたときに、当該表示装置で表示している画像
    の一部に領域を設定する第1ステップと、 前記オペレーティングシステムに通知することなく前記
    表示装置の表示モードを変更する第2ステップと、 表示モードが変更された前記表示装置に、前記第1ステ
    ップで設定した領域内の画像を表示させる第3ステップ
    と、を含むことを特徴とする表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第1ステップでは、前記表示装置
    で表示している画像の一部に設定する領域のサイズが、
    複数のサイズの中から選択可能であることを特徴とする
    請求項17記載の表示制御方法。
  19. 【請求項19】 前記表示装置で表示する画像サイズを
    元に戻すための入力がなされたときに、前記オペレーテ
    ィングシステムに通知することなく、前記第2ステップ
    で変更した当該表示装置の表示モードを元に戻す第4ス
    テップと、 前記第4ステップで表示モードが元に戻された前記表示
    装置に画像を表示させる第5ステップと、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項17記載の表示制御方法。
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