JP2001016177A - データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体

Info

Publication number
JP2001016177A
JP2001016177A JP11185708A JP18570899A JP2001016177A JP 2001016177 A JP2001016177 A JP 2001016177A JP 11185708 A JP11185708 A JP 11185708A JP 18570899 A JP18570899 A JP 18570899A JP 2001016177 A JP2001016177 A JP 2001016177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
attribute information
area
data storage
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11185708A
Other languages
English (en)
Inventor
Megumi Watanabe
恵 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11185708A priority Critical patent/JP2001016177A/ja
Publication of JP2001016177A publication Critical patent/JP2001016177A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダムアクセス可能なサーバを導入した放
送システムにおいて、ファイリング作業のオペレータが
特別な操作を行うことなく、任意の操作端末で素材デー
タの仮登録状況が確認でき、迅速に本登録作業を行うこ
とができるデータ蓄積運用システムを提供する。 【解決手段】 映像、音声等の放送用素材を格納し、ラ
ンダムアクセスが可能な記憶媒体を用いたビデオサーバ
403a、403bを備えたビデオサーバシステムにお
いて、データベース301に設けられた仮登録領域30
1aに格納される素材データの有無を監視する受信デー
タ監視プログロラムと、操作端末の画面上に常時表示さ
れ、かつ、該監視結果に基づいて仮登録領域301aに
素材データが存在するか否かを示す受信データアイコン
12bを備えたアクセスバー10と、を有して構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ蓄積運用シ
ステム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報
知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体に関し、
例えば、放送事業者、特に一般放送事業者の放送局で使
用する放送システムに適用して好ましいデータ蓄積運用
システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信
報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】放送事業者は、局の内外で製作した様々
な映像や音声等の放送用素材を管理し、プレイリストや
番組編成表に従って、決められた時間に正確に送出しな
ければならない。特に“民放”と略称される一般放送事
業者にあっては、番組用のデータに加えて、さらに大量
のコマーシャル素材も扱わなければならないので、その
素材管理や送出制御の煩雑さを否めない。
【0003】例えば、コマーシャル映像(以下、CMと
略称する)の場合、1日分の送出順序が記載されたプレ
イリストに従って、CM素材をVTRテープに順番に記
録する一本化作業を行って、「一本化テープ」と呼ばれ
る送出用テープを作成した後、送出前リハーサルとし
て、一本化テープに記録されたCM素材の内容を確認す
る「オンエアプレビュー」と呼ばれる作業を行い、放送
当日には、一本化テープを送出装置にセットしてプレイ
リストや番組編成表に従って送出していた。
【0004】近年、このような放送業務全体の効率化等
の観点から、従来のVTRテープを用いたシーケンシャ
ル(リニア)記録再生に替えて、ハードディスク(H
D)や光磁気ディスク等のランダムアクセスが可能(あ
るいは、ノンリニアアクセスが可能)な記憶媒体を用い
て、映像・音声データを記録、再生、編集することがで
きるビデオサーバ、あるいは、AV(Audio and/or Vide
o)サーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0005】一般に、放送局に設置されるビデオサーバ
は、画質や音質に対する要求が極めて高いため、必要と
されるデータの転送レートが高い上に長時間のデータを
記録とするために大容量であることが要求される。そこ
で、映像・音声データを時分割的に記録再生動作する複
数のハードディスク装置を含むデータ記録再生装置を用
いることにより、データの転送レートの高速化と大容量
化を図る試みや、更にパリティデータを記録しておくこ
とにより、万一いずれかのハードディスク装置が故障し
ても信頼性を確保できるように構成されている。
【0006】これにより、放送事業者が制作しようとし
ている番組の内容や放送形態等に応じて、分散的に記録
された複数の音声・映像データからなる素材データを効
率的に編集したり、また、同一の素材データの多チャン
ネル送出を同時に行ったり、再生時間をずらして多チャ
ンネルで再生することにより、VOD(ビデオオンデマ
ンド)やNVOD(ニアビデオオンデマンド)などのシ
ステムを構築するなど、多様な使用形態に対応すること
ができるビデオサーバシステムが実現されている。
【0007】なお、このようなビデオサーバに用いられ
るデータ記憶再生装置には、1988年 Pattersonら
によって発表された技術論文(“A Case for Redundant
Arrays of Inexpensive Disks(RAID)”,ACM SIGMOND C
onference, Chicago, III,Jun.1-3,1988.)に提唱され
ている複数のハードディスクからなるハードディスクド
ライブ(HDD)をさらに複数台配置して構成されたR
AID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)技
術が用いられている。
【0008】上述したようなビデオサーバシステム(番
組バンクシステム、CMバンクシステムとも呼ばれる)
においては、放送局内の編集部門や営業部門等で受付さ
れたCM素材等の放送用素材に関する属性情報(以下、
素材データという)が、オンラインを介して受信され、
ビデオサーバシステム内のデータベースに一旦仮登録さ
れた後、ファイリング作業担当のオペレータがファイリ
ング端末を操作して、当該素材データの内容を表示、確
認し、本登録操作をすることにより、データベース内に
正規に登録(本登録)され、登録された素材データに基
づいて、ビデオサーバへの記録(ファイリング)を行
い、オンエアプレビュー作業や送出監視制御等が行われ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなビデオサーバシステムにあっては、上記素材デ
ータが受信され、データベース内に仮登録されたことを
迅速かつ確実にファイリング作業担当のオペレータに通
知する手段を有していなかった。すなわち、従来におい
ては、素材データを送信した事実を、素材データの送信
元(編集部門や営業部門等)からファイリング作業担当
のオペレータに対して、電話等の通信手段を用いて直接
連絡することにより、間接的に素材データが仮登録され
たことを通知する方法、あるいは、オペレータが自らの
判断によりファイリング端末のアプリケーションプログ
ロラムを起動して、データベースにアクセスし、仮登録
データが存在するか否かを確認する方法等が採用されて
いた。
【0010】そのため、前者の方法にあっては、素材デ
ータの送信元が、素材データの送信操作を行うたびに、
担当のオペレータに対して連絡を取らなくてはならず、
業務処理が極めて繁雑になるうえ、オペレータが常駐す
る場所から離れている場合等には、迅速に送信事実を伝
達することができないという問題を有していた。また、
後者の方法にあっては、オペレータが複数の業務を担当
し、ファイリング端末以外の他の操作端末で作業してい
る場合や、ファイリング処理用のアプリケーションプロ
グロラム以外の他のプログラムを起動して作業をしてい
る場合には、素材データが仮登録された事実を迅速に確
認することができないという問題を有していた。したが
って、素材データの送信確認作業が繁雑になるうえ、本
登録作業の遅延や漏れが生じ、オンエアプレビューや送
出監視制御等の他の作業に影響が及ぶという問題を有し
ていた。
【0011】そこで、本発明は、上述したような問題点
に鑑み、ランダムアクセス可能なサーバを導入した放送
システムにおいて、ファイリング作業のオペレータが特
別な操作を行うことなく、任意の操作端末で素材データ
の仮登録状況が確認でき、迅速に本登録作業を行うこと
ができるデータ蓄積運用システム及びそのデータ登録方
法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを
格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ蓄積
運用システムは、映像、音声等の放送用素材を格納し、
ランダムアクセスが可能な記憶媒体を用いたビデオサー
バ(素材蓄積手段)を備えたデータ記録再生システムに
おいて、データ管理手段により送出される素材の属性情
報を受信し、データ記憶手段に設けられた第1の領域に
仮登録するデータ受信手段と、第1の領域に仮登録され
た属性情報が存在するか否かを監視し、その監視結果を
通知する受信データ監視手段と、操作端末に常時表示さ
れる基本画像を、属性情報が存在する場合には第1の画
面に切り替え、また、属性情報が存在しない場合には第
2の画面に切り替える報知情報出力手段と、第1の領域
に仮登録された属性情報を、第2の領域に本登録する操
作端末と、を具備していることを特徴としている。
【0013】そのため、本発明に係るデータ蓄積運用シ
ステムによれば、受信データ監視手段により第1の領域
に属性情報が仮登録されているか否かが監視され、その
監視結果に基づいて、報知情報出力手段により操作端末
の画面上に常時表示される基本画像が切り替わるので、
ファイリング作業担当のオペレータは、基本画像の切り
替わりを視認することによって、素材データが仮登録さ
れた事実を迅速に認識し、操作端末を操作して速やかに
属性情報を本登録することが可能になる。
【0014】本発明に係るデータ蓄積運用システムのデ
ータ登録方法は、映像、音声等の放送用素材を格納し、
ランダムアクセスが可能な記憶媒体を用いたビデオサー
バ(素材蓄積手段)を備えたデータ蓄積運用システムの
データ登録方法であって、素材の属性情報をデータ記憶
手段に設けられた第1の領域に仮登録する手順と、第1
の領域に仮登録された属性情報が存在するか否かを監視
し、その監視結果を操作端末に通知する手順と、操作端
末に常時表示される基本画像を、属性情報が存在する場
合には第1の画面に切り替え、また、属性情報が存在し
ない場合には第2の画面に切り替える手順と、第1の領
域に仮登録された属性情報を、第2の領域に本登録する
とともに、第1の領域に格納された属性情報を消去する
手順と、を含むことを特徴としている。
【0015】そのため、本発明に係るデータ蓄積運用シ
ステムのデータ登録方法によれば、データ記憶手段内の
第1の領域に属性情報が仮登録されているか否かが監視
され、その監視結果に基づいて、操作端末の画面上に常
時表示される基本画像が切り替わるので、ファイリング
作業担当のオペレータは、基本画像の切り替わりを視認
することによって、素材データが仮登録された事実を迅
速に認識し、属性情報の本登録を速やかに行うことが可
能になる。
【0016】本発明に係るデータ蓄積運用システムのデ
ータ受信報知方法は、映像、音声等の放送用素材を格納
し、ランダムアクセスが可能な記憶媒体を用いたビデオ
サーバ(素材蓄積手段)を備えたデータ蓄積運用システ
ムのデータ受信報知方法であって、データ記憶手段に格
納された素材の属性情報が存在するか否かを監視し、そ
の監視結果を1又は複数の操作端末に通知する手順と、
操作端末に常時表示される基本画像を、属性情報が存在
する場合には第1の画面に切り替え、また、属性情報が
存在しない場合には第2の画面に切り替える手順と、を
含むことを特徴としている。
【0017】そのため、本発明に係るデータ蓄積運用シ
ステムのデータ受信報知方法によれば、データ記憶手段
に属性情報が格納されているか否かが監視され、その監
視結果に基づいて、1又は複数の特定の操作端末の画面
上に常時表示される基本画像が切り替わるので、ファイ
リング作業担当のオペレータは、基本画像の切り替わり
を視認することによって、素材データが仮登録された事
実を速やかに認識することが可能になる。
【0018】本発明に係るデータ蓄積運用システムのデ
ータ受信報知方法のプログラムを格納した記憶媒体は、
映像、音声等の放送用素材を格納し、ランダムアクセス
が可能な記憶媒体を用いたビデオサーバ(素材蓄積手
段)を備えたデータ蓄積運用システムのデータ受信報知
方法であって、データ記憶手段に格納された素材の属性
情報が存在するか否かを監視し、その監視結果を1又は
複数の操作端末に通知する手順と、操作端末に常時表示
される基本画像を、属性情報が存在する場合には第1の
画面に切り替え、また、属性情報が存在しない場合には
第2の画面に切り替える手順と、を含む一連のデータ蓄
積運用システムのデータ受信報知処理を実行するプログ
ラムを記憶媒体に格納したことを特徴としている。
【0019】そのため、本発明に係るデータ蓄積運用シ
ステムのデータ受信報知方法によれば、データ記憶手段
に属性情報が格納されているか否かが監視され、その監
視結果に基づいて、1又は複数の特定の操作端末の画面
上に常時表示される基本画像が切り替わる一連の処理手
順を、既存あるいは新規に導入されるデータ蓄積運用シ
ステムに組み込み適用することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、詳しく説明する。図1は、本発明に係るデータ記録
再生システムを、放送局内に構築されたビデオサーバシ
ステム(CMバンクシステム)に適用した場合の一実施
形態を示す全体構成図である。図1に示すように、ビデ
オサーバシステムは、大別して、局内上位サブシステム
100と、操作サブシステム200と、データベースサ
ブシステム300と、大容量記憶サブシステム400
と、送出系サブシステム500と、LAN等のネットワ
ーク600と、を有して構成されている。
【0021】これらの各サブシステムは、その機能の全
て、又は、一部を効率的に実現するために、必要に応じ
て汎用のオペレーティングシステム(OS)を搭載した
パーソナルコンピュータ、若しくは、ワークステーショ
ン(以下、「コンピュータ」と総称する)等により構成
される。特に、操作サブシステム200は、操作端末で
あるコンピュータを操作するオペレータとの良好なマン
・マシン・インターフェースを図るために、GUI(グ
ラフィカル・ユーザ・インターフェース)環境に優れた
所定の汎用OS(例えば、Windows95/98/NT
等:いずれもMicrosoft社の登録商標)を搭載したネッ
トワーク対応の複数のコンピュータ(ネットワークカー
ドやハードディスクドライブを実装したコンピュータ本
体、ディスプレイ装置及びキーボードやマウス等の入力
装置を含む)を有している。
【0022】以下、各サブシステムの具体的な構成及び
機能について説明する。 (局内上位サブシステム100)局内上位サブシステム
100は、編集部門や営業部門に設置された上位管理シ
ステム101を含み、編集部門や営業部門から受け取っ
た素材(放送素材の実体的データ;例えば、CM素材と
しての映像及び音声)に素材コードと呼ばれる局内管理
用の情報を付与したり、素材の送出順番(いわゆる、プ
レイリスト)を作成する。
【0023】なお、上位管理システム101は、本発明
に係るデータ蓄積運用システム(本実施形態ではCMバ
ンクシステム)とは異なる別のネットワーク系に接続さ
れており、データゲートウェイ102が、このネットワ
ークとCMバンクシステムとのデータやファイルの受け
渡しを調停する機能を有している。例えば、上位管理シ
ステム101から素材データやプレイリストを受信し
て、後述するデータベースサーバ301に登録し、ま
た、データベースサーバ301から供給される更新登録
結果や、放送を完了した素材データのリスト(送出結果
リスト)を上位管理システム101に返信する。ここ
で、上位管理システム101は、データ管理手段を構成
する。
【0024】また、データゲートウェイ102は、デー
タ受信手段を構成し、本システム内で稼働する各種アプ
リケーションプログラムの起動を管理する機能(アプリ
ケーション管理機能)を有するほか、システム全体の日
付を管理(日付同期管理)する機能、システム内で発生
する各種ワーニングやエラーを一括管理して、その対応
を通知する機能(ワーニング監視機能)をも具備してい
る。ここで、上述した素材データとは、後述するビデオ
サーバ403a、403bに格納される素材の属性を識
別するデータであって、例えば素材コード、素材名及び
スポンサー名等であって、実体としての素材そのもので
はない。また、プレイリストとは、1日に送出するCM
枠(あるいはCM素材)を送出時刻順に並べたデータテ
ーブルであって、CM枠とそのCM枠を形成する素材と
をそれぞれ個別に識別する属性情報の他、枠スタート時
刻及び素材長などの時刻情報を備える。
【0025】(操作サブシステム200)操作サブシス
テム200は、GUI環境を備えた汎用OSを搭載した
コンピュータ(図では便宜的に3台)201〜203を
備え、これらのコンピュータ201〜203は、例え
ば、ファイリング作業やプレビュー作業、送出監視作業
等、使用目的に対応したアプリケーションプログラムが
組み込まれており、それぞれの作業を担当するオペレー
タにより操作される。ここでは、各々のコンピュータ2
01〜203をファイリング端末、プレビュー端末、送
出監視端末として使用する場合について説明する。これ
らのファイリング端末、プレビュー端末、送出監視端末
は、操作端末を構成する。
【0026】ファイリング端末201は、データベース
サーバ301に登録された素材データを基に、ビデオサ
ーバ403a、403b(現用、予備)の両系、若しく
は、いずれか一方側の系に記録させるべき素材を送出系
に指示したり、その指示に対応した素材記録結果をデー
タベースサーバ301に通知する。また、ファイリング
端末201では、データベースサーバ301に登録され
たプレイリストにしたがって、ビデオサーバ403a、
403bに記録された素材を放送順に、所定のフォーマ
ットでVTRテープに記録編集して送出バックアップテ
ープを作成する一本化処理を実行する。なお、ファイリ
ング端末201における本発明独自の構成については、
詳しく後述する。
【0027】プレビュー端末202は、マザープレビュ
ー処理及びオンエアプレビュー処理を行う。ここで、マ
ザープレビュー処理とは、ビデオサーバ403a、40
3bに記録された素材を、各素材毎にその映像及び音声
をモニタで確認する処理である。また、オンエアプレビ
ュー処理とは、データベースサーバ301に登録された
プレイリストに従った放送順に、ビデオサーバ403
a、403bに記録された素材の映像及び音声をモニタ
で確認する処理であって、上述した従来技術において説
明したように、CM素材が記録された一本化テープをV
TRにセットして内容を順次確認する作業に相当する。
【0028】送出監視卓203は、プレイリスト管理処
理及びオンエア監視処理を行う。プレイリスト管理処理
では、データベースサーバ301に登録されるプレイリ
ストを画面表示したり、その内容を編集する。オンエア
監視処理では、素材送出の実行状態を監視したり、番組
編成の変更に伴う送出制御指示や、トラブル発生時に送
出制御のリカバリー指示を出す。なお、図では、各々の
コンピュータ201〜203が、それぞれ個別の作業に
対応したアプリケーションプログラムが組み込まれた専
用装置であるが如く示したが、1台のコンピュータにフ
ァイリング用、プレビュー用、送出監視用等の各種アプ
リケーションプログラム(又は、これらを統合したアプ
リケーションプログラム)を組み込み、作業内容に応じ
て適宜アプリケーションプログラムを切り替えて起動す
る汎用装置が、複数台ネットワーク600に接続されて
いるものであってもよい。後述するライセンス管理機能
の具体的な説明においては、このような汎用装置を対象
にして説明する。
【0029】(データベースサブシステム300)デー
タベースサブシステム300は、ネットワーク対応のデ
ータベースエンジン(例えば、SQLデータベースエン
ジン)を搭載し、このデータベースエンジンを介して、
操作サブシステム200の各端末201〜203から自
由にレコードデータの参照や更新及び追加を行うことが
可能なデータベーステーブルを備えたデータベースサー
バ301を有して構成され、上述したデータゲートウェ
イ102や、ファイリング端末201、プレビュー端末
202、送出監視卓203から送出される各種処理結果
をデータベースに登録する一方、その登録に応じて更新
された素材データ、プレイリスト及び送出結果リスト
を、データゲートウェイ102を介して、上位データ管
理システム101に転送する。データベースサーバ30
1の機能、及び、素材データの登録処理については、詳
しく後述する。ここで、データベースサーバ301は、
データ記憶手段を構成する。
【0030】(大容量記憶サブシステム400)大容量
記憶サブシステム400は、例えば、上述したRAID
技術を駆使して構築された大容量のハードディスクシス
テムに、大量の素材を蓄積し、その素材をプレイリスト
等にしたがって管理し、且つ、所望のタイミングで送出
するものであって、障害耐性を向上するために、現用系
及び予備系からなるデュアル構成を有し、各系に同一の
素材が記憶されるようになっている。すなわち、SMS
401a、IDC(Intelligent Device Controller)
402a及びビデオサーバ403aを備えた現用系と、
SMS401b、IDC402b及びビデオサーバ40
3bを備えた予備系から構成されている。さらに、各系
共通のカセット制御装置404、カセットオートチェン
ジャ405、各系のIDC402a、402bによって
制御される素材機406、プレビュー画像等を表示する
モニタ装置407とを備えている。ここで、ビデオサー
バ403a、403bは、素材蓄積手段を構成し、モニ
タ装置407は、表示手段を構成する。
【0031】モニタ装置407は、操作サブシステム2
00の各操作端末201〜203の近傍に配置され、オ
ペレータは各操作端末201〜203を操作しながら、
素材の内容等が確認できるように構成されている。カセ
ットオートチェンジャ405は、従来のテープ方式によ
る送出素材蓄積装置に相当し、ビデオサーバ403a、
403bのデータバックアップ用や一本化テープの作成
に利用される。なお、カセット制御装置404は、ファ
イリング端末201やプレビュー端末202又は送出監
視卓203からのリソース要求に応答してカセットオー
トチェンジャ405の各種リソースの割り当てを調停す
る。
【0032】(送出系サブシステム500)送出系サブ
システム500は、送出部門に設置された上位制御シス
テム(以下、便宜的に「送出制御システム」という)5
01を含むとともに、この送出制御システム501から
の通知データ(スタンバイコマンド)にしたがって、送
出のための素材の頭出しを行う現用系の送出制御ゲート
ウェイ502a、及び、予備系の送出制御ゲートウェイ
502bと、各系共通のマスタースイッチャ503等を
含んで構成されている。なお、送出制御システム501
から各系のIDC402a、402bに対して送出プレ
イ制御情報が送出されるとともに、マスタースイッチャ
503から各系のIDC402a、402bに対してオ
ンエアタリー情報が供給される。そして、その制御情報
にしたがって、ビデオサーバ403a、403bから素
材の再生を行い、その結果を送出制御ゲートウェイ50
2a、502bが送出結果リストとしてデータベースサ
ブシステム300へ追加する。
【0033】次に、本実施形態に係るCMバンクシステ
ムにおける全体的な処理動作について説明する。まず、
局内または局外で製作されたCM等の素材データは、磁
気テープなどの可搬型記憶媒体に収められ、その素材デ
ータを放送する放送事業者の担当部署(例えば、編集部
門や営業部門など)に届けられる(このことを便宜的に
「入荷」と称する)。なお、入荷は、可搬型記憶媒体だ
けに限らない。専用線などの通信回線を利用した入荷、
すなわち、データのみの入荷も有り得るが、以下の説明
では簡単化のために、可搬型記憶媒体を用いた入荷を例
にして説明することにする。
【0034】入荷が発生すると、当該部署の担当者は、
上位管理システム101に属する端末を操作して素材デ
ータ毎の受付処理を実行する。この受付処理では、各々
の素材データを一意に識別するための素材コードを付与
する。素材コードは、重複のない唯一無二の識別可能な
独自のコードでなければならない。素材コードの書式
は、例えば、適当な接頭文字と複数桁の一連番号とを組
み合わせたものとすることができる。接頭文字はその素
材コードの種別を表す適当な文字(または文字列)を含
むことができ、例えば、CM素材の場合は“CM”とす
ることができる。そして、一連番号を自動的にカウント
アップさせながら自動発生させることにより、独自の素
材コードを設定することができる。具体例については後
述する。
【0035】受付処理では、上記素材コードの付与に加
え、さらに、素材に関する様々な属性データの入力を行
ってプレイリストを作成する。属性データは、例えば、
素材の長さ(DUR)、素材の提供者名(スポンサー
名)、素材の名前(素材名)、素材に含まれる音声デー
タの種類(モノラル、ステレオ等)、素材に含まれる映
像データの種類(NTSC、PAL等)・・・・などで
ある。
【0036】次いで、上位管理システム101における
受付処理を完了すると、この受付管理システム101か
らデータゲートウェイ102を介して、上記の素材コー
ド及び属性データを含むプレイリストが転送され、デー
タベースサーバ301内に作成されたデータベーステー
ブルに追加登録される。例えば、上位管理システム10
1で“CM0000000007”の素材データを受付
し、当該素材データを含むプレイリストを作成した場合
は、その受付処理の完了後に、データベースサーバ30
1に設けられたデータベーステーブルに、図2に示すよ
うなレコードデータを含む新規レコードが追加登録され
る。但し、新規レコードの追加段階では、レコードデー
タの各フィールドデータのうちステータスフィールドの
情報は“空白”(または長さゼロの文字列若しくはNU
LL値)に設定されている。なお、図2は、データベー
スサーバに作成されるデータベーステーブルの構造図で
ある。
【0037】次いで、ファイリング作業、プレビュー作
業、または、送出監視作業を担当するオペレータは、操
作サブシステム200の各端末(ファイリング端末20
0、プレビュー端末202及び送出監視卓203)を操
作し、データベースサブシステム300や大容量記憶サ
ブ400システムにアクセスしながら自己の担当作業を
実行する。
【0038】次に、上記全体動作のうち、主要な作業の
機能動作として、「素材のファイリング機能」、「素材
のプレビュー機能」、「プレイリスト登録機能」、「オ
ンエアプレビュー機能」、「一本化テープの作成機能」
及び「送出機能」について、さらに詳しく説明する。 「素材のファイリング機能」素材のファイリング作業
は、データベースサーバ301に、上位管理システム1
01からデータゲートウェイ102を経由して素材デー
タが仮登録された後、ファイリング端末201における
素材データの本登録操作によって、仮登録された素材デ
ータのうち、実際にビデオサーバ403a、403bに
記録(登録)する素材についての素材データをデータベ
ースサーバ301に更新登録し、登録した素材データに
基づいて、素材機406を制御し、素材をビデオサーバ
403a、403bに記録することにより行われる。
【0039】したがって、ファイリング端末201によ
りファイリング操作を実行すると、データベースサーバ
301に更新登録された素材データに対応した素材を、
素材機406にて再生してビデオサ−バ403a、40
3bに登録するようにSMS401a、401bに指示
する。これにより、SMS401a、401bでは、現
用系及び予備系のビデオサーバ403a、403bの両
系、若しくは、いずれか一方側の系に、素材機406の
再生出力(映像や音声等の素材)を登録するよう制御す
る。ファイリング操作に応じてデータベース上で更新登
録された素材データは、ファイリング結果として、デー
タベースサーバ301に仮登録されている素材データに
付加され、データゲートウェイ102を経由して上位管
理システム101に戻される。
【0040】「素材のプレビュー機能」素材のプレビュ
ー作業は、ビデオサ−バ403a、403bに登録され
た素材の確認を行うものであって、プレビュー端末20
2にて実行されるマザープレビュー処理にて行われる。
マザープレビュー処理では、データベースサーバ301
に登録されている素材データを表示して、その内から内
容確認したい素材データを選択して、ビデオサ−バ40
3a、403bに登録された素材をモニタ装置407に
表示出力して、素材内容及び画質、音質をモニタチェッ
クする。したがって、プレビュー端末202により素材
プレビューを実行すると、選択した素材データに対応し
た素材をモニタ出力するようSMS401a、401b
に指示する。これにより、SMS401a、401b
は、IDC402a、402bを介してビデオサーバ4
03a、403bに該当する素材をプレビュー出力する
よう制御する。
【0041】「プレイリスト登録機能」プレイリスト登
録作業は、上位管理システム101により生成されたプ
レイリストが、データゲートウェイ102を経由してデ
ータベースサーバ301に自動的に登録される。また、
上位管理システム101からフロッピーディスク等の記
録媒体により出力(受け渡し)される場合には、例え
ば、送出監視卓203にてプレイリスト管理処理を起動
し、その記録媒体からプレイリストを読み出してデータ
ベースサーバ301に登録する。データベースサーバ3
01に登録されたプレイリストは、送出監視卓203に
より実行されるプレイリスト管理処理により直接、入力
編集可能な形式となっている。
【0042】「オンエアプレビュー機能」オンエアプレ
ビュー作業は、プレビュー端末202により、後述する
オンエアプレビュー処理を起動することにより、データ
ベースサーバ301に登録されたプレイリストにしたが
って、ビデオサーバ403a、403bに記録された素
材を放送順に、その映像及び音声をモニタ装置407で
確認する。オンエアプレビュー処理を行う際には、現用
系、予備系のいずれのビデオサーバ403a、403b
を使用するか指定する。したがって、プレビュー端末2
02によりオンエアプレビュー処理を実行すると、プレ
イリストに沿った素材を、指定した系側のビデオサーバ
からモニタ出力するようSMS401a(401b)に
指示する。これにより、SMS401a(401b)
は、IDC402a(402b)を介して指定した系側
のビデオサーバ403a(403b)がプレビュー出力
するよう制御する。
【0043】「一本化テープの作成機能」一本化テープ
の作成作業は、ファイリング端末201により、一本化
処理を起動することにより、データベースサーバ301
に登録されたプレイリストにしたがって、ビデオサーバ
403a、403bに記録された素材を放送順に、所定
のフォーマットにてVTRテープに記録編集して送出バ
ックアップ用の一本化テープを作成する。そして、上述
したように、一本化テープは、プレイリストにしたがっ
てVTRテープに送出する順に素材を記録したものであ
り、本システムで障害が発生して送出できなくなった場
合に、この一本化テープを送出制御システム501に含
まれる送出VTRで再生して送出を継続させる。したが
って、ファイリング端末201により一本化処理を実行
すると、プレイリストに沿った素材を、指定した系側の
ビデオサーバ403a(403b)からカセットオート
チェンジャ405へ再生出力するように、SMS401
a(401b)に指示する一方、カセット制御装置40
4にVTR記録を指示する。
【0044】「送出制御機能」送出制御作業において
は、現用系と予備系とで独立して行われ、現用系のビデ
オサーバ403aからの素材送出については、送出制御
ゲートウェイ502aが、また、予備系のビデオサーバ
403bからの素材送出については、送出制御ゲートウ
ェイ502bがそれぞれ担う。送出制御ゲートウェイ5
02a、502bは、データベースサーバ301に登録
されるプレイリストのうち、当日及び翌日分のプレイリ
ストを自動的に読み込み、そのプレイリストを参照して
対応する素材を記録するビデオサーバ403a、403
bからそれぞれ送出するようSMS401a、401b
に指示する。送出制御ゲートウェイ502a、502b
では、送出結果リストを作成し、作成した送出結果リス
トを、データゲートウェイ102を介して上位管理シス
テム101に送信する。
【0045】次に、本実施形態に係るビデオサーバシス
テムに適用される受信データ監視機能(受信データ監視
手段)及び報知情報出力機能(報知情報出力手段)につ
いて、図面を参照して説明する。ここで、本実施形態に
適用される受信データ監視機能は、ファイリング端末に
組み込まれる(インストールされる)アプリケーション
プログラムとして実現される形態、あるいは、データベ
ースサーバが有するプログロラム機能を使用して構築さ
れる形態が採用される(受信データ監視プログロラ
ム)。まず、操作端末の一例としてファイリング端末2
02に画面表示されるファイリング処理プログラムのイ
ンターフェース(GUI)画面について、図面を参照し
て説明する。
【0046】図3は、ファイリング端末201のGUI
画面を示す図である。図3に示すように、ファイリング
端末201のモニタ画面の最上段領域には、アクセスバ
ーのGUI画像(以下、単にアクセスバーと記す)10
が配置され、その下方には、ファイリング作業用のアプ
リケーションプログロラムのGUI画像20が配置され
る。GUI画像20の上段領域には、タイトルバー2
1、メニューバー22及びコマンドボタンCTL群23
が配置され、最下段領域には、ステータス表示領域29
が配置されている。また、これら上下段領域に挟まれた
領域には、素材データのリスト表示領域24、素材デー
タの属性表示領域25、素材機、サーバのコントロール
パネル26、ファイリング/プレビュー操作パネル2
7、及び、ビデオサーバ選択パネル28が配置されてい
る。
【0047】まず、最上段領域について説明する。図4
は、アクセスバー10のGUI画像を示す図である。図
4に示すように、アクセスバー10は、報知情報出力手
段を構成し、アプリケーション起動ボタン群11と、報
知情報表示領域12とを有する操作パネルであって、操
作端末の画面上に常駐するGUI画像である。アプリケ
ーション起動ボタン群11は、複数のコマンドボタンコ
ントロール(以下「コントロール」を「CTL」と記
す)が設定されており、各々のコマンドボタンCTLに
は、当該操作端末(ここでは、ファイリング端末)にお
いて使用頻度の高い主要なアプリケーションプログロラ
ムが割り当てられている。
【0048】ここで、“コントロール”(CTL)と
は、再利用可能なプログラムモジュールの一種であっ
て、特に、Visualなプログラム開発ツールにあら
かじめ付属する(または、オプションとして別売され
る)GUI画面設計用の様々な部品をいう。例えば、V
BX(Visual Basic Extension)、OCX(OLEカス
タムコントロール)、クラスライブラリ、Active
Xコントロールなどがその代表例である。したがって、
アクセスバー10や後述するGUI画像20を設計する
際に、用途に応じた適切なコントロールを選択し、その
コントロールを画面に貼り付けるだけで画面をレイアウ
トできるので、開発工数が大幅に短縮される。
【0049】アプリケーション起動ボタン群11は、具
体的には、ファイリングアプリケーションを起動するボ
タンCTL11aと、マザープレビューアプリケーショ
ンを起動するボタンCTL11bと、オンエアプレビュ
ーアプリケーションを起動するボタンCTL11cと、
プレイリストマネージャアプリケーションを起動するボ
タンCTL11dと、オンエアモニタ(A系:現用系)
アプリケーションを起動するボタンCTL11eと、オ
ンエアモニタ(B系:予備系)アプリケーションを起動
するボタンCTL11fと、一本化アプリケーションを
起動するボタンCTL11gと、ユーティリティボック
スCTL11hと、メンテナンスボックス等の適当にデ
ザインされたボタンCTL11iが配置されている。
【0050】以下、各ボタンCTL11a〜11iに設
定されるアプリケーションプログロラムの機能につい
て、簡単に説明する。ファイリングアプリケーション
(ボタンCTL11a)は、上述したように、データベ
ースに登録された素材データを元に、素材をビデオサー
バの現用/予備の両系に同時、及び、片側に記録するた
めのプログラムである。データベースに仮登録された素
材データを本登録する機能も有している。
【0051】マザープレビューアプリケーションは、ビ
デオサーバに記録された素材を、各素材毎に映像、音声
モニタで確認するためのプログラムであり、オンエアプ
レビューアプリケーションは、データベースに登録され
たプレイリストに基づいて、ビデオサーバに記録された
素材を放送(送出)順に、映像、音声モニタで確認する
ためのプログラムである。プレイリストマネージャアプ
リケーションは、データベースに登録されたプレイリス
トの表示や編集を行うプログラムである。オンエアモニ
タ(A系:現用系)、オンエアモニタ(B系:予備系)
アプリケーションは、送出の実行状態を監視したり、番
組編成の変更に伴う送出制御指示や、トラブル発生時に
送出制御のリカバリ指示を行うためのプログラムであ
る。
【0052】一本化アプリケーションは、データベース
に登録されたプレイリストに基づいて、ビデオサーバに
記録された素材を放送順に、VTRテープに所定のフォ
ーマットで記録、編集するためのプログラムである。ユ
ーティリティボックスは、ユーティリティ登録された各
種のアプリケーションツールのリストを格納し、任意の
ユーティリティツールを選択、起動するためのボタンで
ある。メンテナンスボックスは、ビデオサーバシステム
や操作端末で生じたエラー等の修復を行うアプリケーシ
ョンツールのリストを格納し、任意のメンテナンスツー
ルを選択、起動するためのボタンである。
【0053】また、報知情報表示領域12には、局日付
/時刻を表示するテキストボックス12aと、受信デー
タの監視結果を表す受信データアイコン12bと、ビデ
オサーバシステム内でのエラー等の発生状態を表示する
ワーニングアイコン12cが配置されている。局日付/
時刻表示ボックス12aは、1日の放送が終了するまで
の経過(累積)時刻を表示し、上位管理システム101
からの命令により、日替わり(日付の更新と時刻のリセ
ット)処理が実行される。
【0054】受信データアイコン12bは、受信データ
監視プログラムにより、データベース内に設けられた仮
登録領域に受信した素材データが存在するか否かが監視
され、その監視結果に応じて表示状態が制御される。例
えば、仮登録領域に素材データが存在する場合には、ア
イコンを表示(第1の画面)し、素材データがない場
合、あるいは、仮登録された素材データを本登録して仮
登録領域の素材データが削除(消去)された場合には、
アイコンの表示を消す(第2の画面)。ここで、受信デ
ータアイコン12bを含むアクセスバー10全体が基本
画像を構成する。
【0055】なお、受信データアイコン12bの他の表
示制御方法として、仮登録領域に素材データが存在する
場合には、アイコンを点滅表示する方法を適用すること
もできる。また、受信データ監視プログラムに、素材デ
ータの属性種別や受信した素材データの数等を判別する
機能を付加することにより、属性種別に応じて、アイコ
ンの表示色を変化させたり、素材データ数に応じてアイ
コン表示に着信数を重ねて表示させる方法を適用するこ
ともできる。
【0056】ワーニングアイコン12cは、データゲー
トウェイ102に組み込まれたワーニング監視機能(ワ
ーニング監視サーバ)により検出された、システムの機
器やプログロラムで発生したワーニングやエラーを警告
表示するものである。例えば、ワーニングが検出された
場合には、ハードディスクを表す円筒状のアイコンを表
示し、ワーニングが検出されていない場合、あるいは、
ワーニングの原因が解消された場合には、アイコンの表
示を消す表示方法や、常時アイコンを表示し、ワーニン
グが検出された場合には、アイコンの表示色を警告色に
変化させる表示方法を適用される。
【0057】ここで、受信データ監視プログロラムは、
アクセスバー10の起動プログロラムに組み込まれてい
るものであってもよい。要するに、アクセスバー10の
起動動作と連動するように構築されるものであれば、上
述したように、各操作端末にアプリケーションプログロ
ラムとして組み込まれるものであっても、また、データ
ベースのプログラム機能を利用して構築されるものであ
ってもよい。なお、アクセスバー10のボタンCTLの
設定は、コマンドの設定により任意のアプリケーション
プログロラムに設定変更でき、また、アクセスバー10
の表示配置は、例えば、マウスによるドラッグアンドド
ロップ操作等により端末画面の上下左右端等、任意の位
置に配置できる。要するに、画面上において常時最前面
に位置し、かつ、作業中の表示領域の妨げとならず、端
末を操作するオペレータに受信データアイコン12bの
表示状態が認識される位置に表示されているものであれ
ばよい。
【0058】次いで、上段領域について説明する。タイ
トルバー21は、起動されているアプリケーションプロ
グラム(ファイリング処理プログラム)を示す適当なタ
イトルメッセージ(「ファイリング」等)が表示される
とともに、そのGUI画面20を表示中の端末に接続さ
れた大容量記憶サブシステム400の系(A系又はb
系)が表示される(図では「A系」)。また、タイトル
バー21には、適当にデザインされたイメージオブジェ
クト21aや、そのGUI画面10を閉じるためのボタ
ン21b、表示最大化ボタン21c及び最小化ボタン2
1dなどが配置されている。
【0059】メニューバー22は、タイトルバー11の
下方に配置され、幾つかのメニュー項目(図では、ファ
イル(F)、編集(E)、表示(V)、操作(O)、オ
プション(P)、設定(S)及びヘルプ(H))が設定
されている。そして、任意のメニュー項目をクリック
(マウスの左ボタン操作;以下同様)することにより、
プルダウン式のサブメニュー項目が表示されるようにな
っている。コマンドボタンコントロール(以下「コント
ロール」を「CTL」と記す)群13は、メニューバー
12の下方に配置され、複数のコマンドボタンCTLが
設定されており、各々のコマンドボタンCTLに使用頻
度の高いサブメニュー項目(メニューバー12に登録さ
れたサブメニュー項目)が割り当てられている。
【0060】次いで、ファイリングリスト(素材データ
のリスト)の表示領域24について、図面を参照して説
明する。図5は、ファイリングリストの表示領域24を
示すレイアウト図である。プレイリストの表示領域24
には、図5に示すように、多数の行と列から構成された
一つのデータシートCTL24aが配置され、データシ
ートCTL24aの縦方向と横方向には、それぞれ縦方
向のスクロールバー24bと横方向のスクロールバー2
4cが表示されている。これらのスクロールバー24
b、24cを使用することにより、領域外に隠れた行や
列を表示できる。データシートCTL24aの各列(項
目)には、例えば、“素材コード”、“ステータス”、
“DUR”、“スポンサー名”、“素材名”、“音
声”、・・・・等の項目名が設定されており、これらの
項目は、データベースサブシステム300のデータベー
ステーブル(図2参照)の各フィールドにリンクされて
いる。
【0061】メイン画面のデータシートCTL24aの
任意の行をマウスでポイントしてクリックすることによ
り、その行を選択状態にし(実際には不図示のメイン画
面で素材選択を行うようになっており、データシートC
TL24aの行を選択しても無反応であるが、以下では
便宜的にこのデータシートCTL24aで素材選択を行
うものとして説明することにする)、ツールバーの「実
行」ボタンをクリックすると、GUI画像20が表示さ
れる。そのとき、データシートCTL24aには、選択
された実行対象の素材の行の背景色が、例えばグレーで
表示される。具体的には、図では、例えば、上から2行
目(素材コード“CM0000000007”の行)が
グレーの背景色で表示されており、この行が実行対象状
態になっていることを示している。各行の「ステータ
ス」は、その行の素材データの現状を表している。例え
ば、空白は未記録(未ファイリング)を表し、“記録済
み”はファイリング完了を表し、“プレビュー済み”は
マザープレビュー完了を表している。
【0062】ファイリング作業を行う場合は、ステータ
スが“空白”の行で、且つ、ファイリング対象の素材コ
ードと一致する行を見つけ出し、その行を実行対象状態
にしたうえで、後述のファイリング操作を実行する。ま
たは、プレビュー作業を行う場合は、ステータスが“記
録済み”の行で、且つ、プレビュー対象の素材コードと
一致する行を見つけ出し、その行を実行対象状態にした
うえで、後述のプレビュー操作を実行する。データシー
トCTL24aの各行の先頭には、上記ファイリング作
業及びプレビュー作業の選択動作を容易化するための2
種類のイメージオブジェクトが表示される。一方のイメ
ージオブジェクト24dは円筒状の図形を図案化したも
のであり、このイメージオブジェクト24dはステータ
スの“記録済み”にリンクする。また、他方イメージオ
ブジェクト24eはディスプレイ画面を図案化したもの
であり、このイメージオブジェクト24eはステータス
の“プレビュー済み”にリンクする。
【0063】次いで、素材データの属性表示領域25に
ついて、図面を参照して説明する。図6は、素材データ
の属性表示領域25を示すレイアウト図である。図6に
示すように、属性表示領域25には、「全般」、「素材
構成」、「ユーザ情報」及び「その他」の四つのタブボ
タンCTL25a〜25dを有するタブCTL25eが
設けられており、例えば、全般タブボタンCTL25a
を選択したとき、タブCTL25eに以下の各CTLが
表示されるようになっている。
【0064】すなわち、素材コード表示用のテキストボ
ックスCTL25f、ステータス表示用のテキストボッ
クスCTL25g、音声モード表示用のリストボックス
CTL25h、映像種別表示用のリストボックスCTL
25i、素材区分表示用のリストボックスCTL25
j、スポンサー名表示用のテキストボックスCTL25
k、素材名表示用のテキストボックスCTL25m、使
用期間/開始表示用のテキストボックスCTL25n、
使用期間/終了表示用のテキストボックスCTL25
p、TotalDUR表示用のテキストボックスCTL
25q、構成数表示用のテキストボックスCTL25
r、Video種別表示用のリストボックスCTL25
s、Audio種別表示用のリストボックスCTL25
t、DUR表示用のテキストボックスCTL25u、ダ
ビング元素材の素材コード表示用のテキストボックスC
TL25v、元素材SOM表示用のテキストボックスC
TL25wなどが設けられている。
【0065】そして、これらのCTLに、データシート
CTL24a(図5参照)の選択行の詳細情報(正確に
は、同選択行の素材コードに一致した素材コードを持
つ、データベースサブシステム300のデータベーステ
ーブルのレコード情報)が表示されるようになってい
る。例えば、図6の例では、各CTLに、図5のデータ
シートCTL24aの選択行に対応した素材コード“C
M0000000007”の素材データに関する詳細情
報が表示されている。これらの情報は、データベースサ
ブシステム300のデータベーステーブルにおける“C
M0000000007”の各フィールド情報(図2参
照)である。
【0066】なお、図6において、ステータスの“記録
済み”は素材コード“CM0000000007”の素
材データを大容量記憶サブシステム400に記録(蓄
積)済みであることを示し、音声モードの“ステレオ”
は同素材データに含まれる音声データがステレオ方式
(この他に“モノラル”や“音声多重”などの方式があ
る)のデータであることを示している。また、映像種別
の“NTSC”は同素材データに含まれる映像データが
NTSC(National Television System Committee)方
式(この他に“PAL:PhaseAlternation by Line col
or television”や“SECAM:Sequential couleura
Memoire”などの方式がある)のデータであることを示
し、素材区分の“T”は、Time CMの略である
(この他にSB:Station Breakなどの区
分がある)ことを示している。
【0067】また、使用期間は、受付開始日や締め切り
日(終了日)があるものについて、その開始日と終了日
の双方、又は、いずれか一方(但し、使用期間がないも
のは空白)を示し、Total DURの値(図では“00:1
5”)は素材の全体の長さ(時間)を示している。ま
た、VudioやAudioの“D”は、第1素材構成
の素材機のIDを示し、DURの値(図では“00:1
5”)は、第1素材構成のDURを示している。また、
ダビング素材の値(文字列が入る;図では空白)は、ダ
ビング元素材の素材コードを示し、元素材SOMの値
(図では“00:00:00:00”)は、入荷された
素材テープのSOMのタイムコード値を示している。
【0068】次いで、素材機、サーバのコントロールパ
ネル26、ファイリング/プレビュー操作パネル27、
及び、ビデオサーバ選択パネル28について、図面を参
照して説明する。図7は、素材機、サーバのコントロー
ルパネル26、及び、ビデオサーバ選択パネル28を示
すレイアウト図であり、図8は、ファイリング/プレビ
ュー操作パネル27を示すレイアウト図である素材機、
サーバのコントロールパネル26は、図7に示すよう
に、上記ファイリングリストのうち、オペレータの操作
により、選択状態にある素材のサーバの映像、若しく
は、素材機の映像の再生動作を制御するコントロールパ
ネルであって、従来技術におけるビデオテープを再生す
るためのVTRのコントローラに相当する。
【0069】具体的には、素材機、サーバのコントロー
ルパネル26には、「再生(PLAY)」、「停止(S
TOP)」、「1フレーム戻し(REV)」及び「1フ
レーム送り(FWD)」の各コマンドボタンCTL26
a、26b、26c、26dが設けられている。「再生
(PLAY)」、「停止(STOP)」、「1フレーム
戻し(REV)」及び「1フレーム送り(FWD)」の
各コマンドボタンCTL26a、26b、26c、26
dは、それぞれ、選択された素材のサーバの映像、若し
くは、素材機の映像を再生し、中止(停止)し、再生中
の画面を1フレーム戻し(REV)、再生中の画面を1
フレーム先に進める(FWD)ためのものである。
【0070】ファイリング/プレビュー操作パネル27
は、図8に示すように、コマンドボタンCTL27a、
27c、27e、27fと、2個のプログレスバーCT
L27b、27dとを備えている。コマンドボタンCT
L27aは、ファイリング作業の実行を指定するための
ものである。このボタンを押すと、選択行の素材コード
に対応する素材データが大容量記憶サブシステム400
に登録(蓄積)される。但し、プレビュー作業時は、こ
のコマンドボタンCTL27aは使用不可(Enabl
ed=False)になる。
【0071】プログレスバーCTL27bは、ファイリ
ング作業の進行状況を表示するためのものである。進行
割合を棒グラフの長さで表示する。棒グラフが最大長に
なったときに進行割合100%、すなわち、ファイリン
グ作業の完了を示す。コマンドボタンCTL27cは、
プレビュー作業の実行を指定するためのものである。こ
のボタンを押すと、選択行の素材コードに対応する素材
データが大容量記憶サブシステム400から読み出さ
れ、モニタ装置407に表示される。但し、ファイリン
グ作業時は、このコマンドボタンCTL922iは使用
不可(Enabled=False)になる。プログレ
スバーCTL27dは、プレビュー作業の進行状況を表
示するためのものである。進行割合を棒グラフの長さで
表示する。棒グラフが最大長になったときに進行割合1
00%、すなわち、プレビュー作業の完了を示す。コマ
ンドボタンCTL27eは、実行中のファイリング作業
またはプレビュー作業の中止を指示するためのものであ
る。コマンドボタンCTL27fは、GUI画面20
(図3参照)をクローズするためのものである。但し、
ファイリング作業またはプレビュー作業の実行中は、こ
のコマンドボタンCTL27fは使用不可(Enabl
ed=False)になる。
【0072】ビデオサーバ選択パネル28は、図7に示
すように、A系選択コマンドボタンCTL28a、B系
選択コマンドボタンCTL28b及びA/B両系選択コ
マンドボタンCTL28cを備え、プレビュー作業の対
象となる系(大容量記憶サブシステム400の現用系ビ
デオサーバ(A系)/予備系ビデオサーバ(B系))を
選択するためのものである。これらのA系選択コマンド
ボタンCTL28a、B系選択コマンドボタンCTL2
8b、A/B両系選択コマンドボタンCTL28cは、
グループ化されたトグルボタンCTLであり、一つを選
択(図では左端のコマンドボタンCTL28aを選択し
ている)すると、そのボタンは押し込まれた状態を維持
し、他のボタンは飛び出した状態を維持する。タイトル
に“A”が表記されたボタンはA系選択用、“B”が表
記されたボタンはB系選択用、“A”と “B”が表記
されたボタンはA/B両系選択用である。
【0073】次いで、ステータス表示領域29につい
て、図面を参照して説明する。図9は、ステータス表示
領域29を示すレイアウト図である。ステータス表示領
域29は、リストボックスCTL29a及び複数のテキ
ストボックスCTL29b〜29dを備え、リストボッ
クスCTL29aには、システムエラー等のメッセージ
情報が時間順にリスト表示される。古い時間のメッセー
ジ情報を確認する場合は矢印ボタンをクリックしてリス
トを表示させ、所望のリスト行を選択すればよい。ま
た、テキストボックスには、例えば、ファイリング作業
やプレビュー作業の実行中または作業終了を示す文字
列、プレビューモード(単独実行モード/連続実行モー
ド)、及び、プレビュー対象の素材データの数(分母は
画面に抽出中の全素材データ数)などが表示される。
【0074】したがって、操作端末(ここでは、ファイ
リング端末)の画面上に、アクセスバー10を、ファイ
リングアプリケーションのGUI画像20とともに、あ
るいは、GUI画像20の前面に、常時表示することに
より、ファイリング作業担当のオペレータは、アクセス
バー10に表示される受信データアイコン12bの表示
状態を視認して、素材データが受信され、仮登録されて
いることを認識することができ、迅速に当該素材データ
の本登録作業に移行することができる。
【0075】なお、上述した実施形態においては、ファ
イリング端末の画面上にアクセスバー10を常時最前面
に表示する場合について示したが、プレビュー端末や送
出監視卓の画面上、あるいは、これらの統合アプリケー
ションが組み込まれた操作端末の画面上に、上記と同様
に、常時最前面にアクセスバー10を起動して表示する
ことにより、ファイリング作業担当のオペレータが他の
操作端末を使用している場合や、ファイリング以外のア
プリケーションプログロラムを使用している場合であっ
ても、素材データの受信状態(仮登録の有無)を迅速か
つ確実に認識することができる。
【0076】次に、本実施形態に係るデータ受信報知方
法について、図面を参照して説明する。なお、本実施形
態に係るデータ受信報知方法について、受信データ監視
プログロラム(以下、監視プログロラムと略記する)が
各操作端末のアクセスバーに組み込まれた場合の第1の
報知方法と、データベースサーバに組み込まれた場合の
第2の報知方法に分けて説明する。 (第1の報知方法)図10は、本実施形態に係るビデオ
サーバシステムにおける第1のデータ受信報知方法(第
1の通知方法)の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0077】(STEP11)まず、操作端末(ファイ
リング、プレビュー端末、送出監視卓のいずれでもよ
い)の電源が投入されると、アクセスバー10が起動
し、操作端末(201〜203)のモニタ画面にアクセ
スバー10の所定のGUI画像が表示される。ここで、
オペレータが、ファイリングやプレビュー、送出監視制
御等の所望の作業を実行するために、アクセスバー10
を操作して対応するアプリケーションプログラムを起動
した場合であっても、アクセスバー10は、これらアプ
リケーションの作業画面と並んで、あるいは、作業画面
の前面に常に表示される。
【0078】(STEP12)次いで、操作端末(20
1〜203)に組み込まれた監視プログロラムにより、
定期的にデータベース301の仮登録領域に対して、素
材データの有無を確認するためのアクセスが行われる。
ここで、上述したように、データベース301の仮登録
領域に格納されている素材データは、編集部門や営業部
門に設置された上位管理システム101から送信され、
データゲートウェイ102を介してデータベース301
に随時格納されたものである。なお、監視プログロラム
によるデータベース301へのアクセスは、非常に短い
周期、例えば1秒間隔程度で実行されるので、略リアル
タイムで受信した素材データの仮登録状況を監視するこ
とができる。
【0079】(STEP13)次いで、監視プログロラ
ムは、素材データの監視結果に基づいて、仮登録領域に
素材データが存在か否かを判断する。 (STEP14)そして、素材データが存在すると判断
した場合には、現在のアクセスバー10における受信デ
ータアイコン12bの表示状況を確認し、素材データが
あることを示す受信データアイコン12bが表示されて
いない場合には、アクセスバー10に対して、新しく受
信した(新着の)素材データがあることを示す受信デー
タアイコン12bを表示するように第1の指令を出す。
一方、素材データがあることを示す受信データアイコン
12bがすでに表示されている場合には、現在の受信デ
ータアイコン12bの表示状態を維持して、引き続きデ
ータベース301の監視を継続する。すなわち、非常に
短い周期でデータベース301を監視した場合、ファイ
リング担当のオペレータがファイリングアプリケーショ
ンを起動して、本登録操作を行う前に次の監視結果が通
知されるため、現在の受信データアイコン12bの表示
状態に応じて、受信データアイコン12bの表示指令が
出力される。
【0080】(STEP15)次いで、アクセスバー1
0は、第1の指令に基づいて、素材データがあることを
示す受信データアイコン12bを表示して(第1の画
面)、オペレータに当該受信状況を報知する。そして、
オペレータが、ファイリング端末201を操作して、仮
登録された素材データを確認し、本登録操作を実行する
と、受信データアイコン12bは、素材データがないこ
とを示す表示(第2の画面)に切り替わる。なお、具体
的な報知方法としては、素材データがあることを示す場
合のみ、受信データアイコン12bを表示する方法や、
常時表示されている受信データアイコン12bを点滅さ
せたり、表示色を変更する方法等を適用することができ
る。また、仮登録された素材データの属性情報の種別や
受信数に応じて、アイコンの表示色を変化させたり、ア
イコン表示に受信数を重ねて表示する等の表示方法を適
用することもできる。さらに、画面表示だけでなく、音
声等により報知する方法を合わせて適用することもでき
る。
【0081】(STEP16)また、(STEP13)
において、素材データが存在しないと判断した場合に
は、現在のアクセスバー10における受信データアイコ
ン12bの表示状況を確認し、素材データがあることを
示す受信データアイコン12bがすでに表示されている
場合には、アクセスバー10に対して、素材データがな
いことを示す受信データアイコン12bを表示する(あ
るいは、素材データがあることを示す受信データアイコ
ン12bを表示しない)ように第2の指令を出す。一
方、素材データがないことを示す受信データアイコン1
2bがすでに表示されている場合(あるいは、素材デー
タがあることを示す受信データアイコン12bが表示さ
れていない場合)には、現在の受信データアイコン12
bの表示状態を維持して、引き続きデータベース301
の監視を継続する。
【0082】(STEP17)次いで、アクセスバー1
0は、第2の指令に基づいて、素材データがないことを
示す受信データアイコン12bを表示して(あるいは、
素材データがあることを示す受信データアイコン12b
を表示しないようにして)、オペレータに当該受信状況
を報知する(第2の画面)。
【0083】したがって、監視プログロラムによりデー
タベースの仮登録領域に、新着の素材データが受信され
ているか否かが略リアルタイムに監視され、その監視結
果に基づいて、各操作端末の画面上に常時表示されるア
クセスバー10の表示が切り替わるので、ファイリング
作業担当のオペレータは、ファイリング端末に限らず、
他の操作端末で作業を行っている場合であっても、アク
セスバー10に表示される受信データアイコン12bの
表示状態(の切り替わり)を視認することによって、素
材データが仮登録された事実を迅速かつ確実に認識する
ことができ、速やかにファイリング端末201を操作し
て素材データの確認、本登録作業を行うことができる。
【0084】(第2の報知方法)図11は、本実施形態
に係るビデオサーバシステムにおける第2のデータ受信
報知方法(第2の通知方法)の監視プログロラムの処理
手順を示すフローチャートであり、図12は、本実施形
態に係るビデオサーバシステムにおける第2のデータ受
信報知方法(第2の通知方法)のアクセスバーの処理手
順を示すフローチャートである。 (STEP21/STEP31)まず、ビデオサーバシ
ステムが起動すると、データベースサーバ301が有す
るプログラム機能により構築された監視プログロラムが
起動される。一方、操作端末(ファイリング、プレビュ
ー端末、送出監視卓のいずれでもよい)の電源が投入さ
れると、監視プログロラムに関連づけられたアクセスバ
ー10が起動し、操作端末(201〜203)のモニタ
画面にアクセスバー10のGUI画像が表示される。こ
こで、オペレータが、ファイリングやプレビュー、送出
監視等の所望の作業を実行するために、アクセスバー1
0を操作して対応するアプリケーションプログラムを起
動した場合であっても、アクセスバー10は、これらア
プリケーションの作業画面と並んで、あるいは、作業画
面の前面に常に表示される。
【0085】(STEP22)次いで、データベースサ
ーバ301に組み込まれた監視プログロラムにより、デ
ータベースの仮登録領域へのアクセスが行われ、素材デ
ータの格納状況が監視される。ここで、監視プログロラ
ムによる素材データの監視は、上位管理システム101
からデータゲートウェイ102を介して素材データが受
信され、仮登録領域への格納処理が行われたときを検出
する。したがって、受信した素材データがリアルタイム
で監視される。
【0086】(STEP23)次いで、監視プログロラ
ムは、素材データの監視結果に基づいて、仮登録領域に
素材データが存在するか否かを判断する。 (STEP24)そして、仮登録領域に新着の素材デー
タがあると判断した場合には、操作端末のアクセスバー
に対して、「素材データ有り」の報知情報を送出する。
ここで、報知情報が送出される操作端末は、あらかじめ
監視プログロラムに登録された特定の操作端末(例えば
ファイリング端末)のみであっても良いし、データベー
ス301に接続された全ての操作端末であってもよい。
少なくとも、ファイリング作業担当のオペレータが使用
する可能性がある操作端末に対して送出されるものとす
る。 (STEP25)上記(STEP23)において、仮登
録領域に新着の素材データがないと判断した場合には、
アクセスバーに対して、「素材データ無し」の報知情報
を送出する。以上の一連の素材データの監視及び報知処
理は、ビデオサーバシステム(監視プログロラム)が起
動状態にある場合には、繰り返し実行される。
【0087】(STEP32/STEP33)一方、ア
クセスバーは、監視プログロラムから送出される報知情
報を受信すると、報知情報の内容が、「素材データ有
り」か「素材データ無し」かを判別する。 (STEP34)そして、「素材データ有り」と判別し
た場合には、アクセスバー10のGUI画像に、新着の
素材データがあることを示す受信データアイコン12b
を表示する(第1の画面)。ここで、アクセスバー10
に、素材データがあることを示す受信データアイコン1
2bがすでに表示されている場合には、現在の受信デー
タアイコン12bの表示状態を維持する。具体的な報知
方法については、上述した第1の通知方法と同等である
ので説明を省略する。次いで、オペレータが、ファイリ
ング端末201を操作して、仮登録された素材データを
確認し、本登録操作を実行すると、受信データアイコン
12bは、素材データがないことを示す表示(第2の画
面)に切り替わる。
【0088】(STEP35)上記(STEP33)に
おいて、「素材データ無し」と判別した場合には、アク
セスバー10のGUI画像に、新着の素材データがない
ことを示す受信データアイコン12bを表示する(ある
いは、素材データがあることを示す受信データアイコン
12bを消去する;(第2の画面))。以上の一連の素
材データの報知処理は、操作端末(アクセスバー)が起
動状態にある場合には、繰り返し実行される。
【0089】したがって、データベースサーバに301
に組み込まれた監視プログロラムにより、データベース
の仮登録領域に新着の素材データが受信されたこと(格
納状況)がリアルタイムに監視され、その監視結果に基
づいて、各操作端末の画面上に常時表示されるアクセス
バー10の表示が切り替わるので、ファイリング作業担
当のオペレータは、ファイリング端末に限らず、他の操
作端末で作業を行っている場合であっても、アクセスバ
ー10に表示される受信データアイコン12bの表示状
態(の切り替わり)を視認することによって、素材デー
タが仮登録された事実を迅速かつ確実に認識することが
でき、速やかにファイリング端末を操作して素材データ
の確認、本登録作業を行うことができる。
【0090】次に、上述したデータ受信報知方法を適用
したデータ登録方法(ファイリング処理)について、図
面を参照して説明する。図13は、本実施形態に係るフ
ァイリング作業の一連の処理手順を示す概念図である。
図13に示すように、上位管理システム101が設置さ
れた編集部門や営業部門において、素材データが受付処
理され、ビデオサーバシステムに送出すると、データゲ
ートウェイ102により受信され、データベースサーバ
301の仮登録領域301aに随時仮登録される。具体
的には、新たな素材データが、データゲートウェイ10
2により受信されると、受信データのプロトコル等がチ
ェックされて、プロトコルが合致する場合には、データ
ベースサーバ301に設けられた仮登録領域301aに
素材データが格納される(仮登録)。
【0091】一方、各操作端末(201〜203)、あ
るいは、データベースサーバ301に組み込まれた受信
データ監視プログロラムは、一定時間毎あるいはリアル
タイムで仮登録領域301aの素材データの有無を監視
する。そして、新着の素材データが検出された場合に
は、その監視結果に基づいて、上述した一連のデータ受
信報知方法に従って、各操作端末に常時表示されるアク
セスバー10の受信データアイコン12bの表示状態を
切り替える。ファイリング作業担当のオペレータは、自
分が操作する操作端末(201〜203)の画面上に表
示されているアクセスバー10の受信データアイコン1
2bの表示状態が切り替わったことを視認して、新着の
素材データが仮登録されていることを認識する。
【0092】そして、ファイリング端末を操作すること
により、データベース301の仮登録領域に格納された
素材データを抽出して、画面上で内容を確認した後、本
登録操作を実行し、データベースサーバ301に設けら
れた素材データ登録領域301bに素材データが格納さ
れる(本登録)。このとき、仮登録領域301aに格納
されていた素材データは消去される。また、本登録操作
により、アクセスバー10の受信データアイコン12b
の表示状態が、新着の素材データが存在しないことを示
す表示に切り替わる。このような一連のファイリング作
業により、プレビューや送出監視等のアプリケーション
において参照される素材データ(及び、素材)が最新の
データに更新される。
【0093】以上説明した本実施形態に係るデータ受信
報知方法、及び、データ登録方法の処理手順は、これを
実行するプログラムを記憶媒体に格納し、既存のビデオ
サーバシステム、あるいは、新規に導入されるビデオサ
ーバシステムを構成するファイリング端末を含む各種操
作端末、データベースサーバ、等に組み込むことによ
り、本発明に係るデータ蓄積運用システム及びそのデー
タ登録方法を容易に実現することができる。
【0094】ここで、記憶媒体とは、一般的なフロッピ
ィディスク、CD−ROM、メモリカード、ROMチッ
プ等の可搬型のものに限定されるものではなく、固定記
憶装置(ハードディスク)に予め上記プログラムをイン
ストールして提供するものであってもよい。さらに、ネ
ットワークや通信回線を介してプログラムを配布する場
合にあっては、配布元の記憶装置も、上記記憶媒体に含
まれる。したがって、上述した記憶媒体に記憶されたプ
ログラムは、データ蓄積運用システム(CMバンクシス
テム等)に備えられた各種操作端末やデータベースサー
バ等に内蔵又は付設されたハードウェアシステムに実行
可能な形式でロードされ、当該プログラムを実行するこ
とにより、上記データ受信報知方法やデータ登録方法フ
ァイリング方法の一連の処理手順がソフトウェア制御に
より実現される。
【0095】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、映像、音
声等の放送用素材を格納し、ランダムアクセスが可能な
記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積運用
システムにおいて、データ記憶手段に設けられた第1の
領域に格納される素材の属性情報の有無を監視する受信
データ監視手段と、該監視結果に基づいて、報知情報を
出力する報知情報出力手段と、報知情報出力手段を備え
た操作端末と、を具備しているので、ファイリング作業
担当のオペレータは、操作端末に表示される報知情報出
力手段による画像の切り替わりを視認することによっ
て、属性情報が第1の領域に格納されたことを迅速に認
識することができ、第2の領域への格納作業へ速やかに
移行することができる。
【0096】また、請求項2記載の発明によれば、報知
情報出力手段は、操作端末の表示画面上に常時表示され
る基本画像であり、第1の領域に属性情報が存在する場
合には、属性情報の存在を報知する画面に切り替わるの
で、ファイリング作業担当のオペレータは、操作端末を
何ら操作することなく、基本画面の切り替わりを視認す
ることによって、第1の領域に属性情報が存在すること
を迅速に認識することができる。また、請求項3又は9
記載の発明によれば、データ記憶手段の第1の領域は、
属性情報を一時的に格納する領域であり、第2の領域
は、本登録領域であるので、属性情報を一旦仮登録した
後、属性情報の内容を確認して、本登録を行うことがで
き、属性情報に高い信頼性を必要とするデータ蓄積運用
システムに良好に適用することができる。
【0097】また、請求項4又は10記載の発明によれ
ば、操作端末は、第1の領域に一時的に格納された属性
情報を第2の領域に登録するファイリング端末であるの
で、ファイリング作業担当のオペレータは、端末の画面
に表示される報知情報出力手段による画像の切り替わり
を迅速かつ確実に視認することができ、属性情報の第1
の領域から第2の領域への格納作業を速やかに行うこと
ができる。また、請求項5記載の発明によれば、受信デ
ータ監視手段は、各操作端末が有するプログロラム機能
を利用して構築されているので、ファイリング作業担当
のオペレータが使用する個別の端末で、報知情報出力手
段による画像の切り替わりを迅速かつ確実に視認するこ
とができ、属性情報の第2の領域への格納作業を速やか
に行うことができる。
【0098】また、請求項6記載の発明によれば、受信
データ監視手段は、データ記憶手段が有するプログロラ
ム機能を利用して構築されているので、第1の領域に格
納される属性情報の有無を、特定の操作端末に対して一
括して報知することができ、ファイリング作業担当のオ
ペレータが使用する端末に関わらず、報知情報を迅速か
つ確実に伝達することができる。そして、請求項7記載
の発明によれば、映像、音声等の放送用素材を格納し、
ランダムアクセスが可能な記憶媒体を用いた素材蓄積手
段を備えたデータ蓄積運用システムのデータ登録方法で
あって、素材の属性情報をデータ記憶手段に設けられた
第1の領域に格納する手順と、第1の領域に仮登録され
た属性情報が存在するか否かを監視し、その監視結果に
基づく報知情報を操作端末に通知する手順と、報知情報
に基づいて、属性情報を第2の領域に格納する手順と、
を有しているので、ファイリング作業担当のオペレータ
は、操作端末に表示される報知情報を視認することによ
って、属性情報が第1の領域に格納されたことを迅速に
認識することができ、第2の領域への格納作業へ速やか
に移行することができる。
【0099】また、請求項8記載の発明によれば、報知
情報を操作端末に出力する手順は、操作端末の表示画面
上に常時表示される基本画像であり、第1の領域に属性
情報が存在する場合には、属性情報の存在を報知する画
面に切り替わるので、ファイリング作業担当のオペレー
タは、操作端末を何ら操作することなく、基本画面の切
り替わりを視認することによって、第1の領域に属性情
報が存在することを迅速に認識することができる。そし
て、請求項11記載の発明によれば、映像、音声等の放
送用素材を格納し、ランダムアクセスが可能な記憶媒体
を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積運用システム
のデータ受信報知方法であって、データ記憶手段に格納
された素材の属性情報が存在するか否かを監視し、その
監視結果を1又は複数の操作端末に通知する手順と、操
作端末に常時表示される基本画像を、属性情報が存在す
る場合には第1の画面に切り替え、また、属性情報が存
在しない場合には第2の画面に切り替える手順と、を有
しているので、ファイリング作業担当のオペレータは、
操作端末に常時表示される基本画像の切り替わりを視認
することによって、属性情報が記憶手段に格納されたこ
とを迅速に認識することができ、該属性情報を利用した
後続の処理作業を速やかに行うことができる。
【0100】そして、請求項12記載の発明によれば、
映像、音声等の放送用素材を格納し、ランダムアクセス
が可能な記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ
蓄積運用システムのデータ受信報知方法であって、デー
タ記憶手段に格納された素材の属性情報が存在するか否
かを監視し、その監視結果を1又は複数の操作端末に通
知する手順と、操作端末に常時表示される基本画像を、
属性情報が存在する場合には第1の画面に切り替え、ま
た、属性情報が存在しない場合には第2の画面に切り替
える手順と、を含む一連のデータ蓄積運用システムのデ
ータ受信報知処理を実行するプログラムを記憶媒体に格
納しているので、既存あるいは新規に導入されるデータ
蓄積運用システムに簡易に組み込み適用することがで
き、属性情報が記憶手段に格納されたことを迅速かつ確
実に報知することができるデータ蓄積運用システムを安
価かつ容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録再生システムを、放送
局内に構築されたビデオサーバシステム(CMバンクシ
ステム)に適用した場合の一実施形態を示す全体構成図
である。
【図2】データベースサーバに作成されるデータベース
テーブルの構造図である。
【図3】ファイリング端末201のGUI画面を示す図
である。
【図4】アクセスバー10のGUI画像を示す図であ
る。
【図5】ファイリングリストの表示領域24を示すレイ
アウト図である。
【図6】素材データの属性表示領域25を示すレイアウ
ト図である。
【図7】プレビュー操作パネル17、及び、ビデオサー
バ選択パネル19を示すレイアウト図である。
【図8】ファイリング操作パネル18を示すレイアウト
図である
【図9】ステータス表示領域29を示すレイアウト図で
ある。
【図10】本実施形態に係るビデオサーバシステムにお
ける第1のデータ受信報知方法(第1の通知方法)の処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】本実施形態に係るビデオサーバシステムにお
ける第2のデータ受信報知方法(第2の通知方法)の監
視プログロラムの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】本実施形態に係るビデオサーバシステムにお
ける第2のデータ受信報知方法(第2の通知方法)のア
クセスバーの処理手順を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態に係るファイリング作業の一連の
処理手順を示す概念図である。
【符号の説明】
10……アクセスバー、12b……受信データアイコ
ン、100……局内上位サブシステム、200……操作
サブシステム、201……ファイリング端末、300…
…データベースサブシステム、301……データベース
サーバ、301a……仮登録領域、301b……素材デ
ータ登録領域、400……大容量記憶サブシステム、5
00……送出系サブシステム、600……ネットワー
ク。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材を格納し、ランダムアクセスが可能
    な記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積運
    用システムにおいて、 前記素材の属性情報を送出するデータ管理手段と、 前記データ管理手段により送出される前記属性情報を受
    信し、データ記憶手段に設けられた第1の領域に格納す
    るデータ受信手段と、 前記データ記憶手段の第1の領域に格納される前記属性
    情報の有無を監視して、該監視結果を出力する受信デー
    タ監視手段と、 前記受信データ監視手段により出力される前記監視結果
    に基づいて、報知情報を出力する報知情報出力手段と、 前記報知情報出力手段を備え、前記第1の領域に格納さ
    れた前記属性情報を前記データ記憶手段に設けられた第
    2の領域に格納するとともに、前記第1の領域に格納さ
    れた前記属性情報を消去する操作端末と、を具備するこ
    とを特徴とするデータ蓄積運用システム。
  2. 【請求項2】 前記報知情報出力手段は、前記操作端末
    の表示画面上に常時表示される基本画像であり、 前記属性情報が第1の領域に存在する場合には、前記基
    本画像を、前記属性情報の存在を報知する第1の画面に
    切り替え、前記属性情報が第1の領域に存在しない場合
    には、前記属性情報の不在を報知する第2の画面に切り
    替え制御することを特徴とする請求項1記載のデータ蓄
    積運用システム。
  3. 【請求項3】 前記データ記憶手段の第1の領域は、前
    記データ受信手段により受信された前記属性情報を一時
    的に格納する領域であり、 前記第2の領域は、前記素材蓄積手段に格納された前記
    素材を使用する際に参照する前記属性情報を格納する本
    登録領域であることを特徴とする請求項1記載のデータ
    蓄積運用システム。
  4. 【請求項4】 前記操作端末は、前記第1の領域に一時
    的に格納された前記属性情報を前記第2の領域に登録す
    るファイリング端末であることを特徴とする請求項3記
    載のデータ蓄積運用システム。
  5. 【請求項5】 前記受信データ監視手段は、前記各操作
    端末が有するプログロラム機能を利用して構築されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のデータ蓄積運用シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記受信データ監視手段は、前記データ
    記憶手段が有するプログロラム機能を利用して構築され
    ていることを特徴とする請求項1記載のデータ蓄積運用
    システム。
  7. 【請求項7】 素材を格納し、ランダムアクセスが可能
    な記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積運
    用システムのデータ登録方法であって、前記素材の属性
    情報をデータ記憶手段に設けられた第1の領域に格納す
    る手順と、 前記データ記憶手段の第1の領域に格納される前記属性
    情報の有無を監視する手順と、 前記監視結果に基づいて、報知情報を1又は複数の操作
    端末に出力する手順と、 前記報知情報に基づいて、前記第1の領域に格納された
    前記属性情報を、前記データ記憶手段に設けられた第2
    の領域に格納するとともに、前記第1の領域に格納され
    た前記属性情報を消去する手順と、を含むことを特徴と
    するデータ蓄積運用システムのデータ登録方法。
  8. 【請求項8】 前記報知情報を1又は複数の操作端末に
    出力する手順は、前記操作端末の表示画面上に常時表示
    される基本画像を有し、 前記属性情報が第1の領域に存在する場合には、前記基
    本画像を、前記属性情報の存在を報知する第1の画面に
    切り替え、前記属性情報が第1の領域に存在しない場合
    には、前記属性情報の不在を報知する第2の画面に切り
    替え制御することを特徴とする請求項7記載のデータ蓄
    積運用システムのデータ登録方法。
  9. 【請求項9】 前記データ記憶手段の第1の領域は、前
    記属性情報を一時的に格納する領域であり、 前記第2の領域は、前記素材蓄積手段に格納された前記
    素材を使用する際に参照する前記属性情報を格納する本
    登録領域であることを特徴とする請求項7記載のデータ
    蓄積運用システムのデータ登録方法。
  10. 【請求項10】 前記操作端末は、前記第1の領域に一
    時的に格納された前記属性情報を前記第2の領域に登録
    するファイリング端末であることを特徴とする請求項7
    記載のデータ蓄積運用システムのデータ登録方法。
  11. 【請求項11】 素材を格納し、ランダムアクセスが可
    能な記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積
    運用システムのデータ受信報知方法であって、 データ管理手段から送出され、データ記憶手段に格納さ
    れる前記素材の属性情報の有無を監視する手順と、 前記監視結果に基づいて、報知情報を1又は複数の操作
    端末に出力する手順と、 前記報知情報に基づいて、前記操作端末の表示画面上に
    常時表示される基本画像を、前記属性情報の存在を報知
    する第1の画面、又は、前記属性情報の不在を報知する
    第2の画面のいずれかに切り替え制御する手順とを含む
    ことを特徴とするデータ蓄積運用システムのデータ受信
    報知方法。
  12. 【請求項12】 素材を格納し、ランダムアクセスが可
    能な記憶媒体を用いた素材蓄積手段を備えたデータ蓄積
    運用システムのデータ受信報知方法であって、 データ管理手段から送出され、データ記憶手段に格納さ
    れる前記素材の属性情報の有無を監視する手順と、 前記監視結果に基づいて、報知情報を1又は複数の操作
    端末に出力する手順と、 前記報知情報に基づいて、前記操作端末の表示画面上に
    常時表示される基本画像を、前記属性情報の存在を報知
    する第1の画面、又は、前記属性情報の不在を報知する
    第2の画面のいずれかに切り替え制御する手順とを含む
    データ蓄積運用システムのデータ受信報知方法を実行す
    るプログラムを格納した記憶媒体。
JP11185708A 1999-06-30 1999-06-30 データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体 Pending JP2001016177A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185708A JP2001016177A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11185708A JP2001016177A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001016177A true JP2001016177A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16175481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11185708A Pending JP2001016177A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001016177A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018529A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2008124887A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Nec Corp 放送用システムおよび放送番組管理方法
JP2013198008A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Nec Corp Cm素材在局管理システム及びプログラム
JP2015050712A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 株式会社東芝 放送番組送出システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003018529A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Sony Corp 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2008124887A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Nec Corp 放送用システムおよび放送番組管理方法
JP4728932B2 (ja) * 2006-11-14 2011-07-20 日本電気株式会社 放送用システムおよび放送番組管理方法
JP2013198008A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Nec Corp Cm素材在局管理システム及びプログラム
JP2015050712A (ja) * 2013-09-03 2015-03-16 株式会社東芝 放送番組送出システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6441832B1 (en) Hierarchical processing apparatus and hierarchical processing method for video and audio data
US6330004B1 (en) Multimedia program editing and presenting system with flexible layout capability by simplified input operations
US6792469B1 (en) System and method for monitoring and controlling the production of audio and video streams
US7769270B2 (en) Editing system and control method thereof
US20070025701A1 (en) Information-processing apparatus, content reproduction apparatus, information-processing method, event-log creation method and computer programs
JP2009520277A (ja) デジタルメディア管理のシステムおよび方法
JPH10303840A (ja) マルチチャンネル放送システム
JP2000308005A (ja) 情報処理装置および方法、並びに媒体
AU2004225196A1 (en) Broadcast control
JP5263028B2 (ja) 番組送出制御システムおよび番組送出制御プログラム
US8707377B2 (en) Program sending controlling apparatus, program sending controlling method and program
JP2001016549A (ja) データ記録再生システム及びその再生方法並びにそのプログラムを格納した記憶媒体
US7421187B2 (en) Reproducing apparatus and superimposing method
JP2001016177A (ja) データ蓄積運用システム及びそのデータ登録方法並びにそのデータ受信報知方法及びそのプログラムを格納した記憶媒体
JP4016175B2 (ja) 素材蓄積送出装置および素材蓄積送出方法
JP4062820B2 (ja) 素材蓄積送出装置および素材蓄積送出方法
JP4200596B2 (ja) データ記録再生装置および記録媒体
JP4244462B2 (ja) データ記録再生装置
JP2002014880A (ja) 素材送出装置および素材送出方法
JP2002135714A (ja) 素材収録装置、素材収録方法および記録媒体
JP2002135624A (ja) 素材送出装置、素材送出方法および記録媒体
JP2001077776A (ja) 番組制作送出装置および記録媒体
JP2002290928A (ja) 送出制御方法及び送出制御装置
JP2002135726A (ja) 素材送出装置、データ記録再生装置、データ記録再生方法および記録媒体
JP2002280986A (ja) メディアサーバシステムおよび放送システム