JP2002135640A - 撮像装置、情報処理装置、撮像システム、撮像方法、情報処理方法および記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、情報処理装置、撮像システム、撮像方法、情報処理方法および記憶媒体

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JP2002135640A
JP2002135640A JP2000322700A JP2000322700A JP2002135640A JP 2002135640 A JP2002135640 A JP 2002135640A JP 2000322700 A JP2000322700 A JP 2000322700A JP 2000322700 A JP2000322700 A JP 2000322700A JP 2002135640 A JP2002135640 A JP 2002135640A
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JP
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zoom
value
information processing
imaging
zoom step
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JP2000322700A
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English (en)
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Takaki Kameyama
貴樹 亀山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置と情報処理装置を回線で接続して情
報処理装置から遠隔制御により撮影を行う場合に、撮像
装置ごとに異なるズーム可能焦点距離に適切に対応する
ことができる、撮像装置,情報処理装置,撮像システ
ム,撮像方法,情報処理方法,記憶媒体を提供する。 【解決手段】 回線を介して接続された情報処理装置
に、予め撮像装置で設定可能なズームステップ数値範囲
を通知する。情報処理装置から、ズームステップ数値が
通知され場合に(S310)、通知されたズームステップ数
値が有効であれば、通知されたズームステップ数値に対
応した焦点距離に設定し、有効でなければ通知されたズ
ームステップ数値に近い有効なズームステップ数値を探
してそのズームステップ数値に対応した焦点距離に設定
する(S312、S313)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置,情報処
理装置,撮像システム,撮像方法,情報処理方法、およ
びこれらの方法を実現するためのプログラムを格納した
記憶媒体に関し、特にそのレンズの焦点距離の制御に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラ等の撮像装置の撮像方法
の1つとして、パソコン等の情報処理装置と接続し、情
報処理装置の側から撮像装置を制御して遠隔撮影を行う
撮影方法がある。このとき情報処理装置の側からは、シ
ャッターを切ったりレンズをズームしたりする等の基本
的な撮影操作はもちろん、画質等、撮像装置の各種設定
も行うことが可能で、撮像装置を手に取っているときと
同等の操作が、情報処理装置の側から遠隔で行うことが
可能である。
【0003】撮像装置におけるズーム設定(焦点距離設
定)は、ズームステップで表現される。ズームステップ
の各数値に応じて、レンズの焦点距離が設定される。例
えば、ズームステップ=0のときは焦点距離35mmとなり、
ズームステップ=16のときは焦点距離70mmとなる。ズー
ムステップが中間の1〜15のときは、35mmから70mmの間
の各焦点距離となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、次のようになる。
【0005】撮像装置のズーム可能なズームステップの
範囲(最大値と最小値)は、撮像装置の種類によって異な
る。
【0006】したがって、撮像装置と情報処理装置を接
続して遠隔撮影を行う場合、情報処理装置にどの撮像装
置と接続しても、前記ズーム可能な範囲を超えるズーム
ステップが指定されることがない、あるいは前記ズーム
可能な範囲を超えるズームステップが指定された場合に
も適切に動作するようにしなくてはならない。
【0007】本発明が解決しようとする第2の課題は、
次のようになる。
【0008】撮像装置によっては、ズームステップの最
大値と最小値の間の全ての値にズームできるとは限らな
い。例えば、0〜16のズームステップをとる撮像装置に
おいて、4の倍数のズームステップにのみ実際にズーム
可能であったとすると、実際に設定可能なズームステッ
プは0,4,8,12,16となる。
【0009】したがって、前述の遠隔撮影の場合に、情
報処理装置の側からズーム可能な範囲内のズームステッ
プを指定したとしても、撮像装置の側では、指定された
ズームステップと同一のズームステップにズームできる
とは限らない。このとき、情報処理装置で指定したズー
ムステップと実際に撮像装置でズームされたズームステ
ップに食い違いが生じることになるので、誤認が生じな
いようにしなければならない。
【0010】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、撮像装置と情報処理装置を回線で接続して情
報処理装置から遠隔制御により撮影を行う場合に、撮像
装置ごとに異なるズーム可能焦点距離に適切に対応する
ことができる、撮像装置,情報処理装置,撮像システ
ム,撮像方法,情報処理方法,記憶媒体を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、撮像装置を次の(1),(2),
(6),(9),(10),(14),(33)の通り
に構成し、情報処理装置を次の(3),(4),
(7),(11),(12),(15),(16),
(34)のとおりに構成し、撮像システムを次の
(5),(8),(13),(17),(35)のとお
りに構成し、撮像方法を次の(18),(19),(2
2),(24),(25),(28),(36)のとお
りに構成し、情報処理方法を次の(20),(21),
(23),(26),(27),(29),(30)、
(37)のとおりに構成し、記憶媒体を次の(31),
(32),(38)のとおりに構成する。
【0012】(1)外部の情報処理装置により遠隔制御
可能な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手
段と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に
応じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結
像した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装
置と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記通信手段を介して、ズームステップ数値
の最大値または最小値または最大値と最小値の両方を前
記情報処理装置に通知し、前記情報処理装置からズーム
ステップ数値を指定された場合に、指定されたズームス
テップ数値が有効なときはそのズームステップ数値を前
記ズーム手段に設定し、有効でないときは、前記指定さ
れたズームステップ数値に近い有効なズームステップ数
値を前記ズーム手段に設定して前記焦点距離を変化させ
る撮像装置。
【0013】(2)前記(1)記載の撮像装置におい
て、前記制御手段は、前記通信手段を介して、実際に焦
点距離変化に使用したズームステップ数値を前記情報処
理装置に通知する撮像装置。
【0014】(3)外部の撮像装置を遠隔制御可能な情
報処理装置であって、ズームステップ数値を入力する入
力手段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制御
手段とを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介し
て、前記撮像装置からズームステップ数の最大値または
最小値または最大値と最小値の両方を受け取り、また、
前記入力手段によって入力されたズームステップ数値
が、前記最大値より大きいかまたは前記最小値より小さ
い場合は入力を拒絶し、前記最大値より小さく前記最小
値より大きい場合は前記通信手段を介して前記撮像装置
に通知する情報処理装置。
【0015】(4)前記(3)記載の情報処理装置にお
いて、表示手段を備え、前記制御手段は、前記通信手段
を介して前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設定さ
れたズームステップ数値を受け取り、そのズームステッ
プ数値を前記表示手段に表示する情報処理装置。
【0016】(5)前記(1),(2)の何れかに記載
の撮像装置と、前記(3),(4)の何れかに記載の情
報処理装置とを備えた撮像システム。
【0017】(6)外部の情報処理装置により遠隔制御
可能な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手
段と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に
応じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結
像した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装
置と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記通信手段を介して、設定可能なズームス
テップ数値を前記情報処理装置に通知し、また前記情報
処理装置からズームステップ数値を指定された場合に、
指定されたズームステップ数値を前記ズーム手段に設定
して前記焦点距離を変化させる撮像装置。
【0018】(7)外部の撮像装置を遠隔制御可能な情
報処理装置であって、ズームステップ数値を入力する入
力手段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制御
手段とを備え、前記制御手段は、前記撮像装置からその
装置に設定可能なズームステップ数値を受け取り、前記
入力手段からズームステップ数値が入力された場合に、
前記設定可能なズームステップ数値に該当しないときは
入力を拒絶し、該当するときは前記通信手段を介して前
記撮像装置に通知する情報処理装置。
【0019】(8)前記(6)記載の撮像装置と、前記
(7)記載の情報処理装置とを備えた撮像システム。
【0020】(9)外部の情報処理装置により遠隔制御
可能な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手
段と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に
応じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結
像した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装
置と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記情報処理装置からズームステップ数値を
指定された場合に、指定されたズームステップ数値が有
効なズームステップ数値の最小値よりも小さいときは前
記最小値をズームステップ数値として前記ズーム手段に
設定し、指定されたズームステップ数値が有効なズーム
ステップ数値の最大値よりも大きいときは前記最大値を
ズームステップ数値として前記ズーム手段に設定し、指
定されたズームステップ数値が前記最小値より大きく前
記最大値より小さくて有効なズームステップ数値のとき
はそのズームステップ数値に前記ズーム手段を設定し、
指定されたズームステップ数値が前記最小値より大きく
前記最大値より小さくて有効でないときは前記指定され
たズームステップ数値に近い有効なズームステップ数値
を前記ズーム手段に設定して焦点距離を変化させる撮像
装置。
【0021】(10)前記(9)記載の撮像装置におい
て、前記制御手段は、前記通信手段を介して、実際に焦
点距離変化に使用したズームステップ数値を前記情報処
理装置に通知する撮像装置。
【0022】(11)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置であって、ズームステップ数値を入力する
入力手段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記入力手段によっ
て入力されたズームステップ数値を前記通信手段を介し
て、前記撮像装置に通知する情報処理装置。
【0023】(12)前記(11)記載の情報処理装置
において、表示手段を備え、前記制御手段は、前記通信
手段を介して前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設
定されたズームステップ数値を受け取り、そのズームス
テップ数値を前記表示手段に表示する情報処理装置。
【0024】(13)前記(9),(10)の何れかに
記載の撮像装置と、前記(11),(12)の何れかに
記載の情報処理装置とを備えた撮像システム。
【0025】(14)外部の情報処理装置により遠隔制
御可能な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像
手段と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値
に応じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により
結像した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理
装置と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記通信手段を介して前記情報処理装置か
ら広角側ズーム命令あるいは望遠側ズーム命令を受け取
り、前記広角側ズーム命令を受け取った場合に、すでに
前記ズーム手段が広角端にあるときはズーム不可通知を
前記通信手段を介して前記情報処理装置に通知し、そう
でないときは前記ズーム手段を1段階広角側へ設定し、
前記望遠側ズーム命令を受け取った場合に、すでに前記
ズーム手段が望遠端にあるときはズーム不可通知を前記
通信手段を介して前記情報処理装置に通知し、そうでな
いときは前記ズーム手段を1段階望遠側へ設定する撮像
装置。
【0026】(15)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置であって、広角側ズーム命令または前記望
遠側ズーム命令を入力する入力手段と、前記撮像装置と
通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御手
段は、前記入力手段によって入力された広角側ズーム命
令または望遠側ズーム命令を前記通信手段を介して前記
撮像装置に通知する情報処理装置。
【0027】(16)前記(15)記載の情報処理装置
において、表示手段を備え,前記制御手段は、前記通信
手段を介して前記撮像装置からズーム不可通知を受け取
ったとき、前記表示手段にズーム端であることを表示さ
せる情報処理装置。
【0028】(17)前記(14)記載の撮像装置と、
前記(15)または(16)記載の情報処理装置とを備
えた撮像システム。
【0029】(18)外部の情報処理装置により遠隔制
御可能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段
を介して、ズームステップ数値の最大値または最小値ま
たは最大値と最小値の両方を前記情報処理装置に通知す
るステップと、前記情報処理装置からズームステップ数
値を指定された場合に指定されたズームステップ数値が
有効なとき、そのズームステップ数値を、結像手段の焦
点距離をズームステップ数値に応じて変化させえるズー
ム手段に設定するステップと、前記情報処理装置からズ
ームステップ数値を指定された場合に指定されたズーム
ステップ数値が有効でないとき、前記指定されたズーム
ステップ数値に近い有効なズームステップ数値を前記ズ
ーム手段に設定するステップとを備えた撮像方法。
【0030】(19)前記(18)記載の撮像法方にお
いて、前記通信手段を介して、実際に焦点距離変化に使
用したズームステップ数値を前記情報処理装置に通知す
るステップを備えた撮像方法。
【0031】(20)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置における情報処理方法であって、通信手段
を介して、前記撮像装置からズームステップ数値の最大
値または最小値または最大値と最小値の両方を受け取る
ステップと、入力手段によって入力されたズームステッ
プ数値が、前記最大値より大きいかまたは前記最小値よ
り小さい場合は入力を拒絶するステップと、前記最大値
より小さく前記最小値より大きい場合は前記通信手段を
介して前記撮像装置に通知するステップとを備えた情報
処理方法。
【0032】(21)前記(20)記載の情報処理方法
において、前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設定
されたズームステップ数値を受け取り、そのズームステ
ップ数値を表示手段に表示するステップを備えた情報処
理方法。
【0033】(22)外部の情報処理装置により遠隔制
御可能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段
を介して設定可能なズームステップ数値を前記情報処理
装置に通知するステップと、前記情報処理装置からズー
ムステップ数値を指定された場合に、指定されたズーム
ステップ数値を、結像手段の焦点距離をズームステップ
数値に応じて変化させえるズーム手段に設定してレンズ
の焦点距離を変化させるステップとを備えた撮像方法。
【0034】(23)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置における情報処理方法であって、前記撮像
装置からその装置に設定可能なズームステップ数値を受
け取るステップと、入力手段からズームステップ数値入
力された場合に前記設定可能なズームステップ値に該当
しないときは入力を拒絶するステップと、前記入力手段
からズームステップ数値入力された場合に前記設定可能
なズームステップ値に該当するときは通信手段を介して
前記撮像装置に通知するステップとを備えた情報処理方
法。
【0035】(24)外部の情報処理装置により遠隔制
御可能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段
を介して前記情報処理装置からズームステップ数値を指
定された場合に、指定されたズームステップ数値が有効
なズームステップ数値の最小値よりも小さいときは前記
最小値をズームステップ数値として、結像手段の焦点距
離をズームステップ数値に応じて変化させえるズーム手
段に設定し、指定されたズームステップ数値が有効なズ
ームステップ数値の最大値よりも大きいときは前記最大
値をズームステップ数値として前記ズーム手段に設定す
るステップと、前記通信手段を介して前記情報処理装置
からズームステップ数値を指定された場合に、指定され
たズームステップ数値が前記最小値より大きく前記最大
値より小さくて有効なズームステップ数値のときはその
ズームステップ数値に前記ズーム手段を設定し、指定さ
れたズームステップ数値が前記最小値より大きく前記最
大値より小さくて有効でないときは前記指定されたズー
ムステップ数値に近い有効なズームステップ数値を前記
ズーム手段に設定して焦点距離を変化させるステップと
を備えた撮像方法。
【0036】(25)前記(24)記載の撮像法方にお
いて、実際に焦点距離変化に使用したズームステップ数
値を、前記通信手段を介して前記情報処理装置に通知す
るステップを備えた撮像方法。
【0037】(26)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置における情報処理方法であって、入力手段
によってズームステップ数値を入力するステップと、こ
のステップで入力されたズームステップ数値を通信手段
を介して、前記撮像装置に通知するステップとを備えた
情報処理方法。
【0038】(27)前記(26)記載の情報処理方法
において、実際に前記撮像装置で設定されたズームステ
ップ数値を受け取り、表示手段に表示するステップとを
備えた情報処理方法。
【0039】(28)外部の情報処理装置により遠隔制
御可能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段
を介して前記情報処理装置から、広角側ズーム命令ある
いは望遠側ズーム命令を受け取るステップAと、このス
テップAで前記広角側ズーム命令を受け取った場合に、
すでにズーム手段が広角端にあるときはズーム不可通知
を前記通信手段を介して前記情報処理装置に通知し、そ
うでないときは前記ズーム手段を1段階広角側へ設定す
るステップBと、前記ステップAで前記望遠側ズーム命
令を受け取った場合に、すでに前記ズーム手段が望遠端
にあるときはズーム不可通知を前記通信手段を介して前
記情報処理装置に通知し、そうでないときは前記ズーム
手段を1段階望遠側へ設定するステップCとを備えた撮
像方法。
【0040】(29)外部の撮像装置を遠隔制御可能な
情報処理装置における情報処理方法であって、広角側ズ
ーム命令または望遠側ズーム命令を入力手段によって入
力するステップと、このステップで入力された広角側ズ
ーム命令または望遠側ズーム命令を通信手段を介して前
記撮像装置に通知するステップとを備えた情報処理方
法。
【0041】(30)前記(29)記載の情報処理方法
において、前記通信手段を介して前記撮像装置からズー
ム不可通知を受け取るステップと、このステップでズー
ム不可通知を受け取ったとき表示手段にズーム端である
ことを表示するステップとを備えた情報処理方法。
【0042】(31)前記(18),(19),(2
2),(24),(25),(28)の何れかに記載の
撮像方法を実現するためのプログラムを格納した記憶媒
体。
【0043】(32)前記(20),(21),(2
3),(26),(27),(29),(30)の何れ
かに記載の情報処理方法を実現するためのプログラムを
格納した記憶媒体。
【0044】(33)前記(1),(2),(6),
(9),(10)の何れかに記載の撮像装置において、
前記ズームステップ数値の数値を、この数値に相当する
数値以外の符号としたことを特徴とする撮像装置。
【0045】(34)前記(3),(4),(7),
(11),(12)の何れかに記載の情報処理装置にお
いて、前記ズームステップ数値の数値を、この数値に相
当する数値以外の符号としたことを特徴とする情報処理
装置。
【0046】(35)前記(5),(8),(13)の
何れかに記載の撮影システムにおいて、前記ズームステ
ップ数値の数値を、この数値に相当する数値以外の符号
としたことを特徴とする撮影システム。
【0047】(36)前記(18,(19),(2
2),(24),(25)の何れかに記載の撮像法方に
おいて、前記ズームステップ数値の数値を、この数値に
相当する数値以外の符号としたことを特徴とする撮像方
法。
【0048】(37)前記(20),(21),(2
3),(26),(27)の何れかに記載の情報処理方
法において、前記ズームステップ数値の数値を、この数
値に相当する数値以外の符号としたことを特徴とする情
報処理方法。
【0049】(38)前記(31)または(32)記載
の記憶媒体において、前記ズームステップ数値の数値
を、この数値に相当する数値以外の符号としたことを特
徴とする記憶媒体。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を撮像
システムの実施例により詳しく説明する。なお、本発明
は実施例の説明に裏付けられて、方法のかたちで、ま
た、この方法を実現するためのプログラムを格納したCD
-ROM等の記憶媒体の形で実施することができる。また、
各実施例では、ズームステップは数値で特定されている
が、本発明はこれには限らず、ズームステップを、前記
数値に相当する数値以外の符号、たとえばアルファベッ
トで特定する形で実施することもできる。
【0051】
【実施例】(実施例1)実施例1である“撮像システ
ム”は、図1に示す撮像装置100と、この装置100に適宜
の回線を介して接続された図2に示す情報処理装置200よ
り構成されている。
【0052】図1において、撮像装置100は、CPU101と、
ROM102と、RAM103と、クロック115と、固体撮像素子117
およびその制御部116と、レンズ119およびその制御部11
8と、操作部106およびその制御部105と、表示部108およ
びその制御部107と、メモリカード110およびその制御部
109と、電源部114およびその制御部113と、他の情報処
理装置とのインターフェース部112とが、システムバス1
04を介して互いに通信可能に接続された構成としてい
る。
【0053】CPU101は、ROM102に記憶されたソフトウェ
ア、或いはメモリカード110より供給されるソフトウェ
アを実行することで、システムバス104に接続された各
構成部を総括的に制御する。CPU101は、このようにして
ソフトウェアを実行することで、本実施例での最も特徴
とする動作を実現するための制御を行う。
【0054】ROM102は、CPU101が読み取るためのブート
プログラム、ソフトウェア、データ等を格納する。
【0055】RAM103は、CPU101の主メモリ或いはワーク
エリア等として機能する。
【0056】クロック115は、時間の経過を記録する。
【0057】固体撮像素子117は、レンズ119を通して入
射した光を画像信号に変換する。制御部116は、固体撮
像素子117を制御する。
【0058】レンズ119は、被写体からの光を固体撮像
素子117上に結像させる。制御部118はレンズ119のズー
ミング(請求項のズーム手段に対応)やフォーカシング
を制御する。
【0059】操作部106は、ボタンやレバー等の入力装
置からなり、撮影や各種設定のための操作を行う。制御
部105は、操作部106からの指示入力を制御する。
【0060】表示部108は、LCD等の表示装置からなる。
制御部107は、表示部108の表示を制御する。
【0061】メモリカード110は、不揮発性半導体メモ
リからなる着脱可能なカードである。ただし固定式であ
ってもよい。また、磁気ディスクや光ディスク、光磁気
ディスク等の他種の記憶媒体であってもよい。制御部10
9は、メモリカード110へのアクセスを制御する。
【0062】電源部114は、撮像装置100の各部へ電力を
供給する。電源部114は、内蔵の電池であっても、外部
から供給される電源であってもよい。制御部113は電源
部114を制御し、撮像装置100の各部への電力供給のon/o
ffを切り替える。
【0063】インターフェース部112は、他の装置との
間でデータをやり取りしたり、また各種の制御命令をや
り取りしたりする。 インターフェース部112と他の情報
処理装置の間の通信は、ケーブルや光ファイバーによる
接続によるものや、無線や赤外線によるもの、またLAN
やインターネット等のネットワークを介したものであっ
てもよい。
【0064】図2において、情報処理装置200は、CPU20
1と、ROM202と、RAM203と、操作部206およびその制御部
205と、表示部208およびその制御部207と、固定ディス
ク210と、リムーバブルディスク211と、固定ディスク21
0とリムーバブルディスク211の制御部209と、撮像装置1
00とのインターフェース部212とが、システムバス204を
介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0065】CPU201は、ROM202或いは固定ディスク210
に記憶されたソフトウェア、或いはリムーバブルディス
ク211より供給されるソフトウェアを実行することで、
システムバス204に接続された各構成部を総括的に制御
する。CPU201は、このようにしてソフトウェアを実行す
ることで、本実施例での最も特徴とする動作を実現する
ための制御を行う。
【0066】ROM202は、CPU201が読み取るためのブート
プログラム、ソフトウェア、データ等を格納する。
【0067】RAM203は、CPU201の主メモリ或いはワーク
エリア等として機能する。
【0068】操作部206は、キーボードやマウス、タブ
レット等の入力装置からなる。制御部205は、操作部206
からの指示入力を制御する。
【0069】表示部208は、CRTやLCD等の表示装置から
なる。制御部207は、表示部208の表示を制御する。
【0070】固定ディスク210は、ハードディスク等
の、情報処理装置200に固定された記録装置からなる。
リムーバブルディスク211は、フロッピー(登録商標)
等の磁気ディスク、CDやDVD等の光ディスク、MO等の光
磁気ディスク、PCカード等の不揮発性半導体メモリ、と
いった各種の着脱可能な記録装置からなる。固定ディス
ク210およびリムーバブルディスク211は、ブートプログ
ラム,ソフトウェア,データ等を記憶する。制御部209
は、固定ディスク210およびリムーバブルディスク211へ
のアクセスを制御する。
【0071】インターフェース部212は、撮像装置100か
ら撮影画像や撮影データといった各種データを情報処理
装置200に取り込んだり、逆に情報処理装置200から撮像
装置100へとデータを送り込んだりする。また、撮像装
置100を情報処理装置200から遠隔操作するため、また逆
に情報処理装置200を撮像装置100から遠隔操作するため
の制御コマンドを受け渡しすることも可能である。
【0072】インターフェース部212と撮像装置100の間
の通信は、ケーブルや光ファイバーによる接続によるも
のや、無線や赤外線によるもの、またLANやインターネ
ット等のネットワークを介したものであってもよい。ま
た、撮像装置100の記録媒体である不揮発性半導体メモ
リカードや各種ディスク等を情報処理装置200に差し替
えるといった方法でもよい。
【0073】撮像装置100および情報処理装置200におい
て、レンズ119の焦点距離設定は、ズームステップで表
される。ズームステップの各数値に応じて、レンズ焦点
距離が設定される。例えば、ズームステップ=0のときは
焦点距離35mmとなり、ズームステップ=15のときは焦点
距離70mmとなる。ズームステップが中間の1〜14のとき
は、35mmから70mmの間の各焦点距離となる。このよう
に、この明細書の各実施例では、レンズの焦点距離は、
ズームステップ数値で特定されており、単に“ズームス
テップ”と表記している場合でも、“ズームステップ数
値”を指している。
【0074】また、ズームステップと焦点距離の数値を
一致させ、ズームステップ=35のときは焦点距離35mmと
なり、ズームステップ=70のときは焦点距離70mmとなる
といった形式であってもよい。この場合は、ズームステ
ップとはレンズの焦点距離そのものということになる。
【0075】本実施例では、撮像装置100は0〜16の範囲
のズームステップをとることができ、そして4の倍数の
ズームステップに実際にレンズ119を焦点距離変化させ
ることが可能であるとする。すなわち、設定可能なズー
ムステップを列挙すると、0、4、8、12、16である。
【0076】撮像装置100および情報処理装置200で使用
されるデータ,変数,定数等の例を図5に示す。
【0077】初期ズームステップ501は撮像装置100の変
数または定数で、レンズ119のズームの初期位置を記憶
する。
【0078】カレントズームステップ502は撮像装置100
の変数で、レンズ119の現在の焦点距離状態を示すズー
ムステップを格納する。
【0079】設定可能ズームステップ503は撮像装置100
の変数,定数,データ、あるいはそれに類するもの(独
立したデータの形をとらず、プログラムステップや方法
等に埋め込まれているものなども可)である。設定可能
ズームステップ503は、撮像装置100において設定可能な
ズームステップの最大値または最小値または最大値と最
小値の両方と(全ての撮像装置でズームステップの最小
値を0等の値に共通化していた場合は、最大値のみの格
納でよく、最大値を共通化していた場合は、同様に最小
値のみの格納でよい)、そして設定可能なズームステッ
プの最大値と最小値の間の実際に設定可能なズームステ
ップを参照可能なものであれば、データの形式は問わな
い。例えば、“ 0、4、8、12、16"と設定可能なズーム
ステップを列挙したものであっても、“4n (0≦n≦4)"
と別の形式で記述したものであっても良い。
【0080】ズーム可能範囲504は、情報処理装置200の
変数で、撮像装置100から受け取った撮像装置100のズー
ム可能なズームステップの最大値および最小値を格納す
る。ただし、全ての撮像装置でズームステップの最小値
を0等の値に共通化していた場合は、最大値のみの格納
としてもよい。同様に、最大値を共通化していた場合
は、最小値のみの格納としてもよい。
【0081】カレントズームステップ505は、情報処理
装置200の変数で、撮像装置100において現在設定されて
いるズームステップを格納する。
【0082】図3,4は、本実施例における撮像装置の処
理の流れを示すフローチャートである。すなわち、撮像
処理装置100において、CPU101は、ROM102に記憶され
た、或いはメモリカード110より供給される、前記図3,
4のフローチャートに従ったソフトウェアを実行する。
これにより、撮像装置100は、次のようにして、処理を
実施する。
【0083】ステップ301(図ではS301と略記する、以
下同様): 操作部106におけるスイッチやダイヤル等の
モード設定が遠隔撮影モードになっている場合は、ステ
ップ304に進む。それ以外のモードの場合は、ステップ3
02に進む。
【0084】ステップS302: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定に応じた処理を行う。例え
ば、通常の(遠隔でない)撮影モードになっていれば通常
の撮影を行い、画像再生モードになっていれば画像再生
を行う。各モードの処理が終了すると、ステップ301に
戻る。
【0085】ステップ304: インターフェース部112を通
して、情報処理装置200との通信を確立する。これで相
互に通信が可能となる。
【0086】ステップ306: カレントズームステップ502
に初期ズームステップ501の値を設定する。
【0087】ステップ307: 制御部118を制御して、カレ
ントズームステップ502の示すズームステップにレンズ1
19をズームする。
【0088】ステップ308: 設定可能ズームステップ503
を参照して、撮像装置100で設定可能なズームステップ
(有効なズームステップともいう)の範囲を数値で情報
処理装置200に通知する。設定可能なズームステップの
範囲とは、例えばズームステップの最小値と最大値であ
るが、全ての撮像装置でズームステップの最小値を0等
の値に共通化していた場合は、最大値のみの通知でよ
い。最大値を共通化していた場合は、同様に最小値のみ
の通知でよい。
【0089】ステップ309: カレントズームステップ502
の値を情報処理装置200に通知する。
【0090】ステップS310: 情報処理装置200から来た
通信がズーム命令であればステップ312に進み、レリー
ズ(シャッターを切る)命令であればステップ316に進
み、その他の通信または通信がなければステップ311に
進む。
【0091】ステップ311: 情報処理装置200から来た通
信がその他の通信であればステップ317に進み、通信が
なければステップ318に進む。
【0092】ステップ312: 撮像装置100で設定可能なズ
ームステップの中で情報処理装置200から指定されたズ
ームステップ数値に最も近いズームステップを、設定可
能ズームステップ503を参照して探す。最も近いズーム
ステップを探す方法は、情報処理装置200から指定され
たズームステップに実際に最も近いズームステップを探
す方法以外に、1段階大きいズームステップを探す方法
(切り上げ)、1段階小さいズームステップを探す方法(切
り捨て)でも良い。もちろん、情報処理装置200から指定
されたズームステップがそのまま撮像装置100で設定可
能なズームステップであれば、その値を選択する。
【0093】ステップS313: ステップS312で見付かっ
た、情報処理装置200から指定されたズームステップに
最も近いズームステップを、カレントズームステップ50
2に設定する。
【0094】ステップ314: 制御部118を操作して、カレ
ントズームステップ502の示すズームステップにレンズ1
19をズームする。
【0095】ステップ315: カレントズームステップ502
の値を情報処理装置200に通知する。その後ステップ310
に戻る。
【0096】ステップ316: 測距,測光,固体撮像素子1
17からのデータ読み出し,現像,画像の記録等からなる
撮影処理を行う。
【0097】ステップ317: 情報処理装置200から来た通
信の種類に応じた処理を行う。例えば、撮影画像サイズ
の設定や、フラッシュの設定等である。
【0098】ステップ318: 操作部106におけるスイッチ
やダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになってい
る場合は、ステップ310に戻る。それ以外のモードの場
合は、ステップ319に進む。
【0099】ステップ319: 情報処理装置200との通信を
閉じる処理を行う。処理が済んだら、ステップS301に戻
る。
【0100】図6,7は、本実施例における情報処理装置
200の処理の流れを示すフローチャートである。すなわ
ち、情報処理装置200において、CPU201は、ROM202或い
は固定ディスク210に記憶された、或いはリムーバブル
ディスク211より供給される、前記図6,7のフローチャ
ートに従ったソフトウェアを実行する。これにより、情
報処理装置200は、次のようにして、処理を実施する。
【0101】ステップ601: インターフェース部212を通
して、撮像装置100から通信開始処理が来た場合は、ス
テップ602に進む。そうでない場合は、再びステップ601
に戻る。
【0102】ステップ602: 撮像装置100との通信を確立
する。これによって撮像装置100と相互に通信が可能と
なる。
【0103】ステップ603: 撮像装置100からズームステ
ップの設定可能な範囲を受け取り、ズーム可能範囲504
に格納する。ズームステップの設定可能な範囲とは、例
えばズームステップの最小値と最大値であるが、全ての
撮像装置でズームステップの最小値を0等の値に共通化
していた場合は、最大値のみの通知で済ませることもで
きる。最大値を共通化していた場合は、同様に最小値の
みの通知で済ませることもできる。
【0104】ステップ604: 撮像装置100から、カレント
ズームステップ502の示す値を受け取り、カレントズー
ムステップ505に格納する。
【0105】ステップ605: カレントズームステップ505
の値を表示部208に表示する。これは数値としての表示
でなくても、GUI (Graphical User Interface)を用いた
スライダー(図9参照)等の表示でもよい。
【0106】ステップ606: 使用者の操作部206に対する
操作がズーム指定であった場合はステップ608に進み、
レリーズ(シャッターを切る)指示であった場合はステッ
プ612に進み、その他または操作なしの場合はステップ6
07に進む。
【0107】ステップ607: 使用者の操作部206に対する
操作がその他であった場合はステップ613に進み、操作
がなかった場合はステップ614に進む。
【0108】ステップ608: 使用者が指定したズームス
テップ数値がズーム可能範囲504の範囲内であった場合
は、ステップ609に進む。範囲外であった場合はステッ
プ606に戻る。
【0109】なお、ズームステップの指定方法は、直接
ズームステップの数値を入力する方法でも、焦点距離等
のズームステップとは異なる数値またはその他を入力し
て情報処理装置200がズームステップに変換する方法で
もよい。例えば、図9のような入力方法でもよい。
【0110】本実施例では、一例として、撮像装置100
は0〜16の範囲で、4の倍数の値でズームステップの設定
(焦点距離の変化)が可能であるとしている。したがっ
て、0未満および16を超える値がズームステップとして
入力されると、ズームステップ可能範囲504の範囲外で
あると判断される。
【0111】この処理は、指定されたズームステップが
範囲外であった場合にステップ606に戻るという処理の
他に、範囲外のズームステップの指定が最初から不可能
なユーザインターフェースを用意するという方法でもよ
い。例えば、図9のスライダーのつまみを左側一杯に動
かしたときにズームステップ最小値となり、右側一杯に
動かしたときにズームステップ最大値となる方法でもよ
い。
【0112】ステップ609: 使用者から指定されたズー
ムステップを撮像装置100に通知する。
【0113】ステップ610: 撮像装置100からカレントズ
ームステップ502の値を受け取り、カレントズームステ
ップ505に格納する。これによって、撮像装置100と情報
処理装置200でのズームステップの食い違いを防止する
ことができる。
【0114】撮像装置100と情報処理装置200でのズーム
ステップの食い違いが生じるのは、次のような場合であ
る。
【0115】ズームステップの値として2が入力された
とする。この値はズーム可能範囲504の間であるので、
ステップ609で撮像装置100に通知される。しかし、前述
のように、撮像装置100で設定可能なズームステップは
0,4,8,12,16なので、撮像装置100の側では2に近い
ズームステップである0または4が設定される。
【0116】ステップ611: カレントズームステップ505
を表示部208に表示する。
【0117】ステップ612: 撮像装置100にレリーズする
よう命令を送る。
【0118】ステップ613: 操作の内容に応じた各処理
を行う。例えば、撮影する画質やフラッシュの設定等
で、必要に応じて撮像装置100と通信を行う。
【0119】ステップ614: 撮像装置100から通信終了処
理が来た場合はステップ615に進み、そうでない場合は
ステップ606に戻る。
【0120】ステップ615: 撮像装置100との通信を閉じ
る。そしてステップ601に戻る。
【0121】なお、撮像装置100におけるステップ315を
削除し、かつ情報処理装置200におけるステップ610を
「指定されたズームステップをカレントズームステップ5
05に格納する」とした構成としてもよい。このとき、情
報処理装置200において指定したズームステップに撮像
装置100が正確にズームできなかった場合は、そのこと
が情報処理装置200に通知されず、カレントズームステ
ップ505およびそれを表示した値は実際の撮像装置100の
ズームステップと少し異なることになるが、そのような
少しの違いを問題としない装置およびシステムにおいて
はこの方法も有効である。
【0122】また、情報処理装置100がズーム可能なズ
ームステップの最大値と最小値の間の全てのズームステ
ップにズーム可能である場合は、前述のような構成にし
ても当然問題はなく、かつカレントズームステップ505
およびそれを表示した値が実際の撮像装置100のズーム
ステップと異なることもない。
【0123】前述のようなステップ301〜319およびステ
ップS601〜S615の処理実行により、撮像装置100と情報
処理装置200を接続して情報処理装置200から遠隔撮影を
行う場合に、ズームを指定したとき、撮像装置100にお
いて正確に指定されたズーム設定ができず、少し異なる
ズーム設定となった場合に、そのことを情報処理装置20
0に通知し、情報処理装置200の側でズーム設定の情報を
更新することができる。
【0124】例えば、ズームステップを0〜16の範囲に
ズーム可能で、かつ4の倍数にのみズーム可能な撮像装
置の場合(具体的には、0,4,8,12,16のズームステッ
プが設定可能)、例えばズームステップ=2のように、ズ
ーム可能範囲内であるが設定不可能なズームステップの
指定が撮像装置に送られた場合は、撮像装置の側でそれ
に近い値のズームステップを設定し、そして実際に設定
されたズームステップを情報処理装置に通知し、情報処
理装置の側では実際に設定されたズームステップへと情
報を更新する。
【0125】以上説明したように、本実施例によれば、
撮像装置から回線を介して情報処理装置に、予め設定可
能なズームステップ数値範囲を通知し、撮像装置では、
情報処理装置から指定されたズームステップ数値に最も
近い有効なズームステップ数値を探し、その有効なズー
ムステップ数値に対応した焦点距離に設定するようにし
ているので、撮像装置ごとに異なるズーム可能焦点距離
に適切に対応することができる。
【0126】(実施例2)実施例2である“撮像システ
ム”について説明する。本実施例のハードウエアの構成
は、実施例1と同様なので、実施例1の説明を援用し説
明する。
【0127】本実施例の撮像装置100および情報処理装
置200で使用されるデータ,変数,定数の例を図8に示
す。
【0128】初期ズームステップ801は撮像装置100の変
数または定数で、レンズ119のズームの初期位置を記憶
する。
【0129】カレントズームステップ802は撮像装置100
の変数で、レンズ119の現在の焦点距離状態を示すズー
ムステップを格納する。設定可能ズームステップ803は
撮像装置100の変数,定数,データである。設定可能ズ
ームステップ803は、撮像装置100において設定可能なズ
ームステップの最大値、または最小値、または最大値と
最小値の両方と(全ての撮像装置でズームステップの最
小値を0等の値に共通化していた場合は、最大値のみの
格納でよく、最大値を共通化していた場合は、同様に最
小値のみの格納でよい)、そして設定可能なズームステ
ップの最大値と最小値の間の実際に設定可能なズームス
テップを参照可能なものであれば、データの形式は問わ
ない。例えば、“ 0,4,8,12,16”と設定可能なズー
ムステップを列挙したものであっても、“4n (0≦n≦
4)”と別の形式で記述したものであっても良い。
【0130】設定可能ズームステップ804は情報処理装
置200の変数,定数,データである。これは設定可能ズ
ームステップ803と同様の形式である。
【0131】カレントズームステップ805は、情報処理
装置200の変数で、撮像装置100において現在設定されて
いるズームステップを格納する。
【0132】なお、本実施例では、撮像装置100は0〜16
の範囲のズームステップをとることができ、そして4の
倍数のズームステップに実際にレンズ119を焦点距離変
化させることが可能であるとする。すなわち、設定可能
なズームステップを列挙すると、0,4,8,12,16であ
る。
【0133】図10,11は、本実施例における撮像装置の
処理の流れを示したものである。すなわち、撮像処理装
置100において、CPU101は、ROM102に記憶された、或い
はメモリカード110より供給される、前記図10、11のフ
ローチャートに従ったソフトウェアを実行する。これに
より、撮像装置100は、次のようにして、処理を実施す
る。
【0134】ステップ1001: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ1003に進む。それ以外のモードの
場合は、ステップ1002に進む。
【0135】ステップ1002: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定に応じた処理を行う。例え
ば、通常の(遠隔でない)撮影モードになっていれば通常
の撮影を行い、画像再生モードになっていれば画像再生
を行う。各モードの処理が終了すると、ステップ1001に
戻る。
【0136】ステップ1003: インターフェース部112を
通して、情報処理装置200との通信を確立する。これで
相互に通信が可能となる。
【0137】ステップ1004: カレントズームステップ80
2に初期ズームステップ801の値を格納する。
【0138】ステップ1005: 制御部118を制御して、カ
レントズームステップ802の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0139】ステップ1006: 設定可能ズームステップ80
3を情報処理装置200に通知する。
【0140】ステップ1007: カレントズームステップ80
2の値を情報処理装置200に通知する。
【0141】ステップ1008: 情報処理装置200から来た
通信がズーム命令であればステップ1010に進み、レリー
ズ(シャッターを切る)命令であればステップ1012に進
み、その他の通信または通信がなければステップ1009に
進む。
【0142】ステップ1009: 情報処理装置200から来た
通信がその他の命令であればステップ1013に進み、通信
がなければステップ1014に進む。
【0143】ステップ1010:情報処理装置200から指定さ
れたズームステップをカレントズームステップ802に格
納する。
【0144】ステップ1011: 制御部118を操作して、カ
レントズームステップ802の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0145】ステップ1012: 測距,測光,固体撮像素子
117からのデータ読み出し,現像,画像の記録等からな
る撮影処理を行う。
【0146】ステップ1013: 情報処理装置200から来た
通信の種類に応じた処理を行う。例えば、撮影画像サイ
ズの設定や、フラッシュの設定等である。
【0147】ステップ1014: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ1008に戻る。それ以外のモードの
場合は、ステップ1015に進む。
【0148】ステップ1015: 情報処理装置200との通信
を閉じる処理を行う。処理が済んだら、ステップ1001に
戻る。
【0149】図12,13は、本実施例における情報処理装
置の処理の流れを示したものである。すなわち、情報処
理装置200において、CPU201は、ROM202或いは固定ディ
スク210に記憶された、或いはリムーバブルディスク211
より供給される、前記図12,13のフローチャートに従っ
たソフトウェアを実行する。これにより、情報処理装置
200は、次のようにして、処理を実施する。
【0150】ステップ1201: インターフェース部212を
通して、撮像装置100から通信開始処理が来た場合は、
ステップ1202に進む。そうでない場合は、再びステップ
1201に戻る。
【0151】ステップ1202: 撮像装置100との通信を確
立する。これによって撮像装置100と相互に通信が可能
となる。
【0152】ステップ1203: 撮像装置100から設定可能
ズームステップ803を受け取り、設定可能ズームステッ
プ804に格納する。
【0153】ステップ1204: 撮像装置100から、カレン
トズームステップ802の示す値を受け取り、カレントズ
ームステップ805に格納する。
【0154】ステップ1205: カレントズームステップ80
5の値を表示部208に表示する。これは数値としての表示
でなくても、GUI (Graphical User Interface)を用いた
スライダー(図9参照)等の表示でもよい。
【0155】ステップ1206: 使用者の操作部206に対す
る操作がズーム指定であった場合はステップ1208に進
み、レリーズ(シャッターを切る)指示であった場合はス
テップ1212に進み、その他または操作なしの場合はステ
ップ1207に進む。
【0156】ステップ1207: 使用者の操作部206に対す
る操作がその他であった場合はステップ1213に進み、操
作がなかった場合はステップ1214に進む。
【0157】ステップ1208: 設定可能ズームステップ80
4を参照して、使用者が指定したズームステップがズー
ム可能なズームステップであった場合は、ステップ1209
に進む。それ以外の場合は、ステップ1206に戻る。
【0158】なお、ズームステップの指定方法は、直接
ズームステップの数値を入力する方法でも、焦点距離等
のズームステップとは異なる数値またはその他を入力し
て情報処理装置200がズームステップに変換する方法で
もよい。例えば、図9のような入力方法でもよい。
【0159】設定可能ズームステップ804の定義によ
り、ズームステップがズーム可能であるかそうでないか
は、完全に判断可能である。すなわち、本実施例におい
ては、設定可能なズームステップは、0、4,8,12,16
のみであると判断可能である。
【0160】本ステップの処理は、ズーム不能なズーム
ステップが指定された場合にステップ1206に戻るという
処理の他に、ズーム不能なズームステップの指定が最初
から不可能なユーザインターフェースを用意するという
方法でもよい。例えば、図9のスライダーのつまみを左
側一杯に動かしたときにズームステップ最小値となり、
右側一杯に動かしたときにズームステップ最大値とな
り、かつ、両者の中間部分では、ズーム可能なズームス
テップを示す位置でのみつまみが止まるというユーザイ
ンターフェースを用意してもよい。
【0161】ステップ1209: 使用者から指定されたズー
ムステップをカレントズームステップ805に格納する。
【0162】ステップ1210: カレントズームステップ80
5を撮像装置100に通知する。
【0163】ステップ1211: カレントズームステップ80
5を表示部208に表示する。
【0164】ステップ1212: 撮像装置100にレリーズす
るよう命令を送る。
【0165】ステップ1213: 操作の内容に応じた各処理
を行う。例えば、撮影する画質やフラッシュの設定等
で、必要に応じて撮像装置100と通信を行う。
【0166】ステップ1214: 撮像装置100から通信終了
処理が来た場合はステップ1215に進み、そうでない場合
はステップ1206に戻る。
【0167】ステップ1215: 撮像装置100との通信を閉
じる。そしてステップ1201に戻る。
【0168】前述のようなステップ1001〜1015およびス
テップ1201〜1215の処理実行により、撮像装置100と情
報処理装置200を接続して情報処理装置200から遠隔撮影
を行う場合に、情報処理装置200において、撮像装置100
が実際にズームすることができない全てのズームステッ
プの指定を防止することができる。
【0169】すなわち、実施例1においては、ズーム可
能な最大値と最小値の間のズームステップであれば、ズ
ーム不能なズームステップであっても指定することは可
能であったが、本実施例ではそのようなズームステップ
の指定も防止できる。
【0170】例えば、ズームステップを0〜16の範囲に
ズーム可能で、かつ4の倍数にのみズーム可能な撮像装
置の場合、具体的には、0,4,8,12,16のズームステ
ップが指定可能である。そして、情報処理装置200から
遠隔撮影するとき、前記の0,4,8,12,16以外の全て
の値は、使用者がズームステップとして指定しその値が
撮像装置まで送られることはない。
【0171】以上説明したように、本実施例によれば、
撮像装置から回線を介して情報処理装置に、予め撮像装
置で設定可能なズームステップ数値を通知し、情報処理
装置から撮像装置で設定可能なズームステップ数値だけ
が撮像装置に通知され、撮像装置では、通知されたズー
ムステップ数値に対応する焦点距離に設定するようにし
ているので、撮像装置ごとに異なるズーム可能焦点距離
に適切に対応することができる。
【0172】(実施例3)実施例3の“撮像システム”に
ついて説明する。本実施例においても、ハードウエア構
成は、実施例1と同様なので、実施例1のハードウエア
構成を援用して説明する。
【0173】レンズ119の焦点距離設定は、実施例1と同
様にズームステップで表される。本実施例では、レンズ
119は0〜16の範囲で、4の倍数の値でズームステップの
設定(焦点距離の変化)が可能であるとする。すなわち、
0,4,8,12,16のズームステップが設定可能である。
そして0がワイド(広角)端、16がテレ(望遠)端を示す。
【0174】撮像装置100と情報処理装置200で使用され
るデータ,変数,定数等の例を図14に示す。
【0175】初期ズームステップ1401は撮像装置100の
変数または定数で、レンズ119のズームの初期位置を記
憶する。
【0176】カレントズームステップ1402は撮像装置10
0の変数で、レンズ119の現在の焦点距離状態を示すズー
ムステップを格納する。
【0177】設定可能ズームステップ1403は撮像装置10
0の変数,定数,データ、あるいはそれに類するもの(独
立したデータの形をとらず、プログラムステップや方法
等に埋め込まれているものなども可)である。設定可能
ズームステップ1403は、撮像装置100において設定可能
なズームステップの最大値、または最小値、または最大
値と最小値の両方と(全ての撮像装置でズームステップ
の最小値を0等の値に共通化していた場合は、最大値の
みの格納でよく、最大値を共通化していた場合は、同様
に最小値のみの格納でよい)、そして設定可能なズーム
ステップの最大値と最小値の間の実際に設定可能なズー
ムステップを参照可能なものであれば、データの形式は
問わない。例えば、“ 0,4,8,12,16"と設定可能な
ズームステップを列挙したものであっても、“4n (0≦n
≦4)"と別の形式で記述したものであっても良い。
【0178】カレントズームステップ1404は、情報処理
装置200の変数で、撮像装置100において現在設定されて
いるズームステップを格納する。
【0179】図15,16は、本実施例における撮像装置の
処理の流れを示したものである。すなわち、撮像処理装
置100において、CPU101は、ROM102に記憶された、或い
はメモリカード110より供給される、前記図15,16のフ
ローチャートに従ったソフトウェアを実行する。これに
より、撮像装置100は、次のようにして、処理を実施す
る。
【0180】ステップ1501: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ1503に進む。それ以外のモードの
場合は、ステップ1502に進む。
【0181】ステップ1502: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定に応じた処理を行う。例え
ば、通常の(遠隔でない)撮影モードになっていれば通常
の撮影を行い、画像再生モードになっていれば画像再生
を行う。各モードの処理が終了すると、ステップ1501に
戻る。
【0182】ステップ1503: インターフェース部112を
通して、情報処理装置200との通信を確立する。これで
相互に通信が可能となる。
【0183】ステップ1504: カレントズームステップ14
02に初期ズームステップ1401の値を設定する。
【0184】ステップ1505: 制御部118を制御して、カ
レントズームステップ1402の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0185】ステップ1506: カレントズームステップ14
02の値を情報処理装置200に通知する。
【0186】ステップ1507: 情報処理装置200から来た
通信がズーム命令であればステップ1508に進み、レリー
ズ(シャッターを切る)命令であればステップ1516に進
み、その他の通信または通信がなければステップ1517に
進む。
【0187】ステップ1517: 情報処理装置200から来た
通信がその他の通信であればステップ1518に進み、通信
がなければステップ1519に進む。
【0188】ステップ1508: 情報処理装置200から指定
されたズームステップの値が、設定可能ズームステップ
で定義されている撮像装置100でズーム可能なズームス
テップの最小値(本実施例では0)よりも小さい場合は、
ステップ1509に進む。そうでない場合は、ステップ1510
に進む。
【0189】ステップ1509: カレントズームステップ14
02を、設定可能ズームステップ1403で定義されている撮
像装置100でズーム可能なズームステップの最小値に設
定する。
【0190】ステップ1510: 情報処理装置200から指定
されたズームステップの値が、設定可能ズームステップ
で定義されている撮像装置100でズーム可能なズームス
テップの最大値(本実施例では16)よりも大きい場合は、
ステップ1511に進む。そうでない場合は、ステップ1512
に進む。
【0191】ステップ1511: カレントズームステップ14
02を、設定可能ズームステップで定義されている撮像装
置100でズーム可能なズームステップの最大値に設定す
る。
【0192】ステップ1512: 設定可能ズームステップ14
03で定義された撮像装置100で設定可能なズームステッ
プの中で情報処理装置200から指定されたズームステッ
プに最も近いズームステップを、設定可能ズームステッ
プ1403を参照して探す。最も近いズームステップを探す
方法は、情報処理装置200から指定されたズームステッ
プに実際に最も近いズームステップを探す方法以外に、
1段階大きいズームステップを探す方法(切り上げ)、1段
階小さいズームステップを探す方法(切り捨て)でも良
い。もちろん、情報処理装置200から指定されたズーム
ステップがそのまま撮像装置100で設定可能なズームス
テップであれば、その値を選択する。
【0193】ステップ1513: ステップ1512で見付かっ
た、情報処理装置200から指定されたズームステップに
最も近いズームステップを、カレントズームステップ14
02に設定する。
【0194】ステップ1514: 制御部118を操作して、カ
レントズームステップ1402の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0195】ステップS1515: カレントズームステップ1
402の値を情報処理装置200に通知する。
【0196】ステップ1516: 測距,測光,固体撮像素子
117からのデータ読み出し,現像,画像の記録等からな
る撮影処理を行う。
【0197】ステップ1518: 情報処理装置200から来た
通信の種類に応じた処理を行う。例えば、撮影画像サイ
ズの設定や、フラッシュの設定等である。
【0198】ステップ1519: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ1507に戻る。それ以外のモードの
場合は、ステップ1520に進む。
【0199】ステップ1520: 情報処理装置200との通信
を閉じる処理を行う。処理が済んだら、ステップ1501に
戻る。
【0200】図17,18は、本実施例における情報処理装
置の処理の流れを示したものである。すなわち、情報処
理装置200において、CPU201は、ROM202或いは固定ディ
スク210に記憶された、或いはリムーバブルディスク211
より供給される、前記図17,18のフローチャートに従っ
たソフトウェアを実行する。これにより、情報処理装置
200は、次のようにして、処理を実施する。
【0201】ステップ1701: インターフェース部212を
通して、撮像装置100から通信開始処理が来た場合は、
ステップ1702に進む。そうでない場合は、再びステップ
1701に戻る。
【0202】ステップ1702: 撮像装置100との通信を確
立する。これによって撮像装置100と相互に通信が可能
となる。
【0203】ステップ1703: 撮像装置100から、カレン
トズームステップ1402の示す値を受け取り、カレントズ
ームステップ1404に格納する。
【0204】ステップ1704: カレントズームステップ14
04の値を表示部208に表示する。これは数値としての表
示であっても、GUI (Graphical User Interface)を用い
たスライダー(図9参照)等の表示であってもよい。
【0205】ステップ1705: 使用者の操作部206に対す
る操作がズーム指定であった場合はステップ1707に進
み、レリーズ(シャッターを切る)指示であった場合はス
テップ1710に進み、その他または操作なしの場合はステ
ップ1706に進む。
【0206】ステップ1706: 使用者の操作部206に対す
る操作がその他であった場合はステップ1711に進み、操
作がなかった場合はステップ1712に進む。
【0207】ステップ1707: 使用者が指定したズームス
テップを撮像装置100に通知する。
【0208】なお、ズームステップの指定方法は、直接
ズームステップの数値を入力する方法でも、焦点距離等
のズームステップとは異なる数値またはその他を入力し
て情報処理装置200がズームステップに変換する方法で
もよい。例えば、図9のような入力方法でもよい。
【0209】ステップ1708: 撮像装置100からカレント
ズームステップ1402の値を受け取り、カレントズームス
テップ1404に格納する。これによって、撮像装置100と
情報処理装置200でのズームステップの食い違いを防止
することができる。
【0210】撮像装置100と情報処理装置200でのズーム
ステップの食い違いが生じるのは、次のような場合であ
る。
【0211】1.ユーザが入力したズームステップが、
設定可能ズームステップ1403で定義された、撮像装置10
0がズーム可能なズームステップの最大値と最小値の範
囲外の場合。
【0212】2.前記の最大値と最小値の範囲内である
が、実際に設定できるズームステップでない場合。例え
ば、ズームステップの値として2が入力されたとする。
しかし、撮像装置100で設定可能なズームステップは0,
4,8、12,16のみである。
【0213】ステップ1709: カレントズームステップ14
04を表示部208に表示する。
【0214】ステップ1710: 撮像装置100にレリーズす
るよう命令を送る。
【0215】ステップ1711: 操作の内容に応じた各処理
を行う。例えば、撮影する画質やフラッシュの設定等
で、必要に応じて撮像装置100と通信を行う。
【0216】ステップ1712: 撮像装置100から通信終了
処理が来た場合はステップ1713に進み、そうでない場合
はステップ1705に戻る。
【0217】ステップ1713: 撮像装置100との通信を閉
じる。そしてステップ1701に戻る。
【0218】なお、撮像装置100におけるステップ1515
を削除し、かつ情報処理装置200におけるステップ1708
を「指定されたズームステップをカレントズームステッ
プ1404に格納する」とした構成としてもよい。このと
き、情報処理装置200において指定したズームステップ
に撮像装置100が正確にズームできなかった場合でも、
そのことが情報処理装置200に通知されず、カレントズ
ームステップ1404およびそれを表示した値は実際の撮像
装置100のズームステップと異なることになるが、その
ような違いを問題としない装置およびシステムにおいて
はこの方法も有効である。
【0219】前述のようなステップ1501〜1520およびス
テップ1701〜1713の処理実行により、撮像装置100と情
報処理装置200を接続して情報処理装置200から遠隔撮影
を行う場合に、情報処理装置200において撮像装置100の
ズーム可能範囲外へのズームが指定さたとき、撮像装置
は前記指定の代わりとして、ズーム可能範囲の限界位置
までのズームを行い、そしてこの実際に設定されたズー
ム位置を情報処理装置に通知することができる。
【0220】また、ズーム範囲内のズームが指定された
とき、撮像装置において正確に指定されたズーム設定が
できず、少し異なるズーム設定となった場合に、そのこ
とを情報処理装置に通知することができる。
【0221】さらに、このどちらの場合でも、情報処理
装置は実際に設定されたズームの情報を受け取ることに
よって、ズーム設定の情報を更新することができる。
【0222】例えば、ズームステップを0〜16の範囲に
ズーム可能で、かつ4の倍数にのみズーム可能な撮像装
置の場合(具体的には、0,4,8,12,16のズームステッ
プが設定可能)、0未満または16を超えるズームステップ
が情報処理装置から指定されると、撮像装置はズーム可
能範囲の限界である0あるいは16のズームステップにズ
ームを行い、この実際に設定されたズームステップを情
報処理装置に通知する。また、例えばズームステップ=2
のように、ズーム可能範囲内であるが設定不可能なズー
ムステップの指定が撮像装置に送られた場合は、撮像装
置の側でそれに近い値のズームステップを設定し、そし
て実際に設定されたズームステップを情報処理装置に通
知する。情報処理装置は、これらの実際に設定されたズ
ームステップを撮像装置から受け取り、情報を更新す
る。
【0223】以上説明したように、本実施例では、情報
処理装置から回線を介して撮像装置に、撮像装置で設定
可能なズームステップ数値に関係なく、ズームステップ
数値が指定され、撮像装置では、これに対して、指定さ
れたズームステップ数値が有効ズームステップ数値の最
小値未満のときはその最小値に対応する焦点距離に設定
し、指定されたズームステップ数値が有効ズームステッ
プ数値の最大値をこえるときはその最大値に対応する焦
点距離に設定し、指定されたズームステップ数値が前記
最小値から最大値の範囲内のときは、指定されたズーム
ステップ数値に最も近い有効なズームステップ数値を探
してそのズームステップ数値に対応する焦点距離に設定
するようにしているので、撮像装置ごとに異なるズーム
可能焦点距離に適切に対応することができる。
【0224】(実施例4)実施例4の“撮像システム”に
ついて説明する。本実施例におけるハードウエア構成も
実施例1と同様なので、実施例1のハードウエア構成を
援用して説明する。
【0225】本実施例において、レンズ119の焦点距離
設定は、実施例1と同様にズームステップで表される。
本実施例では、レンズ119は0〜16の範囲で、4の倍数の
値でズームステップの設定(焦点距離の変化)が可能であ
るとする。すなわち、0,4,8,12,16のズームステッ
プが設定可能である。そして0がワイド(広角)端、16が
テレ(望遠)端を示す。
【0226】本実施例の撮像装置100と情報処理装置200
で使用されるデータ,変数,定数等の例を図19に示す。
図19において、初期ズームステップ1901は撮像装置100
の変数または定数で、レンズ119のズームの初期位置を
記憶する。カレントズームステップ1902は撮像装置100
の変数で、レンズ119の現在の焦点距離状態を示すズー
ムステップを格納する。
【0227】設定可能ズームステップ1903は撮像装置10
0の変数、定数、データ、あるいはそれに類するもの(独
立したデータの形をとらず、プログラムステップや方法
等に埋め込まれているものなども可)である。設定可能
ズームステップ1903は、撮像装置100において設定可能
なズームステップの最大値または最小値または最大値と
最小値の両方と(全ての撮像装置でズームステップの最
小値を0等の値に共通化していた場合は、最大値のみの
格納でよく、最大値を共通化していた場合は、同様に最
小値のみの格納でよい)、そして設定可能なズームステ
ップの最大値と最小値の間の実際に設定可能なズームス
テップを参照可能なものであれば、データの形式は問わ
ない。例えば、“ 0、4、8、12、16”と設定可能なズー
ムステップを列挙したものであっても、“4n (0≦n≦
4)”と別の形式で記述したものであっても良い。
【0228】図20,21は、本実施例における撮像装置の
処理の流れを示したものである。すなわち、撮像処理装
置100において、CPU101は、ROM102に記憶された、或い
はメモリカード110より供給される、前記図20,21のフ
ローチャートに従ったソフトウェアを実行する。これに
より、撮像装置100は、次のようにして、処理を実施す
る。
【0229】ステップ2001: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ2003に進む。それ以外のモードの
場合は、ステップ2002に進む。
【0230】ステップ2002: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定に応じた処理を行う。例え
ば、通常の(遠隔でない)撮影モードになっていれば通常
の撮影を行い、画像再生モードになっていれば画像再生
を行う。各モードの処理が終了すると、ステップ2001に
戻る。
【0231】ステップ2003: インターフェース部112を
通して、情報処理装置200との通信を確立する。これで
相互に通信が可能となる。
【0232】ステップ2004: カレントズームステップ19
02に初期ズームステップ1901の値を設定する。
【0233】ステップ2005: 制御部118を制御して、カ
レントズームステップ1902の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0234】ステップ2007: 情報処理装置200から来た
通信がズーム命令であればステップ2008に進み、レリー
ズ(シャッターを切る)命令であればステップ2016に進
み、その他の通信または通信がなければステップ2017に
進む。
【0235】ステップ2017: 情報処理装置200から来た
通信がその他の通信であればステップ2018に進み、通信
がなければステップ2019に進む。
【0236】ステップ2008: ズーム命令の種類がテレ
(望遠)側へのズームであればステップ2009に進み、ワイ
ド(広角)側へのズームであればステップ2011に進む。
【0237】ステップ2009: カレントズームステップ19
02がテレ端を示している、すなわち、本実施例の場合は
設定可能ズームステップ1903の最大値(=16)と等しいと
きは、ステップ2015に進む。そうでない場合は、ステッ
プ2010に進む。
【0238】ステップ2010: カレントズームステップ19
02を、1段階テレ側に設定する。本実施例の場合は、ズ
ームステップが4の倍数で設定可能であるので、例えば
カレントズームステップ1902が8だった場合は12に設定
する。
【0239】ステップ2011: カレントズームステップ19
02がワイド端を示している、すなわち、本実施例の場合
は設定可能ズームステップ1903の最小値(=0)と等しいと
きは、ステップ2015に進む。そうでない場合は、ステッ
プ2012に進む。
【0240】ステップ2012: カレントズームステップ19
02を、1段階ワイド側に設定する。本実施例の場合は、
ズームステップが4の倍数で設定可能であるので、例え
ばカレントズームステップ1902が8だった場合は4に設定
する。
【0241】ステップ2013: 制御部118を操作して、カ
レントズームステップ1902の示すズームステップにレン
ズ119をズームする。
【0242】ステップ2014: ズーム完了を情報処理装置
200に通知する。
【0243】ステップ2015: ズーム不可の情報処理装置
200に通知する。
【0244】ステップ2016: 測距,測光,固体撮像素子
117からのデータ読み出し,現像,画像の記録等からな
る撮影処理を行う。
【0245】ステップ2018: 情報処理装置200から来た
通信の種類に応じた処理を行う。例えば、撮影画像サイ
ズの設定や、フラッシュの設定等である。
【0246】ステップ2019: 操作部106におけるスイッ
チやダイヤル等のモード設定が遠隔撮影モードになって
いる場合は、ステップ2007に戻る。それ以外のモードの
場合は、ステップ2020に進む。
【0247】ステップ2020: 情報処理装置200との通信
を閉じる処理を行う。処理が済んだら、ステップ2001に
戻る。
【0248】図22は、本実施例における情報処理装置の
処理の流れを示したものである。すなわち、情報処理装
置200において、CPU201は、ROM202或いは固定ディスク2
10に記憶された、或いはリムーバブルディスク211より
供給される、前記図22のフローチャートに従ったソフト
ウェアを実行する。これにより、情報処理装置200は、
次のようにして、処理を実施する。
【0249】ステップ2201: インターフェース部212を
通して、撮像装置100から通信開始処理が来た場合は、
ステップ2202に進む。そうでない場合は、再びステップ
2201に戻る。
【0250】ステップ2202: 撮像装置100との通信を確
立する。これによって撮像装置100と相互に通信が可能
となる。
【0251】ステップ2203: 使用者の操作部206に対す
る操作が、テレ側ズーム指定であった場合はステップ22
05に進み、ワイド側ズーム指定であった場合はステップ
2206に進み、その他の操作の場合はステップ2204に進
む。
【0252】ステップ2204: 使用者の操作部206に対す
る操作が、撮影指示であった場合はステップ2210に進
み、その他の操作であった場合はステップ2211に進み、
何も操作がなかった場合はステップ2212に進む。
【0253】ステップ2205: テレ側へのズーム命令を、
撮像装置100に通知する。
【0254】ステップ2206: ワイド側へのズーム命令
を、撮像装置100に通知する。
【0255】ステップ2207: ステップ2205,2206のズー
ム命令に対する結果を、撮像装置100から受け取る。
【0256】ステップ2208: ステップS2207で受け取っ
た結果がズーム完了であった場合はステップ2203に戻
り、ズーム不可であった場合はステップ2209に進む。
【0257】ステップ2209: 図21より、ズーム不可が返
ってくるのは、ズーム指定時にすでに撮像装置100のレ
ンズ119がズーム端(テレ端あるいはワイド端)に位置し
ていて、ズーム端方向へのそれ以上のズームができなか
った場合である。したがって、表示部208に、ズーム端
であることを表示して使用者にそれ以上のズームができ
ないことを知らせる。
【0258】ステップ2210: 撮像装置100にレリーズす
るよう命令を送る。
【0259】ステップ2211: 操作の内容に応じた各処理
を行う。例えば、撮影する画質やフラッシュの設定等
で、必要に応じて撮像装置100と通信を行う。
【0260】ステップ2212: 撮像装置100から通信終了
処理が来た場合はステップ2213に進み、そうでない場合
はステップ2203に戻る。
【0261】ステップ2213: 撮像装置100との通信を閉
じる。そしてステップ2201に戻る。
【0262】前述のようなステップ2001〜2020およびス
テップS2201〜S2213の処理実行により、撮像装置100と
情報処理装置200を接続して情報処理装置200から遠隔撮
影を行う場合に、撮像装置100のレンズがすでにズーム
端にあるにも関わらずさらなるズームが情報処理装置20
0から指定されたとき、撮像装置100はこれ以上のズーム
ができないことを情報処理装置200に通知し、情報処理
装置200はそれを受けてズーム不可を表示することがで
きる。
【0263】例えば、撮像装置100のレンズがワイド端
にあるとき、使用者が情報処理装置200に対してワイド
側へのズームを指定したとする。情報処理装置200は撮
像装置100に対してワイド側へのズームを命令する。し
かし撮像装置100はこれ以上ワイド側へズームができな
いため、情報処理装置200に対してズーム不可を通知す
る。情報処理装置200はこれを受けて、表示装置208にこ
れ以上のズームはできないことを表示する。
【0264】同様に、撮像装置100のレンズがテレ端に
あるとき、使用者が情報処理装置200に対してテレ側へ
のズームを指定したとする。情報処理装置200は撮像装
置100に対してテレ側へのズームを命令する。しかし撮
像装置100はこれ以上テレ側へズームができないため、
情報処理装置200に対してズーム不可を通知する。情報
処理装置200はこれを受けて、表示装置208にこれ以上の
ズームはできないことを表示する。
【0265】以上説明したように、本実施例では、情報
処理装置から回線を介して撮像装置に、テレ側ズーム命
令またはワイド側ズーム命令が出され、撮像装置では、
これに対して、焦点距離の設定がすでにテレ端,ワイド
端を越えている場合は、情報処理装置へズーム不可を通
知し、テレ端,ワイド端を越えていない場合は、テレ側
ズーム命令に対しては焦点距離を1段テレ側に設定し、
ワイド側命令に対しては焦点距離を1段ワイド側に設定
するようにしているので、撮像装置ごとに異なるズーム
可能焦点距離に適切に対応することができる。
【0266】(実施例の変形)実施例1ないし4では、撮
像装置100の側から遠隔撮影モードの開始,終了を使用
者が操作し、同時に情報処理装置200の側に通信で伝え
られるようになっているが、逆に情報処理装置200の側
から遠隔撮影モードの開始,終了を使用者が操作し、同
時に撮像装置100の側に通信で伝えられるようにしても
よい。また、遠隔撮影モードのようなモード区分を設け
ずに、撮像装置100および情報処理装置200において、遠
隔撮影,通常(遠隔でない)撮影,画像再生等がモード切
り替えなしに利用できる形態としてもよい。
【0267】また、本発明の目的は、各実施例のホスト
および端末の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供
給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだし
て実行することによっても、達成されることは言うまで
もない。
【0268】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が各実施例の機能を実現することとな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することとなる。
【0269】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、フロッピー等の磁気ディスク、CDやDVD等
の光ディスク、MO等の光磁気ディスク、PCカード等の不
揮発性半導体メモリ、といった各種のものを用いること
ができる。
【0270】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、各実施例の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって各実施例の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0271】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって各実施例の機能が実現される場合も含
まれることは言うまでもない。
【0272】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像装置と情報処理装置を回線で接続して情報処理装置
から遠隔制御により撮影を行う場合に、撮像装置ごとに
異なるズーム可能焦点距離に適切に対応することができ
る。
【0273】例えば、撮像装置のズーム可能範囲外への
ズーム指定を禁止したり、ズーム可能範囲内へのズーム
指定であっても、実際に撮像装置でズームできた焦点距
離が指定と少し異なる場合にその情報を情報処理装置に
通知し、情報処理装置でズーム指定の情報を更新するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で用いる撮像装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】 実施例1で用いる情報処理装置の構成を示す
ブロック図
【図3】 実施例1における撮像装置の処理を示すフロ
ーチャート
【図4】 実施例1における撮像装置の処理を示すフロ
ーチャート
【図5】 実施例1で用いるデータ,変数,定数等を示
す図
【図6】 実施例1で用いる情報処理装置の処理を示す
フローチャート
【図7】 実施例1で用いる情報処理装置の処理を示す
フローチャート
【図8】 実施例2で用いるデータ,変数,定数等を示
す図
【図9】 ズームを指定するためのユーザインターフェ
ースの例を示す図
【図10】 実施例2における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図11】 実施例2における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図12】 実施例2における情報処理装置の処理を示
すフローチャート
【図13】 実施例2における情報処理装置の処理を示
すフローチャート
【図14】 実施例3で用いるデータ,変数,定数等を
示す図
【図15】 実施例3における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図16】 実施例3における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図17】 実施例3における情報処理装置の処理を示
すフローチャート
【図18】 実施例3における情報処理装置の処理を示
すフローチャート
【図19】 実施例4で用いるデータ、変数、定数等を
示す図
【図20】 実施例4における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図21】 実施例4における撮像装置の処理を示すフ
ローチャート
【図22】 実施例4における情報処理装置の処理を示
すフローチャート
【符号の説明】
100 撮像装置 101 CPU 112 インターフェース部 117 固体撮像素子 118 制御部 119 レンズ 200 情報処理装置 201 CPU 206 操作部 212 インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 101:00

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の情報処理装置により遠隔制御可能
    な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手段
    と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に応
    じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結像
    した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装置
    と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御
    手段は、前記通信手段を介して、ズームステップ数値の
    最大値または最小値または最大値と最小値の両方を前記
    情報処理装置に通知し、前記情報処理装置からズームス
    テップ数値を指定された場合に、指定されたズームステ
    ップ数値が有効なときはそのズームステップ数値を前記
    ズーム手段に設定し、有効でないときは、前記指定され
    たズームステップ数値に近い有効なズームステップ数値
    を前記ズーム手段に設定して前記焦点距離を変化させる
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、前記
    制御手段は、前記通信手段を介して、実際に焦点距離変
    化に使用したズームステップ数値を前記情報処理装置に
    通知することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報処
    理装置であって、ズームステップ数値を入力する入力手
    段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制御手段
    とを備え、前記制御手段は、前記通信手段を介して、前
    記撮像装置からズームステップ数の最大値または最小値
    または最大値と最小値の両方を受け取り、また、前記入
    力手段によって入力されたズームステップ数値が、前記
    最大値より大きいかまたは前記最小値より小さい場合は
    入力を拒絶し、前記最大値より小さく前記最小値より大
    きい場合は前記通信手段を介して前記撮像装置に通知す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報処理装置において、
    表示手段を備え、前記制御手段は、前記通信手段を介し
    て前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設定されたズ
    ームステップ数値を受け取り、そのズームステップ数値
    を前記表示手段に表示することを特徴とする情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2の何れかに記載の撮像装置
    と、請求項3,4の何れかに記載の情報処理装置とを備
    えたことを特徴とする撮像システム。
  6. 【請求項6】 外部の情報処理装置により遠隔制御可能
    な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手段
    と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に応
    じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結像
    した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装置
    と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御
    手段は、前記通信手段を介して、設定可能なズームステ
    ップ数値を前記情報処理装置に通知し、また前記情報処
    理装置からズームステップ数値を指定された場合に、指
    定されたズームステップ数値を前記ズーム手段に設定し
    て前記焦点距離を変化させることことを特徴とする撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報処
    理装置であって、ズームステップ数値を入力する入力手
    段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制御手段
    とを備え、前記制御手段は、前記撮像装置からその装置
    に設定可能なズームステップ数値を受け取り、前記入力
    手段からズームステップ数値が入力された場合に、前記
    設定可能なズームステップ数値に該当しないときは入力
    を拒絶し、該当するときは前記通信手段を介して前記撮
    像装置に通知することを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の撮像装置と、請求項7記
    載の情報処理装置とを備えたことを特徴とする撮像シス
    テム。
  9. 【請求項9】 外部の情報処理装置により遠隔制御可能
    な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手段
    と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に応
    じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結像
    した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装置
    と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御
    手段は、前記情報処理装置からズームステップ数値を指
    定された場合に、指定されたズームステップ数値が有効
    なズームステップ数値の最小値よりも小さいときは前記
    最小値をズームステップ数値として前記ズーム手段に設
    定し、指定されたズームステップ数値が有効なズームス
    テップ数値の最大値よりも大きいときは前記最大値をズ
    ームステップ数値として前記ズーム手段に設定し、指定
    されたズームステップ数値が前記最小値より大きく前記
    最大値より小さくて有効なズームステップ数値のときは
    そのズームステップ数値に前記ズーム手段を設定し、指
    定されたズームステップ数値が前記最小値より大きく前
    記最大値より小さくて有効でないときは前記指定された
    ズームステップ数値に近い有効なズームステップ数値を
    前記ズーム手段に設定して焦点距離を変化させることを
    特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の撮像装置において、前
    記制御手段は、前記通信手段を介して、実際に焦点距離
    変化に使用したズームステップ数値を前記情報処理装置
    に通知することを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置であって、ズームステップ数値を入力する入力
    手段と、前記撮像装置と通信を行う通信手段と、制御手
    段とを備え、前記制御手段は、前記入力手段によって入
    力されたズームステップ数値を前記通信手段を介して、
    前記撮像装置に通知することを特徴とする情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の情報処理装置におい
    て、表示手段を備え、前記制御手段は、前記通信手段を
    介して前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設定され
    たズームステップ数値を受け取り、そのズームステップ
    数値を前記表示手段に表示することを特徴とする情報処
    理装置。
  13. 【請求項13】 請求項9,10の何れかに記載の撮像
    装置と、請求項11,12の何れかに記載の情報処理装
    置とを備えたことを特徴とする撮像システム。
  14. 【請求項14】 外部の情報処理装置により遠隔制御可
    能な撮像装置であって、被写体像を結像させる結像手段
    と、この結像手段の焦点距離をズームステップ数値に応
    じて変化させるズーム手段と、前記結像手段により結像
    した被写体像を撮像する撮像手段と、前記情報処理装置
    と通信を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御
    手段は、前記通信手段を介して前記情報処理装置から広
    角側ズーム命令あるいは望遠側ズーム命令を受け取り、
    前記広角側ズーム命令を受け取った場合に、すでに前記
    ズーム手段が広角端にあるときはズーム不可通知を前記
    通信手段を介して前記情報処理装置に通知し、そうでな
    いときは前記ズーム手段を1段階広角側へ設定し、前記
    望遠側ズーム命令を受け取った場合に、すでに前記ズー
    ム手段が望遠端にあるときはズーム不可通知を前記通信
    手段を介して前記情報処理装置に通知し、そうでないと
    きは前記ズーム手段を1段階望遠側へ設定することを特
    徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置であって、広角側ズーム命令または前記望遠側
    ズーム命令を入力する入力手段と、前記撮像装置と通信
    を行う通信手段と、制御手段とを備え、前記制御手段
    は、前記入力手段によって入力された広角側ズーム命令
    または望遠側ズーム命令を前記通信手段を介して前記撮
    像装置に通知することを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の情報処理装置におい
    て、表示手段を備え,前記制御手段は、前記通信手段を
    介して前記撮像装置からズーム不可通知を受け取ったと
    き、前記表示手段にズーム端であることを表示させるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の撮像装置と、請求項
    15または16記載の情報処理装置とを備えたことを特
    徴とする撮像システム。
  18. 【請求項18】 外部の情報処理装置により遠隔制御可
    能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段を介
    して、ズームステップ数値の最大値または最小値または
    最大値と最小値の両方を前記情報処理装置に通知するス
    テップと、前記情報処理装置からズームステップ数値を
    指定された場合に指定されたズームステップ数値が有効
    なとき、そのズームステップ数値を、結像手段の焦点距
    離をズームステップ数値に応じて変化させえるズーム手
    段に設定するステップと、前記情報処理装置からズーム
    ステップ数値を指定された場合に指定されたズームステ
    ップ数値が有効でないとき、前記指定されたズームステ
    ップ数値に近い有効なズームステップ数値を前記ズーム
    手段に設定するステップとを備えたことを特徴とする撮
    像方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の撮像法方において、
    前記通信手段を介して、実際に焦点距離変化に使用した
    ズームステップ数値を前記情報処理装置に通知するステ
    ップを備えたことを特徴とする撮像方法。
  20. 【請求項20】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置における情報処理方法であって、通信手段を介
    して、前記撮像装置からズームステップ数値の最大値ま
    たは最小値または最大値と最小値の両方を受け取るステ
    ップと、入力手段によって入力されたズームステップ数
    値が、前記最大値より大きいかまたは前記最小値より小
    さい場合は入力を拒絶するステップと、前記最大値より
    小さく前記最小値より大きい場合は前記通信手段を介し
    て前記撮像装置に通知するステップとを備えたことを特
    徴とする情報処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の情報処理方法におい
    て、前記撮像装置から実際に前記撮像装置で設定された
    ズームステップ数値を受け取り、そのズームステップ数
    値を表示手段に表示するステップを備えたことを特徴と
    する情報処理方法。
  22. 【請求項22】 外部の情報処理装置により遠隔制御可
    能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段を介
    して設定可能なズームステップ数値を前記情報処理装置
    に通知するステップと、前記情報処理装置からズームス
    テップ数値を指定された場合に、指定されたズームステ
    ップ数値を、結像手段の焦点距離をズームステップ数値
    に応じて変化させえるズーム手段に設定してレンズの焦
    点距離を変化させるステップとを備えたことを特徴とす
    る撮像方法。
  23. 【請求項23】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置における情報処理方法であって、前記撮像装置
    からその装置に設定可能なズームステップ数値を受け取
    るステップと、入力手段からズームステップ数値入力さ
    れた場合に前記設定可能なズームステップ値に該当しな
    いときは入力を拒絶するステップと、前記入力手段から
    ズームステップ数値入力された場合に前記設定可能なズ
    ームステップ値に該当するときは通信手段を介して前記
    撮像装置に通知するステップとを備えたことを特徴とす
    る情報処理方法。
  24. 【請求項24】 外部の情報処理装置により遠隔制御可
    能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段を介
    して前記情報処理装置からズームステップ数値を指定さ
    れた場合に、指定されたズームステップ数値が有効なズ
    ームステップ数値の最小値よりも小さいときは前記最小
    値をズームステップ数値として、結像手段の焦点距離を
    ズームステップ数値に応じて変化させえるズーム手段に
    設定し、指定されたズームステップ数値が有効なズーム
    ステップ数値の最大値よりも大きいときは前記最大値を
    ズームステップ数値として前記ズーム手段に設定するス
    テップと、前記通信手段を介して前記情報処理装置から
    ズームステップ数値を指定された場合に、指定されたズ
    ームステップ数値が前記最小値より大きく前記最大値よ
    り小さくて有効なズームステップ数値のときはそのズー
    ムステップ数値に前記ズーム手段を設定し、指定された
    ズームステップ数値が前記最小値より大きく前記最大値
    より小さくて有効でないときは前記指定されたズームス
    テップ数値に近い有効なズームステップ数値を前記ズー
    ム手段に設定して焦点距離を変化させるステップとを備
    えたことを特徴とする撮像方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の撮像法方において、
    実際に焦点距離変化に使用したズームステップ数値を、
    前記通信手段を介して前記情報処理装置に通知するステ
    ップを備えたことを特徴とする撮像方法。
  26. 【請求項26】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置における情報処理方法であって、入力手段によ
    ってズームステップ数値を入力するステップと、このス
    テップで入力されたズームステップ数値を通信手段を介
    して、前記撮像装置に通知するステップとを備えたこと
    を特徴とする情報処理方法。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の情報処理方法におい
    て、実際に前記撮像装置で設定されたズームステップ数
    値を受け取り、表示手段に表示するステップとを備えた
    ことを特徴とする情報処理方法。
  28. 【請求項28】 外部の情報処理装置により遠隔制御可
    能な撮像装置における撮像方法であって、通信手段を介
    して前記情報処理装置から、広角側ズーム命令あるいは
    望遠側ズーム命令を受け取るステップAと、このステッ
    プAで前記広角側ズーム命令を受け取った場合に、すで
    にズーム手段が広角端にあるときはズーム不可通知を前
    記通信手段を介して前記情報処理装置に通知し、そうで
    ないときは前記ズーム手段を1段階広角側へ設定するス
    テップBと、前記ステップAで前記望遠側ズーム命令を
    受け取った場合に、すでに前記ズーム手段が望遠端にあ
    るときはズーム不可通知を前記通信手段を介して前記情
    報処理装置に通知し、そうでないときは前記ズーム手段
    を1段階望遠側へ設定するステップCとを備えたことを
    特徴とする撮像方法。
  29. 【請求項29】 外部の撮像装置を遠隔制御可能な情報
    処理装置における情報処理方法であって、広角側ズーム
    命令または望遠側ズーム命令を入力手段によって入力す
    るステップと、このステップで入力された広角側ズーム
    命令または望遠側ズーム命令を通信手段を介して前記撮
    像装置に通知するステップとを備えたことを特徴とする
    情報処理方法。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の情報処理方法におい
    て、前記通信手段を介して前記撮像装置からズーム不可
    通知を受け取るステップと、このステップでズーム不可
    通知を受け取ったとき表示手段にズーム端であることを
    表示するステップとを備えたことを特徴とする情報処理
    方法。
  31. 【請求項31】 請求項18,19,22,24,2
    5,28の何れかに記載の撮像方法を実現するためのプ
    ログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】請求項20,21,23,26,27,
    29,30の何れかに記載の情報処理方法を実現するた
    めのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  33. 【請求項33】 請求項1,2,6,9,10の何れか
    に記載の撮像装置において、前記ズームステップ数値の
    数値を、この数値に相当する数値以外の符号としたこと
    を特徴とする撮像装置。
  34. 【請求項34】 請求項3,4,7,11,12の何れ
    かに記載の情報処理装置において、前記ズームステップ
    数値の数値を、この数値に相当する数値以外の符号とし
    たことを特徴とする情報処理装置。
  35. 【請求項35】 請求項5,8,13の何れかに記載の
    撮影システムにおいて、前記ズームステップ数値の数値
    を、この数値に相当する数値以外の符号としたことを特
    徴とする撮影システム。
  36. 【請求項36】 請求項18,19,22,24,25
    の何れかに記載の撮像法方において、前記ズームステッ
    プ数値の数値を、この数値に相当する数値以外の符号と
    したことを特徴とする撮像方法。
  37. 【請求項37】 請求項20,21,023,26,2
    7の何れかに記載の情報処理方法において、前記ズーム
    ステップ数値の数値を、この数値に相当する数値以外の
    符号としたことを特徴とする情報処理方法。
  38. 【請求項38】 請求項31または32記載の記憶媒体
    において、前記ズームステップ数値の数値を、この数値
    に相当する数値以外の符号としたことを特徴とする記憶
    媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012037801A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Canon Inc 撮像装置
JP2013057970A (ja) * 2011-03-29 2013-03-28 Panasonic Corp カメラシステム
JP2015115840A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 キヤノン株式会社 撮像装置、通信機器およびそれらの制御方法、プログラム

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