JP2002133951A - ケーブルのアセンブリ構造 - Google Patents

ケーブルのアセンブリ構造

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JP2002133951A
JP2002133951A JP2000327260A JP2000327260A JP2002133951A JP 2002133951 A JP2002133951 A JP 2002133951A JP 2000327260 A JP2000327260 A JP 2000327260A JP 2000327260 A JP2000327260 A JP 2000327260A JP 2002133951 A JP2002133951 A JP 2002133951A
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JP
Japan
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cable
coaxial cable
assembly structure
coaxial
coaxial cables
Prior art date
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Application number
JP2000327260A
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English (en)
Inventor
Koichi Kuwabara
浩一 桑原
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじれの発生を極力抑えることができるケー
ブルのアセンブリ構造を提供する。 【解決手段】 ケーブルのアセンブリ構造は、多数の同
軸ケーブル30を同一平面上に等間隔でかつ平行に並べ
て配置し、その多数の同軸ケーブル30をテープ20で
挟み込んでラミネートしてなる。外部導体33を形成す
る複数のシールド線が右巻き(S撚り)である第1の同
軸ケーブル30Aと、外部導体33を形成する複数のシ
ールド線が左巻き(Z撚り)である第2の同軸ケーブル
30Bとがその配列方向に交互に並べて配置されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数の同軸ケー
ブルを同一平面内に平行に並べてテープでラミネートす
ることによりフラットケーブル化したケーブルのアセン
ブリ構造に関し、特に極細径の同軸ケーブルのアセンブ
リ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の極細径の同軸ケーブルの
構成を示す斜視図である。図3に示すように、同軸ケー
ブル10は、内側から外側に順に、中心導体11、絶縁
体12、外部導体13及び外部被覆14を同軸配置して
構成されている。中心導体11は、信号を伝送する伝送
路であり、複数の心線を撚って形成されている。絶縁体
12は、中心導体11の周囲を被覆して、中心導体11
と外部導体13との間を絶縁する。外部導体13は、絶
縁体12の周囲を被覆して中心導体11をシールドする
ものであり、この外部導体13は、複数のシールド線を
絶縁体12に横巻きに(右巻き又は左巻きに)巻き付け
て形成されている。外部被覆14は、外部導体13の周
囲を被覆して外部導体13を絶縁保護するものである。
【0003】このように、極細径の同軸ケーブル10で
は、外部導体13が横巻きで形成される。これは、外部
導体13として網組を用いると、ケーブルの直径が太く
なってしまい、極細径の同軸ケーブル10としては好ま
しくないからである。
【0004】図4は、このような同軸ケーブルを使用し
たアセンブリ構造を示す斜視図であり、図5は、図4の
A−A'断面図である。これらに図示されるように、同
軸ケーブル10のアセンブリ構造は、上記図3に示した
多数の同軸ケーブル10を同一平面上に等間隔でかつ平
行に並べて配置し、その多数の同軸ケーブル10をテー
プ20で挟み込んでラミネートしてフラットケーブル化
した構造である。この同軸ケーブル10のアセンブリ構
造では、多数の同軸ケーブル10がテープ20の内面の
粘着部21の粘着力で保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の同軸ケーブル10のアセンブリ構造では、外部導体1
3を形成する複数のシールド線の巻き方向が右巻き又は
左巻きのいずれか一方向に統一されているため、同軸ケ
ーブル10を多数並べて同軸ケーブル10のアセンブリ
構造を形成すると、製作時にはフラットな形状であって
も、経時変化によって、シールド線の撚りにより内部応
力が発生して、図4に示すように、フラットな同軸ケー
ブル10のアセンブリ構造にねじれが生じてしまう。
【0006】このように同軸ケーブル10のアセンブリ
構造がねじれると、同軸ケーブル10の端末加工作業を
行うときに、同軸ケーブル10の端末が浮いてしまうの
で、作業者にとってその作業がしづらくなってしまうと
いう問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、ねじれの発生を極力抑えること
ができるケーブルのアセンブリ構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るケーブルのアセンブリ構造は、中心導
体とこの中心導体に絶縁体を介して巻回されたシールド
線からなる外部導体とを有する複数本の同軸ケーブルを
同一平面内に平行に並べて配設し、これら複数本の同軸
ケーブルを一対のテープでラミネートしてフラットケー
ブル化してなるケーブルのアセンブリ構造において、前
記複数本の同軸ケーブルが、前記シールド線の巻回方向
が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブ
ルとを含むようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明に係るケーブルのアセンブリ構造に
よれば、複数本の同軸ケーブルが、シールド線の巻回方
向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケー
ブルとを含むようにしているので、各ケーブルで発生す
るねじれによる応力が互いに打ち消され、ケーブルのア
センブリ構造全体のねじれを極力抑えることが可能とな
る。
【0010】特に、第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケ
ーブルとが、同数配設されていると、両ケーブルで発生
する応力がバランスし、アセンブリ構造全体のねじれを
より効果的に抑制することができる。更に、第1の同軸
ケーブルと第2の同軸ケーブルとが、それらの配設方向
に交互に配置されていると、隣り合うケーブル同士が互
いにねじれを打ち消し合い、その結果、ケーブルのアセ
ンブリ構造のねじれをより一層抑えることが可能とな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るケ
ーブルのアセンブリ構造の構成を示す斜視図である。な
お、図1のケーブルのアセンブリ構造では、本発明の構
造上の特徴を解り易くするために、上面のテープ20の
図示を省略している。
【0012】図1において、同軸ケーブル(ケーブル)
30は、内側から外側に中心導体31、絶縁体32、外
部導体33及び外部被覆34をこの順に同軸配置してな
る。これら中心導体31、絶縁体32、外部導体33及
び外部被覆34については、図3で説明した同軸ケーブ
ル10の構成と同様であるため、重複する説明を省略す
る。
【0013】同軸ケーブル30のアセンブリ構造は、図
1に示すように、多数の同軸ケーブル30を同一平面上
に等間隔でかつ平行に並べて配置し、その多数の同軸ケ
ーブル30をテープ20で挟み込んでラミネートしたも
のである。
【0014】ここで、図1に示す本実施形態における同
軸ケーブル30のアセンブリ構造が、上記図4及び図5
に示した従来の同軸ケーブル10のアセンブリ構造と異
なる点は、外部導体33を形成する複数のシールド線が
右巻き(S撚り)である第1の同軸ケーブル30Aと、
外部導体33を形成する複数のシールド線が左巻き(Z
撚り)である第2の同軸ケーブル30Bとがその配列方
向に交互に並べて配置されている点である。
【0015】即ち、上記した従来の同軸ケーブル10の
アセンブリ構造では、同軸ケーブル10の外部導体13
の複数のシールド線の巻き方向は、右巻き又は左巻きの
いずれか一方向であったが、本発明の同軸ケーブル30
のアセンブリ構造では、同軸ケーブル30の外部導体3
3の複数のシールド線の巻き方向は、隣の同軸ケーブル
30の外部導体33の複数のシールド線の巻き方向と異
なるように(右巻きのシールド線の同軸ケーブル30A
の両隣は、左巻きのシールド線の同軸ケーブル30Bと
なるように)、多数の同軸ケーブル30を配置したもの
である。
【0016】その結果、一本の同軸ケーブル30にねじ
れが生じた場合でも、隣接する同軸ケーブル30でねじ
れようとする応力を打ち消し合うこととなり、全体とし
て、同軸ケーブル30のアセンブリ構造にねじれが生じ
ないようになる。
【0017】以上のように、この実施の形態によれば、
外部導体33の複数のシールド線が右巻きの第1の同軸
ケーブル30Aと左巻きの第2の同軸ケーブル30Bと
を交互に配置するように構成したので、隣り合う同軸ケ
ーブル30同士がねじれを互いに打ち消し合い、その結
果、同軸ケーブル30のアセンブリ構造全体のねじれを
抑えることが可能となる。
【0018】なお、上記実施の形態では、外部導体33
の複数のシールド線が右巻きの同軸ケーブル30Aと左
巻きの同軸ケーブル30Bとを交互に配置して同軸ケー
ブル30のアセンブリ構造を構成したが、これに限るも
のではなく、例えば図2に示すように、複数のシールド
線が右巻きの同軸ケーブル30Aを一方の側に、左巻き
の同軸ケーブル30Bを他方の側に、それぞれ同数並べ
て配置して同軸ケーブル30のアセンブリ構造を構成す
るだけでも、同軸ケーブル30のアセンブリ構造のねじ
れを抑えることが可能である。
【0019】さらに、複数のシールド線が右巻きの同軸
ケーブル30Aと左巻きの同軸ケーブル30Bとを同数
配置しなくても、所定本間隔毎(所定の同軸ケーブル3
0の本数毎)に、複数のシールド線の巻き方向が他の同
軸ケーブル30と逆方向の同軸ケーブル30を挿入配置
することによっても、同軸ケーブル30のアセンブリ構
造のねじれをある程度抑えることが可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数本
の同軸ケーブルが、シールド線の巻回方向が互いに異な
る第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケーブルとを含むよ
うにしているので、各ケーブルで発生するねじれによる
応力が互いに打ち消され、ケーブルのアセンブリ構造全
体のねじれを抑制可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケーブルのアセンブリ構造の一実施
態様の構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明のケーブルのアセンブリ構造の他の実
施態様の構成を示す斜視図である。
【図3】 一般的な極細径の同軸ケーブルの構成を示す
斜視図である。
【図4】 従来の同軸ケーブルのアセンブリ構造の構成
を示す斜視図である。
【図5】 従来の同軸ケーブルのアセンブリ構造の構成
を示す断面図である。
【符号の説明】
10,30…同軸ケーブル、11,31…中心導体、1
2,32…絶縁体、13,33…外部導体、14,34
…外部被覆、20…テープ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体とこの中心導体に絶縁体を介し
    て巻回されたシールド線からなる外部導体とを有する複
    数本の同軸ケーブルを同一平面内に平行に並べて配設
    し、これら複数本の同軸ケーブルを一対のテープでラミ
    ネートしてフラットケーブル化してなるケーブルのアセ
    ンブリ構造において、 前記複数本の同軸ケーブルは、前記シールド線の巻回方
    向が互いに異なる第1の同軸ケーブルと第2の同軸ケー
    ブルとを含むことを特徴とするケーブルのアセンブリ構
    造。
  2. 【請求項2】 前記第1の同軸ケーブルと前記第2の同
    軸ケーブルとは、同数配設されていることを特徴とする
    請求項1記載のケーブルのアセンブリ構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の同軸ケーブルと前記第2の同
    軸ケーブルとは、それらの配設方向に交互に配置されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブルの
    アセンブリ構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015229863A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 ユニチカトレーディング株式会社 落石防護柵に用いる落石防護ネット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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