JP2002136711A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002136711A
JP2002136711A JP2001291263A JP2001291263A JP2002136711A JP 2002136711 A JP2002136711 A JP 2002136711A JP 2001291263 A JP2001291263 A JP 2001291263A JP 2001291263 A JP2001291263 A JP 2001291263A JP 2002136711 A JP2002136711 A JP 2002136711A
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JP2001291263A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄表示手段以外の通常・特定表示手段の表
示を条件に通常特定状態と特別特定状態とを発生させ
て、変化に富み遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を
提供する。 【解決手段】 図柄表示手段29の図柄を所定時間変動さ
せる図柄変動制御手段33と、図柄表示手段29の停止図柄
が特定図柄となることを条件に遊技者に有利な状態を発
生させる特定状態発生手段39と、図柄表示手段29を構成
する液晶表示装置14により構成され且つ変化要求により
通常表示と特定表示とを行う通常・特定表示手段28とを
備え、通常・特定表示手段28は、図柄表示手段29の表示
図柄の表示態様の変化により通常表示と特定表示とを行
い、特定状態発生手段39は、通常・特定表示手段28の表
示状態に応じて、その通常表示を条件に通常特定状態を
発生する機能と、特定表示を条件に特別特定状態を発生
する機能とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、普通入賞手段、大入賞手段等の入賞手段
の他に、複数個の図柄表示部を有する図柄表示手段と、
始動入賞口等の変動要求手段とを設け、変動要求手段か
らの図柄変動要求があることを条件に図柄表示手段の複
数個の図柄を所定時間変動させて、その変動後の停止図
柄が予め定められた特定図柄(大当たり図柄)の組み合
わせとなったときに、大入賞手段を所定回数繰り返し開
放するか、又は所定の入賞手段に入賞した遊技球がその
内部の特別作動領域を通過した後、特定の入賞手段に遊
技球が入賞することを条件に、その特定の入賞手段に遊
技球が入賞する毎に大入賞手段を所定回数繰り返し開放
する等、特定状態発生手段が遊技者に有利になる特定状
態を発生させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、変動要求手段からの図柄変動要求により図柄表示手
段の複数個の図柄が所定時間変動して、その変動後の停
止図柄が特定図柄(大当たり図柄)になれば、特定状態
発生手段が特定状態を発生するが、遊技者に有利になる
特定状態が単一であるため、ゲーム自体が変化に乏しく
遊技者の興趣に欠ける欠点がある。
【0004】即ち、従来は、所謂大当たりの発生時に、
所定の条件で大入賞手段を所定回数繰り返し開放させる
等によって、遊技者に多大な利益を還元するようにして
いるが、遊技者に有利な特定状態が単一であり、しかも
この単一の特定状態が図柄表示手段の変動後の停止図柄
の如何によってのみ発生するようになっている。このた
め、従来の弾球遊技機では、ゲームの進行状況に応じて
効果音等による演出を随時行っているものの、ゲーム自
体が変化に乏しく興趣に欠ける欠点がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄表示手段の変動後の停止図柄の結果によって発
生する特定状態を通常特定状態と特別特定状態とに分
け、図柄表示手段以外の通常・特定表示手段の表示を条
件に通常特定状態と特別特定状態とを発生させて、変化
に富み遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄表示手段
29と、変動要求手段15と、該変動要求手段15からの図柄
変動要求があることを条件に図柄表示手段29の図柄を所
定時間変動させる図柄変動制御手段33と、図柄表示手段
29の変動後の停止図柄が特定図柄となることを条件に遊
技者に有利な状態を発生させる特定状態発生手段39とを
備えた弾球遊技機において、図柄表示手段29を構成する
液晶表示装置14により構成され且つ変化要求により択一
的に通常表示と特定表示とを行う通常・特定表示手段28
を備え、この通常・特定表示手段28は、図柄表示手段29
の表示図柄の表示態様の変化により通常表示と特定表示
とを行うように構成し、特定状態発生手段39は、通常・
特定表示手段28の表示状態に応じて、その通常表示を条
件に特定状態の内の通常特定状態を発生する機能と、特
定表示を条件に通常特定状態よりも遊技者に有利な特別
特定状態を発生する機能とを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図3は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1及び図2において、1 は遊技機本体
で、開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 に
は、その窓孔3 に対応して遊技盤4 が裏側から着脱自在
に装着され、この遊技盤4 の前側にガラス扉5 と前面板
6 とが開閉自在に配置されている。前面板6 には、発射
用の遊技球を貯留する上皿7 が装着されている。前枠2
の下部には、余剰球を貯留する下皿8 と、発射手段9 の
発射ハンドル10とが夫々設けられている。
【0008】遊技盤4 には、図2に示すように、外ガイ
ドレール11と、内ガイドレール兼用の内周表示灯手段12
とが環状に装着されると共に、その内周表示灯手段12の
内側の遊技領域13に、液晶表示装置14、可変式入賞口1
5、大入賞口16、普通入賞口17〜20、通過ゲート21等の
複数個の遊技部品が配置され、また外ガイドレール11の
外側上部に外周表示灯手段22が環状に配置されている。
【0009】内周表示灯手段12は、遊技領域13の左右両
側に配置された側部表示灯23と、この側部表示灯23間に
配置された下部表示灯24とを備え、これらの各表示灯2
3,24には周方向に所定間隔をおいてLED等の発光体2
5,26 が組み込まれている。外周表示灯手段22にも周方
向に所定間隔をおいてLED等の発光体27が組み込まれ
ている。内周表示灯手段12、外周表示灯手段22の各発光
体25〜27は、乱数制御方式により不規則又は規則的に点
滅制御される。
【0010】なお、内周表示灯手段12と外周表示灯手段
22とにより、表示状態が光学的に変化して択一的に通常
表示と特定表示とを行う通常・特定表示手段28が構成さ
れている。
【0011】液晶表示装置14は、表示画面の一部が第1
図柄表示手段29となっており、その上側に第2図柄表示
手段30が設けられている。第1図柄表示手段29は1個以
上、例えば複数個(左右方向に3個)の図柄表示部29a
を備え、可変式入賞口15に遊技球が入賞することを条件
に、各図柄表示部29a の表示図柄が乱数制御により所定
時間(例えば5〜10秒程度)変動して停止するように
構成されている。
【0012】第2図柄表示手段30は7セグメント表示器
等により構成された1個の図柄表示部を有し、通過ゲー
ト21が遊技球の通過を検出することを条件に、その図柄
表示部の表示図柄が乱数制御により所定時間(例えば1
0〜30秒程度)変動して停止するように構成されてい
る。なお、第2図柄表示手段30の通常の変動時間は、第
1図柄表示手段29の変動時間よりも長く設定されてい
る。なお、この変動時間は変動パターンにより異なるこ
とがある。
【0013】可変式入賞口15は、開閉自在な左右一対の
開閉爪15a を備えた電動式チューリップ等であって、第
2図柄表示手段30の変動後の停止図柄が当たり図柄とな
ったときに、開閉爪15a が所定時間(例えば0.5秒程
度)開放するようになっている。なお、可変式入賞口15
により第1変動要求手段が構成され、通過ゲート21によ
り第2変動要求手段が構成されている。
【0014】大入賞口16は、遊技者に有利な開状態と不
利な閉状態との間で開閉自在な開閉板16a を備え、第1
図柄表示手段29の変動後の停止図柄が特定図柄、例えば
「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等の大当
たり図柄のときに、開閉板16a が前側に開放する。大入
賞口16内には特定領域31が設けられ、この特定領域31を
入賞球が通過したときに、所謂大当たりによる特定状態
を継続させるようになっている。
【0015】大入賞口16は、開放後に所定時間が経過し
たとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞し
たときに開閉板16a が閉じると共に、遊技球が特定領域
31を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16
回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。大入賞
口16の左右両側には、1個又は複数個(例えば2個)の
普通入賞口19,20 が夫々設けられている。
【0016】図3は制御系を例示するブロック図であ
る。32は第1乱数発生手段で、第1図柄表示手段29用の
大当たり・外れ決定用乱数、停止図柄決定用乱数等の所
定の乱数を発生するようになっており、例えば第1図柄
表示手段29の停止図柄が大当たり図柄となる大当たり発
生確率が1/250の場合には、0〜249の大当たり
・外れ決定用乱数を発生する。
【0017】33は第1図柄変動制御手段で、可変式入賞
口15への遊技球の入賞による変動要求により第1図柄表
示手段29の各図柄表示部29a の図柄を変動させる機能
と、その変動要求に応じて第1乱数発生手段32の発生乱
数を抽選して、変動開始から所定時間経過したときに、
図柄乱数で決定された停止図柄で第1図柄表示手段29の
各図柄表示部29a の図柄を停止させる機能とを有する。
【0018】なお、第1図柄変動制御手段33は、第1図
柄表示手段29の変動動作中に可変式入賞口15に所定個数
(例えば4個)までの入賞を記憶し、その記憶個数の範
囲内で第1図柄表示手段29の変動動作終了後に変動・停
止を継続させるようになっている。
【0019】34は第2乱数発生手段で、第2図柄表示手
段30用の当たり・外れ決定用乱数を繰り返し発生する。
35は第2図柄変動制御手段で、通過ゲート21が遊技球の
通過を検出することを条件に、そのときの第2乱数発生
手段34の発生乱数を抽選して、第2図柄表示手段30の図
柄を所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させるよ
うになっている。
【0020】36は第3乱数発生手段で、表示灯手段12,2
2 用の通常表示・特定表示用乱数を繰り返し発生する。
なお、特定表示用乱数は、第3乱数発生手段36の全発生
乱数の内の例えば1/2〜1/5程度の割合であり、比
較的高確率で容易に特定表示用乱数を抽選できるように
設定されている。
【0021】37は通常・特定表示制御手段で、可変式入
賞口15への遊技球の入賞による表示変化要求により各表
示灯手段12,22 の発光体25〜27を規則的又は不規則的に
点滅させる機能と、その変化要求に応じて第3乱数発生
手段36の通常表示用乱数又は特定表示用乱数を択一的に
抽選して、規則的又は不規則的な点滅の開始から所定時
間経過したときに、その抽選した通常表示用乱数又は特
定表示用乱数に応じて各表示灯手段12,22 の発光体25〜
27を通常表示又は特定表示で点滅発光させる機能とを有
する。
【0022】特定表示とは、例えば各表示灯手段12,22
の特定部位の発光体25〜27が特定の周期で点滅する等、
他の通常表示の場合とは明らかに異なる表示状態になる
場合を言い、これは第3乱数発生手段36の発生乱数の
内、特定表示用乱数を抽選したときに発生する。
【0023】なお、通常・特定表示制御手段37は、第1
図柄表示手段29の表示図柄の変動開始と同時又は若干遅
れて表示灯手段12,22 の表示状態を変化させ、第1図柄
表示手段29の表示図柄の変動終了と同時又は若干遅れて
その表示を終了させるようになっている。また通常・特
定表示制御手段37に、可変式入賞口15への遊技球の入賞
による表示変化要求に関係なく、各表示灯手段12,22 の
発光体25〜27を適宜点滅させる制御機能を備えても良
い。
【0024】38は開閉制御手段で、第2図柄変動制御手
段35の制御により変動し停止する第2図柄表示手段30の
停止図柄が所定の当たり図柄、例えば「7」か否かを判
定し、所定の当たり図柄のときに、可変式入賞口15を所
定時間開放させるようになっている。なお、第1図柄表
示手段29の大当たり発生確率が例えば1/250程度と
低いのに対し、第2図柄表示手段30の当たり発生確率
は、1/2〜1/3程度の高い確率に設定されている。
従って、通過ゲート21を遊技球が通過すれば、可変式入
賞口15はその1/2〜1/3程度の確率で比較的頻繁に
開閉する。
【0025】39は特定状態発生手段で、第1図柄表示手
段29の変動後の停止図柄が大当たり図柄の組み合わせの
ときに遊技者に有利な特定状態を発生するためのもので
ある。この特定状態発生手段39で発生する特定状態に
は、通常特定状態と、この通常特定状態よりも遊技者に
有利な特別特定状態との2種類があり、特定状態発生手
段39は、各表示灯手段12,22 の表示状態に応じて、その
特定状態の内の通常特定状態と特別特定状態とを選択的
に発生するように構成されている。
【0026】特定状態発生手段39は、この実施形態では
図柄判定部40と表示判定部41と通常特定状態発生部42と
特別特定状態発生部43と高確率解除部44とを備えてい
る。図柄判定部40は、第1図柄表示手段29の変動後の停
止図柄が大当たり図柄の組み合わせか否かを判定する機
能を有する。
【0027】表示判定部41は、各表示灯手段12,22 の発
光体25〜27により表示状態が通常表示か特定表示かを判
定するもので、例えば通常・特定表示制御手段37が抽選
した乱数が通常表示用乱数のときに通常表示と判定し、
特定表示用乱数のときに特定表示と判定するように構成
されている。
【0028】通常特定状態発生部42は、図柄判定部40が
大当たり図柄と判定し且つ表示判定部41が通常表示と判
定することを条件に、遊技者に有利な通常特定状態を発
生するもので、この通常特定状態が発生した場合には、
大入賞口16の開閉板16a を開放し、この開放から所定時
間が経過したとき、又は所定数の遊技球が入賞したとき
に開閉板16a を閉じ、また開放中に入賞した遊技球が特
定領域31を通過することを条件に最大所定回数まで開閉
動作を継続させる機能を有する。
【0029】特別特定状態発生部43は、図柄判定部40が
大当たり図柄と判定し且つ表示判定部41が特定表示と判
定することを条件に、通常特定状態よりも更に有利な特
別特定状態を発生するもので、この特別特定状態が発生
した場合には、通常特定状態発生部42で発生する通常特
定状態と同じ制御機能を奏する他に、その特定状態の終
了後に第1図柄表示手段29の大当たり発生確率を例えば
1/25の高確率に確率変動させる契機となる高確率指
令を出力する機能を有する。
【0030】高確率解除部44は、第1図柄表示手段29の
大当たり発生確率が高確率状態でのゲーム中に特定状態
が発生したときに、高確率解除の契機となる高確率解除
指令を出すためのものである。なお、高確率解除部44
は、高確率状態でのゲーム中に特定状態が複数回、例え
ば4回程度継続したときに高確率解除指令を出すように
しても良い。
【0031】45は確率制御手段で、特定状態の終了後に
第1図柄表示手段29での大当たり図柄の発生確率を高確
率と低確率とに制御する機能を有し、特別特定状態発生
部43から高確率指令があったときに大当たり発生確率を
例えば1/250から1/25の高確率に切り替え、ま
た高確率解除部44から高確率解除指令があったときに高
確率状態を解除して1/25から1/250の低確率に
戻すようになっている。
【0032】上記弾球遊技機において、ゲームに際し発
射手段9 の発射ハンドル10を操作すると、上皿7 の遊技
球が発射手段9 の発射動作に連動して1個づつ発射部に
供給され、その遊技球を打撃槌で打撃してガイドレール
11に沿って順次遊技盤4 側に発射させて行く。遊技盤4
の上部側に発射された遊技球は遊技盤4 の遊技領域13に
入った後、その盤面に沿って落下する間に可変式入賞口
15、普通入賞口17〜20等に入賞するか、通過ゲート21を
通過しながら下方へと落下する。
【0033】遊技球が通過ゲート21を通過すると、第2
乱数発生手段34の発生乱数を抽選して、その乱数制御に
より第2図柄変動制御手段35が第2図柄表示手段30の表
示図柄を変動させる。そして、第2図柄表示手段30の変
動後の停止図柄が例えば「7」等の当たり図柄になれ
ば、開閉制御手段38により可変式入賞口15の開閉爪15a
が所定時間開放して、この可変式入賞口15に遊技球が入
賞し易くなる。
【0034】遊技球が可変式入賞口15に入賞すると、そ
のときの変動要求により第1乱数発生手段32の発生乱数
を抽選して、その乱数制御により第1図柄変動制御手段
33が第1図柄表示手段29の各図柄表示部29a の表示図柄
を所定時間変動させる。そして、第1図柄表示手段29の
停止後の表示図柄が例えば「3・3・3」「5・5・
5」「7・7・7」等の大当たり図柄になれば、特定状
態発生手段39の図柄判定部40が大当たり図柄の図柄判定
を行い、後述のように遊技者に有利な特定状態が発生す
る。
【0035】一方、遊技球が可変式入賞口15に入賞する
と通常・特定表示制御手段37が働いて、その時の表示変
化要求により内周表示灯手段12、外周表示灯手段22の発
光体25〜27が点滅を開始すると共に、第3乱数発生手段
36の発生乱数を抽選して、その乱数が通常表示用乱数又
は特定表示用乱数の何れであるかによって各表示灯手段
12,22 の表示状態が変化する。
【0036】例えば表示変化要求があると、通常・特定
表示制御手段37からの変化指令により各表示灯手段12,2
2 の発光体25〜27が点滅を開始し、所定時間が経過した
ときに各表示灯手段12,22 の各発光体25〜27が通常表示
用乱数又は特定表示用乱数で決定された通常表示又は特
定表示の何れかに変化する。
【0037】各表示灯手段12,22 の表示状態が変化すれ
ば、特定状態発生手段39の表示判定部41がその表示状態
が通常表示か特定表示の何れであるかを判定する。そし
て、このときの表示灯手段12,22 の表示状態が通常表示
であれば、表示判定部41が通常表示と判定するので、通
常特定状態発生部42が通常特定状態を発生し、また表示
灯手段の表示状態が特定表示であれば、表示判定部41が
特定表示と判定するので、特別特定状態発生部43が特別
特定状態を発生して、その後のゲームが遊技者に有利な
状態で進行する。
【0038】即ち、第1図柄表示手段29の変動後の停止
図柄が大当たり図柄になれば、表示灯手段12,22 の表示
状態に応じて通常特定状態又は特別特定状態の何れかが
発生するが、その何れの場合にも、特定状態の発生によ
って大入賞口16の開閉板16aを開放し、遊技盤4 に沿っ
て落下する遊技球が大入賞口16に入賞し易くなる。そし
て、大入賞口16の開放後に所定時間が経過するか、又は
大入賞口16に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞す
れば、開閉板16a が閉じる。
【0039】この大入賞口16の開放中に入賞した遊技球
がその特定領域31を通過すれば、最大所定回数(例えば
16回)まで大入賞口16が開閉動作を継続する。このた
め大入賞口16に多数の遊技球が入賞し、遊技者に多大な
利益を還元でき、遊技者のゲームに対する興趣が増大す
る。
【0040】特別特定状態の場合には特別特定状態発生
部43が確率制御手段45に高確率指令を出力して、確率制
御手段45がその特別特定状態の終了後に第1図柄表示手
段29の大当たり発生確率を例えば1/25の高確率に確
率変動させる。このため特別特定状態の終了後に可変式
入賞口15に遊技球が入賞すれば、第1図柄表示手段29の
大当たり発生確率が1/25となり、変動後の停止図柄
が大当たり図柄となる確率が著しく大になり、遊技者は
非常に有利な状態でその後のゲームを続行できる。
【0041】高確率状態でのゲーム中の場合は、その通
常特定状態又は特別特定状態の終了時に高確率解除部44
が確率制御手段45に高確率解除指令を出して、確率制御
手段45がその特定状態の終了後に高確率を解除し、第1
図柄表示手段29の大当たり発生確率を高確率から1/2
50の低確率に戻す。このため、その後は1/250の
大当たり発生確率でゲームを行うことになる。
【0042】図4は本発明の第2の実施形態を例示し、
第1の実施形態の確率制御手段45に代替して、第2図柄
表示手段30の図柄の変動時間を制御する変動時間制御手
段46を備え、特別特定状態発生部43で特別特定状態が発
生したときに、その特定状態の終了後に第2図柄表示手
段30の図柄の変動時間を短縮する契機となる時短指令を
出すように構成すると共に、変動時間の短縮状態(時短
状態)でのゲーム中に特定状態が発生したときに時短解
除指令を出す時短解除部47を設けたものである。
【0043】この実施形態では、特別特定状態が発生し
た場合、特別特定状態発生部43がその特定状態の終了後
に変動時間制御手段46に時短指令を出して、この変動時
間制御手段46により第2図柄表示手段30の図柄の変動時
間を通常の1/2〜1/10程度に短縮する。このた
め、その後の第2図柄表示手段30の図柄の変動時間が短
くなり、通過ゲート21を遊技球が通過する毎に第2図柄
表示手段30の図柄が極く短時間変動して、直ぐに当た
り、外れが決定する。
【0044】従って、第2図柄表示手段30の変動時間を
短縮することにより、単位時間当たりの第2図柄表示手
段30の図柄の変動回数が増加し、可変式入賞口15の開閉
爪15a が開放する回数が増えて入賞機会が増大し、第1
図柄表示手段29での大当たり発生に繋がる確率がそれだ
け大になる。従って、遊技者は有利な状態でゲームを行
うことができ、遊技者のゲームに対する興趣が増大す
る。
【0045】時短状態でのゲーム中に再度特定状態が発
生すれば、時短解除部47が変動時間制御手段46に時短解
除指令を出し、変動時間制御手段46が特定状態の開始時
に第2図柄表示手段30の時短を解除する。このためその
後、第2図柄表示手段30の図柄は通常の変動時間で変動
する。なお、時短解除部47は時短状態で特別特定状態が
複数回連続して発生したときに時短解除指令を出すよう
にしても良い。
【0046】図5は本発明の第3の実施形態を例示し、
第1図柄表示手段29の変動後の停止図柄が特定図柄の組
み合わせとなることを条件に表示灯手段12,22 の表示状
態が変化するようにしたものである。この実施形態で
は、第1図柄表示手段29の停止図柄が大当たり図柄とな
ったときに第1図柄変動制御手段33から通常・特定表示
制御手段37に表示変化指令が入り、この通常・特定表示
制御手段37が働いて各表示灯手段12,22 の発光体25〜27
の点滅状態を変化させる。この場合にも、前述と同様の
効果を得ることができる。
【0047】なお、表示灯手段の表示状態を変化させる
場合の第1図柄表示手段29の停止図柄は、大当たり図柄
でも良いし、リーチ図柄、或いは多数の外れ図柄の中の
特定の図柄の組み合わせでも良い。要するに第1図柄表
示手段29の停止図柄が予め決められた一定の図柄となっ
たことを契機に表示灯手段の表示状態を変化させれば十
分である。また特別特定状態では、第1図柄表示手段29
の変動時間を短縮させるようにしても良い。
【0048】図6は本発明の第4の実施形態を例示し、
前記各実施形態の内周表示灯手段12、外周表示灯手段22
に代えて、第1図柄表示手段29を構成する液晶表示装置
14を通常・特定表示手段28に使用し、可変式入賞口15に
遊技球が入賞したときの表示変化要求により、通常・特
定表示制御手段37で第1図柄表示手段29の図柄表示部29
a の表示図柄の表示態様、例えば数字図柄の形状、色彩
等を通常表示と特定表示とに変化させるようにしたもの
である。
【0049】例えば、第1図柄表示手段29の各図柄表示
部29a の表示図柄が変動後に停止するときに、その停止
図柄が通常表示のときに青色となり、特定表示のときに
赤色となるように、通常・特定表示制御手段37により制
御する。このように構成しても、各停止図柄の色彩等の
表示態様の変化によって、前述と同様の効果を得ること
ができる。また第1図柄表示手段29に液晶表示装置14を
使用することによって容易に実施することも可能であ
る。
【0050】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこの実施形態に限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。例えば、通常・特定表示手段28に液晶表示装置
14を利用する場合には、その表示画面の一部の領域を第
1図柄表示手段29として利用し、他の領域を表示灯手段
として利用することも可能である。その場合には、第1
図柄表示手段29の各図柄表示部29a 以外に背景画像、キ
ャラクター画像等を表示し、その背景画像、キャラクタ
ー画像等を通常・特定表示制御手段37により通常表示と
特定表示とに変化させるようにすれば良い。また液晶表
示装置14の特定の箇所の色彩、輝度等を通常表示と特定
表示とに応じてスポット的に変化させるようにしても良
い。
【0051】更に実施形態では、第3乱数発生手段36で
通常表示用乱数、特定表示用乱数を発生させて、乱数制
御によって表示灯手段の表示状態を通常表示と特定表示
とに変化させるようにしているが、乱数制御以外の制御
方式を採用しても良い。例えば、表示灯手段の表示を一
定の時間間隔で常時変化させておき、表示変化要求があ
った時点の表示灯手段の表示が通常表示、特定表示の何
れであるかによって、その後のゲームの進行を変えるよ
うにしても良い。また発光体25〜27等を利用する場合で
も、それは内周表示灯手段12、外周表示灯手段22以外の
箇所に組み込んだものを利用しても良い。特定表示用乱
数のときだけ特定表示を行うようにしても良い。
【0052】特定状態発生手段39で発生する特定状態
は、遊技者に有利になる内容のものであれば良く、また
特別特定状態は、通常特定状態よりも遊技者に有利にな
るものであれば良い。従って、実施形態に例示の内容で
ある必要はなく、その内容をどのようにするかは、ゲー
ム構成の全体との関係で適宜決定すれば良い。
【0053】また実施形態に例示のように、特別特定状
態のときに、通常特定状態の利益の上に、確率変動、時
短等の利益が加わるように構成しても良いが、通常特定
状態と特別特定状態では、全く異質な利益が得られるよ
うにしても良い。特別特定状態は複数種類設けても良
い。
【0054】第1の実施形態と第2の実施形態とを併用
しても良い。また第1変動要求手段は、可変式入賞口15
以外のもの、例えば通過ゲート21等により構成しても良
い。第2変動要求手段は、通過ゲート21以外のもの、例
えば入賞口等により構成しても良い。
【0055】また表示灯手段の表示変化要求を可変式入
賞口15等の変動要求手段から取った場合には、第1図柄
表示手段29の変動動作毎に表示灯手段12,22 の表示状態
が変化する。しかし、この変化要求は、可変式入賞口15
等の変動要求手段、第1図柄表示手段29の特定図柄等か
ら全く独立した条件の成立によって発生するようにして
も良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジボー
ル機等の弾球遊技機は勿論のこと、回胴式遊技機でも同
様に実施可能である。
【0056】なお、本発明は、図柄表示手段29と、変動
要求手段15と、変動要求手段15からの図柄変動要求があ
ることを条件に図柄表示手段29の図柄を所定時間変動さ
せる図柄変動制御手段33と、図柄表示手段29の変動後の
停止図柄が特定図柄となることを条件に遊技者に有利な
状態を発生させる特定状態発生手段39とを備えた弾球遊
技機において、変化要求により表示状態が光学的に変化
して択一的に通常表示と特定表示とを行う通常・特定表
示手段28を備え、この通常・特定表示手段28は、図柄表
示手段29の表示図柄の表示態様の変化により通常表示と
特定表示とを行うように構成し、特定状態発生手段39
は、通常・特定表示手段28の表示状態に応じて、その通
常表示を条件に特定状態の内の通常特定状態を発生する
機能と、特定表示を条件に通常特定状態よりも遊技者に
有利な特別特定状態を発生する機能とを備えた構成とし
てもよい。
【0057】また、変動要求手段15からの要求があるこ
とを条件に通常・特定表示手段28の表示状態が変化する
機能を備えた構成としてもよい。
【0058】特別特定状態を、特定状態の終了後に、図
柄表示手段29の停止図柄が特定図柄となる確率を変動さ
せる確率変動の契機としてもよい。
【0059】第2変動要求手段21と、第2変動要求手段
21からの変動要求により図柄が所定時間変動する第2図
柄表示手段30と、第2図柄表示手段30の変動後の停止図
柄が当たり図柄となったときに開放する第1変動要求手
段15と、第1変動要求手段15からの変動要求により図柄
が所定時間変動する第1図柄表示手段29とを備え、第1
図柄表示手段29の変動後の停止図柄が特定図柄となるこ
とを条件に特定状態発生手段39が特定状態を発生するよ
うに構成してもよい。
【0060】特別特定状態を、特定状態の終了後に、第
2図柄表示手段30の変動時間を短縮させる時間短縮の契
機としてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、図柄表示手段29と、変
動要求手段15と、該変動要求手段15からの図柄変動要求
があることを条件に図柄表示手段29の図柄を所定時間変
動させる図柄変動制御手段33と、図柄表示手段29の変動
後の停止図柄が特定図柄となることを条件に遊技者に有
利な状態を発生させる特定状態発生手段39とを備えた弾
球遊技機において、図柄表示手段29を構成する液晶表示
装置14により構成され且つ変化要求により択一的に通常
表示と特定表示とを行う通常・特定表示手段28を備え、
この通常・特定表示手段28は、図柄表示手段29の表示図
柄の表示態様の変化により通常表示と特定表示とを行う
ように構成し、特定状態発生手段39は、通常・特定表示
手段28の表示状態に応じて、その通常表示を条件に特定
状態の内の通常特定状態を発生する機能と、特定表示を
条件に通常特定状態よりも遊技者に有利な特別特定状態
を発生する機能とを備えているので、図柄表示手段29の
変動後の停止図柄の結果によって発生する特定状態が、
通常・特定表示手段28の表示状態を条件に通常特定状態
と特別特定状態とに変化することになり、従来の単一の
特定状態の場合に比較して変化に富み遊技者の興趣を増
大できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
14 液晶表示装置 15 可変式入賞口(第1変動要求手段) 20 通過ゲート(第2変動要求手段) 28 通常・特定表示手段 29 第1図柄表示手段 30 第2図柄表示手段 33 第1図柄変動制御手段 39 特定状態発生手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄表示手段(29)と、変動要求手段(15)
    と、該変動要求手段(15)からの図柄変動要求があること
    を条件に図柄表示手段(29)の図柄を所定時間変動させる
    図柄変動制御手段(33)と、図柄表示手段(29)の変動後の
    停止図柄が特定図柄となることを条件に遊技者に有利な
    状態を発生させる特定状態発生手段(39)とを備えた弾球
    遊技機において、図柄表示手段(29)を構成する液晶表示
    装置(14)により構成され且つ変化要求により択一的に通
    常表示と特定表示とを行う通常・特定表示手段(28)を備
    え、この通常・特定表示手段(28)は、図柄表示手段(29)
    の表示図柄の表示態様の変化により通常表示と特定表示
    とを行うように構成し、特定状態発生手段(39)は、通常
    ・特定表示手段(28)の表示状態に応じて、その通常表示
    を条件に特定状態の内の通常特定状態を発生する機能
    と、特定表示を条件に通常特定状態よりも遊技者に有利
    な特別特定状態を発生する機能とを備えたことを特徴と
    する弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011213843A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Denki Kagaku Kogyo Kk 新規導電性ポリマーおよびその製造方法

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