JP2002133460A - 利用者確認システム及び方法 - Google Patents

利用者確認システム及び方法

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JP2002133460A
JP2002133460A JP2000317731A JP2000317731A JP2002133460A JP 2002133460 A JP2002133460 A JP 2002133460A JP 2000317731 A JP2000317731 A JP 2000317731A JP 2000317731 A JP2000317731 A JP 2000317731A JP 2002133460 A JP2002133460 A JP 2002133460A
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    • G07B15/06Arrangements for road pricing or congestion charging of vehicles or vehicle users, e.g. automatic toll systems
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    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
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    • G07C9/25Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定多数の者に対して大量に発行される記
録媒体についても、所有者識別情報を即座に登録でき、
不正使用を的確に阻止することができる利用者確認シス
テム及び方法を提供する。 【解決手段】 情報を記録することができる記録媒体を
用いる利用者確認システムであって、記録媒体の最初の
利用時に利用者に関する第1の生体情報を取得する生体
情報取得部と、利用者を記録媒体の所有者として第1の
生体情報を記録媒体に登録する所有者登録部と、記録媒
体の二回目以降の使用時に利用者に関する第2の生体情
報を検出するとともに、記録媒体を使用した利用者と記
録媒体に登録された所有者が同一であるか否かを第1の
生体情報と第2の生体情報に基づいて判定する所有者確
認部とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の乗車券や入
場切符等に代表される不特定多数の人物が利用するチケ
ット等に対して、記録媒体をチケット等に用いることで
自動的にチケット等の所有者確認を行うことができる利
用者確認システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】個人の信用に関する情報を管理するクレ
ジットカードや、社員であることを証明すると共に社内
への入出管理を行うIDカード等のように、長期にわた
る使用を前提として特定の個人に対して発行される記録
媒体については、その記録媒体の所有者が本人であるか
否かを確認できることが重要となってくる。
【0003】従来は、使用前に登録しておいた暗証番号
を使用者に入力させることで所有者を確認する方法や、
IDカード発行時に所有者の顔写真を撮影してカード自
体に添付することで、利用時に第三者が目視で確認する
ことで所有者確認を行っている。
【0004】また、特開平5−233783号公報や特
開平5−35935号公報においては、使用している者
の顔画像を使用時に撮影して、画像認識技術を応用する
ことで使用者と所有者の同一を確認する方法が開示され
ている。さらに、特開平10−154248号公報にお
いては、乗車券に関して、乗車券に記憶されているデー
タに基づいて不正使用が判明した場合に、入退場時に撮
影されている顔画像データと照合することによって、不
正使用区間を特定する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な記録媒体では、所有者であることを確認するための所
有者識別情報を登録するのに相当の期間を要するため、
例えば鉄道利用時に使用する乗車券や、高速道路の通行
券等のように、不特定多数の者に対して大量に発行され
るチケットに対しては、有効ではないという問題点があ
った。
【0006】すなわち、不特定多数の者に対して大量に
発行されるチケットについては、所有者識別情報につい
て時間をかけて登録するような時間的余裕が無く、実際
の運用が困難であることから使用することができないと
いう問題点があった。また、利用時には、暗証番号を入
力したり、第三者がいちいち写真と本人とを目視で比較
したりする必要があるため、多くの時間と人的資源を必
要とし、実際の運用時には不経済であり、実現できない
という問題点もあった。
【0007】上述した特開平5−233783号公報や
特開平5−35935号公報において開示された方法で
は、処理を自動化することによって上記問題点を解消し
ているが、顔画像を撮影する時期がIDカードの発行時
であるために、経年変化による登録時と利用時の容貌変
化等によって認識率が低下し、誤認識が増大するという
問題点は残されている。
【0008】また、特開平10−154248号公報に
おいて開示されている方法では、乗車券の所有者確認を
行っていないため、1枚の定期券を複数人が使い回す等
の不正使用や、鉄道の入場券で乗車し、協力者が準備し
た他の駅の入場券で降車するといった不正乗車を阻止す
ることができないという問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解消するべく、不
特定多数の者に対して大量に発行されるチケット等の記
録媒体についても、所有者識別情報を即座に登録でき、
不正使用を的確に阻止することができる利用者確認シス
テム及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる利用者確認システムは、情報を記録す
ることができる記録媒体を用いる利用者確認システムで
あって、記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1
の生体情報を取得する生体情報取得部と、利用者を記録
媒体の所有者として第1の生体情報を記録媒体に登録す
る所有者登録部と、記録媒体の二回目以降の使用時に利
用者に関する第2の生体情報を検出するとともに、記録
媒体を使用した利用者と記録媒体に登録された所有者が
同一であるか否かを第1の生体情報と第2の生体情報に
基づいて判定する所有者確認部とを含むことを特徴とす
る。
【0011】かかる構成により、記録媒体の利用時に利
用者に関する生体情報を取得できることから、所有者と
利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不正利用の
実行時に不正利用である旨を発見することが可能とな
る。ひいては、不正利用に対する自然抑制効果も期待で
きる。
【0012】また、本発明にかかる利用者確認システム
は、所有者登録部が、記録媒体の最初の利用時に利用者
に関する第1の生体情報を取得する生体情報取得部と、
記録媒体の利用状況に関する情報を読み込む記録媒体読
込部と、記録媒体読込部で読み込んだ利用状況に関する
情報に基づいて記録媒体の利用が適正であるか否かにつ
いて検証する読込データ検証部と、利用が適正である場
合には利用者に関する第1の生体情報と記録媒体の利用
状況に関する情報を、不正である場合には記録媒体の無
効情報と利用状況に関する情報を、それぞれ記録媒体に
書き込む記録媒体書込部とを含むことが好ましい。記録
媒体に利用が適正であるか否かの判断基準となる情報を
一括して保存しておくことにより、当該記録媒体を用い
る場面ごとに不正利用が行われているか否かを検証する
ことができるからである。
【0013】また、本発明にかかる利用者確認システム
は、所有者確認部が、記録媒体の利用者に関する第2の
生体情報を取得する利用者生体情報取得部と、記録媒体
の識別子、記録媒体の利用状況に関する情報、及び利用
者に関する第1の生体情報を読み込む記録媒体読込部
と、記録媒体読込部で読み込んだ利用状況に関する情報
に基づいて記録媒体の利用が適正であるか否かについて
検証する利用状況検証部と、利用者生体情報取得部で取
得した第2の生体情報と、記録媒体読込部で読み込んだ
第1の生体情報とを比較して類似度を算出し、類似度が
所定のしきい値を超えていれば利用が適正であると判定
し、超えていなければ利用が不正であると判定する類似
度判定部と、利用が適正であると判定された場合には利
用状況に関する情報と必要に応じて利用者に関する前記
第2の生体情報を、不正であると判定された場合には記
録媒体の無効情報と利用状況に関する情報を、それぞれ
記録媒体に書き込む記録媒体書込部とを含むことが好ま
しい。
【0014】記録媒体に利用が適正であるか否かの判断
基準となる情報を一括して保存しておくことにより、当
該記録媒体を用いる場面ごとに不正利用が行われている
か否かを検証することができるとともに、適正に利用さ
れるごとに必要に応じて所有者に関する第1の生体情報
が更新されることから、経年変化による誤認識を未然に
防止することも可能となるからである。
【0015】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる利用者確認システムは、情報を記録することがで
きる記録媒体を用いる利用者確認システムであって、記
録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生体情報
を取得する生体情報取得部と、利用者を記録媒体の所有
者として第1の生体情報をネットワーク上に配置された
データベースに登録する所有者登録部と、記録媒体の二
回目以降の使用時に利用者に関する第2の生体情報を検
出するとともに、記録媒体を使用した利用者とデータベ
ースに登録された所有者が同一であるか否かを第1の生
体情報と第2の生体情報に基づいて判定する所有者確認
部とを含むことを特徴とする。
【0016】かかる構成により、記録媒体の利用時に利
用者に関する生体情報を取得できることから、所有者と
利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不正利用の
実行時に不正利用である旨を発見することが可能とな
る。さらに、利用者に関する生体情報や所有者に関する
生体情報等の大容量データをネットワークサーバ上に保
存しているため、当該ネットワークサーバにアクセスす
ることで利用者の利用状況をすべて把握することがで
き、情報を一元管理することが可能となる。また、記録
媒体を破損したり、紛失した場合においても、ネットワ
ークサーバ上の利用状況データや生体情報データを検索
することで所有者の利用状況を取得し、正確な料金の徴
収を行うことも可能となる。
【0017】また、本発明にかかる利用者確認システム
は、所有者登録部が、記録媒体の最初の利用時に利用者
に関する第1の生体情報を取得する生体情報取得部と、
記録媒体の識別子を読み込む記録媒体読込部と、記録媒
体読込部で読み込んだ識別子をキー情報としてデータベ
ースから抽出した利用状況に関する情報に基づいて記録
媒体の利用が適正であるか否かについて検証する読込デ
ータ検証部と、利用が適正である場合に利用者に関する
第1の生体情報と記録媒体の利用状況に関する情報を、
不正である場合には記録媒体の無効情報と利用状況に関
する情報を、それぞれデータベースに書き込む記録媒体
書込部とを含むことが好ましい。記録媒体に利用が適正
であるか否かの判断基準となる情報を一括して保存して
おくことにより、当該記録媒体を用いる場面ごとに不正
利用が行われているか否かを検証することができるから
である。
【0018】また、本発明にかかる利用者確認システム
は、所有者確認部が、記録媒体の利用者に関する第2の
生体情報を取得する利用者生体情報取得部と、記録媒体
の識別子を読み込む記録媒体読込部と、記録媒体読込部
で読み込んだ識別子をキー情報としてデータベースから
抽出した利用状況に関する情報に基づいて記録媒体の利
用が適正であるか否かについて検証する利用状況検証部
と、利用者生体情報取得部で取得した第2の生体情報
と、記録媒体読込部で読み込んだ識別子をキー情報とし
てデータベースから抽出した第1の生体情報とを比較し
て類似度を算出し、類似度が所定のしきい値を超えてい
れば利用が適正であると判定し、超えていなければ利用
が不正であると判定する類似度判定部と、利用が適正で
あると判定された場合には、利用状況に関する情報と必
要に応じて利用者に関する第2の生体情報を、不正であ
ると判定された場合には記録媒体の無効情報と利用状況
に関する情報を、それぞれデータベースに書き込む記録
媒体書込部とを含むことが好ましい。
【0019】記録媒体に利用が適正であるか否かの判断
基準となる情報を一括して保存しておくことにより、当
該記録媒体を用いる場面ごとに不正利用が行われている
か否かを検証することができるとともに、適正に利用さ
れるごとに所有者に関する第1の生体情報が更新される
ことから、経年変化による誤認識を未然に防止すること
も可能となるからである。
【0020】また、本発明は、上記のような利用者確認
システムの機能をコンピュータの処理ステップとして実
行するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的に
は、情報を記録することができる記録媒体を用いる利用
者確認方法であって、記録媒体の最初の利用時に利用者
に関する第1の生体情報を取得する工程と、利用者を記
録媒体の所有者として第1の生体情報を記録媒体に登録
する工程と、記録媒体の二回目以降の使用時に利用者に
関する第2の生体情報を検出するとともに、記録媒体を
使用した利用者と記録媒体に登録された所有者が同一で
あるか否かを第1の生体情報と第2の生体情報に基づい
て判定する工程とを含む利用者確認方法並びにそのよう
な工程をプログラムとして記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0021】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、記録媒体の利
用時に利用者に関する生体情報を取得できることから、
所有者と利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不
正利用の実行時に不正利用である旨を発見することがで
きる利用者確認システムを実現することが可能となる。
【0022】また、本発明は、上記のような利用者確認
システムの機能をコンピュータの処理ステップとして実
行するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的に
は、情報を記録することができる記録媒体を用いる利用
者確認方法であって、記録媒体の最初の利用時に利用者
に関する第1の生体情報を取得する工程と、利用者を記
録媒体の所有者として第1の生体情報をネットワーク上
に配置されたデータベースに登録する工程と、記録媒体
の二回目以降の使用時に利用者に関する第2の生体情報
を検出するとともに、記録媒体を使用した利用者とデー
タベースに登録された所有者が同一であるか否かを第1
の生体情報と第2の生体情報に基づいて判定する工程と
を含む利用者確認方法並びにそのような工程をプログラ
ムとして記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であることを特徴とする。
【0023】かかる構成により、コンピュータ上へ当該
プログラムをロードさせ実行することで、記録媒体の利
用時に利用者に関する生体情報を取得できることから、
所有者と利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不
正利用の実行時に不正利用である旨を発見することが可
能となるとともに、利用者に関する生体情報や所有者に
関する生体情報等の大容量データをネットワークサーバ
上に保存しているため、当該ネットワークサーバにアク
セスすることで利用者の利用状況をすべて把握すること
ができ、情報を一元管理することが可能となり、記録媒
体を破損したり、紛失した場合においても、ネットワー
クサーバ上の利用状況データや生体情報データを検索す
ることで所有者の利用状況を取得し、正確な料金の徴収
を行うことができる利用者確認システムを実現すること
が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかる利用者確認システムについて、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態
1にかかる利用者確認システムの構成図である。本実施
の形態1は、鉄道や高速道路等のような入口と出口にお
いてチケットを使用する有料施設を想定したものであ
る。
【0025】図1において、有料施設1において、入場
口2には複数の所有者登録装置3が、退場口4には複数
の所有者確認装置5が設置されており、それぞれがネッ
トワーク6を介してモニタ端末7に接続されている。
【0026】有料施設1の利用者は、入場時に所有者登
録装置3における挿入口等にチケット8を挿入等する際
に、チケット8の所有者として顔画像や指紋等の生体情
報がチケット8自体に記録される。したがって、チケッ
ト8を最初に使用する際に、当該チケット8の所有者と
しての登録がチケット8に行われることになる。
【0027】そして、退場時に所有者確認装置5によっ
て、退場者の生体情報と入場時にチケット8に記録され
た所有者の生体情報とを比較することで、登録されてい
るチケット8の所有者本人が使用しているか否かを確認
することになる。
【0028】そして、登録されている所有者以外が使用
している等の不正使用であると判断された場合には、ネ
ットワーク6を介してモニタ端末7に不正使用の発生と
当該不正利用に関する情報を送信することになる。施設
管理者は、モニタ端末7の表示によって不正使用を発見
することが可能となる。
【0029】次に、図2に本発明の実施の形態1にかか
る利用者確認システムにおける所有者登録装置3の構成
図を示す。図2において、31は生体情報取得部を、3
2は生体情報格納部を、それぞれ示す。生体情報取得部
31では、顔画像や指紋、声紋、虹彩等の利用者に固有
の生体情報を取得する。生体情報を取得するべく、例え
ば顔画像を取得する場合には生体情報取得部31にカメ
ラ等を設置し、声紋を利用する場合には生体情報取得部
31にマイク等を設置することになる。
【0030】また、生体情報として顔画像を採用する場
合、画像は静止画像であっても動画像であっても良い
が、静止画像の場合、認識精度を上げるためにも複数枚
の画像を準備しておくことが望ましい。さらに、認識精
度を上げるためには、従来からの顔領域のみを抽出する
技術を用いることも効果的である。すなわち、利用者の
画像の中から、人間の目、鼻、口の部分画像モデルと濃
淡値が類似する部分を抽出し、それらの部分の相対的な
位置関係が人間の顔の構造と矛盾していない領域を顔領
域として抽出するものである。また、チケット8の挿入
口付近にカメラを設置すると、利用者はチケット8の挿
入時に必ず挿入口を見ることから、取得できる顔画像の
均一性を図る意味でも有効である。
【0031】なお、顔画像等の生体情報は、そのまま記
録するものであっても良いが、一般に多くの記憶容量が
必要となるため、生体情報の種類に応じた方法で特徴量
を抽出し、当該特徴量のみを記録することも有効な方法
である。
【0032】また、33はチケット(記録媒体)読込部
を、34は読込データ格納部を、それぞれ示しており、
チケット(記録媒体)読込部33はチケット8に記憶さ
れている利用状況データ等を読み出すものである。
【0033】利用状況データとしては、チケットを利用
できる期間を示す利用可能日時、利用可能施設等の利用
条件、あるいは所有者が登録されているか否かに関する
所有者登録情報やチケットが有効であるか否かを示すチ
ケット効力情報等が考えられる。
【0034】チケット8に用いられる記録媒体として
は、磁気カードやICカード等が考えられ、チケット8
への読込/書込は接触式でも非接触式でもどちらの方式
でも良い。接触式の場合は、例えば鉄道の駅における自
動改札口のように、チケット8を挿入口へ挿入すること
によってチケット8への読込/書込を行い、非接触式の
場合は、例えば磁気リーダ等を介してチケット8への読
込/書込を行うことになる。
【0035】そして、チケット(記録媒体)読込部33
が読み出した利用状況データ等は、読込データ格納部3
4に保存される。
【0036】さらに、35は読込データ検証部を、36
は更新データ格納部を、それぞれ示しており、読込デー
タ検証部35では読込データ格納部34に保存されてい
る利用状況データ等からチケット8の利用状況を検証
し、チケット8の利用が適正な利用であるか否かについ
て判定する。
【0037】適正な利用であるための条件としては、例
えばチケットIDが未使用のIDであることや、利用可
能日時や利用可能施設が正しいこと、所有者が未登録で
あること、あるいはチケットが有効であること等が考え
られ、これらの条件を具備していない場合において不正
な利用であるものと判定する。
【0038】そして、適正な利用であると判定された場
合には、利用施設や利用日時を追加あるいは更新し、所
有者を登録済みとして、更新データ格納部36に保存す
る。不正な利用であると判定された場合には、利用施設
や利用日時を追加あるいは更新し、以後のチケット利用
を禁止するべくチケットを無効として、更新データ格納
部36に保存する。
【0039】そして、37はチケット(記録媒体)書込
部を、38は不正利用表示部を、それぞれ示し、チケッ
ト(記録媒体)書込部37において、更新データ格納部
36と生体情報格納部32に保存されている情報をチケ
ット8に書き込む。
【0040】不正な利用である場合には、不正利用表示
部38において、利用者自身に対して不正利用である旨
を提示すると共に、モニタ端末7へ不正利用が生じた旨
を通知する。なお、不正利用である旨を提示する方法と
しては、警告音を鳴らす、警告灯を点灯させる、不正利
用情報をディスプレイへ表示する、ゲートを閉じる、合
成音声により警告する等、様々な方法が考えられる。
【0041】図3は本発明の実施の形態1にかかる利用
者確認システムにおける所有者登録装置3での処理の流
れ図である。図3において、まず利用者は入場有料施設
への入場時にチケットを提示する(ステップS30
1)。チケットが接触式の記録媒体であればチケット読
み取り用の挿入口にチケットを差し込み、非接触式の場
合はチケット読み取り部へチケットを近づけることにな
る。チケット提示と同時に、チケットを利用している利
用者の生体情報を取得する(ステップS302)。取得
する生体情報としては、顔画像や指紋、声紋等が考えら
れる。
【0042】次に、チケット利用状況等のチケットに記
憶されているチケットデータが読み込まれ(ステップS
303)、チケットの利用状況が適正であるか否かにつ
いて判定する(ステップS304)。
【0043】チケットの利用状況が適正であると判定さ
れた場合には(ステップS304:Yes)、チケット
の所有者として実際のチケット使用者を登録すべく、使
用者の生体情報をチケットに登録する(ステップS30
5)。そして、チケットの利用状況を追加・更新する
(ステップS306)。
【0044】チケットの利用状況が不正であると判定さ
れた場合には(ステップS304:No)、不正利用が
行われたという事実とともにチケットの利用状況を追加
・更新するとともに、チケットが無効である旨について
も更新登録する(ステップS307)。そして、不正利
用が生じた旨を利用者に提示するとともに、ネットワー
クを介してモニタ端末にもその旨を表示する(ステップ
S308)。
【0045】次に、図4は本発明の実施の形態1にかか
る利用者確認システムにおける所有者確認装置5の構成
図である。図4において、51は利用者生体情報取得部
を、52は利用者生体情報格納部を、それぞれ示す。利
用者生体情報取得部51では、実際の利用者の顔画像や
指紋、声紋、虹彩等の利用者固有の生体情報を取得す
る。生体情報を取得するべく、例えば顔画像を取得する
場合には利用者生体情報取得部51にカメラ等を設置
し、声紋を利用する場合には利用者生体情報取得部51
にマイク等を設置することになる。
【0046】また、生体情報として顔画像を採用する場
合、画像は静止画像であっても動画像であっても良い
が、静止画像の場合、認識精度を上げるためにも複数枚
の画像を準備しておくことが望ましい。さらに、認識精
度を上げるためには、従来からの顔領域のみを抽出する
技術を用いることも効果的である。すなわち、利用者の
画像の中から、人間の目、鼻、口の部分画像モデルと濃
淡値が類似する部分を抽出し、それらの部分の相対的な
位置関係が人間の顔の構造と矛盾していない領域を顔領
域として抽出するものである。
【0047】また、53はチケット(記録媒体)読込部
を、54は読込データ格納部を、55は所有者生体情報
格納部を、それぞれ示しており、チケット(記録媒体)
読込部53はチケット8に記憶されている利用状況デー
タやチケット8の所有者に関する生体情報を読み出すも
のである。
【0048】利用状況データとしては、チケットに固有
のチケットID、チケットを利用できる期間を示す利用
可能日時、利用可能施設等の利用条件、あるいは所有者
が登録されているか否かに関する所有者登録情報やチケ
ットが有効であるか否かを示すチケット効力情報等が考
えられる。
【0049】そして、チケット(記録媒体)読込部53
が読み出した利用状況データは、読込データ格納部54
に、所有者固有の生体情報については所有者生体情報格
納部55に、それぞれ保存される。
【0050】さらに、56は利用状況検証部を、57は
更新データ格納部を、58は類似度判定部を、それぞれ
示しており、利用状況検証部56では読込データ格納部
54に保存されている利用状況データからチケット8の
利用状況を検証し、チケット8の利用が適正な利用であ
るか否かについて判定する。
【0051】適正な利用であるための条件としては、例
えば利用可能日時や利用可能施設が正しいことや、チケ
ットが有効であること等が考えられ、これらの条件を具
備していない場合において不正な利用であるものと判定
する。
【0052】そして、適正な利用であると判定された場
合には、利用施設や利用日時を追加あるいは更新し、更
新データ格納部57に保存する。不正な利用であると判
定された場合には、利用施設や利用日時を追加あるいは
更新し、以後のチケット利用を禁止するべくチケットを
無効として、更新データ格納部57に保存する。
【0053】また、チケットを使用している使用者と、
登録されているチケットの所有者が同一であるか否かに
ついての検証を行うために、類似度判定部58におい
て、利用者生体情報格納部52に保存されているチケッ
ト使用者の生体情報と、所有者生体情報格納部55に保
存されているチケット所有者の生体情報とに基づいて、
両者の類似度を計算する。
【0054】例えば、生体情報として顔画像を採用して
いる場合、比較する顔画像間における目、鼻、口等の部
分的な顔部分の濃淡値が近いほど類似度を高く算出し、
各顔部品の相対的な位置関係が近似しているほど類似度
を高く算出する。また、生体情報として声紋を採用して
いる場合には、声紋パターンのマッチングしている度合
をもって類似度を算出する。
【0055】このようにして算出した類似度が、所定の
しきい値を超えた場合には、チケット所有者とチケット
利用者の生体情報が一致しているものとみなし、チケッ
トは適正に利用されているものと判定する。一方、類似
度が所定のしきい値を下回った場合には、チケット所有
者とチケット利用者が別人であるものとみなし、チケッ
トは不正に利用されているものと判定する。
【0056】チケットが不正に利用されているものと判
定された場合には、そのチケットを再利用することを未
然に防止するべく、チケット無効情報を更新データ格納
部57に保存することになる。
【0057】そして、59はチケット(記録媒体)書込
部を、60は不正利用表示部を、それぞれ示し、チケッ
ト(記録媒体)書込部59において、更新データ格納部
57に保存されている情報をチケット8に書き込む。
【0058】不正な利用であると判定された場合には、
不正利用表示部60において、利用者自身に対して不正
利用である旨を提示すると共に、モニタ端末7へ不正利
用が生じた旨を通知する。なお、不正利用である旨を提
示する方法としては、警告音を鳴らす、警告灯を点灯さ
せる、不正利用情報をディスプレイへ表示する、ゲート
を閉じる、合成音声により警告する等、様々な方法が考
えられる。
【0059】また、図5は本発明の実施の形態1にかか
る利用者確認システムにおける所有者自動確認装置5で
の処理の流れ図を示す。図5において、まず利用者は有
料施設からの退場時にチケットを提示する(ステップS
501)。チケットが接触式の記録媒体であればチケッ
ト読み取り用の挿入口にチケットを差し込み、非接触式
の場合はチケット読み取り部へチケットを近づけること
になる。チケット提示と同時に、チケットを利用してい
る利用者の生体情報を取得する(ステップS502)。
取得する生体情報としては、顔画像や指紋、声紋等が考
えられる。
【0060】次に、チケットデータとしてチケット利用
状況及びチケット所有者の生体情報が読み込まれ(ステ
ップS503)、まずチケットの利用状況が適正である
か否かについて判定する(ステップS504)。
【0061】チケットの利用状況が適正であると判定さ
れた場合には(ステップS504:Yes)、実際の使
用者の生体情報とチケット所有者の生体情報とを比較し
て、実際の使用者とチケットの所有者が一致しているか
否かについて確認する(ステップS505)。
【0062】実際の使用者の生体情報とチケット所有者
の生体情報とを比較して、実際の使用者とチケットの所
有者が一致しているとと判定された場合には(ステップ
S505:Yes)、適正にチケットが使用されたもの
として、チケットの利用状況を追加・更新する(ステッ
プS506)。
【0063】チケットの利用状況が不正であると判定さ
れた場合(ステップS504:No)、及び実際の使用
者とチケットの所有者が一致していないと判定された場
合(ステップS505:No)には、不正利用が行われ
たという事実とともにチケットの利用状況を追加・更新
するとともに、チケットが無効である旨についても更新
登録する(ステップS507)。そして、不正利用が生
じた旨を利用者に提示するとともに、ネットワークを介
してモニタ端末にもその旨を表示する(ステップS50
8)。
【0064】また、モニタ端末7では、チケット8の利
用者による不正利用である旨を表示等するだけではな
く、所有者確認装置5による誤認識に対する修正を行う
ことができる機能も有する。こうすることで、適正な利
用をしているにもかかわらず、チケット8が無効にされ
てしまう弊害から利用者を保護することが可能となる。
【0065】具体的には、所有者確認装置5から不正利
用である旨が送信された時点で一旦はチケット8には無
効情報が書き込まれた状態となる。そこで、当該判定が
所有者確認装置5による誤認識であると確信する利用者
は、監視者の駐在する監視所へ当該チケット8を持参
し、モニタ端末7において再判定を試みる必要が生じ
る。
【0066】そのため、モニタ端末7では、所有者登録
装置3及び所有者確認装置5と同様の機能を有する必要
がある。すなわち、チケット8に登録されている所有者
に関する情報と、モニタ端末7において再度取得する利
用者に関する情報を比較して、生体情報に関する比較と
共に監視者による目視確認を通じてチケット所有者とチ
ケット利用者が同一であるか否かを確認する。こうして
第三者による目視確認を経ても同一でないと判定された
場合には不正利用としてチケットは無効のままとする
が、同一であり所有者確認装置5による誤認識であると
認められた場合には、チケットを有効であるとして再度
更新する。
【0067】以上のように本実施の形態1によれば、チ
ケットの利用時に利用者に関する生体情報を取得できる
ことから、チケット所有者とチケット利用者の異同確認
を迅速に行うことができ、不正利用の実行時に不正利用
である旨を発見することが可能となる。ひいては、不正
利用に対する自然抑制効果も期待できる。
【0068】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2にかかる利用者確認システムについて、図面を参照
しながら説明する。図6は本発明の実施の形態2にかか
る利用者確認システムの構成図である。本実施の形態2
についても実施の形態1と同様、鉄道等の入場有料施設
を想定したものである。
【0069】図6は、基本的な構成としては実施の形態
1にかかる利用者確認システムの構成図である図1と同
様であるが、ネットワーク6上にチケット利用状況デー
タベース9を配置している点で相違する。
【0070】ネットワーク6上にチケット利用状況デー
タベース9を配置しているのは、実施の形態1ではチケ
ットの利用状況等をチケット8自体に記憶していたもの
を、ネットワーク上のデータベースによって一括管理す
るためである。こうすることで、利用者に関する生体情
報や所有者に関する生体情報等の大容量データをネット
ワークサーバ上に保存しているため、当該ネットワーク
サーバにアクセスすることで利用者の利用状況をすべて
把握することができ、情報を一元管理することが可能と
なる。また、記録媒体を破損したり、紛失した場合にお
いても、ネットワークサーバ上の利用状況データや生体
情報データを検索することで所有者の利用状況を取得
し、正確な料金の徴収を行うことも可能となる。
【0071】また、チケット利用状況データベース9を
配置するのに伴い、所有者登録装置3と所有者確認装置
5の機能が多少相違するようになる。図7は、本発明の
実施の形態2にかかる利用者確認システムにおける所有
者登録装置3の構成図を示す。図7において、31は生
体情報取得部を、32は生体情報格納部を、それぞれ示
す。生体情報取得部31では、顔画像や指紋、声紋、虹
彩等の利用者に固有の生体情報を取得する。生体情報を
取得するべく、例えば顔画像を取得する場合には生体情
報取得部31にカメラ等を設置し、声紋を利用する場合
には生体情報取得部31にマイク等を設置することにな
る。
【0072】次に、71はチケット(記録媒体)識別子
読込部を、72はチケット(記録媒体)識別子格納部
を、それぞれ示しており、チケット(記録媒体)識別子
読込部71はチケット8に記憶されているチケット固有
の識別子であるチケットID等を読み出すものである。
そして、読み出されたチケットID等はチケット(記録
媒体)識別子格納部72に保存される。
【0073】また、73はデータベース読込部を、74
はチケット(記録媒体)利用状況格納部を、それぞれ示
しており、データベース読込部73はチケット利用状況
データベース9に記憶されている利用状況データ等をチ
ケットIDごとに読み出すものである。
【0074】利用状況データとしては、チケットに固有
のチケットIDごとに、チケットを利用できる期間を示
す利用可能日時、利用可能施設等の利用条件、あるいは
所有者が登録されているか否かに関する所有者登録情報
やチケットが有効であるか否かを示すチケット効力情報
等が保存されている。
【0075】そして、データベース読込部73が読み出
した利用状況データ等は、チケット(記録媒体)利用状
況格納部74に保存される。
【0076】さらに、75はチケット(記録媒体)利用
状況検証部を、36は更新データ格納部を、それぞれ示
しており、チケット(記録媒体)利用状況検証部75で
はチケット(記録媒体)利用状況格納部74に保存され
ている利用状況データ等からチケット8の利用状況を検
証し、チケット8の利用が適正な利用であるか否かにつ
いて判定する。
【0077】そして、適正な利用であると判定された場
合には、利用施設や利用日時を追加あるいは更新し、所
有者を登録済みとして、更新データ格納部36に保存す
る。不正な利用であると判定された場合には、利用施設
や利用日時を追加あるいは更新し、以後のチケット利用
を禁止するべくチケットを無効として、更新データ格納
部36に保存する。
【0078】そして、76はデータベース書込部を、3
8は不正利用表示部を、それぞれ示し、データベース書
込部76において、更新データ格納部36と生体情報格
納部32に保存されている情報をチケット利用状況デー
タベース9に書き込む。
【0079】不正な利用である場合には、不正利用表示
部38において、利用者自身に対して不正利用である旨
を提示すると共に、モニタ端末7へ不正利用が生じた旨
を通知する。なお、不正利用である旨を提示する方法と
しては、警告音を鳴らす、警告灯を点灯させる、不正利
用情報をディスプレイへ表示する、ゲートを閉じる、合
成音声により警告する等、様々な方法が考えられる。
【0080】また、図8は本発明の実施の形態2にかか
る利用者確認システムにおける所有者確認装置5の構成
図である。図8において、51は利用者生体情報取得部
を、52は利用者生体情報格納部を、それぞれ示す。利
用者生体情報取得部51では、実際の利用者の顔画像や
指紋、声紋、虹彩等の利用者固有の生体情報を取得す
る。生体情報を取得するべく、例えば顔画像を取得する
場合には利用者生体情報取得部51にカメラ等を設置
し、声紋を利用する場合には利用者生体情報取得部51
にマイク等を設置することになる。
【0081】また、81はチケット(記録媒体)識別子
読込部を、82はチケット(記録媒体)識別子格納部
を、それぞれ示しており、チケット(記録媒体)識別子
読込部81はチケット8に記憶されているチケット固有
の識別子であるチケットID等を読み出すものである。
そして、読み出されたチケットID等はチケット(記録
媒体)識別子格納部82に保存される。
【0082】さらに、73はデータベース読込部を、8
3はチケット(記録媒体)利用状況格納部を、55は所
有者生体情報格納部を、それぞれ示しており、データベ
ース読込部73はチケット利用状況データベース9に記
憶されている利用状況データやチケット8の所有者に関
する生体情報を読み出すものである。
【0083】利用状況データとしては、チケットに固有
のチケットIDごとに、チケットを利用できる期間を示
す利用可能日時、利用可能施設等の利用条件、あるいは
所有者が登録されているか否かに関する所有者登録情報
やチケットが有効であるか否かを示すチケット効力情報
等が保存されている。
【0084】そして、データベース読込部73が読み出
した利用状況データは、チケット(記録媒体)利用状況
格納部83に、所有者固有の生体情報については所有者
生体情報格納部55に、それぞれ保存される。
【0085】さらに、84はチケット(記録媒体)利用
状況検証部を、57は更新データ格納部を、58は類似
度判定部を、それぞれ示しており、チケット(記録媒
体)利用状況検証部84ではチケット(記録媒体)利用
状況格納部83に保存されている利用状況データからチ
ケット8の利用状況を検証し、チケット8の利用が適正
な利用であるか否かについて判定する。
【0086】適正な利用であるための条件としては、例
えば利用可能日時や利用可能施設が正しいことや、チケ
ットが有効であること等が考えられ、これらの条件を具
備していない場合において不正な利用であるものと判定
する。
【0087】そして、適正な利用であると判定された場
合には、利用施設や利用日時を追加あるいは更新し、更
新データ格納部57に保存する。不正な利用であると判
定された場合には、利用施設や利用日時を追加あるいは
更新し、以後のチケット利用を禁止するべくチケットを
無効として、更新データ格納部57に保存する。
【0088】また、チケットを使用している使用者と、
登録されているチケットの所有者が同一であるか否かに
ついての検証を行うために、類似度判定部58におい
て、利用者生体情報格納部52に保存されているチケッ
ト使用者の生体情報と、所有者生体情報格納部55に保
存されているチケット所有者の生体情報とに基づいて、
両者の類似度を計算する。
【0089】そして、実施の形態1と同様の方法で算出
した類似度が、所定のしきい値を超えた場合には、チケ
ット所有者とチケット利用者の生体情報が一致している
ものとみなし、チケットは適正に利用されているものと
判定する。一方、類似度が所定のしきい値を下回った場
合には、チケット所有者とチケット利用者が別人である
ものとみなし、チケットは不正に利用されているものと
判定する。
【0090】チケットが不正に利用されているものと判
定された場合には、そのチケットを再利用することを未
然に防止するべく、チケット無効情報を更新データ格納
部57に保存することになる。
【0091】そして、59はデータベース書込部を、6
0は不正利用表示部を、それぞれ示し、データベース書
込部59において、更新データ格納部57に保存されて
いる情報をチケット利用状況データベース9に書き込
む。
【0092】不正な利用であると判定された場合には、
不正利用表示部60において、利用者自身に対して不正
利用である旨を提示すると共に、モニタ端末7へ不正利
用が生じた旨を通知する。なお、不正利用である旨を提
示する方法としては、警告音を鳴らす、警告灯を点灯さ
せる、不正利用情報をディスプレイへ表示する、ゲート
を閉じる、合成音声により警告する等、様々な方法が考
えられる。
【0093】利用状況データベース9には、チケットI
Dをキー情報として、チケット所有者の生体情報の他、
チケットの有効/無効フラグ、利用可能期間、利用可能
施設等が1レコードとして保存される。例えば図9に示
すようなデータベース構造を有することが考えられる。
なお、保存される情報は特にこれらの情報に限定される
ものではない。
【0094】以上のように本実施の形態2によれば、実
施の形態1と同様に、チケットの利用時に利用者に関す
る生体情報を取得できることから、チケット所有者とチ
ケット利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不正
利用の実行時に不正利用である旨を発見することが可能
となる。さらに、利用者に関する生体情報やチケット所
有者に関する生体情報等の大容量データをネットワーク
サーバ上に保存できることから、当該ネットワークサー
バにアクセスすることで利用者の利用状況をすべて把握
することができ、情報を一元管理することが可能とな
る。また、記録媒体を破損したり、紛失した場合におい
ても、ネットワークサーバ上の利用状況データや生体情
報データを検索することで所有者の利用状況を取得し、
正確な料金の徴収を行うことも可能となる。
【0095】本発明の実施の形態にかかる利用者確認シ
ステムを実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図
10に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM1
02−1やフロッピー(登録商標)ディスク102−2
等の可搬型記録媒体102だけでなく、通信回線の先に
備えられた他の記憶装置101や、コンピュータ103
のハードディスクやRAM等の記録媒体104のいずれ
でも良く、プログラム実行時には、プログラムはローデ
ィングされ、主メモリ上で実行される。
【0096】また、本発明の実施の形態にかかる利用者
確認システムにより生成されたチケット利用状況データ
ベース等を記録した記録媒体も、図10に示す記録媒体
の例に示すように、CD−ROM102−1やフロッピ
ーディスク102−2等の可搬型記録媒体102だけで
なく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置101
や、コンピュータ103のハードディスクやRAM等の
記録媒体104のいずれでも良く、例えば本発明にかか
る利用者確認システムを利用する際にコンピュータ10
3により読み取られる。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる利用者確認
システムによれば、チケットの利用時に利用者に関する
生体情報を取得できることから、チケット所有者とチケ
ット利用者の異同確認を迅速に行うことができ、不正利
用の実行時に不正利用である旨を発見することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる利用者確認シ
ステムの構成図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる利用者確認シ
ステムにおける所有者自動登録装置の構成図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる利用者確認シス
テムにおける所有者自動登録装置の処理の流れ図
【図4】 本発明の実施の形態1にかかる利用者確認シ
ステムにおける所有者自動確認装置の構成図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる利用者確認シス
テムにおける所有者自動確認装置の処理の流れ図
【図6】 本発明の実施の形態2にかかる利用者確認シ
ステムの構成図
【図7】 本発明の実施の形態2にかかる利用者確認シ
ステムにおける所有者自動登録装置の構成図
【図8】 本発明の実施の形態2にかかる利用者確認シ
ステムにおける所有者自動確認装置の構成図
【図9】 本発明の実施の形態2にかかる利用者確認シ
ステムにおけるチケット利用状況データベースの構成例
示図
【図10】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
1 有料施設 2 入場口 3 所有者登録装置 4 退場口 5 所有者確認装置 6 ネットワーク 7 モニタ端末 8 チケット 9 チケット利用状況データベース 31 生体情報取得部 32 生体情報格納部 33、53 チケット(記録媒体)読込部 34、54 読込データ格納部 35 読込データ検証部 36、57 更新データ格納部 37、59 チケット(記録媒体)書込部 38、60 不正利用提示部 51 利用者生体情報取得部 52 利用者生体情報格納部 55 所有者生体情報格納部 56 利用状況検証部 58 類似度判定部 71、81 チケット(記録媒体)識別子読込部 72、82 チケット(記録媒体)識別子格納部 73 データベース読込部 74、83 チケット(記録媒体)利用状況格納部 75、84 チケット(記録媒体)利用状況検証部 76 データベース書込部 101 回線先の記憶装置 102 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型
記録媒体 102−1 CD−ROM 102−2 フロッピーディスク 103 コンピュータ 104 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録することができる記録媒体を
    用いる利用者確認システムであって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する生体情報取得部と、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報を前記記録媒体に登録する所有者登録部と、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に利用者に関する第
    2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を使用
    した利用者と前記記録媒体に登録された前記所有者が同
    一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の生体
    情報に基づいて判定する所有者確認部とを含むことを特
    徴とする利用者確認システム。
  2. 【請求項2】 前記所有者登録部が、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する生体情報取得部と、 前記記録媒体の利用状況に関する情報を読み込む記録媒
    体読込部と、 前記記録媒体読込部で読み込んだ利用状況に関する情報
    に基づいて前記記録媒体の利用が適正であるか否かにつ
    いて検証する読込データ検証部と、 利用が適正である場合には前記利用者に関する前記第1
    の生体情報と前記記録媒体の利用状況に関する情報を、
    不正である場合には前記記録媒体の無効情報と利用状況
    に関する情報を、それぞれ前記記録媒体に書き込む記録
    媒体書込部とを含む請求項1記載の利用者確認システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記所有者確認部が、 前記記録媒体の利用者に関する前記第2の生体情報を取
    得する利用者生体情報取得部と、 前記記録媒体の識別子、前記記録媒体の利用状況に関す
    る情報、及び前記利用者に関する前記第1の生体情報を
    読み込む記録媒体読込部と、 前記記録媒体読込部で読み込んだ利用状況に関する情報
    に基づいて前記記録媒体の利用が適正であるか否かにつ
    いて検証する利用状況検証部と、 前記利用者生体情報取得部で取得した前記第2の生体情
    報と、前記記録媒体読込部で読み込んだ前記第1の生体
    情報とを比較して類似度を算出し、前記類似度が所定の
    しきい値を超えていれば利用が適正であると判定し、超
    えていなければ利用が不正であると判定する類似度判定
    部と、 利用が適正であると判定された場合には前記利用状況に
    関する情報と必要に応じて前記利用者に関する前記第2
    の生体情報を、不正であると判定された場合には前記記
    録媒体の無効情報と利用状況に関する情報を、それぞれ
    前記記録媒体に書き込む記録媒体書込部とを含む請求項
    2記載の利用者確認システム。
  4. 【請求項4】 情報を記録することができる記録媒体を
    用いる利用者確認システムであって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する生体情報取得部と、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報をネットワーク上に配置されたデータベースに登
    録する所有者登録部と、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に利用者に関する第
    2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を使用
    した利用者と前記データベースに登録された前記所有者
    が同一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の
    生体情報に基づいて判定する所有者確認部とを含むこと
    を特徴とする利用者確認システム。
  5. 【請求項5】 前記所有者登録部が、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する生体情報取得部と、 前記記録媒体の識別子を読み込む記録媒体読込部と、 前記記録媒体読込部で読み込んだ前記識別子をキー情報
    として前記データベースから抽出した利用状況に関する
    情報に基づいて前記記録媒体の利用が適正であるか否か
    について検証する読込データ検証部と、 利用が適正である場合に前記利用者に関する前記第1の
    生体情報と前記記録媒体の利用状況に関する情報を、不
    正である場合には前記記録媒体の無効情報と利用状況に
    関する情報を、それぞれ前記データベースに書き込む記
    録媒体書込部とを含む請求項4記載の利用者確認システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記所有者確認部が、 前記記録媒体の利用者に関する前記第2の生体情報を取
    得する利用者生体情報取得部と、 前記記録媒体の識別子を読み込む記録媒体読込部と、 前記記録媒体読込部で読み込んだ前記識別子をキー情報
    として前記データベースから抽出した利用状況に関する
    情報に基づいて前記記録媒体の利用が適正であるか否か
    について検証する利用状況検証部と、 前記利用者生体情報取得部で取得した前記第2の生体情
    報と、前記記録媒体読込部で読み込んだ前記識別子をキ
    ー情報として前記データベースから抽出した前記第1の
    生体情報とを比較して類似度を算出し、前記類似度が所
    定のしきい値を超えていれば利用が適正であると判定
    し、超えていなければ利用が不正であると判定する類似
    度判定部と、 利用が適正であると判定された場合には、利用状況に関
    する情報と必要に応じて前記利用者に関する前記第2の
    生体情報を、不正であると判定された場合には前記記録
    媒体の無効情報と利用状況に関する情報を、それぞれ前
    記データベースに書き込む記録媒体書込部とを含む請求
    項5記載の利用者確認システム。
  7. 【請求項7】 情報を記録することができる記録媒体を
    用いる利用者確認方法であって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する工程と、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報を前記記録媒体に登録する工程と、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に前記利用者に関す
    る第2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を
    使用した利用者と前記記録媒体に登録された前記所有者
    が同一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の
    生体情報に基づいて判定する工程とを含むことを特徴と
    する利用者確認方法。
  8. 【請求項8】 情報を記録することができる記録媒体を
    用いる利用者確認方法であって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得する工程と、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報をネットワーク上に配置されたデータベースに登
    録する工程と、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に利用者に関する第
    2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を使用
    した利用者と前記データベースに登録された前記所有者
    が同一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の
    生体情報に基づいて判定する工程とを含むことを特徴と
    する利用者確認方法。
  9. 【請求項9】 情報を記録することができる記録媒体を
    用いる利用者確認方法を実現するコンピュータに実行さ
    せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得するステップと、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報を前記記録媒体に登録するステップと、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に前記利用者に関す
    る第2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を
    使用した利用者と前記記録媒体に登録された前記所有者
    が同一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の
    生体情報に基づいて判定するステップとを含むことを特
    徴とするコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 情報を記録することができる記録媒体
    を用いる利用者確認方法を実現するコンピュータに実行
    させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記記録媒体の最初の利用時に利用者に関する第1の生
    体情報を取得するステップと、 前記利用者を前記記録媒体の所有者として前記第1の生
    体情報をネットワーク上に配置されたデータベースに登
    録するステップと、 前記記録媒体の二回目以降の使用時に利用者に関する第
    2の生体情報を検出するとともに、前記記録媒体を使用
    した利用者と前記データベースに登録された前記所有者
    が同一であるか否かを前記第1の生体情報と前記第2の
    生体情報に基づいて判定するステップとを含むことを特
    徴とするコンピュータに実行させるプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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