JP2002138992A - 排水ポンプ - Google Patents

排水ポンプ

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JP2002138992A
JP2002138992A JP2000334501A JP2000334501A JP2002138992A JP 2002138992 A JP2002138992 A JP 2002138992A JP 2000334501 A JP2000334501 A JP 2000334501A JP 2000334501 A JP2000334501 A JP 2000334501A JP 2002138992 A JP2002138992 A JP 2002138992A
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JP
Japan
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blade
pump
motor
diameter
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000334501A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kabayama
正 樺山
Tatsushi Ninomiya
達志 二宮
Masayuki Imai
正幸 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調機等に装備される排水ポンプの低騒音化
を図る。 【解決手段】 排水ポンプ1は、吸込口42、ポンプ室
44、吐出口46を有するポンプハウジング40と、カ
バー32を有し、内部の回転羽根50はモータ10によ
り駆動される。回転羽根50は、モータ出力軸への取付
軸部52と、軸部52から放射状に延びる平板状の大径
羽根60と、大径羽根60に連続する小径羽根54を有
する。回転羽根の表面に凹凸として、例えば80μm程
度の表面粗度を形成することにより、気泡の発生を押
え、騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水ポンプ、特に空
調機に装備される排水ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】空調機の室内ユニットは、冷房運転時に
熱交換器に空気中の水分が凝縮して付着し、熱交換器の
下方に設けられるドレンパン内に滴下する。このドレン
パン内に溜ったドレン水を排水するために排水ポンプが
装備される。この排水ポンプに関しては、従来各種のも
のが提案されており、この種のポンプとして次のものが
ある。即ち、下部に吸込口を形成し、上部を開口すると
共に、側方に吐出口を設けたハウジング内に羽根を回転
自在に設け、この羽根をハウジングの開口の上部にカバ
ーを介して固定したモータにより回転させている。
【0003】そのモータの回転軸は、カバーを回転自在
に貫通して羽根の軸部に連結され、上記カバーには大気
とハウジングとを連通する貫通孔が設けられている。こ
れにより、モータを駆動して、羽根が回転すると、ドレ
ンパン内に貯溜したドレン水は、吸込口の羽根の下端か
ら吸込まれ、遠心力により、ハウジング内面に沿って揚
水され、ケーシングの吐出口から外部に吐出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】排水ポンプは、空調機
の室内ユニット内に装備される。したがって、騒音の発
生を極力低減させることが望まれる。本発明は、揚水時
及び排水時の騒音発生を低減させる排水ポンプを提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水ポンプは、
モータと、モータの駆動軸に連結される回転羽根と、回
転羽根を収容するポンプハウジングと、中央部に回転羽
根の駆動軸が貫通する開口部を有するポンプハウジング
のカバーと、回転はねの駆動軸に取り付けられてカバー
の開口部を覆う水切円板を備える。そして、回転羽根の
表面に凹凸を形成したものである。
【0006】また、回転羽根は、板状の小径羽根と、小
径羽根に連続する大径羽根と、大径羽根の外周部に形成
される円筒壁部材を備えるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の排水ポンプの全
体構成を示す一部を断面とした側面図、図2は回転羽根
の側面図、図3は平面図である。全体を符号1で示す排
水ポンプは、モータ10と、モータ10に対して下方に
図示しないブラケットを介してとりつけられるポンプ本
体30とを有する。プラスチック製のカバー32はシー
ル部材34を介してハウジング40に連結される。ハウ
ジング40は、プラスチックでつくられるもので、吸込
口42、ポンプ室44、吐出口46を有する。
【0008】ハウジング40内に装備される回転羽根5
0はプラスチックでつくられ、軸部52と、軸部52の
中心軸を中心として径方向へ突出する複数の平板からな
る小径羽根54を有する。本実施例にあっては、4枚の
小径羽根54を有する。軸部52は、カバー32の中央
に形成される貫通穴36を通ってモータ10側へ突出
し、軸部52に設けた穴にモータ10の駆動軸12が挿
入される。軸部52の上面にはプラスチック製の水切円
板14をとりつけて、カバー32の貫通穴36から噴出
するドレン水がモータ10側へ飛散するのを防止する。
【0009】回転羽根50の小径羽根54は、ポンプハ
ウジング40のパイプ状の吸込口42内に挿入される。
吸込口42の吸込端部43は、開口端に向かって内径寸
法が絞られるテーパ面に形成されており、小径羽根54
の先端部も先細りのテーパ面56に形成されている。ポ
ンプハウジング40のポンプ室44内には回転羽根50
の大径羽根60が収容される。
【0010】回転羽根50は軸部52と、軸部52の外
周部から放射状に外方へ延びる平板状の大径羽根60
と、大径羽根60の下端部に連続する中心部に貫通孔6
3を有するテーパー状の環状部材62を介して連続する
小径羽根54とを有する。本実施例にあっては、大径羽
根60及び小径羽根54は樹脂により一体的に構成さ
れ、それぞれ4枚の平板であるが、その枚数は適宜に選
択される。大径羽根60の間には補助羽根68が設けら
れる。この補助羽根68によりポンプの揚程を高くする
ことができる。軸部52の中心には、モータの駆動軸を
挿入するための穴が設けてあり、また、小径羽根54の
先端部は先細りのテーパ面56に形成される。このテー
パ面56の傾斜角は、例えば45度に形成される。
【0011】大径羽根60と補助羽根68の外周端は円
筒壁部材64によって連結される。円筒壁部材64はそ
の高さが大径羽根60と補助羽根68の上縁部の高さ寸
法より低くして設けられている。
【0012】そして、本発明の排水ポンプにあっては、
回転羽根50の表面、例えばテーパー状の環状部材62
の底面62aと、円筒壁部材64の外周面64aと内周
面64bに凹凸を形成している。
【0013】本発明における回転羽根の表面に形成され
る凹凸は、例えば約80μmの表面粗度として形成され
る。かかる凹凸として形成される表面粗度(μm)に対
する揚程と騒音との実験結果を図4に特性曲線として示
し、縦軸は騒音(dB)、横軸は揚程(mm)を示す。
図4において、□印、×印及び△印のそれぞれの曲線
は、本発明における表面粗度が約80μm、約57μm
及び約34μmを表わし、○印は従来の場合を示してお
り、特に表面粗度が従来に比較して大きい80μm及び
57μmの場合に低揚程時における騒音低下の著しいこ
とが示されている。かかる騒音低下は、次のように考え
られる。即ち、回転羽根は水と接触して水に運動エネル
ギーを伝達するので、この水との接触面の面粗度を大き
くとることによって、水に発生する気泡を減らし、気泡
がつぶされる際に生ずる騒音が低減されるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように、回転羽根の表面
に凹凸として表面粗度を形成するだけで揚水時の騒音を
低減することができ、排水ポンプの構成を大幅に変更せ
ずに排水ポンプの特性を向上させることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排水ポンプを一部断面にして示す側面
図。
【図2】回転羽根の側面図。
【図3】回転羽根の平面図。
【図4】本発明の特性を示す図。
【符号の説明】
1 排水ポンプ 10 モータ 14 水切円板 30 ポンプ本体 32 カバー 36 貫通穴 40 ポンプハウジング 42 吸込口 44 ポンプ室 46 吐出口 50 回転羽根
フロントページの続き (72)発明者 今井 正幸 東京都世田谷区等々力7丁目17番24号 株 式会社不二工機内 Fターム(参考) 3H033 AA01 AA18 BB06 BB16 CC02 DD03 EE07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、モータの駆動軸に連結される
    回転羽根と、回転羽根を収容するポンプハウジングと、
    中央部に回転羽根の駆動軸が貫通する開口部を有するポ
    ンプハウジングのカバーと、回転はねの駆動軸に取り付
    けられてカバーの開口部を覆う水切円板を備えた排水ポ
    ンプにおいて、 回転羽根の表面に凹凸を形成したことを特徴とする排水
    ポンプ。
  2. 【請求項2】 回転羽根は、板状の小径羽根と、小径羽
    根に連続する大径羽根と、大径羽根の外周部に形成され
    る円筒壁部材を備える請求項1記載の排水ポンプ。
JP2000334501A 2000-11-01 2000-11-01 排水ポンプ Pending JP2002138992A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3171032A1 (en) 2015-11-18 2017-05-24 Fujikoki Corporation Drainage pump

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