JP2002134758A - 半導体磁気センサ - Google Patents

半導体磁気センサ

Info

Publication number
JP2002134758A
JP2002134758A JP2000321776A JP2000321776A JP2002134758A JP 2002134758 A JP2002134758 A JP 2002134758A JP 2000321776 A JP2000321776 A JP 2000321776A JP 2000321776 A JP2000321776 A JP 2000321776A JP 2002134758 A JP2002134758 A JP 2002134758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
conductivity type
semiconductor
magnetic sensor
type region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000321776A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuteru Kimura
光照 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000321776A priority Critical patent/JP2002134758A/ja
Publication of JP2002134758A publication Critical patent/JP2002134758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイオードの二重注入キャリアの磁場偏向を利
用する磁気センサにおいて、超小型で、経時変化の極め
て少なく、高感度で、駆動回路や増幅回路などと集積化
できる磁気センサを提供することを目的とする。 【解決手段】高抵抗領域を介して第1導電型領域と第2
導電型領域とを接合してある半導体の磁気センサとして
のダイオードを、SOI基板などの電気絶縁体上の単結
晶半導体薄膜層に形成し、キャリアの再結合層を高抵抗
領域の一方の表面付近に形成し、さらに二重注入キャリ
アが高抵抗領域のみを流れるように、単結晶半導体薄膜
層の一部をエッチ除去するか、部分酸化するなどして、
第1導電型領域と第2導電型領域とを高抵抗領域を除き
絶縁分離するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体を用いた高
感度の磁気センサに関するものであり、極めて小型で、
かつ、低消費電力で、磁界の大きさと方向が検出できる
とので、磁気ヘッド、電流センサ、磁界センサや地磁気
センサなどとして利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すように、Geなどの細
長い高抵抗単結晶半導体の両端の一方の端に第1導電型
領域1である、たとえばp型領域(p+)、他端に第2
導電型領域2である、たとえばn型領域(n+)を形成
し、これらのp型領域とn型領域との間の高抵抗領域3
(ここでは、真性半導体領域であるi領域を使用)の一
方の表面に欠陥などを形成して、キャリアの再結合層4
を形成しておいたデバイスで、p型領域とn型領域との
間に順方向バイアスを印加して、キャリアの二重注入状
態で磁場Bを印加し、二重注入されたキャリアである電
子(−)と正孔(+)が共に再結合領域にローレンツ力
により曲げられたときには、流れるキャリアが再結合に
より消滅し少なくなるので、二重注入が抑止される傾向
になると共にダイオード抵抗が高抵抗になり、ダイオー
ド電流が小さくなる。また、逆に二重注入された電子と
正孔のキャリアが共に再結合領域とは反対側に曲げられ
たときには、再結合が起こりにくい非再結合領域5とし
ているので、二重注入キャリアが十分流れ、ダイオード
抵抗が小さくなり、大きなダイオード電流が流れるとい
う原理を用いた半導体ダイオードの磁気センサがSMD
として商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このタイプの磁気センサは、二重注入されたキャリアの
寿命内で微弱な磁場でキャリアを偏向し表面付近の再結
合層まで到達する必要があるため、キャリア寿命が長
く、移動度が大きいGe単結晶を用いていたが、表面安定
化できる熱酸化膜などが形成できないという問題があ
り、このため同一基板に駆動回路や増幅回路などを集積
化することが当時の技術では困難であった。また、単体
の素子として扱うため厚み数百μm程度が必要で、磁気
感度を大きくするには長さ1mm程度以上の細長い棒状の
単結晶基板を用いる必要があるというように、第1導電
型領域と第2導電型領域との間の高抵抗領域の長さを大
きくする必要があった。このため比較的大きなデバイス
になり、厚みが大きい分大きな電流が流れ、電力消費も
大きく、更に、高密度記録の磁気センサとして使用する
には大きすぎるという問題があった。更に、再結合領域
を半導体表面を荒らすなどしてキャリアトラップや再結
合用欠陥を形成しており、表面安定化できる熱酸化膜な
どが形成できないために、経時変化が大きくなるという
問題や製作したセンサの特性のばらつきなど画一的なデ
バイスの形成が困難であるといった問題があった。
【0004】本発明は、半導体ダイオードの二重注入キ
ャリアの磁場による偏向と再結合に基づく磁気抵抗変化
を利用するという上述した半導体磁気センサの基本原理
は同一であるが、半導体の最新の集積化技術が利用で
き、超小型、低消費電力、経時変化の極めて少なく、高
感度であり、駆動回路、増幅回路や各種補償回路などを
集積化できる半導体磁気センサを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に係わる半導体磁気センサは、
高抵抗領域を介して第1導電型領域と第2導電型領域と
を接合してある半導体のダイオードの順方向二重注入状
態で磁場を印加し、二重注入されたキャリアである電子
と正孔の表面付近に形成してある再結合層での再結合に
よるダイオード電流(印加電圧一定の下では磁気抵抗変
化となる)の磁場依存性を検出する半導体磁気センサに
おいて、このダイオードを電気絶縁体上に形成してあ
る、たとえば50μm以下の厚みの単結晶半導体薄膜層
に形成することにより達成される。ここで、50μm以
下程度の厚みの単結晶半導体薄膜層に形成することは、
二重注入キャリアが弱い磁場により偏向された時、キャ
リア寿命以内に厚み方向の表面、特に再結合層に到達で
きる程度の厚みを考慮したものである。すなわち、半導
体のダイオードの順方向二重注入状態で第1導電型領域
から高抵抗領域に注入されたキャリアと第2導電型領域
から高抵抗領域に注入されたキャリアとが互いに逆方向
にドリフトするとき、これらのキャリアはドリフト方向
には電界があるので、実効的にキャリアの寿命が長くな
り、遠くまでキャリアが生きて届くが、電界の働かない
厚み方向にはキャリアの届く距離が長くない。このた
め、厚みが大きいと、厚み方向の深い所で高抵抗領域に
注入されたキャリアは、弱い磁場の下では、表面付近に
形成されたキャリアの再結合層まで到達できなくなり、
磁場感度が小さくなってしまうという問題があり、単結
晶半導体薄膜層を50μm以下程度に薄くする必要があ
る。また、本発明の半導体磁気センサは、半絶縁GaAs基
板上の単結晶GaAs薄膜層に形成してもよい。単結晶GaAs
は、キャリアの移動度が大きいので、大きな磁気感度に
することができる。
【0006】本発明の請求項2に係わる半導体磁気セン
サは、電気絶縁体上の単結晶半導体薄膜層を持つ基板と
して、SOI基板を用いた場合であり、特に絶縁体上に
形成したシリコン単結晶薄膜層(SOI基板)を用いた
場合は、現在の成熟した半導体の集積化技術(IC化技
術)が使用できるので、安価で、画一的で、大量生産性
のある高精度の超小型の半導体磁気センサが形成できる
ばかりでなく、同一基板上にセンサの駆動回路、増幅回
路や各種補償回路などの周辺回路を集積化できるという
利点を持つ。
【0007】SOI基板として、シリコン単結晶基板上
に形成してあるシリコンの酸化膜とその上に形成してあ
るシリコンの単結晶半導体薄膜層から成る基板を用いて
もよく、シリコンと格子定数の合う絶縁基板であるサフ
ァイア基板上にエピタキシャルシリコンの単結晶半導体
薄膜層を成長させた基板を用いてもよい。
【0008】本発明の請求項3に係わる半導体磁気セン
サは、たとえば2μm以下の絶縁層である電気絶縁体を
持つSOI基板の導電性の下地基板に電圧を印加し、ダ
イオードの第1導電型領域と第2導電型領域との間のシ
リコン単結晶半導体薄膜層の領域がp型かn型であり、
必ずしも高抵抗でなくともSOI基板の絶縁層である電
気絶縁体を介した静電誘導効果で空乏化し高抵抗領域に
なるようにした請求項2に記載の半導体磁気センサで、
言わばSOI基板の絶縁層を介してMOS構造を形成
し、ゲート電圧によりシリコン単結晶半導体薄膜層の二
重注入領域を空乏化して高抵抗化させるものである。
【0009】高抵抗領域を真性半導体(i領域)にする
と、第1導電型または第2導電型の形成のための不純物拡
散時に高抵抗領域に形成した拡散用マスクが効かず高抵
抗領域もどちらかの伝導型になってしまうことが多い。
このため、実際には他の領域の不純物拡散時に薄膜層で
ある高抵抗領域を真性半導体(i領域)に保つことが困
難である。
【0010】本発明の請求項4に係わる半導体磁気セン
サは、高抵抗領域を真性半導体、高抵抗率の第1導電型
または第2導電型の半導体層とした半導体磁気センサ
で、高抵抗領域が真性半導体であればもちろんである
が、真性半導体でなくとも、ダイオードに電圧が印加さ
れ、この領域にも電圧が印加されて、キャリアの二重注
入が生じる程度に高抵抗ならば、二重注入されたキャリ
アは電界によりこの高抵抗領域でドリフトするので、外
部から磁場を印加することによりキャリアを曲げること
が可能であり、磁気センサとして機能できる。
【0011】本発明の請求項5に係わる半導体磁気セン
サは、単結晶半導体薄膜層のうち、ダイオード形成部分
以外の一部または全部をエッチ除去して、第1導電型領
域と第2導電型領域間を流れるダイオード電流は、ほと
んどすべてダイオードとしての上述の高抵抗領域のみを
介して流れるようにした半導体磁気センサである。第1
導電型領域と第2導電型領域には、ダイオードとしての
電極を形成する必要があり、どうしてもこれらの領域を
大きな面積にせざるを得ない。このために第1導電型領
域と第2導電型領域の周囲長が長くなり、第1導電型領
域と第2導電型領域を上述の二重注入キャリアがドリフ
トする高抵抗領域を除き、電気的に絶縁分離しないと磁
気感度を持たない電流が流れるので、相対的に磁気感度
を悪くするからである。
【0012】本発明の請求項6に係わる半導体磁気セン
サは、半導体のダイオードの第1導電型領域と第2導電
型領域の少なくとも一方をエミッタとして作用させるよ
うに、少なくともその高抵抗領域側にエミッタとは逆の
導電型の薄い半導体のベース層を設け、このベース層と
エミッタとの間に順方向電圧を印加することにより、エ
ミッタからベース層を経て高抵抗領域に注入されるキャ
リアを増大させて、二重注入を促進するようにした半導
体磁気センサで、逆にベース層とエミッタとの間の順方
向電圧を調節することにより、二重注入開始電圧を制御
することもできる。すなわち、半導体のダイオードの高
抵抗領域を介して接合された第1導電型領域と第2導電
型領域に順方向電圧を印加しても、高抵抗領域での電圧
降下が大きく、第1導電型領域と高抵抗領域との接合お
よび第2導電型領域と高抵抗領域との接合には、なかな
か順方向電圧が印加されないため、かなりの順方向電圧
を印加しないと二重注入状態にならないこと、また、ダ
イオードの製作法のちょっとした違いにより二重注入開
始電圧に大きな違いが生じることがある。このために積
極的にキャリアを第1導電型領域、第2導電型領域また
はこれらの両方から高抵抗領域に注入させて、二重注入
が開始するようにすると共に、開始電圧を制御するよう
にするものである。このためには、たとえば、第1導電
型領域と第2導電型領域とをそれぞれp型とn型とし、
高抵抗領域をi領域、第2導電型領域であるn型をエミ
ッタとして作用させるとすれば、高抵抗領域をi領域と
第2導電型領域であるn型のnエミッタとの間に、第2
導電型領域とは逆の導電型であるp型の薄い半導体ベー
ス層(pベース)を設け、この薄いpベースとnエミッ
タに順方向電圧を印加して、pベースを介して高抵抗領
域のi領域にnエミッタからキャリアの電子を注入し
て、二重注入状態を誘発させるものである。本発明のこ
の構造は三端子構造と成るが、pベースは二重注入の制
御領域と考え、高抵抗領域を介した第1導電型領域と第
2導電型領域との基本構造には変わりがなく、第1導電
型領域と第2導電型領域の二端子間に順方向になるよう
な電圧を印加し、これらの二端子間を流れる電流の磁気
の依存性を検出するものなので、ダイオードを呼ぶこと
にしている。また、エミッタを第1導電型領域としても
同様なことが言える。もちろん、第1導電型領域と第2
導電型領域のどちらもエミッタになるような構造にして
もよく、このときは四端子構造になるが、あくまでも、
第1導電型領域と第2導電型領域との二端子間を流れる
電流の磁気依存性を検出することには違いがない。
【0013】本発明の請求項7に係わる半導体磁気セン
サは、同一の半導体の基板に、この半導体磁気センサの
駆動回路、増幅回路、各種補償回路、演算回路、メモリ
回路、出力などを表示するための表示回路など、半導体
磁気センサの周辺回路や他の目的の集積回路と共に本発
明の半導体磁気センサを集積化するもので、本発明の半
導体磁気センサの製作工程は、CMOSプロセスに適合
するので、1つのチップに他の集積回路と共に集積化す
ることにより、リード線が短くて済むことなどから外部
からの誘導雑音が小さくなり、高感度で、高性能の半導
体磁気センサが提供できるばかりでなく、たとえば、温
度センサ、湿度センサや光センサなどの他のセンサやそ
れらのセンサに必要な駆動回路などの集積回路と共に集
積化して多機能センサの装置を作製する場合、1つのチ
ップに集積化できるので、ばらばらで組み上げるより小
型でハンデイな装置が提供できるという利点がある。
【0014】半導体磁気センサでは、電源電圧をバッテ
リーからの供給を考えると、一般に、二重注入の開始電
圧が小さい方が有利であり、更に、高抵抗領域をドリフ
トする二重注入キャリアにとっても大きなドリフト電圧
よりも小さなドリフト電圧の方が大きくキャリアが曲げ
られるので、二重注入の開始電圧が小さい方が磁気感度
が大きくなり有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体磁気センサ
の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
【実施例1】図2は、本発明の半導体磁気センサの一実
施例としての概略図で、基板10としてSOI基板(た
とえば、p型シリコン(Si)の下地基板11上にシリ
コン酸化膜からなる電気絶縁体50の1μm厚の絶縁層
が形成されてあり、その上に更に単結晶半導体薄膜層2
0が5μm厚に形成されたもの)を用い、第1導電型領
域1としてのp型半導体(以下、本明細書ではp型とし
て例示する)と第2導電型領域2のとしてのn型半導体
(以下、本明細書ではn型として例示する)および高抵
抗領域3を、単結晶半導体薄膜層20に形成し、その周
りの単結晶半導体薄膜層20をエッチング除去してエッ
チング除去部60を形成してあり、第1導電型領域1の
p型と第2導電型領域2のn型に順方向バイアスが印加
されたときに、高抵抗領域3を介してのみ電流が流れる
ようにした例である。
【0017】また、高抵抗領域3の表面には、たとえ
ば、アルゴンガスと少量の酸素ガスを流しながらこれら
のガスのイオンでスパッタリングして表面に欠陥を形成
して再結合層4を形成したり、溶液などを利用して化学
的に表面を荒らす、または、物理的なスパッタリング欠
陥と化学的な反応の組み合わせなどして再結合層4を形
成してもよい。また、金や白金などをイオン注入法や拡
散技術で添加してキラーセンターとして作用させ、キャ
リアの再結合を促進させる再結合層4を形成してもよ
い。また、図3に示すように、高抵抗領域3に浅いp型
領域の再結合層4pとn型領域の再結合層4nとを一部
重ね合わせた再結合層4aを形成しておき、その最表面
のみ高濃度不純物層にしてトンネリングによる導通状態
にして再結合層4を形成してもよい。更には、浅いp型
領域とn型領域とを重ね合わせずに形成し、これらのp
型領域とn型領域とをオーム性電極で短絡状態にするな
どで再結合層4を形成してもよい。なお、再結合層4を
形成するのに、アルゴンガスのみでスパッタリングして
表面に欠陥を形成しても良いが、一般にスパッタリング
して表面に欠陥を形成するとアモルファス状態となりや
すく、このアモルファス状態は、結晶化しようという性
質があるため、結晶中の欠陥は熱処理により修復されて
結晶化するので、結晶化を阻害する意味で、スッパッタ
リング時に少量の酸素を導入し、欠陥に酸化物を形成し
てその後の熱処理などによる結晶化の促進を防止すると
共に、経時変化を防止することができる。もちろん、ア
ルゴンガスのみでスパッタリングして表面に欠陥を形成
しのち、熱酸化して、欠陥付近を部分酸化したり、薬品
処理をしたりして、結晶化による経時変化を防止するこ
とができる。単結晶半導体薄膜層20としてシリコンを
用いているので、酸化膜は極めて安定なSiO2膜となるの
で、極めて経時変化の少ない安定な再結合層4が形成で
きる。
【0018】また、基板10としてSOI基板が用いら
れており、単結晶半導体薄膜層20の高抵抗領域3に形
成してある再結合層4の裏面側はシリコンの熱酸化膜が
安定に形成されてあり、非再結合領域5となっているの
で、二重注入キャリアが磁場Bによりこの非再結合領域
5側に曲げられても再結合が極めて少なくなるので、ダ
イオード電流が流れやすくなる。磁場Bを印加しない場
合は、高抵抗領域3の厚みと長さにも大きく依存する
が、実際には高抵抗領域3の再結合層4側にも二重注入
キャリアの一部または大部分が拡散して到達するので、
再結合してキャリアは消滅しており、抵抗が高くなって
ダイオード電流が流れにくくなっている。しかし、磁場
Bによる二重注入キャリアの曲がりが非再結合領域5側
になったときは、大部分の二重注入キャリアが非再結合
領域5側を経由するので再結合が少なく、かつ、単なる
キャリアの通路の長さからくる磁気抵抗効果は極めて小
さいので、ダイオード電流はむしろ大きくなる。
【0019】図2に示した本発明の半導体磁気センサの
素子部分における製作工程の一例の概略を説明する。先
ず、基板10として、p型シリコン(Si)の約500
μm厚の下地基板11上にシリコン酸化膜からなる電気
絶縁体50の1μm厚の薄膜層が形成されてあり、その
上に更に20Ωcm程度のp型の単結晶半導体薄膜層
20が5μm厚に形成されたSOI基板を用いる。この
SOI基板を熱酸化して全面にSiO2から成る絶縁薄
膜51を0.5μm厚に形成し、不純物拡散のマスクと
して用いる。その後、ダイオードの電極501、502
が形成される領域を確保したp型の第1導電型領域1
(たとえば、幅200μm、長さ500μm程度)とn
型の第2導電型領域2(たとえば、幅200μm、長さ
500μm程度)および高抵抗領域3(幅20μm、長
さ50μm程度)を残し、その周囲を一周して、公知の
フォトリソグラフィにより表面の絶縁薄膜51および単
結晶半導体薄膜層20をエッチング除去して、エッチ除
去部60を形成する。20Ωcm程度のp型の単結晶
半導体薄膜層20でも5μm厚以下であれば、高抵抗領
域3が上述の長さと幅であれば十分高抵抗になり、高抵
抗領域3として動作する。
【0020】一般に電子の移動度が正孔の移動度の3倍
程度大きいので、二重注入を起こしやすくするために高
抵抗領域3は、真性半導体であるi層か、p型の単結
晶半導体薄膜層20を用いた方がよい。
【0021】高抵抗領域3とn型の第2導電型領域2を
マスクして、ホウ素の熱拡散またはイオン注入技術によ
り、p型の第1導電型領域1を形成し、その後、高抵抗
領域3と形成されたp型の第1導電型領域1をマスクし
て、リンの熱拡散またはイオン注入技術により、n型の
第2導電型領域2を形成する。次に、高抵抗領域3上の
熱酸化膜の全部をエッチング除去した後、そこに薄い熱
酸化膜を形成するかまたは形成しないままで、スパッタ
リング装置を用いてアルゴンと少量の酸素ガス中で適当
なガス流量、電力と時間の調整でスッパタリングして、
この領域の表面層部分に欠陥を形成させて再結合層4を
形成する。その後、各第1導電型領域1と第2導電型領
域2からのオーム性電極501,502形成のための窓
であるコンタクトホール411,412を形成し、その
後、たとえばアルミニウム薄膜による電極501,50
2を形成する。なお、ここでは、工程を省略したが表面
安定化のためにp型の第1導電型領域1とn型の第2導
電型領域2および高抵抗領域3の段差部分の周囲は、エ
ッチング除去後、露出せずに熱酸化膜の形成をしてい
る。このようにして作成した半導体のダイオードは、そ
の周囲がエッチング除去してエッチング除去部60にし
てあるので、ダイオード電流Iはリーク電流がほとんど
なく高抵抗領域3を通してのみ流れるので、磁気に感応
する二重注入電流が主体となり高感度となる。
【0022】また、ここでは省略するがSOI基板に形
成してあるので、この同一シリコン基板に駆動回路、増
幅回路、表示回路、各種補償回路などのIC回路を形成
し小型化、高性能化することができることは言うまでも
ない。
【0023】図2は、シリコンチップの端部に磁気感応
部である高抵抗領域3、特に再結合層4を形成した例
で、磁気ヘッドなどに好適である。また同図には、駆動
電源E、検出抵抗R、出力V0も示してある。
【0024】このようにして作成した本発明の半導体磁
気センサの半導体ダイオードに、順方向電圧を印加して
いくと、図4に示すように、最初の電流・電圧特性はほ
ぼ一次直線であるが、その後電圧を印加し続けるとキャ
リアの二重注入状態になり、磁場Bを印加しない場合
(B=0)には電流・電圧特性はほぼ二次曲線になる。
また、磁場Bを印加して二重注入キャリアが再結合層4
に曲げられるようにすると(たとえば、B=500
G)、二重注入キャリアが再結合により失われるように
なるので二重注入が起こりにくくなり、電流Iが流れに
くくなる。磁場Bを逆向きに印加して二重注入キャリア
が非再結合層5に曲げられるようにすると(たとえば、
B=―500G)、二重注入キャリアは再結合により失
われにくくなるので、二重注入は起こりやすくなり電流
Iが大きく流れるようになる。
【0025】また、半導体ダイオードの磁気センサの感
応部である再結合層4を有する高抵抗領域3は、単結晶
半導体薄膜層20に形成してあるので、高抵抗領域3が
短く小型でありながら、順方向電流Iが少なく、かつ低
電圧駆動できるので、低消費電力となり電池駆動のハン
デイな半導体磁気センサとなりえる。
【0026】
【実施例2】図5には、本発明の半導体磁気センサの構
造を示す他の一実施例の概略図を示したもので、実施例
1の図2で示した構造とほぼ同様であるが、大きな違い
は単結晶半導体薄膜層20に図2に示したようなエッチ
除去部60を形成せず、単結晶半導体薄膜層20を平坦
なまま使用した点にある。エッチ除去部60の工程が省
けえるので製作工程が簡単になるが、ダイオードに順方
向電圧を印加したとき、狭い高抵抗領域3以外の領域を
流れる電流が高抵抗領域3を流れる電流に比べ無視でき
る程度に単結晶半導体薄膜層20を真性半導体のような
高抵抗にすると共に、p型の第1導電型領域1とn型の
第2導電型領域2のうち、特に周囲面積の大きい部分は
離すように設計することが重要となる。この実施例で
は、電極501,502の電極パッドは、基板10上に
形成された熱酸化膜から成る絶縁薄膜51上に形成し
て、p型の第1導電型領域1とn型の第2導電型領域2
の周囲面積をできるだけ小さくなるようにしている。
【0027】また、ここでは図示しないが、単結晶半導
体薄膜層20を平坦なまま使用して、ダイオードに順方
向電圧を印加したとき、狭い高抵抗領域3以外の領域を
流れる電流が高抵抗領域3を流れる電流に比べ無視きる
ように単結晶半導体薄膜層20にイオン注入などして真
性半導体のような高抵抗にしたり、部分酸化したりし
て、高抵抗領域3を除いてp型の第1導電型領域1とn
型の第2導電型領域2とを絶縁分離するようにしてもよ
い。
【0028】
【実施例3】図6には、本発明の半導体磁気センサの構
造を示す他の一実施例の概略図を示したもので、図5に
示した半導体磁気センサと同様にエッチ除去部60を形
成せず、単結晶半導体薄膜層20を平坦なまま使用した
場合であるが、大きな違いは、半導体のダイオードのp
型の第1導電型領域1をエミッタ101として作用させ
るように、その高抵抗領域3側にエミッタ101とは逆
の導電型であるn型の薄い半導体のベース層113を設
け、このベース層113とエミッタ101との間に順方
向電圧を印加することにより、p型エミッタ101から
n型のベース層113を経て高抵抗領域3に注入される
正孔数を増大させて、二重注入を促進するようにしたこ
とである。n型のベース層113の形成法について述べ
ると、まず、n型のベース層113を不純物拡散により
形成しておき、その後、n型のベース層113の拡散窓
のうち少なくとも高抵抗領域3側は、ベース層113の
拡散窓を通してp型エミッタ101をホウ素の熱拡散す
れば、エミッタ101と高抵抗領域3との間に狭いn型
のベース層113を形成することができる。p型の第1
導電型領域1とn型の第2導電型領域2およびベース層
113にコンタクトホール411、412、413を形
成して、その後、電極501、502、503を形成す
る。
【0029】また、前述のようにベース層113とエミ
ッタ101との間の順方向電圧を調節することにより、
二重注入開始電圧を制御することもできる。
【0030】動作は、先ず、高抵抗領域3の長さと厚み
にも依るが、例えば5V以上印加しないと二重注入開始
しない図6のような高抵抗領域3を介したp型の第1導
電型領域1とn型の第2導電型領域2から成るダイオー
ドに順方向電圧3Vを印加しておく。この時にはもちろ
ん二重注入電流はまだ流れていない。しかし、p型の第
1導電型領域1であるエミッタ101とベース層113
との間のpn接合に順方向電圧を0.7V程度印加する
と、急に二重注入が開始し、p型の第1導電型領域1と
n型の第2導電型領域2との二端子間を流れる電流は、
急激に増大する。この状態で外部から磁場Bを基板10
に平行に印加すると、その向きにより二重注入キャリア
が再結合層4側に曲げられれば電流Iは減少し、逆に非
再結合領域5側に曲げられれば電流Iは増加する。エミ
ッタ101とベース層113との間のpn接合に印加す
る順方向電圧を大きくすれば、二重注入電流が流れ出す
ために必要なp型第1導電型領域1とn型第2導電型領
域2間の順方向印加電圧が小さくて済む。このようにエ
ミッタ101とベース層113間の順方向印加電圧の調
整により、p型第1導電型領域1とn型第2導電型領域
2間の順方向印加電圧が制御できる。
【0031】
【実施例4】図7には、本発明の半導体磁気センサの構
造を示す他の実施例として、強磁性体ヨーク300と組
み合わせて磁気ヘッドを構成ししたときの一実施例の概
略図を示す。この例では、第1導電型領域1と第2導電
型領域2および高抵抗領域3を形成しているSOI基板1
0の単結晶半導体薄膜層20をエッチ除去しエッチ除去
部60を溝状に形成して分離し、第1導電型領域1と第
2導電型領域2の間を流れる電流は、高抵抗領域3を経
由しなければならないようにしている。例えば、軟磁性
体で強磁性体であるパーマロイの薄膜からなる強磁性体
ヨーク300をスパッタリングと熱処理で形成し、公知
のフォトリソグラフィ技術によりパターン化し、表面ヨ
ーク部310a、310bおよび裏面の磁気抵抗を小さ
くするために幅広にした裏面ヨーク320を形成する。
表面ヨーク部310aのうち記録媒体と接する個所は、
記録密度を上げるために先端を細くし読み出し用の磁気
ヘッド部の先端部311としている。なお、この例で
は、記録媒体の裏に高透磁率のフイルムが形成してある
場合で、磁気ヘッド部の先端部311と幅広にした裏面
のヨーク320とが近接配置してあり、高透磁率のフイ
ルムを介して磁気回路が形成されるもので、垂直磁気記
録などに使用する場合の例である。
【0032】また、ここでは図示しないが、強磁性体の
ヨーク300を基板10の磁気感応部である高抵抗領域
3の形成してある側にのみ形成することもできる。
【0033】また、ここでは図示しないが、基板10以
外の外部に設けたヨークと組み合わせた閉磁気回路中に
本発明の半導体磁気センサの磁気感応部を設置すること
により、非接触電流センサなどへの応用も期待できる。
【0034】上述の実施例は本発明の一実施例に過ぎ
ず、本発明の主旨および作用、効果が同一でありなが
ら、本発明の多くの変形があることは明らかである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0036】本発明の半導体磁気センサでは、絶縁体上
の単結晶半導体薄膜層に、高抵抗領域を介したp型(第
1導電型領域)とn型(第2導電型領域)との接合を有
するダイオードが形成されており、この高抵抗領域の厚
み方向の表面付近にキャリアの再結合層が形成されてお
り、その厚み方向に磁場により曲げられた二重注入キャ
リアが小さな磁場でも有効に再結合層に到達できる程度
に薄い高抵抗領域なので、高感度で非常に小型かつ低電
圧駆動で低消費電力の磁気センサが提供できる。
【0037】また、SOI基板を用いた場合、容易にフ
ォトリソグラフィなどの半導体の集積化技術が用いるこ
とができるから、ここでは図示しないが、同一基板に半
導体磁気センサとその駆動回路、増幅回路、各種補償回
路、表示回路、演算回路、表示回路などの半導体磁気セ
ンサの周辺回路や他のセンサに関する集積回路なども一
緒に集積化できると共に低消費電力になるので、乾電池
や太陽電池による駆動などハンデイな磁気センサが提供
できる。また、SOI基板を用いた場合、単結晶半導体
薄膜層が真性半導体ほどの高抵抗率でなくとも絶縁薄膜
を介して、下地基板にバイアスを印加することにより単
結晶半導体薄膜層の一部を空乏化して高抵抗領域にする
ことができる。
【0038】また、高抵抗領域を介してのp型(第1導
電型領域)とn型(第2導電型領域)の接合を有するダ
イオードにおいて、少なくとも高抵抗領域とエミッタと
しての一方の導電型領域(例えば、第1導電型領域)と
の界面に異なる導電型の薄いベースを設けた場合に、エ
ミッタ・ベース間に順方向バイアスし、エミッタから薄
いベースを介して高抵抗領域にキャリア注入することに
より、p型(第1導電型領域)とn型(第2導電型領
域)間の二重注入を促進することができると共に、その
二重注入開始電圧を制御することができる。また、CM
OS適合の微細加工技術を用いて磁気回路も集積化でき
るので、磁気センサとして各種の応用が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からの半導体磁気センサの概念図である。
【図2】半導体磁気センサの一実施例の概略図で、基板
10としてSOI基板を用い、単結晶半導体薄膜層エッ
チング除去部60を形成した場合で、簡単な駆動回路も
図示してある。
【図3】半導体磁気センサの一実施例の概略図で、基板
10としてSOI基板を用い、再結合層4として、p型
とn型とを一部オーバーラップして高抵抗領域の表面付
近に形成した場合である。
【図4】半導体磁気センサのpin構造ダイオードの順
方向バイアス電圧を印加した場合の電流・電圧特性の二
重注入状態での磁場依存性を示したグラフである。
【図5】半導体磁気センサの一実施例の概略図で、基板
10としてSOI基板を用い、単結晶半導体薄膜層20
にエッチング除去部60を形成せず、平面のままで半導
体磁気センサのダイオードを形成した場合である。
【図6】半導体磁気センサの一実施例の概略図で、基板
10としてSOI基板を用い、エミッタと狭いベースと
を形成し、二重注入を促進するようにした場合である。
【図7】半導体磁気センサの一実施例の概略図で、基板
10としてSOI基板を用い、薄膜のヨークを用いた磁
気回路を同一基板上に形成し、磁気ヘッドに応用した場
合である。
【符号の説明】
1 第1導電型領域 2 第2導電型領域 3 高抵抗領域 4、4a、4p、4n 再結合層 5 非再結合領域 10 基板 11 下地基板 20 単結晶半導体薄膜層 50 電気絶縁体 51,51a、51b、51c 絶縁薄膜 60 エッチ除去部 101 エミッタ 113 ベース層 300 磁気回路 310、310a、310b、320 ヨーク 311 磁気ヘッド先端部 411,412,413 コンタクトホール 501、502、503 電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高抵抗領域(3)を介して第1導電型領域
    (1)と第2導電型領域(2)とを接合してある半導体
    のダイオードの順方向二重注入状態で磁場を印加し、表
    面付近に形成してある再結合層(4)での二重注入され
    たキャリアの再結合によるダイオード電流の磁場依存性
    を検出する半導体磁気センサにおいて、該ダイオードを
    電気絶縁体(50)上の単結晶半導体薄膜層(20)に
    形成したことを特徴とする半導体磁気センサ。
  2. 【請求項2】電気絶縁体(50)上の単結晶半導体薄膜
    層(20)を持つ基板(10)として、SOI基板とし
    た請求項1記載の半導体磁気センサ。
  3. 【請求項3】SOI基板の導電性の下地基板(11)に
    電圧を印加し、ダイオードの第1導電型領域(1)と第
    2導電型領域(2)との間をSOI基板の絶縁層である
    電気絶縁体(50)を介した静電誘導効果で空乏化して
    高抵抗領域(3)になるようにした請求項2に記載の半
    導体磁気センサ。
  4. 【請求項4】高抵抗領域(3)を真性半導体、高抵抗率
    の第1導電型または第2導電型の半導体層とした請求項
    1または2に記載の半導体磁気センサ。
  5. 【請求項5】単結晶半導体薄膜層(20)のうち、ダイ
    オード形成部分以外の一部または全部をエッチ除去し
    て、第1導電型領域(1)と第2導電型領域(2)間を
    流れるダイオード電流は、ほとんどすべてダイオードの
    高抵抗領域(3)のみを介して流れるようにした請求項
    1乃至4のいずれかに記載の半導体磁気センサ。
  6. 【請求項6】半導体のダイオードの第1導電型領域
    (1)と第2導電型領域(2)の少なくとも一方をエミ
    ッタ(101)として作用させるように、少なくともそ
    のエミッタ(101)の高抵抗領域(3)側にそのエミ
    ッタ(101)とは逆の導電型の薄いベース層(11
    3)を設け、このベース層(113)とエミッタ(10
    1)との間に順方向電圧を印加することにより、エミッ
    タ(101)からベース層(113)を経て高抵抗領域
    (3)に注入されるキャリアを増大させることにより二
    重注入を促進するようにした請求項1乃至5のいずれか
    に記載の半導体磁気センサ。
  7. 【請求項7】同一の基板(10)に他の集積回路と共に
    集積化した請求項1乃至6のいずれかに記載の半導体磁
    気センサ。
JP2000321776A 2000-10-20 2000-10-20 半導体磁気センサ Pending JP2002134758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000321776A JP2002134758A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 半導体磁気センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000321776A JP2002134758A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 半導体磁気センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002134758A true JP2002134758A (ja) 2002-05-10

Family

ID=18799827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000321776A Pending JP2002134758A (ja) 2000-10-20 2000-10-20 半導体磁気センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002134758A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005013376A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Mitsuteru Kimura 半導体磁気センサとこれを用いた磁気計測装置
JP2010263231A (ja) * 2010-06-28 2010-11-18 Panasonic Electric Works Co Ltd 磁気検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005013376A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Mitsuteru Kimura 半導体磁気センサとこれを用いた磁気計測装置
JP2010263231A (ja) * 2010-06-28 2010-11-18 Panasonic Electric Works Co Ltd 磁気検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2238571C2 (ru) Датчик магнитного поля
US6483111B1 (en) Thermal infrared-detector array and method of fabrication thereof
KR100583688B1 (ko) 반자성 콘택을 구비한 반도체 소자
JPS5938742B2 (ja) トランジスタ
JP4287905B2 (ja) 半導体磁気センサとこれを用いた磁気計測装置
JP2002134758A (ja) 半導体磁気センサ
US5473250A (en) Hall-effect sensor having reduced edge effects and improved sensitivity
US3585462A (en) Semiconductive magnetic transducer
KR101475732B1 (ko) 실리콘 나노와이어 소자
US3731123A (en) Magnetic field detecting apparatus
JP3995911B2 (ja) 半導体磁気センサおよびその製造方法
JP5424469B2 (ja) 磁気抵抗素子
JP2000323724A (ja) 高速ターンオフパワー半導体素子
JP3396125B2 (ja) 定電圧ダイオード
JPH11251657A (ja) 磁気センサ及びその製造方法
JPH04320065A (ja) トランジスタ型磁気センサ
JP2002176165A (ja) 半導体磁気センサ
JP2004296469A (ja) ホール素子
JP3332417B2 (ja) ホール素子及びその製造方法
JPH10326921A (ja) 半導体薄膜磁気抵抗素子の製造方法
EP0040640A1 (en) Magnetically sensitive semiconductor device
JP2002368222A (ja) 過熱検出機能付き半導体装置
JP2001320107A (ja) ホール素子
JPH0132665B2 (ja)
JPH10223940A (ja) 半導体磁気センサ