JP2002135624A - 素材送出装置、素材送出方法および記録媒体 - Google Patents

素材送出装置、素材送出方法および記録媒体

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JP2002135624A
JP2002135624A JP2000327479A JP2000327479A JP2002135624A JP 2002135624 A JP2002135624 A JP 2002135624A JP 2000327479 A JP2000327479 A JP 2000327479A JP 2000327479 A JP2000327479 A JP 2000327479A JP 2002135624 A JP2002135624 A JP 2002135624A
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JP2000327479A
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Junko Hirayama
純子 平山
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザインターフェースを改良してTCホー
ルド設定状況の視認性を向上する。 【解決手段】 GUI画面600は、素材送出に関する
様々な情報を操作員に伝えるためのユーザインターフェ
ースであり、このユーザインターフェースは、外部装置
から所定の位置記憶指令を受信した際にその受信イベン
トを前記操作員に通知するためのイメージオブジェクト
表示エリア(エリア610のうちの一つ)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、素材送出装置、素
材送出方法および記録媒体に関し、たとえば、放送事業
者等の放送局で使用するビデオサーバ・システムに適用
して好ましい素材送出装置、素材送出方法および記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従前より、放送局における素材データの
管理は、専ら磁気テープ媒体によるものであった。すな
わち、送出予定の素材データをカセット状の磁気テープ
媒体に記録し、それを送出装置にセットしてプレイリス
トや番組編成表に従って切替えながら送出するものであ
ったが、磁気テープ媒体はランダムアクセスが不可能で
あるため、たとえば、特定の素材データの頭出し等を効
率よく行うことができず、磁気テープに記録した素材デ
ータ個々の管理が困難であるという欠点があった。
【0003】そこで、ランダムアクセス可能な記憶媒体
であるハードディスクを何台もつなげてアレイ状の大容
量記憶装置を構築し、この記憶装置に大量の素材データ
を蓄積するようにした放送局用のビデオサーバ・システ
ムが実用化されている。これによれば、操作卓(端末)
からビデオサーバ・システムをコントロールして、素材
データの蓄積(ファイリング)、蓄積データの再生確認
(プレビュー)および素材データの送出(オンエア)制
御などを効率よく行うことができる上、さらに、いわゆ
る「TCホールド制御」を容易に行うことができるとい
うメリットもある。
【0004】ここで、TCホールド制御とは、放送中の
素材の位置(TC:タイムコード)をシステムに記憶さ
せておき、その後の適当な時点でその記憶位置から放送
をやり直すための一連の制御のことをいう。用途として
は、たとえば、スポーツ中継などでハイライトシーン
を繰り返し放送する場合や、番組放送中に緊急のニュ
ース素材などが入ったときに放送を中断してこの緊急素
材を送出する場合などが考えられる。用途の場合、ハ
イライトシーンが出た時点でTCホールドし、その後の
適当な時点でTCホールド位置からのリプレイ指示を出
す。また、用途の場合、番組の流れを途切らせない適
当な時点でTCホールドし、緊急素材の送出を終了した
後、TCホールド位置からのリプレイを指示する。ちな
みに、「TCホールド制御」の関連用語として「こじ開
け制御」という用語がある。この「こじ開け制御」は、
送出済み素材の任意位置からリプレイを行う場合(たと
えば、用途)に実行されるもので、あたかも、送出済
み素材の当該位置をリプレイのために無理矢理こじ開け
るイメージから、そのような呼び名が付けられたもので
ある。
【0005】さて、このようなTCホールド制御やこじ
開け制御にあっては、TCホールド位置への速やかな頭
出しが要求されるが、この点において、ランダムアクセ
ス可能な大容量記憶装置で構築されたビデオサーバ・シ
ステムは、従前の磁気テープ媒体によるものに比べて、
ほぼ瞬時といっても差し支えない高速な頭出しが可能で
あるから、TCホールド制御やこじ開け制御を効率的に
行うことができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ビデオサーバ・システムにあっては、TCホールドの設
定状況をプレイリスト端末や送出監視端末のユーザイン
ターフェース上で一目で把握できる構成になっておら
ず、TCホールド設定済み素材の存在を見過ごしてしま
うことがあり、たとえば、誤ったタイムコードが設定さ
れていたとしても気が付かずに送出してしまうという素
材管理上の問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、ユーザインターフェー
スを改良してTCホールド設定状況の視認性を向上し、
以て、たとえば、誤ったタイムコードが設定されていた
としても気が付かずに送出してしまうという素材管理上
の問題点を生じないようにした素材送出装置および素材
送出方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、素材送出に関する様々な情報を操作員に
伝えるためのユーザインターフェースを操作画面上に表
示する第1の表示制御手段と、外部装置から所定の位置
記憶指令を受信した際にその時点の素材の位置情報を記
憶する記憶手段と、外部装置から所定の位置記憶指令を
受信した際にその受信イベントを前記操作員に通知する
ためのイメージオブジェクトを前記ユーザインターフェ
ース上に表示する第2の表示制御手段と、前記イメージ
オブジェクトに対する操作イベントに応答して前記記憶
手段から記憶情報を読み出して表示する情報表示手段
と、を備える。本発明では、外部装置から所定の位置記
憶指令を受信すると、ユーザインターフェース上に、そ
の受信イベントを操作員に通知するためのイメージオブ
ジェクトが表示される。また、そのイメージオブジェク
トを操作すると、位置記憶指令の受信時点における素材
の位置情報が表示される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、放
送局用のビデオサーバ・システムを例にして図面を参照
しながら説明する。
【0010】1.ビデオサーバ・システムの全体構成 図1は、放送事業者の放送局内に設置されたビデオサー
バ・システムの全体構成図であり、図示のビデオサーバ
・システムVSV(発明の要旨に記載の素材送出装置に
相当)は、その役割別に、上位サブシステム100、操
作サブシステム200、データベースサブシステム30
0、大容量記憶サブシステム400、送出系サブシステ
ム500などに分類することができる。これらのサブシ
ステムは、それぞれ後述の役割を担うものであり、各サ
ブシステムは、その担当役割のすべてまたは一部を効率
的に実現するために、必要に応じ、汎用のオペレーティ
ングシステム(以下「OS」)を搭載したパーソナルコ
ンピュータもしくはワークステーション(以下「パソコ
ン」という)を含むことができる。
【0011】特に、操作サブシステム200は、以下の
説明からも明らかになるが、操作員との良好なマン・マ
シン・インターフェースを図るために、GUI(グラフ
ィカル・ユーザ・インターフェース)環境に優れた所定
の汎用OS(たとえば、WindowsNT/2000
など:Microsoft社の登録商標)を搭載したネ
ットワーク対応のパソコン(ネットワークカードやハー
ドディスクドライブを実装したパソコン本体、ディスプ
レイ装置およびキーボードやマウス等の入力装置を含
む)を少なくとも1台(図では便宜的に3台)含む。
【0012】1−1.上位サブシステム 各サブシステムの好ましい構成例を説明すると、まず、
上位サブシステム100は、送出担当部門などに設置さ
れた上位管理システム101を含む。この上位管理シス
テム101は、素材データ(放送素材の実体的データ;
たとえば、CM素材の映像データおよび音声データな
ど)に素材コードと呼ばれる局内管理用のユニークな情
報を付与したり、素材データの詳細情報(素材データに
関する様々な属性情報)を作成したり、素材データの送
出順番(いわゆるプレイリストや番組編成表;以下「プ
レイリスト」で代表)を作成したりするほか、さらに、
たとえば、スポーツ中継などでハイライトシーンを繰
り返し放送する場合や、番組放送中に緊急のニュース
素材などが入ったときに放送を中断してこの緊急素材を
送出する場合などにおいて、ハイライトシーンの頭出し
位置を記憶させたり、放送番組の中断位置を記憶させた
りするためのコマンド(以下「TCホールドコマンド」
という。)、および、TCホールド位置へのキューアッ
プを指示するためのコマンド(以下「こじ開けコマン
ド」という。)、ならびに、そのキューアップ位置から
のリプレイを指示するためのコマンド(以下「PLAY
コマンド」という。)などを発生する。
【0013】上位管理システム101は、厳密にはビデ
オサーバ・システムVSVとは異なる別のワークグルー
プに属するネットワークに接続されており、このネット
ワークとビデオサーバ・システムVSVとを連接(LA
N−LAN接続)して、いわゆるWAN(Wide A
rea Network)を構築するために、サーバ側
(下位側)に所属するデータゲートウェイ102が設け
られている。図示のデータゲートウェイ102はネット
ワーク対応のパソコンで構成されており、たとえば、2
枚のネットワークカードをスロットに挿入し、一方のカ
ードを上位管理システム101に接続するとともに、他
方のカードをビデオサーバ・システムVSVのLANに
接続して、両ネットワーク間における必要なデータの選
択的転送(ルーティング)を可能にする。上位管理シス
テム101からビデオサーバ・システムVSVへのデー
タ転送方向を“下り”その逆を“上り”と称することに
すると、下りデータは「素材データの詳細情報」と「プ
レイリスト」などであり、上りデータは放送を完了した
素材データのリスト(送出結果リスト:後述)などであ
る。
【0014】1−2.操作サブシステム 次に、操作サブシステム200は、既述のとおり、GU
I環境に優れた汎用OSを搭載したパソコン(図では3
台;符号201〜203参照)を備える。このパソコン
はファイリング作業担当局員やプレビュー作業担当局員
ならびに送出監視作業担当局員の机上に置かれる。も
し、これらの担当局員が同一人物の場合またはファイリ
ング作業、プレビュー作業および送出監視作業を同時に
実行しない場合、パソコンは1台でよい。すなわち、1
台のパソコンにファイリング用、プレビュー用および送
出監視用の各アプリケーションプログラムソフト(また
はこれらを統合したアプリケーションプログラムソフ
ト)をインストールし、実行すべき作業内容に応じて適
切なアプリケーションプログラムを起動すればよい。し
かし、実際には、ファイリング作業、プレビュー作業お
よび送出監視作業のすべてまたは一部を並行して行うこ
とが多いため、パソコンは、図示のように、各作業担当
毎、すなわち、ファイリング作業用のパソコン(以下
「ファイリング端末」)201、プレビュー作業用のパ
ソコン(以下「プレビュー端末」)202、および、送
出監視作業用のパソコン(以下「送出監視端末」)20
3のように別々に設置することが望ましい。各端末20
1〜203はスロットに挿入された不図示のネットワー
クカードを介してLANに接続されている。なお、同一
の作業を複数の局員で分担して行う場合に備えて、作業
単位毎に各端末を複数台設置しておいてもよい。
【0015】1−3.データベースサブシステム 次に、データベースサブシステム300は、ネットワー
ク対応のデータベースエンジン(たとえば、SQLデー
タベースエンジンなど;SQLはStructured
Query Languageの略)を搭載してお
り、このデータベースエンジンを介して、操作サブシス
テム200の各端末201〜203から自由にレコード
データの参照や更新および追加を行うことが可能なデー
タベーステーブルを備える。
【0016】1−4.大容量記憶サブシステム 次に、大容量記憶サブシステム400は、ビデオサーバ
・システムVSVの中核をなすものであり、要するに、
公知の大容量ハードディスク管理技術、典型的には、R
AID(Redundant Array of In
expensive Disk)技術を駆使して構築さ
れた大容量のハードディスクシステムに、大量の素材デ
ータを蓄積し、その素材データを、素材データの詳細情
報やプレイリスト等に従って管理し、且つ、所望のタイ
ミングで送出(放送)するというものである。本実施の
形態の大容量記憶サブシステム400では、特に限定し
ないが、映像データの記憶にRAID3を使用し、音声
データの記憶にRAID1を使用するものとする。
【0017】大容量記憶サブシステム400は、障害耐
性を向上するために、その主要部をA系とB系のデュア
ル構成にし、各系に同一の素材データを記憶するように
している。すなわち、A系とB系の一方を現用系、他方
を予備系として使用できるようになっている。A系はS
MS(Server Management Syst
em)401a、IDC(Intelligent D
evice Controller)402aおよびビ
デオサーバ403aを備え、また、B系は同じくSMS
(同)401b、IDC(同)402bおよびビデオサ
ーバ403bを備え、さらに、各系共通のカセット制御
装置404と、カセットオートチェンジャー405と、
各系のIDC402a、402bによって制御される素
材機406と、プレビュー画像等を表示するモニター装
置407とを備える。なお、図では省略してあるが、素
材機406に通信回線が接続されており、この通信回線
を介して、中継現場や契約局などからの素材データがオ
ンラインで入力されるようにもなっている。
【0018】モニター装置407は、操作サブシステム
200の各端末、特にプレビュー端末202を操作する
局員からその画面がよく見える位置(およびオーディオ
出力がよく聞こえる位置)に置かれていなければならな
い。もし、1台のモニター装置407でその要件(画面
の視認性やオーディオ出力の聴取性)を満たすことがで
きない場合は、特にプレビュー端末202の近くに別の
モニター装置(便宜的に「サブモニター装置」という)
を置き、そのサブモニター装置にモニター装置407と
同一の機能を持たせてもよい。
【0019】カセットオートチェンジャー405は、旧
来の磁気テープ方式による送出素材蓄積装置と類似のも
のである。略してカートともいう。磁気テープ等の可搬
型記憶媒体に収めて持ち込まれた素材を取り込んでビデ
オサーバ403a、403bに収録したり、いわゆる一
本化テープを作成してビデオサーバ403a、403b
のデータバックアップやライブラリ保存に用いられた
り、あるいは、両系のビデオサーバ403a、403b
がダウンしたときの緊急予備機としても用いられたりす
る。なお、カセット制御装置404は、以下のSMS4
01a、401bと同様に、ファイリング端末201や
プレビュー端末202または送出監視端末203からの
リソース要求に応答してカセットオートチェンジャー4
05の各種リソースの割り当てを調停するものである。
リソースとは、ビデオサーバ403a、403bの入出
力チャネル、ルータの接続点、RAIDを構成するハー
ドディスクなどのデバイスのことをいう。資源ともい
う。各端末201〜203は割り当てを受けたデバイス
をその割り当て期間中、占有して使用することができ
る。
【0020】SMS401a、401bは、IDC40
2a、402bとともに、操作サブシステム200の各
端末201〜203からのリソース要求に応答してビデ
オサーバ403a、403bの各種リソース割り当てを
調停する。リソース割り当ては各端末201〜203か
らの要求に応じて動的に行われなければならない。固定
割り当ては端末の数だけリソースを備える必要があり、
効率的でないうえ、システム規模の増大を招いて現実的
でないからである。リソースの割り当てを動的に行う場
合、同一リソースへの競合や優先割り当ての対策を講じ
る必要がある。SMS401a、401bは、かかる競
合および優先割り当ての調停を行うものである。調停の
仕組みについては、本発明と直接の関連がないため説明
を省略する。
【0021】1−5.送出系サブシステム 次に、送出系サブシステム500は、送出部門に設置さ
れた上位制御システム(以下、便宜的に「送出制御シス
テム」という)501を含むとともに、さらに、この送
出制御システム501からの通知データ(スタンバイコ
マンドやスタンバイステータスデータ等)に従ってデー
タベースサブシステム300のテーブルデータ(たとえ
ば、素材データの詳細情報、プレイリスト、送出結果リ
ストなどの内容)を更新するA系の送出制御ゲートウェ
イ502aおよびB系の送出制御ゲートウェイ502b
と、各系共通のマスタースイッチャー503などを含
む。送出制御システム501から各系のIDC402
a、402bに対し、送出プレイ制御情報(たとえば、
TCホールドコマンド、こじ開けコマンド、PLAYコ
マンド等)が送出されるとともに、マスタースイッチャ
ー503から各系のIDC402a、402bに対して
オンエアタリー情報(OATALLYコマンド)が供給
される。
【0022】2.ビデオサーバ・システムの操作 次に、ビデオサーバ・システムVSVの操作について説
明する。まず、局の内外で製作された素材データは、通
信回線を介して、または、磁気テープなどの可搬型記憶
媒体に収めて届けられる(このことを便宜的に「入荷」
と称することにする)。
【0023】入荷が発生すると、当該部署の担当者は、
上位管理システム101の不図示の端末を操作して素材
データ毎の受付処理を実行する。この受付処理では、ま
ず、各々の素材データを一意に識別するための、事業者
内コード(すなわち、素材コード)を発生する。受付処
理では、上記素材コードの発生に加え、さらに、素材デ
ータに関する様々な属性データの入力を行って「素材デ
ータの詳細情報」を作成する。素材データの詳細情報と
は、前述の素材データベーステーブル301および本編
データベーステーブル302に格納するための各種情報
のことである。
【0024】上位管理システム101における受付処理
を完了すると、この受付管理システム101からデータ
ゲートウェイ102を介して上記の素材コードおよび属
性データを含む素材データの詳細情報が転送され、デー
タベースサブシステム300のデータベーステーブル
(素材データベーステーブル301および本編データベ
ーステーブル302)に追加登録される。
【0025】ファイリング作業担当の局員、プレビュー
作業担当の局員、または、送出監視作業担当の局員は、
操作サブシステム200の各端末(ファイリング端末2
00、プレビュー端末201および送出監視端末20
3)を操作し、データベースサブシステム300や大容
量記憶サブ400システムにアクセスしながら自己の担
当作業を実行する。上記担当作業を分類すると、プレイ
リストの登録作業、素材のファイリング作業(収録作業
ともいう)、素材のプレビュー作業(オンエアプレビュ
ー作業を含む)、一本化テープの作成作業および送出監
視作業などに分けることができる。
【0026】なお、前述したとおり、本実施の形態では
上位管理システム101から転送されたプレイリスト
を、データゲートウェイ102を介してデータベースシ
ステム300に自動的に登録できるようになっているか
ら、特にプレイリストの登録作業は必要でない。但し、
上位管理システム101にトラブルが発生した場合や上
位管理システム101との間のデータ接続に不調が生じ
た場合などは、プレイリストをフロッピィディスクなど
の可搬型記憶媒体に収めて届けられることがあるので、
このような場合に備えて、プレイリストをデータベース
システム300に直接登録できるようにしたり、操作サ
ブシステム200の任意の端末から遠隔登録できるよう
にしたりしておくことが望ましい。
【0027】2−1.ファイリング作業 素材のファイリング作業は、素材データの詳細情報に従
って素材の実体(映像データや音声データ)を大容量記
憶サブシステム400に収録(蓄積)する作業であり、
この収録作業は自動で行われる。すなわち、データベー
スシステム300に登録されたデータを元に、カセット
オートチェンジャー405に装填されたカセットを収録
対象と判断すると、このカセットに収められた所要の素
材データを大容量記憶サブシステム400に自動的に収
録する。
【0028】2−2.プレビュー作業 また、素材のプレビュー作業は、大容量記憶サブシステ
ム400に蓄積された素材データの確認作業(画質や音
質等のチェック作業;マザープレビューとも呼ばれる)
またはプレイリストや番組編成表との照合作業(送出の
リハーサルまたはオンエアプレビューとも呼ばれる)で
あり、この作業はプレビュー端末202を操作すること
によって行われる。すなわち、プレビュー作業では、プ
レビュー端末を操作して大容量記憶サブシステム400
に蓄積された素材データを読み出し、モニター装置40
7に表示し、また、音声を拡声してその画質や音質を確
認(マザープレビュー)したり、または、プレイリスト
や番組編成表の順番通りに再生されるかを確認(オンエ
アプレビュー)したりする。
【0029】2−3.送出監視作業 送出監視作業は、当日分のプレイリストに従って素材デ
ータを順次に送出(放送)する作業であり、そのほとん
どは人手を必要しない自動化された作業である。
【0030】3.グラフィカルユーザインターフェース
(GUI)の説明 次に、本実施の形態に特有の事項を含む代表的なグラフ
ィカルユーザインターフェースについて説明する。 3−1.プレイリスト画面 図2は、送出監視端末203のGUI画面の一つを示す
図である。このGUI画面600は“プレイリスト画
面”と呼ばれるものであり、送出監視作業担当の局員
は、このGUI画面600を見ながら当日分または翌日
分のプレイリストを確認することができる。以下、GU
I画面600のフォームレイアウトを説明すると、タイ
トルバー601には適当なタイトルメッセージ(図では
“システム−B系 プレイリスト:PGSYS[8/8
翌日]”)が表示される。ここに、“B系”はモニター
対象の大容量記憶サブシステム400の系統を表し、ま
た、“PGSYS”は送出回線名を表し、さらに、
“[8/8翌日]”は当日を8/7としてその翌日分の
プレイリストであることを表している。タイトルバー6
01にはさらに、適当にデザインされたイメージオブジ
ェクト601a、GUI画面600を閉じるためのボタ
ン601b、最大化ボタン601cおよび最小化ボタン
601dなどが表示されている。
【0031】タイトルバー601の下にはメニューバー
602が配置されている。メニューバー602にはいく
つかのメニュー項目(図では、ファイル「F」、編集
「E」、操作「O」、表示「V」、設定「S」およびヘ
ルプ「H」)が設定されている。任意のメニュー項目を
クリック(マウスの左ボタン操作;以下同様)すると、
プルダウン式のサブメニュー項目が表示されるようにな
っている。メニュー項目のアルファベット(「F」、
「E」、「O」、「V」、「S」および「H」)は、所
定の機能キー(たとえば、「Alt」キー)と同時に押
して、該当するメニュー項目を呼び出すためのショート
カットキーを表している。メニューバー602の下には
複数のコマンドボタンコントロールを横に並べたコマン
ドボタンコントロール群603およびプロ区分(階段制
御用識別コード)選択用のリストボックスコントロール
604が配置されており、コマンドボタンコントロール
群603の各コマンドボタンコントロールをクリックす
ると、それぞれに割り当てられたサブメニュー項目(メ
ニューバー602に登録されたサブメニュー項目または
それ以外のメニュー項目)を選択できるようになってい
る。
【0032】コマンドボタンコントロール群812の下
にはメイン表示エリア605とサブ表示エリア606が
設けられており、メイン表示エリア605には多数の行
と列から構成された一つのデータシートコントロール6
05aが配置され、サブ表示エリア606には、当日用
のプレイリストを指定するためのコマンドボタンコント
ロール607、翌日用のプレイリストを指定するための
コマンドボタンコントロール608、エラーメッセージ
等表示用のリストボックスコントロール609およびス
テータスエリア610、611などが配置されている。
データシートコントロール605aの縦方向と横方向の
スクロールプロパティには“True”がセットされて
おり、縦方向のスクロールバー605bと横方向のスク
ロールバー605cが表示されている。これらのスクロ
ールバー605b、605cを使用することにより、領
域外に隠れた行や列を表示できる。データシートコント
ロール605aの各列(項目)には、たとえば、“枠コ
ード/本編コード”や“ステータス”などの様々な項目
名が設定されており、これらの項目は、データベースサ
ブシステム300のデータベーステーブルの同名フィー
ルドにリンクされている。データシートコントロール6
05aのリスト表示エリアは、枠コードを上位層、本編
コードを下位層として階層化されており、たとえば、図
示の例では、枠コード“WAKU001”の下位層に本
編コード“S006”〜“S015”のデータが属し、
枠コード“WAKU002”の下位層に本編コード“M
001”、“M002”、‥‥のデータが属している。
枠コードの行をクリックすると、その下位層に属する本
編コードリストをオープンし、再度クリックすると、ク
ローズするようになっている。
【0033】3−1−1.ステータスエリア610、6
11の構造 さて、本実施の形態のポイントは、TCホールド設定状
況の視認性を向上するための工夫をGUI画面600に
凝らしたことにある。以下、その点について詳述する。
図3(a)は、GUI画面600のステータスエリア6
10、611付近の拡大図である。この図において、ス
テータスエリア610、611は横長矩形図形で描かれ
た複数の表示エリア610a〜610c、611a〜6
11dを有しており、それぞれの表示エリア610a〜
610c、611a〜611dは、たとえば、システム
状態やプレイリスト中の枠数、本編数、あるいは、オン
エア中であるかどうかの表示(たとえば、図中の“IN
USE”はオンエアタリー受信中を示す)などに用い
られるが、本実施の形態においては、そのうちの一つの
表示エリア(特に限定しないが図では表示エリア610
b)をTCホールド設定状況表示用に割り当てた点にポ
イントがある。すなわち、表示エリア610bには、T
Cホールド設定状況表示アイコン610dが配置されて
おり、このTCホールド設定状況表示アイコン610d
のタイトルプロパティには、TCホールドまたはこじ開
け制御を連想させる適当なイメージオブジェクト610
eが設定されている。このイメージオブジェクト610
eは、たとえば、図示のように、フレームを模した小さ
な矩形図形を横に繋ぎ合わせ、その途中を少し窪ませて
窪み部分をピンで指し示すような絵とすることができ
る。ピンで指し示された位置をTCホールド位置として
連想させ得るからである。ここで、TCホールド設定状
況表示アイコン610dの可視(Visible)プロパティ
を“False”にすると、TCホールド設定状況表示
アイコン610dのイメージオブジェクト610eは見
えなくなり、“True”にすると見えるようになる。
図3(b)は可視プロパティを“False”にしたと
きの状態、図3(c)は可視プロパティを“True”
にしたときの状態をそれぞれ表している。TCホールド
設定状況表示アイコン610dの可視プロパティが“T
rue”になっているとき、すなわち、TCホールド設
定状況表示アイコン610dのイメージオブジェクト6
10eが見えているとき、TCホールド設定状況表示ア
イコン610dのクリックイベントが実行可能になって
おり、TCホールド設定状況表示アイコン610dをク
リックすることにより、TCホールド設定状況の詳細情
報を表示するための専用のウィンドウがオープンされる
ようになっている。
【0034】3−1−2.TCホールド情報画面 図4は、当該ウィンドウのオープン状態を示す図であ
る。図において、ウィンドウ(以下「TCホールド情報
画面700」という)は、モダール(Modal)プロパテ
ィが“True”に設定されたフォームオブジェクトで
あり、TCホールド設定状況表示アイコン610dをク
リックして、このTCホールド情報画面700をオープ
ンすると、GUI画面600を含む他のフォームオブジ
ェクトにフォーカスを移動できないようになっている。
TCホールド情報画面700のタイトルバー701に
は、適当なタイトルメッセージ(図では“TCホールド
情報”)が表示されており、さらに、閉じるボタン70
1aが配置されている。タイトルバー701の下には、
枠コード表示用のテキストボックスコントロール70
2、本編コード表示用のテキストボックスコントロール
703、プロ区分表示用のテキストボックスコントロー
ル704、こじ開け位置表示用のテキストボックスコン
トロール705、出力チャンネル表示用のテキストボッ
クスコントロール706、および、TCホールド情報画
面700を閉じるためのOKコマンドボタンコントロー
ル707が設けられており、これらのテキストボックス
コントロール702〜706にTCホールド設定状況の
詳細情報が表示されるようになっている。たとえば、図
示の例では、現在、枠コード“WAKU001”の本編
コード“S007”のこじ開け位置“00:00:1
5”にTCホールドが設定されていることが示されてい
る。
【0035】4.TCホールド制御(こじ開け制御) 次に、本実施の形態におけるTCホールド制御(こじ開
け制御)の流れを説明する。 4−1.TCホールドコマンド受信イベントプロシージ
ャ 図5(a)は、TCホールドコマンド受信時に実行され
るプロシージャーの概念的なフローチャートである。こ
のプロシージャは、GUI画面600の表示端末(たと
えば、送出監視端末203)上で実行されるものであ
り、その起動タイミングは、具体的には、図1の全体シ
ステムにおいて、送出制御システム501で生成された
TCホールドコマンドが送出制御ゲートウェイ502
a、502bおよびLANを介して送出監視端末203
に伝えられたときである。TCホールドコマンド受信イ
ベントプロシージャーは、まず、TCホールド設定状況
表示アイコン610dの可視プロパティに“True”
をセットし、イメージオブジェクト610eを見える状
態(図3(c)参照)にする(ステップS11)。次
に、枠コード、本編コードおよびこじ開け位置などのT
Cホールド情報を取得し(ステップS12)、TCホー
ルド情報が記憶済みであるか否かを判定する(ステップ
S13)。そして、記憶済みであれば、取得したTCホ
ールド情報でその記憶情報を上書きし(ステップS1
4)、一方、記憶済みでなければ取得したTCホールド
情報を新たな記憶情報として記憶した後、プロシージャ
を終了する。
【0036】したがって、このTCホールドコマンド受
信イベントプロシージャーによれば、送出制御システム
501からのTCホールドコマンドに応答して、TCホ
ールド設定状況表示アイコン610dのイメージオブジ
ェクト610eを見える状態(図3(c)参照)にする
ことができるとともに、枠コード、本編コードおよびこ
じ開け位置などのTCホールド情報を取得して記憶し、
または、記憶済みであれば、その取得情報で上書き更新
することができる。そして、そのTCホールド情報は、
TCホールド設定状況表示アイコン610dをクリック
することにより、図4のTCホールド情報画面700を
開いて確認することができる。その結果、TCホールド
設定状況表示アイコン610dのイメージオブジェクト
610eの可視化表示によって、TCホールドが行われ
たことを通知することができ、しかも、そのイメージオ
ブジェクト641eの適切なデザインにより、直感性に
優れた分かりやすい(言い換えれば誤解のない)通知を
行うことができるし、さらに、TCホールド情報の確認
も容易に行うことができる。
【0037】4−2.TCホールド受信アイコンのクリ
ックイベントプロシージャ 図5(b)は、TCホールドコマンド受信時に実行され
るプロシージャーの概念的なフローチャートである。こ
のプロシージャは、上記のTCコマンド受信イベントプ
ロシージャと同様に、GUI画面600の表示端末(た
とえば、送出監視端末203)上で実行されるものであ
り、その起動タイミングは、TCホールド設定状況表示
アイコン610dをクリックしたときである。このプロ
シージャは、まず、TCホールド設定状況表示アイコン
610dの可視プロパティが“True”であるか否
か、すなわち、イメージオブジェクト610eが見える
状態になっているか否かを判定する(ステップS2
1)。そして、見える状態になっていれば、そのクリッ
クに応答してTCホールド情報画面700(図4参照)
をオープンし(ステップS22)、見える状態になって
いなければ、そのクリックを無視してプロシージャを終
了する。
【0038】したがって、このTCホールド受信アイコ
ンのクリックイベントプロシージャによれば、イメージ
オブジェクト610eが見える状態になっているTCホ
ールド設定状況表示アイコン610dをクリックするだ
けで、TCホールド情報画面700(図4参照)をオー
プンすることができ、そのTCホールド情報画面700
に、枠コード、本編コードおよびこじ開け位置などのT
Cホールド詳細情報を表示することができる。その結
果、イメージオブジェクト610eが見える状態になっ
た時点、または、それ以降の任意の時点で、ワンクリッ
ク操作により、TCホールド詳細情報を確認することが
できる。
【0039】4−3.こじ開けコマンド受信イベントプ
ロシージャ 図6(a)は、こじ開けコマンド受信時に実行されるプ
ロシージャーの概念的なフローチャートである。このプ
ロシージャは、上記のTCコマンド受信イベントプロシ
ージャと同様に、GUI画面600の表示端末(たとえ
ば、送出監視端末203)上で実行されるものであり、
その起動タイミングは、具体的には、図1の全体システ
ムにおいて、送出制御システム501で生成されたこじ
開けコマンドが送出制御ゲートウェイ502a、502
bおよびLANを介して送出監視端末203に伝えられ
たときである。こじ開けコマンド受信イベントプロシー
ジャーは、まず、記憶されているTCホールド詳細情報
(枠コード、本編コードおよびこじ開け位置など)を読
み出す(ステップS31)。次に、そのTCホールド詳
細情報で示された素材データのこじ開け位置にキューア
ップし(ステップS32)、送出制御システム501か
らのPLAYコマンド受信を待ち(ステップS33)、
PLAYコマンドを受信すると、キューアップ位置から
の再生を行い(ステップS34)、プロシージャを終了
する。
【0040】したがって、このこじ開けコマンド受信イ
ベントプロシージャーによれば、送出制御システム50
1からのこじ開けコマンドに応答してTCホールド位置
へのキューアップを行い、且つ、その後の送出制御シス
テム501からのPLAYコマンドに応答してキューア
ップ位置からの再生を行うことができる。その結果、た
とえば、スポーツ中継などにおけるハイライトシーン
の繰り返し放送や、緊急ニュース素材などの放送後の
通常放送への復帰をスムーズに行うことができる。
【0041】4−4.TCホールドクリアコマンド受信
イベントプロシージャ 図6(b)は、TCホールドクリアコマンド受信時に実
行されるプロシージャーの概念的なフローチャートであ
る。このプロシージャは、上記のTCコマンド受信イベ
ントプロシージャと同様に、GUI画面600の表示端
末(たとえば、送出監視端末203)上で実行されるも
のであり、その起動タイミングは、具体的には、図1の
全体システムにおいて、送出制御システム501で生成
されたTCホールドクリアコマンドが送出制御ゲートウ
ェイ502a、502bおよびLANを介して送出監視
端末203に伝えられたときである。なお、TCホール
ドクリアコマンドとは、先に発生したTCホールドコマ
ンドを取り消すためのコマンドである。TCホールドク
リアコマンド受信イベントプロシージャーは、まず、T
Cホールド設定状況表示アイコン610dの可視プロパ
ティに“False”をセットしてイメージオブジェク
ト610eを見えない状態(図3(b)参照)にし(ス
テップS41)、次に、記憶されている枠コードや本編
コードおよびこじ開け位置などのTCホールド情報を消
去(ステップS42)して、プロシージャを終了する。
【0042】したがって、このTCホールドクリアコマ
ンド受信イベントプロシージャーによれば、送出制御シ
ステム501からのTCホールドクリアコマンドに応答
して、TCホールド設定状況表示アイコン610dのイ
メージオブジェクト610eを見えない状態(図3
(b)参照)にすることができるとともに、枠コード、
本編コードおよびこじ開け位置などのTCホールド情報
を消去することができる。その結果、TCホールド設定
状況表示アイコン610dのイメージオブジェクト61
0eの不可視状態によって、TCホールドの解除を通知
することができる。
【0043】4−5.まとめ 以上のとおりであるから、本実施の形態によれば、 (A)TCホールド設定状況表示アイコン610dの可
視プロパティを切り替えることにより、TCホールド設
定/解除を通知することができ、しかも、イメージオブ
ジェクト641eの適切なデザインにより、直感性に優
れた分かりやすい通知を行うことができるため、操作員
は、一目でTCホールドの設定状況を把握することがで
き、見過ごしや誤認を回避して、確実な操作を行うこと
ができる。 (B)また、TCホールド設定状況表示アイコン610
dをクリックするだけで、TCホールド情報画面700
をオープンすることができ、その画面上の情報から枠コ
ード、本編コードおよびこじ開け位置などのTCホール
ド詳細情報を一括して確認することができる。 (C)TCホールド情報を記憶中に、再度、TCホール
ドが行われた場合は、その記憶情報を上書き更新(図5
(a)のステップS14参照)するので、常に最新のT
Cホールド情報に維持でき、確実なこじ開け制御を行う
ことができる。
【0044】4−6.変形例 なお、上記の実施の形態では、TCホールド設定状況表
示アイコン610dを、“プレイリスト画面”と呼ばれ
るGUI画面600に設けているが、これに限定されな
い。要は、TCホールド情報を必要とする者によって操
作されるGUI画面であればよく、たとえば、プレビュ
ー作業や送出監視作業をモニタするためのGUI画面に
設けてもよい。
【0045】4−7.付記 本実施の形態の主要な機能は、マイクロコンピュータを
含むハードウェア資産と、OSや各種プログラムなどの
ソフトウェア資産との有機的結合によって機能的に実現
されるものであるが、ハードウェア資産およびOSは汎
用のものを利用できるから、本発明にとって欠くことの
できない必須の事項は、実質的に、前記のGUI画面6
00およびTCホールド情報画面700を表示するため
のプログラムならびに前記の各種プロシージャに集約さ
れているということがいえる。したがって、本発明は、
それらのプログラムやプロシージャのすべてまたはその
要部を格納した、フロッピー(登録商標)ディスク、M
O、CD、ハードディスク、半導体メモリなどの記録媒
体(それ自体が流通経路に乗るものはもちろん、ネット
ワーク上にあって記録内容だけを提供するものも含む)
を包含するものである。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、外部装置から所定の位
置記憶指令を受信すると、ユーザインターフェース上
に、その受信イベントを操作員に通知するためのイメー
ジオブジェクトが表示される。したがって、イメージオ
ブジェクトを一目見るだけで、外部装置から所定の位置
記憶指令が受信されたことを知ることができる。また、
そのイメージオブジェクトを操作すると、位置記憶指令
の受信時点における素材の位置情報が表示される。した
がって、いつでも好きなときに簡単な操作で位置記憶指
令の受信時点における素材の位置情報を確認することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオサーバ・システムの全体構成図である。
【図2】GUI画面600のレイアウト図である。
【図3】GUI画面600のステータスエリア610、
611付近の拡大図である。
【図4】TCホールド情報画面700のレイアウト図で
ある。
【図5】TCホールドコマンド受信イベントプロシージ
ャおよびTCホールド受信アイコンのクリックイベント
プロシージャのフローチャートを示す図である。
【図6】こじ開けコマンド受信イベントプロシージャお
よびTCホールドクリアコマンド受信イベントプロシー
ジャのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
S11……ステップ(アイコン表示制御部)、S22…
…ステップ(位置情報表示制御部)、S14……ステッ
プ(記憶部、記憶手段)、S15……ステップ(記憶
部、記憶手段)、VSV……ビデオサーバ・システム
(素材送出装置)、101……上位管理システム(外部
装置)、201……ファイリング端末(アイコン表示制
御部、位置情報表示制御部、表示制御手段、第1の表示
制御手段、第2の表示制御手段)、600……GUI画
面(モニタ、ユーザインターフェース)、610d……
TCホールド設定状況表示アイコン(アイコン)、61
0e……イメージオブジェクト、700……TCホール
ド情報画面(記憶部、記憶手段、情報表示手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材を送出する素材送出装置において、 外部装置から位置記憶指令を受信した時点の素材の位置
    情報を記憶する記憶部と、 前記記憶したことをモニタにアイコンとして表示させる
    アイコン表示制御部と、 前記アイコンを操作した場合に前記位置情報を前記モニ
    タに表示する位置情報表示制御部と、 を備えたことを特徴とする素材送出装置。
  2. 【請求項2】 素材送出に関する様々な情報を操作員に
    伝えるためのユーザインターフェースを操作画面上に表
    示する表示制御手段を備え、 前記ユーザインターフェースは、外部装置から所定の位
    置記憶指令を受信した際にその受信イベントを前記操作
    員に通知するためのイメージオブジェクトを有すること
    を特徴とする素材送出装置。
  3. 【請求項3】 素材送出に関する様々な情報を操作員に
    伝えるためのユーザインターフェースを操作画面上に表
    示する第1の表示制御手段と、 外部装置から所定の位置記憶指令を受信した際にその時
    点の素材の位置情報を記憶する記憶手段と、 外部装置から所定の位置記憶指令を受信した際にその受
    信イベントを前記操作員に通知するためのイメージオブ
    ジェクトを前記ユーザインターフェース上に表示する第
    2の表示制御手段と、 前記イメージオブジェクトに対する操作イベントに応答
    して前記記憶手段から記憶情報を読み出して表示する情
    報表示手段と、 を備えたことを特徴とする素材送出装置。
  4. 【請求項4】 前記イメージオブジェクトはアイコンで
    あることを特徴とする請求項2記載の素材送出装置。
  5. 【請求項5】 前記イメージオブジェクトはアイコンで
    あることを特徴とする請求項3記載の素材送出装置。
  6. 【請求項6】 素材送出に関する様々な情報を操作員に
    伝えるためのユーザインターフェースを操作画面上に表
    示するステップと、 外部装置から所定の位置記憶指令を受信した際にその時
    点の素材の位置情報を記憶するステップと、 外部装置から所定の位置記憶指令を受信した際にその受
    信イベントを前記操作員に通知するためのイメージオブ
    ジェクトを前記ユーザインターフェース上に表示するス
    テップと、 前記イメージオブジェクトに対する操作イベントに応答
    して前記記憶情報を読み出して表示するステップと、 を含むことを特徴とする素材送出方法。
  7. 【請求項7】 素材送出に関する様々な情報を操作員に
    伝えるためのユーザインターフェースを操作画面上に表
    示する第1の表示制御手段、外部装置から所定の位置記
    憶指令を受信した際にその時点の素材の位置情報を記憶
    する記憶手段、外部装置から所定の位置記憶指令を受信
    した際にその受信イベントを前記操作員に通知するため
    のイメージオブジェクトを前記ユーザインターフェース
    上に表示する第2の表示制御手段、および、前記イメー
    ジオブジェクトに対する操作イベントに応答して前記記
    憶手段から記憶情報を読み出して表示する情報表示手段
    のすべての手段または一部の手段を実現するためのプロ
    グラムを格納した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067255A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 番組送出システムの制御方法
JP2018082286A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 株式会社東芝 表示システム、放送システム、および放送番組表示システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008067255A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 番組送出システムの制御方法
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