JP2002139258A - ヒートポンプ式給湯装置の運転方法及びヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯装置の運転方法及びヒートポンプ式給湯装置

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JP2002139258A
JP2002139258A JP2000332314A JP2000332314A JP2002139258A JP 2002139258 A JP2002139258 A JP 2002139258A JP 2000332314 A JP2000332314 A JP 2000332314A JP 2000332314 A JP2000332314 A JP 2000332314A JP 2002139258 A JP2002139258 A JP 2002139258A
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hot water
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Hideaki Mukoda
英明 向田
Kiyoshi Koyama
清 小山
Sadahiro Takizawa
禎大 滝澤
Yoshinori Enya
義徳 遠谷
Masanobu Saito
正信 斉藤
Shigeya Ishigaki
茂弥 石垣
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転を長時間停止させることなく冷媒の高圧
に対し装置を良好に保護できること。 【解決手段】 インバータを介して交流電源が供給され
る圧縮機16を備えたヒートポンプユニット11と、給
湯用熱交換器27内を流れる冷媒の熱により水を加熱し
て湯を供給可能とする給湯ユニット12と、ヒートポン
プユニット及び給湯ユニットを制御する制御装置と、を
有するヒートポンプ式給湯装置10において、冷媒は二
酸化炭素を含有する冷媒であり、上記制御装置は、圧縮
機と給湯用熱交換器との間を循環する冷媒の圧力が許容
上限圧力に至った時にインバータを制御して、このイン
バータから圧縮機へ供給される電源の運転周波数を低下
させ、冷媒圧力が復帰圧力まで低下した時にインバータ
を制御して、運転周波数を元の設定周波数に復帰させて
圧縮機を運転させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の熱により水
を加熱して湯を供給可能とするヒートポンプ式給湯装置
の運転方法及びヒートポンプ式給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯装置には、圧縮機及びヒート
ポンプ熱交換器を備えたヒートポンプユニットと、給湯
用熱交換器内を流れる冷媒の熱により水を加熱して給湯
タンク内へ湯を貯溜可能とし、この給湯タンク内の湯を
蛇口及び浴槽へ供給可能とし、また、浴槽用熱交換器内
を流れる冷媒の熱により浴槽内の湯を加熱(追い焚き)
可能とする給湯ユニットと、上記ヒートポンプユニット
及び上記給湯ユニットを制御する制御装置と、を有する
ヒートポンプ式給湯装置が知られている。
【0003】このヒートポンプ式給湯装置内を循環する
冷媒が、二酸化炭素を多く含む冷媒である場合には、冷
媒圧力が高圧になる傾向にある。そこで、上記制御装置
は、冷媒の圧力が所定圧以上となった時に、圧縮機を停
止させてヒートポンプ式給湯装置の運転を停止すると同
時に、警報を発生している。これにより、ヒートポンプ
式給湯装置を冷媒の高圧から保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ヒートポンプ
式給湯装置の停止から運転再開までに長時間を要する
と、運転再開(復帰)時に圧縮機等の各種機器を暖機運
転(ならし運転)させる必要がある場合が多く、運転復
帰作業が煩雑になってしまう。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、運転を長時間停止させることなく、
冷媒の高圧に対し装置を良好に保護できるヒートポンプ
式給湯装置の運転方法及びヒートポンプ式給湯装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インバータを介して電源が供給される圧縮機を備え
たヒートポンプユニットと、熱交換器内を流れる冷媒の
熱により水を加熱して湯を供給可能する給湯ユニット
と、を有するヒートポンプ式給湯装置の運転方法におい
て、上記冷媒が二酸化炭素を含有する冷媒である場合、
上記圧縮機と上記熱交換器との間を循環する冷媒の圧力
が許容上限圧力に至ったときに上記インバータを制御し
て、このインバータから上記圧縮機へ供給される電源の
運転周波数を低下させ、上記冷媒圧力が復帰圧力まで低
下したときに上記インバータを制御して、上記運転周波
数を元の設定周波数に復帰させて、上記圧縮機を運転さ
せることを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記圧縮機と熱交換器との間を流れる
冷媒の圧力が許容上限圧力に至ったときにインバータを
制御して、このインバータから上記圧縮機へ供給される
電源の運転周波数を低下させ、この運転周波数が0Hz
まで低下したときにも上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下
しない場合には、上記圧縮機を所定時間停止させた後、
元の設定周波数よりも一定周波数低く設定された新たな
設定周波数に上記運転周波数を設定して、上記圧縮機を
再起動させることを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、元の設定周波数を一定周波数低く設定
した新たな設定周波数に運転周波数を設定して、圧縮機
を再起動させる制御を複数回実行し、この間に冷媒圧力
が復帰圧力まで低下した場合には、その時点での最新の
設定周波数に運転周波数を設定して上記圧縮機を運転さ
せ、上記圧縮機の再起動を所定回数実行させても上記冷
媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合には、上記圧縮機
を停止させることを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、インバータを介
して電源が供給される圧縮機を備えたヒートポンプユニ
ットと、熱交換器内を流れる冷媒の熱により水を加熱し
て湯を供給可能する給湯ユニットと、上記ヒートポンプ
ユニット及び上記給湯ユニットを制御する制御装置と、
を有するヒートポンプ式給湯装置において、上記冷媒
は、二酸化炭素を含有する冷媒であり、上記制御装置
は、上記圧縮機と上記熱交換器との間を循環する冷媒の
圧力が許容上限圧力に至ったときに上記インバータを制
御して、このインバータから上記圧縮機へ供給される電
源の運転周波数を低下させ、上記冷媒圧力が復帰圧力ま
で低下したときに上記インバータを制御して、上記運転
周波数を元の設定周波数に復帰させて、上記圧縮機を運
転させるよう構成されたことを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、上記制御装置は、圧縮機と熱交換器と
の間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に至ったとき
にインバータを制御して、このインバータから上記圧縮
機へ供給される電源の運転周波数を低下させ、この運転
周波数が0Hzまで低下したときにも上記冷媒圧力が復
帰圧力まで低下しない場合には、上記圧縮機を所定時間
停止させた後、元の設定周波数よりも一定周波数低く設
定された新たな設定周波数に上記運転周波数を設定し
て、上記圧縮機を再起動させるよう構成されたことを特
徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、上記制御装置は、元の設定周波数を一
定周波数低く設定した新たな設定周波数に運転周波数を
設定して、圧縮機を再起動させる制御を複数回実行し、
この間に冷媒圧力が復帰圧力まで低下した場合には、そ
の時点での最新の設定周波数に運転周波数を設定して上
記圧縮機を運転させ、上記圧縮機の再起動を所定回数実
行させても上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合
には、上記圧縮機を停止させるよう構成されたことを特
徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6
のいずれかに記載の発明において、上記圧縮機と熱交換
器との間を流れる冷媒の圧力が、圧力スイッチによって
検知されることを特徴とするものである。
【0013】請求項1または4に記載の発明には、次の
作用がある。
【0014】一般に、二酸化炭素を多く含む冷媒は、圧
力が高圧となり易い。本発明では、圧縮機と熱交換器と
の間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に至ったとき
にインバータを制御して、このインバータから圧縮機へ
供給される電源の運転周波数を低下させ、上記冷媒圧力
が復帰圧力まで低下したときにインバータを制御して、
上記運転周波数を元の設定周波数に復帰させて圧縮機を
運転することから、ヒートポンプ式給湯装置の運転を継
続させつつ、このヒートポンプ式給湯装置内を流れる冷
媒の圧力が、許容上限圧力を越える高圧となることを防
止できる。この結果、運転を長時間停止させることな
く、ヒートポンプ式給湯装置を冷媒の高圧に対し良好に
保護できる。
【0015】請求項2または5に記載の発明には、次の
作用がある。
【0016】圧縮機と熱交換器との間を流れる冷媒の圧
力が許容上限圧力に至ったときにインバータを制御し
て、このインバータから圧縮機へ供給される電源の運転
周波数を低下させ、この運転周波数が0Hzまで低下し
たときにも上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合
には、圧縮機を所定時間停止させた後、元の設定周波数
よりも一定周波数低く設定された新たな設定周波数に上
記運転周波数を設定して圧縮機を再起動させることか
ら、運転を長時間停止させることなく、ヒートポンプ式
給湯装置を冷媒の高圧に対し良好に保護できる。
【0017】請求項3または6に記載の発明には、次の
作用がある。
【0018】元の設定周波数を一定周波数低く設定した
新たな設定周波数に運転周波数を設定して、圧縮機を再
起動させる制御を複数回実行し、この間に冷媒圧力が復
帰圧力まで低下した場合には、その時点での最新の設定
周波数に運転周波数を設定して圧縮機を運転させること
から、運転を極力長時間停止させることなく、ヒートポ
ンプ式給湯装置を冷媒の高圧に対し良好に保護できる。
【0019】請求項7に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0020】圧縮機と熱交換器との間を流れる冷媒の圧
力が圧力スイッチによって検知されることから、圧力セ
ンサを用いる場合に比べ、コストを低減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0022】図1は、本発明に係るヒートポンプ式給湯
装置の一実施の形態を示し、給湯タンク内の水を加熱
し、同タンク内に湯を貯溜するときの回路図である。
【0023】この図1に示すように、ヒートポンプ式給
湯装置10は、ヒートポンプユニット11、給湯ユニッ
ト12、蛇口13、浴槽14及び制御装置15を有して
構成され、この制御装置15が、ヒートポンプユニット
11及び給湯ユニット12を制御する。
【0024】ヒートポンプユニット11は、圧縮機1
6、アキュムレータ17及びヒートポンプ熱交換器18
が冷媒配管19に順次配設されて、冷媒回路の一部を構
成する。冷媒配管19における圧縮機16の吐出側端部
は、ユニット間配管20のガス管21に接続される。ま
た、冷媒配管19におけるヒートポンプ熱交換器18側
端部は、ユニット間配管20の液管22に接続される。
【0025】冷媒配管19は、圧縮機16の吐出側とヒ
ートポンプ熱交換器18側とが、電磁弁23を備えたバ
イパス配管24にて接続されて、吐出冷媒の過剰な高圧
が逃がされる。また、ヒートポンプ熱交換器18の近傍
には送風ファン25が設置されて、ヒートポンプ熱交換
器18へ送風がなされる。
【0026】前記給湯ユニット12は、給湯タンク2
6、給湯用熱交換器27及び浴槽用熱交換器28を備え
る。
【0027】給湯用熱交換器27は、第1切換弁31を
備えた冷媒配管29に配設される。この冷媒配管29に
おける第1切換弁31側端部が、ガス側ジョイント30
を介してユニット間配管20のガス管21に接続され
る。また、冷媒配管29における他端部が、液側ジョイ
ント33を介してユニット間配管20の液管22に接続
される。これにより、給湯用熱交換器27は、ヒートポ
ンプユニット11の冷媒回路の一部と連結されて、図1
の太線Lに示すように、冷媒が循環する冷媒回路が構成
される。
【0028】この給湯用熱交換器27と上記給湯タンク
26とは、給湯用循環ポンプ34及び流量調整弁35を
備えた給湯用配管36によりループ状に連結されて、図
1の太線Mに示す給湯用循環回路52が構成される。
【0029】給湯タンク26の底部には減圧逆止弁37
を配設した第1水道水配管38が接続されて、給湯タン
ク26内へ常に水道水が供給可能とされる。したがっ
て、給湯タンク26内に常時水道水圧が作用する。ま
た、給湯タンク26の天部には、出湯用電磁弁39を備
えた出湯配管40が接続されている。
【0030】給湯用循環ポンプ34の稼働により給湯タ
ンク26の底部の水が給湯用熱交換器27に送給される
と、この給湯用熱交換器27は、送給された水を、ヒー
トポンプユニット11の圧縮機16から吐出された冷媒
ガスの熱によって加熱する。この加熱された水(湯)
は、流量調整弁35を経て給湯タンク26の天部へ導か
れ、給湯タンク26内に例えば約60℃の湯が貯溜可能
とされる。
【0031】給湯タンク26内には電気ヒータ41が配
設される。この電気ヒータ41は、給湯タンク26内の
湯温を、例えば約80℃に昇温させるものである。ま
た、給湯用配管36には、給湯用循環ポンプ34の上流
側にドレンコック42が配設されて、給湯用配管36及
び給湯タンク26内の湯又は水をドレンパン43を介し
て排水可能とする。更に、給湯用配管36には、給湯タ
ンク26の上流側にリリーフ手段44が配設されて、給
湯用熱交換器27による水の過剰加熱時における圧力が
解放可能に設けられる。
【0032】前記浴槽用熱交換器28は、図4に示すよ
うに、第2切換弁32を備えた冷媒配管45に配設され
る。この冷媒配管45における第2切換弁32側端部
が、冷媒配管29におけるガス側ジョイント30近傍の
A点に接続される。また、冷媒配管45における他端部
が、冷媒配管29における液側ジョイント33近傍のB
点に接続される。そして、第2切換弁32と前記第1切
換弁31とは、一方が開操作されたときに、他方が閉操
作されるよう構成される。
【0033】従って、第2切換弁32の開操作時に、浴
槽用熱交換器28は、ヒートポンプユニット11の冷媒
回路の一部と連結されて、図4の太線Nに示すように、
冷媒が循環する冷媒回路が構成される。
【0034】この浴槽用熱交換器28と前記浴槽14と
が、浴槽用循環ポンプ46、フィルタ47、水位センサ
48、サーミスタ49及びフロースイッチ50を備えた
第1浴槽用配管51によりループ状に連結されて、図4
の太線Oに示す浴槽用循環回路53が構成される。第1
浴槽用配管51には、浴槽用循環ポンプ46の下流側
に、浴槽用熱交換器28をバイパスし、且つバイパス電
磁弁54を備えたバイパス配管55が接続されている。
【0035】浴槽用熱交換器28は、後述の如く浴槽1
4に給湯がなされて浴槽14内に湯が張られた場合、浴
槽用循環ポンプ46の稼働により浴槽14内の湯または
水を、ヒートポンプユニット11の圧縮機16から吐出
された冷媒ガスの熱によって加熱し、追い焚き(後述の
浴槽自動運転による追い焚き運転(保温動作)、追い焚
きスイッチ71の操作による追い焚き運転)を実施し
て、浴槽14内の湯を保温する。
【0036】ここで、水位センサ48は、第1浴槽用配
管51を介して浴槽14に連通していることから、この
浴槽14内の湯(水)の水位を検出する。また、サーミ
スタ49は、浴槽用循環回路53内を湯が循環している
とき、その湯温を検知して、浴槽14内の湯温を間接的
に検出する。また、フロースイッチ50は、浴槽用循環
回路53内を湯が循環していることを検出する。更に、
フィルタ47は、浴槽14内に配設されたフィルタ56
と共に、湯を濾過する。
【0037】前記蛇口13は、図2に示すように、混合
制御弁57及びフローセンサ58を備えた給湯配管59
と出湯配管40とによって、図2の太線Pに示すように
給湯タンク26に接続される。更に、この蛇口13は、
減圧逆止弁61を備えた第2水道水配管60にも接続さ
れる。上記フローセンサ58は、給湯配管59内を流れ
る湯量を検出する。
【0038】給湯タンク26には、第1水道水配管38
を介して水道水圧が常時作用しているとこから、蛇口1
3の給湯栓を開くことにより、出湯配管40及び給湯配
管59を経て、給湯タンク26内の湯が蛇口13に給湯
される。この蛇口13からの湯は、蛇口13の水道水栓
を開くことにより、第2水道水配管60からの水道水と
混合されて、蛇口13から供給可能とされる。
【0039】また、混合制御弁57は、水道水電磁弁6
2を備えた第3水道水配管63を介して、図2の太破線
Qに示すように、第1水道水配管38の減圧逆止弁37
下流側に接続される。従って、出湯用電磁弁39及び水
道水電磁弁62の開弁操作時には、混合制御弁57の開
度制御により、給湯タンク26及び出湯配管40からの
湯と第3水道水配管63からの水道水とが混合されて、
蛇口13の給湯栓から給湯される湯温が、例えば42℃
に調整される。
【0040】図3に示すように、給湯配管59における
フローセンサ58の下流側と、第1浴槽用配管51にお
ける浴槽用循環ポンプ46、フロースイッチ50間とが
第2浴槽用配管68により接続される。この第2浴槽用
配管68には、給湯配管59の側からフローセンサ6
4、注湯用電磁弁65、リリーフ手段66、逆止弁67
が順次配設されている。
【0041】ここで、フローセンサ64は、第2浴槽用
配管68内を流れる湯量を検出する。また、リリーフ手
段66及び逆止弁67は、過剰に加熱された湯が第2浴
槽用配管68内を流れた時に、その圧力を逃がすもので
ある。
【0042】浴槽用循環ポンプ46を停止させた状態
で、注湯用電磁弁65及びバイパス電磁弁54を開操作
すると、図3の太線Rに示すように、給湯タンク26内
の湯が出湯配管40、給湯配管59の一部及び第2浴槽
用配管68を流れて第1浴槽用配管51内に至り、この
第1浴槽用配管51内で二股に分岐されて、一方がフロ
ースイッチ50、サーミスタ49、水位センサ48及び
フィルタ47を経て浴槽14へ、また、他方がバイパス
配管55を経て浴槽14へそれぞれ注湯される。第1浴
槽用配管51内で二方向から浴槽14内へ注湯すること
により、浴槽14に湯を短時間で張ることが可能とな
る。
【0043】浴槽14内に給湯タンク26から適量の湯
が注湯されたことが水位センサ48により検出された段
階で、注湯用電磁弁65及びバイパス電磁弁54が閉操
作される。その後、浴槽14内の湯温が適温以下に低下
したことがサーミスタ49により検知されたときに、浴
槽用循環ポンプ46が稼働し、第2切換弁32が開操作
され、ヒートポンプユニット11の圧縮機16が起動し
て、浴槽用循環ポンプ46の稼働により浴槽用循環回路
53内を循環する湯が、浴槽用熱交換器28の冷媒熱に
より加熱(追い焚き)されて、浴槽14内の湯が保温さ
れる。
【0044】このように、給湯タンク26から浴槽14
へ適温の湯を適量給湯し、その後所定時間、浴槽14内
の湯を浴槽用熱交換器28により適温に加熱(追い焚
き)して保温動作する運転を、浴槽自動運転と称する。
【0045】前記制御装置15は、ヒートポンプユニッ
ト11における圧縮機16の運転(容量制御を含む)及
び停止、電磁弁23の開閉、給湯ユニット12における
第1切換弁31と第2切換弁32の切換、給湯用循環ポ
ンプ34及び浴槽用循環ポンプ46の稼働又は停止、出
湯用電磁弁39、バイパス電磁弁54、水道水電磁弁6
2及び注湯用電磁弁65の開閉、流量調整弁35及び混
合制御弁57の開度、電気ヒータ41への通電等をそれ
ぞれ制御して、ヒートポンプユニット11及び給湯ユニ
ット12を制御する。
【0046】ところで、ヒートポンプユニット11の圧
縮機16は、図示しないインバータを介して交流電源が
給電される。制御装置15が、このインバータを制御す
ることによって、インバータから圧縮機16のモータへ
供給される交流電源の運転周波数が変更され、圧縮機1
6の回転数が変更されて、圧縮機16は、その容量が可
変に構成される。そして、制御装置15は、給湯用熱交
換器27及び浴槽用熱交換器28の加熱負荷に応じて圧
縮機16の容量を制御するよう構成される。
【0047】インバータから供給される交流電源の運転
周波数を変更して圧縮機16の回転数を変更させること
によって、上述のように圧縮機16の容量が制御される
とともに、ヒートポンプ式給湯装置10の冷媒配管1
9、29、45内を流れる冷媒の圧力も制御される。こ
の冷媒の圧力は、本実施の形態の如く、冷媒が二酸化炭
素を多く含有する場合には高圧になりやすいことから、
その圧力制御が特に必要となる。
【0048】以下、この冷媒の圧力制御を説明する。
【0049】ヒートポンプユニット11の圧縮機16
と、給湯ユニット12の給湯用熱交換器27または浴槽
用熱交換器28との間を流れる冷媒の圧力は、圧力スイ
ッチ70によって検知される。この圧力スイッチ70
は、冷媒配管19における圧縮機16の冷媒吐出側に設
置される。この圧力スイッチ70は、冷媒配管19にお
いてヒートポンプ熱交換器18の冷媒流入側に設置され
てもよく、冷媒配管29における給湯用熱交換器27の
冷媒流入側若しくは流出側、または冷媒配管45におけ
る浴槽用熱交換器28の冷媒流入側若しくは冷媒流出側
に設置されてもよい。
【0050】この圧力スイッチ70は、冷媒配管19、
29、45内を流れる冷媒の圧力が上昇して、許容上限
圧力を検出した時にON動作し、逆に、復帰圧力まで低
下したときにOFF動作する。この圧力スイッチ70の
ON、OFF動作信号は、制御装置15へ送信される。
【0051】制御装置15は、インバータから圧縮機1
6へ供給される交流電源の運転周波数を、図5に示す設
定周波数Aに設定して圧縮機16を運転中に、冷媒配管
19、29、45を流れる冷媒の圧力が許容上限圧力に
至って圧力スイッチ70がON動作した時にインバータ
を制御し、このインバータから圧縮機16へ供給される
交流電源の運転周波数を徐々に低下させる。制御装置1
5は、この運転周波数の低下に伴い上記冷媒圧力が復帰
圧力を下回るまで低下して、圧力スイッチ70がOFF
動作した時にインバータを制御して、圧縮機16へ供給
される交流電源の運転周波数を元の設定周波数Aに復帰
させ、圧縮機16を運転させ、ヒートポンプ式給湯装置
10の運転を継続させる。
【0052】しかし、図6に示すように、圧力スイッチ
70のON動作時にインバータを制御して、このインバ
ータから圧縮機16へ供給される交流電流の運転周波数
を徐々に低下させ、この運転周波数が0Hzに至った
(即ち圧縮機16が停止した)にも拘わらず、冷媒圧力
が復帰圧力まで低下しない場合には、制御装置15は、
圧縮機16を所定時間(例えば5分間)停止させて、ヒ
ートポンプ式給湯装置10を停止させる。制御装置15
は、この圧縮機16の停止後、元の設定周波数Aよりも
一定周波数(例えば約10Hz)低く設定された新たな
設定周波数Bに上記運転周波数を設定して、圧縮機16
を再起動させ、ヒートポンプ式給湯装置10を再び運転
させる。
【0053】制御装置15は、上述のように、インバー
タから供給される交流電源の運転周波数を、元の設定周
波数Aよりも一定周波数(例えば約10Hz)低く設定
された新たな設定周波数Bに設定して、圧縮機16を再
起動させる制御を複数回、例えば最高5回実行する。制
御装置15は、圧縮機16の再起動の度毎に、設定周波
数を上記一定周波数(例えば10Hz)だけ低下させ
る。
【0054】圧縮機16の5回以内の再起動の間に、冷
媒圧力が復帰圧力を下回る程度まで低下して、圧力スイ
ッチ70がOFF動作した場合には、その時点における
最新の設定周波数に、インバータから供給される交流電
源の運転周波数を設定して、圧縮機16を運転させ、ヒ
ートポンプ式給湯装置10を運転させる。
【0055】圧縮機16の5回の再起動によっても、冷
媒圧力が復帰圧力を下回るまで低下せず、圧力スイッチ
70がOFF動作しない場合には、制御装置15は、圧
縮機16を再起動させずに停止させ、ヒートポンプ式給
湯装置10を停止させる。
【0056】上記実施の形態によれば、次の効果〜
を奏する。
【0057】一般に、二酸化炭素を多く含む冷媒は、
圧力が高圧となりやすい。本実施の形態では、制御装置
15は、圧縮機16と給湯用熱交換器27または浴槽用
熱交換器28との間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧
力に至って、圧力スイッチ70がON動作した時にイン
バータを制御して、このインバータから圧縮機16へ供
給される交流電源の運転周波数を徐々に低下させ、上記
冷媒圧力が復帰圧力まで低下した時にインバータを制御
して、上記運転周波数を元の設定周波数Aに復帰させて
圧縮機16を運転することから、ヒートポンプ式給湯装
置10の運転を継続させつつ、このヒートポンプ式給湯
装置10の冷媒配管19、29、45内を流れる冷媒の
圧力が、許容上限圧力を越える圧力となることを防止で
きる。この結果、運転を長時間停止させることなく、ヒ
ートポンプ式給湯装置10を冷媒の高圧に対し良好に保
護できる。
【0058】圧縮機16と給湯用熱交換器27または
浴槽用熱交換器28との間を流れる冷媒の圧力が許容上
限圧力に至って、圧力スイッチ70がON動作したとき
にインバータを制御して、このインバータから圧縮機1
6へ供給される交流電源の運転周波数を低下させ、この
運転周波数が0Hzまで低下した時にも上記冷媒圧力が
復帰圧力まで低下しない場合には、制御装置15は、圧
縮機16を所定時間停止させた後、元の設定周波数Aよ
りも一定周波数低く設定された新たな設定周波数Bに上
記運転周波数を設定して圧縮機16を再起動させること
から、ヒートポンプ式給湯装置10の運転を長時間停止
させることなく、ヒートポンプ式給湯装置10を冷媒の
高圧に対し良好に保護できる。
【0059】元の設定周波数よりも一定周波数低く設
定された新たな設定周波数に運転周波数を設定して、圧
縮機16を再起動させる制御を複数回(最高5回)実行
し、この間に冷媒圧力が復帰圧力まで低下した場合に
は、制御装置15は、その時点での最新の設定周波数に
運転周波数を設定して圧縮機16を運転させることか
ら、ヒートポンプ式給湯装置10の運転を極力長時間停
止させることなく、ヒートポンプ式給湯装置10を冷媒
の高圧に対し良好に保護できる。
【0060】圧縮機16と給湯用熱交換器27または
浴槽用熱交換器28との間を流れる冷媒の圧力が圧力ス
イッチ70によって検知されることから、圧力センサを
用いる場合に比べ、コストを低減できる。
【0061】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0062】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るヒートポン
プ式給湯装置の運転方法によれば、インバータを介して
電源が供給される圧縮機を備えたヒートポンプユニット
と、熱交換器内を流れる冷媒の熱により水を加熱して湯
を供給可能する給湯ユニットと、を有するヒートポンプ
式給湯装置の運転方法において、上記冷媒が二酸化炭素
を含有する冷媒である場合、上記圧縮機と上記熱交換器
との間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に至ったと
きに上記インバータを制御して、このインバータから上
記圧縮機へ供給される電源の運転周波数を低下させ、上
記冷媒圧力が復帰圧力まで低下したときに上記インバー
タを制御して、上記運転周波数を元の設定周波数に復帰
させて、上記圧縮機を運転させることから、運転を長時
間停止させることなく、ヒートポンプ式給湯装置を冷媒
の高圧に対し良好に保護できる。
【0063】請求項4に記載の発明に係るヒートポンプ
式給湯装置によれば、インバータを介して電源が供給さ
れる圧縮機を備えたヒートポンプユニットと、熱交換器
内を流れる冷媒の熱により水を加熱して湯を供給可能す
る給湯ユニットと、上記ヒートポンプユニット及び上記
給湯ユニットを制御する制御装置と、を有するヒートポ
ンプ式給湯装置において、上記冷媒は、二酸化炭素を含
有する冷媒であり、上記制御装置は、上記圧縮機と上記
熱交換器との間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に
至ったときに上記インバータを制御して、このインバー
タから上記圧縮機へ供給される電源の運転周波数を低下
させ、上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下したときに上記
インバータを制御して、上記運転周波数を元の設定周波
数に復帰させて、上記圧縮機を運転させるよう構成され
たことから、運転を長時間停止させることなく、ヒート
ポンプ式給湯装置を冷媒の高圧に対し良好に保護でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒートポンプ式給湯装置の一実施
の形態を示し、給湯タンク内の水を加熱し、同タンク内
に湯を貯溜するときの回路図である。
【図2】図1のヒートポンプ式給湯装置において、蛇口
から給湯するときの回路図である。
【図3】図1のヒートポンプ式給湯装置において、浴槽
へ給湯するときの回路図である。
【図4】図1のヒートポンプ式給湯装置において、浴槽
内の湯を加熱(追い焚き)して保温するときの回路図で
ある。
【図5】圧縮機へ供給される交流電源の運転周波数と冷
媒圧力との関係を示し、運転周波数の低下により、冷媒
圧力が復帰圧力まで低下する場合のグラフである。
【図6】圧縮機へ供給される交流電源の運転周波数と冷
媒圧力との関係を示し、運転周波数の低下によっても、
冷媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
10 ヒートポンプ式給湯装置 11 ヒートポンプユニット 12 給湯ユニット 15 制御装置 16 圧縮機 27 給湯用熱交換器 28 浴槽用熱交換器 70 圧力スイッチ A、B 設定周波数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25B 30/02 F25B 30/02 J G (72)発明者 小山 清 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 滝澤 禎大 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 遠谷 義徳 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 斉藤 正信 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 (72)発明者 石垣 茂弥 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータを介して電源が供給される圧
    縮機を備えたヒートポンプユニットと、熱交換器内を流
    れる冷媒の熱により水を加熱して湯を供給可能する給湯
    ユニットと、を有するヒートポンプ式給湯装置の運転方
    法において、上記冷媒が二酸化炭素を含有する冷媒であ
    る場合、上記圧縮機と上記熱交換器との間を循環する冷
    媒の圧力が許容上限圧力に至ったときに上記インバータ
    を制御して、このインバータから上記圧縮機へ供給され
    る電源の運転周波数を低下させ、上記冷媒圧力が復帰圧
    力まで低下したときに上記インバータを制御して、上記
    運転周波数を元の設定周波数に復帰させて、上記圧縮機
    を運転させることを特徴とするヒートポンプ式給湯装置
    の運転方法。
  2. 【請求項2】 上記圧縮機と熱交換器との間を流れる冷
    媒の圧力が許容上限圧力に至ったときにインバータを制
    御して、このインバータから上記圧縮機へ供給される電
    源の運転周波数を低下させ、この運転周波数が0Hzま
    で低下したときにも上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下し
    ない場合には、上記圧縮機を所定時間停止させた後、元
    の設定周波数よりも一定周波数低く設定された新たな設
    定周波数に上記運転周波数を設定して、上記圧縮機を再
    起動させることを特徴とする請求項1に記載のヒートポ
    ンプ式給湯装置の運転方法。
  3. 【請求項3】 元の設定周波数を一定周波数低く設定し
    た新たな設定周波数に運転周波数を設定して、圧縮機を
    再起動させる制御を複数回実行し、この間に冷媒圧力が
    復帰圧力まで低下した場合には、その時点での最新の設
    定周波数に運転周波数を設定して上記圧縮機を運転さ
    せ、上記圧縮機の再起動を所定回数実行させても上記冷
    媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合には、上記圧縮機
    を停止させることを特徴とする請求項2に記載のヒート
    ポンプ式給湯装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 インバータを介して電源が供給される圧
    縮機を備えたヒートポンプユニットと、熱交換器内を流
    れる冷媒の熱により水を加熱して湯を供給可能する給湯
    ユニットと、上記ヒートポンプユニット及び上記給湯ユ
    ニットを制御する制御装置と、を有するヒートポンプ式
    給湯装置において、上記冷媒は、二酸化炭素を含有する
    冷媒であり、上記制御装置は、上記圧縮機と上記熱交換
    器との間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に至った
    ときに上記インバータを制御して、このインバータから
    上記圧縮機へ供給される電源の運転周波数を低下させ、
    上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下したときに上記インバ
    ータを制御して、上記運転周波数を元の設定周波数に復
    帰させて、上記圧縮機を運転させるよう構成されたこと
    を特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  5. 【請求項5】 上記制御装置は、圧縮機と熱交換器との
    間を循環する冷媒の圧力が許容上限圧力に至ったときに
    インバータを制御して、このインバータから上記圧縮機
    へ供給される電源の運転周波数を低下させ、この運転周
    波数が0Hzまで低下したときにも上記冷媒圧力が復帰
    圧力まで低下しない場合には、上記圧縮機を所定時間停
    止させた後、元の設定周波数よりも一定周波数低く設定
    された新たな設定周波数に上記運転周波数を設定して、
    上記圧縮機を再起動させるよう構成されたことを特徴と
    する請求項4に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  6. 【請求項6】 上記制御装置は、元の設定周波数を一定
    周波数低く設定した新たな設定周波数に運転周波数を設
    定して、圧縮機を再起動させる制御を複数回実行し、こ
    の間に冷媒圧力が復帰圧力まで低下した場合には、その
    時点での最新の設定周波数に運転周波数を設定して上記
    圧縮機を運転させ、上記圧縮機の再起動を所定回数実行
    させても上記冷媒圧力が復帰圧力まで低下しない場合に
    は、上記圧縮機を停止させるよう構成されたことを特徴
    とする請求項5に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  7. 【請求項7】 上記圧縮機と熱交換器との間を流れる冷
    媒の圧力が、圧力スイッチによって検知されることを特
    徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のヒートポン
    プ式給湯装置。
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