JP2002135933A - 光ケーブルの敷設方法並びにその装置 - Google Patents

光ケーブルの敷設方法並びにその装置

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JP2002135933A
JP2002135933A JP2000318094A JP2000318094A JP2002135933A JP 2002135933 A JP2002135933 A JP 2002135933A JP 2000318094 A JP2000318094 A JP 2000318094A JP 2000318094 A JP2000318094 A JP 2000318094A JP 2002135933 A JP2002135933 A JP 2002135933A
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JP
Japan
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manhole
optical cable
closure
manholes
work
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Pending
Application number
JP2000318094A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Uda
正徳 宇田
Hideki Ichihara
英樹 市原
Kazumi Matsuda
和巳 松田
Sadao Kawahito
貞雄 川人
Shigeru Aota
繁 青田
Shigeru Nakajima
中島  茂
Tomoaki Imasaka
友昭 今坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Nichido Denko Co Ltd
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Nichido Denko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ケーブルの引込み工事に際し引通しマンホ
ールでの引込み、送込み作業の省略化を図る。 【解決手段】 クロージャ設置マンホール1とクロージ
ャ設置マンホール1との間に引通しマンホール2が設置
されている。これらマンホール1,2どうしは埋設管路
3で連通状態にある。光ケーブル4が一方のクロージャ
設置マンホール1から引通しマンホール2を経て他方の
クロージャ設置マンホール1へ引き込まれるに際し、こ
の引込みに先立って、引通しマンホール2内に臨む埋設
管路口3a,3aどうしを光ケーブル挿通可能な可撓性
パイプ5でつなぐ。しかる後光ケーブル4の引込みを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用の光ケーブ
ルの敷設方法並びにその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信用の光ケーブル(光ファイバケーブ
ル)を地中に敷設するにあたって、図3に示すように、
光ケーブル4は、或るクロージャ設置マンホール1から
これに最も近い引通しマンホール2との間の地中に埋設
された埋設管路3に通して該引通しマンホール2へ引き
込む。クロージャ設置マンホール1,1間に引通しマン
ホール2が2個以上設置されている場合は、更に、光ケ
ーブル4は、引通しマンホール2から次の引通しマンホ
ール2へそれら引通しマンホール2,2間の埋設管路3
に通して引き込み、この引通しマンホール2,2間での
引込み作業を順次繰り返したうえで次のクロージャ設置
マンホール1へ埋設管路3を介して引き込まれる。クロ
ージャ設置マンホール1内では光ケーブル4どうしを中
継用のクロージャを介して接続する作業と、引通しマン
ホール2へ光ケーブル4を送り込む作業が行われる。引
通しマンホール2内ではクロージャ設置マンホール1か
ら送り込まれる光ケーブル4の引込み作業と、次の引通
しマンホール2への光ケーブル4の送込み作業が行われ
る。
【0003】クロージャ設置マンホール1は、一般に昼
間施工を可能にする場所に設置されていることが多い。
その反面、引通しマンホール2は、交差点付近や道路沿
いなど交通渋滞を引き起こしやすい場所で夜間施工を余
儀なくする場所に設置されていることが多い。しかも、
光ケーブル4は、電力ケーブルと異なり単位重量が軽
く、また電力ケーブルより細いことから長径間引込みが
可能となり、これに伴い引通しマンホール2の設置個数
が増大する傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、引通しマン
ホール2内での光ケーブル4の引込み、送込み作業は容
易でなく、特に引通しマンホール2の数が多い場合は大
変な作業となり、作業能率の低下、施工コスト高騰の原
因となっていた。しかも、引通しマンホール2での作業
は前述のように交通事情や道路状況などにより、夜間作
業となる場合が多く、その結果、光ケーブルの引込み工
事全体が夜間作業となる場合があり、この点でも作業能
率の低下、施工コストの高騰を招くのであった。
【0005】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、光ケーブルの引込み工事に際し引通しマ
ンホールでの引込み、送込み作業を省略化でき、引込み
工事全体を昼間施工可能にし、もって引込み作業の合理
化、作業能率の向上、施工コストの低減を図れる光ケー
ブルの敷設方法並びにその装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ケーブルの敷
設方法は、クロージャ設置マンホールとクロージャ設置
マンホールとの間に、少なくとも1個の引通しマンホー
ルが設置されており、これらマンホールどうしは埋設管
路で連通状態にあり、光ケーブルを一方のクロージャ設
置マンホールから引通しマンホールを経て他方のクロー
ジャ設置マンホールへ引き込むに際し、前記光ケーブル
の引込みに先立って、前記引通しマンホール内に臨む埋
設管路口どうしを光ケーブル挿通可能な可撓性パイプで
つなぎ、しかる後光ケーブルの引込みを行うことに特徴
を有するものである。
【0007】本発明の光ケーブルの敷設装置は、クロー
ジャ設置マンホールとクロージャ設置マンホールとの間
に、少なくとも1個の引通しマンホールが設置されてお
り、これらマンホールどうしは埋設管路で連通状態にあ
り、前記引通しマンホール内に臨む埋設管路口どうし
は、光ケーブル挿通可能な可撓性パイプでつながれてお
り、光ケーブルが一方のクロージャ設置マンホールから
引通しマンホール内の前記可撓性パイプ内を経て他方の
クロージャ設置マンホールへ引き込まれていることに特
徴を有するものである。
【0008】
【作用】光ケーブルをクロージャ設置マンホールから引
通しマンホールへ送り込むと、光ケーブルは引通しマン
ホール内の可撓性パイプ内を通って次の引通しマンホー
ル、又はロージャ設置マンホールへ送り込まれる。した
がって、光ケーブルの引込み時に作業者が引通しマンホ
ール内に入って光ケーブルを引き込んだり、送り込む作
業を省略することができる。
【0009】可撓性パイプは、引通しマンホール内に、
既に他の電力ケーブルのクロージャなどが設置されてい
る場合もこれとの干渉を避けるべく自在に屈曲変向させ
て這わせることができるため、設置し易い。そればかり
か可撓性パイプは光ケーブルの挿通時に負荷が加えられ
る場合も自在に曲がり変形するため、光ケーブルを損傷
させるようなことがなく、光ケーブルを保護する面から
もきわめて有利である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1および図2に基づき説明する。図1は光ケーブルの引
込み施工要領の説明図、図2は引通しマンホールの内部
の断面図を示している。
【0011】図1において、1はクロージャ設置マンホ
ール、2は引通しマンホール、3はクロージャ設置マン
ホール1と引通しマンホール2との間の地中に埋設した
埋設管路、4は光ケーブルである。引通しマンホール2
はクロージャ設置マンホール1とクロージャ設置マンホ
ール1との間に設置され、その数は図示例では1個設置
されているが、2個以上設置される場合もある。その場
合は引通しマンホール2,2どうし間の地中にも埋設管
路3が埋設される。
【0012】光ケーブル4は一方のクロージャ設置マン
ホール1から引通しマンホール2を経て他方のクロージ
ャ設置マンホール1にわたって引き込まれるのである
が、この引込みに先立って、各引通しマンホール2内に
臨む埋設管路口3a,3aどうしを光ケーブル挿通可能
な可撓性パイプ5でつなぐ。その場合、図2に示すよう
に、埋設管路口3aにラッパ状の樹脂製継手6を圧入嵌
合し、この継手6に可撓性パイプ5の端部5aを圧入嵌
合するか、又は接着剤を用いて継手6の内部と可撓性パ
イプ5の端部5aとの重合面間を接合する。また可撓性
パイプ5は引通しマンホール2の内壁に既設してある立
金物7を利用して支持金具8で吊持する。その際、引通
しマンホール2内に、既に他の電力ケーブルのクロージ
ャなどが設置されている場合も、可撓性パイプ5は、そ
れら既存物との干渉を避けるべく自在に屈曲変向させる
ことができるため、引通しマンホール2の内壁に容易に
這わせることができる。
【0013】このように予め引通しマンホール2内の埋
設管路口3a,3aどうしを可撓性パイプ5でつないで
おくと、光ケーブル4の引込み側の先端に引込みロープ
9を接続し、この引込みロープ9を一方のクロージャ設
置マンホール1から引通しマンホール2を経て他方のク
ロージャ設置マンホール1にわたって引き込む時に、引
込みロープ9及び光ケーブル4は埋設管路3及び可撓性
パイプ5の内部を連続的に挿通させることができる。し
たがって、この引込み時には作業者が引通しマンホール
2の内部に入って光ケーブル4を引込んだり、送込む作
業を行う必要が無くなる。その結果、引込み作業は、昼
間施工を可能にする場合が多いクロージャ設置マンホー
ル1内に出入りするだけで足りるため、引込み工事全体
が昼間施工を可能にするに至った。また可撓性パイプ5
は光ケーブル4の挿通時に負荷が加えられる場合も自在
に曲がり変形するため、光ケーブル4を損傷させるよう
なことがない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、光ケーブルの引込みに
先立って、引通しマンホール内の埋設管路口どうしを光
ケーブル挿通可能な可撓性パイプでつないでおくという
簡単な手段で、引通しマンホールでの引込み、送込み作
業を省略することができ、この省略に伴い引込み工事全
体を昼間施工可能にするため、引込み作業の合理化、作
業能率の向上、施工コストの低減を図れて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ケーブルの引込み施工要領の説明図である。
【図2】引通しマンホールの内部の断面図である。
【図3】従来例の光ケーブルの引込み施工要領の説明図
である。
【符号の説明】
1 クロージャ設置マンホール 2 引通しマンホール 3 埋設管路 3a 埋設管路口 4 光ケーブル 5 可撓性パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市原 英樹 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 松田 和巳 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 川人 貞雄 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 青田 繁 大阪府大阪市北区東天満2丁目3番21号 日動電工株式会社内 (72)発明者 中島 茂 大阪府大阪市北区東天満2丁目3番21号 日動電工株式会社内 (72)発明者 今坂 友昭 大阪府大阪市北区東天満2丁目3番21号 日動電工株式会社内 Fターム(参考) 2D047 BA00 2H038 CA68 5G369 AA19 BA04 BA06 DC04 DC09 DD02 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロージャ設置マンホールとクロージャ
    設置マンホールとの間に、少なくとも1個の引通しマン
    ホールが設置されており、これらマンホールどうしは埋
    設管路で連通状態にあり、光ケーブルを一方のクロージ
    ャ設置マンホールから引通しマンホールを経て他方のク
    ロージャ設置マンホールへ引き込むに際し、 前記光ケーブルの引込みに先立って、前記引通しマンホ
    ール内に臨む埋設管路口どうしを光ケーブル挿通可能な
    可撓性パイプでつなぎ、しかる後光ケーブルの引込みを
    行うことを特徴とする光ケーブルの敷設方法。
  2. 【請求項2】 クロージャ設置マンホールとクロージャ
    設置マンホールとの間に、少なくとも1個の引通しマン
    ホールが設置されており、これらマンホールどうしは埋
    設管路で連通状態にあり、 前記引通しマンホール内に臨む埋設管路口どうしは、光
    ケーブル挿通可能な可撓性パイプでつながれており、 光ケーブルが一方のクロージャ設置マンホールから引通
    しマンホール内の前記可撓性パイプ内を経て他方のクロ
    ージャ設置マンホールへ引き込まれていることを特徴と
    する光ケーブルの敷設装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112203933A (zh) * 2018-06-19 2021-01-08 日挥环球株式会社 工厂用机器连接方法
CN112203933B (zh) * 2018-06-19 2023-07-25 日挥环球株式会社 工厂用机器连接方法

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