JP2002139132A - プーリユニット - Google Patents

プーリユニット

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JP2002139132A
JP2002139132A JP2000334605A JP2000334605A JP2002139132A JP 2002139132 A JP2002139132 A JP 2002139132A JP 2000334605 A JP2000334605 A JP 2000334605A JP 2000334605 A JP2000334605 A JP 2000334605A JP 2002139132 A JP2002139132 A JP 2002139132A
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pulley
way clutch
pulley unit
wedge
outer ring
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Teruhiro Mizutani
彰宏 水谷
Nakahito Murata
中人 村田
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Denso Corp
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    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/064Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls
    • F16D41/066Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by rolling and having a circular cross-section, e.g. balls all members having the same size and only one of the two surfaces being cylindrical
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方向クラッチを備える場合に長期的な動作
の安定化が可能なプーリユニットを提供すること。 【解決手段】 同心状に配設されるプーリ10と軸体1
2との間に一方向クラッチ20が介装されている。一方
向クラッチ20は、プーリ10と一体にコの字型に形成
された内輪22と、軸体12と一体にコの字型に形成さ
れた外輪24と、内輪22と外輪24との間に形成され
たくさび状空間に収容されたローラ26とを備える。ベ
ルト90から加わる荷重は、一方向クラッチ20ではな
く、その径方向内側に配設された軸受け30に主として
作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向クラッチを
備えるプーリユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンに装備される各種の補機
は、エンジンのクランクシャフトによりベルトを介して
駆動される。例えば、補機として車両用交流発電機を考
えると、エンジンのクランクシャフトと同期回転するよ
うに連結した場合には、クランクシャフトの回転数が低
下すると、車両用交流発電機の発電能力が低下すること
になる。
【0003】このような不都合を回避するために、車両
用交流発電機に一方向クラッチを内蔵したプーリユニッ
トを用いることにより、クランクシャフトの回転数が低
下したときの発電効率を向上させるようにした手法が従
来から知られている。
【0004】図5は、一方向クラッチを内蔵した従来の
プーリユニットの断面図である。図5に示した従来のプ
ーリユニットは、同心状に配設されたプーリ100と軸
体110と、これらの間に形成された空間の軸方向中間
に設けられた一方向クラッチ120とを備えている。一
方向クラッチ120は、プーリ100に固定された外輪
122と、軸体110に固定された内輪124と、外輪
122および内輪124によって挟まれた円筒形状の複
数個のローラ126とを含んで構成されている。外輪1
22と内輪124とによって円周方向に沿った複数個所
にくさび状空間が形成されており、このくさび状空間内
にローラ126を内包させることにより、回転駆動力を
一方向のみに伝達することができる一方向クラッチ12
0が形成されている。
【0005】このプーリユニットを用いることにより、
軸体110と一体になったロータとプーリ100との回
転差に応じて、一方向クラッチ120のロック状態(動
力伝達状態)とフリー状態(動力伝達遮断状態)とを切
り替え、プーリ100とロータとの間で動力を伝達した
り遮断することができる。また、一方向クラッチ120
の軸方向両端には、プーリ100とロータとの間の相対
的な回転動作を円滑に行うとともに、ベルトから加わる
荷重を負担させるために、軸受け130が2個設けられ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のプーリユニットは、プーリ100がその外周に巻き
掛けられるベルトによって回転駆動される場合に、ベル
トから加わるラジアル荷重がプーリ100から一方向ク
ラッチ120のローラ126およびその両側に配置され
た軸受け130に作用する。このような使用状態では、
ベルトから加わるラジアル荷重によってプーリ100と
一方向クラッチ120の外輪122との嵌合しめしろが
大きくなり、一方向クラッチ120の外輪122が径方
向内側に歪みやすくなる。したがって、一方向クラッチ
120の円周方向数箇所に設けられたくさび状空間の径
方向寸法が小さくなって、ローラ126がフリー状態側
に変位し、結果的にくさび状空間のくさび角度が小さく
なりやすい。例えば、このくさび角度が所定の下限値よ
りも小さくなると、一方向クラッチ120のローラ12
6がロックした状態で固定され、フリー状態に切り替わ
らなくなってしまう。このように、従来のプーリユニッ
トは、ベルトから加わるラジアル荷重による一方向クラ
ッチの変形によって長期的に動作が安定しないという問
題があった。
【0007】また、上述した従来のプーリユニットは、
一方向クラッチ120の軸方向両端に、2個の軸受け1
30が設けられており、部品点数が多く、組み付け性が
悪いという問題があった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、一方向クラッチを備える場
合に長期的な動作の安定化が可能なプーリユニットを提
供することにある。また、本発明の他の目的は、部品点
数の削減による低コスト化および組み付け性の改善が可
能なプーリユニットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のプーリユニットは、同心状に配設され
るプーリと軸体との間に一方向クラッチが介装されてお
り、この一方向クラッチは、プーリと一体に形成された
内輪と、軸体と一体に形成された外輪と、内輪と外輪と
の間に形成されたくさび状空間に収容されたローラとを
備えている。一方向クラッチの内輪とプーリとが一体と
なっているため、プーリからラジアル荷重が加わった場
合に、内輪の径方向外側に配設された外輪やローラにこ
の荷重が伝達されないようになっており、外輪に歪みが
生じることを防止することができる。このため、くさび
状空間の形状を一定に保つことができ、ローラが移動し
てロック状態とフリー状態とが切り替わるプーリ回転数
をほぼ一定に維持することができ、長期的な動作の安定
化が可能になる。また、プーリから加わるラジアル荷重
がローラに加わらないため、ローラ径を小さくするとが
でき、プーリユニット全体の小型化が可能になる。
【0010】特に、プーリと内輪の軸方向断面はコの字
型形状を有しており、その内部の環状空間に前記一方向
クラッチを介装することが望ましい。プーリと内輪の一
体形状をコの字型とすることにより、コの字型の内部に
一方向クラッチを介装するために必要な環状空間を確保
することが容易となる。
【0011】また、上述した一方向クラッチの径方向内
側に1個の軸受けを配設してプーリ荷重を受けることが
望ましい。一方向クラッチ内のローラ等を介さずにプー
リからの荷重を直接プーリと一体になった内輪で受ける
ことができるため、この内輪の径方向内側に1個の軸受
けを配設するだけで軸体に荷重を伝達することができ
る。このため、軸受けの数を減らすことができ、部品点
数の削減による低コスト化および組み付け性の改善が可
能となる。
【0012】また、上述したくさび状空間を形成するク
ラッチカム部は、R面状のカム面を有することが望まし
い。このクラッチカム部と対向する外輪の内周面あるい
は内輪の外周面は曲面であるため、クラッチカム部の形
状をR面状とすることにより、円周方向にローラが移動
する場合のくさび状空間の径方向幅をなだらかに変化さ
せることができ、ローラが所定位置まで移動した際に確
実なロック状態を実現することができる。
【0013】また、上述したローラを保持する保持器を
有しないことが望ましい。くさび状空間にローラを収容
して保持器を省略することにより、部品点数をさらに少
なくすることができ、さらなる低コスト化および組み付
け性の改善が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のプーリユニットについて、図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0015】図1は、一実施形態のプーリユニットの軸
方向断面図である。また、図2は図1のII−II線断
面図である。
【0016】これらの図に示すように、本実施形態のプ
ーリユニット1は、同心状に配設されるプーリ10およ
び軸体12と、プーリ10と軸体12との間の環状空間
に介装される一方向クラッチ20と、この環状空間にお
いて一方向クラッチ20の径方向内側に配設される軸受
け30とを備えている。
【0017】プーリ10の外周には、波状のベルト巻き
掛け用の溝が形成されている。このプーリ10は、例え
ば自動車エンジンのクランクシャフトによって、ベルト
90を介して回転駆動される。軸体12は、円筒状の部
材からなっており、自動車の補機の入力軸(例えば車両
用交流発電機のロータ)に固定されている。
【0018】一方向クラッチ20は、外周面の円周方向
に沿った複数箇所に、表面が曲面形状(R面状)のカム
面22aが形成された内輪22と、内輪22の外周に配
設された外輪24と、内輪22に形成されたカム面22
aと外輪24の内周面とによって囲まれたポケット部に
一つずつ収容された複数のローラ26と、ローラ26を
円周方向に沿った一方向に押圧するほぼ長方形断面を有
するコイルバネ28とを備えている。
【0019】内輪22は、プーリ10と一体に形成され
ている。軸方向の断面がほぼコの字状を有する部材の外
周側がプーリ10として用いられ、内周側が一方向クラ
ッチ20の内輪22として用いられている。また、外輪
24は、軸体12と一体に形成されている。軸方向の断
面がほぼコの字状を有する部材の内周側が軸体12とし
て用いられ、外周側が一方向クラッチ20の外輪24と
して用いられている。
【0020】また、ローラ26を収容するポケット部
は、円周方向に沿って次第に径方向幅が狭くなるくさび
状空間を内包したクラッチカム部を形成している。ロー
ラ26は、コイルバネ28によってこのくさび状空間の
狭い側(ロック側)に押圧される。
【0021】本実施形態のプーリユニット1はこのよう
な構造を有しており、次にその動作を説明する。
【0022】(1)プーリの回転速度が軸体の回転速度
よりも相対的に速い場合 プーリ10の回転速度が軸体12の回転速度よりも相対
的に速くなると、一方向クラッチ20のローラ26がく
さび状空間の径方向幅が狭い側に移動する。このため、
ローラ26がカム面22aと外輪24の内周面との間に
挟み込まれて、内輪22と外輪24とが一体的に回転す
るロック状態になる。したがって、プーリ10と軸体1
2とが一体化して同期回転する。
【0023】(2)プーリの回転速度が軸体の回転速度
よりも相対的に遅い場合 一方、プーリ10の回転速度が軸体12の回転速度より
も相対的に遅くなると、一方向クラッチ20のローラ2
6がくさび状空間の径方向幅が広い側に移動する。この
ため、ローラ26がカム面22aと外輪24の内周面と
の間に挟み込まれた状態が解除され、内輪22と外輪2
4とが別々に回転可能なフリー状態になる。したがっ
て、プーリ10から軸体12への回転動力の伝達が遮断
され、軸体12のみが回転慣性力によって回転を維持す
る。
【0024】上述したプーリユニット1を車両用交流発
電機に利用する場合を考えると、ベルト90を介して連
結されたエンジンのクランクシャフトの回転変動に関係
なく、ロータの高回転を維持することにより、発電効率
の向上を図ることができる。すなわち、クランクシャフ
トの回転数が上昇する場合には、一方向クラッチ20が
ロック状態になるため、軸体12がプーリ10に同期回
転する。一方、クランクシャフトの回転数が低下する場
合には、一方向クラッチ20がフリー状態になるため、
減速したプーリ10の回転数とは無関係に、ロータの回
転慣性力によって軸体12の回転数を維持することがで
きる。
【0025】また、このような利用形態においては、プ
ーリユニット1に対してベルト90の張力が常に加わっ
ており、プーリ10に対してはラジアル荷重が常時作用
することになる。しかし、プーリ10を軸方向断面がほ
ぼコの字状の部材を用いて形成するとともに、その内周
側を利用して一方向クラッチ20の内輪22を一体形成
しているため、ベルト90から加わるラジアル荷重は、
一方向クラッチ20ではなく、その径方向内側に配設さ
れた軸受け30に対して主として作用する。したがっ
て、一方向クラッチ20の外輪24がくさび状空間に向
かって内周側に歪むことがなく、くさび状空間のくさび
角度が一定に維持される。このため、一方向クラッチ2
0のローラ26のロック状態とフリー状態の両方の挙
動、およびこれら2つの状態が切り替わる回転数を安定
化するため、一方向クラッチ20の機能安定化を保証す
ることが可能になる。
【0026】これに対し、従来のプーリユニットのよう
に外輪が径方向内側に歪む場合には、図3に示すよう
に、くさび状空間のくさび角が、外輪に歪みのない場合
の角度θ1から外輪に歪みのある場合の角度θ2へと小
さい方に変化し、ロック状態とフリー状態とが切り替わ
る回転数が歪みの程度によって変化することになり、動
作が安定しないことになる。
【0027】また、上述したプーリユニット1は、一方
向クラッチ20の径方向内側に1個の軸受け30しか使
用していないため、従来のプーリユニットに比べて軸受
けの数を減らすことができ、部品点数の削減による低コ
スト化および組み付け性の改善が可能となる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
一方向クラッチ20を構成する内輪22の外周面にポケ
ット部を形成してローラ26を収容するようにしたが、
代わりにこのポケット部を外輪の内周面に形成するよう
にしてもよい。
【0029】図4は、外輪の内周面に形成したポケット
部にローラを収容したプーリユニットの断面図である。
図4に示すプーリユニット1Aは、同心状に配設される
プーリ10および軸体12と、プーリ10と軸体12と
の間の環状空間に介装される一方向クラッチ20Aと、
この環状空間において一方向クラッチ20Aの径方向内
側に配設される軸受け30とを備えている。このプーリ
ユニット1Aは、図1および図2に示したプーリユニッ
ト1に対して、一方向クラッチ1を一方向クラッチ1A
に置き換えた点が異なっている。
【0030】一方向クラッチ1Aは、内周面の円周方向
に沿った複数箇所にR面状のカム面124aが形成され
た外輪124と、外輪124の内周に配設された内輪1
22と、外輪に形成されたカム面124aと内輪122
の内周面とによって囲まれたポケット部に一つずつ収容
された複数のローラ26と、ローラ26を円周方向に沿
った一方向に押圧するコイルバネ28とを備えている。
【0031】このように、外輪124の内周面にポケッ
ト部を形成することにより、ローラ26が収容されるく
さび状空間を形成した場合であっても、ベルトから加わ
るラジアル荷重は、一方向クラッチ20Aではなく、そ
の径方向内側に配設された軸受け30に対して主として
作用する。したがって、一方向クラッチ20Aの外輪1
24がくさび状空間に向かって内周側に歪むことがな
く、くさび状空間のくさび角度が一定に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のプーリユニットの軸方向断面図で
ある。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】外輪が歪んだ場合にくさび角度が変化する様子
を示す図である。
【図4】外輪の内周面に形成したポケット部にローラを
収容したプーリユニットの断面図である。
【図5】一方向クラッチを内蔵した従来のプーリユニッ
トの断面図である。
【符号の説明】
1、1A プーリユニット 10 プーリ 12 軸体 20 一方向クラッチ 22、122 内輪 22a、124a カム面 24、124 外輪 26 ローラ 28 コイルバネ
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月31日(2001.1.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】(2)プーリの回転速度が軸体の回転速度
よりも相対的に遅い場合、及びプーリがクラッチフリー
側に回転した場合 一方、プーリ10の回転速度が軸体12の回転速度より
相対的に遅くなると、一方向クラッチ20のローラ26
がくさび状空間の径方向幅が広い側に移動する。このた
め、ローラ26がカム面22aと外輪24の内周面との
間に挟み込まれた状態が解除され、内輪22と外輪24
とが別々に回転可能なフリー状態になる。したがって、
プーリ10から軸体12への回転動力の伝達が遮断さ
れ、軸体12のみが回転慣性力によって回転を維持す
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に配設されるプーリと軸体との間
    に一方向クラッチが介装されたプーリユニットであっ
    て、 前記一方向クラッチは、前記プーリと一体に形成された
    内輪と、前記軸体と一体に形成された外輪と、前記内輪
    と前記外輪との間に形成されたくさび状空間に収容され
    たローラとを備えることを特徴とするプーリユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記プーリと前記内輪の軸方向断面はコの字型形状を有
    しており、その内部の環状空間に前記一方向クラッチを
    介装することを特徴とするプーリユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記一方向クラッチの径方向内側に配設された1個の軸
    受けによって、プーリ荷重を受けることを特徴とするプ
    ーリユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記くさび状空間を形成するクラッチカム部は、R面状
    のカム面を有することを特徴とするプーリユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記くさび状空間を形成するクラッチカム部を、前記内
    輪に形成したことを特徴とするプーリユニット。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記くさび状空間を形成するクラッチカム部を、前記外
    輪に形成したことを特徴とするプーリユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、 前記ローラを保持する保持器を有しないことを特徴とす
    るプーリユニット。
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