JP2002137149A - 工具及び工具情報読み取りシステム - Google Patents

工具及び工具情報読み取りシステム

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JP2002137149A
JP2002137149A JP2000329064A JP2000329064A JP2002137149A JP 2002137149 A JP2002137149 A JP 2002137149A JP 2000329064 A JP2000329064 A JP 2000329064A JP 2000329064 A JP2000329064 A JP 2000329064A JP 2002137149 A JP2002137149 A JP 2002137149A
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JP
Japan
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tool
bar code
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tool information
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000329064A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Igawa
竜朗 井川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップを用いず、簡易な構成で工具情報
を具備させた工具、及びその工具情報を安定して読み取
る工具情報読み取りシステムを提供する。 【解決手段】 工具2の上部であるテーパシャンク部上
端部にバーコード10を印刷したシール貼着し、そのバ
ーコードに工具情報を付与した。バーコード読み取り装
置11を、自動工具交換装置の交換アーム抜き差し位置
近くに設け、旋回アーム13の抜き差し動作に同期動作
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NC工作機械にお
いて、工具情報を具備させた工具、及びその工具情報を
読み取る工具情報読み取りシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】工具にその工具情報を具備させて、主軸
に装着する工具の情報を読み取り、工具の状態を認識し
ながら加工動作するNC工作機械は、従来、工具情報を
記憶させたIDチップをICチップで作製し、工具ホル
ダのドライブ用溝部側面に取付部を設けてはめ込むか、
プルスタッド後部に取付部を設けてはめ込んで装着し、
その情報の読み取りは、主軸端部に工具情報読み取り装
置を設けて工具毎にIDチップの情報を読み込む構成と
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記IDチッ
プを用いる方法は、IDチップ自体が高価であるし、I
Dチップをはめ込む加工をしなければならず、手間がか
かり高価なものとなっていた。また、上記IDチップ装
着位置では、主軸近辺或いは主軸内に工具情報読み取り
装置を設置する必要があるため、加工による切粉や切削
液等の影響を受けやすく、IDチップを認識できなくな
ることもあったし、スピンドルクーラントも使用できな
かった。そこで、本発明は上記問題点に鑑み、ICチッ
プを用いず、簡易な構成で工具情報を具備させた工具、
及びその工具情報を安定して読み取る工具情報読み取り
システムを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、NC工作機械の主軸先端に設け
たテーパ孔に、該テーパ孔に対応するテーパシャンク部
を有する工具ホルダを挿入して装着する工具であって、
前記テーパシャンク部にバーコードを設け、該バーコー
ドに工具情報を付与したことを特徴とする。尚、バーコ
ードはテーパシャンク部の上端部近傍に設けるのが望ま
しい。
【0005】請求項2の発明に係る工具情報読み取りシ
ステムは、自動工具交換装置により工具を自動交換する
NC工作機械の工具情報読み取りシステムであって、請
求項1記載の工具を具備すると共に、自動工具交換装置
の旋回アーム抜き差し動作に同期作動するバーコード読
み取り装置を交換アームの抜き出し位置近く又は自動工
具交換装置の旋回アーム内に設け、該バーコード読み取
り装置により使用する工具の工具情報を読み取ることを
特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る工具を示し、工具をNC工作機械の主軸の収容部
に収容接続した状態の要部縦断面説明図であり、1は工
作機械の主軸部、2は工具を示している。
【0007】各部を説明すると、3は主軸内のスピンド
ルであり、スピンドル3の先端に工具を収容する収容部
4が設けられ、その頂部に工具2の上部を把持して工具
を固定するチャック爪5が設けられ、チャック爪5はド
ローロッド6により引っ張られて、工具2を収容部4に
固定している。収容部4は一様な傾斜を有する円錐形状
のテーパ穴となっている。
【0008】工具2は、上部工具ホルダ2aと下部刃物
2bとから成り、工具ホルダ2aは上記収容部4に合致
する円錐形状のテーパシャンク部9を有すると共に、そ
の頂部にチャック爪5に把持されるプルスタッド8を有
している。また、工具テーパシャンク部9と主軸側収容
部4とは、同一傾斜でテーパ部が形成されているが、テ
ーパシャンク部9の上端部である図示A部となる収容部
上端は一般に隙間を有するよう形成されている。
【0009】そして、テーパシャンク部9のA部に相当
する位置に工具情報を付与した工具情報記憶装置である
バーコード10が設けられている。バーコード10は貼
着シールに印刷形成され、その貼着シールを貼着して形
成されている。尚、バーコードは情報量が比較的小さい
ため、工作機械制御部内のメモリにバーコード符号に対
応させた工具データ格納場所を設け、読み込んだバーコ
ードに対応するデータを取り出すように構成しても良
い。
【0010】このように、工具情報をバーコード10と
することで、貼着シールとして容易に形成でき、テーパ
シャンク部のような曲面であっても貼着できるので、容
易に個々の工具に工具情報を具備させることができる。
また、シャンク部9の上端であるA部はスピンドル3に
密着する部位ではないので、工具情報記憶装置の装着部
を別途加工する必要がないし、工具の装着に支障をきた
すこともなく、貼着したバーコードシールが工具を使用
する毎に劣化する恐れもない。更に、目視し易いテーパ
シャンク部に設けることで、読み取り操作も行いやす
い。
【0011】図2はバーコード10を読み込むバーコー
ド読み取り装置の配置を示す説明図であり、バーコード
読み取り装置11をATC12(自動工具交換装置)の
交換アーム抜き出し位置近くに設置し、ATC旋回アー
ム13の抜き差し動作時に同期させて、バーコードの読
み込みを行うようになっている。このように、工具取り
付け動作中に読み込み動作させることで、ATC旋回時
にバーコード10を読み取ることができ、読み取り装置
11を主軸近く或いは主軸内に設ける必要がない。その
ため、切削油や切りくずの影響を受け難く、スピンドル
クーラントも使用できる。更に、読み取り工程を別途設
ける必要もない。
【0012】図3はバーコード読み取り装置の他の配置
を示し、ATC旋回アーム13に窓14を形成し、その
中に設けている。この位置に設けても、図2の配置と同
様に工具取り付け動作中にバーコード情報の読み込み動
作をさせることがでる。尚、上記実施の形態において、
バーコードを貼着シールとして工具に貼着形成したが、
テーパシャンク部に直接印刷等で形成しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、工具情報をバーコードとして工具に具備させる
ので、バーコードを貼着シールとして形成すれば曲面で
あっても容易に装着でき、工具情報記憶装置を装着する
新たな加工を行う必要がなくなり安価に具備させること
ができる。
【0014】請求項2の発明によれば、自動工具交換装
置旋回時にバーコードを読み取ることができ、読み取り
装置を主軸近く或いは主軸内に設ける必要がない。その
ため、切削油や切りくずの影響を受け難く、スピンドル
クーラントも使用できる。更に、読み取り工程を別途設
ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工具の実施の形態の1例を示し、
工具をNC工作機械の主軸の収容部に収容接続した状態
の要部縦断面説明図である。
【図2】バーコード読み取り装置の配置説明図である。
【図3】バーコード読み取り装置の他の配置の説明図で
ある。
【符号の説明】
1・・工作機械の主軸、2・・工具、3・・スピンド
ル、4・・収容部、5・・チャック爪、6・・ドローロ
ッド、7・・工具ホルダ、9・・テーパシャンク部、1
0・・バーコード、11・・バーコード読み取り装置、
12・・自動工具交換装置、13・・旋回アーム、14
・・窓。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC工作機械の主軸先端に設けたテーパ
    孔に、該テーパ孔に対応するテーパシャンク部を有する
    工具ホルダを挿入して装着する工具であって、前記テー
    パシャンク部にバーコードを設け、該バーコードに工具
    情報を付与したことを特徴とする工具。
  2. 【請求項2】 自動工具交換装置により工具を自動交換
    するNC工作機械の工具情報読み取りシステムであっ
    て、請求項1記載の工具を具備すると共に、自動工具交
    換装置の旋回アーム抜き差し動作に同期作動するバーコ
    ード読み取り装置を工具抜き出し位置近く又は自動工具
    交換装置の旋回アーム内に設け、該バーコード読み取り
    装置により使用する工具の工具情報を読み取ることを特
    徴とする工具情報読み取りシステム。
JP2000329064A 2000-10-27 2000-10-27 工具及び工具情報読み取りシステム Pending JP2002137149A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040023060A (ko) * 2002-09-10 2004-03-18 현대자동차주식회사 공구정보가 내장된 공구와 공구정보 독취장치
CN100351038C (zh) * 2004-01-20 2007-11-28 兄弟工业株式会社 工具搬送装置及工具搬送装置的动作速度确定方法
JP2009241177A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Disco Abrasive Syst Ltd ブレード交換工具
JP2011500347A (ja) * 2007-10-24 2011-01-06 ヴェーバー マシーネンバオ ゲーエムベーハー ブレイデンバッハ 食品のスライス用装置
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US11439484B2 (en) 2017-01-10 2022-09-13 Ivoclar Vivadent Ag Method for controlling a machine tool

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