JP2002136186A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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JP2002136186A
JP2002136186A JP2000320609A JP2000320609A JP2002136186A JP 2002136186 A JP2002136186 A JP 2002136186A JP 2000320609 A JP2000320609 A JP 2000320609A JP 2000320609 A JP2000320609 A JP 2000320609A JP 2002136186 A JP2002136186 A JP 2002136186A
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switch element
diode
motor
smoothing capacitor
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JP2000320609A
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Tadashi Sato
正 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のモータ駆動装置を複数用いるモータ制
御装置において、 余剰の回生電力の処理は個別に行う
ため、エネルギーの損失が大きい。 【解決手段】 回生電力吸収用抵抗器の接続端子を利用
し、余剰エネルギーを、他の駆動装置の平滑キャパシタ
に充電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種装置や設備は、サーボアンプ
とサーボモータあるいは誘導電動機とインバータなどを
動力源とし、それらをコントローラにより総合的に制御
するものが多い。
【0003】これら、サーボアンプやインバータなどの
モータ駆動装置は、コントローラからの動作指令に基づ
いてサーボモータや誘導電動機に対し、可変速動作、位
置決め動作あるいは急加速や急減速動作などを行い、各
種装置や設備に所定の機能を発揮させる。また、その所
定の機能に応じて、モータ駆動装置としてサーボアンプ
やインバータなどを使い分けている。さらに、近年の多
機能化に伴い複数のモータを制御する装置が多くなって
いる。
【0004】これらの設備や装置を制御する制御装置の
中で、モータ駆動装置群、コントローラを総称してモー
タ制御装置という。
【0005】以下、従来のモータ制御装置の構成とその
動作を、図を用いて説明する。
【0006】図7はモータ制御装置の概略の構成と電気
的接続を示し、図8は各モータ駆動装置内部のパワー部
の回路と全体の接続を示す。
【0007】先ず、図7で、モータ制御装置1は、三相
あるいは単相の電源R、S、Tに接続され、各モータ2
a、2b、2cへ駆動電源U、V、Wを供給している。
【0008】また、図示はしていないがサーボモータの
場合はそのモータから位置センサ等の信号が入力され
る。さらに、上位コントローラから動作指令等の信号を
受けることもある。
【0009】一方、モータ制御装置1の内部では、電源
R、S、Tは電源スイッチ3を介し、モータ駆動装置4
aから4cの各電源端子R、S、Tにそれぞれ並列に接
続される。また、2aから2cの各モータは対応するモ
ータ駆動装置のU、V、W端子にそれぞれ接続されてい
る。また、各モータ駆動装置のP、B端子には抵抗器5
aから5cがそれぞれに接続されている。さらに、コネ
クタ6aから6cにはコントローラ7からの動作指令信
号が入力される。
【0010】次に、図8を用いて各モータ駆動装置のパ
ワー部の構成を説明する。
【0011】電源端子R、S、Tは説明の便宜上R1、
R2、R3のように表現している。この電源端子R、
S、Tには三相あるいは単相の電源が接続され、ブリッ
ジダイオード8aから8cと平滑キャパシタ9aから9
cにより直流電源となる。この直流電源はインバータ回
路10aから10cによりモータ2aから2cの駆動電
源に変換される。
【0012】また、平滑キャパシタ9aから9cの正極
側に端子P1、P2、P3が設けてあり、負端子側から
はトランジスタ11aから11cを介して端子B1、B
2、B3を設けてある。
【0013】また、通常、このトランジスタにはスイッ
チング時に発生するノイズから保護するため、逆バイア
ス方向にダイオード12aから12cをコレクタとエミ
ッタ間に接続している。
【0014】電圧検出手段13aから13cは各平滑キ
ャパシタの電圧を監視し、トランジスタ11aから11
cを制御する。
【0015】さらに、コントローラ7からの動作指示指
令は各モータ駆動装置の制御手段14aから14cを介
しインバータ回路10aから10cに伝達される。
【0016】以上のような構成をした従来のモータ制御
装置について、以下、図8を用いてその動作を説明す
る。
【0017】モータ駆動装置4aを例として説明する
と、コントローラ7からの動作指令は、制御手段14a
を介しインバータ回路10aに作用し、モータ駆動電源
を制御することによりモータ速度を加減する。モータ加
速あるいは正の負荷が加わっているときは、電源からブ
リッジダイオード8a、平滑キャパシタ9a、インバー
タ回路10aの経路でモータ2aに電力が供給される。
逆に、モータ2aが減速あるいは負の負荷が加わってい
るときは、モータ2aからの回生電力がインバータ回路
10aを介し、平滑キャパシタ9aに充電される。
【0018】高速からの急激な減速や高速時の負の負荷
では、モータ駆動装置の最大電圧を超える程の大きな回
生電力が発生する。平滑キャパシタ9aの電圧を監視す
る電圧検出手段13aは、平滑キャパシタ9aの電圧が
最大電圧に達する前にトランジスタ11aをオンし、抵
抗器5aにより放電する。以下、モータ駆動装置4b、
4cの動作についても同様である。
【0019】このように各モータ駆動装置はそれぞれ回
生電力吸収用抵抗器を備え、過電圧による破壊から回路
素子を保護している。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電さ
れた回生電力は次の加速時や正の負荷になったとき再利
用できるエネルギーであるが、従来のモータ制御装置で
は、個々のモータ駆動装置の体積や原価の制約から平滑
キャパシタ容量を無闇に大きくできず、抵抗器により放
電せざるを得ない。
【0021】一方、既存技術で、回生電力を交流電源に
戻す方式もある(たとえば、特開平7−154986号
公報参照)。
【0022】しかし、この方式は整流回路の代わりにイ
ンバータと同様な回路をさらに設ける必要があり、非常
に高価で大型の制御装置になってしまうという課題があ
る。
【0023】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、回生電力を有効に再利用できるモータ制御装置を提
供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のモータ制御装置においては、平滑用キャパシ
タと回生電力吸収回路を有する複数のモータ駆動装置を
備え、前記回生電力吸収回路は、前記平滑キャパシタの
一方に接続された第1の端子と、前記平滑キャパシタの
他方に接続されスイッチ素子とダイオードの並列回路を
介して接続された第2の端子を有し、前記ダイオードは
逆バイアスに接続され、前記スイッチ素子は前記平滑キ
ャパシタの電圧が予め定められた値以上の時閉じ、前記
第1の端子および第2の端子をそれぞれ並列に接続した
構成としたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、平滑用キャパシタと回
生電力吸収回路を有する複数のモータ駆動装置を備え、
前記回生電力吸収回路は、前記平滑キャパシタの一方に
接続された第1の端子と、前記平滑キャパシタの他方に
接続されスイッチ素子とダイオードの並列回路を介して
接続された第2の端子を有し、前記ダイオードは逆バイ
アスに接続され、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシ
タの電圧が予め定められた値以上の時閉じ、前記第1の
端子および第2の端子をそれぞれ並列に接続した構成と
したもので、回生電力が発生したモータ駆動装置は、余
剰電力を他のモータ駆動装置の平滑キャパシタに充電す
るため電力を無駄にしない作用がある。
【0026】また、平滑用キャパシタと回生電力吸収回
路を有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力
吸収回路は、前記平滑キャパシタの一方に接続された第
1の端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続されスイ
ッチ素子とダイオードの並列回路を介して接続された第
2の端子と、切り替え手段とを有し、前記ダイオードは
逆バイアスに接続され、前記スイッチ素子は前記切り替
え手段により閉じた状態を維持でき、前記第1の端子お
よび第2の端子をそれぞれ並列に接続し、かつ、前記ス
イッチ素子を閉状態に維持した構成としたもので、回生
時の余剰電力を他のモータ駆動装置に分散充電できるだ
けでなく、モータ駆動時の不足電力を他のモータ駆動装
置から分散供給できる作用がある。
【0027】また、平滑用キャパシタと回生電力吸収回
路を有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力
吸収回路は、前記平滑キャパシタの一方に接続された第
1の端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続され、ス
イッチ素子とダイオードの並列回路を介して接続された
第2の端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続された
第3の端子を有し、前記ダイオードは逆バイアスに接続
され、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電圧が
予め定められた値以上の時閉じ、第1の端子と前記第2
の端子に抵抗器を接続し、前記第1の端子および第3の
端子をそれぞれ並列に接続した構成としたもので、回生
電力を有効に再利用しつつ、同時に急減速の動作にも対
応できる作用がある。
【0028】また、平滑用キャパシタと回生電力吸収回
路を有する1台以上の第1類モータ駆動装置と、少なく
とも1台の第2類モータ駆動装置とを備え、前記第1類
モータ駆動装置の回生電力吸収回路は、前記平滑キャパ
シタの一方に接続された第1の端子と、前記平滑キャパ
シタの他方に接続されスイッチ素子とダイオードの並列
回路を介して接続された第2の端子を有し、前記ダイオ
ードは逆バイアスに接続され、前記スイッチ素子は前記
平滑キャパシタの電圧が予め定められた値以上の時閉
じ、また、前記第2類モータ駆動装置は前記第1類モー
タ駆動装置の構成に加え、平滑キャパシタのスイッチ素
子接続側に接続された第3の端子を有し、前記第1の端
子をすべて接続し、また、第1類モータ駆動装置の第2
の端子と、第2類モータ駆動装置の第3の端子を全て接
続し、さらに、第2類モータ駆動装置の第1の端子と第
2の端子間に抵抗器を接続した構成としたもので、全部
のモータ駆動装置に変更を加えずに、回生時の余剰電力
を他のモータ駆動装置に分散充電できるだけでなく、モ
ータ駆動時の不足電力を他のモータ駆動装置から分散供
給できる作用がある。
【0029】また、平滑用キャパシタと回生電力吸収回
路を有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力
吸収回路は、前記平滑キャパシタの一方に逆並列に接続
されたダイオードを介して接続された第1の端子と、前
記平滑キャパシタの他方に接続されスイッチ素子とダイ
オードの並列回路を介して接続された第2の端子と、切
り替え手段とを有し、前記ダイオードは逆バイアスに接
続され、前記スイッチ素子は前記切り替え手段により閉
じた状態を維持でき、前記第1の端子および第2の端子
をそれぞれ並列に接続し、かつ、前記スイッチ素子を閉
状態に維持した構成としたもので、並列に接続した電源
を各モータ駆動装置に確実に分散させる作用がある。
【0030】また、平滑キャパシタの一方に逆並列に接
続されたダイオードを介して接続された第1の端子を備
えた構成としたもので、並列に接続した電源を各モータ
駆動装置に確実に分散させる作用がある。
【0031】また、各モータ駆動装置に動作指令を与え
る制御手段を含み、制御手段からの動作指令は、同時に
急激な減速をしない構成としたもので、回生電力を確実
に分散する作用がある。
【0032】また、モータ駆動装置のなかで、最大容量
のものを第2類モータ駆動装置にした構成としたもの
で、一般的モータ駆動装置である第1類モータ駆動装置
群は回生電力を意識せずに使用できる作用がある。
【0033】また、第1類モータ駆動装置の回生電力吸
収回路はスイッチ素子を閉状態に維持できる切り替え手
段を有し、スイッチ素子を閉状態にした構成としたもの
で、充電電力を共有できる作用がある。
【0034】また、電源装置と一台以上のモータ駆動装
置を備え、電源装置は平滑キャパシタに接続された直流
出力端子を有し、前記モータ駆動装置は回生電力吸収回
路を有し、回生電力吸収回路は平滑キャパシタの一方に
接続された第1の端子と、前記平滑キャパシタの他方か
らスイッチ素子とダイオードの並列回路を介して接続さ
れた第2の端子を有し、前記ダイオードは逆バイアスに
接続され、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電
圧が予め定められた値以上の時閉じ、前記第1の端子と
同極性の前記直流出力端子の一方を接続し、他方を第2
の端子と接続した構成としたもので、モータ駆動装置の
回生電力を電源装置に充電する作用がある。
【0035】また、電源装置は、平滑キャパシタの一方
から、スイッチ素子を介して他方に接続された固定抵抗
器を有し、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電
圧が予め定められた値以上の時閉じる構成としたもの
で、大きな回生電力が発生したとき電源装置で消費する
作用がある。
【0036】また、モータ駆動装置の電源端子に電源を
接続しない構成としたもので、簡易的直流給電が実現で
きる作用がある。
【0037】また、モータ駆動装置の回生電力吸収回路
はスイッチ素子を閉状態に維持できる切り替え手段を有
し、スイッチ素子を閉状態にした構成としたもので、モ
ータ駆動装置と電源の平滑キャパシタを共有できる作用
がある。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照し説
明する。
【0039】(実施例1)図1は、実施例1のモータ制
御装置におけるモータ駆動装置のパワー回路を抜き出
し、見易くするため電源線をR、S相だけにした回路図
を示す。
【0040】図1で、実施例1のモータ制御装置は、従
来例で説明した構成と、固定抵抗器5aから5cの接続
を省略し、端子P1からP3、および端子B1からB3
をそれぞれ接続したことが異なる。
【0041】実施例1の動作は、従来例の動作と回生電
力の放電経路が異なる。たとえば、モータ2aに回生電
力が発生したとすると、平滑キャパシタ9aの電圧が上
昇し、電圧検出手段13aはトランジスタ11aをオン
させる。トランジスタ11aがオンすると平滑キャパシ
タ9aの電荷は端子P1、端子P2、平滑キャパシタ9
b、ダイオード12b、端子B2、端子B1、トランジ
スタ11a、平滑キャパシタ9aの経路で放電し、平滑
キャパシタ9aの余剰電荷は平滑キャパシタ9bに充電
される。同様に平滑キャパシタ9cにも充電される。
【0042】平滑キャパシタ9aから9cに充電された
電荷は、各モータ駆動時に再利用される。他のモータか
らの回生電力も同様に再利用される。
【0043】尚、端子P1からP3を平滑キャパシタの
正極側に設け、トランジスタと端子B1からB3を負極
側に設けたが、逆でもよい。
【0044】また、モータ駆動装置は3台接続したが、
2台以上何台接続してもよい。
【0045】(実施例2)実施例2は、図1に示す実施
例1の構成において、トランジスタ11aから11cを
オンさせておくスイッチ手段20aから20cを作動さ
せることが異なる。スイッチ手段20aから20cは、
モータ駆動装置を複数台使い、端子P、端子Bをそれぞ
れ並列に接続して使用するときトランジスタ11aから
11cをオンさせておくものである。この状態の時、た
とえば、モータ2aに回生電力が発生したとき、直ち
に、端子P1、端子P2、平滑キャパシタ9b、ダイオ
ード12b、端子B2、端子B1、トランジスタ11
a、平滑キャパシタ9aの経路で平滑キャパシタ9aお
よび9bに充電し、同様に9cにも充電する。
【0046】逆にモータ2aを駆動するときは、インバ
ータ回路10aには平滑キャパシタ9aからの放電と、
平滑キャパシタ9b、端子P2、端子P1、インバータ
回路10a、ダイオード12a、端子B1、端子B2、
トランジスタ11bの経路で平滑キャパシタ9bからも
放電する。同様の経路で平滑キャパシタ9cからも放電
する。
【0047】モータ駆動装置を単独で使用するなどのと
きはスイッチ手段を無効にし、従来例の動作を行うこと
もできる。
【0048】尚、モータ駆動装置は3台接続したが、2
台以上何台接続してもよい。
【0049】(実施例3)図2は、実施例3のモータ制
御装置におけるモータ駆動装置のパワー回路を抜き出
し、見易くするため電源線をR、S相だけにした回路図
を示す。
【0050】実施例3におけるモータ駆動装置15aか
ら15cは、実施例1とは、平滑キャパシタ9aから9
cの負極側に逆並列に接続したダイオード21aから2
1cを介して端子N1からN3を設け、端子P1からP
3、端子N1からN3をそれぞれ並列に接続したことが
異なる。
【0051】このとき、どれか、あるいは全てのモータ
駆動装置の端子Bと端子P間に、固定抵抗器(5aから
5cなど)を接続してもよい。
【0052】実施例3の動作は、実施例2の構成におい
てはオンしたままのトランジスタ11aから11bに流
れる電流が、代わりにダイオード21aから21cを流
れるだけで、その他は同じである。但し、固定抵抗器を
接続したときは、全モータが同時に急減速したときで
も、従来例と同様に回生電力を抵抗器で吸収する。
【0053】尚、ダイオード21aから21cを省略
し、直接端子N1からN3に接続してもよい。
【0054】また、モータ駆動装置は3台接続したが、
2台以上何台接続してもよい。
【0055】(実施例4)図3は、実施例4のモータ制
御装置におけるモータ駆動装置のパワー回路を抜き出
し、見易くするため電源線をR、S相だけにした回路図
を示す。
【0056】実施例4におけるモータ制御装置は、実施
例3で説明した構成のモータ駆動装置15aと、従来例
や実施例1で説明した構成のモータ駆動装置4b、4c
を組み合わせたものである。
【0057】そして、モータ駆動装置15aの端子P1
とモータ駆動装置4b、4cの端子P2、P3を接続
し、また、モータ駆動装置15aの端子N1とモータ駆
動装置4b、4cの端子B2、B3を接続する。
【0058】さらに、モータ駆動装置15aの端子P1
と端子B1間に抵抗器5aを接続したものである。
【0059】以上のように構成した実施例4におけるモ
ータ制御装置の動作を以下説明する。
【0060】先ず、モータ2aからの回生電力は、平滑
キャパシタ9aに充電するとともに、インバータ回路1
0a、端子P1、端子P2、平滑キャパシタ9b、ダイ
オード12b、端子B2、端子N1、ダイオード21a
インバータ回路10aの経路で、モータ駆動装置4bの
平滑キャパシタ9bに、また同様に、モータ駆動装置4
cの平滑キャパシタ9cにも充電する。
【0061】次に、モータ2bからの回生電力は、平滑
キャパシタ9bに充電し、電圧検出手段13bがトラン
ジスタ11bをオンすると、インバータ回路10b、端
子P2、端子P1、平滑キャパシタ9a、ダイオード2
1a、端子N1、端子B2、トランジスタ11b、イン
バータ回路10bの経路で、モータ駆動装置15aの平
滑キャパシタ9aに、また実施例1で説明したように、
モータ駆動装置4cの平滑キャパシタ9cにも充電す
る。
【0062】一方、モータ2aを駆動するとき、インバ
ータ回路10bへの電力供給は、インバータ回路10
b、端子P2、端子P1、平滑キャパシタ10a、ダイ
オード21a、端子N1、端子B2、ダイオード12
b、インバータ10bの経路で、平滑キャパシタ9aを
利用できる。同様に、モータ2cを駆動するときも平滑
キャパシタ9aを利用できる。
【0063】尚、モータ駆動装置15aの定格出力を、
モータ駆動装置4b、4cよりも大きい容量にするとよ
り効果がある。
【0064】また、モータ駆動装置4b、4cのスイッ
チ手段20b、20cを作動させ、トランジスタ11
b、11cをオンのままにしてもよい。
【0065】(実施例5)図4は実施例5におけるモー
タ制御装置のコントローラ7の動作指令を説明するもの
である。
【0066】実施例5は、実施例1あるいは実施例2の
構成において、コントローラ7が各モータ駆動装置に指
令する動作パターンを、予め、同時に急減速タイミング
が存在しないように設定したものである。
【0067】多くのコントローラは、各モータの回転角
度、あるいは速度を指示することにより、動作を指令す
る。たとえば、図4は各モータの速度を指示する場合で
ある。
【0068】図4(イ)ではロからハ間で同時に減速す
るため、各モータ駆動装置に同時に回生電力が加わり、
放電経路がなくなる。
【0069】したがって、実施例5におけるモータ制御
装置は、図4(ニ)で、ホ、ヘ、ト、チのように減速の
タイミングをずらした動作パターンを設定したものであ
る。
【0070】このように減速タイミングをずらすことに
より、ホにおけるモータ2cの回生電力は矢印リで示す
ように、モータ2a、モータ2bの駆動電力で消費さ
れ、ヘにおけるモータ2bの回生電力は、矢印ヌで示す
ように、モータ2aの駆動電力で消費される。
【0071】(実施例6)図5は、実施例6のモータ制
御装置における補助電源とモータ駆動装置のパワー回路
を抜き出し、見易くするため電源線をR、S相だけにし
た回路図を示す。
【0072】実施例6におけるモータ制御装置は、従来
例のモータ制御装置のモータ駆動装置4aを、補助電源
30に置き換えたものである。
【0073】補助電源30は、ブリッジダイオード31
で整流し、平滑キャパシタ32で平滑し、直流電源とし
て端子P端子Nから出力する。また、平滑キャパシタ3
2の両端に抵抗器33とトランジスタ34を直列に接続
してある。トランジスタ34は、電圧検出手段35によ
り平滑キャパシタ32の電圧が予め定められた値以上の
時オンする。
【0074】補助電源30の端子Pとモータ駆動装置4
b、4cの端子P2、P3を接続し、補助電源30の端
子Nとモータ駆動装置4b、4cの端子B2、B3を接
続する。
【0075】実施例6におけるモータ制御装置の動作
は、実施例4で述べたモータ制御装置でモータ2aを駆
動しないときと同じである。
【0076】モータ2bからの回生電力は、平滑キャパ
シタ9bに充電し、電圧検出手段13bがトランジスタ
11bをオンすると、インバータ回路10b、端子P
2、端子P、平滑キャパシタ32、端子N、端子B2、
トランジスタ11b、インバータ回路10bの経路で、
補助電源30の平滑キャパシタ32に、また実施例1で
説明したように、モータ駆動装置4cの平滑キャパシタ
9cにも充電する。
【0077】一方、モータ2aを駆動するとき、インバ
ータ回路10bへの電力供給は、インバータ回路10
b、端子P2、端子P、平滑キャパシタ32、端子N、
端子B2、ダイオード12b、インバータ10bの経路
で、平滑キャパシタ32を利用できる。同様に、モータ
2cを駆動するときも平滑キャパシタ32を利用でき
る。
【0078】尚、各モータ駆動装置は、実施例2あるい
は実施例3における構成としてもよい。
【0079】また、各モータ駆動装置への電源接続を行
わなくともよい。
【0080】また、モータ駆動装置は何台接続してもよ
い。
【0081】(実施例7)図6は、実施例7におけるモ
ータ制御装置の電源電流の経路を示したものである。
【0082】実施例7におけるモータ駆動装置は、たと
えば、実施例3で述べた構成のモータ駆動装置の端子P
1、P2、P3と、各平滑キャパシタ間に逆並列のダイ
オード40a、40b、40cを備えた構成である。
【0083】図6で、もしも、ダイオード40a、40
b、40cがない場合は、たとえば、電源R相からブリ
ッジダイオード8bを通って流れてきた電流は、矢印ワ
に示す経路の他に、矢印カ、ヨ、タ、レの経路にも流れ
得る。
【0084】言い換えれば、ダイオード8a、8b、8
cの各1素子を並列に使うことになるため、順方向の電
圧の低い素子に電流が集中する。
【0085】ダイオード40a、40b、40cがある
場合は、矢印カ、ヨの経路よりも矢印ソの経路の方が、
順方向電圧が低いため矢印カ、ヨの経路には流れない。
同様に矢印タ、レの方向にも流れず、矢印ワに示す経路
にのみ流れ、1素子に電流が集中しない。
【0086】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、従来のモータ駆動装置でも回生
電力を抵抗器で熱として消費することなく、再利用で
き、モータ制御装置の発熱を抑制する効果がある。
【0087】また、請求項2記載の発明によれば、従来
のモータ駆動装置を大きく変更することなく回生電力を
再利用するとともに、平滑キャパシタを共有できるの
で、モータ駆動装置1台あたりのキャパシタを小さくで
き、たとえば、三相電源用のモータ駆動装置を単相電源
で使用できるような効果がある。
【0088】また、請求項3記載の発明によれば、回生
電力を再利用するとともに、平滑キャパシタを共有しな
がら、モータを同時に減速するときは回生電力を抵抗器
で熱として消費でき、自由な動作パターンを駆動できる
効果がある。
【0089】また、請求項4記載の発明によれば、モー
タ駆動装置の変更を少なくして、回生電力を再利用しつ
つ、平滑キャパシタを共有できる効果がある。
【0090】また、請求項5記載の発明によれば、電源
電流を各モータ駆動装置に確実に分散し、さらに、回生
電力を再利用しつつ、平滑キャパシタを共有できる効果
がある。
【0091】また、請求項10記載の発明によれば、従
来のモータ駆動装置に簡単な構造の補助電源装置を追加
するだけで、回生電力を再利用するとともに、平滑キャ
パシタを共有でき、三相専用のモータ駆動装置を単相電
源でも使用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例2におけるモー
タ制御装置のパワー回路概念図
【図2】本発明の実施例3におけるモータ制御装置のパ
ワー回路概念図
【図3】本発明の実施例4におけるモータ制御装置のパ
ワー回路概念図
【図4】本発明の実施例5における動作指令のパターン
【図5】本発明の実施例6におけるモータ制御装置のパ
ワー回路概念図
【図6】本発明の実施例7におけるモータ制御装置のパ
ワー回路概念図
【図7】従来のモータ制御装置のブロック図
【図8】従来のモータ制御装置のパワー回路概念図
【符号の説明】
2a〜2c モータ 4a〜4c モータ駆動装置 5a〜5c、33 抵抗器 7 コントローラ 9a〜9c、32 平滑キャパシタ 10a〜10c インバータ回路 11a〜11c、34 トランジスタ 12a〜12c、21a〜21c ダイオード 13a〜13c、35 電圧検出手段 20a〜20c スイッチ手段 30 補助電源

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平滑用キャパシタと回生電力吸収回路を
    有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力吸収
    回路は、前記平滑キャパシタの一方に接続された第1の
    端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続されスイッチ
    素子とダイオードの並列回路を介して接続された第2の
    端子を有し、前記ダイオードは逆バイアスに接続され、
    前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電圧が予め定
    められた値以上の時閉じ、前記第1の端子および第2の
    端子をそれぞれ並列に接続した構成のモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 平滑用キャパシタと回生電力吸収回路を
    有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力吸収
    回路は、前記平滑キャパシタの一方に接続された第1の
    端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続されスイッチ
    素子とダイオードの並列回路を介して接続された第2の
    端子と、切り替え手段とを有し、前記ダイオードは逆バ
    イアスに接続され、前記スイッチ素子は前記切り替え手
    段により閉じた状態を維持でき、前記第1の端子および
    第2の端子をそれぞれ並列に接続し、かつ、前記スイッ
    チ素子を閉状態に維持した構成のモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 平滑用キャパシタと回生電力吸収回路を
    有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力吸収
    回路は、前記平滑キャパシタの一方に接続された第1の
    端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続され、スイッ
    チ素子とダイオードの並列回路を介して接続された第2
    の端子と、前記平滑キャパシタの他方に接続された第3
    の端子を有し、前記ダイオードは逆バイアスに接続さ
    れ、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電圧が予
    め定められた値以上の時閉じ、第1の端子と前記第2の
    端子に抵抗器を接続し、前記第1の端子および第3の端
    子をそれぞれ並列に接続した構成のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 平滑用キャパシタと回生電力吸収回路を
    有する1台以上の第1類モータ駆動装置と、少なくとも
    1台の第2類モータ駆動装置とを備え、前記第1類モー
    タ駆動装置の回生電力吸収回路は、前記平滑キャパシタ
    の一方に接続された第1の端子と、前記平滑キャパシタ
    の他方に接続されスイッチ素子とダイオードの並列回路
    を介して接続された第2の端子を有し、前記ダイオード
    は逆バイアスに接続され、前記スイッチ素子は前記平滑
    キャパシタの電圧が予め定められた値以上の時閉じ、ま
    た、前記第2類モータ駆動装置は前記第1類モータ駆動
    装置の構成に加え、平滑キャパシタのスイッチ素子接続
    側に接続された第3の端子を有し、前記第1の端子をす
    べて接続し、また、第1類モータ駆動装置の第2の端子
    と、第2類モータ駆動装置の第3の端子を全て接続し、
    さらに、第2類モータ駆動装置の第1の端子と第2の端
    子間に抵抗器を接続した構成のモータ制御装置。
  5. 【請求項5】 平滑用キャパシタと回生電力吸収回路を
    有する複数のモータ駆動装置を備え、前記回生電力吸収
    回路は、前記平滑キャパシタの一方に逆並列に接続され
    たダイオードを介して接続された第1の端子と、前記平
    滑キャパシタの他方に接続されスイッチ素子とダイオー
    ドの並列回路を介して接続された第2の端子と、切り替
    え手段とを有し、前記ダイオードは逆バイアスに接続さ
    れ、前記スイッチ素子は前記切り替え手段により閉じた
    状態を維持でき、前記第1の端子および第2の端子をそ
    れぞれ並列に接続し、かつ、前記スイッチ素子を閉状態
    に維持した構成のモータ制御装置。
  6. 【請求項6】 平滑キャパシタの一方に逆並列に接続さ
    れたダイオードを介して接続された第1の端子を備えた
    構成の請求項3記載のモータ制御装置。
  7. 【請求項7】 各モータ駆動装置に動作指令を与える制
    御手段を含み、制御手段からの動作指令は、同時に急激
    な減速あるいは同時に負の負荷を許容する指示をしない
    構成の請求項1、2記載のモータ制御装置。
  8. 【請求項8】 モータ駆動装置のなかで、最大容量のも
    のを第2類モータ駆動装置にした構成の請求項4記載の
    モータ制御装置。
  9. 【請求項9】 第1類モータ駆動装置の回生電力吸収回
    路はスイッチ素子を閉状態に維持できる切り替え手段を
    有し、スイッチ素子を閉状態にした構成の請求項4、8
    記載のモータ制御装置。
  10. 【請求項10】 電源装置と一台以上のモータ駆動装置
    を備え、電源装置は平滑キャパシタに接続された直流出
    力端子を有し、前記モータ駆動装置は回生電力吸収回路
    を有し、回生電力吸収回路は平滑キャパシタの一方に接
    続された第1の端子と、前記平滑キャパシタの他方から
    スイッチ素子とダイオードの並列回路を介して接続され
    た第2の端子を有し、前記ダイオードは逆バイアスに接
    続され、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電圧
    が予め定められた値以上の時閉じ、前記第1の端子と同
    極性の前記直流出力端子の一方を接続し、他方を第2の
    端子と接続した構成のモータ制御装置。
  11. 【請求項11】 電源装置は、平滑キャパシタの一方か
    ら、スイッチ素子を介して他方に接続された抵抗器を有
    し、前記スイッチ素子は前記平滑キャパシタの電圧が予
    め定められた値以上の時閉じる構成の請求項10記載の
    モータ制御装置。
  12. 【請求項12】 モータ駆動装置の電源端子に電源を接
    続しない構成の請求項10、11記載のモータ制御装
    置。
  13. 【請求項13】 モータ駆動装置の回生電力吸収回路は
    スイッチ素子を閉状態に維持できる切り替え手段を有
    し、スイッチ素子を閉状態にした構成の請求項10、1
    1、12記載のモータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012520056A (ja) * 2009-03-09 2012-08-30 フォイト パテント ゲーエムベーハー 水中発電所を制動する方法および装置
EP3457551A1 (de) * 2017-09-14 2019-03-20 Siemens Aktiengesellschaft Stromrichteranordnung zur kopplung von spannungszwischenkreisen
JP2021158816A (ja) * 2020-03-27 2021-10-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動制御装置、シート処理装置、負荷起動方法

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