JP2002134829A - 光源装置及び光源装置の波長制御装置 - Google Patents
光源装置及び光源装置の波長制御装置Info
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Abstract
置に関し、WDMに適用可能な光源装置において波長制
御を容易に行い得るようにすることが課題である。 【解決手段】 本発明による光源装置は複数のレーザダ
イオードと、上記複数のレーザダイオードの近傍に設け
られた温度センサと、上記温度センサの出力に基づき上
記複数のレーザダイオードの各々の温度を制御すること
によりその発振波長を制御する制御ループと、上記複数
のレーザダイオードから選択される参照レーザダイオー
ドの温度制御条件に従って他のレーザダイオードの温度
制御条件を補償する手段とを備えている。
Description
た光源装置及びその光源装置の波長制御装置に関する。
ファイバ伝送路を用いた光通信システムが使用されてい
る。そのために低損失(例えば0.2dB/kn)な光
ファイバが光ファイバ伝送路として製造され使用されて
いる。加えて、長距離の伝送を可能にするために、光フ
ァイバ伝送路における損失を補償するための光増幅器が
使用されている。
せるための技術として、波長分割多重(WDM)が知ら
れている。WDMを採用したシステムにおいては、異な
る波長を有する複数の光キャリアがデータにより個別に
変調される。各変調されたキャリアは、光信号を伝送す
るWDMシステムの1つのチャネルを与える。これらの
光信号(即ち変調されたキャリア)は次いで光マルチプ
レクサにより波長分割多重され、WDM信号光が得られ
る。WDM信号光は光ファイバ伝送路を介して伝送され
る。伝送路を介して受信されたWDM信号光は、光デマ
ルチプレクサにより個々の光信号に分けられる。従って
これら個々の光信号に基づいてデータが検出され得る。
このように、WDMを適用することによって、WDMの
チャネル数に従って一本の光ファイバの伝送容量の増大
が可能になる。
ファイバにより接続してなるシステムだけでなく、複数
の点の間を光ファイバ伝送路により接続してなる光波ネ
ットワークの構築が望まれている。WDMによると、光
ファイバの広帯域性及び大容量性を有効利用することが
でき、更に適切な光フィルタを用いることにより、変調
方式や伝送速度によらず光信号の選択、分岐及び挿入が
可能となり、従ってWDMは光波ネットワークを構築す
る上で有効な技術である。近年、IP(インターネット
プロトコル)トラフィックが急増しており、それに対応
するため、WDM伝送装置の導入が相次いで実施されて
いる。
数の光源が必要である。現在では、100GHz間隔の
波長配置が主流であり、8乃至128波程度の波長分割
多重を行うシステムが開発されている。この種のシステ
ムにおいて使用される光源は通常DFB(分布帰還)レ
ーザであり、発振波長ごとに個別品種化された固定波長
光源として提供されている。例えば、32波のWDMシ
ステムでは、32種類の光源(レーザ)が存在し、将来
的に波長多重数が更に増大してきた場合には、予備光源
の品種が増大し深刻な問題となり得る。
の波長をまかなうことができるチューナブルレーザが有
効である。即ち、チューナブルレーザは一台で複数波長
に対応することができるので、WDMの光源の予備(ス
ペア)として品種削減に有効である。また、光信号の分
岐及び挿入を行うための光ADM(アッドドロップマル
チプレクサ)においても、光信号を挿入する際にチュー
ナブルレーザを用いることにより任意の空きチャネルの
波長で光信号を挿入することができる。
レーザを集積化し、温度により発振波長を制御するチュ
ーナブルレーザが開発されている。このチューナブルレ
ーザでは、一台で多波長の光信号を出力することができ
るという利点を有している反面、チューナブルレーザと
組み合わせて使用されるべき波長制御装置の構成が複雑
になるという問題がある。
能な光源装置において、波長制御を容易に行い得るよう
にすることである。
ると、光源装置が提供される。この光源装置は、複数の
レーザダイオードと、複数のレーザダイオードの近傍に
設けられた温度センサと、温度センサの出力に基づき複
数のレーザダイオードの各々の温度を制御することによ
りその発振波長を制御する制御ループと、複数のレーザ
ダイオードから選択される参照レーザダイオードの温度
制御条件に従って他のレーザダイオードの温度制御条件
を補償する手段とを備えている。
オードに光学的に結合され透過率が波長に対して実質的
に周期的に変化する光フィルタと、光フィルタの透過光
の強度が一定になるように複数のレーザダイオードの各
々の温度を制御する手段とを含むことができる。この場
合、本発明による温度制御条件の補償により、簡単な波
長制御装置の構成により各レーザダイオードの発振波長
をWDMの各波長チャネルに安定化することができ、発
明の目的の1つが達成される。
ザダイオードを有する光源装置の波長制御装置が提供さ
れる。この制御装置は、複数のレーザダイオードの近傍
に設けられた温度センサと、温度センサの出力に基づき
複数のレーザダイオードの各々の温度を制御することに
よりその発振波長を制御する制御ループと、複数のレー
ザダイオードから選択される参照レーザダイオードの温
度制御条件の変化に従って他のレーザダイオードの温度
制御条件を補償する手段とを備えている。
提供される。この光源装置は、複数のレーザダイオード
と、複数のレーザダイオードの近傍に設けられた第1の
温度センサと、複数のレーザダイオードが駆動されると
きに第1の温度センサが設けられる位置と比較して相対
的に低温な位置に設けられる第2の温度センサと、第1
の温度センサの出力に基づき複数のレーザダイオードの
各々の温度を制御することによりその発振波長を制御す
る制御ループと、第2の温度センサの検出温度に従って
第1の温度センサの検出温度を補償する手段とを備えて
いる。
ザダイオードを有する光源装置の波長制御装置が提供さ
れる。この制御装置は、複数のレーザダイオードの近傍
に設けられた第1の温度センサと、複数のレーザダイオ
ードが駆動されるときに第1の温度センサが設けられる
位置と比較して相対的に低温な位置に設けられる第2の
温度センサと、第1の温度センサの出力に基づき複数の
レーザダイオードの各々の温度を制御することによりそ
の発振波長を制御する制御ループと、第2の温度センサ
の検出温度に従って第1の温度センサの検出温度を補償
する手段とを備えている。
の望ましい実施形態を詳細に説明する。
ーザのチップ構成を示す透視図である。このチューナブ
ルレーザは、アレイ状に配列された複数のDFB−LD
(レーザダイオード)素子2と、光カプラ4と、半導体
光増幅器(SOA)6とを同一の基板8上に集積化して
構成されている。各DFB−LD素子2から出力された
光信号は光カプラ4を介して半導体光増幅器6に供給さ
れ、そこで増幅されて出力される。
駆動されたときに一定間隔(例えば400GHz(3.
2nm))ずつで中心波長が異なるように設計されてい
る。各DFB−LD素子2は、0.08〜0.11nm
/℃程度の発振波長の温度依存性を有しており、従っ
て、約8〜10℃の温度変化を与えることによって発振
波長は0.8nm(100GHz)変化することにな
る。つまり、30℃温度を変化させると、ITU−Tで
勧告されているグリッド4チャネル分(300GHz)
発振波長が変化する。従って、DFB−LD素子2の1
つが4チャネルを担当することができるとすれば、8素
子で32チャネル(50GHzの波長間隔の配置では6
4チャネル)の帯域をカバーすることが可能である。
の波長チャネルの分担例を示す図である。縦軸は波長、
横軸は温度を表しており、8つのDFB−LD素子2
(DFB#1〜DFB#8)がそれぞれ短波長側から順
に4チャネルづつ分担している例が示されている。
モジュールの実施形態を示す図である。この光源モジュ
ールは、モジュールハウジング10内に光源ユニット1
2と制御ユニット(マルチ波長ロッカー)14とを有し
ている。
して熱交換可能に設けられたペルチェ素子16と、ペル
チェ素子16上に固定されたLDベース18と、ベース
18上に設けられたLDアレイチップ20と、LDアレ
イチップ20の近傍に設けられた温度センサとしてのサ
ーミスタ24とを備えている。LDアレイチップ20と
しては、例えば図1に示されるチューナブルレーザが使
用可能である。LDアレイチップ20から出力された光
は、レンズ26を介して出力される。
して熱交換可能に設けられたペルチェ素子28と、ペル
チェ素子28上に固定されたエタロンベース30と、ベ
ース30上に設けられたエタロンフィルタ32及びガラ
スブロック34とを備えている。ガラスブロック34
は、台形柱形状を有しており、その長手方向に光源ユニ
ット12から出力された光が透過するように設けられて
いる。ガラスブロック34の入力側及び出力側の斜面に
はそれぞれカプラ膜36及び38が設けられており、光
源ユニット12から出力された光の一部がそれぞれカプ
ラ膜36及び38により分岐されるようになっている。
カプラ膜36で分岐された光は、エタロンフィルタ32
を透過してフォトディテクタ40によりその強度に応じ
た電気信号に変換される。カプラ膜38で分岐された光
は、そのままフォトディテクタ42によりその強度に応
じた電気信号に変換される。
又は周波数に従って周期的に変化する。従って、フォト
ディテクタ40及び42の受光レベルの比が一定になる
ようにDFB−LD素子2の温度を変化させることによ
って、波長制御が可能である。
るエタロンフィルタ32は、その材質にもよるが例えば
一般的なガラス材質では約10pm/℃の温度依存性を
有している。従って、エタロンフィルタ32がLDアレ
イチップ20と同じベースに載置されていると、LDア
レイチップ20の温度変化によってエタロンフィルタ3
2の透過ピークが変動する。そこで、この実施形態で
は、LDアレイチップ20が載置されるLDベース18
とは別に設けられたエタロンベース30にエタロンフィ
ルタ32が載置されている。
波長間隔の2倍の周期のFSR(フリースペクトラルレ
ンジ)を持つものを使用するため、引き込み範囲は幅で
波長間隔の2倍程度しかない。より特定的には、波長間
隔が100GHzである場合には、引き込み幅は±10
0GHz(幅として200GHz)より狭い。そのた
め、波長ロッカーで波長引き込み処理を行う前に、サー
ミスタ24でのモニタ温度を目標とした温度制御によっ
てLDアレイチップ20の初期立ち上げ波長を波長ロッ
カーの引き込みレンジ内に制御することが重要である。
サーミスタ24でのモニタ温度を目標として引き込んだ
立ち上げ波長が隣の波長引き込み可能範囲内だった場
合、エタロンフィルタ32の透過率の波長に対する周期
性において、間違って隣の波長に引き込まれる可能性が
ある。以下、LDアレイチップ20の初期立ち上げ波長
変動を波長ドリフトと称する。
に入るまで、サーミスタ24を基準にして各LDの温度
が目標温度まで引き込まれる。目標温度まで引き込まれ
た後は、エタロンフィルタ透過後のフォトディテクタ4
0によるモニタパワーを用いて目標パワーになるように
制御される。従って、サーミスタ24により測定された
温度が波長ドリフトにより製造時の温度から変化したと
しても、目標波長まで引き込むことが可能である。
出力するためにLD素子2の1つを駆動するとして、マ
ルチ波長ロッカーで引き込んだときの設定値が、製造時
は100mA,25℃であったとする。長年その素子を
使用したのち、マルチ波長ロッカーで引き込み後の設定
値が120mA,28℃に変化していても、マルチ波長
ロッカーを基準としているため、見た目には同じ波長の
光が出力されている。しかし、さらにその素子が劣化
し、波長ドリフトが大きくなって、その素子で155
0.0nmを出力するためには130mA,33℃に設
定しなければならない場合、立ち上げ時は製造時の10
0mA,25℃に制御しようとするため、実際の155
0.0nm,+5dBmではなく、1549.2nm,
+3dBmという光が出力されることがあり得る。この
場合、マルチ波長ロッカーは隣のロック点へ引き込もう
とするため、求められている1550.0nmに制御す
ることができないという問題が生じる。
因を調査した結果、次のことが判明した。
波長側及び長波長側のドリフト量はそれぞれ−433p
m及び433pmであった。
トに関しては、短波長側及び長波長側のドリフト量はそ
れぞれ−20pm及び853pmであった。
グ10)の温度のあおりによる波長ドリフトに関して
は、短波長側及び長波長側のドリフト量はそれぞれ−2
8pm及び50pmであった。
のドリフト量はそれぞれ−481pm及び1336pm
であった。
最大で−0.5〜+1.3nmまで同一温度に制御した
ときの立ち上げ波長が変化することになる。波長間隔が
0.8nm(100GHz)である場合、マルチ波長ロ
ッカー(エタロンフィルタ32)で波長を引き込むこと
ができる幅は最大で−0.8〜+0.8nmであるた
め、長波長側のグリッドに引き込まれる可能性がある。
また、波長間隔が0.4nm(50GHz)である場
合、波長引き込み可能範囲は最大で−0.4〜+0.4
nmであるため、両隣のグリッドに引き込まれる可能性
がある。
フトは、LDを長時間使用することによってLDの電流
密度が変化し、同一温度における発振波長が変化するこ
とを意味する。これは急激な変化ではなく、長時間の使
用によって徐々に変化するものである。
トでは、波長が長波長側に大きくずれている。8素子の
アレイで多波長をカバーするためには、温度制御により
チップの設定温度を15〜50℃まで変化させる必要が
ある。高温で長時間使用した場合、或いはサーミスタの
熱時定数よりも早い周期で温度を変化させる場合、サー
ミスタ自身の劣化やサーミスタを固定している接着剤の
劣化が生じ、実際の温度とサーミスタによるモニタ温度
との間にずれが生じるという問題が発生する。(1)と
同様にサーミスタ劣化は急激に発生するものではない。
波長ドリフトは、LDの温度とケースの温度との差によ
って熱が回りこみ、LDチップ温度が変化することを表
す。これは経時劣化とは関係なく、環境温度の変化や波
長切り替え時に生じるドリフトである。
トを改善するために別の温度センサを用いたとしても、
(1)と(3)だけでエタロンの波長引き込み幅(例え
ば±0.4nm)を超えているため、この波長ドリフト
を補償することが求められている。
置を含む)のブロック図である。制御や駆動に関連する
種々の演算を行うために、CPU46が設けられてい
る。CPU46は、演算のためのデータやプログラムが
格納されたEEPROM48に双方向バスにより接続さ
れている。また、CPU46は演算結果を一時的に記憶
するためのRAM50に双方向バスにより接続されてい
る。図3に示される光源モジュール51のLDアレイチ
ップ20を駆動するためにLD駆動回路53が設けられ
ており、駆動回路53にはD/Aコンバータ52を介し
てCPU46から駆動電流等に関するデータが供給され
る。光源モジュール51のフォトディテクタ40及び4
2の出力はA/Dコンバータ54を介してCPUに供給
される。LDアレイチップ20及びエタロンフィルタ3
2の温度を制御するために、ペルチェ素子16及び28
には温度制御回路56が接続されており、制御回路56
には制御のための信号がCPU46からD/Aコンバー
タ58を介して供給される。温度制御に関連する温度測
定のためのサーミスタ24及び44の出力はA/Dコン
バータ60を介してCPU46に供給される。
子であるとすると、各LDの発振波長は10℃で約0.
8nm変化するので、先に示したように、図2に示され
るように3.2nm間隔で各LDの中心波長を設計する
と、30℃の変化で4波長をカバーすることができる。
従って、8アレイである場合、連続した32波(0.8
nm間隔)をカバーすることができる。
をリファレンスとして、通常は使用しないようにする。
この場合、7つのLDで4波長ずつ分担し、28波長が
出力可能なチューナブルレーザとなる。より一般的に
は、a個のLDをアレイ化し、b波長ずつ分担させ、最
大でa×b波長を出力可能なチューナブルレーザを得よ
うとする場合には、(a+1)個のLDをアレイ化して
おき、1つはリファレンス用として通常は使用しないよ
うにする。
のLDを使用して出力可能なチャネル数を増やす場合、
低温側でしか常用しないLDをリファレンスとする。図
5は波長チャネルの他の分担例を表として示しており、
ここでは、第44チャネル(CH44)を担当している
アレイ8がリファレンスとなっている。リファレンスと
なったLD(ここではアレイ8)は通常使用しても構わ
ないが、通常使用時はLD劣化(電流密度或いはその変
化)を小さくするために、常に常温以下で使用すること
が望ましい。
いので、劣化が少なく、従ってLD電流密度変化が殆ど
ない。そのため、リファレンスとしてのLDをその製造
時に波長ロッカーで波長安定化した後の温度設定値(T
ref1)と、長時間(例えば10年程度)経過したの
ちに波長ロッカーで波長安定化した後の温度設定値(T
ref2)が異なっている場合、そのずれ分(Tref
1−Tref2)はサーミスタの劣化によるものと考え
られる。つまり、LD電流密度の変化が少ないLDを用
いて、初期温度設定値と最新の温度設定値とを比較し、
その差をサーミスタ劣化に起因するものとすることによ
って、サーミスタ劣化量(初期温度設定値とのずれ)を
把握することが可能となる。
は、(1)及び(2)の要因と比較して非常に小さく、
初期引き込み時のような比較的制御時間に余裕のある状
態では無視することができるので、擬似的に次のように
考えることができる。
D電流密度変化分)+((2)のサーミスタ劣化分) 従って、各LDの波長ドリフト量とサーミスタ劣化分と
が分かれば、LD電流密度変化を個別に算出することが
でき、それを補償することができる。各LDの波長ドリ
フト量は、製造時に調整した温度設定値Tref1と、
一定時間経過後の最新の温度設定値Tref3とを比較
することで算出可能である。より特定的には、次の式に
よって算出可能である。
ref1−Tref3 また、LDアレイチップ20の温度を検出するためのサ
ーミスタ24は、この実施形態ではひとつだけなので、
(2)のサーミスタ劣化による波長ドリフトは8つのL
Dで共通であるのに対して、(1)のLD電流密度変化
はLDの使用頻度によって個別に異なる。
ト量を用いて他のLDの補正を行おうとしても、正しい
補正は困難である。
する必要がある。8つのLDのそれぞれの波長ドリフト
量λnを蓄積し、光出力中のLDに対して例えば一定の
時間間隔で最新の温度設定値Trefを各LDに関して
更新していくことで常に各LDの波長ドリフトに相当す
る温度変化分を把握することができ、LD個別に波長ド
リフトの補正を行うことができる。
おいて、波長ドリフトを補正した立ち上げ処理のフロー
チャートが示されている。まず、ステップ101では、
装置の電源が投入され、立ち上げ処理が開始される。次
いで、EEPROM48に記憶されている設定値を用い
てリファレンス用のLDが立ち上げられる。そして、ス
テップ103ではリファレンス用LDの温度が設定値に
よって決定される目標温度に安定化されるように温度制
御回路56が動作し、リファレンス用LDからの光出力
が開始される。
長ロッカーを用いた波長引き込み処理、即ちフィードバ
ック制御がリファレンス用LDに関して行われる。
劣化(サーミスタ24の劣化)が算出される。より特定
的には、波長引き込み後の最新温度設定値と初期温度設
定値とが比較され、サーミスタ劣化温度分が算出され
る。即ち、次の式で表される演算が実行される。
定値)−(最新温度設定値) その後、ステップ106では、リファレンス用LDがオ
フにされ、所望チャネルの設定データがEEPROM4
8から読み込まれる。
ルに関してLD電流密度変化が算出される。より特定的
には所望チャネルの波長の光を出力するLDの最新温度
設定値が読み込まれ、初期温度設定値との温度ずれが算
出される。そして、その温度ずれとステップ105で算
出されたサーミスタ劣化温度分とから所望チャネルのL
Dの電流密度変化が算出される。即ち、次の式で表され
る演算が実行される。
の初期温度設定値)−(最新温度設定値)]−(サーミ
スタ劣化温度分) そして、ステップ108では所望チャネルに関して温度
補正が実行される。より特定的には所望チャネルのLD
の立ち上げ温度が次の式に従って補正される。
設定値)+(サーミスタ劣化分)+(LD電流密度変
化) 次いで、ステップ109では、所望チャネルに関して温
度制御が開始される。
9における温度制御の結果が安定した後、そのチャネル
に関して光出力がオンにされる。
ネルに関してマルチ波長ロッカーによる波長引き込み処
理が行われ、立ち上げ処理が終了する。
ルチ波長ロッカーで波長制御を行いながら、一定時間間
隔でそのときに出力中のLDの温度設定値を記憶してお
くことによって、前述した補正処理の更新を容易に行う
ことができる。
Dアレイチップ20に関して説明したが、それ以外のも
のでももちろん差し支えない。例えば、4つのLDであ
る場合には、その内の1つをリファレンスとして、残り
3つのLDを通常使用するようにすれば良い。より一般
的には、N個のLDを有するLDアレイチップを用いる
場合には、k(1≦k<N)個のLDをリファレンスと
し、残りを通常使用する構成とすれば良い。
端のLDを用いることが望ましい。アレイの中央付近の
LDをリファレンス用にした方が全LDの平均が取れる
という利点があるが、リファレンス用のLDを中央付近
のLDにすると、LDアレイチップの製造に際しての中
心波長の制御が困難になることがある。これは、リファ
レンス用LD以外のLDを位置的に連続して一括形成し
た方が製造に際しての波長制御が容易であるからであ
る。
するためのサーミスタ24は、全LDの温度を一括して
モニタリングするために、図7に示されるように、全L
Dの配列方向の概ね中央の近傍に位置していることが望
ましい。なお、図7において、LD1〜LD8は図1に
示されるDFB−LD素子2に対応している。
度変化分は、最新温度設定値と初期温度設定値とを比較
することで算出可能である。また、サーミスタ劣化量を
把握することができれば、各LDの電流密度変化を個別
に算出することができる。
は、LDアレイチップ20の温度検出用にサーミスタ2
4が用いられ、エタロンフィルタ32の温度検出用にサ
ーミスタ44が用いられている。サーミスタ24は、L
Dベース18に搭載されているので、出力波長チャネル
が変化するたびにその温度が変化する。従って、サーミ
スタ24の温度は最高で50℃近くで維持されることが
あり、その劣化が激しい。一方、サーミスタ44は、エ
タロンフィルタ32の温度を25〜30℃の範囲内の一
定温度に制御するために用いられるので、温度変化は比
較的小さく、サーミスタ44の劣化は少ない。
度は独立に変化するのであるが、光源モジュールの電源
投入前はモジュール内の温度分布は比較的緩やかである
から、サーミスタ24及び44の位置ではほぼ同一の温
度がモニタリングされると考えられる。従って、電源投
入直後で且つ温度制御を開始する前にサーミスタ24及
び44によりそれぞれ温度のモニタリングを行い、その
差分をサーミスタ24の劣化に起因するものとみなすこ
とで、サーミスタ24の劣化量を把握することができ
る。
スタ24及び44の温度がそれぞれT1及びT2であっ
たとする。そして、この光源モジュールを長時間使用し
たのちに、電源投入直後で且つ温度制御開始前のサーミ
スタ24及び44の温度がそれぞれT3及びT4であっ
たとする。この場合、初期のサーミスタ間の温度差ΔT
fは(T1−T2)であり、長時間経過した後のサーミ
スタ間の温度差ΔTlは(T3−T4)である。
間経過後と初期のサーミスタ間の温度差の差は、次のよ
うにあらわされる。
−T4)=(T1−T3)−(T2−T4) 仮に環境温度が同一でT2=T4であると仮定すると、
次のようになる。
与えられる値は初期と長時間経過後のサーミスタ24の
温度差、つまりサーミスタ1の劣化分を意味している。
また、T2=T4でない場合でも、製造時にサーミスタ
間の温度差ΔTf=T1−T2の値をEEPROM48
に蓄積しておき、毎回立ち上げるたびにΔTl=T3−
T4を測定することによって、常にサーミスタ24の最
新の劣化分を把握することができる。これをより具体的
に説明する。
理を説明するための他のフローチャートである。まず、
ステップ201では、光源モジュールの電源が投入さ
れ、立ち上げ処理が開始される。
44で温度がモニタリングされ、その差分と製造初期の
差分とが比較され、サーミスタの劣化が算出される。な
お、製造初期の差分ΔTfの値(T1−T2)はEEP
ROM48から読み込まれる。
ャネルを出力するLDの最新の温度設置値が読み込ま
れ、初期温度設定値との温度ずれが算出される。そし
て、その温度ずれとステップ202で算出されたサーミ
スタ劣化温度分とから所望チャネルを出力するLDの電
流密度変化が次式によって算出される。
の初期温度設定値)−(最新温度設定値)]−サーミス
タ劣化温度分(ΔTf−ΔTL) そして、ステップ204では所望チャネルに関して温度
補正が実行される。より特定的には所望チャネルのLD
の立ち上げ温度が次の式に従って補正される。
設定値)+(サーミスタ劣化分)+(LD電流密度変
化) 次いで、ステップ205では、所望チャネルに関して温
度制御が開始される。
5における温度制御の結果が安定した後、そのチャネル
に関して光出力がオンにされる。
ネルに関してマルチ波長ロッカーによる波長引き込み処
理が行われ、立ち上げ処理が終了する。
ルチ波長ロッカーで波長制御を行いながら、一定時間間
隔でそのときに出力中のLDの温度設定値を記憶してお
くことによって、前述した補正処理の更新を容易に行う
ことができる。
4が同一のモジュールハウジング10内に設けられてい
るが、LDベース18とエタロンベース30とを別のハ
ウジング内に設けることによってサーミスタ24及び4
4が異なるハウジング内にあるようにしてもよい。
は波長ロッカー用に設けられたものであるが、高温でな
く且つ大きな温度変化を伴わないように使用されるサー
ミスタであればどのようなものでもサーミスタ44に代
えて用いることができる。
い、同様に本発明を実施しても良い。なお、この場合に
は、少なくとも1つのサーミスタが高温でなく且つ大き
な温度変化を伴わない場所に設けられることが望まし
い。
が常に同じ(T2=T4)になるように、LDモジュー
ル全体を温度制御素子(ペルチェクーラ)の上に搭載
し、モジュール全体を温度制御することによって、立ち
上げ時のモジュール温度を同一にすることもできる。
上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた温度セ
ンサと、上記温度センサの出力に基づき上記複数のレー
ザダイオードの各々の温度を制御することによりその発
振波長を制御する制御ループと、上記複数のレーザダイ
オードから選択される参照レーザダイオードの温度制御
条件に従って他のレーザダイオードの温度制御条件を補
償する手段とを備えた光源装置。
って、上記複数のレーザダイオードには互いに異なる複
数の波長が割り当てられており、上記複数のレーザダイ
オードは択一的に駆動される光源装置。
って、上記温度センサはサーミスタである光源装置。
って、上記参照レーザダイオードの温度制御条件の変化
は初期温度設定値と最新の温度設定値の比較結果を含
み、それにより上記温度センサの劣化が上記他のレーザ
ダイオードの温度制御条件の補償に反映される光源装
置。
って、上記参照レーザダイオードは上記他のレーザダイ
オードに対して相対的に低温になるように駆動される光
源装置。
って、上記参照レーザダイオードは上記複数のレーザダ
イオードの端に位置している光源装置。
って、上記温度センサは上記複数のレーザダイオードの
概ね中央の近傍に位置している光源装置。
って、上記制御ループは、上記複数のレーザダイオード
に光学的に結合され透過率が波長に対して実質的に周期
的に変化する光フィルタと、上記光フィルタの透過光の
強度が一定になるように上記複数のレーザダイオードの
各々の温度を制御する手段とを含む光源装置。
する光源装置の波長制御装置であって、上記複数のレー
ザダイオードの近傍に設けられた温度センサと、上記温
度センサの出力に基づき上記複数のレーザダイオードの
各々の温度を制御することによりその発振波長を制御す
る制御ループと、上記複数のレーザダイオードから選択
される参照レーザダイオードの温度制御条件の変化に従
って他のレーザダイオードの温度制御条件を補償する手
段とを備えた制御装置。
あって、上記温度センサはサーミスタである光源装置。
あって、上記参照レーザダイオードの温度制御条件の変
化は初期温度設定値と最新の温度設定値の比較結果を含
み、それにより上記温度センサの劣化が上記他のレーザ
ダイオードの温度制御条件の補償に反映される光源装
置。
あって、上記制御ループは、上記複数のレーザダイオー
ドに光学的に結合され透過率が波長に対して実質的に周
期的に変化する光フィルタと、上記光フィルタの透過光
の強度が一定になるように上記複数のレーザダイオード
の各々の温度を制御する手段とを含む光源装置。
と、上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた第
1の温度センサと、上記複数のレーザダイオードが駆動
されるときに上記第1の温度センサが設けられる位置と
比較して相対的に低温な位置に設けられる第2の温度セ
ンサと、上記第1の温度センサの出力に基づき上記複数
のレーザダイオードの各々の温度を制御することにより
その発振波長を制御する制御ループと、上記第2の温度
センサの検出温度に従って上記第1の温度センサの検出
温度を補償する手段とを備えた光源装置。
であって、上記複数のレーザダイオードには互いに異な
る複数の波長が割り当てられており、上記複数のレーザ
ダイオードは択一的に駆動される光源装置。
であって、上記第1及び第2の温度センサの各々はサー
ミスタである光源装置。
であって、上記制御ループは、上記複数のレーザダイオ
ードに光学的に結合され透過率が波長に対して実質的に
周期的に変化する光フィルタと、上記光フィルタの透過
光の強度が一定になるように上記複数のレーザダイオー
ドの各々の温度を制御する手段とを含む光源装置。
であって、上記第2の温度センサは上記光フィルタの近
傍に設けられ、上記第2の温度センサの出力に基づき上
記光フィルタの温度が一定に維持されるように制御する
手段を更に備えた光源装置。
有する光源装置の波長制御装置であって、上記複数のレ
ーザダイオードの近傍に設けられた第1の温度センサ
と、上記複数のレーザダイオードが駆動されるときに上
記第1の温度センサが設けられる位置と比較して相対的
に低温な位置に設けられる第2の温度センサと、上記第
1の温度センサの出力に基づき上記複数のレーザダイオ
ードの各々の温度を制御することによりその発振波長を
制御する制御ループと、上記第2の温度センサの検出温
度に従って上記第1の温度センサの検出温度を補償する
手段とを備えた制御装置。
であって、上記第1及び第2の温度センサの各々はサー
ミスタである制御装置。
であって、上記制御ループは、上記複数のレーザダイオ
ードに光学的に結合され透過率が波長に対して実質的に
周期的に変化する光フィルタと、上記光フィルタの透過
光の強度が一定になるように上記複数のレーザダイオー
ドの各々の温度を制御する手段とを含む光源装置。
WDMに適用可能な光源装置において、波長制御を容易
に行い得るようになるという効果が生じる。本発明の特
定の実施形態による効果は以上説明した通りであるの
で、その説明を省略する。
のチップ構成を示す透視図である。
長チャネルの分担例を示す図である。
ュールの実施形態を示す図である。
実施形態を示すブロック図である。
した図である。
ャートである。
配置位置を説明するための図である。
チャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のレーザダイオードと、 上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた温度セ
ンサと、 上記温度センサの出力に基づき上記複数のレーザダイオ
ードの各々の温度を制御することによりその発振波長を
制御する制御ループと、 上記複数のレーザダイオードから選択される参照レーザ
ダイオードの温度制御条件に従って他のレーザダイオー
ドの温度制御条件を補償する手段とを備えた光源装置。 - 【請求項2】 複数のレーザダイオードを有する光源装
置の波長制御装置であって、 上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた温度セ
ンサと、 上記温度センサの出力に基づき上記複数のレーザダイオ
ードの各々の温度を制御することによりその発振波長を
制御する制御ループと、 上記複数のレーザダイオードから選択される参照レーザ
ダイオードの温度制御条件の変化に従って他のレーザダ
イオードの温度制御条件を補償する手段とを備えた制御
装置。 - 【請求項3】 複数のレーザダイオードと、 上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた第1の
温度センサと、 上記複数のレーザダイオードが駆動されるときに上記第
1の温度センサが設けられる位置と比較して相対的に低
温な位置に設けられる第2の温度センサと、 上記第1の温度センサの出力に基づき上記複数のレーザ
ダイオードの各々の温度を制御することによりその発振
波長を制御する制御ループと、 上記第2の温度センサの検出温度に従って上記第1の温
度センサの検出温度を補償する手段とを備えた光源装
置。 - 【請求項4】 複数のレーザダイオードを有する光源装
置の波長制御装置であって、 上記複数のレーザダイオードの近傍に設けられた第1の
温度センサと、 上記複数のレーザダイオードが駆動されるときに上記第
1の温度センサが設けられる位置と比較して相対的に低
温な位置に設けられる第2の温度センサと、 上記第1の温度センサの出力に基づき上記複数のレーザ
ダイオードの各々の温度を制御することによりその発振
波長を制御する制御ループと、 上記第2の温度センサの検出温度に従って上記第1の温
度センサの検出温度を補償する手段とを備えた制御装
置。
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