JP2002137523A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2002137523A
JP2002137523A JP2000339424A JP2000339424A JP2002137523A JP 2002137523 A JP2002137523 A JP 2002137523A JP 2000339424 A JP2000339424 A JP 2000339424A JP 2000339424 A JP2000339424 A JP 2000339424A JP 2002137523 A JP2002137523 A JP 2002137523A
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JP
Japan
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printing
ink
stencil
paper
pressing
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Pending
Application number
JP2000339424A
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English (en)
Inventor
Makoto Ishikawa
誠 石川
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク除去シート、洗剤などの消耗品の補充
作業をも含めて、余剰インクの処理に関する一切の処理
作業をする必要がない。 【解決手段】 製版された孔版原紙20を装着する版胴
50と、この版胴50に押圧する押圧ロール56とを有
し、版胴50と押圧ロール56との間に給紙された印刷
用紙45を押圧搬送し、この押圧搬送過程で孔版原紙2
0のインク画像を印刷用紙45に転写して印刷を行う印
刷装置1において、押圧ロール56に密着するブレード
83とこのブレード83で掻き取った余剰インクを収容
するインク溜まり容器84と、このインク溜まり容器8
4に溜まった余剰インクをパイプ85を介して排版ボッ
クス75に導く構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版原紙のインク
画像を直接的又は間接的に印刷媒体に転写することによ
って印刷を行う印刷装置に関し、特に、印刷部の部品等
に付着して印刷に支障を来す余剰インクの処理技術を備
えた孔版印刷装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、孔版印刷装置は、印刷すべき原
稿の画像データを読み取るスキャナー部と、このスキャ
ナー部で読み取った画像データに基づいて孔版原紙に穿
孔する製版部と、この製版部で作製された孔版原紙を版
胴に装着し、回転する版胴に印刷圧を作用させながら印
刷用紙を搬送してインク画像を印刷用紙に転写する印刷
部と、この印刷部に印刷用紙を給紙する給紙部と、印刷
部で印刷された印刷用紙を排紙する排紙部と、版胴に装
着された孔版原紙を取り除き、収容しておく排版部とを
備えている。
【0003】このような孔版印刷装置では、版胴の外周
面にインクが常時供給されており、このインクが孔版原
紙の穿孔部分を介して印刷用紙にのみ転写されれば良い
が、現実にはインクが付着してはならない部品にインク
が付着される事態が生じる。例えば、版胴に押圧する押
圧ロールで印刷圧を作用させる装置では、版胴と押圧ロ
ールとの間に印刷用紙がジャミングして給紙されなかっ
た場合にも押圧ロールが版胴に押圧すると、押圧ロール
にインクが付着する。このように押圧ロールにインクが
付着した状態で印刷を行うと、印刷用紙の印刷面の裏面
にインクが付着する不具合が発生する。
【0004】又、転写胴を有する孔版印刷装置では、新
規な孔版原紙により印刷を行うに際しては、転写胴に付
着したインクを除去することが必要であり、除去しない
で新規な孔版原紙による印刷を行うと、前回の余剰イン
クも印刷用紙に転写されて前回の画像が写るという不具
合が発生する。
【0005】又、このようなインクによる不具合は、孔
版印刷装置以外の印刷装置においても同様に生じうる。
【0006】以上説明した事情により、従来より種々の
余剰インク処理手段が提案されている。そして、従来の
余剰インク処理手段としては、インクが付着しては困る
部品、例えば押圧ロールに付着した余剰インクをブレー
ドで掻き取り、この掻き取った余剰インクを回収ボック
スに収容する手段がある(特開平9−39362号公報
参照)。
【0007】又、印刷物の未乾燥のインクをインク除去
シートによって吸収保持させる手段がある(特開平11
−221907号公報参照)。
【0008】更に、押圧ロールにクリーニングロールを
接触させて設け、このクリーニングロールを介して押圧
ロールにベンジン、灯油などの洗剤を塗布して押圧ロー
ルに付着したインクを除去したり、押圧ロールにインク
が付着しないようにしたものもある(特開平9−142
003号公報参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の最初の余剰インク処理手段では、余剰インクが溜ま
ると回収ボックス内のインクを捨てなければならず、廃
棄作業が必要である。
【0010】又、前記従来の第2番目の余剰インク処理
手段では、インク除去シートにインクが溜まるとこれを
捨てなければならない。又、インク余剰シートは消耗品
であるため、インク余剰シートがなくなればその補充を
する必要がある。つまり、廃棄作業と補充作業が必要で
ある。
【0011】更に、前記従来の第3番目の余剰インク手
段では、洗剤は消耗品であり、洗剤がなくなればその補
充をする必要があり、補充作業が必要である。洗剤内に
インクを回収する場合には洗剤が汚れれば、汚れた洗剤
を廃棄して新しいものと交換する作業が必要である。
【0012】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、余剰インクを処理するための
廃棄作業をする必要がない印刷装置を提供することを目
的とする。又、本発明は、インク除去シート、洗剤など
の消耗品の補充作業をも含めて、余剰インクの処理に関
する一切の処理作業をする必要がない印刷装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、製版
された孔版原紙に基づいて印刷媒体にインク画像を転写
する印刷部と、この印刷部で使用済みとなった前記孔版
原紙を収容し、装置本体に着脱自在に設けられた排版ボ
ックスとを備えた印刷装置において、印刷に支障を来す
余剰インクを回収する余剰インク回収手段と、この回収
した余剰インクを前記排版ボックス内に導くインク移送
手段とを有することを特徴とする。
【0014】この印刷装置では、余剰インク回収手段で
回収された余剰インクは、インク移送手段で排版ボック
ス内に送られ、排版ボックスに送られた余剰インクが内
部の孔版原紙に付着等した状態で溜められ、孔版原紙の
廃棄と共に捨てられる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の印刷装
置であって、前記余剰インク回収手段は、余剰インクが
付着する部品にブレードを接触させ、このブレードで余
剰インクを掻き取ることで余剰インクを回収することを
特徴とする。
【0016】この印刷装置では、請求項1の発明の作用
に加え、ブレードで余剰インクを掻き取るものであり、
何ら消耗品を使用しない。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の印刷装置であって、前記印刷部は、版胴とこの版
胴に押圧する押圧回転部材とを有し、この押圧回転部材
と前記版胴との間に給紙される前記印刷媒体を押圧搬送
することでインク画像を前記印刷媒体に転写するもので
あり、前記余剰インク回収手段は、前記押圧回転部材に
付着した余剰インクを回収することを特徴とする。
【0018】この印刷装置では、請求項1又は請求項2
の発明の作用に加え、押圧回転部材に付着した余剰イン
クを回収できる。
【0019】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載の印刷装置であって、前記印刷部は、版胴とこの版
胴に密着しながら共に回転してインク画像の転写を受け
る転写胴とこの転写胴に押圧する押圧回転部材とを有
し、この転写胴と押圧回転部材との間に給紙される前記
印刷媒体を押圧搬送することでインク画像を前記印刷媒
体に転写するものであり、前記余剰インク回収手段は、
前記転写胴に付着した余剰インクを回収することを特徴
とする。
【0020】この印刷装置では、請求項1又は請求項2
の発明の作用に加え、転写胴に付着した余剰インクを回
収できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0022】図1は本発明の第1実施形態を示し、この
第1実施形態では本発明を両面印刷できる孔版印刷装置
(印刷装置)に適用した場合が示されている。
【0023】図1は孔版印刷装置の全体の概略構成図で
あり、図1において、デジタル式の孔版印刷装置1は、
図示しない原稿読取部と、上流側製版部2及び下流側製
版部3と、上流側印刷部4及び下流側印刷部5と、給紙
部6と、上流側ベルト搬送機構7及び下流側ベルト搬送
機構8と、排紙部9と、上流側排版部10及び下流側排
版部11とから主に構成されている。
【0024】原稿読取部は、例えば自動原稿送り読取部
と原稿載置読取部とを有する。自動原稿送り読取部は、
原稿を載置する斜め傾斜の原稿傾斜板と、原稿傾斜板に
載置された原稿を搬送する一対の原稿搬送ロールと、搬
送された原稿内容を電気信号に変換して読み取るライン
イメージセンサとから構成されている。このラインイメ
ージセンサは原稿載置読取部のものと兼用されている。
【0025】原稿載置読取部は、原稿を載置する水平な
原稿載置ガラス台と、この原稿載置ガラス台上に開閉可
能に設けられた圧板と、原稿載置ガラス台の下方に配置
され、リードパルスモータの駆動力により移動するガイ
ドベルトと、このガイドベルトの案内により原稿載置ガ
ラス台の下方を移動するラインイメージセンサとを有す
る。
【0026】そして、自動原稿送り読取部の原稿は、原
稿搬送ロールにより搬送される原稿をラインイメージセ
ンサが読み取る。原稿載置読取部の原稿は、ラインイメ
ージセンサがガイドベルトに案内されて移動し、原稿内
容を読み取る。
【0027】上流側製版部2は、ロールされた長尺状の
孔版原紙20を収容する原紙収容部21と、原紙収容部
21に対して孔版原紙20の搬送方向の下流に配置され
た書き込みヘッドであるサーマルヘッド22と、このサ
ーマルヘッド22の対向位置に配置され、図示しないラ
イトパルスモータの駆動力により回転するプラテンロー
ル23と、これらプラテンロール23及びサーマルヘッ
ド22に対して孔版原紙20の搬送方向の下流に配置さ
れ、ライトパルスモータの駆動力により回転する一対の
原紙送りロール24,24と、この一対の原紙送りロー
ル24,24の更に搬送下流に配置された一対の原紙送
りロール25,25と、この一対の原紙送りロール2
5,25の搬送下流に配置された原紙カッタ26とを有
する。サーマルヘッド22は孔版原紙20の搬送方向の
垂直方向に配置された複数の点状発熱体を有し、この実
施形態では最大印刷用紙がA3であるためA3幅の範囲
に亘って点状発熱体が配置されている。
【0028】そして、プラテンロール23と原紙送りロ
ール24の回転により孔版原紙20を搬送し、ラインイ
メージセンサで読み取った下面(一方面)側対応の画像
データに基づきサーマルヘッド22の各点状発熱体が選
択的に発熱動作することにより孔版原紙20に感熱穿孔
して孔版形成し、この製版した孔版原紙20の後端箇所
を原紙カッタ26で切断して所定長さの孔版原紙20を
作成する。
【0029】下流側製版部3は、ロールされた長尺状の
版原紙である孔版原紙20を収容する原紙収容部31
と、原紙収容部31に対して孔版原紙20の搬送方向の
下流に配置された書き込みヘッドであるサーマルヘッド
32と、このサーマルヘッド32の対向位置に配置さ
れ、図示しないライトパルスモータの駆動力により回転
するプラテンロール33と、プラテンロール33及びサ
ーマルヘッド32に対して孔版原紙20の搬送方向の下
流に配置され、ライトパルスモータの駆動力により回転
する一対の原紙送りロール34,34と、この一対の原
紙送りロール34,34の更に搬送下流に配置された一
対の原紙送りロール35,35と、この一対の原紙送り
ロール35,35の搬送下流に配置された原紙カッタ3
6を有する。サーマルヘッド32は孔版原紙20の搬送
方向の垂直方向に配置された複数の点状発熱体を有し、
この実施形態では最大印刷用紙がA3であるためA3幅
の範囲に亘って点状発熱体が配置されている。
【0030】そして、プラテンロール33と原紙送りロ
ール34の回転により孔版原紙20を搬送し、ラインイ
メージセンサで読み取った上面(他方面)側対応の画像
データに基づきサーマルヘッド32の各点状発熱体が選
択的に発熱動作することにより孔版原紙20に感熱穿孔
して孔版形成し、この製版した孔版原紙20の後端箇所
を原紙カッタ36で切断して所定長さの孔版原紙20を
作成する。
【0031】上流側印刷部4は、多孔構造によるインク
通過性の部材で外周壁40aが形成され、この外周壁4
0aが図示しないメインモータの駆動力によって図1の
矢印A方向に回転する上流側の版胴40と、この版胴4
0の外周壁40aに設けられ、孔版原紙20の先端をク
ランプするクランプ部41とを有する。
【0032】又、上流側印刷部4は、前記版胴40の内
部に配置され、外周壁40aの内周面に接触するスキー
ジロール42と、このスキージロール42に所定のギャ
ップを介して配置されたドクターロール43と、この双
方のロール42,43間にインクを供給する図示しない
インク供給部とを有する。又、スキージロール42に版
胴40の外周壁40aを介して対向する外側位置に配置
された押圧回転部材である押圧ロール46と、この押圧
ロール46を版胴40の外周壁40aに押圧する押圧位
置(図1の実線位置)と版胴40の外周壁40aから離
間する離間位置(図1の仮想線位置)とに移動させる図
示しないプレス圧手段とを有する。押圧ロール46は、
印刷時には版胴40の回転に連動して押圧位置と離間位
置との間を変移し、版胴40の回転に同期して搬送され
て来る印刷媒体である印刷用紙45の通過時には押圧位
置に位置し、それ以外の時(印刷用紙45の非通過時)
には離間位置に位置するように構成されている。
【0033】そして、上流側製版部2から搬送される孔
版原紙20の先端をクランプ部41でクランプし、この
クランプした状態で版胴40が回転されて孔版原紙20
が版胴40の外周部40aに巻き付け装着され、版胴4
0の回転に同期して搬送されて来る印刷用紙45を押圧
ロール46にて版胴40の孔版原紙20に押圧すること
によって印刷用紙45の下面(一方面)に孔版原紙20
の穿孔部分からインクが転写されて画像が印刷される。
【0034】下流側印刷部5は、多孔構造によるインク
通過性の部材で外周壁50aが構成され、この外周壁5
0aがメインモータの駆動力によって図1の矢印B方向
に回転する下流側の版胴50と、この版胴50の外周壁
50aに設けられ、孔版原紙20の先端をクランプする
クランプ部51とを有する。
【0035】又、下流側印刷部5は、前記版胴50の内
部に配置され、外周壁50aの内周面に接触するスキー
ジロール52と、このスキージロール52に所定のギャ
ップを介して配置されたドクターロール53と、この双
方のロール52,53間にインクを供給する図示しない
インク供給部とを有する。又、スキージロール52に版
胴50の外周壁50aを介して対向する外側位置に配置
された押圧回転部材である押圧ロール56と、この押圧
ロール56を版胴50の外周壁50aに押圧する押圧位
置(図1の実線位置)と版胴50の外周壁50aから離
間する離間位置(図1の仮想線位置)とに移動させる図
示しないプレス圧手段とを有する。押圧ロール56は、
印刷時には版胴50の回転に連動して押圧位置と離間位
置との間を変移し、版胴50の回転に同期して搬送され
て来る印刷媒体である印刷用紙45の通過時には押圧位
置に位置し、それ以外の時(印刷用紙45の非通過時)
には離間位置に位置するよう構成されている。又、押圧
ロール56には後述する余剰インク回収手段80が付加
されている。
【0036】そして、下流側製版部3から搬送される孔
版原紙20の先端をクランプ部51でクランプし、この
クランプした状態で版胴50が回転されて孔版原紙20
が版胴50の外周部50aに巻き付け装着され、版胴5
0の回転に同期して搬送されて来る印刷用紙45を押圧
ロール56にて版胴50の孔版原紙20に押圧すること
によって印刷用紙45の上面(他方面)に孔版原紙20
の穿孔部分からインクが転写されて画像が印刷される。
【0037】給紙部6は、印刷媒体である印刷用紙45
が積層される給紙台57と、この給紙台57から最上位
置の印刷用紙45のみを移動させる一次給紙ロール5
8,58と、この一次給紙ロール58,58によって移
動された印刷用紙45を上流側の版胴40の回転に同期
して版胴40と押圧ローラ46間に搬送する一対の二次
給紙ロール59,59とを有する。一次給紙ロール58
や二次給紙ローラ59には各給紙クラッチを介してメイ
ンモータ(いずれも図示省略)の回転が選択的に伝達さ
れるように構成されている。
【0038】上流側ベルト搬送機構7は、上流側印刷部
4より排出された印刷用紙45を受け取り、この受け取
った印刷用紙45を下流側印刷部5の手前まで搬送して
下流側印刷部5に給紙するものである。上流側ベルト搬
送機構7は、一対のベルト掛け部材60a,60bと、
この一対のベルト掛け部材60a,60b間に掛けられ
たベルト62と、このベルト62の印刷用紙45の搬送
面側を吸引するための吸引ボックス及び吸引ファン(い
ずれも図示省略)と、上記ベルト掛け部材60a(又は
60b)を介してベルト62を回転駆動させる図示しな
いベルト駆動手段とを有する。そして、上流側ベルト搬
送機構7は、ベルト62が印刷用紙45の直前印刷面と
は反対側を接触面として印刷用紙45を吸引しつつ自ら
の移動によって印刷用紙45を搬送するものである。
【0039】下流側ベルト搬送機構8は、下流側印刷部
5より排出された印刷用紙45を受け取り、この受け取
った印刷用紙45を排紙部9まで搬送するものであり、
一対のプーリ66a,66bと、この一対のプーリ66
a,66b間に掛けられたベルト67と、このベルト6
7の印刷用紙45の搬送面側を吸引するための吸引ボッ
クス及び吸引ファン(いずれも図示省略)と上記プーリ
66a(又は66b)を介してベルト67を回転駆動さ
せる図示しないベルト駆動手段とを有する。そして、下
流側ベルト搬送機構8は、ベルト67が印刷用紙45の
直前印刷面とは反対側を接触面として印刷用紙45を吸
引しつつ自らの移動によって印刷用紙45を搬送するも
のである。
【0040】排紙部9は、下流側ベルト搬送機構8によ
って搬送されて来た印刷済みの印刷用紙45の落下位置
に配置された排紙台71を有し、この排紙台71に印刷
用紙45を積層状態で載置する。
【0041】上流側排版部10は、上流側の版胴40に
巻き付け装着された孔版原紙20の先端がクランプ解除
され、このクランプ解除された孔版原紙20を版胴40
より引き剥がしながら孔版原紙20を搬送する一対の排
版ロール72,72と、この一対の排版ロール72,7
2によって搬送されて来る孔版原紙20を収納する排版
ボックス73とを有する。この排版ボックス73は、装
置本体1Aに着脱自在に設けられている。そして、内部
の孔版版原紙20が満杯などになると、装置本体1Aよ
り排版ボックス73を取り出し、排版ボックス73内に
収容された孔版原紙20をゴミ箱などに捨て、再び装置
本体1Aに装着するものである。
【0042】下流側排版部11は、下流側の版胴50に
巻き付け装着された孔版原紙20の先端がクランプ解除
され、このクランプ解除された孔版原紙20を版胴50
より引き剥がしながら孔版原紙20を搬送する一対の排
版ロール74,74と、この一対の排版ロール74,7
4によって搬送されて来る孔版原紙20を収納する排版
ボックス75とを有する。この排版ボックス75は、装
置本体1Aに着脱自在に設けられている。そして、内部
の孔版版原紙20が満杯などになると、装置本体1Aよ
り排版ボックス75を取り出し、排版ボックス75内に
収容された孔版原紙20をゴミ箱などに捨て、再び装置
本体1Aに装着するものである。又、この排版ボックス
75内にはインク移送手段81からの余剰インクが排出
されるように構成されている。
【0043】次に、余剰インク回収手段80とインク移
送手段81とについて説明する。余剰インク回収手段8
0は、バネ82で押圧ロール56側に付勢され、押圧ロ
ール56に先端が密着されたブレード83と、このブレ
ード83の下方に配置され、ブレード83で掻き取られ
た余剰インクを収容するインク溜まり容器84とを有す
る。ブレード83はバネ82のバネ力に抗して変移する
ことによって、押圧ロール56の押圧位置と離間位置と
の変移に追従するようになっている。インク移送手段8
1は、インク溜まり容器84と排版ボックス75とを連
通するパイプ85と、このパイプ85内を吸引するポン
プ86とを有し、インク溜まり容器84のインクを排版
ボックス75へと送る。このポンプ86の駆動は常時行
っている必要はなく、所定時間間隔毎に行ったり、排版
動作タイミングで行ったり、印刷動作タイミングで行っ
たりすれば良い。
【0044】次に、上記孔版印刷装置1の製版、両面印
刷動作を説明する。両面製版モードが選択されると、各
版胴40,50に孔版原紙20が巻付け装着されている
か否かをチェックし、装着されている場合には孔版原紙
20を各版胴40,50より取り除き排版ボックス7
3,75にそれぞれ廃棄する。
【0045】排版処理が終了すると、原稿読み取り動作
により読み取った上面側対応の画像データに基づき孔版
原紙20にサーマルヘッド22にて感熱穿孔する。そし
て、製版された孔版原紙20が上流側の版胴40に巻き
付け装着される着版処理が行われ、これで上流側の製版
動作が終了する。又、読み取った下面側対応の画像デー
タに基づき孔版原紙20にサーマルヘッド32にて感熱
穿孔する。そして、製版された孔版原紙20が下流側の
版胴50に巻き付け装着される着版処理が行われ、これ
で下流側の製版動作が終了する。
【0046】次に、図示しない両面印刷ボタンがオンさ
れて両面印刷動作が選択されると、給紙台57上に印刷
用紙45があるか否かをチェックし、印刷用紙45がな
ければ紙なしエラー処理を行う。又、孔版原紙20が各
版胴40,50に着版されているか否かをチェックし、
孔版原紙20が着版されていなければ版無しエラー処理
を行う。又、スキージロール42,52及びドクターロ
ール43,53間のインク溜まりにインクがあるか否か
をチェックし、インクがなければインク無しエラー処理
を行う。
【0047】そして、これらのチェックを全て通ると、
メインモータが回転して各版胴40,50が回転され、
この回転に同期して給紙部6より印刷用紙45が上流側
の版胴40に給紙される。この給紙された印刷用紙45
は押圧ロール46で版胴40の孔版原紙20に押圧され
ることによって印刷用紙45の下面にインク画像が転写
され、下面印刷された印刷用紙45は版胴40の外周面
より剥離されて上流側ベルト搬送機構7に導かれる。上
流側ベルト搬送機構7は、印刷用紙45の上面を接触面
として印刷用紙45をベルト62の移動で搬送し、ベル
ト62の最下流より下流側の版胴50に給紙される。
【0048】この給紙された印刷用紙45は押圧ロール
56で版胴50の孔版原紙20に押圧されることによっ
て印刷用紙45の上面にインク画像が転写され、上面印
刷された印刷用紙45は版胴50の外周面より剥離され
て下流側ベルト搬送機構8に導かれる。下流側ベルト搬
送機構8は、印刷用紙45の下面を接触面として印刷用
紙45をベルト67の移動で搬送し、このベルト67の
最下流より排紙台71に排出される。排紙台71に排紙
された印刷用紙45はここで積層状態で載置される。
【0049】上記印刷動作過程にあって、押圧ロール5
6は上流側印刷部4による印刷用紙45の印刷面に押圧
力を作用させた状態で接触するため、印刷用紙45の印
刷面に余剰インクがある場合にはこの余剰インクが押圧
ロール56に転写されることになる。押圧ロール56に
転写された余剰インクは、ブレード83で掻き取られる
ため、押圧ロール56に付着したインクで印刷用紙45
が汚れるのを防止できる。ブレード83で掻き取られた
余剰インクはインク溜まり容器84に落下し、溜められ
る。そして、インク溜まり容器84内の余剰インクは、
ポンプ86の駆動によって該パイプ85を通って排版ボ
ックス75内に送られる。排版ボックス75に送られた
余剰インクは内部の孔版原紙20に付着等した状態で溜
められ、孔版原紙20の廃棄と共に捨てられるため、余
剰インクを処理するための廃棄作業をする必要がない。
【0050】又、この第1実施形態では、インク回収手
段80は、ブレード83で余剰インクを掻き取るもので
あり、何ら消耗品を使用しないため、消耗品の補充作業
をも必要ない。
【0051】又、この第1実施形態では、インク移送手
段81でインク溜まり容器84の上方に位置する排版ボ
ックス75にインク移送するように構成されているが、
インク溜まり容器84の下方に位置する排版ボックス7
3にインク移送するように構成する方がインク移送の観
点から好ましい。場合によっては、ポンプ86を設ける
ことなくインク移送できる。
【0052】尚、この第1実施形態では、下流側の押圧
ロール56にのみインク回収手段80を設けたが、上流
側の押圧ロール46にもインク回収手段80を設けても
良く、上流側の押圧ロール46にインク回収手段80を
設けることによって同様の効果が期待できる。つまり、
上流側の押圧ロール46は、印刷用紙45のジャミング
などによって直接版胴40に密着された場合等において
インクが付着するため、このような場合に有効である。
但し、上流側の押圧ロール46にインクが付着する可能
性は、下流側の押圧ロール56に較べて低いため、コス
ト面、装置のコンパクト化等の理由により1カ所にのみ
設ける場合には下流側の押圧ロール56にインク回収手
段80を設ける方が効果的である。
【0053】図2は本発明の第2実施形態を示し、この
第2実施形態では本発明を転写胴を有する孔版印刷装置
に適用した場合が示されている。
【0054】図2は孔版印刷装置の全体の概略構成図で
あり、図2において、デジタル式の孔版印刷装置87
は、図示しない原稿読取部と、製版部88と、印刷部8
9と、給紙部90と、排紙部91と、排版部92とから
主に構成されている。
【0055】原稿読取部は、前記第1実施形態のものと
同一構成であるため、その説明を省略する。
【0056】製版部88は、ロールされた長尺状の版原
紙である孔版原紙106を収容する原紙収容部93と、
原紙収容部93に対して孔版原紙106の搬送方向の下
流に配置された書き込みヘッドであるサーマルヘッド9
4と、このサーマルヘッド94の対向位置に配置され、
図示しないライトパルスモータの駆動力により回転する
プラテンロール95と、プラテンロール95及びサーマ
ルヘッド94に対して孔版原紙106の搬送方向の下流
に配置され、ライトパルスモータの駆動力により回転す
る一対の原紙送りロール96,96と、この一対の原紙
送りロール96,96の更に搬送下流に配置された一対
の原紙送りロール97,97と、この一対の原紙送りロ
ール97,97の搬送下流に配置された原紙カッタ98
とを有する。サーマルヘッド94は孔版原紙106の搬
送方向の垂直方向に配置された複数の点状発熱体を有
し、この実施形態では最大印刷用紙がA3であるためA
3幅の範囲に亘って点状発熱体が配置されている。
【0057】そして、プラテンロール95と原紙送りロ
ール96の回転により孔版原紙106を搬送し、ライン
イメージセンサで読み取った画像データに基づきサーマ
ルヘッド94の各点状発熱体が選択的に発熱動作するこ
とにより孔版原紙106に感熱穿孔して孔版形成し、こ
の製版した孔版原紙106の後流箇所を原紙カッタ98
で切断して所定長さの孔版原紙106を作成する。
【0058】印刷部89は、版胴100と転写胴107
と押圧回転部材である圧胴109との3つのドラムを有
する。版胴100は、装置本体に対して回転自在に設け
られ、この版胴100の外周には外側に膨出可能で、且
つ、インク102を通過可能なスクリーン101が張設
されている。版胴100の内部スペースにはスキージロ
ール103が配置され、このスキージロール103はス
クリーン101の内面から離間する離間位置とスクリー
ン101を内面から押圧してスクリーン101を外側に
膨出させて後述する転写胴107に圧接させる押圧位置
との間で移動自在に設けられている。このスキージロー
ル103は、版胴100と共に回転し、この回転時には
ドクターロール104とのギャップを利用してインク1
02をスクリーン101に供給するように構成されてい
る。又、版胴100の外周には原紙クランプ部105が
設けられ、この原紙クランプ部105で孔版原紙106
の先端をクランプすることによって孔版原紙106が外
周面に装着される。
【0059】転写胴107は、版胴100の下方近傍で
回転自在に設けられ、この外周にはインク転移可能な耐
油性の転写シート108がシート引張手段108aを介
して装着されている。この転写胴107には後述する余
剰インク回収手段130が付加されている。
【0060】押圧回転部材である圧胴109は、転写胴
107の下方近傍で回転自在に設けられていると共に、
転写胴107に圧接する圧接位置と転写胴107から離
間する待機位置との間を移動手段109aによって移動
自在に設けられている。又、圧胴109の外周には用紙
クランプ部110が設けられ、この用紙クランプ部11
0は給紙部90から転写胴107と圧胴109との間に
搬送される印刷用紙112の先端をクランプし、排紙部
91の入口でクランプ解除する。
【0061】給紙部90は、印刷媒体である印刷用紙1
12が積載配置される給紙台114と、この給紙台11
4に積載された印刷用紙112の最上位置のものに圧接
するスクレーパ115と、このスクレーパ115の搬送
下流に位置するピックアップロール116及びサバキロ
ール117と、このピックアップロール116及びサバ
キロール117の搬送下流に配置されたガイドロール1
18及びタイミングロール119とを有する。ガイドロ
ール118はタイミングロール119に対して圧接位置
と離間位置との間で移動できる。
【0062】排紙部91は、圧接位置に位置する圧胴1
09の外周に略当接する排紙ガイドロール120及び分
離爪121と、この搬送下流に配置された上下の排紙ロ
ール122,123と、この搬送下流に配置された排紙
台124とを有する。
【0063】排版部92は、版胴100に巻き付け装着
された孔版原紙106の先端がクランプ解除され、この
クランプ解除された孔版原紙106を版胴100より引
き剥がしながら孔版原紙106を搬送する一対の排版ロ
ール125,125と、この一対の排版ロール125,
125によって搬送されて来る孔版原紙106を収納す
る排版ボックス126とを有する。排版ボックス126
は、図示しない装置本体に着脱自在に設けられている。
そして、内部の孔版原紙106が満杯などになると、装
置本体より排版ボックス126を取り出し、排版ボック
ス126内に収容された孔版原紙106をゴミ箱などに
捨て、再び装置本体に装着するものである。又、この排
版ボックス126内にはインク移送手段131からの余
剰インクが排出されるように構成されている。
【0064】次に、余剰インク回収手段130とインク
移送手段131について説明する。余剰インク回収手段
130は、転写胴107の転写シート107aに対し、
圧胴109との圧接箇所よりも回転下流位置で先端が密
着されたブレード132と、このブレード132の下方
に配置され、ブレード132で掻き取られた余剰インク
を収容するインク溜まり容器133とを有する。インク
移送手段131は、インク溜まり容器133と排版ボッ
クス126とを連通するパイプ134と、このパイプ1
34内を吸引するポンプ135とを有し、インク溜まり
容器133のインクを排版ボックス126へと送る。こ
のポンプ135の駆動は常時行っている必要はなく、所
定時間間隔毎に行ったり、排版動作タイミングで行った
り、印刷動作タイミングで行ったりすれば良い。
【0065】次に、上記孔版印刷装置87の製版・印刷
動作を説明する。製版モードが選択されると、版胴10
0に孔版原紙106が巻付け装着されているか否かをチ
ェックし、装着されている場合には孔版原紙106を版
胴100より取り除き排版ボックス126に廃棄する。
【0066】排版処理が終了すると、原稿読み取り動作
により読み取った画像データに基づき孔版原紙106に
サーマルヘッド94にて感熱穿孔する。そして、製版さ
れた孔版原紙106が版胴100に巻き付け装着される
着版処理が行われ、これで製版動作が終了する。
【0067】次に、印刷動作が選択されると、圧胴10
9が圧接位置に位置されると共に、図2にて矢印で示す
ように、互いの近接・圧接箇所で同一方向で、且つ、同
一周スピードになるよう版胴100と転写胴107及び
圧胴109が回転される。そして、スキージロール10
3が押圧位置に位置されると、スクリーン101が外側
に膨出して転写胴107に圧接され、この圧接力によっ
て孔版原紙106の穿孔からインク102が滲み出てイ
ンク画像が転写胴107の転写シート108に転写され
る。
【0068】又、所定のタイミングで転写胴107と圧
胴109との間に給紙部90から印刷用紙112が搬送
され、この印刷用紙112に転写胴107の転写シート
108のインク画像が転写される。つまり、孔版原紙1
06の穿孔に基づくインク画像を転写胴107に一旦転
写し、この転写胴107に転写したインク画像を更に印
刷用紙112に転写することによって印刷が行われる。
この印刷された印刷用紙112は排紙部91にて搬送さ
れることによって排紙台124に排紙され、排紙された
印刷用紙112はここで積層状態で載置される。
【0069】上記印刷動作過程にあって、転写胴107
の転写シート108上に一時転写されたインク102の
全てが印刷用紙112に転写されるわけではなくインク
102が転写シート108上に残存する。この転写胴1
07の余剰インクは、ブレード132で掻き取られるた
め、前回製版の孔版原紙106の画像が余剰インクによ
って印刷用紙112に写るのを防止できる。又、ブレー
ド132で掻き取られた余剰インクはインク溜まり容器
133に落下し、溜められる。そして、インク溜まり容
器133内の余剰インクは、ポンプ135の駆動によっ
てパイプ134を通って排版ボックス126内に送られ
る。排版ボックス126に送られた余剰インクは内部の
孔版原紙106に付着等した状態で溜められ、孔版原紙
106の廃棄と共に捨てられるため、余剰インクを処理
するための廃棄作業をする必要がない。
【0070】又、この第2実施形態では、余剰インク回
収手段130は、ブレード132で余剰インクを掻き取
るものであり、何ら消耗品を使用しないため、消耗品の
補充作業も必要ない。
【0071】以上、前記各実施形態によれば、両面印刷
用の孔版印刷装置1や転写胴を有する孔版印刷装置87
に本発明を適用した場合を示したが、片面印刷用の孔版
印刷装置や多色印刷用の孔版印刷装置などのように全て
の孔版印刷装置に本発明を適用できる。又、孔版以外の
印刷装置であって、製版された版原紙に基づいて印刷媒
体にインク画像を転写する印刷部と、この印刷部で使用
済みとなった版原紙を収容し、装置本体に着脱自在に設
けられた排版ボックスとを備えた印刷装置であれば適用
可能である。
【0072】又、前記各実施形態では、余剰インク回収
手段80,130は、押圧ロール56や転写胴107の
部品にブレード83,132を接触させて余剰インクを
掻き取る構成であるが、印刷に支障を来す余剰インクを
回収できるものであれば良い。又、余剰インクを回収す
る対象部品は、押圧ロール56や転写胴107に限定さ
れず、例えば第1実施形態の孔版印刷装置1では、下流
側ベルト搬送機構8のベルト67には上流側印刷部4で
の印刷面が接触しインクが付着し易いため、このベルト
67にインク回収手段80を設けると印刷用紙45のイ
ンク汚れを有効に防止でき、好ましい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、余剰インク回収手段で回収された余剰インク
は、インク移送手段で排版ボックス内に送られ、排版ボ
ックスに送られた余剰インクが内部の孔版原紙に付着等
した状態で溜められ、孔版原紙の廃棄と共に捨てられる
ため、余剰インクを処理するための廃棄作業をする必要
がない。
【0074】請求項2の発明によれば、ブレードで余剰
インクを掻き取るものであり、何ら消耗品を使用しない
ため、消耗品の補充作業も必要ない。
【0075】請求項3の発明によれば、押圧回転部材に
付着した余剰インクを回収できるため、押圧回転部材に
付着したインクが印刷媒体に付着するのを防止できる。
【0076】請求項4の発明によれば、転写胴に付着し
た余剰インクを回収できるため、前回製版の版原紙の画
像が余剰インクによって印刷媒体に写るのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、両面印刷できる
孔版印刷装置の全体の概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示し、転写胴を有する
孔版印刷装置の全体の概略構成図である。
【符号の説明】
1 孔版印刷装置(印刷装置) 1A 装置本体 2 上流側製版部 3 下流側製版部 4 上流側印刷部(印刷部) 5 下流側印刷部(印刷部) 6 給紙部 7 上流側ベルト搬送機構 8 下流側ベルト搬送機構 9 排紙部 10 上流側排版部 11 下流側排版部 20,106 孔版原紙 40,50,100 版胴 45,112 印刷用紙(印刷媒体) 46,56 押圧ロール(押圧回転部材) 73,75,126 排版ボックス 80,130 余剰インク回収手段 81,131 インク移送手段 83,132 ブレード 87 孔版印刷装置(印刷装置) 88 製版部 89 印刷部 90 給紙部 91 排紙部 92 排版部 107 転写胴 109 圧胴(押圧回転部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41L 13/04 B41L 13/04 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版された孔版原紙に基づいて印刷媒体
    にインク画像を転写する印刷部と、この印刷部で使用済
    みとなった前記孔版原紙を収容し、装置本体に着脱自在
    に設けられた排版ボックスとを備えた印刷装置におい
    て、 印刷に支障を来す余剰インクを回収する余剰インク回収
    手段と、この回収した余剰インクを前記排版ボックス内
    に導くインク移送手段とを有することを特徴とする印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置であって、 前記余剰インク回収手段は、余剰インクが付着する部品
    にブレードを接触させ、このブレードで余剰インクを掻
    き取ることで余剰インクを回収することを特徴とする印
    刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の印刷装置で
    あって、 前記印刷部は、版胴とこの版胴に押圧する押圧回転部材
    とを有し、この押圧回転部材と前記版胴との間に給紙さ
    れる前記印刷媒体を押圧搬送することでインク画像を前
    記印刷媒体に転写するものであり、前記余剰インク回収
    手段は、前記押圧回転部材に付着した余剰インクを回収
    することを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の印刷装置で
    あって、 前記印刷部は、版胴とこの版胴に密着しながら共に回転
    してインク画像の転写を受ける転写胴とこの転写胴に押
    圧する押圧回転部材とを有し、この転写胴と押圧回転部
    材との間に給紙される前記印刷媒体を押圧搬送すること
    でインク画像を前記印刷媒体に転写するものであり、前
    記余剰インク回収手段は、前記転写胴に付着した余剰イ
    ンクを回収することを特徴とする印刷装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287466B2 (en) * 2003-08-29 2007-10-30 Riso Kagaku Corporation Stencil printing machine, ink recovering method, image unevenness preventing method, and ink adapting method
CN100361813C (zh) * 2005-09-07 2008-01-16 山东金佰和精密仪器有限公司 印刷机版纸收集箱的移动装置

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