JP2002140026A - 発光標識装置 - Google Patents

発光標識装置

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JP2002140026A
JP2002140026A JP2001243059A JP2001243059A JP2002140026A JP 2002140026 A JP2002140026 A JP 2002140026A JP 2001243059 A JP2001243059 A JP 2001243059A JP 2001243059 A JP2001243059 A JP 2001243059A JP 2002140026 A JP2002140026 A JP 2002140026A
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Hironobu Momokino
浩伸 百木野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型電力の使用で、夜間において発光し運転
者、歩行者等に情報を認識させることができる発光標識
装置を提供するものである。 【解決手段】紫外線発光部より紫外線が紫外線励起発光
体に照射され、該紫外線励起発光体に含有される蛍光、
りん光物質等の紫外線励起発光物質が活性化されて発光
し情報表示部を発光させることで、夜間においても視認
性の高い文字、記号等による情報が明瞭に視認できる。
更に紫外線発光部は小型電力であっても紫外線励起発光
体を発光させることができることから、本発明による発
光標識装置は商用電力等の大型電力の供給が困難である
場所にも設置可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に道路周辺に設
置され、紫外線発光部から紫外線を照射して紫外線励起
発光体を発光させることで、小型電力でも夜間において
発光し、運転者、歩行者等に情報を認識させることがで
きる発光標識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発光標識装置は、夜間において運転者や
歩行者等に対し情報を提供する手段として極めて有効な
ものである。その情報を運転者や歩行者等に対し確実に
認識させる発光標識装置としては、十分な視認性を有す
ることが非常に重要である。
【0003】従来、視認性を高める方法については反射
体、反射シート等を用いて、車両等からのヘッドライト
を再帰反射させる方法や、背面から光線を当てることで
視認可能な情報が描画されている透明若しくは半透明の
カバーの背後にライトを設置した内照式のものや、標識
板に直接ライトを当てて周囲との明るさのコントラスト
により標識装置の視認性を高めるもの等がある。
【0004】標識装置の内、比較的低い位置に設けられ
るものは再帰反射させる方法であっても夜間において車
両のヘッドライト等によって眩惑を起こすことなく、且
つ視認性に優れたものとなりうるが、但し、車両のヘッ
ドライトが届かない比較的高い位置等に設けられる標識
装置は、再帰反射性を持たせることによって夜間におけ
る視認性を確保することが困難である。そこで前記の如
き内照式にする方法や、標識装置に直接ライトを当てて
標識装置の視認性を確保させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
高い位置に設けられる標識装置の視認性を確保する方法
では通常大型電力が必要であり、消費電力が大きくなる
のは勿論のこと、一般に用いられる商用電源では電源ケ
ーブル等の付帯設備が必要であり、その様な電源の無い
場所には設置が困難であり、また設置のための煩瑣な手
間も必要となる。
【0006】また発光標識装置は点灯のみならず、特に
見通しの悪いカーブで方向を指示する等運転者、歩行者
等の注意をより喚起させる必要のある場所においては点
滅させて能動的に対象者に働きかけることが効果的であ
るが、商用電源は通常交流電流であることから、点滅さ
せるには付加設備が大掛かりでかつ高価なものとなる。
【0007】更に標識装置に光線を照射して発光させる
際、照射する光線が可視光線であると標識装置を視認す
ると同時に発光部も視界に入ったときに眩しく、その照
度が適切でない場合等においては表示された情報が視認
し辛くなる可能性もある。
【0008】そこで本発明は、使用する電力が小型電力
でも夜間においても十分な発光の照度が得られ、運転
者、歩行者等の対象者に情報を明瞭に認識させることが
できる発光標識装置に関するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成としている、すなわち、紫
外線発光部と、紫外線励起発光体と、情報表示部とから
なり、紫外線発光部から照射される紫外線により紫外線
励起発光体が発光され、該発光により情報標示部が発光
されて情報を表示することを特徴とするものである。
【0010】紫外線発光部より紫外線が紫外線励起発光
体に照射されることで、該発光体に含有される蛍光、り
ん光物質等の紫外線励起発光物質が活性化されて発光さ
れ、その光により情報標示部が発光されることで、夜間
においても視認性の高い文字、記号等による情報が明瞭
に視認できる。更に紫外線発光部は小型電力であっても
紫外線励起発光体を発光させることができることから、
本発明による発光標識装置は商用電力等の大型電力の供
給が困難である場所にも設置可能である。
【0011】また、小型電力で且つDC直流電源機を用
いることが可能であることから、大型電力を用いる際の
AC交流電源機では不可能であった紫外線照射源の断続
的な点灯が可能となり、情報表示部を点滅させることで
対象者に対し能動的に働きかけることが容易に可能であ
り、情報をより強調して伝達することが容易である。
【0012】更に標識装置に照射する光線が不可視光線
の紫外線であることから、照射時に視界に入っても眩し
くなく、情報表示部のみを発光させて視認させることが
可能である。照射する紫外線は紫外線励起光の輝度が高
まる380nm以下の波長を多く含むのが好ましく、紫
外線発光部も前記の如き紫外線を照射できるものが好ま
しく、LED、ハロゲンランプ、メタルハライドラン
プ、キセノンランプ、冷陰極管、蛍光管等で、紫外線を
含むものを用いてよい。但し315nm以下の紫外線
(UV−B、UV−C)は人体に有害であり有害紫外線
としてJISにも規定されている。よって320nm〜
400nmの近紫外線放射(UV−A。英語名ブラック
ライト)を照射できるものが好適であり、。
【0013】本発明に係わる紫外線励起発光体は、面状
体であることが好ましく、基材上に紫外線励起発光物質
を塗装、被着等により紫外線励起発光体を形成する際
や、文字、記号等の情報を描画する際の作業が容易とな
り、且つ紫外線の照射による発光も効率よく行われる。
【0014】本発明に係わる紫外線発光部は、周囲の照
度を検知する手段とその検知した照度によって「O
N」、「OFF」ができる制御器を設け、発光がなくと
も標識装置が認識できる明るさにおいては照射しないよ
うにして電力を節約してもよい。
【0015】従来の大型電力を用いる方法に太陽電池を
適用するには、太陽電池の起電力を考慮すると非常に大
きな表面積の太陽電池が必要であり、また充電手段も大
掛かりなものとなって非現実的な手段であったが、本発
明の消費電力は従来の方法と比較して極めて小さく、装
置に付加する形で太陽電池及び充電手段の適用が容易に
可能である。従って紫外線発光部の電力は、紫外線発光
部が照射可能であれば特に限定するものではないが、前
記の如き利点より太陽電池を用いるのが好ましい。ま
た、夜間において紫外線照射源を発光させるのに、充電
手段を同時に設けるのが好ましく、充電手段は二次乾電
池、蓄電池、電気二重層コンデンサ他、それらを組み合
わせたものを用いてもよい。
【0016】前記の如く、本発明に使用される電力は従
来のものと比較して小型であることから、設置やメンテ
ナンス等の際に感電の恐れが少なくなり、安全面におい
ても利点がある。
【0017】紫外線発光部、紫外線励起発光体及び情報
表示部は、耐候性の向上、情報の指向性向上等を目的と
して透光性の材質による窓部を設けた函体中に収納して
もよく、装置の使用状況や装置の大きさ等の制約がある
場合には、いずれか1つ以上を函体外部に設けてもよ
い。函体の材質は特に限定されず、光の透過性を有さな
いものが好ましく、合成樹脂、鉄、アルミニウム、ステ
ンレス等を用いてよく、更にそれらに塗装、めっき等の
表面処理を施したものであっても良い。窓部は、一部ま
たは全体が透明或いは半透明といった光の透過性を有す
るものであれば特に限定するものではないが、ガラス、
ポリカーボネート、アクリル樹脂等が好適である。また
窓部の外面に文字、記号等を描画して、窓部自体を情報
表示部としてもよい。
【0018】本発明に係わる紫外線励起発光体は、紫外
線を含む波長領域の光によって励起され、可視光線を発
光するものであれば特に限定するものではないが、コス
ト、性能その他の要素により、紫外線励起発光体を形成
するための紫外線励起発光物質は蛍光体とりん光体が好
ましく、いずれか1つでも、2つ同時に用いてもよい。
また、有機系のものでも無機系のものどちらでも良く、
これらを組み合わせたものでもよい。
【0019】また、前記紫外線励起発光物質は、塗料に
混合して基材に塗装する方法により紫外線励起発光体を
形成してもよいが、作業性、情報表示部の形成の簡易性
により、予め紫外線励起発光物質を含有させた合成樹脂
等により形成された面状体を用いる方法が好ましい。面
状体であれば、一部分を切り抜く等により情報を容易に
表示することが可能であり好ましい。また紫外線励起発
光体の外面に文字、記号等により情報を描画すること
で、対象者により詳細な情報を伝達することが可能であ
る。
【0020】本発明に係わる情報表示部は、紫外線励起
発光体の外面に形成することに限定されず、紫外線励起
発光体の前面に別個に設けてもよい。この方法により紫
外線励起発光体の変更のみで表示される情報の色彩等を
変更することが可能となる。情報表示部は主要部分が透
明又は半透明の材質により形成され、情報を表示する文
字、記号等が前記主要部分と異なる色彩か不透明の材質
によって形成され、該情報表示部を紫外線励起発光体か
らの光が透過することで情報が表示される。また情報表
示部は主要部分と文字、記号等の部分にある程度のコン
トラストが得られていればよく、前記の例とは逆に主要
部分を不透明にし、文字、記号等の部分を透明又は半透
明にしてもよい。
【0021】また紫外線発光部は、情報表示部と紫外線
励起発光体を挟んで反対側から紫外線を照射するもので
あってもよい。紫外線の照射による発光が直接的なもの
でなくなり、間接的なものとなることから、紫外線の光
源部分が強調され過ぎることがなくなり、全体的な面状
の発光に近づけることができる。また、光源の位置を変
化させると、発光が全体的な面状のものに近いことか
ら、従来の如き不自然な点状の発光部位の変化ではな
く、動画の如き発光部位の変化を得ることができ、方向
等の表示に好適なものとなり得る。
【0022】また紫外線励起発光体は、筒状の形状とし
て外周面に複数種類の情報表示部を形成し、筒状の軸を
中心として回転することで一体の紫外線励起発光体によ
り複数種類の情報の表示が可能としてもよい。回転の動
力は人力でもよく、モーター等の動力を用いてもよい。
更にモーター等の動力に通信回線等を接続して、無線に
より制御することで、遠隔地より情報の表示内容を選択
できるようにしてもよい。前記の如き筒状の紫外線励起
発光体を設けるに際しては、複数種類の情報が同時に運
転者等から認識されないよう、窓部を設けた函体に収納
し、表示する情報の大きさを窓部の大きさと近似させる
のがより好ましい。また筒状の形状は、円柱状でもよく
多角形状でもよい。
【0023】本発明に係わる紫外線励起発光体の外面に
形成される情報表示部及び紫外線発光部は、必ずしも標
識板全体に設ける必要はなく、強調が必要とされる情報
表示部周辺の一部分だけに設けてもよい。
【0024】また紫外線励起発光体の前面に導光板を配
設し、導光板に紫外線発光部を付加して、導光板内に入
射した紫外線を導光板内部で屈折させて紫外線励起発光
体に紫外線を照射することで発光させる方法を用いても
よい。導光板を用いることで導光板端面の極めて小さい
面積から紫外線を照射できるようになり、紫外線発光部
の大きさが非常に小さくできることから、発光標識装置
の小型化及び薄型化が可能となる。この場合の紫外線発
光部としては蛍光管等でもよいが、導光板の内部に照射
することから、照射の指向性が高く紫外線強度の大きい
高輝度LEDを用いるのが好ましく、高輝度の紫外線L
EDを用いるのがより好ましい。また情報表示部は紫外
線励起発光体の外面に形成してもよく、導光板を挟んで
紫外線励起発光体の前面に別個に設けてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面に基づき以下に具体的に説明する。
【0026】図1は、紫外線励起発光体の外面が情報表
示部となされて情報表示部自体が発光し、情報が表示さ
れる発光標識装置を示すものである。紫外線発光部1よ
り照射される紫外線により外面に情報表示部が形成され
た紫外線励起発光体2が発光し情報を表示する。紫外線
発光部1は不可視光線である紫外線を照射するため、視
界に入っても眩しくなく、情報表示部のみが発光して運
転者等に視認される。紫外線励起発光体は基材5上に被
着され、紫外線発光部1は太陽電池3及び充電装置であ
る蓄電池4の電力により紫外線を照射する。
【0027】図2は、図1と同様の方法の発光標識装置
を設置したものである。両面に紫外線発光部1及び紫外
線励起発光体2を設け、両方向からの情報の認識を可能
としたものである。この方法により上下線それぞれに発
光標識板を設ける必要がなく、太陽電池3、充電手段4
及び基材5も各一体で済むようになる。
【0028】図3は紫外線励起発光体2が窓部7を有す
る函体6に収納されている発光標識装置の概略図を示す
ものである。情報表示部が外面に形成された紫外線励起
発光体2より紫外線の照射により発光し表示された情報
が半透明のアクリル樹脂により形成された窓部7に投影
されて情報が表示される。
【0029】図4は図3に示した発光標識装置のA−
A’断面を示すものである。紫外線発光部1は函体6の
内側上下にそれぞれ配設され、その電源は太陽電池3及
び充電手段である蓄電池4より供給される。また窓部7
の内側辺縁部には情報の指向性を高める目的で視界シャ
ッター71が設けられている。
【0030】図5は紫外線励起発光体2の前面に情報表
示部21が配設された発光標識装置の概略図を示すもの
である。紫外線励起発光体2の前面に配設され、無反射
シートを切り抜いて形成された情報表示部21の切り抜
き部分を、基材5に被着された紫外線励起発光体2への
紫外線の照射により発光された光が透過し、情報を表示
する。
【0031】図6は、図5に示した発光標識装置のB−
B’断面を示すものである。紫外線発光部1は函体6の
内側上下にそれぞれ配設され、その電源は太陽電池3及
び充電手段である蓄電池4より供給される。また窓部7
として透明であるポリカーボネート板が配され、その外
面に無反射シートを切り抜いた情報表示部21が設けら
れている。内側辺縁部には情報の指向性を高める目的で
視界シャッター71が設けられている。
【0032】図7は紫外線励起発光体が筒状の形状を有
し、その外周面に複数種類の情報表示部が形成され、円
筒の軸を中心に回転して複数種類の情報を表示する発光
標識装置を示すものである。外面に複数種類の情報表示
部を有する紫外線励起発光体2が回転軸22を中心に回
転し、紫外線励起発光体2に紫外線が照射されて発光
し、外面に描画された情報が窓部7を透過して情報を表
示する。
【0033】図8は、図7に示した発光標識装置のC−
C’断面を示すものである。紫外線発光部1は函体6の
内側上下にそれぞれ配設され、その電源は太陽電池3及
び充電手段である蓄電池4より供給される。また窓部7
として透明であるポリカーボネート板が配され、内側辺
縁部には情報の指向性を高める目的で視界シャッター7
1が設けられている。
【0034】図9は標識板の一部分に発光標識装置を設
けた一例を示すものである。直進方向は注意を怠ると海
に転落する恐れがあり、情報表示部2に記された情報は
直進に際して注意を促すもので、強調すべき情報であ
る。
【0035】図10は、図9に示す標識板の中の発光標
識装置部分を示すものである。紫外線発光部1が、情報
表示部が外面に形成された紫外線励起発光体2に紫外線
を照射することでその部分が一際明るく発光し、情報を
強調することができる。
【0036】図11は図9に示す標識板及び図10に示
す発光標識装置のD−D’断面を示すものである。標識
板の外面の一部分に基材5が取り付けられ、その外面に
紫外線発光部1が紫外線励起発光体2の上方に配設さ
れ、その電源は太陽電池3及び充電手段である蓄電池4
より供給される。
【0037】図12は、紫外線励起発光体2の前面に導
光板8が配設され、導光板8内に入射した紫外線を導光
板内部で屈折させて紫外線励起発光体2に紫外線を照射
することで情報表示部を発光させる発光標識装置を示す
ものである。情報は窓部7より車両の運転者等へ表示さ
れる。
【0038】図13は図12のE−E’断面を示すもの
である。紫外線発光部1から発光された紫外線は導光板
8内に照射され、導光板8内で屈折して情報表示部を外
面に形成した紫外線励起発光体2に照射される。紫外線
励起発光体2から発光された光線は導光板8及び透明板
9を透過して窓部7より車両の運転者等へ情報として表
示される。
【0039】図14は、本発明に係わる実施の一形態
で、紫外線発光部が紫外線励起発光体を挟んで、情報表
示部の反対側から紫外線を照射するようになされた発光
標識装置を示すもので、a)は正面図、b)はa)に示
す装置のF−F’断面図を示すものである。情報表示部
21は矢印形の透光性を有する部分が設けられ、紫外線
励起発光体2を挟んで、その背後に複数の紫外線発光部
1が配設されることで、紫外線発光部1から紫外線が照
射されたときに、全体的に矢印の形状が発光される。ま
た、複数の紫外線発光部1を、αの方向に順次発光させ
てゆくことで、あたかも矢印が流れる動画の如く、情報
表示部21は発光されることとなる。
【0040】
【発明の効果】紫外線発光部より紫外線が紫外線励起発
光体に照射されることで、その発光体に含有される紫外
線励起発光物質が活性化されて発光することで夜間にお
いても視認性の高い文字、記号等による情報が明瞭に視
認できる。更に紫外線発光部は小型電力であっても紫外
線励起発光体を発光させることができることから、本発
明による発光標識装置は商用電力等の大型電力の供給が
困難である場所にも設置可能である。
【0041】また、小型電力で且つDC直流電源機を用
いることが可能であることから、大型電力を用いる際の
AC交流電源機では不可能であった紫外線照射源の断続
的な点灯が可能となり、標識を点滅させることで車両の
運転者等に対し情報をより強調して伝達することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施の一形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係わる実施の一形態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係わる実施の一形態を示す斜視図であ
る。
【図4】図3に示す発光標識装置のB−B’断面図であ
る。
【図5】本発明に係わる実施の一形態を示す概略図であ
る。
【図6】図5に示す発光標識装置のC−C’断面図であ
る。
【図7】本発明に係わる実施の一形態を示す概略図であ
る。
【図8】図7に示す発光標識装置のA−A’断面図であ
る。
【図9】本発明に係わる実施の一形態を示す正面図であ
る。
【図10】図9に示す発光標識装置の情報表示部の拡大
図である。
【図11】図9に示す発光標識装置のD−D’断面図で
ある。
【図12】本発明に係わる実施の一形態を示す概略図で
ある。
【図13】図12に示す発光標識装置のE−E’断面図
である。
【図14】本発明に係わる実施の一形態を示す正面図及
び断面図である。
【符号の説明】
1 紫外線発光部 2 紫外線励起発光体 21 紫外線励起発光体と別個である情報表示部 22 回転軸 3 太陽電池 4 蓄電池 5 紫外線励起発光体を被着する基材 6 函体 7 窓部 71 視線シャッター 8 導光板 9 透明板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線発光部と、紫外線励起発光体と、
    情報表示部とからなり、紫外線発光部から照射される紫
    外線により紫外線励起発光体が発光され、該発光により
    情報標示部が発光されて情報を表示することを特徴とす
    る発光標識装置。
  2. 【請求項2】 情報表示部及び紫外線励起発光体は、面
    状体であることを特徴とする請求項1に記載の発光標識
    装置。
  3. 【請求項3】 紫外線発光部は、電力供給源として、太
    陽電池及び充電手段とを備えることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の発光標識装置。
  4. 【請求項4】 周囲の照度を検知する手段と、検知され
    た照度によって「ON」、「OFF」し、紫外線発光部
    を制御する制御器を備えたものであることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光標識装置。
  5. 【請求項5】 情報表示部は、文字、記号等による情報
    が描画されているものであることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の発光標識装置。
  6. 【請求項6】 紫外線励起発光体は、その外面が情報表
    示部となされ、情報表示部自体が発光されることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光標識装
    置。
  7. 【請求項7】 紫外線励起発光体は、その前面に光透過
    性の部位を有する情報表示部が配設され、紫外線励起発
    光体から発光された光が情報表示部を透過することによ
    り、情報表示部が発光されて情報が表示されることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光標識
    装置。
  8. 【請求項8】 紫外線発光部は、情報表示部と紫外線励
    起発光体を挟んで反対側から紫外線を照射することを特
    徴とする請求項7に記載の発光標識装置。
  9. 【請求項9】 紫外線励起発光体は、その形状が筒状と
    なされ、その外周面に複数種類の情報表示部が形成さ
    れ、筒状の軸を中心に回転することで前記複数種類の情
    報を選択的に表示できることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の発光標識装置。
  10. 【請求項10】 紫外線励起発光体は、その前面又は背
    面に導光板が配設され、該導光板内に紫外線発光部より
    紫外線を入射させると共に、入射した紫外線を導光板内
    部で屈折させて紫外線励起発光体に紫外線を照射するこ
    とで、情報表示部を発光させて情報を表示することを特
    徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光標識
    装置。
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JP2004169362A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Lintec Corp 標識装置
WO2013024897A1 (ja) * 2011-08-18 2013-02-21 株式会社インパクト 案内表示板

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