JP2002135486A - プリンタ・スキャナ複合機、及びその制御方法、並びにコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

プリンタ・スキャナ複合機、及びその制御方法、並びにコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2002135486A
JP2002135486A JP2000327478A JP2000327478A JP2002135486A JP 2002135486 A JP2002135486 A JP 2002135486A JP 2000327478 A JP2000327478 A JP 2000327478A JP 2000327478 A JP2000327478 A JP 2000327478A JP 2002135486 A JP2002135486 A JP 2002135486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ・スキャナ複合機において、ローカ
ルコピーを実行可能と判断した場合に、確実・適切にロ
ーカルコピーを実行することができるように、プリンタ
部、スキャナ部を制御する技術を提供する。 【解決手段】 プリンタ・スキャナ複合機において、外
部より受信した印刷データに基づき前記プリンタ手段に
おいて画像を形成する第1の機能と、外部からの要求に
基づき前記スキャナ手段において画像を読み取る第2の
機能と、前記スキャナ手段により読み取った画像に基づ
き印刷データを生成し、前記生成した印刷データに基づ
き前記プリンタ手段において画像を形成する第3の機能
を実施可能に構成する。ユーザから第3の機能の実行指
示を受け付けた場合、かかる第3の機能の実行指示につ
いて処理が終了するまで、第1の機能又は/及び第2の
機能の実行指示を新たに受け付けないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体に画像を
形成するプリンタ手段と、原稿媒体から画像を読み取る
スキャナ手段とを備えたプリンタ・スキャナ複合機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタ部とスキャナ部の両方を
併せ持ち、ホストコンピュータを介してスキャナ装置、
プリンタ装置として機能するだけでなく、ホストコンピ
ュータを介さずに、スキャナで取り込んだ画像をプリン
タで印刷する機能(以下、「ローカルコピー」と呼ぶ)
を備えたプリンタ・スキャナ複合機の開発がなされてき
ている。
【0003】このようなプリンタ・スキャナ複合機で
は、プリンタ部において、ホスト装置からの印刷ジョブ
と、スキャナ部からの印刷ジョブの両方を受け取ること
となるため、両者からの印刷ジョブの実行がぶつからな
いように、何らかの排他制御を行う必要がある。従来
は、セマフォ等を用いて制御することにより、原則とし
て印刷ジョブを受け付けた順番に印刷処理を実行してい
た。
【0004】従来におけるローカルコピーの処理の流れ
を図7に示す。まず、ユーザからローカルコピーの実行
指示があった場合、スキャナ部は、自身がスキャン可能
な状態かどうかを判断する(S100)。スキャン可能
な状態の場合、スキャナ部はローカルコピーのためにス
キャナエンジンのセマフォを獲得する(S101)。そ
して、プリンタ部にプリンタステータスを要求する(S
102)。
【0005】プリンタ部では、スキャナ部からステータ
ス確認コマンドを受け付け(S103)、プリンタステ
ータスをスキャナ部に送る(S104)。
【0006】スキャナ部は、プリンタ部からプリンタス
テータスを受信し(S105)、これに基づいて、プリ
ンタが印刷可能な状態かどうかを判断する(S10
6)。印刷可能な状態の場合、ローカルコピー実行可能
と判断し、スキャナエンジンに読取命令を出力して読取
動作を開始し、読み取った画像データをプリンタ部に理
解可能な印刷データに変換し、印刷ジョブとしてプリン
タ部に送る(S107)。
【0007】プリンタ部は、スキャナ部から印刷ジョブ
が送られてきた場合、印刷エンジンのセマフォを獲得す
るとともに、印刷データの受信・解釈・展開等を行って
印刷処理を実行する(S108)。
【0008】図8は、ホスト装置から印刷ジョブが送ら
れてきた場合の動作を概念的に示した図である。従来に
おいては、ローカルコピーの印刷ジョブを受け付けたタ
イミングで、ローカルコピーのためにセマフォが獲得さ
れる。ローカルコピーの印刷ジョブを実行しているあい
だ(記号101で示す期間)において、ホスト装置から
新たに印刷ジョブが送られてきたとしても、ホスト装置
からの印刷ジョブを実行するタスクはセマフォを獲得で
きない。この場合、プリンタ部は、ホスト装置からの印
刷ジョブを受け付けずに(又は、スプールにバッファ
し)、ビジー信号をホスト装置に対して出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御方法では、
プリンタ部がプリンタステータスをスキャナ部に送った
後、スキャナ部よりローカルコピーの印刷ジョブ(印刷
ジョブA)が送られてくるまでのあいだ(記号102で
示す期間)に、ホスト装置から新たに印刷ジョブ(印刷
ジョブB)が送られてきた場合、印刷ジョブBを実行す
るタスクがセマフォを先に獲得することになる(図8参
照)。
【0010】この場合、プリンタ部は印刷ジョブAを受
け付けずに(又は、スプールにバッファし)、ビジー信
号をスキャナ部に対して出力することになる。結果とし
て、スキャナ部ではローカルコピーを実行可能と判断し
ておきながら、プリンタ部ではローカルコピーが実行さ
れない(又は遅れる)という問題が生じ、必ずしも十分
な操作性が実現されているとは言えなかった。
【0011】そこで、本発明は、プリンタ・スキャナ複
合機において、ローカルコピーを実行可能と判断した場
合に、確実・適切にローカルコピーを実行することがで
きるように、プリンタ部、スキャナ部を制御する技術を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の制御方法は、印
刷媒体に画像を形成するプリンタ手段と、原稿媒体から
画像を読み取るスキャナ手段とを備え、外部より受信し
た印刷データに基づき前記プリンタ手段において画像を
形成する第1の機能と、外部からの要求に基づき前記ス
キャナ手段において画像を読み取る第2の機能と、前記
スキャナ手段により読み取った画像に基づき印刷データ
を生成し、前記生成した印刷データに基づき前記プリン
タ手段において画像を形成する第3の機能とを実施可能
に構成されたプリンタ・スキャナ複合機に対する制御方
法であって、ユーザから第3の機能の実行指示を受け付
けた場合、かかる第3の機能の実行指示について処理が
終了するまで、第1の機能又は/及び第2の機能の実行
指示を新たに受け付けないように制御することを特徴と
する。
【0013】好適には、ユーザから第3の機能の実行指
示を受け付けた場合、前記スキャナ手段において、前記
プリンタ手段に対し、印刷データを送信する前に、第1
の機能の実行指示を新たに受け付けないように通知する
工程を備える。
【0014】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記プリンタ手段において、
前記スキャナ手段に対し、印刷データの要求を送信する
前に、第2の機能の実行指示を新たに受け付けないよう
に通知する工程を備える。
【0015】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記プリンタ手段において、
前記スキャナ手段から印刷データを受け取る前に、第1
の機能の実行指示を新たに受け付けないように仮設定を
行う工程を備える。
【0016】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記スキャナ手段において、
前記プリンタ手段から印刷データの要求を受け取る前
に、第2の機能の実行指示を新たに受け付けないように
仮設定を行う工程を備える。
【0017】本発明の情報処理方法は、コンピュータに
より実施することができるが、そのためのコンピュータ
プログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メ
モリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてコ
ンピュータにインストールまたはロードすることができ
る。
【0018】本発明のプリンタ・スキャナ複合機は、印
刷媒体に画像を形成するプリンタ手段と、原稿媒体から
画像を読み取るスキャナ手段とを備えたプリンタ・スキ
ャナ複合機であって、外部より受信した印刷データに基
づき前記プリンタ手段において画像を形成する第1の機
能と、外部からの要求に基づき前記スキャナ手段におい
て画像を読み取る第2の機能と、前記スキャナ手段によ
り読み取った画像に基づき印刷データを生成し、前記生
成した印刷データに基づき前記プリンタ手段において画
像を形成する第3の機能を備え、ユーザから第3の機能
の実行指示を受け付けた場合、かかる第3の機能の実行
指示について処理が終了するまで、第1の機能又は/及
び第2の機能の実行指示を新たに受け付けないように制
御することを特徴とする。
【0019】好適には、ユーザから第3の機能の実行指
示を受け付けた場合、前記スキャナ手段において、前記
プリンタ手段に対し、印刷データを送信する前に、第1
の機能の実行指示を新たに受け付けないように通知す
る。
【0020】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記プリンタ手段において、
前記スキャナ手段に対し、印刷データの要求を送信する
前に、第2の機能の実行指示を新たに受け付けないよう
に通知する。
【0021】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記プリンタ手段において、
前記スキャナ手段から印刷データを受け取る前に、第1
の機能の実行指示を新たに受け付けないように仮設定を
行う。
【0022】また好適には、ユーザから第3の機能の実
行指示を受け付けた場合、前記スキャナ手段において、
前記プリンタ手段から印刷データの要求を受け取る前
に、第2の機能の実行指示を新たに受け付けないように
仮設定を行う。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図面を参照し
て本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本実
施形態のプリンタ・スキャナ複合機10の機能構成を表
すブロック図である。図1に示すように、プリンタ・ス
キャナ複合機10は、通信IF手段11、パネルIF手
段12、プリンタ部13、スキャナ部14を備えて構成
される。プリンタ部13は、プリンタ制御手段15、印
刷エンジン16を備えて、スキャナ部14は、スキャナ
制御手段17、スキャナエンジン18を備えて構成され
る。
【0024】プリンタ・スキャナ複合機は、物理的には
CPU、メモリなどを備えており、上記の各手段は、メ
モリに格納されるアプリケーションプログラムをCPU
が実行することにより機能的に実現される。CPUは、
リアルタイムマルチタスクOS上で、各手段を実現する
プログラムを実行することが望ましい。
【0025】このようにアプリケーションプログラムを
実行することにより実現される機能手段は、タスク(又
はプロセス)として把握することができる。すなわち、
通信IF手段11、パネルIF手段12、プリンタ制御
手段15、スキャナ制御手段17は、それぞれ、CPU
において実行される通信IFタスク、パネルIFタス
ク、プリンタ解析タスク、スキャナ制御タスクとして把
握できる。
【0026】通信IF手段11は、ホスト装置20よ
り、ネットワーク21を介して、例えばIEEE128
4.D4形式で、プリンタ部13やスキャナ部14に対
するコマンドや印刷データを受信し、記憶する。また、
スキャナ部14において読み取った画像データを、ネッ
トワーク21を介して、ホスト装置20に対して送信す
る。
【0027】ホスト装置20から受信する印刷データ
は、所定のプリンタ制御言語によって記述されており、
ホスト装置20内のプリンタドライバによって生成され
る。
【0028】ホスト装置20から受信するコマンドとし
ては、例えば、プリンタ制御手段15に対して印刷動作
を要求するコマンド、スキャナ制御手段17に対して読
取動作を要求するコマンド、プリンタ制御手段15等が
管理する所定の情報(ステータス情報など)を要求する
コマンドなどが考えられる。
【0029】パネルIF手段12は、ユーザから、液晶
や操作キーなどから構成されるパネル(図示せず)を介
して、プリンタ部13やスキャナ部14に対するコマン
ドを受け付ける。
【0030】ユーザから受け付けるコマンドとしては、
例えば、プリンタ部13やスキャナ部14に対するリセ
ットコマンド、ローカルコピーコマンドなどが考えられ
る。ローカルコピーとは、スキャナ部14において読み
取った画像に基づき印刷データを生成し、前記生成した
印刷データに基づきプリンタ部13において印刷する機
能を指す。
【0031】通信IF手段11及びパネルIF手段12
は、ホスト装置20やユーザからコマンドを受信した場
合、該コマンドがプリンタ部13に対するコマンドなの
か、スキャナ部14に対するコマンドなのか判断し、プ
リンタ部13又はスキャナ部14にコマンドの受信を通
知する。
【0032】プリンタ制御手段15は、印刷データ解析
・イメージデータ生成機能、印刷エンジンを制御する機
能など、通常のプリンタ制御装置が備える構成を備え
る。
【0033】例えば、通信IF手段11において、ホス
ト装置20から印刷動作を要求するコマンドと印刷デー
タ(印刷ジョブ)を受信した場合、プリンタ制御手段1
5は、受信した印刷データを解析して、ラスタ形式のイ
メージデータを1バンド分又は1ページ分生成し、イメ
ージバッファ(図示せず)に格納するとともに、印刷エ
ンジン16に給紙命令を出力する。印刷エンジン16
は、この給紙命令を受けて、紙送り機構等を制御して印
刷開始に必要な状態を整える。そして、プリンタ制御手
段15に対し、データ転送要求を出力する。プリンタ制
御手段15は、かかるデータ転送要求を受けて、印刷エ
ンジン16から送られる同期信号に従って、イメージバ
ッファからイメージデータを印刷エンジン16に対し転
送し、印刷エンジン16を制御しながら印刷を実行す
る。
【0034】ここで、プリンタ制御手段15は、スキャ
ナ部14で取り込んだ画像データをホスト装置20を介
さずに直接印刷するローカルコピー機能に対応してい
る。かかるローカルコピー機能については後述する。
【0035】印刷エンジン16は、例えば、印刷ヘッ
ド、紙送り機構(キャリッジ、キャリッジ駆動モータな
ど)等を含んで構成され、プリンタ制御手段15の制御
に従って紙などの印刷記録媒体に印刷を行う。印刷エン
ジン16としては、レーザプリンタのようにページ単位
で印刷するページプリンタ、インクジェットプリンタや
熱転写プリンタのように1文字単位で印刷するシリアル
プリンタ、1行単位で印刷するラインプリンタ等に対応
する各種印刷エンジンを用いることができる。
【0036】スキャナ制御手段17は、スキャナエンジ
ンを制御する機能、色変換等の画像処理を行う機能な
ど、通常のスキャナ制御装置が備える構成を備える。ま
た、読み取った画像に基づき、所定のプリンタ制御言語
に従って、印刷データを生成する機能を備える。
【0037】例えば、通信IF手段11において、ホス
ト装置20から読取動作を要求するコマンドを受信した
場合、スキャナ制御手段17は、スキャナエンジン18
に読取命令を出力する。スキャナエンジン18は、この
読取命令を受けて、走査機構等を制御して読取開始に必
要な状態を整え、原稿の走査を開始する。スキャナ制御
手段17は、読み取った画像データをホスト装置20に
対して出力する。
【0038】ここで、スキャナ制御手段17は、スキャ
ナ部14で取り込んだ画像データをホスト装置20を介
さずに直接印刷するローカルコピー機能に対応してい
る。かかるローカルコピー機能については後述する。
【0039】スキャナエンジン18は、例えば、入力走
査ヘッド、走査機構、光源等を含んで構成され、スキャ
ナ制御手段17の制御に従って、原稿媒体の濃淡を光学
的に読み取り、画像データを生成する。スキャナエンジ
ン18としては、ドラムスキャナ、フラットベッドスキ
ャナ、CCDスキャナなど各種スキャナエンジンを用い
ることができる。
【0040】(ローカルコピー機能:第1実施例)次
に、本実施形態におけるローカルコピー機能を説明す
る。図2に、第1実施例におけるローカルコピーの処理
フローを示す。
【0041】パネルIF手段12は、ユーザからローカ
ルコピーコマンドを受け取った場合、スキャナ制御手段
17に対してコマンドを受け取ったことを通知する。ス
キャナ制御手段17は、かかる通知をトリガーとして処
理を開始する(S200)。
【0042】まず、スキャナエンジン18がスキャン可
能な状態かどうかを判断する(S201)。スキャン可
能な状態とは、スキャナ部14のステータスが正常であ
り、かつ、スキャナエンジン18のセマフォが占有され
ていない(読取動作を実行していない)状態をいう。
【0043】スキャン可能な場合、ローカルコピーのた
めにスキャナエンジン18のセマフォを獲得し(S20
2)、ローカルコピー移行指示をプリンタ制御手段15
に出力する(S203)。ローカルコピー移行指示と
は、ホスト装置20から印刷動作の要求(印刷ジョブ)
を新たに受け付けないように指示するものである。
【0044】スキャン可能でない場合、ユーザに対し、
パネルIF手段12を通じて、ローカルコピーを実行で
きない旨を通知する(S208)。
【0045】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17よりローカルコピー移行指示を受け取った場合
に、ローカルコピー処理を開始する(S300)。
【0046】まず、印刷エンジン16が印刷可能な状態
かどうかを判断する(S301)。印刷可能な状態と
は、プリンタ部13のステータスが正常であり、かつ、
印刷エンジン16のセマフォが占有されていない(印刷
動作を実行していない)状態をいう。
【0047】印刷可能な場合、印刷エンジン16のセマ
フォをローカルコピーのために獲得し(S302)、ロ
ーカルコピー移行可能を示す通知をスキャナ制御手段1
7に出力する(S303)。印刷可能でない場合、ロー
カルコピー移行不可を示す通知をスキャナ制御手段17
に出力する(S304)。
【0048】スキャナ制御手段17は、プリンタ制御手
段15より前記通知を受け取り(S204)、ローカル
コピーが実行可能かどうかを判断する(S205)。
【0049】実行不可の場合、スキャナエンジン18の
セマフォを解放し(S206)、S208に進む。
【0050】実行可能の場合、スキャナエンジン18に
読取命令を出力して読取動作を開始し、読み取った画像
データを印刷データに変換し、プリンタ制御手段17に
出力する(S207)。そして、印刷データの出力が完
了した時点でスキャナエンジン18のセマフォを解放す
る。
【0051】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17より印刷データを受け取った場合、ホスト装置2
0から印刷データを受信した場合と同様に、印刷データ
の受信・展開・印刷処理を実行する(S305)。すな
わち、受信した印刷データを解析してイメージデータを
生成し、印刷エンジン16に給紙命令を出力し、イメー
ジデータを印刷エンジン16に対し転送して、印刷を実
行する。そして、印刷が完了した時点で印刷エンジン1
6のセマフォを解放する。
【0052】図3を用いて、ユーザからローカルコピー
コマンドを受け付けた後に、ホスト装置20から印刷ジ
ョブが送られてきた場合の動作を説明する。図からわか
るように、ローカルコピー移行指示を受け付けたタイミ
ングで、ローカルコピーのためにセマフォが獲得され
る。そのため、スキャナ制御手段17よりローカルコピ
ーの印刷ジョブAが送られてくるまでのあいだ(記号2
01で示す期間)に、ホスト装置20から新たに印刷ジ
ョブBが送られてきたとしても、印刷ジョブBを実行す
るタスクはセマフォを獲得することができない。プリン
タ部13は、ホスト装置20からの印刷ジョブBを受け
付けずに(又は、スプールにバッファし)、ビジー信号
をホスト装置20に対して出力することになる。
【0053】従って、ローカルコピーを実行可能と判断
した場合は、ホスト装置20からの印刷ジョブよりもロ
ーカルコピーの方が優先されて実行されることとなり、
ユーザにストレスを与えることなく、確実・適切にロー
カルコピーを実行することができる。
【0054】(ローカルコピー機能:第2実施例)次
に、第2実施例を説明する。第1実施例では、スキャナ
制御手段17がローカルコピー移行指示を出力する構成
となっているが、第2実施例では、プリンタ制御手段1
5がローカルコピー移行指示を出力する構成となってい
る点で異なる。図4は、第2実施例におけるローカルコ
ピーの処理フローを示す。
【0055】パネルIF手段12は、ユーザからローカ
ルコピーコマンドを受け取った場合、プリンタ制御手段
15に対してコマンドを受け取ったことを通知する。プ
リンタ制御手段15は、かかる通知をトリガーとして処
理を開始する(S400)。
【0056】まず、印刷エンジン16が印刷可能な状態
かどうかを判断する(S401)。
【0057】印刷可能な場合、印刷エンジン16のセマ
フォをローカルコピーのために獲得し(S402)、ロ
ーカルコピー移行指示をスキャナ制御手段15に出力す
る(S403)。ローカルコピー移行指示とは、ホスト
装置20から読取動作の要求を新たに受け付けないよう
に指示するものである。
【0058】印刷可能でない場合、ユーザに対し、パネ
ルIF手段12を通じて、ローカルコピーを実行できな
い旨を通知する(S407)。
【0059】スキャナ制御手段17は、プリンタ制御手
段15よりローカルコピー移行指示を受け取った場合
に、ローカルコピー処理を開始する(S500)。
【0060】まず、スキャナエンジン18がスキャン可
能な状態かどうかを判断する(S501)。
【0061】スキャン可能でない場合、ローカルコピー
移行不可を示す通知をプリンタ制御手段15に出力する
(S502)。
【0062】スキャン可能な場合、スキャナエンジン1
8のセマフォをローカルコピーのために獲得する(S5
03)。そして、スキャナエンジン18に読取命令を出
力して読取動作を開始し、読み取った画像データを印刷
データに変換し、プリンタ制御手段17に出力する(S
504)。そして、出力が完了した時点で、スキャナエ
ンジン18のセマフォを解放する。
【0063】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17よりローカルコピー移行不可を示す通知を受け取
った場合(S404)、印刷エンジン16のセマフォを
解放し(S405)、S408に進む。
【0064】一方、プリンタ制御手段15は、スキャナ
制御手段17より印刷データを受け取った場合、ホスト
装置20から印刷データを受信した場合と同様に、印刷
データの受信・展開・印刷処理を実行する(S40
6)。そして、印刷が完了した時点で、印刷エンジン1
6のセマフォを解放する。
【0065】本実施例の構成によれば、印刷エンジン及
びスキャナエンジンのセマフォを獲得した後にローカル
コピーを実行する構成となっているため、ホスト装置2
0から送られてくるコマンドや印刷ジョブによってロー
カルコピーの実行が妨げられることはなく、確実・適切
にローカルコピーを実行することができる。
【0066】(ローカルコピー機能:第3実施例)次
に、第3実施例を説明する。第1実施例及び第2実施例
では、ローカルコピーコマンドを受け取った場合、プリ
ンタ制御手段15又はスキャナ制御手段17のいずれか
に通知する構成となっているが、第3実施例では、プリ
ンタ制御手段15及びスキャナ制御手段17の両方に通
知する構成となっている点で異なる。図5は、第3実施
例におけるローカルコピーの処理フローを示す。
【0067】パネルIF手段12は、ユーザからローカ
ルコピーコマンドを受け取った場合、プリンタ制御手段
15及びスキャナ制御手段17に対してコマンドを受け
取ったことを通知する。両者は、かかる通知をトリガー
として各処理を開始する(S600、S700)。
【0068】スキャナ制御手段17は、スキャナエンジ
ン18がスキャン可能な状態かどうかを判断する(S6
01)。
【0069】スキャン可能でない場合、ユーザに対し、
パネルIF手段12を通じて、ローカルコピーを実行で
きない旨を通知し(S602)、プリンタ制御手段15
に対し、仮設定の解除通知を出力する(S603)。
【0070】スキャン可能な場合、スキャナエンジン1
8のセマフォをローカルコピーのために獲得し(S60
4)、プリンタ制御手段15に対しプリンタステータス
を要求する(S605)。なお、ステータス要求に関し
ては従来処理と変わらないため、図5ではフローの一部
を省略している。
【0071】スキャナ制御手段17は、プリンタ制御手
段15より受け取ったプリンタステータスに基づいて、
プリンタ部13が印刷可能な状態かどうかを判断する
(S606)。
【0072】プリンタステータスが印刷不可を示す場
合、スキャナエンジン18のセマフォを解放するととも
に、ユーザに対し、パネルIF手段12を通じて、ロー
カルコピーを実行できない旨を通知する(S607)。
【0073】プリンタステータスが印刷可能を示す場
合、スキャナエンジン18に読取命令を出力して読取動
作を開始し、読み取った画像データを印刷データに変換
し、プリンタ制御手段17に出力する(S608)。そ
して、出力が完了した時点で、スキャナエンジン18の
セマフォを解放する。
【0074】プリンタ制御手段15は、印刷エンジン1
6が印刷可能な状態かどうかを判断する(S701)。
印刷可能な場合、ホスト装置20からの印刷ジョブを受
け付けないように、ローカルコピー実行の仮設定を行う
(S702)。仮設定がされているあいだは、プリンタ
制御手段15はホスト装置20からきた印刷ジョブを受
け付けず、ビジー信号をホスト装置20に対して出力す
る。
【0075】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17から仮設定の解除通知を受け取った場合(S70
3)、仮設定がされているときは仮設定を解除する(S
704)。これにより、プリンタ制御手段15はホスト
装置20からの要求を受け付けることができるようにな
る。
【0076】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17より印刷データを受け取った場合、仮設定を解除
するとともに、印刷エンジン16のセマフォをローカル
コピーのために獲得する(S705)。そして、ホスト
装置20から印刷データを受信した場合と同様に、印刷
データの受信・展開・印刷処理を実行する(S70
6)。そして、印刷が完了した時点で、印刷エンジン1
6のセマフォを解放する。
【0077】本実施例の構成によれば、ユーザからロー
カルコピーコマンドを受け付けた場合、プリンタ制御手
段15において、ホスト装置20から印刷ジョブを受け
付けないように仮設定を行うため、ホスト装置20から
の印刷ジョブよりもローカルコピーの方が優先されて実
行されることとなり、ユーザにストレスを与えることな
く、確実・適切にローカルコピーを実行することができ
る。
【0078】(ローカルコピー機能:第4実施例)次
に、第4実施例を説明する。第3実施例では、スキャナ
制御手段17が仮設定の解除通知を出力する構成となっ
ているが、第4実施例では、プリンタ制御手段15が仮
設定の解除通知を出力する構成となっている点で異な
る。図6は、第4実施例におけるローカルコピーの処理
フローを示す。
【0079】パネルIF手段12は、ユーザからローカ
ルコピーコマンドを受け取った場合、プリンタ制御手段
15及びスキャナ制御手段17に対してコマンドを受け
取ったことを通知する。両者は、かかる通知をトリガー
として各処理を開始する(S800、S900)。
【0080】プリンタ制御手段15は、印刷エンジン1
6が印刷可能な状態かどうかを判断する(S801)。
【0081】印刷可能でない場合、ユーザに対し、パネ
ルIF手段12を通じて、ローカルコピーを実行できな
い旨を通知し(S802)、スキャナ制御手段17に対
し、仮設定の解除通知を出力する(S803)。
【0082】印刷可能な場合、印刷エンジン16のセマ
フォをローカルコピーのために獲得し(S804)、ス
キャナ制御手段17に対しスキャナステータスを要求す
る(S805)。なお、ステータス要求に関しては、従
来においてスキャナ部14がプリンタ部13にステータ
ス要求を行う処理と同様に構成できるため、図6ではフ
ローの一部を省略している。
【0083】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17より受け取ったスキャナステータスに基づいて、
スキャナ部14がスキャン可能な状態かどうかを判断す
る(S806)。
【0084】スキャナステータスがスキャン不可を示す
場合、印刷エンジンのセマフォを解放するとともに、ユ
ーザに対し、パネルIF手段12を通じて、ローカルコ
ピーを実行できない旨を通知する(S807)。
【0085】スキャナステータスが印刷可能を示す場
合、スキャナ制御手段17に印刷データの送信を要求す
る(S808)。
【0086】プリンタ制御手段15は、スキャナ制御手
段17より印刷データを受け取った場合、ホスト装置2
0から印刷データを受信した場合と同様に、印刷データ
の受信・展開・印刷処理を実行する(S809)。そし
て、印刷が完了した時点で、印刷エンジン16のセマフ
ォを解放する。
【0087】スキャナ制御手段17は、スキャナエンジ
ン18がスキャン可能な状態かどうかを判断する(S9
01)。スキャン可能な場合、ホスト装置20からの要
求を受け付けないように、ローカルコピー実行の仮設定
を行う(S902)。仮設定がされているあいだは、ス
キャナ制御手段17はホスト装置20からきた読取動作
を要求するコマンド等を受け付けず、ビジー信号をホス
ト装置20に対して出力する。
【0088】スキャナ制御手段17は、プリンタ制御手
段15から仮設定の解除通知を受け取った場合(S90
3)、仮設定がされているときは仮設定を解除する(S
904)。これにより、スキャナ制御手段17はホスト
装置20からのコマンド等を受け付けることができるよ
うになる。
【0089】スキャナ制御手段17は、プリンタ制御手
段17より印刷データの送信要求を受け取った場合、仮
設定を解除するとともに、スキャナエンジン18のセマ
フォをローカルコピーのために獲得する(S905)。
そして、スキャナエンジン18に読取命令を出力して読
取動作を開始し、読み取った画像データを印刷データに
変換し、プリンタ制御手段15に出力する(S90
6)。そして、出力が完了した時点で、スキャナエンジ
ン18のセマフォを解放する。
【0090】本実施例の構成によれば、第3実施例と同
様に、ユーザにストレスを与えることなく、確実・適切
にローカルコピーを実行することができる。
【0091】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施の形態について説明する。第2の実施形態は、情報
処理プログラムを記録した記録媒体を備える。この記録
媒体はCD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリその
他の記録媒体であってよく、ネットワークを介して流通
する場合も含む。また、プリンタ用カードやプリンタ用
オプションボードとして流通する場合も含む。
【0092】情報処理プログラムは記録媒体から情報処
理装置に読み込まれ、情報処理装置の動作を制御する。
情報処理装置は、情報処理プログラムの制御により、印
刷媒体に画像を形成するプリンタ手段と、原稿媒体から
画像を読み取るスキャナ手段とを備えたプリンタ・スキ
ャナ複合機に対する制御装置として機能する。
【0093】前記プリンタ・スキャナ複合機は、情報処
理装置の制御により、外部より受信した印刷データに基
づき前記プリンタ手段において画像を形成する第1の機
能と、外部からの要求に基づき前記スキャナ手段におい
て画像を読み取る第2の機能と、前記スキャナ手段によ
り読み取った画像に基づき印刷データを生成し、前記生
成した印刷データに基づき前記プリンタ手段において画
像を形成する第3の機能を実施可能に構成される。
【0094】情報処理装置は、ユーザから第3の機能の
実行指示を受け付けた場合、かかる第3の機能の実行指
示について処理が終了するまで、第1の機能又は/及び
第2の機能の実行指示を新たに受け付けないように、前
記プリンタ・スキャナ複合機を制御する。
【0095】すなわち、情報処理装置は情報処理プログ
ラムの制御により、図1における、通信IF手段11、
パネルIF手段12、プリンタ制御手段15、スキャナ
制御手段17による処理と同一の処理を実行する。
【0096】(その他)本発明は上記実施形態に限定さ
れることなく、種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、セマフォを用いて排他
制御を行う構成としたが、メッセージや??を用いて排
他制御を行うように構成してもよい。
【0097】また例えば、第3実施例、第4実施例にお
いて、セマフォとは別の概念として仮設定を説明してい
るが、セマフォの獲得/解放によって、仮設定/仮設定
解除を行うように構成してもよい。
【0098】また例えば、一のCPUにより各機能手段
を実現する構成としても、複数のCPUにより別個に各
機能手段を実現する構成としてもよい。例えば、DMA
(Direct Memory Access)装置を設けて、通信IF手段
11の一部を実行させる構成が考えられる。また、例え
ば、ASIC(Application Specific IC)を設けて、
プリンタ制御手段15やスキャナ制御手段17の一部を
実行させる構成も考えられる。
【0099】
【発明の効果】本発明の構成によれば、プリンタ・スキ
ャナ複合機において、ユーザからローカルコピーの実行
指示を受け付けた場合、ローカルコピー処理が終了する
まで、ホスト装置から印刷動作や読取動作の要求を受け
付けないように構成したため、ローカルコピーを実行可
能と判断した場合に、確実・適切にローカルコピーを実
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態におけるプリンタ・
スキャナ装置の機能構成図を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例におけるローカルコピーの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図3】 第1実施例において、ユーザからローカルコ
ピーコマンドを受け付けた後に、ホスト装置から印刷ジ
ョブが送られてきた場合の動作を説明するための図であ
る。
【図4】 第2実施例におけるローカルコピーの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図5】 第2実施例において、ユーザからローカルコ
ピーコマンドを受け付けた後に、ホスト装置からスキャ
ンコマンドが送られてきた場合の動作を説明するための
図である。
【図6】 第3実施例におけるローカルコピーの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図7】 第4実施例におけるローカルコピーの処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図8】 従来におけるローカルコピー処理の流れを説
明するための図である。
【図9】 従来のローカルコピー処理における問題点を
説明するための図である。
【符号の説明】
10 プリンタ・スキャナ複合機 11 通信IF手段 12 パネルIF手段 13 プリンタ部 14 スキャナ部 15 プリンタ制御手段 16 印刷エンジン 17 スキャナ制御手段 18 スキャナエンジン 20 ホスト装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体に画像を形成するプリンタ手段
    と、原稿媒体から画像を読み取るスキャナ手段とを備え
    たプリンタ・スキャナ複合機であって、 外部より受信した印刷データに基づき前記プリンタ手段
    において画像を形成する第1の機能と、 外部からの要求に基づき前記スキャナ手段において画像
    を読み取る第2の機能と、 前記スキャナ手段により読み取った画像に基づき印刷デ
    ータを生成し、前記生成した印刷データに基づき前記プ
    リンタ手段において画像を形成する第3の機能を備え、 ユーザから第3の機能の実行指示を受け付けた場合、か
    かる第3の機能の実行指示について処理が終了するま
    で、第1の機能又は/及び第2の機能の実行指示を新た
    に受け付けないように制御することを特徴とするプリン
    タ・スキャナ複合機。
  2. 【請求項2】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記スキャナ手段において、前記プリンタ
    手段に対し、印刷データを送信する前に、第1の機能の
    実行指示を新たに受け付けないように通知することを特
    徴とする請求項1記載のプリンタ・スキャナ複合機。
  3. 【請求項3】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記プリンタ手段において、前記スキャナ
    手段に対し、印刷データの要求を送信する前に、第2の
    機能の実行指示を新たに受け付けないように通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ・スキャナ複合
    機。
  4. 【請求項4】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記プリンタ手段において、前記スキャナ
    手段から印刷データを受け取る前に、第1の機能の実行
    指示を新たに受け付けないように仮設定をしておくこと
    を特徴とする請求項1記載のプリンタ・スキャナ複合
    機。
  5. 【請求項5】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記スキャナ手段において、前記プリンタ
    手段から印刷データの要求を受け取る前に、第2の機能
    の実行指示を新たに受け付けないように仮設定をしてお
    くことを特徴とする請求項1又は4記載のプリンタ・ス
    キャナ複合機。
  6. 【請求項6】 印刷媒体に画像を形成するプリンタ手段
    と、原稿媒体から画像を読み取るスキャナ手段とを備
    え、 外部より受信した印刷データに基づき前記プリンタ手段
    において画像を形成する第1の機能と、外部からの要求
    に基づき前記スキャナ手段において画像を読み取る第2
    の機能と、前記スキャナ手段により読み取った画像に基
    づき印刷データを生成し、前記生成した印刷データに基
    づき前記プリンタ手段において画像を形成する第3の機
    能とを実施可能に構成されたプリンタ・スキャナ複合機
    に対する制御方法であって、 ユーザから第3の機能の実行指示を受け付けた場合、か
    かる第3の機能の実行指示について処理が終了するま
    で、第1の機能又は/及び第2の機能の実行指示を新た
    に受け付けないように制御することを特徴とする制御方
    法。
  7. 【請求項7】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記スキャナ手段において、前記プリンタ
    手段に対し、印刷データを送信する前に、第1の機能の
    実行指示を新たに受け付けないように通知する工程を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の制御方法。
  8. 【請求項8】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記プリンタ手段において、前記スキャナ
    手段に対し、印刷データの要求を送信する前に、第2の
    機能の実行指示を新たに受け付けないように通知する工
    程を備えたことを特徴とする請求項6記載の制御方法。
  9. 【請求項9】 ユーザから第3の機能の実行指示を受け
    付けた場合、前記プリンタ手段において、前記スキャナ
    手段から印刷データを受け取る前に、第1の機能の実行
    指示を新たに受け付けないように仮設定を行う工程を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の制御方法。
  10. 【請求項10】 ユーザから第3の機能の実行指示を受
    け付けた場合、前記スキャナ手段において、前記プリン
    タ手段から印刷データの要求を受け取る前に、第2の機
    能の実行指示を新たに受け付けないように仮設定を行う
    工程を備えたことを特徴とする請求項6又は9記載の制
    御方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至10のいずれか一項に記
    載の制御方法をコンピュータで実行させるためのプログ
    ラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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