JP2002138608A - 間仕切装置 - Google Patents

間仕切装置

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JP2002138608A
JP2002138608A JP2000335133A JP2000335133A JP2002138608A JP 2002138608 A JP2002138608 A JP 2002138608A JP 2000335133 A JP2000335133 A JP 2000335133A JP 2000335133 A JP2000335133 A JP 2000335133A JP 2002138608 A JP2002138608 A JP 2002138608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接するパネルユニット同士を離間させて開
口部を形成しても、ローパーティション等の傾倒に対す
る強度が低下することはなく、かつ開口部の一部を遮蔽
部材により簡単に塞ぐことができるようにする。 【解決手段】 床面上に、上下方向を向く複数のパネル
ユニット(パネル群)15を、隣接する一部のパネルユニ
ット15同士を互いに離間させて載置し、複数のパネル
ユニット15の上端部に、平面視枠状をなすフレーム1
を固着するとともに、互いに離間させたパネルユニット
15間の開口部のフレーム1に、開口部の一部を塞ぐ遮
蔽部材50、49を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等の空間
を適当な大きさに仕切るローパーティション等の間仕切
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィス内空間に、会議室や応接室等を
形成する際には、天井から所定寸法離間させて設置され
るローパーティションが用いられることが多い。
【0003】従来のローパーティションは、床面に複数
の支柱を所定間隔おきに立てて、その間にパネルユニッ
トを取付けているのが殆どである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の支柱を用いて組
立てられたローパーティションでは、隣接する一部のパ
ネルユニット同士を離間させ、その開口部を出入口用の
通路などとすると、各パネルユニットが不連続となるた
め、形成されたローパーティションの傾倒に対する強度
が小さくなり、ぐら付き易くなる。
【0005】また、上記通路の一部を目隠ししたいよう
なときに、開口部に遮蔽用のパネル等を独立して立てる
ことができないため、下端に支持脚を有する自立可能な
衝立て等を用いるしかなく、体裁上好ましいものではな
い。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、隣接する一部のパネルユニット同士を離間させて
開口部を形成しても、傾倒に対する強度が低下すること
はなく、かつ開口部の一部を遮蔽部材により簡単かつ体
裁よく塞ぐことができるようにした間仕切装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 床面上に、上下方向を向く複数のパネルユニット
を、隣接する一部のパネルユニット同士を互いに離間さ
せて載置し、複数のパネルユニットの上端部に、平面視
枠状をなすフレームを固着するとともに、前記互いに離
間させたパネルユニット間の開口部のフレームに、開口
部の一部を塞ぐ遮蔽部材を取付ける。
【0008】(2) 上記(1)項において、遮蔽部材を、
フレームの長手方向に沿って移動可能に取付ける。
【0009】(3) 上記(1)または(2)項において、遮
蔽部材をロールスクリーンとする。
【0010】(4) 上記(1)または(2)項において、遮
蔽部材を、上端がフレームに吊支され、かつ下端が床面
に接床可能なパネルとする。
【0011】(5) 上記(4)項において、パネルの下端
に、床面に圧接して固定可能なアジャスタを設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したローパ
ーティションの一例を示すもので、矩形枠状をなす上部
のフレーム(1)に、形状の異なる数種類のパネル群(2)
の上端部を固着して形成されている。
【0013】上記フレーム(1)は、アルミニウム合金よ
りなる一定長さの横連結杆(3)の対向端とコーナ部と
を、後記する手段により結合して閉鎖した矩形またはそ
の他の形状の枠状に形成されている。
【0014】図2及び図3に示すように、横連結杆(3)
の基体(3a)は縦長矩形状の閉じ断面、すなわち角筒状を
なし、その上端両側縁には、先端に短寸の垂直片(3b)を
有する倒立L字状の保持片(3c)(3c)が、長手方向全長に
亘って対称的に連設されている。
【0015】また、上記基体(3a)の両側面の中央部に
は、互いに平行をなす上下1対ずつの水平片(3d)(3d)が
連設され、両水平片(3d)間の開口部には、合成樹脂製の
カバー(4)が、その上下の弾性係合片(4a)を上下の水平
片(3d)の対向面に形成した係止片(3e)に係合させること
により、着脱可能として止着されている。
【0016】さらに、上記基体(3a)における下端両側縁
には、方形断面をなす支持部(5)(5)が、基体(3a)の両
側面よりも外方に位置するようにして下向きに対称的に
連設され、両支持部(5)の対向面間の隙間は、後記する
パネルユニット(15)の縦杆(16)の上端部と上部の横杆(1
7)との嵌合溝(6)となっている。
【0017】両支持部(5)の上端外側縁には、上向きの
ガイド片(5a)が連設され、このガイド片(5a)と支持部
(5)の上片と基体(3a)の下部外側面との間の空間は、係
止溝を兼ねるほぼC字状断面のガイド溝(7)となってい
る。このような構成とした連結杆(3)は、基体(3a)が縦
長矩形状の閉じ断面をなし、かつその両側面に、補強リ
ブの作用を有する複数の外向き片を一体的に連設してあ
るので、曲げやねじれに対する強度が著しく大となって
いる。
【0018】なお、上記垂直片(3b)、上下の水平片(3
d)、カバー(4)、及び支持部(5)とガイド片(5a)の外側
面は、上下に整合させてある。横連結杆(3)の対向端同
士は、図2及び図3に示すようにして結合されている。
まず一方の横連結杆(3)における基体(3a)の矩形孔内
に、その開口端より、所要長さの角筒状の連結材(8)の
一端部を、ほぼ半分の長さに亘って密に嵌合したのち、
基体(3a)の両側面における上下の水平片(3d)の間より挿
入した2個ずつのねじ(9)を、連結材(8)の両側面に予
め穿設しておいためねじ孔(10)に螺合し、連結材(8)の
一端部を一方の横連結杆(3)に固定する。
【0019】ついで、他方の横連結杆(3)における基体
(3a)を、その開口端が一方の横連結杆(3)の開口端と当
接するまで、上記連結材(8)の突出端部に嵌合したの
ち、上記と同様、横連結杆(3)の両側面より挿入した2
個ずつのねじ(9)を連結材(8)のめねじ孔(10)に螺合す
る。
【0020】これにより、両横連結杆(3)同士は、強固
に連結される。なお、ねじ(9)の挿入に当たっては、カ
バー(4)を取外して行い、横連結杆(3)同士の結合後に
おいて、再度止着することにより、ねじ(9)が目隠しさ
れる(図3参照)。
【0021】コーナー部においては、図4に示すよう
に、2個の横連結杆(3)の開口端が直角またはその他の
開き角をなすように互いの内方の端縁同士を当接させた
状態で、基体(3a)の上面における両保持片(3b)間の凹溝
(11)内に、平面視L字状等の取付金具(12)を嵌挿し、そ
の固定片(12a)(12a)を2個ずつのねじ(9)をもって各横
連結杆(3)の上面にそれぞれ固定することにより、強固
に連結されている。
【0022】結合後において、両横連結杆(3)の開口端
に形成される隙間には、コーナー用カバー(13)が止着さ
れる。直線状の横連結杆(3)とその中間部に直交状に横
架された横連結杆(3)同士は、図5に示すようにして結
合されている。
【0023】すなわち、直線状の2本の横連結杆(3)の
開口端同士を、横連結杆(3)の幅に相当する隙間分だけ
離間させて対向させるとともに、それらの対向部と直交
する横連結杆(3)の開口端を、上記隙間部に近接して臨
ませたのち、T字状の取付金具(14)における直線状の固
定片(14a)を、直線状をなす横連結杆(3)同士の上面の
凹溝(11)に、同じく直交する方向を向く固定片(14b)
を、横架された横連結杆(3)の凹溝(11)に、それぞれ嵌
挿し、両固定片(14a)(14b)を複数のねじ(9)をもって各
横連結杆(3)の上面に固定することにより結合されてい
る。なお、上記結合部の隙間は、縦長角筒状のカバー(1
3)により体裁よく閉塞されている。
【0024】上述のようにして複数の横連結杆(3)同士
を結合し、平面視方形枠状のフレーム(1)を形成する
と、その曲げやねじれに対する強度は著しく高まる。図
1において、数種類のパネル群(2)の中の複数のパネル
ユニット(15)は、次のようにして横連結杆(3)に連結さ
れている。
【0025】図1に示すように、フレーム(1)のコーナ
ー部分にあたる床面上には、原則として、平面視におい
て直角またはその他の任意の角度をもって交差するよう
に連結された複数のパネル(15a)(15b)(15c)からなるL
字状、T字状、十字状等の自立可能なパネルユニット(1
5)を載置し、各パネル(15a)(15b)の上端部に固着した横
連結杆(3)同士を、順次互いに連結することにより、平
面視において1個または連続する複数個の閉鎖した方形
その他の形状の枠状のフレーム(1)を形成し、互いに離
間したコーナー用のパネルユニット(15)の間の横連結杆
(3)の中間部分に、他の平板状等のパネルユニット(15)
の上端部を連結する。
【0026】図6〜図8に示すように、平板状の各パネ
ルユニット(15)は、枠状フレームを形成している左右1
対の縦杆(16)(16)と、その上端と下端部との対向面間に
結合された横杆(7)(7)と、それらの前後の面(以下、
ローパーティションの外側を前、室内側を後として説明
する)を覆うようにして、縦杆(16)の複数の係止孔(18)
に係着されたクロスパネル(19)(19)とからなっている。
なお、パネルユニット(15)の厚さは、横連結杆(3)の幅
とほぼ同等とされ、横連結杆(3)がパネルユニット(15)
の前後の面より突出しないようにしてある。
【0027】縦杆(16)は、横連結杆(3)における支持部
(5)(5)間の嵌合溝(6)内にがたなく嵌合しうる角筒状
をなし、また横杆(17)は、嵌合溝(6)よりも小幅の縦長
の矩形断面をなしている。
【0028】パネルユニット(15)を横連結杆(3)に取付
けるには、前後のクロスパネル(19)を取外した状態で、
図7に示すように、まず左右1対の下向コ字形をなすブ
ラケット(20)の上片(20a)を、横連結杆(3)の底面であ
る嵌合溝(6)内の奥面中央に、2本のボルト(21)をもっ
て下方より取付ける。
【0029】ついで、図8に示すように、左右の縦杆(1
6)の上端部を横連結杆(3)の嵌合溝(6)に嵌合するとと
もに、上部の横杆(17)を、各ブラケット(20)の両垂下片
(20b)間に嵌合したのち、両垂下片(20a)の外方より挿入
した2本ずつのねじ(9)を横杆(17)に螺合する。
【0030】最後に、前後の化粧パネルであるクロスパ
ネル(19)を、縦杆(16)の係止孔(18)に止着する。なお、
高さや水平度の調整は、パネルユニット(15)の下端のア
ジャスタ(22)により行うことができる。
【0031】このようにしてパネルユニット(15)の上端
部を横連結杆(3)に取付けると、左右の縦杆(16)の上端
部は、横連結杆(3)の嵌合溝(6)内に嵌合され、方形断
面の剛性の高い両支持部(5)により保持されているた
め、特に、パネルの前後方向の支持強度が大となる。
【0032】図9は、図1における上記パネルユニット
(15)とは形状の異なるパネルユニット(23)を、横連結杆
(3)により支持する例を示している。このパネルユニッ
ト(23)は、上記パネルユニット(15)のフレームよりも上
下寸法を小とした枠状の主フレーム(24)と、その上端に
取付けられる門型のアドオンフレーム(25)と、主フレー
ム(24)の前後面に取付けられる上下複数枚の化粧パネル
である主パネル(26)(後面のパネルは図示略)と、アド
オンフレーム(25)の前後面に取付けられる透明又は半透
明のアドオンパネル(27)とからなっている。
【0033】主フレーム(24)は、左右1対の角筒状の縦
杆(28)(28)における上下の対向面間に、横杆(29)(29)を
結合して構成されている。アドオンフレーム(25)は、上
記縦杆(28)と同じ断面の角筒部(30a)の下端に、縦杆(2
8)内に嵌合可能な外向コ字状の挿入杆(30b)を有する左
右1対の支柱(30)(30)と、その上端部の対向面同士を結
合する角筒状の連結材(31)とからなり、両挿入杆(30b)
におけるコ字空間内の奥面には、上下2個のナット(32)
が溶接されている。
【0034】支柱(30)は、横連結杆(3)の下面の嵌合溝
(6)内にがたなく嵌合しうる幅を有している。パネルユ
ニット(23)を横連結杆(3)に取付けるには、まず上記左
右の挿入杆(30b)を左右の縦杆(28)内に、その上端に角
筒部(30a)の下端が当接するまで嵌合し、縦杆(28)の内
方より挿入した2本のボルト(33)を挿入部(30b)のナッ
ト(32)に螺合することにより、主フレーム(24)とアドオ
ンフレーム(25)とを結合する。
【0035】ついで、上記図7及び図8に示すパネルユ
ニット(15)の取付要領と同様に、まず2個のブラケット
(20)(20)を、横連結杆(3)の下面にボルト(21)により固
定したのち、左右の支柱(30)の上端を横連結杆(3)の下
面の嵌合溝(6)内に嵌合するとともに、連結材(31)を各
ブラケット(20)内に下方より嵌合し、その内面より挿入
したねじ(9)をもって固定する。
【0036】最後に、縦杆(28)と支柱(30)との前後の面
に形成した複数の係止孔(18)に、複数の主パネル(26)と
アドオンパネル(27)を止着する。
【0037】このように、アドオンフレーム(25)を用い
てパネルユニット(23)を横連結杆(3)に取付けると、ア
ドオンフレーム(25)の上端部の形状を横連結杆(3)に取
付可能な形状とし、支柱(30)の長さを変えたりするだけ
で、その下方の主パネル(26)の高さや形状等を意匠的に
種々変更することができる。
【0038】すなわち、形状等の異なるパネルユニット
を横連結杆(3)に直接取付けようとすると、上端の取付
部の形状の違いなどにより、それに対応する横連結杆を
複数用意しておく必要があり、不経済となる。
【0039】図10は、図1における電子式ホワイトボ
ード(34)の取付部の縦断面図を示すもので、横連結杆
(3)の下端部には、前述したパネルユニット(15)と同形
のパネルユニット(15)の上端部が、同じ取付要領で支持
されている。
【0040】横連結杆(3)の後面、すなわちローパーテ
ィションの室内側の面における保持片(3c)と上方の水平
片(3d)とには、ブラケット(35)が、垂直片(3b)と水平片
(3d)の上向き突条(3f)間のほぼC字状断面をなす係止溝
(3g)内においてそれらの内面に係止された挟持板(36)
に、ブラケット(35)の内方より挿入したねじ(37)を螺合
することにより固定されている。
【0041】ブラケット(35)には、内部に蛍光管(38)を
有する照明器具(39)が取付けられている。なお、照明器
具(39)までの電気配線は、横連結杆(3)の上面の凹溝(1
1)内に収容して、体裁良く配線することができる。
【0042】(40)は、上記ホワイトボード(34)支持用の
縦長枠状の支持フレームで、その上端部の方形断面をな
す横杆(41)の両端部上面には、ローラ支持具(42)が固着
され、両ローラ支持具(42)には、前方の突出端部に回転
自在なローラ(43)が枢着された支軸(44)が、前後方向を
向いて固定されている。
【0043】ホワイトボード(34)が支持された支持フレ
ーム(40)は、上記左右のローラ(43)を、横連結杆(3)に
おける後面側のガイド溝(7)内に転動可能に遊嵌して吊
支することにより、横連結杆(3)の長手方向に移動しう
るようになっている。
【0044】なお、定位置でホワイトボード(34)を使用
する際は、支持フレーム(40)の左右の縦杆(45)の下端の
アジャスタ(46)を回動して接床させればよい(図1参
照)。
【0045】このように、横連結杆(3)の前後面の上下
部に、C字状断面の係止溝(3g)やガイド溝(7)が形成さ
れていると、その一方の面に上記照明器具(39)やホワイ
トボード支持用の支持フレーム(40)等を、他方の面に他
のパネルや備品取付用のフレーム等を、それぞれ上下2
段に、かつ互いに干渉させることなく並べて支持するこ
とができる。
【0046】また、枠状に結合されたフレーム(1)は、
剛性が高いので、重量のある電子式ホワイトボード(34)
等を支持しても強度的に何ら問題となることはない。
【0047】なお、上述のような支持フレーム(40)の上
端部を、横連結杆(3)のガイド溝(7)に移動不能として
取付け、この支持フレーム(40)に、例えば、図1に示す
ような平面ディスプレイ装置(47)や通常のホワイトボー
ド(48)等を支持するようにしてもよい。
【0048】図1において、ローパーティション内への
出入口(E)として開放されている一側方の横連結杆(3)
と、中間部に横架された横連結杆(3)とには、それぞれ
遮蔽パネル(49)と巻き取り式のロールスクリーン(50)が
取付けられている。
【0049】遮蔽パネル(49)は、上記図10に示すのと
同様に、その上端部に取付けた1対のローラ(図示略)
を、横連結杆(3)の前面側のガイド溝(7)により吊支す
ることにより、長手方向に移動可能となっており、また
下端のアジャスタ(51)を回動して床面に圧接させること
により、任意の位置で固定することができる。
【0050】ロールスクリーン(50)も、図10に示す照
明器具(39)と同じ取付要領で横連結杆(3)の係止溝(3g)
に固定されている。(52)は、遮蔽パネル(49)の反対側の
横連結杆(3)の係止溝(3g)に取付けられた照明器具であ
る。
【0051】このように、ローパーティションの出入口
(E)に、その一部を塞ぐ遮蔽パネル(49)を設けておく
と、内部が一部目隠しされるので、開放感を得るために
出入口(E)を大きく開放しておくことができる。また、
ローパーティション内の使用目的や什器等の搬出入時等
において遮蔽パネル(49)の位置を変えうる利点もある。
【0052】中間部の横連結杆(3)に、ロールスクリー
ン(50)を取付けておくと、ローパーティション内を2室
に簡易的に仕切ったり、巻き上げることにより1つの大
きな室内空間として使用することができる。なお、ロー
ルスクリーン(50)も、横連結杆(3)のガイド溝(7)にロ
ーラ等を介して移動可能に取付けてもよい。
【0053】上記のような遮蔽パネル(49)をローパーテ
ィションの出入口に単独で自立させたり、ロールスクリ
ーン(50)をローパーティションの中間部に取付けうるの
は、上部に枠状をなすフレーム(1)を有しているからで
ある。すなわち、複数の支柱を立設して、その間にパネ
ルユニットを立て込んで形成される従来のローパーティ
ションにおいては、上記のようなフレーム(1)がないた
め、上記遮蔽パネル(49)やロールスクリーン(50)の代わ
りに、ベース脚を有する衝立て等を出入口に設置しなけ
ればならず、体裁が損なわれる。
【0054】なお、上記遮蔽パネル(49)及びロールスク
リーン(50)は、横連結杆(3)の反対側の面に取付けても
よいことは勿論である。図11は、図1のXI−XI線の縦
断面図を示すもので、パネル群(2)の中の一部のものを
透明なパネルユニット(53)とするとともに、その室内側
の面を、パネルユニット(53)と同じ大きさ又は若干大と
した移動パネル(54)により覆ったり、開放したりしうる
ようにしてある。
【0055】上記パネルユニット(53)は、図6に示すパ
ネルユニット(15)と同様の枠状フレームにおける1対の
縦杆(55)の上端に結合した横杆(56)を、図7に示すのと
同様のブラケット(57)をもって、横連結杆(3)の下面の
嵌合溝(6)に固定したのち、前後の面における下端部の
不透明パネル(58)を除いた全面に、ガラス又はプラスチ
ックよりなる上下複数枚の透明パネル(59)を止着して構
成されている。
【0056】移動パネル(54)は、クロス又は木製の不透
明のパネル、もしくは半透明のパネルよりなり、その上
端の枠材(60)の両側部に結合された支持部材(61)には、
端部に回転自在なローラ(62)を備える1対の支軸(63)が
固着されている。
【0057】移動パネル(54)は、上記各ローラ(62)を横
連結杆(3)における後面側(室内側)のガイド溝(7)に
嵌挿することにより、パネルユニット(53)の内面と近接
して、横連結杆(3)の長手方向に移動可能として吊支さ
れている。
【0058】移動パネル(54)の下端の枠材(60)における
下向きのコ状溝は、パネルユニット(53)の内方の不透明
パネル(58)の下端に固着された逆L字状のガイド部材(6
4)に上方より遊嵌されている。これにより、移動パネル
(54)は、その厚さ方向に横振れすることなく、円滑に移
動させることができる。
【0059】このように、透明としたパネルユニット(5
3)の室内側に、不透明又は半透明の移動パネル(54)を設
けておくと、外部よりローパーティション内を見られた
くないときなどには、パネルユニット(53)に移動パネル
(54)を重合させて目隠しすることができ、また、外部か
ら明り取りをしたり、閉塞感を緩和したりする際などに
は、移動パネル(54)をスライドさせてパネルユニット(5
3)のパネル面を開放することができる。
【0060】なお、移動パネル(54)は、その操作上、横
連結杆(3)の室内側の面に吊支するのが好ましいが、場
合によっては、横連結杆(3)の外面に吊支することもあ
る。
【0061】移動パネル(54)は、障子状のパネルとして
もよい。本発明は、上記実施形態に限定されるものでは
ない。上記実施形態において、フレーム(1)は、方形枠
状のフレームを2個連続させた形状としてあるが、1個
又は2個以上連続させてもよい。2個以上連続させる際
には、フレーム(1)の強度が低下するのを防止するため
に、直線的に長く連続させるのでなく、平面視L字形又
は田の字形に連続するのがよい。
【0062】ローパーティションの出入口(E)や中間部
に横架した横連結杆(3)に、片開き又は両開き型の引戸
を吊支することもある。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、床面に載
置された全てのパネルユニットの上端は、枠状のフレー
ムにより連結されているため、隣接する一部のパネルユ
ニット同士を互いに離間させて開口部を形成しても、ロ
ーパーティション等の傾倒に対する強度が低下し、それ
がぐら付いたりする恐れはない。また、開口部の上部に
もフレームが横架されているので、このフレームに遮蔽
部材を簡単に取付けて、開口部の一部を体裁よく塞ぐこ
とができ、かつ残りの空間部を通路等として使用しう
る。
【0064】請求項2記載の発明によれば、ローパーテ
ィション等の使用目的に応じて、または什器などの搬出
入時において、遮蔽部材を移動しうるので便利である。
【0065】請求項3記載の発明によれば、連続する複
数個の枠状フレームにより形成されたローパーティショ
ン等の内部を、中間部において複数室に簡易的に仕切っ
たり、巻き上げることにより、1つの大きな室内空間と
して使用することができる。また、遮蔽面積を自由に変
更できる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、従来の衝立
ての代わりに、開口部の一部を体裁よく塞ぐことができ
る。この際、脚等を設ける必要がないので、それが邪魔
になることはない。
【0067】請求項5記載の発明によれば、パネルを、
開口部の任意の位置においてフレームと床面とにより安
定的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したローパーティションの一例を
示す斜視図である。
【図2】同じく、横連結杆同士の直線部の結合要領を示
す斜視図である。
【図3】図2におけるIII−III線の縦断面図である。
【図4】コーナー部における横連結杆同士の結合要領を
示す斜視図である。
【図5】直線部と交差する横連結杆同士の結合要領を示
す平面図である。
【図6】パネルユニットの横連結杆への取付例を示す一
部切欠正面図である。
【図7】図6のVII−VII線の拡大縦断側面図である。
【図8】同じく、VIII−VIII線の拡大縦断側面図であ
る。
【図9】アドオンフレームを備えるパネルユニットの横
連結杆への取付例を示す分解斜視図である。
【図10】図1におけるX−X線の要部の拡大縦断側面
図である。
【図11】同じく、図1のXI−XI線の拡大縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
(1)フレーム (2)パネル群 (3)横連結杆 (3a)基体 (3b)垂直片 (3c)保持片 (3d)水平片 (3e)係止片 (3f)突条 (3g)係止溝 (4)カバー (4a)係合片 (5)支持部 (5a)ガイド片 (6)嵌合溝 (7)ガイド溝 (8)連結材 (9)ねじ (10)めねじ孔 (11)凹溝 (12)取付金具 (12a)固定片 (13)カバー (14)取付金具 (14a)(14b)固定片 (15)パネルユニット (15a)(15b)(15c)パネル (16)縦杆 (17)横杆 (18)係止孔 (19)クロスパネル (20)ブラケット (20a)上片 (20b)垂下片 (21)ボルト (22)アジャスタ (23)パネルユニット (24)主フレーム (25)アドオンフレーム (26)主パネル (27)アドオンパネル (28)縦杆 (29)横杆 (30)支柱 (30a)角筒部 (30b)挿入杆 (31)連結材 (32)ナット (33)ボルト (34)ホワイトボード (35)ブラケット (36)挟持板 (37)ねじ (38)蛍光管 (39)照明器具 (40)支持フレーム (41)横杆 (42)ローラ支持具 (43)ローラ (44)支軸 (45)縦杆 (46)アジャスタ (47)ディスプレイ装置 (48)ホワイトボード (49)遮蔽パネル (50)ロールスクリーン (51)アジャスタ (52)照明器具 (53)パネルユニット (54)移動パネル (55)縦杆 (56)横杆 (57)ブラケット (58)不透明パネル (59)透明パネル (60)枠材 (61)支持部材 (62)ローラ (63)支軸 (64)ガイド部材 (E)出入口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上に、上下方向を向く複数のパネル
    ユニットを、隣接する一部のパネルユニット同士を互い
    に離間させて載置し、複数のパネルユニットの上端部
    に、平面視枠状をなすフレームを固着するとともに、前
    記互いに離間させたパネルユニット間の開口部のフレー
    ムに、開口部の一部を塞ぐ遮蔽部材を取付けたことを特
    徴とする間仕切装置。
  2. 【請求項2】 遮蔽部材を、フレームの長手方向に沿っ
    て移動可能に取付けた請求項1記載の間仕切装置。
  3. 【請求項3】 遮蔽部材をロールスクリーンとした請求
    項1または2記載の間仕切装置。
  4. 【請求項4】 遮蔽部材を、上端がフレームに吊支さ
    れ、かつ下端が床面に接床可能なパネルとした請求項1
    または2記載の間仕切装置。
  5. 【請求項5】 パネルの下端に、床面に圧接して固定可
    能なアジャスタを設けた請求項4記載の間仕切装置。
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