JP2002133071A - 営業支援システム、営業支援方法、営業支援プログラムを記録した媒体、営業支援装置、営業支援装置の制御方法および営業支援装置の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

営業支援システム、営業支援方法、営業支援プログラムを記録した媒体、営業支援装置、営業支援装置の制御方法および営業支援装置の制御プログラムを記録した媒体

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JP2002133071A
JP2002133071A JP2000358937A JP2000358937A JP2002133071A JP 2002133071 A JP2002133071 A JP 2002133071A JP 2000358937 A JP2000358937 A JP 2000358937A JP 2000358937 A JP2000358937 A JP 2000358937A JP 2002133071 A JP2002133071 A JP 2002133071A
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Yasuhiro Ueki
泰博 植木
Kazuyoshi Horikawa
和義 堀川
Masahiko Fuyuki
正彦 冬木
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E Kikaicom kk
Kikai Com Kk E
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E Kikaicom kk
Kikai Com Kk E
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が商品に対して興味を持っているのかど
うかが営業支援情報には十分に反映されておらず、営業
支援情報を営業に活用するには不十分であった。 【解決手段】 Webサーバ20と動画サーバ30(サ
ーバコンピュータ)と、顧客用PC(顧客用コンピュー
タ)40と、販売店用PC50(管理者用コンピュー
タ)とから構成される営業支援システムにおいて、We
bサーバ20に、ストリーミングデータの出力時間を計
時するとともにこの出力時間に応じて顧客毎の営業支援
情報を作成する営業支援情報作成手段と、この営業支援
情報を販売店用PC50に出力する営業支援情報出力手
段とを設けた。ストリーミングデータに対して持つ顧客
の興味を十分に反映させて販売店等の管理者に有用な営
業支援情報を提供することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、営業支援システ
ム、営業支援方法、営業支援プログラムを記録した媒
体、営業支援装置、営業支援装置の制御方法および営業
支援装置の制御プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット網を利用した
営業支援システムでは、電子メールによるダイレクトメ
ールの商品案内等をコンピュータを通じて見た顧客が販
売店等のホームページを参照したとき、顧客からのアク
セス状況を分析し、営業支援情報を作成して販売店等に
送信することが行われている。その際、顧客がホームペ
ージを参照した回数や参照した商品説明の種類をもとに
営業支援情報が作成される。そして、販売店等は、営業
に活用するため、この営業支援情報から今後の商品展
開、売りこみの方向付け等を行っている。また、最近
は、サーバコンピュータに商品説明用の動画データや音
声データを蓄積し、ホームページを動画データや音声デ
ータで構成して顧客に動画や音声による商品説明を参照
させることが試みられている。これらの動画データや音
声データはファイルのサイズが大きいため、サーバコン
ピュータは、顧客が使用するコンピュータにファイル全
てをダウンロードさせず、ストリーミングデータとして
動画データや音声データを順次送信する。すると、顧客
が使用するコンピュータは、所定の再生プログラムの制
御により、このストリーミングデータを入手しながら順
次動画を表示したり音声を出力したりすることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の営業支援システ
ムにおいては、以下のような課題があった。すなわち、
営業支援情報は顧客がホームページを参照した回数や参
照した商品説明の種類から作成されるため、顧客が入手
したい商品説明を探そうとして偶然ホームページを参照
したり商品説明を参照したりすることがある。その結
果、顧客が商品に対して興味を持っているのかどうかが
営業支援情報には十分に反映されておらず、営業支援情
報を営業に活用するには不十分であった。また、上述の
営業支援システムのホームページを動画データや音声デ
ータのストリーミングデータで構成しても、顧客が入手
したい商品説明を探そうとして偶然ホームページを参照
したり商品説明を参照したりしてしまうことには変わり
がないため、営業支援情報を営業に活用するには不十分
である。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、ストリーミングデータに対して持つ顧客の興味
を十分に反映させて販売店等に有用な営業支援情報を提
供することが可能な営業支援システム、営業支援方法、
営業支援プログラムを記録した媒体、営業支援装置、営
業支援装置の制御方法および営業支援装置の制御プログ
ラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、顧客が使用する顧客用コ
ンピュータと、管理者が使用する管理者用コンピュータ
と、同顧客用コンピュータおよび同管理者用コンピュー
タとネットワークを介して通信可能であって記憶したス
トリーミングデータを要求に応じて同顧客用コンピュー
タに出力するとともに同顧客用コンピュータからのアク
セス状況を分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同
管理者用コンピュータに出力するサーバコンピュータと
により構成される営業支援システムであって、上記サー
バコンピュータは、上記ストリーミングデータを記憶し
たストリーミングデータ記憶領域と、上記顧客用コンピ
ュータからストリーミングデータ入手要求を入手して上
記ストリーミングデータ記憶領域から対応する上記スト
リーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュータ
に出力し、同顧客用コンピュータからストリーミングデ
ータ終了要求を入手して同ストリーミングデータの出力
を終了するストリーミングデータ出力手段と、このスト
リーミングデータ出力手段が出力する上記ストリーミン
グデータの出力時間を計時し、この出力時間に応じて上
記顧客毎の営業支援情報を作成する営業支援情報作成手
段と、この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに
出力する営業支援情報出力手段とを具備し、上記顧客用
コンピュータは、上記ストリーミングデータを入手する
操作入力を受け付けて上記ストリーミングデータ入手要
求を作成して上記サーバコンピュータに出力し、上記ス
トリーミングデータの入手を終了する操作入力を受け付
けて上記ストリーミングデータ終了要求を作成して上記
サーバコンピュータに出力するストリーミングデータ要
求手段と、上記サーバコンピュータから上記ストリーミ
ングデータを入手して外部に出力するストリーミングデ
ータ入手手段とを具備し、上記管理者用コンピュータ
は、上記サーバコンピュータから上記営業支援情報を入
手して外部に出力する営業支援情報入手手段を具備する
構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、顧客が使用する顧客用コンピュータと、
販売店等の管理者が使用する管理者用コンピュータと、
サーバコンピュータとは、ネットワークを介して双方向
通信可能に接続されている。サーバコンピュータは、記
憶したストリーミングデータを要求に応じて顧客用コン
ピュータに出力する。また、顧客用コンピュータからの
アクセス状況を分析して顧客毎の営業支援情報を作成し
て管理者用コンピュータに出力する。これらの処理を行
うために、サーバコンピュータは、ストリーミングデー
タ記憶領域と、ストリーミングデータ出力手段と、営業
支援情報作成手段と、営業支援情報出力手段とから構成
されている。
【0007】顧客用コンピュータにて、ストリーミング
データ要求手段は、ストリーミングデータを入手する顧
客の操作入力を受け付けると、ストリーミングデータ入
手要求を作成してネットワークを介してサーバコンピュ
ータに出力する。すると、サーバコンピュータにて、ス
トリーミングデータ出力手段がこのストリーミングデー
タ入手要求を入手し、ストリーミングデータ記憶領域か
ら同ストリーミングデータ入手要求に対応するストリー
ミングデータを取得して、ネットワークを介して順次顧
客用コンピュータに出力する。そして、顧客用コンピュ
ータにて、ストリーミングデータ入手手段がこのストリ
ーミングデータを入手し、外部に出力する。したがっ
て、顧客はサーバコンピュータに記憶されたストリーミ
ングデータを顧客用コンピュータから参照することがで
きる。
【0008】また、顧客用コンピュータのストリーミン
グデータ要求手段は、ストリーミングデータの入手を終
了する顧客の操作入力を受け付けると、ストリーミング
データ終了要求を作成してサーバコンピュータに出力す
る。すると、サーバコンピュータにて、ストリーミング
データ出力手段がこのストリーミングデータ終了要求を
入手し、ストリーミングデータの出力を終了する。した
がって、顧客はストリーミングデータの入手を顧客用コ
ンピュータから終了させることができる。
【0009】ストリーミングデータ出力手段がストリー
ミングデータを出力すると、サーバコンピュータの営業
支援情報作成手段は、このストリーミングデータ出力手
段が出力するストリーミングデータの出力時間を計時す
る。また、同営業支援情報作成手段は、計時された出力
時間に応じて顧客毎の営業支援情報を作成する。すなわ
ち、営業支援情報は、顧客毎にストリーミングデータの
出力時間に応じて作成されているので、顧客毎にストリ
ーミングデータを参照した時間が反映されている。そし
て、サーバコンピュータの営業支援情報出力手段が、作
成された営業支援情報をネットワークを介して管理者用
コンピュータに出力する。管理者用コンピュータでは、
営業支援情報入手手段がこの営業支援情報を入手し、外
部に出力する。すると、管理者はサーバコンピュータが
作成した営業支援情報を参照することができる。
【0010】ここで、顧客が参照したストリーミングデ
ータに興味を持った場合、サーバコンピュータから順次
送信されてくるストリーミングデータの内容は時間に応
じて変化するので、顧客は同ストリーミングデータを比
較的長い時間参照する傾向にある。一方、参照したスト
リーミングデータに興味を持たなかった場合、顧客はス
トリーミングデータの入手をすぐに中止してしまう傾向
にある。すると、顧客毎にストリーミングデータの出力
時間に応じて作成される営業支援情報は、顧客が参照し
たストリーミングデータに興味を持っているかどうかが
十分に反映されている。したがって、ストリーミングデ
ータに対して持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店
等の管理者に有用な営業支援情報を提供することが可能
となる。なお、ストリーミングデータを用いないホーム
ページを参照させる場合、ホームページは時間に応じて
変化するものではないため、顧客がこのホームページに
興味を持ったにしても、参照する時間はあまり長くなら
ない。すなわち、顧客がホームページに興味を持ってい
るかどうかが営業支援情報にほとんど反映されない。
【0011】ところで、本発明の営業支援システムは、
顧客と販売店とからなる流通システムに適用してもよい
し、顧客とメーカーとからなる流通システムに適用して
もよく、様々な利用態様が考えられる。顧客と販売店と
からなる流通システムに本営業支援システムを適用する
場合、例えば、ストリーミングデータ記憶領域に商品説
明用のストリーミングデータを記憶させておくと、この
商品説明に興味を持った顧客は比較的長い時間ストリー
ミングデータを参照し、興味を持たない顧客は比較的短
い時間しかストリーミングデータを参照しないことにな
る。すなわち、販売店は、顧客が商品説明に興味を持っ
ているかどうかが十分に反映された営業支援情報を入手
することができる。また、顧客とメーカーとからなる流
通システムに本営業支援システムを適用する場合、例え
ば、ストリーミングデータ記憶領域に製品案内と代理店
案内とを兼ねた案内用のストリーミングデータを記憶さ
せ、顧客にこのストリーミングデータを参照させるよう
にすることができる。
【0012】また、本営業支援システムに使用される顧
客用コンピュータや管理者用コンピュータは、顧客や管
理者が使用することができればよく、使用環境として種
々の態様が考えられる。例えば、各家庭に設置する汎用
的なパーソナルコンピュータを用いてもよいし、持ち運
びの可能な携帯端末を使用することも可能である。な
お、顧客用コンピュータから出力されるストリーミング
データ入手要求やストリーミングデータ終了要求は、サ
ーバコンピュータのストリーミングデータ出力手段にス
トリーミングデータを出力させたり、ストリーミングデ
ータの出力を終了させたりすることが可能な内容であれ
ばよい。例えば、単に所定のコードを割り当てて、この
コードを含んだ情報としてもよいし、ストリーミングデ
ータの種類を指定する内容を含んだ情報としてもよく、
種々の態様が可能である。
【0013】ストリーミングデータ記憶領域に記憶され
たストリーミングデータは、サーバコンピュータから順
次顧客用コンピュータに出力されるデータであればよ
く、様々なデータを適用することができる。その一例と
して、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の
営業支援システムにおいて、上記ストリーミングデータ
は、上記顧客用コンピュータから動画を表示可能な動画
データと音声を出力可能な音声データのいずれかまたは
組み合わせである構成としてある。上記のように構成し
た請求項2にかかる発明においては、顧客用コンピュー
タは、サーバコンピュータから動画データや音声データ
を入手する。したがって、顧客用コンピュータは、動画
を表示したり、音声を出力したりすることができる。
【0014】サーバコンピュータの営業支援情報作成手
段は、ストリーミングデータ出力手段が出力するストリ
ーミングデータの出力時間を計時し、この出力時間に応
じて顧客毎の営業支援情報を作成することができればよ
い。出力時間を計時する一例として、請求項3にかかる
発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載
の営業支援システムにおいて、上記営業支援情報作成手
段は、上記ストリーミングデータ出力手段が上記ストリ
ーミングデータの出力を終了した時刻から同ストリーミ
ングデータの出力を開始した時刻を差し引いて上記出力
時間を算出する構成としてある。上記のように構成した
請求項3にかかる発明においては、ストリーミングデー
タの出力を終了した時刻と同ストリーミングデータの出
力を開始した時刻との差を出力時間とする。したがっ
て、簡易な構成で出力時間が計時される。むろん、上記
のように出力時間を計時するのは一例に過ぎない。例え
ば、一定時間毎にストリーミングデータを出力している
かどうかを確認し、継続して出力を確認することができ
た時間を出力時間としてもよく、様々な構成で出力時間
を計時することができる。
【0015】また、営業支援情報を作成する一例とし
て、請求項4にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3
のいずれかに記載の営業支援システムにおいて、上記営
業支援情報作成手段は、上記顧客毎に上記ストリーミン
グデータを再生する再生時間に対する上記出力時間の割
合を算出して上記顧客毎の営業支援情報とする構成とし
てある。上記のように構成した請求項4にかかる発明に
おいては、上記ストリーミングデータを再生する再生時
間に対し、実際に顧客が同ストリーミングデータを参照
した時間の割合を顧客別に営業支援情報とする。すなわ
ち、営業支援情報は、顧客が参照したストリーミングデ
ータに興味を持っているかどうかが十分に反映されたも
のとなる。したがって、簡易な構成で営業支援情報が作
成される。むろん、上記のように営業支援情報を作成す
るのは一例に過ぎない。例えば、実際に顧客がストリー
ミングデータを参照した時間をそのまま営業支援情報と
してもよいし、この時間を二次式に代入して補正して営
業支援情報としてもよい。また、営業支援情報を文字情
報から作成してもよく、様々な構成で営業支援情報を作
成することができる。
【0016】さらに、ストリーミングデータが複数のチ
ャンネルから構成されている場合の一例として、請求項
5にかかる発明は、上記請求項1〜請求項4のいずれか
に記載の営業支援システムにおいて、上記ストリーミン
グデータは、複数のチャンネルから構成され、上記顧客
用コンピュータのストリーミングデータ要求手段は、上
記チャンネルを選択する操作入力を受け付けてチャンネ
ル選択情報を作成して上記ストリーミングデータ入手要
求に付加して上記サーバコンピュータに出力し、上記サ
ーバコンピュータのストリーミングデータ出力手段は、
上記チャンネル選択情報を入手して上記ストリーミング
データ記憶領域から上記チャンネルに対応するストリー
ミングデータを取得しながら上記顧客用コンピュータに
出力し、上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手
段は、上記出力時間を上記チャンネル選択情報と対応さ
せて取得し、同チャンネル選択情報毎の出力時間に応じ
て上記顧客毎の営業支援情報を作成する構成としてあ
る。
【0017】上記のように構成した請求項5にかかる発
明においては、顧客用コンピュータにて、ストリーミン
グデータ要求手段がストリーミングデータのチャンネル
を選択する顧客の操作入力を受け付けると、チャンネル
選択情報を作成し、ストリーミングデータ入手要求に付
加してサーバコンピュータに出力する。サーバコンピュ
ータでは、ストリーミングデータ出力手段がこのチャン
ネル選択情報を入手し、ストリーミングデータ記憶領域
から顧客が選択したチャンネルに対応するストリーミン
グデータを取得しながら顧客用コンピュータに出力す
る。すると、顧客用コンピュータにて、ストリーミング
データ入手手段がこのストリーミングデータを入手し、
外部に出力する。したがって、顧客はサーバコンピュー
タに記憶されたストリーミングデータをチャンネルを選
択して参照することができる。なお、チャンネル選択情
報は、選択されたチャンネルを判別することが可能な情
報であればよい。例えば、チャンネル別に異なる数値を
割り当てて選択されたチャンネルに対応する数値をチャ
ンネル選択情報としてもよいし、チャンネルに対応する
ストリーミングデータが記憶されたアドレスをチャンネ
ル選択情報としてもよいし、商品等のIDをチャンネル
選択情報としてもよく、様々なものを採用することが可
能である。また、チャンネル選択情報はストリーミング
データ入手要求に含められて顧客用コンピュータから出
力されてもよい。
【0018】さらに、サーバコンピュータにて、営業支
援情報作成手段が出力時間をチャンネル選択情報と対応
させて取得し、同チャンネル選択情報毎の出力時間に応
じて顧客毎の営業支援情報を作成する。すなわち、顧客
毎の営業支援情報は、チャンネル毎に作成されている。
そして、サーバコンピュータの営業支援情報出力手段が
この営業支援情報を管理者用コンピュータに出力し、管
理者用コンピュータの営業支援情報入手手段がこの営業
支援情報を入手して外部に出力する。したがって、管理
者は、顧客毎にチャンネル毎の営業支援情報を参照する
ことができ、顧客がどのチャンネルに興味を持っている
かを知ることができる。
【0019】ここで、ストリーミングデータが複数のチ
ャンネルから構成されている場合に出力時間を計時する
一例として、請求項6にかかる発明は、上記請求項5に
記載の営業支援システムにおいて、上記営業支援情報作
成手段は、上記ストリーミングデータ出力手段が上記ス
トリーミングデータを出力している最中に上記ストリー
ミングデータ入手要求を入手したとき、このストリーミ
ングデータ入手要求を入手した時刻から前回ストリーミ
ングデータ入手要求を入手した時刻を差し引いて上記出
力時間を算出する構成としてある。上記のように構成し
た請求項6にかかる発明においては、サーバコンピュー
タがストリーミングデータを出力している最中にストリ
ーミングデータ入手要求を入手すると、このストリーミ
ングデータ入手要求を入手した時刻と前回ストリーミン
グデータ入手要求を入手した時刻との差を出力時間とす
る。したがって、チャンネル毎の出力時間を計時するこ
とができる。
【0020】また、動画データ等のストリーミングデー
タを記憶したストリーミングデータ記憶領域にアクセス
されたログを取得することが困難である場合、ログを取
得することが容易なホームページ用のデータ記憶領域に
アクセスされたログを取得する構成にすると、ストリー
ミングデータの出力時間を計時することが可能となる。
そこで、その一例として、請求項7にかかる発明は、上
記請求項5または請求項6のいずれかに記載の営業支援
システムにおいて、上記サーバコンピュータは、上記顧
客用コンピュータに出力される上記ストリーミングデー
タの出力開始時と出力終了時とに対応するホームページ
データを記憶したホームページデータ記憶領域を有し、
上記サーバコンピュータのストリーミングデータ出力手
段は、上記ストリーミングデータの出力開始時と出力終
了時に対応する上記ホームページデータを上記ホームペ
ージデータ記憶領域から取得するとともに同ストリーミ
ングデータに同期させて上記顧客用コンピュータに出力
し、上記顧客用コンピュータのストリーミングデータ入
手手段は、上記サーバコンピュータから上記ホームペー
ジデータを入手して表示するホームページ表示手段を備
え、上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手段
は、上記ストリーミングデータ出力手段が上記ホームペ
ージデータを出力する時刻から上記出力時間を算出する
構成としてある。
【0021】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、サーバコンピュータのホームページデー
タ記憶領域は、顧客用コンピュータに出力されるストリ
ーミングデータの出力開始時と出力終了時とに対応する
ホームページデータを記憶している。サーバコンピュー
タにて、ストリーミングデータ出力手段は、ストリーミ
ングデータの出力開始時と出力終了時に対応したホーム
ページデータをホームページデータ記憶領域から取得
し、ストリーミングデータに同期させて顧客用コンピュ
ータに出力する。顧客用コンピュータでは、ホームペー
ジ表示手段がこのホームページデータを入手して表示す
る。したがって、顧客はストリーミングデータに同期し
て出力されるホームページデータの内容を顧客用コンピ
ュータから視認することができる。また、サーバコンピ
ュータにて、営業支援情報作成手段はストリーミングデ
ータ出力手段がホームページデータを出力する時刻から
出力時間を算出する。すなわち、顧客用コンピュータに
おいてストリーミングデータに同期して内容が表示され
るホームページデータが出力された時刻から出力時間を
計時することができる。
【0022】このようにホームページデータが出力され
た時刻から出力時間を計時する構成の具体例として、請
求項8にかかる発明は、上記請求項7に記載の営業支援
システムにおいて、上記サーバコンピュータは、上記ス
トリーミングデータ記憶領域を有する動画サーバと、上
記ホームページデータ記憶領域と営業支援情報作成手段
と営業支援情報出力手段とを有するWebサーバとを備
え、上記ストリーミングデータ出力手段は、上記動画サ
ーバに設けられ、上記Webサーバから入力されるスト
リーミングデータ出力要求に基づいて、上記ホームペー
ジデータの出力を要求するホームページデータ出力要求
を作成して上記Webサーバに出力するとともに、上記
ストリーミングデータ記憶領域から対応する上記ストリ
ーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュータに
出力する動画サーバ側ストリーミングデータ出力手段
と、上記Webサーバに設けられ、上記顧客用コンピュ
ータから入力される上記ストリーミングデータ入手要求
に基づいて上記ストリーミングデータ出力要求を作成し
て上記動画サーバに出力するとともに、上記動画サーバ
から入力される上記ホームページデータ出力要求に対応
する上記ホームページデータを上記ホームページデータ
記憶領域から取得して上記顧客用コンピュータに出力す
るWebサーバ側ストリーミングデータ出力手段とを備
える構成としてある。
【0023】上記のように構成した請求項8にかかる発
明においては、Webサーバにて、Webサーバ側スト
リーミングデータ出力手段は、顧客用コンピュータから
入力されるストリーミングデータ入手要求等に基づいて
ストリーミングデータ出力要求を作成して動画サーバに
出力する。動画サーバでは、動画サーバ側ストリーミン
グデータ出力手段がこのストリーミングデータ出力要求
に基づいてストリーミングデータ記憶領域から対応する
ストリーミングデータを取得して順次顧客用コンピュー
タに出力する。同時に、同ストリーミングデータ出力要
求に基づいてホームページデータ出力要求を作成してW
ebサーバに出力する。すると、Webサーバでは、W
ebサーバ側ストリーミングデータ出力手段が、ストリ
ーミングデータの出力開始時と出力終了時とに対応する
ホームページデータを記憶したホームページデータ記憶
領域から同ホームページデータ出力要求に対応するホー
ムページデータを取得して顧客用コンピュータに出力す
る。すなわち、ストリーミングデータの出力開始時と出
力終了時とに同期してWebサーバからホームページデ
ータが出力される。そして、Webサーバにて、営業支
援情報作成手段は、動画サーバ側ストリーミングデータ
出力手段とWebサーバ側ストリーミングデータ出力手
段とから構成されるストリーミングデータ出力手段がホ
ームページデータを出力する時刻から出力時間を算出す
る。したがって、サーバコンピュータを動画サーバとホ
ームページデータ記憶領域を有するWebサーバとから
構成することができる。その結果、例えば、ストリーミ
ングデータ記憶領域にアクセスされたログを取得するこ
とが困難であっても、ホームページデータ記憶領域にア
クセスされたログから出力時間を計時することが可能と
なる。
【0024】ところで、サーバコンピュータに各種情報
記憶領域を設け、情報記憶領域に記憶される各種情報か
ら営業支援情報を作成してもよい。その構成の一例とし
て、請求項9にかかる発明は、上記請求項7または請求
項8のいずれかに記載の営業支援システムにおいて、上
記サーバコンピュータは、上記チャンネル毎に商品に関
する情報と同商品に対応する上記再生時間とを有する商
品情報を記憶した商品情報記憶領域と、上記ストリーミ
ングデータをアクセスした情報を蓄積する商品アクセス
情報記憶領域とを備え、上記顧客用コンピュータのスト
リーミングデータ要求手段は、顧客を識別する顧客識別
情報を上記ストリーミングデータ入手要求に付加して上
記サーバコンピュータに出力し、上記サーバコンピュー
タのストリーミングデータ出力手段は、上記ストリーミ
ングデータ入手要求を入手する毎に、同ストリーミング
データ入手要求を入手した時刻、上記チャンネル選択情
報に対応するチャンネル、上記顧客識別情報を上記商品
アクセス情報記憶領域に蓄積し、上記サーバコンピュー
タの営業支援情報作成手段は、上記商品アクセス情報記
憶領域から上記顧客識別情報別に上記時刻とチャンネル
選択情報とを取得するとともに上記商品情報記憶領域か
ら同チャンネル選択情報に対応する上記商品情報を取得
し、同時刻の差から上記出力時間を算出し、同出力時間
と対応する同チャンネル選択情報と商品情報とに応じて
上記顧客毎の営業支援情報を作成する構成としてある。
【0025】上記のように構成した請求項9にかかる発
明においては、サーバコンピュータに設けられた商品情
報記憶領域は、チャンネル毎に商品に関する情報と同商
品に対応するストリーミングデータの再生時間とを有す
る商品情報を記憶している。また、商品アクセス情報記
憶領域は、ストリーミングデータをアクセスした情報を
蓄積している。顧客用コンピュータにて、ストリーミン
グデータ要求手段は、ストリーミングデータ入手要求を
作成して出力する際、顧客を識別する顧客識別情報をこ
のストリーミングデータ入手要求に付加してサーバコン
ピュータに出力する。サーバコンピュータでは、ストリ
ーミングデータ出力手段がこのストリーミングデータ入
手要求を入手する毎に、同ストリーミングデータ入手要
求を入手した時刻と、チャンネルを選択するチャンネル
選択情報と、顧客識別情報とを商品アクセス情報記憶領
域に蓄積する。さらに、サーバコンピュータにて、営業
支援情報作成手段は、商品アクセス情報記憶領域から顧
客識別情報別に時刻とチャンネル選択情報とを取得する
とともに、商品情報記憶領域から同チャンネル選択情報
に対応する商品情報を取得する。そして、取得した時刻
の差からストリーミングデータの出力時間を算出し、こ
の出力時間と、対応するチャンネル選択情報と商品情報
とに応じて顧客毎の営業支援情報を作成する。したがっ
て、商品アクセス情報記憶領域と商品情報記憶領域とを
利用して、顧客毎にチャンネル毎の営業支援情報を作成
することができる。また、営業支援情報に商品に関する
情報を付加することも可能となる。なお、顧客識別情報
は顧客を識別する情報であればよく、例えば、メールア
ドレスや、氏名に電話番号を組み合わせたもの等、様々
なものを採用することができる。また、顧客識別情報は
ストリーミングデータ入手要求に含められて顧客用コン
ピュータから出力されてもよい。
【0026】また、請求項10にかかる発明は、上記請
求項9に記載の営業支援システムにおいて、上記サーバ
コンピュータは、上記顧客毎に顧客の地位に関する情報
を記憶した顧客地位情報記憶領域を備え、上記サーバコ
ンピュータの営業支援情報作成手段は、上記顧客毎の営
業支援情報を作成するとともに、上記顧客地位情報記憶
領域から対応する上記顧客の地位を取得して同営業支援
情報を補正する構成としてある。
【0027】上記のように構成した請求項10にかかる
発明においては、サーバコンピュータに設けられた顧客
地位情報記憶領域は、顧客毎に顧客の地位に関する情報
を記憶している。サーバコンピュータの営業支援情報作
成手段は、顧客地位情報記憶領域から対応する顧客の地
位を取得し、作成した顧客毎の営業支援情報を補正す
る。すなわち、営業支援情報は顧客の会社における地位
が反映されるので、より正確にストリーミングデータに
対して持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有
用な営業支援情報を作成することが可能となる。例え
ば、商品を購入する決定権を有する地位の高い顧客がス
トリーミングデータに興味を持った場合、商品を購入す
る決定権を有しない地位の低い顧客の場合よりも同商品
を購入する可能性が大きいと考えられるので、顧客の地
位が高いほど補正割合を大きくした営業支援情報として
もよい。
【0028】さらに、入手したホームページデータを顧
客に利用させる構成の一例として、請求項11にかかる
発明は、上記請求項8〜請求項10のいずれかに記載の
営業支援システムにおいて、上記サーバコンピュータ
は、上記顧客の属する会社毎に同会社に関する情報と同
会社に対する担当営業者の識別情報とを記憶した顧客会
社情報記憶領域を備え、上記顧客用コンピュータは、上
記ストリーミングデータ入手手段にて入手された上記ホ
ームページデータに対応する商品について問い合わせを
要求する操作入力を受け付け、問い合わせ情報を作成し
て上記サーバコンピュータに出力する問い合わせ要求手
段を備え、上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ
情報を入手するとともに、上記顧客会社情報記憶領域か
ら対応する担当営業者の識別情報を取得し、同担当営業
者に対応する上記管理者用コンピュータに同問い合わせ
情報を出力する問い合わせ情報出力手段を備え、上記管
理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報を入手して
外部に出力する問い合わせ情報入手手段を備える構成と
してある。
【0029】上記のように構成した請求項11にかかる
発明においては、サーバコンピュータに設けられた顧客
会社情報記憶領域は、顧客の属する会社毎に同会社に関
する情報と、同会社に対する担当営業者の識別情報とを
記憶している。顧客用コンピュータにて、問い合わせ要
求手段は入手したホームページデータに対応する商品に
ついて問い合わせを要求する顧客の操作入力を受け付
け、問い合わせ情報を作成してサーバコンピュータに出
力する。サーバコンピュータでは、問い合わせ情報出力
手段がこの問い合わせ情報を入手し、顧客会社情報記憶
領域から対応する担当営業者の識別情報を取得し、この
担当営業者に対応する管理者用コンピュータに入手した
問い合わせ情報を出力する。すると、管理者用コンピュ
ータでは、問い合わせ情報入手手段がこの問い合わせ情
報を入手して外部に出力する。すなわち、顧客が選択し
た商品についての問い合わせが、顧客用コンピュータか
らネットワークを介して担当営業者の管理者用コンピュ
ータに伝達される。したがって、顧客は顧客用コンピュ
ータから商品を選択して問い合わせを行うことが可能と
なり、利便性が向上する。なお、サーバコンピュータの
問い合わせ情報出力手段は、顧客用コンピュータから入
手した問い合わせ情報をそのまま管理者用コンピュータ
に出力してもよいし、入手した問い合わせ情報に対して
所定の処理を行った後、管理者用コンピュータに出力し
てもよい。
【0030】一方、請求項12にかかる発明は、上記請
求項11に記載の営業支援システムにおいて、上記管理
者用コンピュータは、上記問い合わせ情報入手手段にて
入手された上記問い合わせ情報に基づいて、問い合わせ
に対する回答の操作入力を受け付け、回答情報を作成し
て上記サーバコンピュータに出力する回答要求手段を備
え、上記サーバコンピュータは、上記回答情報を入手す
るとともに、上記問い合わせ情報に対応する上記顧客用
コンピュータに同回答情報を出力する回答情報出力手段
を備え、上記顧客用コンピュータは、上記回答情報を入
手して外部に出力する回答情報入手手段を備える構成と
してある。
【0031】上記のように構成した請求項12にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、回答要求
手段は入手した問い合わせ情報に基づいて、問い合わせ
に対する担当営業者の回答の操作入力を受け付け、回答
情報を作成してサーバコンピュータに出力する。サーバ
コンピュータでは、回答情報出力手段が回答情報を入手
し、問い合わせ情報に対応する顧客用コンピュータにこ
の回答情報を出力する。すると、サーバコンピュータで
は、回答情報入手手段がこの回答情報を入手して外部に
出力する。すなわち、問い合わせに対する回答が、担当
営業者の管理者用コンピュータからネットワークを介し
て顧客用コンピュータに伝達される。したがって、担当
営業者は管理者用コンピュータから問い合わせに対して
回答を行うことが可能となり、利便性が向上する。な
お、サーバコンピュータの回答情報出力手段は、問い合
わせ情報の場合と同様、管理者用コンピュータから入手
した回答情報をそのまま顧客用コンピュータに出力して
もよいし、所定の処理を行った後、顧客用コンピュータ
に出力してもよい。
【0032】また、問い合わせ情報と回答情報とをサー
バコンピュータの情報記憶領域に蓄積して活用する構成
としてもよい。その一例として、請求項13にかかる発
明は、上記請求項12に記載の営業支援システムにおい
て、上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ情報と
回答情報とを蓄積する回答情報記憶領域と、上記担当営
業者を指定する担当営業者指定情報を入手するととも
に、上記回答情報記憶領域から同担当営業者指定情報に
対応する情報を取得し、取得した情報に基づいて対応す
る担当営業者を評価する担当営業者評価情報を作成して
上記管理者用コンピュータに出力する担当営業者評価情
報出力手段とを備え、上記サーバコンピュータの問い合
わせ情報出力手段は、上記問い合わせ情報を回答情報記
憶領域に蓄積し、上記サーバコンピュータの回答情報出
力手段は、上記回答情報を上記問い合わせに対応させて
上記回答情報記憶領域に蓄積し、上記管理者用コンピュ
ータは、上記担当営業者を指定する操作入力を受け付
け、上記担当営業者指定情報を作成して上記サーバコン
ピュータに出力する担当営業者指定要求手段と、上記担
当営業者評価情報を入手して外部に出力する担当営業者
評価情報入手手段とを備える構成としてある。
【0033】上記のように構成した請求項13にかかる
発明においては、サーバコンピュータに、回答情報記憶
領域と、担当営業者評価情報とが設けられている。そし
て、サーバコンピュータの問い合わせ情報出力手段は問
い合わせ情報を回答情報記憶領域に蓄積し、同サーバコ
ンピュータの回答情報出力手段は回答情報を問い合わせ
情報に対応させて回答情報記憶領域に蓄積する。管理者
用コンピュータにて、担当営業者指定要求手段は、担当
営業者を指定する管理者の操作入力を受け付け、担当営
業者指定情報を作成してサーバコンピュータに出力す
る。サーバコンピュータでは、担当営業者評価情報出力
手段がこの担当営業者指定情報を入手し、回答情報記憶
領域から担当営業者指定情報に対応する情報を取得す
る。そして、取得した情報に基づいて対応する担当営業
者を評価する担当営業者評価情報を作成して管理者用コ
ンピュータに出力する。すると、管理者用コンピュータ
では、担当営業者評価情報入手手段がこの担当営業者評
価情報を入手し、外部に出力する。したがって、担当営
業者を自動で評価することができるとともに、管理者は
管理者用コンピュータからこの担当営業者評価情報を入
手することができるので、利便性が向上する。
【0034】なお、担当営業者評価情報は担当営業者を
評価する内容であればよい。その一例として、請求項1
4にかかる発明は、上記請求項13に記載の営業支援シ
ステムにおいて、上記担当営業者評価情報出力手段は、
上記担当営業者に対応する上記問い合わせ情報の件数に
対する上記回答情報の件数の割合を算出して上記担当営
業者評価情報とする構成としてある。上記のように構成
した請求項14にかかる発明においては、担当営業者へ
の問い合わせの件数に対し、実際に担当営業者が回答し
た割合を担当営業者評価情報とする。したがって、簡易
な構成で担当営業者評価情報が作成される。むろん、担
当営業者評価情報は、上記以外の構成としてもよい。例
えば、回答の一覧表からなる文字情報であってもよく、
様々な構成が可能である。
【0035】ところで、サーバコンピュータには各種の
情報が記憶されているため、これらの情報をデータベー
スとして利用してもよい。その構成の一例として、請求
項15にかかる発明は、上記請求項9〜請求項14のい
ずれかに記載の営業支援システムにおいて、上記管理者
用コンピュータは、各種情報記憶領域に記憶された情報
の入手依頼の操作入力を受け付け、記憶情報入手依頼情
報を作成して上記サーバコンピュータに出力するととも
に、同記憶情報入手依頼情報に対応する記憶情報を入手
して外部に出力する記憶情報入手手段を具備し、上記サ
ーバコンピュータは、入力された上記記憶情報入手依頼
情報に基づいて、各種情報記憶領域から対応する上記記
憶情報を取得し、同記憶情報入手依頼情報が入力された
上記管理者用コンピュータに出力する記憶情報出力手段
を備える構成としてある。
【0036】上記のように構成した請求項15にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、記憶情報
入手手段は、各種情報記憶領域に記憶された情報を入手
する管理者の操作入力を受け付け、記憶情報入手依頼情
報を作成してサーバコンピュータに出力する。サーバコ
ンピュータでは、記憶情報出力手段がこの記憶情報入手
依頼情報を入手し、同記憶情報入手依頼情報に基づい
て、各種情報記憶領域から対応する記憶情報を取得し、
同記憶情報入手依頼情報が入力された管理者用コンピュ
ータに出力する。すると、管理者用コンピュータでは、
記憶情報入手手段がこの記憶情報を入手し、外部に出力
する。すなわち、管理者は管理者用コンピュータからサ
ーバコンピュータに蓄積された各種情報を入手すること
ができるので、利便性が向上する。なお、記憶情報入手
依頼情報はサーバコンピュータに対応する記憶情報を出
力させることができる情報であればよい。例えば、入手
したい記憶情報に含まれるキーワードや、キーワードに
論理式を組み合わせたもの等、様々なものを採用するこ
とができる。
【0037】また、請求項16にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項15のいずれかに記載の営業支援システ
ムにおいて、上記管理者用コンピュータは、各種情報記
憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報について
の更新の操作入力を受け付け、記憶情報更新依頼情報を
作成して上記サーバコンピュータに出力する記憶情報更
新要求手段を具備し、上記サーバコンピュータは、入力
された上記記憶情報更新依頼情報に基づいて、各種情報
記憶領域またはデータ記憶領域の更新作業を行う記憶情
報更新手段を備える構成としてある。
【0038】上記のように構成した請求項16にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、記憶情報
更新要求手段は、各種情報記憶領域またはデータ記憶領
域に記憶された情報について、管理者の更新の操作入力
を受け付け、記憶情報更新依頼情報を作成してサーバコ
ンピュータに出力する。すると、サーバコンピュータで
は、記憶情報更新手段がこの記憶情報更新依頼情報を入
手し、同記憶情報更新依頼情報に基づいて、各種情報記
憶領域またはデータ記憶領域の更新作業を行う。すなわ
ち、管理者は管理者用コンピュータからサーバコンピュ
ータに記憶された各種情報記憶領域またはデータ記憶領
域を更新することができるので、利便性が向上する。な
お、記憶情報更新依頼情報はサーバコンピュータに各種
情報記憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報を
更新させることができる情報であればよい。例えば、サ
ーバコンピュータに記憶される形式のファイルで作成さ
れてもよいし、予めサーバコンピュータにファイル変換
プログラムを記憶させておいて変換前の形式のファイル
で作成されてもよい。
【0039】上述したように、サーバコンピュータ、顧
客用コンピュータ、管理者用コンピュータとからなるシ
ステムにおいては、所定のプログラムが実行され、同プ
ログラムは上述の手段に対応した所定の制御手順に従っ
て処理を進めていくうえで、その根底にはその手順に発
明が存在するということは当然である。従って、本発明
は方法としても適用可能であり、請求項17にかかる発
明においても、基本的には同様の作用となる。すなわ
ち、必ずしも実体のあるシステムに限らず、その方法と
しても有効であり、請求項2〜請求項16に記載された
システム構成を当該方法に対応させることが可能である
ことは言うまでもない。
【0040】また、サーバコンピュータ、顧客用コンピ
ュータ、管理者用コンピュータとにおいては所定のプロ
グラムが実行されるので、本発明を実施しようとする際
に当該プログラムが記録された媒体が流通する場合もあ
る。そこで、請求項18にかかる発明においても、基本
的には同様の作用となり、請求項2〜請求項16に記載
されたシステム構成を当該プログラムを記録した媒体に
対応させることが可能であることは言うまでもない。こ
こで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、磁気記
録媒体であってもよいし、光磁気記録媒体であってもよ
く、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同
様に考えることができる。また、一部がソフトウェアで
あって、一部がハードウエアで実現される場合において
も本発明の思想において全く異なるものはなく、一部を
記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む
形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製
品などの複製段階については全く問う余地なく同等であ
る。上記媒体とは異なるが、供給方法としてネットワー
クを利用して行う場合であればネットワークが伝送媒体
となって本発明が利用されることになる。
【0041】さらに、本営業支援システムを構成するサ
ーバコンピュータは、双方向通信可能なネットワークに
接続されて、各種の情報が入力されることにより上述の
処理を行って情報を出力する装置として機能することは
容易に理解できる。そこで、請求項19にかかる発明
は、顧客が使用する顧客用コンピュータおよび管理者が
使用する管理者用コンピュータとネットワークを介して
通信可能であり、記憶したストリーミングデータを要求
に応じて同顧客用コンピュータに出力するとともに同顧
客用コンピュータからのアクセス状況を分析して顧客毎
の営業支援情報を作成して同管理者用コンピュータに出
力する営業支援装置であって、上記ストリーミングデー
タを記憶したストリーミングデータ記憶領域と、上記顧
客用コンピュータからストリーミングデータ入手要求を
入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ストリー
ミングデータを取得して順次同顧客用コンピュータに出
力し、同顧客用コンピュータからストリーミングデータ
終了要求を入手すると同ストリーミングデータの出力を
終了するストリーミングデータ出力手段と、このストリ
ーミングデータ出力手段が出力する上記ストリーミング
データの出力時間を計時し、この出力時間に応じて上記
顧客毎の営業支援情報を作成する営業支援情報作成手段
と、この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出
力する営業支援情報出力手段とを具備する構成としてあ
る。すなわち、サーバコンピュータのみで営業支援装置
を構成することにより、有効に機能することに相違はな
く、請求項2〜請求項16に記載されたシステム構成を
当該装置に対応させることも可能であることは言うまで
もない。また、当該装置は方法やプログラムが記録され
た媒体としても適用可能であり、請求項20、請求項2
1にかかる発明においても、基本的には同様の作用とな
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ストリ
ーミングデータに対して持つ顧客の興味を十分に反映さ
せて販売店等に有用な営業支援情報を提供することが可
能な営業支援システムを提供することができる。また、
請求項2にかかる発明によれば、顧客用コンピュータ
は、動画を表示したり、音声を出力したりすることがで
きる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、簡易な
構成で出力時間を計時することができる。さらに、請求
項4にかかる発明によれば、簡易な構成で営業支援情報
を作成することができる。
【0043】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
管理者は、顧客毎にチャンネル毎の営業支援情報を参照
することができ、顧客がどのチャンネルに興味を持って
いるかを知ることが可能となる。さらに、請求項6にか
かる発明によれば、チャンネル毎の出力時間を計時する
一例を提供することができる。さらに、請求項7にかか
る発明によれば、顧客用コンピュータにおいてストリー
ミングデータに同期して内容が表示されるホームページ
データが出力された時刻から出力時間を計時することが
可能となる。さらに、請求項8にかかる発明によれば、
サーバコンピュータを動画サーバとWebサーバとから
構成する一例を提供することができる。
【0044】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
商品アクセス情報記憶領域と商品情報記憶領域とを利用
して、顧客毎にチャンネル毎の営業支援情報を作成する
ことが可能となる。さらに、請求項10にかかる発明に
よれば、営業支援情報は顧客の会社における地位が反映
されるので、より正確にストリーミングデータに対して
持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営
業支援情報を提供することが可能となる。さらに、請求
項11にかかる発明によれば、顧客は顧客用コンピュー
タから商品を選択して問い合わせを行うことが可能とな
るので、利便性を向上させることができる。さらに、請
求項12にかかる発明によれば、担当営業者は管理者用
コンピュータから問い合わせに対して回答を行うことが
可能とななるので、利便性を向上させることができる。
【0045】さらに、請求項13にかかる発明によれ
ば、担当営業者を自動で評価することができるととも
に、管理者は管理者用コンピュータから担当営業者を評
価する担当営業者評価情報を入手することができるの
で、利便性を向上させることができる。さらに、請求項
14にかかる発明によれば、簡易な構成で担当営業者を
評価する担当営業者評価情報を作成することができる。
さらに、請求項15にかかる発明によれば、管理者は管
理者用コンピュータからサーバコンピュータに蓄積され
た各種情報を入手することができるので、利便性を向上
させることができる。さらに、請求項16にかかる発明
によれば、管理者は管理者用コンピュータからサーバコ
ンピュータに記憶された各種情報記憶領域またはデータ
記憶領域を更新することができるので、利便性を向上さ
せることができる。
【0046】さらに、請求項17にかかる発明によれ
ば、ストリーミングデータに対して持つ顧客の興味を十
分に反映させて販売店等に有用な営業支援情報を提供す
ることが可能な営業支援方法を提供することができる。
さらに、請求項18にかかる発明によれば、ストリーミ
ングデータに対して持つ顧客の興味を十分に反映させて
販売店等に有用な営業支援情報を提供することが可能な
営業支援プログラムを記録した媒体を提供することがで
きる。さらに、請求項19、請求項20、請求項21に
かかる発明によれば、ストリーミングデータに対して持
つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営業
支援情報を提供することが可能な営業支援装置、営業支
援装置の制御方法および営業支援装置の制御プログラム
を記録した媒体を提供することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、本実施形態では、卸問屋等を
含めて商品を販売する販売店と、その顧客とからなる流
通システムに本発明を適用している。図1は、本発明の
一実施形態にかかる営業支援システムを含むネットワー
クの概略構成を概略図により示している。同図におい
て、営業支援システム100は、ネットワークであるイ
ンターネット網10と、インターネット網10に接続さ
れた本発明にいうサーバコンピュータであるWebサー
バ20と動画サーバ30、顧客用コンピュータである複
数の顧客用パーソナルコンピュータ(PC)40、管理
者用コンピュータである複数の販売店用PC50とから
構成されている。すなわち、Webサーバ20、動画サ
ーバ30、顧客用PC40、販売店用PC50の間のデ
ータ通信は全てインターネット網10を介して行われ
る。そして、顧客が顧客用PC40を使用し、販売店が
販売店用PC50を使用するのに好適な構成となってい
る。なお、本実施形態では、サーバコンピュータをWe
bサーバ20と動画サーバ30とから構成しているが、
後述するサーバコンピュータの各手段を設けることがで
きれば、単一のコンピュータで構成してもよい。インタ
ーネット網10には種々のコンピュータが接続可能であ
り、所定のパーソナルコンピュータをローカルサーバに
するなどしてLAN(Local Area Netw
ork)を接続することも可能である。したがって、顧
客用PC40、販売店用PC50の代わりにLANを接
続し、同LAN内の複数のパーソナルコンピュータから
インターネット網10にアクセスしてもよい。
【0048】図2、図3、図4は、本営業支援システム
100の概略構成を示す概略図である。なお、インター
ネット網10と通信インタフェースは省略して記載して
いる。また、Webサーバ20に備えられる各手段は本
発明にいうホームページデータ記憶領域や各種情報記憶
領域を有するハードディスク21にアクセスすることが
可能となっており、動画サーバ30に備えられる動画サ
ーバ側ストリーミングデータ出力手段や動画サーバ側記
憶情報更新手段は本発明にいうストリーミングデータ記
憶領域を有するハードディスク31にアクセスすること
が可能となっている。そして、本実施形態では、ハード
ディスク31に商品説明用の動画データと音声データと
がチャンネル別に記憶されており、動画サーバ30から
顧客用PC40にこれらの動画データ等が出力されるよ
うになっている。一方、ハードディスク21はホームペ
ージデータ記憶領域を有しており、これらの動画データ
等の出力開始時と出力終了時とに対応して出力されるホ
ームページデータが記憶されている。このホームページ
データは、顧客用PC40にて表示されるホームページ
のフォーマットデータであり、顧客用PC40にて選択
されたチャンネルに応じて適宜情報が付加される。な
お、同ホームページデータの内容は、動画データ等の出
力開始時と出力終了時とに同期して顧客用PC40から
表示されるようになっている。また、同ハードディスク
21は各種情報記憶領域も有しており、本発明にいう商
品情報記憶領域、商品アクセス情報記憶領域、顧客地位
情報記憶領域、顧客会社情報記憶領域、回答情報記憶領
域、等が設けられている。
【0049】本営業支援システム100における各種の
情報やデータの流れの概略は、以下の通りである。顧客
が顧客用PC40にて動画データ等を入手する操作入力
を行うと、顧客用PC40にてストリーミングデータ入
手要求が作成され、Webサーバ20に対して出力され
る。ストリーミングデータ入手要求を入手したWebサ
ーバ20は、動画サーバ30に順次動画データ等を顧客
用PC40に対して出力させる。同時に、Webサーバ
20は、ホームページデータを動画データ等の出力に同
期して顧客用PC40に対して出力する。すると、顧客
用PC40は入力される動画データ等を順次出力等する
とともにホームページデータの内容も表示するので、顧
客は動画データ等の内容をホームページデータの内容と
ともに視認することができる。
【0050】また、Webサーバ20は、ホームページ
データを出力した時刻をハードディスク21内の商品ア
クセス情報記憶領域に蓄積しており、蓄積した時刻に基
づいて動画サーバ30が出力するストリーミングデータ
の出力時間を計時している。そして、この出力時間に応
じて本発明にいう顧客毎の営業支援情報を作成し、販売
店用PC50に対して出力する。すると、販売店用PC
50は入力される営業支援情報を表示するので、販売店
はWebサーバ20が作成した営業支援情報を参照する
ことができる。
【0051】図5は、Webサーバ20のハードウエア
の概略構成を示す概略図である。同図において、Web
サーバ20は、概略、ハードディスク21、CGIプロ
グラム22、通信インタフェース(I/F)23を備え
ている。通信I/F23は、TCP/IPによってイン
ターネット網10にアクセスし、双方向通信を行うこと
ができる。CGIプログラム22は、通信I/F23を
介して受信する所定の命令に基づいてハードディスク2
1にアクセスすることができる。
【0052】ハードディスク21には、後述するホーム
ページデータや回答情報を顧客用PC40に設けられた
所定のブラウザにて視認可能にしたり、営業支援情報や
問い合わせ情報等を販売店用PC50に設けられた所定
のブラウザにて視認可能にしたりするための複数のHT
MLファイル21aが蓄積されている。また、ホームペ
ージデータ記憶領域が設けられ、ホームページデータか
ら構成されるホームページデータファイル21bが蓄積
されている。さらに、各種情報記憶領域を構成する商品
情報記憶領域、商品アクセス情報記憶領域、顧客地位情
報記憶領域、顧客会社情報記憶領域、回答情報記憶領域
に、それぞれ、商品情報からなる商品情報ファイル21
c、商品アクセス情報からなる商品アクセス情報ファイ
ル21d、顧客地位情報からなる顧客地位情報ファイル
21e、顧客会社情報からなる顧客会社情報ファイル2
1f、問い合わせ情報と回答情報とを有する回答情報フ
ァイル21gが蓄積されている。
【0053】なお、ハードディスクにホームページデー
タ記憶領域や各種情報記憶領域を設けるのは、ホームペ
ージデータを中心に記憶する領域と、商品情報等の各種
情報を記憶する領域とを便宜上区分するためのものであ
る。したがって、それぞれの情報記憶領域に対応してハ
ードディスクを設ける必要はなく、また、ホームページ
データが各種情報記憶領域に蓄積されたり、商品情報等
がホームページデータ記憶領域に蓄積されたりするよう
な構成とすることも可能である。むろん、HTMLファ
イル21aも、ホームページデータ記憶領域に記憶され
てもよいし、各種情報記憶領域に記憶されてもよい。
【0054】CGIプログラム22は、顧客用PC4
0、販売店用PC50にインストールされたブラウザか
らの要求に応じて、Webサーバ20内で所定のプログ
ラムを実行するインタフェースである。そして、CGI
プログラム22は、各種要求に対応するURL(Uni
form Resource Locator)から起
動され、動作するようになっている。顧客用PC40内
のブラウザからストリーミングデータ入手要求が出力さ
れると、CGIプログラム22は、動画サーバ30に対
応するストリーミングデータを出力させる要求を作成し
て出力するとともに、ハードディスク21からホームペ
ージデータファイル21bを読み出しながら対応するホ
ームページデータを作成して顧客用PC40にHTML
ファイルを出力する。また、ハードディスク21から各
種ファイルを読み出しながら営業支援情報を作成して販
売店用PC50にHTMLファイルを出力する。この
他、顧客用PC40、販売店用PC50内のブラウザか
ら各種要求が出力されると、CGIプログラム22は、
ハードディスク21に記憶されている各種ファイルを読
み出したり更新したりするとともに、HTMLファイル
を作成して対応するPCに出力する。そして、CGIプ
ログラム22の行う処理が、後述するWebサーバ側ス
トリーミングデータ出力手段、営業支援情報作成手段、
営業支援情報出力手段、問い合わせ情報出力手段、回答
情報出力手段、担当営業者評価情報出力手段、記憶情報
出力手段、Webサーバ側記憶情報更新手段を構成して
いる。
【0055】一方、動画サーバ30のハードウエア構成
は、図6の概略図に示すように、概略、ハードディスク
31、配信管理プログラム32、通信I/F33とが設
けられている。通信I/F33は、TCP/IPによっ
てインターネット網10にアクセスし、双方向通信を行
うことができる。配信管理プログラム32は、通信I/
F33を介して受信する所定の要求に基づいてハードデ
ィスク31にアクセスすることができる。
【0056】ハードディスク31には、動画データと音
声データとからなるストリーミングデータを顧客用PC
40に設けられた所定の再生ソフトにて出力可能にした
り、販売店用PC50からの要求に応じてストリーミン
グデータを更新したりするための複数の配信管理ファイ
ル31aが蓄積されている。また、ストリーミングデー
タ記憶領域が設けられ、複数のチャンネルに対応して複
数のストリーミングデータファイル31bが蓄積されて
いる。なお、ストリーミングデータファイル31b毎に
動画データと音声データともに格納されており、配信管
理プログラム32の制御によりストリーミングデータフ
ァイル31bから動画データが読み出されて順次顧客用
PC40に出力されるのと同時に、音声データも読み出
されて順次顧客用PC40に出力される。その結果、顧
客用PC40では、動画が表示されるのと同時に、音声
も出力される。
【0057】ここで、配信管理プログラム32は、顧客
用PC40にインストールされた再生ソフトからの要求
をWebサーバ20を介して入手し、動画サーバ30内
で所定のプログラムを実行するインタフェースである。
Webサーバ20からストリーミングデータを出力させ
る要求が入力されると、配信管理プログラム32は、ハ
ードディスク31から対応するチャンネルのストリーミ
ングデータファイル31bを読み出しながら対応する顧
客用PC40に順次出力する。また、Webサーバ20
からストリーミングデータを更新する要求が入力される
と、配信管理プログラム32は、ハードディスク31に
記憶されているストリーミングデータファイル31bの
更新作業を行う。そして、配信管理プログラム32の行
う処理が、後述する動画サーバ側ストリーミングデータ
出力手段、動画サーバ側記憶情報更新手段を構成してい
る。
【0058】なお、ストリーミングデータファイル31
bはファイルのサイズが大きいため、動画サーバ30
は、顧客用PC40にファイル全てをダウンロードさせ
ず、ストリーミングデータとして動画データや音声デー
タを順次送信する。顧客用PC40にはストリーミング
データファイル31b全てをダウンロードしなくても一
部のデータから動画を表示したり音声を出力したりする
再生ソフトがインストールされているので、この再生ソ
フトのプログラムの制御により、顧客用PC40はスト
リーミングデータを入手しながら順次動画を表示したり
音声を出力したりすることができる。
【0059】図7は、顧客用PC40の概略構成を示す
概略図である。同図において、通信I/F41は、TC
P/IPによってインターネット網10にアクセスし、
双方向通信を行うことができる。ハードディスク42に
は、OSプログラム42a、ブラウザ42b、上記再生
ソフト42c、その他のアプリケーションプログラム
(APL)42d、HTMLファイル42e等が記憶さ
れている。OSプログラム42a、ブラウザ42b、再
生ソフト42c、APL42dは適宜RAM43に読み
出され、CPU44や図示しないROM等によって実行
される。また、顧客用PC40にはディスプレイ45、
音声出力器46、マウス47、キーボード48が設けら
れており、OSプログラム42aの制御に基づきこれら
の機器が駆動される。
【0060】ブラウザ42bがRAM43に読み出され
ると、通信I/F41を介してWebサーバ20からH
TMLファイル21aをダウンロードし、ディスプレイ
45に所定のページを表示することが可能となる。ま
た、再生ソフト42cもRAM43に読み出されると、
通信I/F41を介して動画サーバ30から商品説明用
のストリーミングデータを順次入手し、動画データに基
づいてディスプレイ45に動画を表示するとともに、音
声データに基づいて音声出力器46から音声を外部に出
力する。なお、動画はディスプレイ45の所定範囲内に
表示されるため、ブラウザ42bは、再生ソフト42c
に動画を表示させながらホームページを表示することが
可能である。さらに、入手する動画等のチャンネルを選
択等するために、顧客用PC40は、マウス47やキー
ボード48から文字や数字の操作入力を受け付け、各種
情報を作成して通信I/F41を介してWebサーバ2
0に出力することも可能である。なお、図示していない
が、販売店用PC50も、顧客用PC40と概略同様の
ハードウエア構成になっている。
【0061】顧客が顧客用PC40から商品説明用のス
トリーミングデータを参照等する際、顧客用PC40
は、まず、Webサーバ20にアクセスして図示しない
ログイン画面のHTMLデータを入手し、その内容をデ
ィスプレイ45に表示する。このログイン画面では、顧
客にパスワードを入力させるようになっている。そし
て、入力されたパスワードがWebサーバ20の各種情
報記憶領域に記憶された顧客地位情報ファイル21e内
のパスワードと一致したときのみ、Webサーバ20か
らメニュー画面用のHTMLデータを入手し、その内容
をディスプレイ45に表示する。
【0062】図8は、上述したメニュー画面のホームペ
ージの表示例を示している。同図において、メニュー画
面の下側半分に複数の商品の写真61aが表示される。
全ての写真61aが同一画面に表示されない場合は、画
面右側にスクロールバー61bが表示され、マウス47
の操作により全ての写真61aが表示可能となってい
る。なお、商品ジャンルの選択欄61cがマウス47に
て選択操作されたり、クリック領域61dがマウス47
にてクリックされたりすると、操作内容に対応する写真
が表示される。
【0063】これらの写真61aの表示領域がマウス4
7にてクリックされると、この写真61aの商品に対応
するチャンネルが選択され、動画データと音声データと
からなるのストリーミングデータを入手する操作入力を
受け付けたことになる。ここで、顧客用PC40は、選
択されたチャンネルからチャンネル選択情報を作成し、
チャンネル選択情報を作成する。そして、ストリーミン
グデータを入手する内容のストリーミングデータ入手要
求を作成し、このチャンネル選択情報と、顧客を識別す
る顧客識別情報とを付加してWebサーバ20に出力す
る。すると、画面上側に設けられた動画表示領域61e
に対応する商品説明の動画が表示されるとともに、音声
出力器46から音声が出力される。その際、クリックさ
れた写真61aが画面下側半分の一番上に表示される。
また、動画表示中に写真61aがクリックされると、一
旦動画表示等は終了し、メニュー画面のホームページが
再度表示された後、クリックされた写真61aの商品に
対応するチャンネルの動画が表示されるとともに、音声
出力器46から音声が出力される。
【0064】また、マウス47にて選択欄61cが選択
されたり、各種クリック領域61dや検索ボタン61f
や連絡ボタン61gやメール一覧ボタン61h等がクリ
ックされると、ストリーミングデータの入手を終了する
操作入力を受け付けたことになる。ここで、顧客用PC
40は、ストリーミングデータの入手を終了する内容の
ストリーミングデータ終了要求を作成し、顧客識別情報
とを付加してWebサーバ20に出力する。すると、動
画表示等は終了し、対応する画面が表示される。さら
に、画面右上に表示された終了ボタン61iがクリック
されると、動画表示等が終了するとともに、ホームペー
ジの表示も終了する。
【0065】なお、検索ボタン61fは、指定された条
件の商品を検索して対応する写真61aを画面下側に表
示させるためのボタンである。連絡ボタン61gは、図
9に示す問い合わせ登録画面を表示させるためのボタン
である。この問い合わせ登録画面では、キーボード48
にて記入欄62a,62bに担当営業者への問い合わせ
を入力することができる。また、画面左下に設けられた
送信ボタン62cがクリックされると、メニュー画面に
対応する商品について問い合わせを要求する操作入力を
受け付けたことになり、顧客用PC40は対応する商品
と記入欄62a,62bに入力された内容とから問い合
わせ情報を作成してWebサーバ20に出力する。な
お、インターネット網10には図示しない携帯電話も接
続されており、記入欄62bに入力された内容は、We
bサーバ20を介して同携帯電話に送信されるようにな
っている。
【0066】図8において、メール一覧ボタン61h
は、図10に示す回答一覧画面を表示させるためのボタ
ンである。この回答一覧画面では、問い合わせ毎に通し
番号、問い合わせ日時、問い合わせ件名、回答状況、評
価が一覧表63aとして表示される。ここで、問い合わ
せに対する回答の電子メールがある場合、回答状況欄に
参照ボタン63bが表示される。参照ボタン63bがク
リックされると、図示しない回答表示画面にて担当営業
者からの回答が表示されるようになっている。また、一
覧表63aの左欄には、評価ラジオボタン63cが表示
されており、「よい」、「悪い」のいずれか一つのみマ
ウス47にて選択可能となっている。なお、顧客が担当
営業者からの回答情報を入手するには、上述の回答一覧
画面を用いなくてもよい。例えば、回答が登録された時
点で、Webサーバ20から自動的に顧客のメールアド
レスに回答情報を電子メールにて送信する構成にしても
よい。また、顧客用PC40が顧客にメールアドレスを
入力させ、Webサーバ20からこのメールアドレスに
登録された回答を送信させる構成としてもよい。
【0067】一方、販売店が販売店用PC50から営業
支援情報を参照等する際、販売店用PC50は、まず、
Webサーバ20にアクセスしてメニュー画面用のHT
MLデータを入手し、その内容をディスプレイに表示す
る。図11は、上述したメニュー画面のホームページの
表示例を示している。同図において、メニュー画面に
は、営業支援情報入手ボタン64a、営業者評価入手ボ
タン64b、回答登録ボタン64c、記憶情報入手ボタ
ン64d、記憶情報更新ボタン64e、等のボタンが設
けられている。営業支援情報入手ボタン64aは、図1
2に示す営業支援情報表示画面を表示させるためのボタ
ンである。この営業支援情報表示画面の上側に顧客の属
する会社名を入力する入力欄65aとストリーミングデ
ータのチャンネルである商品IDを入力する入力欄65
bとが設けられている。これらの入力欄65a,65b
の右側には、それぞれ参照ボタン65c,65dが設け
られている。これらの参照ボタン65c,65dがクリ
ックされると会社名一覧や商品ID一覧の表示画面とな
り、マウスにて会社名や商品IDが選択可能となってい
る。なお、入力欄65a,65bにはキーボードからも
入力可能となっている。そして、入力欄65aに会社名
が入力されると、販売店用PC50は会社名に対応する
顧客会社IDを含む会社選択情報を作成してWebサー
バ20に出力する。
【0068】画面中央には、指定された会社のユーザ
名、地位、出力時間、商品注目度、地位補正商品注目度
からなる一覧表65eが、顧客毎に表示される。また、
一覧表の右側には、顧客毎の地位補正商品注目度から算
出される会社総合の商品注目度が表示欄65fに表示さ
れる。さらに、画面下側には、会社総合の商品注目度を
グラフで一覧表示させる商品注目度一覧グラフボタン6
5g、会社総合にてストリーミングデータ記憶領域への
アクセス回数をグラフで一覧表示させるアクセス回数一
覧グラフボタン65h、会社総合にて参照した商品ジャ
ンルの回数一覧をグラフで一覧表示させる参照商品ジャ
ンル一覧グラフボタン65i、等の、各種情報をグラフ
で表示させるためのボタンが設けられている。そして、
例えば、商品注目度一覧グラフボタン65gがマウスに
てクリックされると、図示しないグラフ画面となり、会
社総合の商品注目度が商品毎の棒グラフにて表示され
る。
【0069】図11において、営業者評価入手ボタン6
4bがクリックされると、図13に示す担当営業者評価
表示画面が表示される。この担当営業者評価表示画面の
上側に設けられた入力欄66a,66bには、キーボー
ド等から販売店の支店名を入力したり担当営業者の識別
情報である担当営業者IDを入力したりすることが可能
である。これらの入力欄65a,65bの右側には、そ
れぞれ参照ボタンが設けられ、マウスでも支店名や商品
IDが選択可能となっている。そして、入力欄66bに
担当営業者IDが入力されると、担当営業者を指定する
操作入力を受け付けたことになり、販売店用PC50は
入力された担当営業者IDを含む担当営業者指定情報を
作成してWebサーバ20に出力する。すると、画面中
央に、指定された担当営業者の問い合わせ件数、回答件
数、評価からなる一覧表66cが表示される。さらに、
画面下側には、支店に属する担当営業者全ての評価一覧
表を表示させる評価支店一覧表ボタン66d、担当営業
者全ての問い合わせ件数一覧表を表示させる問い合わせ
件数支店一覧表ボタン66e、担当営業者の商品全ての
商品注目度一覧をグラフで表示させる商品注目度一覧グ
ラフボタン66f、等の、各種情報を表示させるための
ボタンが表示される。そして、例えば、評価支店一覧表
ボタン66dがマウスにてクリックされると、図示しな
い一覧表画面となり、支店に属する担当営業者全ての評
価が一覧表にて表示される。
【0070】図11において、回答登録ボタン64cが
クリックされると、図14に示す問い合わせ一覧画面が
表示される。この問い合わせ一覧画面では、顧客からの
問い合わせ毎に、Webサーバ20にて付与される問い
合わせIDに対応する通し番号、問い合わせ日時、問い
合わせ件名、回答状況が一覧表67aとして表示され
る。ここで、未回答の問い合わせに対応して回答状況欄
の右側に登録ボタン67bが表示されるようになってお
り、この登録ボタン67bがクリックされると、図示し
ない回答登録画面となる。そして、電子メールにて送信
された問い合わせ情報が表示されるとともに、問い合わ
せに対する回答が入力可能となっている。入力が終了す
ると、販売店用PC50は回答情報を作成してWebサ
ーバ20に出力する。
【0071】なお、販売店が顧客からの問い合わせ情報
を入手するには、上述の問い合わせ一覧画面を用いなく
てもよい。例えば、問い合わせが登録された時点で、W
ebサーバ20から自動的に販売店用PC50に問い合
わせ情報を電子メールにて送信する構成にしてもよい。
この他、記憶情報入手ボタン64dがクリックされる
と、図示しない記憶情報入手画面となり、Webサーバ
20の各種情報記憶領域に記憶された各種ファイル21
c〜21gをダウンロードしてその内容を表示すること
が可能となる。また、記憶情報更新ボタン64eがクリ
ックされると、図示しない記憶情報更新画面となり、販
売店用PC50にて作成したファイルをWebサーバ2
0の各種情報記憶領域やホームページデータ記憶領域、
動画サーバ30のストリーミングデータ記憶領域に出力
して記憶させることが可能となる。
【0072】ところで、インターネット網を利用した従
来の営業支援システムでは、まず、顧客用PCに商品案
内等を電子メールによるダイレクトメールで配信してい
た。そして、このダイレクトメールを見た顧客が販売店
のホームページを参照したとき、Webサーバが顧客か
らのアクセス状況を分析し、営業支援情報を作成して販
売店に送信していた。その際、顧客がホームページを参
照した回数や参照した商品説明の種類をもとに営業支援
情報が作成されていた。しかし、顧客は、入手したい商
品説明を探そうとして、偶然ホームページを参照した
り、商品説明を参照したりすることがあった。その結
果、顧客が商品に対して興味を持っているのかどうかが
営業支援情報には十分に反映されておらず、営業支援情
報を営業に活用するには不十分であった。
【0073】そこで、本営業支援システム100は、動
画データと音声データとからなる商品説明用のストリー
ミングデータを用意しておくとともに、顧客がこのスト
リーミングデータを参照した時間に基づいて営業支援情
報を作成することにした。すなわち、顧客が参照したス
トリーミングデータに興味を持った場合、動画サーバ3
0から順次送信されてくるストリーミングデータの内容
は時間に応じて変化するので、顧客は同ストリーミング
データを比較的長い時間参照する傾向にある。一方、参
照したストリーミングデータに興味を持たなかった場
合、顧客はストリーミングデータの入手をすぐに中止し
てしまう傾向にある。したがって、ストリーミングデー
タの出力時間に応じて作成される営業支援情報は、顧客
が参照したストリーミングデータに興味を持っているか
どうかが十分に反映されたものとなる。なお、商品説明
用にストリーミングデータを用いない場合、顧客用PC
40が入手するホームページデータは時間に応じて変化
するものではないため、顧客がこのホームページデータ
に興味を持ったにしても、参照する時間はあまり長くな
らない。このため、顧客が参照したホームページデータ
に興味を持っているかどうかが営業支援情報にはほとん
ど反映されない。
【0074】上述の営業支援情報を作成して出力する等
のために、Webサーバ20には各種情報記憶領域が設
けられ、使用されている。以下、Webサーバ20の各
種情報記憶領域に記憶される各種ファイル21c〜21
gの構造について説明する。図15は、Webサーバ2
0のハードディスク21に記憶される商品情報ファイル
21cの構造を示す模式図である。商品情報ファイル2
1cは、商品IDと、再生時間と、商品名や商品再生情
報等の商品に関する情報とから構成される商品情報が、
商品ID毎に区分されて格納されている。ここで、商品
IDを、動画サーバ30から顧客用PC40に出力され
るストリーミングデータのチャンネルとしている。再生
時間は、対応するチャンネルのストリーミングデータが
全て出力されるのに必要な時間である。また、商品再生
情報は、動画サーバ30のストリーミングデータ記憶領
域におけるチャンネルに対応したアドレスを記憶したリ
ンクファイルのファイル名から構成される。これらの情
報は、販売店用PC50から入力される記憶情報更新依
頼情報に基づいて更新される。
【0075】図16は、ハードディスク21に記憶され
る商品アクセス情報ファイル21dの構造を示す模式図
である。商品アクセス情報ファイル21dは、ホームペ
ージデータ記憶領域へのアクセス日時、ストリーミング
データの再生対象、顧客識別情報を構成する顧客会社I
Dやユーザ名が、アクセス日時毎に区分されて格納され
ている。ここで、再生対象にはストリーミングデータの
チャンネルである商品IDが格納されるようになってい
る。また、顧客会社IDには顧客が属する会社別とされ
た識別情報が格納され、ユーザ名はこの顧客の氏名が格
納される。これらの情報は、Webサーバ20から顧客
用PC40にホームページデータを出力する度に更新さ
れる。
【0076】図17は、ハードディスク21に記憶され
る顧客地位情報ファイル21eの構造を示す模式図であ
る。顧客地位情報ファイル21eは、顧客毎に、地位名
や地位係数の顧客の地位に関する情報、顧客会社ID等
の付随する情報が格納されている。ここで、地位係数
は、後述する商品注目度を補正して地位補正商品注目度
を算出するために用いられる係数であり、顧客の地位が
高くなるほど大きくされている。これらの情報は、顧客
が初めて本営業支援システム100を利用するときや格
納された情報に修正事項が生じたときに、販売店用PC
50からの操作入力により更新されるようになってい
る。図18は、ハードディスク21に記憶される顧客会
社情報ファイル21fの構造を示す模式図である。顧客
会社情報ファイル21fは、会社名や顧客支店名や顧客
会社ID等の顧客の属する会社に関する情報、同会社に
対する担当営業者の識別情報が、同会社毎に区分されて
格納されている。ここで、営業担当者IDに担当営業者
の識別情報が格納される。これらの情報は、会社として
初めて本営業支援システム100を利用するときや格納
された情報に修正事項が生じたときに、販売店用PC5
0からの操作入力により更新されるようになっている。
【0077】図19は、ハードディスク21に記憶され
る回答情報ファイル21gの構造を示す模式図である。
回答情報ファイル21gは、顧客用PC40から出力さ
れる問い合わせ情報、商品ID、顧客会社IDやユーザ
名からなる顧客識別情報、回答評価、販売店用PC50
から出力される回答情報等が問い合わせ情報毎に区分さ
れて格納されている。また、回答情報ファイル21gに
は、顧客用PC40から問い合わせ情報が入力されたと
き、同問い合わせ情報とともに異なる問い合わせIDが
付与されて格納される。同時に、商品IDや顧客識別情
報等の付随データも問い合わせ情報毎に区分されて格納
される。さらに、担当営業者IDが顧客会社情報ファイ
ル21fから検索されて問い合わせ情報毎に区分されて
格納される。なお、回答情報を入手した顧客用PC40
から回答評価が入力されたときには、この回答評価も問
い合わせ情報毎に区分されて格納される。一方、販売店
用PC50から回答情報が入力されたとき、問い合わせ
情報に対応して同回答情報とその付随データが格納され
る。
【0078】なお、問い合わせ情報は顧客の問い合わせ
内容が含まれる情報であればよいため、顧客が操作入力
した内容以外に、日時、顧客識別情報等、他の情報を含
めたものとしてもよい。また、回答情報も、販売店が操
作入力した内容以外に、日時、担当営業者の識別情報
等、他の情報を含めたものとしてもよい。以上説明した
ファイル以外にも、Webサーバ20のハードディスク
21には、営業者に関する情報を格納した営業者情報フ
ァイルや、販売店に関する情報を格納した販売店情報フ
ァイルや、販売店の支店に関する情報を格納した販売店
支店情報ファイル等のファイルが記憶されている。
【0079】ところで、本営業支援システム100は、
上述した商品情報ファイル21cと商品アクセス情報フ
ァイル21dとを利用して、顧客用PC40に動画サー
バ30からストリーミングデータを出力するとともに、
Webサーバ20からホームページデータを出力する構
成となっている。その際、動画サーバ30からはストリ
ーミングデータ記憶領域にアクセスした日時等のログを
取得することが困難であるため、ホームページデータを
出力する際にWebサーバ20にてホームページデータ
記憶領域にアクセスした日時等のログを取得するように
している。図20はストリーミングデータとホームペー
ジデータとを出力する処理の概略を示す流れ図であり、
図21は顧客用PC40、Webサーバ20、動画サー
バ30間の情報の流れを示す模式図である。なお、図2
0の処理は、選択されたチャンネルから作成されるチャ
ンネル選択情報と顧客を識別する顧客識別情報とを付加
したストリーミングデータ入手要求が顧客用PC40か
ら入力されたときに開始される。
【0080】図において、Webサーバ20は、顧客用
PC40からストリーミングデータ入手要求を入手する
と、図示しないフローにて対応するURLからCGIプ
ログラム22を起動し、ストリーミングデータ入手要求
に付加されたチャンネル選択情報を取得する(ステップ
S202)。次に、ハードディスク21のホームページ
データ記憶領域からストリーミングデータの出力開始終
了時に対応したホームページデータを取得するととも
に、チャンネル選択情報に基づいて顧客用PC40にそ
の内容を表示させるための一時的なホームページデータ
を作成して、ホームページデータ記憶領域に記憶させる
(ステップS204)。また、ハードディスク21に記
憶された商品情報ファイル21cからチャンネル選択情
報に対応する各種情報を取得し、これらの情報のうち商
品再生情報に対応するリンクファイルを読み出す(ステ
ップS206)。そして、リンクファイルに記憶された
ストリーミングデータ記憶領域のアドレスと、作成した
ホームページデータのアドレスと、ストリーミングデー
タ入手要求に付加された顧客識別情報とから、ストリー
ミングデータ出力要求を作成し、動画サーバ30に対し
て出力する(ステップS208)。
【0081】すると、動画サーバ30は、このストリー
ミングデータ出力要求を入手し(ステップS222)、
ストリーミングデータ出力要求に対応するURLから配
信管理プログラム32を起動する。そして、ストリーミ
ングデータ出力要求に含まれるホームページデータのア
ドレスからホームページデータ出力要求を作成し、We
bサーバ20に出力する(ステップS224)。また、
ストリーミングデータ出力要求に含まれるストリーミン
グデータのアドレスのストリーミングデータ記憶領域か
らストリーミングデータを取得し、ストリーミングデー
タ出力要求に含まれる顧客識別情報に対応する顧客用P
C40に対して順次出力する(ステップS226)。顧
客用PC40には再生ソフト42cがインストールされ
ており、この再生ソフト42cがRAM43に読み出さ
れて行う処理により、動画がディスプレイ45に表示さ
れるとともに、音声が音声出力器46から外部に出力さ
れる。
【0082】ここで、顧客識別情報に対応する顧客用P
C40はストリーミングデータ入手要求をWebサーバ
20に出力したPCであり、ストリーミングデータのア
ドレスが顧客用PC40にて選択されたチャンネルに対
応しているので、顧客用PC40は選択したチャンネル
の動画を表示するとともに音声を出力することができ
る。その際、顧客用PC40はストリーミングデータ全
てをダウンロードすることなく、少しずつ取得しながら
動画表示等を行う。すなわち、顧客用PC40に備えら
れた再生ソフト42cの行う処理は、Webサーバ20
と動画サーバ30とからなるサーバコンピュータからス
トリーミングデータを入手して外部に出力する。すなわ
ち、本発明にいうストリーミングデータ入手手段が構成
されている。
【0083】Webサーバ20は、上記ホームページデ
ータ出力要求を入手すると(ステップS210)、ステ
ップS204で作成したホームページデータをストリー
ミングデータ記憶領域から取得し、顧客識別情報に対応
する顧客用PC40に対して出力する(ステップS21
2)。すると、動画サーバ30から出力されるストリー
ミングデータの出力開始時に同期して、Webサーバ2
0からホームページデータが出力される。顧客用PC4
0は、このホームページデータをダウンロードし、ホー
ムページを表示する。ここで、ホームページデータはH
TMLデータであり、ハードディスク42にインストー
ルされたブラウザ42bがRAM43に読み出されて行
う処理により、その内容をディスプレイ45に表示可能
である。すなわち、顧客用PC40に備えられたブラウ
ザ42bの行う処理は、Webサーバ20と動画サーバ
30とからなるサーバコンピュータからホームページデ
ータを入手して表示する。すなわち、本発明にいうホー
ムページ表示手段が構成されている。
【0084】その後、Webサーバ20は、ホームペー
ジデータを出力したログからホームページデータ記憶領
域へのアクセス日時を取得し(ステップS214)、こ
のアクセス日時と、再生対象の商品IDと、顧客識別情
報とを対応させて商品アクセス情報ファイル21dに格
納する(ステップS216)。そして、ストリーミング
データ入手要求に対応する処理を終了する。ここで、ホ
ームページデータはストリーミングデータの出力開始時
に同期して出力されるので、商品アクセス情報ファイル
21dに格納されるアクセス日時はストリーミングデー
タ記憶領域へのアクセス開始日時となる。また、顧客用
PC40からストリーミングデータ入手要求が入力され
た日時でもある。なお、動画サーバ30がストリーミン
グデータを出力するステップS156の処理は、ストリ
ーミングデータを顧客用PC40に全て出力したとき、
または、Webサーバ20からストリーミングデータ出
力要求やストリーミングデータ出力終了要求が入力され
たときに終了する。
【0085】このように、Webサーバ20は、図20
のフローに従って、顧客用PC40から入力されるスト
リーミングデータ入手要求に基づいてストリーミングデ
ータ出力要求を作成して動画サーバ30に出力するとと
もに、動画サーバ30から入力されるホームページデー
タ出力要求に対応するホームページデータをホームペー
ジデータ記憶領域から取得してこの顧客用PC40に出
力する。すなわち、本発明にいうWebサーバ側ストリ
ーミングデータ出力手段が構成されている。また、動画
サーバ30は、図20のフローに従って、Webサーバ
20から入力されるストリーミングデータ出力要求に基
づいて、ホームページデータの出力を要求するホームペ
ージデータ出力要求を作成してWebサーバ20に出力
するとともに、ストリーミングデータ記憶領域から対応
するストリーミングデータを取得して順次この顧客用P
C40に出力する。すなわち、本発明にいう動画サーバ
側ストリーミングデータ出力手段が構成されている。
【0086】また、Webサーバ20は、顧客用PC4
0からストリーミングデータ終了要求が入力されたとき
も、ホームページデータを作成して顧客用PC40に出
力する処理を行う。図22は、ストリーミングデータの
出力を終了させるストリーミングデータ出力終了処理の
概略を示す流れ図である。図において、Webサーバ2
0は、顧客用PC40から顧客識別情報が付加されたス
トリーミングデータ終了要求を入手すると、対応するU
RLからCGIプログラム22を起動する。次に、スト
リーミングデータの出力終了時に対応するホームページ
データのアドレスと、ストリーミングデータ終了要求に
付加された顧客識別情報とから、ストリーミングデータ
出力終了要求を作成し、動画サーバ30に対して出力す
る(ステップS242)。
【0087】動画サーバ30は、このストリーミングデ
ータ出力終了要求を入手し(ステップS262)、配信
管理プログラム32を起動し、ストリーミングデータ出
力終了要求に含まれるホームページデータのアドレスか
らホームページデータ出力要求を作成し、Webサーバ
20に出力する(ステップS264)。そして、ストリ
ーミングデータの出力を終了し(ステップS266)、
動画サーバ30におけるフローを終了する。Webサー
バ20は、上記ホームページデータ出力要求を入手する
と(ステップS244)、ホームページデータ記憶領域
からストリーミングデータの出力開始終了時に対応する
ホームページデータを取得するとともに、同顧客用PC
40に対して前回出力したホームページデータに対応す
るチャンネル選択情報に基づいて顧客用PC40に表示
させるための一時的なホームページデータを作成して、
ホームページデータ記憶領域に記憶させる。そして、こ
の一時的なホームページデータを、ストリーミングデー
タ終了要求に付加された顧客識別情報に対応する顧客用
PC40に対して出力する(ステップS246)。する
と、動画サーバ30からのストリーミングデータの出力
終了時に同期して、Webサーバ20からホームページ
データが出力される。顧客用PC40は、このホームペ
ージデータをダウンロードし、ホームページを表示す
る。
【0088】また、Webサーバ20は、ホームページ
データを出力したログからホームページデータ記憶領域
へのアクセス日時を取得し(ステップS248)、この
アクセス日時と、「終了」という情報と、顧客識別情報
とを対応させて商品アクセス情報ファイル21dに格納
する(ステップS250)。そして、ストリーミングデ
ータ終了要求に対応する処理を終了する。ここで、ホー
ムページデータはストリーミングデータの出力終了時に
同期して出力されるので、商品アクセス情報ファイル2
1dに格納されるアクセス日時はストリーミングデータ
記憶領域へのアクセス終了日時となる。
【0089】このように、Webサーバ20と動画サー
バ30とからなるサーバコンピュータは、図20と図2
2のフローに従って、顧客用PC40からストリーミン
グデータ入手要求を入手してストリーミングデータ記憶
領域から対応するストリーミングデータを取得して順次
この顧客用PC40に出力し、同顧客用PC40からス
トリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミン
グデータの出力を終了する。その際、チャンネル選択情
報を入手してストリーミングデータ記憶領域からチャン
ネルに対応するストリーミングデータを取得しながら顧
客用PC40に出力する。また、ストリーミングデータ
の出力開始終了時に対応するホームページデータをホー
ムページデータ記憶領域から取得するとともに同ストリ
ーミングデータに同期させて顧客用PC40に出力す
る。さらに、ストリーミングデータ入手要求を入手する
毎に、同ストリーミングデータ入手要求を入手した時
刻、チャンネル選択情報に対応するチャンネル、顧客識
別情報を商品アクセス情報記憶領域に蓄積する。すなわ
ち、本発明にいうストリーミングデータ出力手段が構成
されている。
【0090】図20や図22のフローが行われると、商
品アクセス情報ファイル21dにはホームページデータ
記憶領域へのアクセス日時等が蓄積される。そこで、こ
のアクセス日時等に基づいて営業支援情報を作成する。
図23は、Webサーバ20が営業支援情報を作成して
出力する営業支援情報出力処理の概略を示すフローチャ
ートである。同図において、Webサーバ20は、販売
店用PC50から営業支援情報を入手する要求を入手す
ると、対応するURLからCGIプログラム22を起動
し、要求に付加された会社選択情報を取得する(ステッ
プS302)。ここで、会社選択情報には選択された会
社に対応する顧客会社IDが含まれている。次に、ハー
ドディスク21の各種情報記憶領域から商品アクセス情
報ファイル21dを読み出し、取得した顧客会社IDに
対応する情報を取得する(ステップS304)。する
と、販売店が選択した会社に対応する情報が取得され
る。例えば会社選択情報に「KYO00001」という
顧客会社IDが含まれている場合、商品アクセス情報フ
ァイル21dから「KYO00001」を含む情報が取
得される。この情報の構造を図24に示している。
【0091】そして、取得した情報から、チャンネル選
択情報に対応する商品毎に顧客に対してストリーミング
データを出力した出力時間を算出する(ステップS30
6)。ここで、出力時間は、次の再生対象に対応するホ
ームページデータへのアクセス日時から対象商品に対応
するホームページデータへのアクセス日時を差し引く
か、または、ストリーミングデータの出力終了時に対応
するホームページデータへのアクセス日時から対象商品
に対応するホームページデータへのアクセス日時を差し
引いて算出される。言い換えると、出力時間は、動画サ
ーバ30が次のストリーミングデータの出力を開始した
時刻、または、ストリーミングデータの出力を終了した
時刻から対象商品のストリーミングデータの出力を開始
した時刻を差し引いたものである。また、出力時間は、
Webサーバ20が顧客用PC40からストリーミング
データ入手要求を入手した時刻、または、ストリーミン
グデータ入手要求を入手した時刻から前回ストリーミン
グデータ入手要求を入手した時刻を差し引いたものとも
言える。例えば、「山田太郎」というユーザ名の顧客が
「ID商品A」という再生対象のストリーミングデータ
を参照した時間は、図25に示すように、「12
(時):30(分):24(秒)」から「12:30:
24」を差し引いて、「5(分):00(秒)」と算出
される。
【0092】その後、各種情報記憶領域から商品情報フ
ァイル21cを読み出し、出力時間を算出した再生対象
に対応する再生時間を取得する(ステップS308)。
例えば、「ID商品A」という再生対象の再生時間は
「3:00」である。次に、取得した再生時間と算出し
た出力時間とから、顧客毎かつ商品毎に商品注目度を算
出する(ステップS310)。ここで、商品注目度は、
再生時間に対する出力時間の割合に100を乗じたも
の、すなわち、出力時間を再生時間で除して100を乗
じて算出されるものである。例えば、図25において、
出力時間「5:00」を再生時間「3:00」で除して
100を乗じると、商品注目度は「167」と算出され
る。なお、小数点以下は四捨五入することにより省略し
て示しており、以下の説明でも同様に小数点以下を省略
して説明することにする。さらに、各種情報記憶領域か
ら顧客地位情報ファイル21eを読み出し、商品注目度
を算出した顧客に対応する地位係数を取得する(ステッ
プS312)。例えば、「山田太郎」という顧客の地位
係数は「0.5」である。次に、顧客毎かつ商品毎に、
取得した地位係数から商品注目度を補正し、地位補正商
品注目度を算出する(ステップS314)。ここで、商
品注目度は、地位係数を乗じられて補正される。例え
ば、図25において、商品注目度「167」に補正係数
「0.5」を乗じると、地位補正商品注目度は「83」
と算出される。
【0093】そして、顧客毎かつ商品毎に算出した地位
補正商品注目度から、商品毎に会社総合の商品注目度を
算出する(ステップS316)。本実施形態では、商品
毎に、顧客別の地位補正商品注目度を平均して会社総合
の商品注目度としている。例えば、「ID商品A」とい
う再生対象では、「山田太郎」という顧客の地位補正商
品注目度は「83」であり、「伊藤次郎」という地位補
正商品注目度は「100」であるので、会社総合の商品
注目度は「83」と「100」を平均にした「92」と
算出される。その後、算出した顧客毎かつ商品毎の出力
時間、商品注目度、地位補正商品注目度と、商品毎の会
社総合の商品注目度を、全て営業支援情報とする(ステ
ップS318)。そして、営業支援情報を入手する要求
を出力した販売店用PC50に作成した営業支援情報を
出力し、(ステップS320)、本フローを終了する。
すると、営業支援情報を入手する要求を出力した販売店
用PC50は営業支援情報を入手して図12で示したよ
うにディスプレイに営業支援情報を表示する。したがっ
て、販売店は営業支援情報を入手することができる。
【0094】このように、ステップS302〜S318
にてWebサーバ20が行う処理は、ストリーミングデ
ータの出力時間を計時するとともにこの出力時間に応じ
て顧客毎の営業支援情報を作成する。その際、出力時間
をチャンネル選択情報と対応させて取得し、同チャンネ
ル選択情報毎の出力時間に応じて顧客毎の営業支援情報
を作成する。すなわち、本発明にいう営業支援情報作成
手段が構成されている。また、ステップS320にてW
ebサーバ20が行う処理は、営業支援情報作成手段が
作成した営業支援情報を販売店用PC50に出力する。
すなわち、本発明にいう営業支援情報出力手段が構成さ
れている。
【0095】ここで、営業支援情報は、顧客毎に動画デ
ータと音声データとからなるストリーミングデータの出
力時間に応じて作成されているので、顧客毎にストリー
ミングデータを参照した時間が反映されている。したが
って、ストリーミングデータに対して持つ顧客の興味を
十分に反映させて販売店に有用な営業支援情報を提供す
ることができる。また、営業支援情報は顧客の会社にお
ける地位が反映されているので、ストリーミングデータ
に対して持つ顧客の興味が正確に反映されている。な
お、本実施形態では、上記出力時間や商品注目度等を全
て営業支援情報としたが、出力時間だけを営業支援情報
としてもよいし、商品注目度を異なる手法で算出して営
業支援情報としてもよいし、ストリーミングデータ記憶
領域へのアクセス回数を考慮した情報を付加して営業支
援情報としてもよく、営業支援情報には様々な態様が考
えられる。したがって、営業支援システムの適用環境に
応じて適宜営業支援情報の形式を決定すればよい。ま
た、各種情報記憶領域から商品情報ファイル21cを取
得し、顧客毎に商品注目度の大きい順番に商品に関する
情報を並べたうえで、メニュー画面用のホームページデ
ータを作成し、顧客用PC40に出力するようにしても
よい。すると、顧客は顧客用PC40から興味の大きい
順に商品に関する情報を入手することができるので、利
便性が向上する。さらに、地位補正商品注目度が所定値
以上となった商品について、その商品に関する販促用の
資料をWebサーバ20から自動的に電子メールで対応
する顧客用PC40に送信するようにしてもよい。この
場合、利便性が向上するとともに、販売促進の効果が得
られる。
【0096】ところで、本営業支援システム100は、
Webサーバ20の各種情報記憶領域に記憶された各種
ファイル21c〜21gに基づいて、担当営業者を評価
する担当営業者評価情報を作成して販売店用PC50に
対して出力することができる。図26は、Webサーバ
20が担当営業者評価情報を作成して出力する担当営業
者評価情報出力処理の概略を示すフローチャートであ
る。同図において、Webサーバ20は、販売店用PC
50から担当営業者指定情報を入手すると、対応するU
RLからCGIプログラム22を起動し、担当営業者指
定情報に含まれる担当営業者IDを取得する(ステップ
S352)。次に、ハードディスク21の各種情報記憶
領域から回答情報ファイル21gを読み出し、取得した
担当営業者IDに対応する情報を取得する(ステップS
354)。すると、担当営業者に対する問い合わせ情報
全てに対応する情報が取得される。
【0097】そして、取得した情報から、担当営業者に
対する問い合わせ情報の件数と、担当営業者が回答情報
を作成した件数とを数える(ステップS356)。ここ
で、回答情報の件数は、取得した情報から回答情報が格
納されている個数である。次に、問い合わせ情報の件数
と回答情報の件数とから、担当営業者評価値を算出する
(ステップS358)。ここで、担当営業者評価値は、
問い合わせ情報の件数に対する回答情報の件数の割合に
100を乗じたもの、すなわち、回答情報の件数を問い
合わせ情報の件数で除して100を乗じて算出されるも
のである。例えば、販売店用PC50にて指定された担
当営業者に対する問い合わせ情報の件数が「53件」
で、回答情報の件数が「37件」である場合、「37
件」を「53件」で除して100を乗じると、担当営業
者評価値は「70」と算出される。
【0098】その後、上記問い合わせ情報の件数、回答
情報の件数、担当営業者評価値を、全て担当営業者評価
情報とし(ステップS360)、販売店用PC50に出
力して(ステップS362)、本フローを終了する。す
ると、販売店用PC50は担当営業者評価情報を入手し
て図13で示したようにディスプレイに担当営業者評価
情報を表示するので、販売店は担当営業者評価情報を入
手することができる。したがって、担当営業者を自動的
に評価することができ、利便性が向上する。例えば、担
当営業者の上司は、顧客からの問い合わせの状態と担当
営業者の回答状態を把握することができ、担当営業者が
顧客に対応しているかどうかをチェックすることができ
る。このように、Webサーバ20は、図26のフロー
に従って、回答情報記憶領域から担当営業者指定情報に
対応する情報を取得し、取得した情報に基づいて対応す
る担当営業者を評価する担当営業者評価情報を作成して
販売店用PC50に出力する。すなわち、本発明にいう
担当営業者評価情報出力手段が構成されている。
【0099】なお、本実施形態では行っていないが、回
答情報ファイル21gに記憶された回答評価を利用して
担当営業者評価情報を作成してもよいし、担当営業者へ
の問い合わせ件数や担当営業者が行った回答件数を利用
して担当営業者評価情報を作成してもよいし、担当営業
者が担当する顧客の商品注目度を利用して担当営業者評
価情報を作成してもよく、担当営業者評価情報には様々
な態様が考えられる。したがって、営業支援システムの
適用環境に応じて適宜担当営業者評価情報の形式を決定
すればよい。また、上述の営業支援情報出力処理や担当
営業者評価情報出力処理以外にも、Webサーバ20
は、問い合わせ情報や回答情報を出力したり、各種情報
記憶領域に記憶された情報を販売店用PC50に出力し
たり、各種情報記憶領域やホームページデータ記憶領域
や動画サーバ30のストリーミングデータ記憶領域を更
新したりする等の処理も行うことができる。
【0100】以下、本営業支援システム100における
Webサーバ20、動画サーバ30、顧客用PC40、
販売店用PC50の動作を説明するが、既に説明したフ
ローについては詳細な説明を省略する。図27はWeb
サーバ20にて実行される処理の概略を示すフローチャ
ートであり、図28は各要求に対応する処理を示す図で
ある。Webサーバ20は、処理を実行する前提として
所定のデフォルトHTMLファイルを有している。ステ
ップS100では、通信I/F23を介して顧客用PC
40、販売店用PC50からのアクセスを常時受け付け
ている。そして、顧客用PC40、販売店用PC50か
らのアクセスを受け付けると、このアクセスが図28に
示す要求かどうかを判断し(ステップS110)、これ
らの要求であればステップS120で要求に対応する処
理を行い、ステップS100に戻る。図29に示す要求
でなければ、ステップS100に戻り、再び顧客用PC
40、販売店用PC50からのアクセスを受け付ける。
【0101】図28に示すように、顧客用PC40から
ストリーミングデータ入手要求が入力された場合、図2
0のストリーミングデータ出力処理を行う。顧客用PC
40からストリーミングデータ終了要求が入力された場
合、図22で示したストリーミングデータ出力終了処理
を行う。販売店用PC50から営業支援情報入手の要求
が入力された場合、図23で示した営業支援情報作成処
理を行う。顧客用PC40から問い合わせ情報が入力さ
れた場合、問い合わせ登録の要求と判断し、後述する問
い合わせ情報出力処理を行う。販売店用PC50から回
答情報が入力された場合、回答登録の要求であると判断
し、後述する回答情報出力処理を行う。販売店用PC5
0から担当営業者評価情報入手の要求が入力された場
合、図26で示した担当営業者評価情報出力処理を行
う。販売店用PC50から記憶情報入手依頼情報が入力
された場合、記憶情報入手依頼の要求であると判断し、
後述する記憶情報出力処理を行う。そして、販売店用P
C50から記憶情報更新依頼情報が入力された場合、記
憶情報更新依頼の要求であると判断し、後述する記憶情
報更新処理を行う。この他、図示していないが、顧客用
PC40からログイン画面やメニュー画面のHTMLデ
ータを入手する要求が入力された場合や、販売店用PC
50からメニュー画面のHTMLデータを入手する要求
が入力された場合等、対応するHTMLを作成して出力
する処理等も行うようになっている。以上のフローに
て、本営業支援システム100は、営業支援情報を作成
して販売店用PC50に出力する等、種々の処理を行っ
ている。
【0102】以下、ステップS120の各処理について
説明する。図29は、問い合わせ情報出力処理の概略を
示すフローチャートである。同図において、Webサー
バ20は、まず、インターネット網10を介して入力さ
れた問い合わせ登録要求に対応するURLからCGIプ
ログラムを起動し、入力された問い合わせ情報に問い合
わせIDを付与する(ステップS502)。問い合わせ
IDは問い合わせ情報毎に異なっており、識別情報とし
て機能する。そして、ハードディスク21の各種情報記
憶領域に記憶されている回答情報ファイル21gに、入
手した問い合わせ情報と付与された問い合わせIDを格
納する(ステップS504)。ここで、問い合わせ情報
には、顧客識別情報である顧客会社IDとユーザ名、ス
トリーミングデータのチャンネルである商品IDが付加
されているので、これらの顧客会社IDやユーザ名や商
品IDも問い合わせIDに対応させて格納する。
【0103】次に、各種情報記憶領域から顧客会社情報
ファイル21fを読み出し、顧客会社IDに対応する担
当営業者の識別情報である担当営業者IDを取得すると
ともに、問い合わせ情報に対応させて担当営業者IDを
回答情報ファイル21gに格納する(ステップS40
6)。このとき、入力された問い合わせ情報に対応する
回答情報は回答情報ファイル21gに格納されていない
状態となっている。そして、問い合わせ情報に問い合わ
せID、顧客会社ID、ユーザ名、商品IDを付加し
て、担当営業者IDに対応する販売店用PC50に電子
メールにて問い合わせ情報を出力し(ステップS40
8)、本フローを終了する。すると、問い合わせ情報を
送信した顧客の属する会社の担当営業者に対応する販売
店用PC50はこの問い合わせ情報を入手し、図14で
示した問い合わせ一覧画面を表示する。したがって、担
当営業者は顧客からの問い合わせ情報をインターネット
網10を介して入手することができる。このように、W
ebサーバ20は、図29のフローに従って、問い合わ
せ情報を入手するとともに、顧客会社情報記憶領域から
対応する担当営業者の識別情報を取得し、同担当営業者
に対応する上記販売店用PC50に同問い合わせ情報を
出力する。すなわち、本発明にいう問い合わせ情報出力
手段が構成されている。
【0104】図30は、回答情報出力処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、Webサーバ2
0は、販売店用PC50から回答情報を入手すると、回
答登録要求に対応するURLからCGIプログラム22
を起動する。そして、入力された回答情報に付加されて
いる問い合わせIDを取得し(ステップS452)、各
種情報記憶領域に記憶されている回答情報ファイル21
gにこの問い合わせIDに対応させて回答情報を格納す
る(ステップS454)。ここで、問い合わせIDは問
い合わせ情報に対応しているので、回答情報は問い合わ
せ情報毎に区分されて各種情報記憶領域に蓄積されるこ
とになる。次に、回答情報ファイル21gから、入力さ
れた問い合わせIDに対応する顧客識別情報である顧客
会社IDとユーザ名とを取得する(ステップS45
6)。そして、この顧客識別情報に対応する顧客用PC
40に電子メールにて回答情報を出力し(ステップS4
58)、本フローを抜ける。すると、問い合わせ情報を
送信した顧客用PC40は、担当営業者が送信した回答
情報を入手し、図10で示した回答一覧画面を表示す
る。したがって、顧客は担当営業者からの回答情報をイ
ンターネット網10を介して入手することができる。こ
のように、Webサーバ20は、図30のフローに従っ
て、回答情報を入手するとともに、問い合わせ情報に対
応する顧客用PC40に同回答情報を出力する。すなわ
ち、本発明にいう回答情報出力手段が構成されている。
【0105】図31は、記憶情報出力処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、Webサーバ2
0は、販売店用PC50から記憶情報入手依頼情報を入
手すると、記憶情報入手依頼に対応するURLからCG
Iプログラム22を起動する。記憶情報入手依頼情報に
はハードディスク21の各種情報記憶領域に記憶された
各種ファイル21c〜21gを指定する情報が含まれて
いるので、各種情報記憶領域から記憶情報入手依頼情報
に対応するファイルを読み出して記憶情報とする(ステ
ップS502)。そして、この記憶情報を、記憶情報入
手依頼情報を出力した販売店用PC50に出力し(ステ
ップS504)、本フローを終了する。すると、記憶情
報入手依頼情報を出力した販売店用PC50は、記憶情
報をダウンロードし、記憶情報を表示する記憶情報表示
画面を表示する。したがって、販売店は、Webサーバ
20の各種情報記憶領域に記憶された各種情報をインタ
ーネット網10を介して入手することができる。このよ
うに、Webサーバ20は、図31のフローに従って、
入力された記憶情報入手依頼情報に基づいて、各種情報
記憶領域から対応する記憶情報を取得し、同記憶情報入
手依頼情報が入力された販売店用PC50に出力する。
すなわち、本発明にいう記憶情報出力手段が構成されて
いる。
【0106】図32は、記憶情報更新処理の概略を示す
フローチャートである。同図において、Webサーバ2
0は、販売店用PC50から記憶情報更新依頼情報を入
手すると、記憶情報更新依頼に対応するURLからCG
Iプログラム22を起動する。記憶情報更新依頼情報に
はWebサーバ20と動画サーバ30の記憶領域に記憶
されるファイルを指定する情報が含まれている。そこ
で、まず、ストリーミングデータ用のファイルが指定さ
れているかどうかを判断する(ステップS552)。ス
トリーミングデータ用のファイルが指定されていない場
合は、Webサーバ20の記憶領域を更新すればよいの
で、記憶情報更新依頼情報に対応するホームページデー
タ記憶領域のホームページデータファイル21bまたは
各種情報記憶領域のファイル21c〜21gを、記憶情
報更新依頼情報に含まれる更新用のファイルに更新し
(ステップS554)、本フローを終了する。したがっ
て、販売店は、販売店用PC50に対して操作入力を行
うことにより、Webサーバ20のホームページデータ
記憶領域や各種情報記憶領域を更新することができる。
【0107】一方、ストリーミングデータ用のファイル
が指定されている場合は、動画サーバ30のストリーミ
ングデータ記憶領域を更新することになるので、記憶情
報更新依頼情報を動画サーバ30に出力し(ステップS
556)、本フローを終了する。すると、動画サーバ3
0は、図示しないフローにて、記憶情報更新依頼情報を
入手し、記憶情報更新依頼情報に対応するストリーミン
グデータ記憶領域のストリーミングデータファイル31
bを、記憶情報更新依頼情報に含まれる更新用のファイ
ルに更新する。したがって、販売店は、販売店用PC5
0に対して操作入力を行うことにより、動画サーバ30
のストリーミングデータ記憶領域を更新することができ
る。このように、Webサーバ20と動画サーバ30と
からなるサーバコンピュータは、入力された記憶情報更
新依頼情報に基づいて、各種情報記憶領域またはデータ
記憶領域の更新作業を行う。すなわち、本発明にいう記
憶情報更新手段が構成されている。この処理のうち、W
ebサーバ20の行う処理がWebサーバ側記憶情報更
新手段を構成し、動画サーバ30の行う処理が動画サー
バ側記憶情報更新手段を構成している。
【0108】なお、本実施形態では示していないが、顧
客用PC40や販売店用PC50からの検索依頼要求に
対して各種情報記憶領域を検索し、検索結果をHTML
ファイルとして検索依頼要求を出力した顧客用PC40
や販売店用PC50に出力するようにしてもよい。する
と、顧客や販売店は入手したい情報をインターネット網
10を介して入手することができるので、利便性が向上
する。また、上述の問い合わせ情報出力処理を利用し
て、選択された商品を自動的に販売店用PC50に発注
書を出力するようにしてもよい。すると、商品を発注す
る手間を少なくさせることができるので、利便性が向上
する。
【0109】次に、顧客用PC40、販売店用PC50
で実行される処理の概略を図33のフローチャートにて
説明する。なお、顧客用PC40、販売店用PC50の
処理は後述するステップS640以外にはほとんど同じ
であるので、まとめて説明する。同図において、まず、
通信I/Fを介してWebサーバ20に対しネットワー
クの接続を開始し(ステップS600)、回線接続が成
功したかどうかを判断する(ステップS610)。回線
接続が成功しなかったと判断したときには、ディスプレ
イにエラー表示を行い、ステップS600に戻る。回線
接続が成功したと判断したときには、ディスプレイに表
示する画面のデータを入手するため、HTMLデータの
送信要求を行う(ステップS620)。HTMLデータ
を入手すると(ステップS630)、PC別に異なる処
理を実行し(ステップS640)、接続を終了する(ス
テップS650)。なお、顧客用PC40が送信を要求
するHTMLデータは図示しない上記ログイン画面のデ
ータであり、販売店用PC50が送信を要求するHTM
Lデータは図11で示したメニュー画面のデータであ
る。
【0110】図34は、顧客用PC40にて実行される
ステップS640の処理の概略を示している。なお、終
了ボタンがクリックされたときの処理等、一部の処理に
ついては省略している。同図において、顧客用PC40
は入手したHTMLデータをもとに上記ログイン画面を
表示し、顧客にパスワードを入力させた後、図8で示し
たメニュー画面のデータを入手するため、Webサーバ
20に対してHTMLデータの送信要求を行う。そし
て、対応するHTMLデータを入手し、商品の写真61
aを表示するとともに各種操作入力を受け付けるメニュ
ー画面をディスプレイ45に表示する(ステップS70
0)。このとき、写真61aのデータに対応して、We
bサーバ20から商品の識別情報であるとともにストリ
ーミングデータのチャンネルである商品IDも入力され
る。そして、マウス47にて操作入力が行われたかどう
かを判断する(ステップS702)。入力がされていな
い場合は入力されるまでステップS702を繰り返し行
う。
【0111】マウス47にて写真61aがクリックされ
た場合、動画データや音声データからなるストリーミン
グデータを入手する操作入力を受け付けるとともにスト
リーミングデータのチャンネルを選択する操作入力も受
け付けたことになり、ストリーミングデータの入手を要
求する情報であるストリーミングデータ入手要求を作成
する(ステップS710)。その際、クリックされた写
真61aの商品に対応する商品IDを本発明にいうチャ
ンネル選択情報として、ストリーミングデータ入手要求
に付加する。また、顧客会社IDとユーザ名とからなる
顧客識別情報も、ストリーミングデータ入手要求に付加
する(ステップS712)。そして、チャンネル選択情
報と顧客識別情報とが付加されたストリーミングデータ
入手要求を、Webサーバ20に対して出力する(ステ
ップS714)。このように、顧客用PC40は、ステ
ップS710〜S714に従って、ストリーミングデー
タを入手する操作入力を受け付けてストリーミングデー
タ入手要求を作成してWebサーバ20に出力する。そ
の際、ストリーミングデータのチャンネルを選択する操
作入力を受け付けてチャンネル選択情報を作成し、この
チャンネル選択情報と顧客を識別する顧客識別情報とを
ストリーミングデータ入手要求に付加する。すなわち、
本発明にいうストリーミングデータ要求手段が構成され
ている。すると、Webサーバ20にて図20のストリ
ーミングデータ出力処理が行われ、動画サーバ30から
選択された商品に対応するストリーミングデータが順次
出力されるとともに、Webサーバ20からストリーミ
ングデータの出力開始時に対応して同商品に対応するホ
ームページデータが出力される。
【0112】そこで、顧客用PC40は、Webサーバ
20から選択した商品に対応するホームページデータを
入手し、その内容をディスプレイ45に表示する(ステ
ップS716)。ここで、入手したホームページデータ
はHTMLデータであるので、顧客用PC40はホーム
ページ表示手段を構成するブラウザ42bの行う処理に
より表示を行う。例えば、図8において「CH2」と表
示された写真61aがクリックされた場合、Webサー
バ20にて「CH2」の写真61aの商品に対応するホ
ームページデータが作成され、図35に示すように、
「CH2」の写真61aが画面下側半分の一番上となっ
たホームページが表示される。また、顧客用PC40
は、動画サーバ30から選択した商品に対応するストリ
ーミングデータを入手し、動画をディスプレイ45に表
示するとともに、音声を音声出力器から外部に出力する
(ステップS718)。ここで、顧客用PC40はスト
リーミングデータ入手手段を構成する再生ソフト42c
の行う処理により動画表示や音声出力を行う。上述の例
では、動画サーバ30から「CH2」の写真61aの商
品に対応するストリーミングデータが出力され、図35
の動画表示領域61eに「CH2」の写真61aに対応
する商品説明の動画が表示されるとともに、「CH2」
の写真61aに対応する商品説明が音声出力器46から
音声でも出力される。そして、動画表示を行いながらス
テップS702に戻り、再びマウス47にて操作入力が
行われたかどうかを判断する。
【0113】ステップS702にて、マウス47にて選
択欄61cが選択入力されたり、各種クリック領域61
dや検索ボタン61f等がクリックされると、ストリー
ミングデータの入手を終了する操作入力を受け付けたこ
とになる。この場合、ストリーミングデータの入手を終
了させる情報であるストリーミングデータ終了要求を作
成する(ステップS720)。その際、顧客会社IDと
ユーザ名とからなる顧客識別情報も、ストリーミングデ
ータ終了要求に付加する(ステップS722)。そし
て、顧客識別情報が付加されたストリーミングデータ終
了要求を、Webサーバ20に対して出力する(ステッ
プS724)。すなわち、ステップS720〜S724
にて、顧客用PC40がストリーミングデータの入手を
終了する操作入力を受け付けてストリーミングデータ終
了要求を作成してWebサーバ20に出力する処理は、
別の意味で本発明にいうストリーミングデータ要求手段
を構成している。
【0114】すると、Webサーバ20にて図22のス
トリーミングデータ出力終了処理が行われ、動画サーバ
30からはストリーミングデータの出力が終了するとと
もに、Webサーバ20からはストリーミングデータの
出力終了時に対応してホームページデータが出力され
る。そこで、顧客用PC40は、Webサーバ20から
ストリーミングデータの出力終了時に対応するホームペ
ージデータを入手し、その内容をディスプレイ45に表
示する(ステップS726)。なお、入手するホームペ
ージデータは、前回出力されたホームページデータに対
応するチャンネル選択情報に基づいて作成されるため、
図35で示したホームページが表示される。なお、スト
リーミングデータは入力されなくなったので、動画表示
領域61eに動画は表示されず、音声も出力されない。
そして、ステップS702に戻り、再びマウス47にて
操作入力が行われたかどうかを判断する。
【0115】ステップS702にて、連絡ボタン61g
がクリックされると、図9で示した問い合わせ登録画面
をディスプレイ45に表示し、顧客に担当営業者への問
い合わせを記入欄62a,62bに入力させる(ステッ
プS730)。すると、入手したホームページデータに
対応する商品について問い合わせを要求する操作入力を
受け付けたことになり、記入欄62a,62bに入力さ
れた内容に基づいて問い合わせ情報を作成する。そし
て、ディスプレイ45に表示しているホームページに対
応する商品IDと、顧客識別情報である顧客会社IDと
ユーザ名を付加して、問い合わせ情報をWebサーバ2
0に出力する(ステップS732)。すると、Webサ
ーバ20にて図29の問い合わせ情報出力処理が行わ
れ、顧客の属する会社の担当営業者に対応する販売店用
PC50に問い合わせ情報が出力される。その後は、ス
テップS700に戻り、ディスプレイ45にメニュー画
面を表示する。すなわち、ステップS730〜S732
の処理は、顧客用PC40が入手されたホームページデ
ータに対応する商品について問い合わせを要求する操作
入力を受け付け、問い合わせ情報を作成してWebサー
バ20に出力する、本発明にいう問い合わせ要求手段を
構成している。
【0116】ステップS702にて、メール一覧ボタン
61hがクリックされると、図10で示した回答一覧画
面をディスプレイ45に表示する。そして、回答状況欄
に設けられた参照ボタン63bがクリックされると、入
手した回答情報をディスプレイ45に表示する(ステッ
プS740)。なお、評価欄の評価ラジオボタン63c
がクリックされると、担当営業者を評価する情報を作成
して、Webサーバ20に出力し(ステップS74
2)、本フローを終了する。すると、Webサーバ20
は、図示しないフローにて、回答情報ファイル21gに
担当営業者を評価する情報を回答情報に対応させて格納
する。その後は、ステップS700に戻り、ディスプレ
イ45にメニュー画面を表示する。すなわち、ステップ
S740の処理は、顧客用PC40が回答情報を入手し
て外部に出力する、本発明にいう回答情報入手手段を構
成している。なお、ステップS702では、上述の他
に、検索依頼やヘルプ情報入手依頼等の操作入力を判別
することができ、図示しないフローにて検索依頼要求や
ヘルプ情報入手依頼要求等の処理も行われるようになっ
ている。
【0117】図36は、販売店用PC50にて実行され
るステップS640の処理の概略を示している。本フロ
ーも図35のフローと同様、終了ボタンがクリックされ
た際の処理等、一部の処理について省略している。図に
おいて、販売店用PC50は入手したHTMLデータを
もとに、図11で示したメニュー画面をディスプレイに
表示し(ステップS800)、メニューを選択する入力
がされたかどうかを判断する(ステップS802)。入
力がされていない場合は入力されるまでステップS80
2を繰り返し行う。
【0118】営業支援情報入手ボタン64aがクリック
された場合、図12で示した営業支援情報表示画面をデ
ィスプレイに表示し、販売店に会社名を選択させる。こ
のときは、一覧表65eに営業支援情報は表示されてい
ない。なお、Webサーバ20からは会社名と対応する
顧客会社IDが販売店用PC50に入力されている。販
売店が入力欄65aに会社名を入力すると、販売店用P
C50は対応する顧客会社IDを会社選択情報としてW
ebサーバ20に出力する(ステップS810)。する
と、Webサーバ20にて図23の営業支援情報出力処
理が行われ、選択された会社に対応する営業支援情報が
販売店用PC50に出力される。そこで、販売店用PC
50は、この営業支援情報を取得し、図12の一覧表6
5eに営業支援情報を表示する(ステップS812)。
その後、メニュー表示ボタン65jがクリックされる
と、ステップS800に戻り、メニュー画面を表示す
る。すなわち、ステップS810〜S812の処理は、
販売店用PC50がWebサーバ20から営業支援情報
を入手して外部に出力する、本発明にいう営業支援情報
入手手段を構成している。
【0119】ステップS802にて、図11の営業者評
価入手ボタン64bがクリックされると、図13で示し
た担当営業者評価表示画面をディスプレイに表示し、販
売店に支店名と担当営業者名を指定させる。このとき
は、一覧表66cに担当営業者評価情報は表示されてい
ない。なお、Webサーバ20からは支店名、担当営業
者名、対応する担当営業者IDが販売店用PC50に入
力されている。まず、入力欄66aに支店名を入力さ
せ、入力欄66bに担当営業者IDを入力させると、担
当営業者を指定する操作入力を受け付けたことになる
(ステップS820)。次に、販売店用PC50は、入
力された担当営業者IDを含む担当営業者指定情報を作
成してWebサーバ20に出力する(ステップS82
2)。すなわち、ステップS820〜S822の処理
は、販売店用PC50が担当営業者を指定する操作入力
を受け付け、担当営業者指定情報を作成してWebサー
バ20に出力する、本発明にいう担当営業者指定要求手
段を構成している。
【0120】すると、Webサーバ20にて図26の担
当営業者評価情報出力処理が行われ、指定された担当営
業者に対応する担当営業者評価情報が販売店用PC50
に出力される。そこで、販売店用PC50は、この担当
営業者評価情報を取得し、図13の一覧表66cに担当
営業者評価情報を表示する(ステップS824)。その
後、メニュー表示ボタン66gがクリックされると、ス
テップS800に戻り、メニュー画面を表示する。すな
わち、ステップS824の処理は、販売店用PC50が
担当営業者評価情報を入手して外部に出力する、本発明
にいう担当営業者評価情報入手手段を構成している。
【0121】ステップS802にて、図11の回答登録
ボタン64cがクリックされると、図14で示した問い
合わせ一覧画面をディスプレイに表示する。なお、We
bサーバ20からは問い合わせ情報とともに、対応する
問い合わせIDが販売店用PC50に入力されている。
そして、回答状況欄に設けられた登録ボタン67bがク
リックされると、入手した問い合わせ情報を図示しない
問い合わせ情報表示画面に表示する(ステップS83
0)。すなわち、ステップS830の処理は、問い合わ
せ情報を入手して外部に出力する、本発明にいう問い合
わせ情報入手手段を構成している。この問い合わせ情報
表示画面には問い合わせに対する回答を入力する記入欄
が設けられている。そして、担当営業者に顧客への回答
をこの記入欄に入力させる(ステップS832)。する
と、問い合わせに対する回答の操作入力を受け付けたこ
とになり、記入欄に入力された内容に基づいて回答情報
を作成する。次に、問い合わせ情報に対応する問い合わ
せIDを付加して、回答情報をWebサーバ20に出力
する(ステップS834)。すると、Webサーバ20
にて図30の回答情報出力処理が行われ、問い合わせを
送信した顧客に対応する顧客用PC40に回答情報が出
力される。その後は、ステップS800に戻り、ディス
プレイにメニュー画面を表示する。すなわち、ステップ
S832〜S834の処理は、入手した問い合わせ情報
に基づいて、問い合わせに対する回答の操作入力を受け
付け、回答情報を作成してWebサーバ20に出力す
る、本発明にいう回答要求手段を構成している。
【0122】なお、顧客がインターネット網10を介し
て販売店に問い合わせる際に、以下に例示するように、
Webサーバ20のハードディスク21において問い合
わせ毎に異なるURLに問い合わせ情報と回答情報を記
憶させる構成としてもよい。すなわち、顧客用PC40
は、問い合わせ登録画面を表示するとき問い合わせ回答
URLを入手する要求をWebサーバ20に出力し、W
ebサーバ20は毎回異なる問い合わせ回答URLを作
成して顧客用PC40に対して出力する。すると、顧客
用PC40は、図37に示すように、この問い合わせ回
答URLを表示欄62dに表示する。ここで、表示欄6
2dに表示された問い合わせ回答URLを構成する「m
id=345284374」は、Webサーバ20に問
い合わせ回答URLを入手する要求が入力される毎に異
なる情報とされ、暗号化されている。
【0123】顧客が送信ボタン62cをクリックする
と、顧客用PC40は上述のように問い合わせ情報を作
成し、入手した問い合わせ回答URLを付加してWeb
サーバ20に出力する。Webサーバ20は、この問い
合わせ情報を入手し、ハードディスク21の問い合わせ
回答URLに記憶する。また、各種情報記憶領域から顧
客会社情報ファイル21fを読み出し、問い合わせ情報
に付加された顧客会社IDに対応する担当営業者IDを
取得し、この担当営業者IDに対応する販売店用PC5
0に電子メールにて問い合わせ回答URLを出力する。
すると、販売店用PC50は、この問い合わせ回答UR
Lを入手して表示する。そして、担当営業者が販売店用
PC50に対して問い合わせ回答URLに記憶された情
報を入手する操作入力を行うと、販売店用PC50は問
い合わせ回答URLに記憶された問い合わせ情報を入手
する要求をWebサーバ20に出力し、Webサーバ2
0から問い合わせ情報を入手して回答を入力する記入欄
とともに表示する。担当営業者が記入欄に回答を入力す
ると、販売店用PC50は、記入欄に入力された内容に
基づいて回答情報を作成し、Webサーバ20に出力す
る。Webサーバ20は、この回答情報を入手し、ハー
ドディスク21の問い合わせ回答URLに記憶する。し
たがって、回答情報は問い合わせ情報毎に区分されて自
動的にハードディスク21に蓄積される。
【0124】その後、顧客が顧客用PC40に対して問
い合わせ回答URLに記憶された情報を入手する操作入
力を行うと、顧客用PC40は問い合わせ回答URLに
記憶された回答情報を入手する要求をWebサーバ20
に出力し、Webサーバ20から回答情報を入手して表
示する。すると、顧客は問い合わせに対する回答を入手
することができる。ここで、問い合わせ回答URLは暗
号化された情報であるので、担当営業者が他の担当営業
者への問い合わせ情報を入手するのは困難とあるし、顧
客も他の担当営業者からの回答情報を入手するのは困難
となる。したがって、秘密保持の点でより安心して本営
業支援システムを使用することができるようになる。
【0125】ステップS802にて、図11の記憶情報
入手ボタン64dがクリックされると、図示しない記憶
情報入手画面をディスプレイに表示し、Webサーバ2
0の各種情報記憶領域に記憶されているファイル21c
〜21gを販売店に指定させる(ステップS840)。
すると、Webサーバ20の各種情報記憶領域に記憶さ
れた情報の入手依頼の操作入力を受け付けたことにな
り、入力内容からファイル21c〜21gを指定する情
報を含む記憶情報入手依頼情報を作成してWebサーバ
20に対して出力する(ステップS842)。すると、
Webサーバ20にて図31の記憶情報出力処理が行わ
れ、入力内容に対応する記憶情報が販売店用PC50に
対して出力される。ここで、出力される記憶情報は、各
種ファイル21c〜21gのうち、入力内容から指定さ
れたファイルである。そこで、販売店用PC50は、こ
の記憶情報をダウンロードすることにより入手し、その
内容をディスプレイに表示する(ステップS844)。
その後は、ステップS800に戻り、ディスプレイにメ
ニュー画面を表示する。このように、販売店用PC50
は、ステップS840〜S844に従って、各種情報記
憶領域に記憶された情報の入手依頼の操作入力を受け付
け、記憶情報入手依頼情報を作成してWebサーバ20
に出力するとともに、同記憶情報入手依頼情報に対応す
る記憶情報を入手して外部に出力する。すなわち、本発
明にいう記憶情報入手手段が構成されている。
【0126】ステップS802にて、図11の記憶情報
更新ボタン64eがクリックされると、図示しない記憶
情報更新画面をディスプレイに表示する。そして、販売
店に更新用のファイルを指定させるとともに、Webサ
ーバ20の各種情報記憶領域やホームページデータ記憶
領域、動画サーバ30のストリーミングデータ記憶領域
に記憶されている各種ファイルから更新するファイルを
販売店に指定させる(ステップS850)。すると、各
種情報記憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報
についての更新の操作入力を受け付けたことになり、入
力内容から更新するファイルを指定する情報と更新する
ファイルを指定する情報とを含む記憶情報更新依頼情報
を作成してWebサーバ20に対して出力する(ステッ
プS852)。すると、Webサーバ20にて図32の
記憶情報更新処理が行われ、入力内容に対応してWeb
サーバ20または動画サーバ30の記憶領域が更新され
る。その後は、ステップS800に戻り、ディスプレイ
にメニュー画面を表示する。このように、販売店用PC
50は、ステップS850〜S852に従って、各種情
報記憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報につ
いての更新の操作入力を受け付け、記憶情報更新依頼情
報を作成してWebサーバ20に出力する。すなわち、
本発明にいう記憶情報更新要求手段が構成されている。
なお、ステップS802では、上述の他に、検索依頼等
の操作入力を判別することができ、図示しないフローに
て検索依頼要求等の処理も行われるようになっている。
【0127】以上の構成で、顧客は、顧客用PC40を
用いて動画サーバ30から商品説明用の動画データと音
声データとからなるストリーミングデータを商品毎に入
手することができる。一方、販売店は、販売店用PC5
0を用いてWebサーバ20から顧客毎かつ商品毎の営
業支援情報を入手することができる。ここで、営業支援
情報は顧客毎にストリーミングデータを参照した時間が
反映されているので、ストリーミングデータに対して持
つ顧客の興味を十分に反映させて販売店に有用な営業支
援情報が提供される。また、営業支援情報は顧客の会社
における地位が反映されているので、ストリーミングデ
ータに対して持つ顧客の興味が正確に反映されている。
さらに、担当営業者を評価することができたり、インタ
ーネット網10を介して顧客と担当営業者との間で問い
合わせや回答を行うことができたり、記憶領域をデータ
ベースとして活用することができたりと、本営業支援シ
ステムは様々な利便性を有している。
【0128】なお、本実施形態では、Webサーバ20
が営業支援情報や問い合わせ情報や回答情報を出力する
際にハードディスク21に記憶された各種情報ファイル
21c〜21gからこれらの情報を作成しているが、W
ebサーバ20は、一度出力した情報をハードディスク
21に保存しておき、再び同じ情報を入手する要求が入
力された時には保存しておいた情報を読み出して対応す
る販売店用PC50や顧客用PC40に出力するように
してもよい。この場合、Webサーバ20が行う営業支
援情報等を作成する処理を省くことができ、Webサー
バ20の処理能力を向上させることが可能となる。
【0129】このように、本発明によると、ストリーミ
ングデータに対して持つ顧客の興味を十分に反映させて
販売店等の管理者に有用な営業支援情報を提供すること
が可能な営業支援システムを提供することができる。ま
た、この営業支援システムはその方法やプログラムが記
録された媒体としても適用可能である。むろん、営業支
援システムを構成するサーバコンピュータのみからなる
営業支援装置であっても有効に機能することに相違はな
く、この営業支援装置はその制御方法や制御プログラム
が記録された媒体としても適用可能であることもいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる営業支援システム
を含むネットワークの概略構成の概略図である。
【図2】営業支援システムの概略構成を示す概略図であ
る。
【図3】営業支援システムの概略構成を示す概略図であ
る。
【図4】営業支援システムの概略構成を示す概略図であ
る。
【図5】Webサーバのハードウエアの概略構成を示す
概略図である。
【図6】動画サーバのハードウエアの概略構成を示す概
略図である。
【図7】顧客用PCの概略構成を示す概略図である。
【図8】顧客用PCにおけるメニュー画面のホームペー
ジの表示例を示す図である。
【図9】顧客用PCにおける問い合わせ登録画面の表示
例を示す図である。
【図10】顧客用PCにおける回答一覧画面の表示例を
示す図である。
【図11】販売店用PCにおけるメニュー画面のホーム
ページの表示例を示す図である。
【図12】販売店用PCにおける営業支援情報表示画面
の表示例を示す図である。
【図13】販売店用PCにおける担当営業者評価表示画
面の表示例を示す図である。
【図14】販売店用PCにおける問い合わせ一覧画面の
表示例を示す図である。
【図15】商品情報ファイルの構造を示す模式図であ
る。
【図16】商品アクセス情報ファイルの構造を示す模式
図である。
【図17】顧客地位情報ファイルの構造を示す模式図で
ある。
【図18】顧客会社情報ファイルの構造を示す模式図で
ある。
【図19】回答情報ファイルの構造を示す模式図であ
る。
【図20】ストリーミングデータとホームページデータ
とを出力する処理の概略を示す流れ図である。
【図21】顧客用PC、Webサーバ、動画サーバ間の
情報の流れを示す模式図である。
【図22】ストリーミングデータ出力終了処理の概略を
示す流れ図である。
【図23】Webサーバにおける営業支援情報出力処理
の概略を示すフローチャートである。
【図24】商品アクセス情報ファイルから選択した会社
に対応する情報を取得した状態を示す模式図である。
【図25】出力時間、商品注目度、地位補正商品注目度
の具体例を示す表形式の図である。
【図26】Webサーバにおける担当営業者評価情報出
力処理の概略を示すフローチャートである。
【図27】Webサーバにて実行される処理の概略を示
すフローチャートである。
【図28】図27における各要求に対応する処理を示す
図である。
【図29】Webサーバにおける問い合わせ情報出力処
理の概略を示すフローチャートである。
【図30】Webサーバにおける回答情報出力処理の概
略を示すフローチャートである。
【図31】Webサーバにおける記憶情報出力処理の概
略を示すフローチャートである。
【図32】Webサーバにおける記憶情報更新処理の概
略を示すフローチャートである。
【図33】顧客用PC、販売店用PCにて実行される処
理の概略をを示すフローチャートである。
【図34】顧客用PCにて実行される処理の概略を示す
フローチャートである。
【図35】顧客用PCにおいて写真がクリックされたと
きの画面表示例を示す図である。
【図36】販売店用PCにて実行される処理の概略を示
すフローチャートである。
【図37】変形例にかかる営業支援システムの顧客用P
Cにおける問い合わせ登録画面の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10…インターネット網 20…Webサーバ 21…ハードディスク 21a…HTMLファイル 21b…ホームページデータファイル 21c…商品情報ファイル 21d…商品アクセス情報ファイル 21e…顧客地位情報ファイル 21f…顧客会社情報ファイル 21g…回答情報ファイル 22…CGIプログラム 23…通信インタフェース 30…動画サーバ 31…ハードディスク 31a…配信管理ファイル 31b…ストリーミングデータファイル 32…配信管理プログラム 33…通信インタフェース 40…顧客用パーソナルコンピュータ 41…通信インタフェース 42…ハードディスク 43…RAM 44…CPU 45…ディスプレイ 46…音声出力器 47…マウス 48…キーボード 50…販売店用パーソナルコンピュータ 100…営業支援システム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月6日(2002.2.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項10】 上記請求項8または請求項9のいずれ
かに記載の営業支援システムにおいて、 上記サーバコンピュータは、上記顧客の属する会社毎に
同会社に関する情報と同会社に対する担当営業者の識別
情報とを記憶した顧客会社情報記憶領域を備え、 上記顧客用コンピュータは、上記ストリーミングデータ
入手手段にて入手された上記ホームページデータに対応
する商品について問い合わせを要求する操作入力を受け
付け、問い合わせ情報を作成して上記サーバコンピュー
タに出力する問い合わせ要求手段を備え、 上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ情報を入手
するとともに、上記顧客会社情報記憶領域から対応する
担当営業者の識別情報を取得し、同担当営業者に対応す
る上記管理者用コンピュータに同問い合わせ情報を出力
する問い合わせ情報出力手段を備え、 上記管理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報を入
手して外部に出力する問い合わせ情報入手手段を備える
ことを特徴とする営業支援システム。
請求項11】 上記請求項10に記載の営業支援シス
テムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報入手
手段にて入手された上記問い合わせ情報に基づいて、問
い合わせに対する回答の操作入力を受け付け、回答情報
を作成して上記サーバコンピュータに出力する回答要求
手段を備え、 上記サーバコンピュータは、上記回答情報を入手すると
ともに、上記問い合わせ情報に対応する上記顧客用コン
ピュータに同回答情報を出力する回答情報出力手段を備
え、 上記顧客用コンピュータは、上記回答情報を入手して外
部に出力する回答情報入手手段を備えることを特徴とす
る営業支援システム。
請求項12】 上記請求項11に記載の営業支援シス
テムにおいて、 上記サーバコンピュータは、 上記問い合わせ情報と回答情報とを蓄積する回答情報記
憶領域と、 上記担当営業者を指定する担当営業者指定情報を入手す
るとともに、上記回答情報記憶領域から同担当営業者指
定情報に対応する情報を取得し、取得した情報に基づい
て対応する担当営業者を評価する担当営業者評価情報を
作成して上記管理者用コンピュータに出力する担当営業
者評価情報出力手段とを備え、 上記サーバコンピュータの問い合わせ情報出力手段は、
上記問い合わせ情報を回答情報記憶領域に蓄積し、 上記サーバコンピュータの回答情報出力手段は、上記回
答情報を上記問い合わせに対応させて上記回答情報記憶
領域に蓄積し、 上記管理者用コンピュータは、 上記担当営業者を指定する操作入力を受け付け、上記担
当営業者指定情報を作成して上記サーバコンピュータに
出力する担当営業者指定要求手段と、 上記担当営業者評価情報を入手して外部に出力する担当
営業者評価情報入手手段とを備えることを特徴とする営
業支援システム。
請求項13】 上記請求項12に記載の営業支援シス
テムにおいて、 上記担当営業者評価情報出力手段は、上記担当営業者に
対応する上記問い合わせ情報の件数に対する上記回答情
報の件数の割合を算出して上記担当営業者評価情報とす
ることを特徴とする営業支援システム。
請求項14】 上記請求項9〜請求項13のいずれか
に記載の営業支援システムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、各種情報記憶領域に記憶
された情報の入手依頼の操作入力を受け付け、記憶情報
入手依頼情報を作成して上記サーバコンピュータに出力
するとともに、同記憶情報入手依頼情報に対応する記憶
情報を入手して外部に出力する記憶情報入手手段を具備
し、 上記サーバコンピュータは、入力された上記記憶情報入
手依頼情報に基づいて、各種情報記憶領域から対応する
上記記憶情報を取得し、同記憶情報入手依頼情報が入力
された上記管理者用コンピュータに出力する記憶情報出
力手段を備えることを特徴とする営業支援システム。
請求項15】 上記請求項1〜請求項14のいずれか
に記載の営業支援システムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、各種情報記憶領域または
データ記憶領域に記憶された情報についての更新の操作
入力を受け付け、記憶情報更新依頼情報を作成して上記
サーバコンピュータに出力する記憶情報更新要求手段を
具備し、 上記サーバコンピュータは、入力された上記記憶情報更
新依頼情報に基づいて、各種情報記憶領域またはデータ
記憶領域の更新作業を行う記憶情報更新手段を備えるこ
とを特徴とする営業支援システム。
請求項16】 顧客が使用する顧客用コンピュータ
と、管理者が使用する管理者用コンピュータと、同顧客
用コンピュータおよび同管理者用コンピュータとネット
ワークを介して通信可能であって記憶したストリーミン
グデータを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力す
るとともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を
分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コ
ンピュータに出力するサーバコンピュータとにより行う
営業支援方法であって、 上記サーバコンピュータは、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
領域に記憶させるストリーミングデータ記憶工程と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
要求を入手して上記ストリーミングデータ記憶領域から
対応する上記ストリーミングデータを取得して順次同顧
客用コンピュータに出力し、同顧客用コンピュータから
ストリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミ
ングデータの出力を終了するストリーミングデータ出力
工程と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する
ともに、上記顧客毎に顧客の会社における地位が高くな
るほど大きくされた地位係数を記憶した顧客地位情報記
憶領域から対応する地位係数を取得して取得した地位係
数から顧客の会社における地位が反映されるように同営
業支援情報を補正する営業支援情報作成工程と、補正された上記 営業支援情報を上記管理者用コンピュー
タに出力する営業支援情報出力工程とを具備し、 上記顧客用コンピュータは、 上記ストリーミングデータを入手する操作入力を受け付
けて上記ストリーミングデータ入手要求を作成して上記
サーバコンピュータに出力し、上記ストリーミングデー
タの入手を終了する操作入力を受け付けて上記ストリー
ミングデータ終了要求を作成して上記サーバコンピュー
タに出力するストリーミングデータ要求工程と、 上記サーバコンピュータから上記ストリーミングデータ
を入手して外部に出力するストリーミングデータ入手工
程とを具備し、 上記管理者用コンピュータは、 上記サーバコンピュータから上記補正された営業支援情
報を入手して外部に出力する営業支援情報入手工程を具
備することを特徴とする営業支援方法。
請求項17】 顧客が使用する顧客用コンピュータ
と、管理者が使用する管理者用コンピュータと、同顧客
用コンピュータおよび同管理者用コンピュータとネット
ワークを介して通信可能であって記憶したストリーミン
グデータを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力す
るとともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を
分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コ
ンピュータに出力するサーバコンピュータとに実現させ
る営業支援プログラムを記録した媒体であって、 上記サーバコンピュータには、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
領域に記憶させるストリーミングデータ記憶機能と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
要求を入手して上記ストリーミングデータ記憶領域から
対応する上記ストリーミングデータを取得して順次同顧
客用コンピュータに出力し、同顧客用コンピュータから
ストリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミ
ングデータの出力を終了するストリーミングデータ出力
機能と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する
ともに、上記顧客毎に顧客の会社における地位が高くな
るほど大きくされた地位係数を記憶した顧客地位情報記
憶領域から対応する地位係数を取得して取得した地位係
数から顧客の会社における地位が反映されるように同営
業支援情報を補正する営業支援情報作成機能と、補正された上記 営業支援情報を上記管理者用コンピュー
タに出力する営業支援情報出力機能とを実現させ、 上記顧客用コンピュータには、 上記ストリーミングデータを入手する操作入力を受け付
けて上記ストリーミングデータ入手要求を作成して上記
サーバコンピュータに出力し、上記ストリーミングデー
タの入手を終了する操作入力を受け付けて上記ストリー
ミングデータ終了要求を作成して上記サーバコンピュー
タに出力するストリーミングデータ要求機能と、 上記サーバコンピュータから上記ストリーミングデータ
を入手して外部に出力するストリーミングデータ入手機
能とを実現させ、 上記管理者用コンピュータには、 上記サーバコンピュータから上記補正された営業支援情
報を入手して外部に出力する営業支援情報入手機能を実
現させることを特徴とする営業支援プログラムを記録し
た媒体。
請求項18】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
ピュータに出力する営業支援装置であって、 上記ストリーミングデータを記憶したストリーミングデ
ータ記憶領域と、上記顧客毎に顧客の会社における地位が高くなるほど大
きくされた地位係数を記憶した顧客地位情報記憶領域
と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
出力を終了するストリーミングデータ出力手段と、 このストリーミングデータ出力手段が出力する上記スト
リーミングデータの出力時間を計時し、この出力時間に
応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成するとともに、
上記顧客地位情報記憶領域から対応する上記地位係数を
取得して取得した地位係数から顧客の会社における地位
が反映されるように同営業支援情報を補正する営業支援
情報作成手段と、補正された上記 営業支援情報を上記管理者用コンピュー
タに出力する営業支援情報出力手段とを具備することを
特徴とする営業支援装置。
請求項19】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
ピュータに出力する営業支援装置の制御方法であって、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
領域に記憶させるストリーミングデータ記憶工程と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
出力を終了するストリーミングデータ出力工程と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する
ともに、上記顧客毎に顧客の会社における地位が高くな
るほど大きくされた地位係数を記憶した顧客地位情報記
憶領域から対応する地位係数を取得して取得した地位係
数から顧客の会社における地位が反映されるように同営
業支援情報を補正する営業支援情報作成工程と、補正された上記 営業支援情報を上記管理者用コンピュー
タに出力する営業支援情報出力工程とを具備することを
特徴とする営業支援装置の制御方法。
請求項20】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
ピュータに出力する営業支援装置の制御プログラムを記
録した媒体であって、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
領域に記憶させるストリーミングデータ記憶機能と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
出力を終了するストリーミングデータ出力機能と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する
ともに、上記顧客毎に顧客の会社における地位が高くな
るほど大きくされた地位係数を記憶した顧客地位情報記
憶領域から対応する地位係数を取得して取得した地位係
数から顧客の会社における地位が反映されるように同営
業支援情報を補正する営業支援情報作成機能と、補正された上記 営業支援情報を上記管理者用コンピュー
タに出力する営業支援情報出力機能とをコンピュータに
実現させることを特徴とする営業支援装置の制御プログ
ラムを記録した媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、顧客が使用する顧客用コ
ンピュータと、管理者が使用する管理者用コンピュータ
と、同顧客用コンピュータおよび同管理者用コンピュー
タとネットワークを介して通信可能であって記憶したス
トリーミングデータを要求に応じて同顧客用コンピュー
タに出力するとともに同顧客用コンピュータからのアク
セス状況を分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同
管理者用コンピュータに出力するサーバコンピュータと
により構成される営業支援システムであって、上記サー
バコンピュータは、上記ストリーミングデータを記憶し
たストリーミングデータ記憶領域と、上記顧客毎に顧客
の会社における地位が高くなるほど大きくされた地位係
数を記憶した顧客地位情報記憶領域と、上記顧客用コン
ピュータからストリーミングデータ入手要求を入手して
上記ストリーミングデータ記憶領域から対応する上記ス
トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
データ終了要求を入手して同ストリーミングデータの出
力を終了するストリーミングデータ出力手段と、このス
トリーミングデータ出力手段が出力する上記ストリーミ
ングデータの出力時間を計時し、この出力時間に応じて
上記顧客毎の営業支援情報を作成するとともに、上記顧
客地位情報記憶領域から対応する上記地位係数を取得し
て取得した地位係数から顧客の会社における地位が反映
されるように同営業支援情報を補正する営業支援情報作
成手段と、補正された上記営業支援情報を上記管理者用
コンピュータに出力する営業支援情報出力手段とを具備
し、上記顧客用コンピュータは、上記ストリーミングデ
ータを入手する操作入力を受け付けて上記ストリーミン
グデータ入手要求を作成して上記サーバコンピュータに
出力し、上記ストリーミングデータの入手を終了する操
作入力を受け付けて上記ストリーミングデータ終了要求
を作成して上記サーバコンピュータに出力するストリー
ミングデータ要求手段と、上記サーバコンピュータから
上記ストリーミングデータを入手して外部に出力するス
トリーミングデータ入手手段とを具備し、上記管理者用
コンピュータは、上記サーバコンピュータから上記補正
された営業支援情報を入手して外部に出力する営業支援
情報入手手段を具備する構成としてある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、顧客が使用する顧客用コンピュータと、
販売店等の管理者が使用する管理者用コンピュータと、
サーバコンピュータとは、ネットワークを介して双方向
通信可能に接続されている。サーバコンピュータは、記
憶したストリーミングデータを要求に応じて顧客用コン
ピュータに出力する。また、顧客用コンピュータからの
アクセス状況を分析して顧客毎の営業支援情報を作成し
て管理者用コンピュータに出力する。これらの処理を行
うために、サーバコンピュータは、ストリーミングデー
タ記憶領域と、顧客地位情報記憶領域と、ストリーミン
グデータ出力手段と、営業支援情報作成手段と、営業支
援情報出力手段とから構成されている。サーバコンピュ
ータに設けられた顧客地位情報記憶領域は、顧客毎に顧
客の会社における地位が高くなるほど大きくされた地位
係数を記憶している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】ストリーミングデータ出力手段がストリー
ミングデータを出力すると、サーバコンピュータの営業
支援情報作成手段は、このストリーミングデータ出力手
段が出力するストリーミングデータの出力時間を計時す
る。また、同営業支援情報作成手段は、計時された出力
時間に応じて顧客毎の営業支援情報を作成するととも
に、顧客地位情報記憶領域から対応する地位係数を取得
して取得した地位係数から顧客の会社における地位が反
映されるように同営業支援情報を補正する。すなわち、
営業支援情報は、顧客毎にストリーミングデータの出力
時間に応じて作成されているので、顧客毎にストリーミ
ングデータを参照した時間が反映されている。そして、
サーバコンピュータの営業支援情報出力手段が、補正
れた営業支援情報をネットワークを介して管理者用コン
ピュータに出力する。管理者用コンピュータでは、営業
支援情報入手手段が補正された営業支援情報を入手し、
外部に出力する。すると、管理者はサーバコンピュータ
が作成した営業支援情報を参照することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】ここで、顧客が参照したストリーミングデ
ータに興味を持った場合、サーバコンピュータから順次
送信されてくるストリーミングデータの内容は時間に応
じて変化するので、顧客は同ストリーミングデータを比
較的長い時間参照する傾向にある。一方、参照したスト
リーミングデータに興味を持たなかった場合、顧客はス
トリーミングデータの入手をすぐに中止してしまう傾向
にある。すると、顧客毎にストリーミングデータの出力
時間に応じて作成される営業支援情報は、顧客が参照し
たストリーミングデータに興味を持っているかどうかが
十分に反映されている。したがって、ストリーミングデ
ータに対して持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店
等の管理者に有用な営業支援情報を提供することが可能
となる。なお、ストリーミングデータを用いないホーム
ページを参照させる場合、ホームページは時間に応じて
変化するものではないため、顧客がこのホームページに
興味を持ったにしても、参照する時間はあまり長くなら
ない。すなわち、顧客がホームページに興味を持ってい
るかどうかが営業支援情報にほとんど反映されない。
た、営業支援情報は顧客の会社における地位が反映され
るので、より正確にストリーミングデータに対して持つ
顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営業支
援情報を作成することが可能となる。例えば、商品を購
入する決定権を有する地位の高い顧客がストリーミング
データに興味を持った場合、商品を購入する決定権を有
しない地位の低い顧客の場合よりも同商品を購入する可
能性が大きいと考えられるので、顧客の地位が高いほど
補正割合を大きくした営業支援情報としてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】さらに、入手したホームページデータを顧
客に利用させる構成の一例として、請求項10にかかる
発明は、上記請求項8または請求項9のいずれかに記載
の営業支援システムにおいて、上記サーバコンピュータ
は、上記顧客の属する会社毎に同会社に関する情報と同
会社に対する担当営業者の識別情報とを記憶した顧客会
社情報記憶領域を備え、上記顧客用コンピュータは、上
記ストリーミングデータ入手手段にて入手された上記ホ
ームページデータに対応する商品について問い合わせを
要求する操作入力を受け付け、問い合わせ情報を作成し
て上記サーバコンピュータに出力する問い合わせ要求手
段を備え、上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ
情報を入手するとともに、上記顧客会社情報記憶領域か
ら対応する担当営業者の識別情報を取得し、同担当営業
者に対応する上記管理者用コンピュータに同問い合わせ
情報を出力する問い合わせ情報出力手段を備え、上記管
理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報を入手して
外部に出力する問い合わせ情報入手手段を備える構成と
してある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】上記のように構成した請求項10にかかる
発明においては、サーバコンピュータに設けられた顧客
会社情報記憶領域は、顧客の属する会社毎に同会社に関
する情報と、同会社に対する担当営業者の識別情報とを
記憶している。顧客用コンピュータにて、問い合わせ要
求手段は入手したホームページデータに対応する商品に
ついて問い合わせを要求する顧客の操作入力を受け付
け、問い合わせ情報を作成してサーバコンピュータに出
力する。サーバコンピュータでは、問い合わせ情報出力
手段がこの問い合わせ情報を入手し、顧客会社情報記憶
領域から対応する担当営業者の識別情報を取得し、この
担当営業者に対応する管理者用コンピュータに入手した
問い合わせ情報を出力する。すると、管理者用コンピュ
ータでは、問い合わせ情報入手手段がこの問い合わせ情
報を入手して外部に出力する。すなわち、顧客が選択し
た商品についての問い合わせが、顧客用コンピュータか
らネットワークを介して担当営業者の管理者用コンピュ
ータに伝達される。したがって、顧客は顧客用コンピュ
ータから商品を選択して問い合わせを行うことが可能と
なり、利便性が向上する。なお、サーバコンピュータの
問い合わせ情報出力手段は、顧客用コンピュータから入
手した問い合わせ情報をそのまま管理者用コンピュータ
に出力してもよいし、入手した問い合わせ情報に対して
所定の処理を行った後、管理者用コンピュータに出力し
てもよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】一方、請求項11にかかる発明は、上記
求項10に記載の営業支援システムにおいて、上記管理
者用コンピュータは、上記問い合わせ情報入手手段にて
入手された上記問い合わせ情報に基づいて、問い合わせ
に対する回答の操作入力を受け付け、回答情報を作成し
て上記サーバコンピュータに出力する回答要求手段を備
え、上記サーバコンピュータは、上記回答情報を入手す
るとともに、上記問い合わせ情報に対応する上記顧客用
コンピュータに同回答情報を出力する回答情報出力手段
を備え、上記顧客用コンピュータは、上記回答情報を入
手して外部に出力する回答情報入手手段を備える構成と
してある。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】上記のように構成した請求項11にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、回答要求
手段は入手した問い合わせ情報に基づいて、問い合わせ
に対する担当営業者の回答の操作入力を受け付け、回答
情報を作成してサーバコンピュータに出力する。サーバ
コンピュータでは、回答情報出力手段が回答情報を入手
し、問い合わせ情報に対応する顧客用コンピュータにこ
の回答情報を出力する。すると、サーバコンピュータで
は、回答情報入手手段がこの回答情報を入手して外部に
出力する。すなわち、問い合わせに対する回答が、担当
営業者の管理者用コンピュータからネットワークを介し
て顧客用コンピュータに伝達される。したがって、担当
営業者は管理者用コンピュータから問い合わせに対して
回答を行うことが可能となり、利便性が向上する。な
お、サーバコンピュータの回答情報出力手段は、問い合
わせ情報の場合と同様、管理者用コンピュータから入手
した回答情報をそのまま顧客用コンピュータに出力して
もよいし、所定の処理を行った後、顧客用コンピュータ
に出力してもよい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、問い合わせ情報と回答情報とをサー
バコンピュータの情報記憶領域に蓄積して活用する構成
としてもよい。その一例として、請求項12にかかる発
明は、上記請求項11に記載の営業支援システムにおい
て、上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ情報と
回答情報とを蓄積する回答情報記憶領域と、上記担当営
業者を指定する担当営業者指定情報を入手するととも
に、上記回答情報記憶領域から同担当営業者指定情報に
対応する情報を取得し、取得した情報に基づいて対応す
る担当営業者を評価する担当営業者評価情報を作成して
上記管理者用コンピュータに出力する担当営業者評価情
報出力手段とを備え、上記サーバコンピュータの問い合
わせ情報出力手段は、上記問い合わせ情報を回答情報記
憶領域に蓄積し、上記サーバコンピュータの回答情報出
力手段は、上記回答情報を上記問い合わせに対応させて
上記回答情報記憶領域に蓄積し、上記管理者用コンピュ
ータは、上記担当営業者を指定する操作入力を受け付
け、上記担当営業者指定情報を作成して上記サーバコン
ピュータに出力する担当営業者指定要求手段と、上記担
当営業者評価情報を入手して外部に出力する担当営業者
評価情報入手手段とを備える構成としてある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】上記のように構成した請求項12にかかる
発明においては、サーバコンピュータに、回答情報記憶
領域と、担当営業者評価情報とが設けられている。そし
て、サーバコンピュータの問い合わせ情報出力手段は問
い合わせ情報を回答情報記憶領域に蓄積し、同サーバコ
ンピュータの回答情報出力手段は回答情報を問い合わせ
情報に対応させて回答情報記憶領域に蓄積する。管理者
用コンピュータにて、担当営業者指定要求手段は、担当
営業者を指定する管理者の操作入力を受け付け、担当営
業者指定情報を作成してサーバコンピュータに出力す
る。サーバコンピュータでは、担当営業者評価情報出力
手段がこの担当営業者指定情報を入手し、回答情報記憶
領域から担当営業者指定情報に対応する情報を取得す
る。そして、取得した情報に基づいて対応する担当営業
者を評価する担当営業者評価情報を作成して管理者用コ
ンピュータに出力する。すると、管理者用コンピュータ
では、担当営業者評価情報入手手段がこの担当営業者評
価情報を入手し、外部に出力する。したがって、担当営
業者を自動で評価することができるとともに、管理者は
管理者用コンピュータからこの担当営業者評価情報を入
手することができるので、利便性が向上する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】なお、担当営業者評価情報は担当営業者を
評価する内容であればよい。その一例として、請求項1
にかかる発明は、上記請求項12に記載の営業支援シ
ステムにおいて、上記担当営業者評価情報出力手段は、
上記担当営業者に対応する上記問い合わせ情報の件数に
対する上記回答情報の件数の割合を算出して上記担当営
業者評価情報とする構成としてある。上記のように構成
した請求項13にかかる発明においては、担当営業者へ
の問い合わせの件数に対し、実際に担当営業者が回答し
た割合を担当営業者評価情報とする。したがって、簡易
な構成で担当営業者評価情報が作成される。むろん、担
当営業者評価情報は、上記以外の構成としてもよい。例
えば、回答の一覧表からなる文字情報であってもよく、
様々な構成が可能である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】ところで、サーバコンピュータには各種の
情報が記憶されているため、これらの情報をデータベー
スとして利用してもよい。その構成の一例として、請求
項14にかかる発明は、上記請求項9〜請求項13のい
ずれかに記載の営業支援システムにおいて、上記管理者
用コンピュータは、各種情報記憶領域に記憶された情報
の入手依頼の操作入力を受け付け、記憶情報入手依頼情
報を作成して上記サーバコンピュータに出力するととも
に、同記憶情報入手依頼情報に対応する記憶情報を入手
して外部に出力する記憶情報入手手段を具備し、上記サ
ーバコンピュータは、入力された上記記憶情報入手依頼
情報に基づいて、各種情報記憶領域から対応する上記記
憶情報を取得し、同記憶情報入手依頼情報が入力された
上記管理者用コンピュータに出力する記憶情報出力手段
を備える構成としてある。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】上記のように構成した請求項14にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、記憶情報
入手手段は、各種情報記憶領域に記憶された情報を入手
する管理者の操作入力を受け付け、記憶情報入手依頼情
報を作成してサーバコンピュータに出力する。サーバコ
ンピュータでは、記憶情報出力手段がこの記憶情報入手
依頼情報を入手し、同記憶情報入手依頼情報に基づい
て、各種情報記憶領域から対応する記憶情報を取得し、
同記憶情報入手依頼情報が入力された管理者用コンピュ
ータに出力する。すると、管理者用コンピュータでは、
記憶情報入手手段がこの記憶情報を入手し、外部に出力
する。すなわち、管理者は管理者用コンピュータからサ
ーバコンピュータに蓄積された各種情報を入手すること
ができるので、利便性が向上する。なお、記憶情報入手
依頼情報はサーバコンピュータに対応する記憶情報を出
力させることができる情報であればよい。例えば、入手
したい記憶情報に含まれるキーワードや、キーワードに
論理式を組み合わせたもの等、様々なものを採用するこ
とができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、請求項15にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項14のいずれかに記載の営業支援システ
ムにおいて、上記管理者用コンピュータは、各種情報記
憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報について
の更新の操作入力を受け付け、記憶情報更新依頼情報を
作成して上記サーバコンピュータに出力する記憶情報更
新要求手段を具備し、上記サーバコンピュータは、入力
された上記記憶情報更新依頼情報に基づいて、各種情報
記憶領域またはデータ記憶領域の更新作業を行う記憶情
報更新手段を備える構成としてある。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】上記のように構成した請求項15にかかる
発明においては、管理者用コンピュータにて、記憶情報
更新要求手段は、各種情報記憶領域またはデータ記憶領
域に記憶された情報について、管理者の更新の操作入力
を受け付け、記憶情報更新依頼情報を作成してサーバコ
ンピュータに出力する。すると、サーバコンピュータで
は、記憶情報更新手段がこの記憶情報更新依頼情報を入
手し、同記憶情報更新依頼情報に基づいて、各種情報記
憶領域またはデータ記憶領域の更新作業を行う。すなわ
ち、管理者は管理者用コンピュータからサーバコンピュ
ータに記憶された各種情報記憶領域またはデータ記憶領
域を更新することができるので、利便性が向上する。な
お、記憶情報更新依頼情報はサーバコンピュータに各種
情報記憶領域またはデータ記憶領域に記憶された情報を
更新させることができる情報であればよい。例えば、サ
ーバコンピュータに記憶される形式のファイルで作成さ
れてもよいし、予めサーバコンピュータにファイル変換
プログラムを記憶させておいて変換前の形式のファイル
で作成されてもよい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】上述したように、サーバコンピュータ、顧
客用コンピュータ、管理者用コンピュータとからなるシ
ステムにおいては、所定のプログラムが実行され、同プ
ログラムは上述の手段に対応した所定の制御手順に従っ
て処理を進めていくうえで、その根底にはその手順に発
明が存在するということは当然である。従って、本発明
は方法としても適用可能であり、請求項16にかかる発
明においても、基本的には同様の作用となる。すなわ
ち、必ずしも実体のあるシステムに限らず、その方法と
しても有効であり、請求項2〜請求項15に記載された
システム構成を当該方法に対応させることが可能である
ことは言うまでもない。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】また、サーバコンピュータ、顧客用コンピ
ュータ、管理者用コンピュータとにおいては所定のプロ
グラムが実行されるので、本発明を実施しようとする際
に当該プログラムが記録された媒体が流通する場合もあ
る。そこで、請求項17にかかる発明においても、基本
的には同様の作用となり、請求項2〜請求項15に記載
されたシステム構成を当該プログラムを記録した媒体に
対応させることが可能であることは言うまでもない。こ
こで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、磁気記
録媒体であってもよいし、光磁気記録媒体であってもよ
く、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同
様に考えることができる。また、一部がソフトウェアで
あって、一部がハードウエアで実現される場合において
も本発明の思想において全く異なるものはなく、一部を
記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適宜読み込む
形態のものも含まれる。さらに、一次複製品、二次複製
品などの複製段階については全く問う余地なく同等であ
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】さらに、本営業支援システムを構成するサ
ーバコンピュータは、双方向通信可能なネットワークに
接続されて、各種の情報が入力されることにより上述の
処理を行って情報を出力する装置として機能することは
容易に理解できる。そこで、請求項18にかかる発明
は、顧客が使用する顧客用コンピュータおよび管理者が
使用する管理者用コンピュータとネットワークを介して
通信可能であり、記憶したストリーミングデータを要求
に応じて同顧客用コンピュータに出力するとともに同顧
客用コンピュータからのアクセス状況を分析して顧客毎
の営業支援情報を作成して同管理者用コンピュータに出
力する営業支援装置であって、上記ストリーミングデー
タを記憶したストリーミングデータ記憶領域と、上記顧
客毎に顧客の会社における地位が高くなるほど大きくさ
れた地位係数を記憶した顧客地位情報記憶領域と、上記
顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手要求
を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ストリ
ーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュータに
出力し、同顧客用コンピュータからストリーミングデー
タ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの出力
を終了するストリーミングデータ出力手段と、このスト
リーミングデータ出力手段が出力する上記ストリーミン
グデータの出力時間を計時し、この出力時間に応じて上
記顧客毎の営業支援情報を作成するとともに、上記顧客
地位情報記憶領域から対応する上記地位係数を取得して
取得した地位係数から顧客の会社における地位が反映さ
れるように同営業支援情報を補正する営業支援情報作成
手段と、補正された上記営業支援情報を上記管理者用コ
ンピュータに出力する営業支援情報出力手段とを具備す
る構成としてある。すなわち、サーバコンピュータのみ
で営業支援装置を構成することにより、有効に機能する
ことに相違はなく、請求項2〜請求項15に記載された
システム構成を当該装置に対応させることも可能である
ことは言うまでもない。また、当該装置は方法やプログ
ラムが記録された媒体としても適用可能であり、請求項
19、請求項20にかかる発明においても、基本的には
同様の作用となる。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ストリ
ーミングデータに対して持つ顧客の興味を十分に反映さ
せて販売店等に有用な営業支援情報を提供することが可
能な営業支援システムを提供することができる。また、
営業支援情報は顧客の会社における地位が反映されるの
で、より正確にストリーミングデータに対して持つ顧客
の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営業支援情
報を提供することが可能となる。また、請求項2にかか
る発明によれば、顧客用コンピュータは、動画を表示し
たり、音声を出力したりすることができる。さらに、請
求項3にかかる発明によれば、簡易な構成で出力時間を
計時することができる。さらに、請求項4にかかる発明
によれば、簡易な構成で営業支援情報を作成することが
できる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
商品アクセス情報記憶領域と商品情報記憶領域とを利用
して、顧客毎にチャンネル毎の営業支援情報を作成する
ことが可能となる。さらに、請求項10にかかる発明に
よれば、顧客は顧客用コンピュータから商品を選択して
問い合わせを行うことが可能となるので、利便性を向上
させることができる。さらに、請求項11にかかる発明
によれば、担当営業者は管理者用コンピュータから問い
合わせに対して回答を行うことが可能とななるので、利
便性を向上させることができる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】さらに、請求項12にかかる発明によれ
ば、担当営業者を自動で評価することができるととも
に、管理者は管理者用コンピュータから担当営業者を評
価する担当営業者評価情報を入手することができるの
で、利便性を向上させることができる。さらに、請求項
13にかかる発明によれば、簡易な構成で担当営業者を
評価する担当営業者評価情報を作成することができる。
さらに、請求項14にかかる発明によれば、管理者は管
理者用コンピュータからサーバコンピュータに蓄積され
た各種情報を入手することができるので、利便性を向上
させることができる。さらに、請求項15にかかる発明
によれば、管理者は管理者用コンピュータからサーバコ
ンピュータに記憶された各種情報記憶領域またはデータ
記憶領域を更新することができるので、利便性を向上さ
せることができる。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】さらに、請求項16にかかる発明によれ
ば、ストリーミングデータに対して持つ顧客の興味を十
分に反映させて販売店等に有用な営業支援情報を提供す
ることが可能な営業支援方法を提供することができる。
また、営業支援情報は顧客の会社における地位が反映さ
れるので、より正確にストリーミングデータに対して持
つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営業
支援情報を提供することが可能となる。さらに、請求項
17にかかる発明によれば、ストリーミングデータに対
して持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等に有用
な営業支援情報を提供することが可能な営業支援プログ
ラムを記録した媒体を提供することができる。また、営
業支援情報は顧客の会社における地位が反映されるの
で、より正確にストリーミングデータに対して持つ顧客
の興味を十分に反映させて販売店等に有用な営業支援情
報を提供することが可能となる。さらに、請求項18、
請求項19、請求項20にかかる発明によれば、ストリ
ーミングデータに対して持つ顧客の興味を十分に反映さ
せて販売店等に有用な営業支援情報を提供することが可
能な営業支援装置、営業支援装置の制御方法および営業
支援装置の制御プログラムを記録した媒体を提供するこ
とができる。また、営業支援情報は顧客の会社における
地位が反映されるので、より正確にストリーミングデー
タに対して持つ顧客の興味を十分に反映させて販売店等
に有用な営業支援情報を提供することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冬木 正彦 大阪府東大阪市本庄西二丁目二五番地の十 七 有限会社イーキカイ・ドット・コム内 Fターム(参考) 5B049 CC00 CC02 CC08 DD01 EE00 GG07 GG09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が使用する顧客用コンピュータと、
    管理者が使用する管理者用コンピュータと、同顧客用コ
    ンピュータおよび同管理者用コンピュータとネットワー
    クを介して通信可能であって記憶したストリーミングデ
    ータを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力すると
    ともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分析
    して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コンピ
    ュータに出力するサーバコンピュータとにより構成され
    る営業支援システムであって、 上記サーバコンピュータは、 上記ストリーミングデータを記憶したストリーミングデ
    ータ記憶領域と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手して上記ストリーミングデータ記憶領域から
    対応する上記ストリーミングデータを取得して順次同顧
    客用コンピュータに出力し、同顧客用コンピュータから
    ストリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミ
    ングデータの出力を終了するストリーミングデータ出力
    手段と、 このストリーミングデータ出力手段が出力する上記スト
    リーミングデータの出力時間を計時し、この出力時間に
    応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営業支援情
    報作成手段と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力手段とを具備し、 上記顧客用コンピュータは、 上記ストリーミングデータを入手する操作入力を受け付
    けて上記ストリーミングデータ入手要求を作成して上記
    サーバコンピュータに出力し、上記ストリーミングデー
    タの入手を終了する操作入力を受け付けて上記ストリー
    ミングデータ終了要求を作成して上記サーバコンピュー
    タに出力するストリーミングデータ要求手段と、 上記サーバコンピュータから上記ストリーミングデータ
    を入手して外部に出力するストリーミングデータ入手手
    段とを具備し、 上記管理者用コンピュータは、 上記サーバコンピュータから上記営業支援情報を入手し
    て外部に出力する営業支援情報入手手段を具備すること
    を特徴とする営業支援システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の営業支援システム
    において、 上記ストリーミングデータは、上記顧客用コンピュータ
    から動画を表示可能な動画データと音声を出力可能な音
    声データのいずれかまたは組み合わせであることを特徴
    とする営業支援システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記営業支援情報作成手段は、上記ストリーミングデー
    タ出力手段が上記ストリーミングデータの出力を終了し
    た時刻から同ストリーミングデータの出力を開始した時
    刻を差し引いて上記出力時間を算出することを特徴とす
    る営業支援システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の営業支援システムにおいて、 上記営業支援情報作成手段は、上記顧客毎に上記ストリ
    ーミングデータを再生する再生時間に対する上記出力時
    間の割合を算出して上記顧客毎の営業支援情報とするこ
    とを特徴とする営業支援システム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の営業支援システムにおいて、 上記ストリーミングデータは、複数のチャンネルから構
    成され、 上記顧客用コンピュータのストリーミングデータ要求手
    段は、上記チャンネルを選択する操作入力を受け付けて
    チャンネル選択情報を作成して上記ストリーミングデー
    タ入手要求に付加して上記サーバコンピュータに出力
    し、 上記サーバコンピュータのストリーミングデータ出力手
    段は、上記チャンネル選択情報を入手して上記ストリー
    ミングデータ記憶領域から上記チャンネルに対応するス
    トリーミングデータを取得しながら上記顧客用コンピュ
    ータに出力し、 上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手段は、上
    記出力時間を上記チャンネル選択情報と対応させて取得
    し、同チャンネル選択情報毎の出力時間に応じて上記顧
    客毎の営業支援情報を作成することを特徴とする営業支
    援システム。
  6. 【請求項6】 上記請求項5に記載の営業支援システム
    において、 上記営業支援情報作成手段は、上記ストリーミングデー
    タ出力手段が上記ストリーミングデータを出力している
    最中に上記ストリーミングデータ入手要求を入手したと
    き、このストリーミングデータ入手要求を入手した時刻
    から前回ストリーミングデータ入手要求を入手した時刻
    を差し引いて上記出力時間を算出することを特徴とする
    営業支援システム。
  7. 【請求項7】 上記請求項5または請求項6のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記サーバコンピュータは、上記顧客用コンピュータに
    出力される上記ストリーミングデータの出力開始時と出
    力終了時とに対応するホームページデータを記憶したホ
    ームページデータ記憶領域を有し、 上記サーバコンピュータのストリーミングデータ出力手
    段は、上記ストリーミングデータの出力開始時と出力終
    了時に対応する上記ホームページデータを上記ホームペ
    ージデータ記憶領域から取得するとともに同ストリーミ
    ングデータに同期させて上記顧客用コンピュータに出力
    し、 上記顧客用コンピュータのストリーミングデータ入手手
    段は、上記サーバコンピュータから上記ホームページデ
    ータを入手して表示するホームページ表示手段を備え、 上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手段は、上
    記ストリーミングデータ出力手段が上記ホームページデ
    ータを出力する時刻から上記出力時間を算出することを
    特徴とする営業支援システム。
  8. 【請求項8】 上記請求項7に記載の営業支援システム
    において、 上記サーバコンピュータは、 上記ストリーミングデータ記憶領域を有する動画サーバ
    と、 上記ホームページデータ記憶領域と営業支援情報作成手
    段と営業支援情報出力手段とを有するWebサーバとを
    備え、 上記ストリーミングデータ出力手段は、 上記動画サーバに設けられ、上記Webサーバから入力
    されるストリーミングデータ出力要求に基づいて、上記
    ホームページデータの出力を要求するホームページデー
    タ出力要求を作成して上記Webサーバに出力するとと
    もに、上記ストリーミングデータ記憶領域から対応する
    上記ストリーミングデータを取得して順次同顧客用コン
    ピュータに出力する動画サーバ側ストリーミングデータ
    出力手段と、 上記Webサーバに設けられ、上記顧客用コンピュータ
    から入力される上記ストリーミングデータ入手要求に基
    づいて上記ストリーミングデータ出力要求を作成して上
    記動画サーバに出力するとともに、上記動画サーバから
    入力される上記ホームページデータ出力要求に対応する
    上記ホームページデータを上記ホームページデータ記憶
    領域から取得して上記顧客用コンピュータに出力するW
    ebサーバ側ストリーミングデータ出力手段とを備える
    ことを特徴とする営業支援システム。
  9. 【請求項9】 上記請求項7または請求項8のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記サーバコンピュータは、上記チャンネル毎に商品に
    関する情報と同商品に対応する上記再生時間とを有する
    商品情報を記憶した商品情報記憶領域と、上記ストリー
    ミングデータをアクセスした情報を蓄積する商品アクセ
    ス情報記憶領域とを備え、 上記顧客用コンピュータのストリーミングデータ要求手
    段は、顧客を識別する顧客識別情報を上記ストリーミン
    グデータ入手要求に付加して上記サーバコンピュータに
    出力し、 上記サーバコンピュータのストリーミングデータ出力手
    段は、上記ストリーミングデータ入手要求を入手する毎
    に、同ストリーミングデータ入手要求を入手した時刻、
    上記チャンネル選択情報に対応するチャンネル、上記顧
    客識別情報を上記商品アクセス情報記憶領域に蓄積し、 上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手段は、上
    記商品アクセス情報記憶領域から上記顧客識別情報別に
    上記時刻とチャンネル選択情報とを取得するとともに上
    記商品情報記憶領域から同チャンネル選択情報に対応す
    る上記商品情報を取得し、同時刻の差から上記出力時間
    を算出し、同出力時間と対応する同チャンネル選択情報
    と商品情報とに応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成
    することを特徴とする営業支援システム。
  10. 【請求項10】 上記請求項9に記載の営業支援システ
    ムにおいて、 上記サーバコンピュータは、上記顧客毎に顧客の地位に
    関する情報を記憶した顧客地位情報記憶領域を備え、 上記サーバコンピュータの営業支援情報作成手段は、上
    記顧客毎の営業支援情報を作成するとともに、上記顧客
    地位情報記憶領域から対応する上記顧客の地位を取得し
    て同営業支援情報を補正することを特徴とする営業支援
    システム。
  11. 【請求項11】 上記請求項8〜請求項10のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記サーバコンピュータは、上記顧客の属する会社毎に
    同会社に関する情報と同会社に対する担当営業者の識別
    情報とを記憶した顧客会社情報記憶領域を備え、 上記顧客用コンピュータは、上記ストリーミングデータ
    入手手段にて入手された上記ホームページデータに対応
    する商品について問い合わせを要求する操作入力を受け
    付け、問い合わせ情報を作成して上記サーバコンピュー
    タに出力する問い合わせ要求手段を備え、 上記サーバコンピュータは、上記問い合わせ情報を入手
    するとともに、上記顧客会社情報記憶領域から対応する
    担当営業者の識別情報を取得し、同担当営業者に対応す
    る上記管理者用コンピュータに同問い合わせ情報を出力
    する問い合わせ情報出力手段を備え、 上記管理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報を入
    手して外部に出力する問い合わせ情報入手手段を備える
    ことを特徴とする営業支援システム。
  12. 【請求項12】 上記請求項11に記載の営業支援シス
    テムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、上記問い合わせ情報入手
    手段にて入手された上記問い合わせ情報に基づいて、問
    い合わせに対する回答の操作入力を受け付け、回答情報
    を作成して上記サーバコンピュータに出力する回答要求
    手段を備え、 上記サーバコンピュータは、上記回答情報を入手すると
    ともに、上記問い合わせ情報に対応する上記顧客用コン
    ピュータに同回答情報を出力する回答情報出力手段を備
    え、 上記顧客用コンピュータは、上記回答情報を入手して外
    部に出力する回答情報入手手段を備えることを特徴とす
    る営業支援システム。
  13. 【請求項13】 上記請求項12に記載の営業支援シス
    テムにおいて、 上記サーバコンピュータは、 上記問い合わせ情報と回答情報とを蓄積する回答情報記
    憶領域と、 上記担当営業者を指定する担当営業者指定情報を入手す
    るとともに、上記回答情報記憶領域から同担当営業者指
    定情報に対応する情報を取得し、取得した情報に基づい
    て対応する担当営業者を評価する担当営業者評価情報を
    作成して上記管理者用コンピュータに出力する担当営業
    者評価情報出力手段とを備え、 上記サーバコンピュータの問い合わせ情報出力手段は、
    上記問い合わせ情報を回答情報記憶領域に蓄積し、 上記サーバコンピュータの回答情報出力手段は、上記回
    答情報を上記問い合わせに対応させて上記回答情報記憶
    領域に蓄積し、 上記管理者用コンピュータは、 上記担当営業者を指定する操作入力を受け付け、上記担
    当営業者指定情報を作成して上記サーバコンピュータに
    出力する担当営業者指定要求手段と、 上記担当営業者評価情報を入手して外部に出力する担当
    営業者評価情報入手手段とを備えることを特徴とする営
    業支援システム。
  14. 【請求項14】 上記請求項13に記載の営業支援シス
    テムにおいて、 上記担当営業者評価情報出力手段は、上記担当営業者に
    対応する上記問い合わせ情報の件数に対する上記回答情
    報の件数の割合を算出して上記担当営業者評価情報とす
    ることを特徴とする営業支援システム。
  15. 【請求項15】 上記請求項9〜請求項14のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、各種情報記憶領域に記憶
    された情報の入手依頼の操作入力を受け付け、記憶情報
    入手依頼情報を作成して上記サーバコンピュータに出力
    するとともに、同記憶情報入手依頼情報に対応する記憶
    情報を入手して外部に出力する記憶情報入手手段を具備
    し、 上記サーバコンピュータは、入力された上記記憶情報入
    手依頼情報に基づいて、各種情報記憶領域から対応する
    上記記憶情報を取得し、同記憶情報入手依頼情報が入力
    された上記管理者用コンピュータに出力する記憶情報出
    力手段を備えることを特徴とする営業支援システム。
  16. 【請求項16】 上記請求項1〜請求項15のいずれか
    に記載の営業支援システムにおいて、 上記管理者用コンピュータは、各種情報記憶領域または
    データ記憶領域に記憶された情報についての更新の操作
    入力を受け付け、記憶情報更新依頼情報を作成して上記
    サーバコンピュータに出力する記憶情報更新要求手段を
    具備し、 上記サーバコンピュータは、入力された上記記憶情報更
    新依頼情報に基づいて、各種情報記憶領域またはデータ
    記憶領域の更新作業を行う記憶情報更新手段を備えるこ
    とを特徴とする営業支援システム。
  17. 【請求項17】 顧客が使用する顧客用コンピュータ
    と、管理者が使用する管理者用コンピュータと、同顧客
    用コンピュータおよび同管理者用コンピュータとネット
    ワークを介して通信可能であって記憶したストリーミン
    グデータを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力す
    るとともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を
    分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コ
    ンピュータに出力するサーバコンピュータとにより行う
    営業支援方法であって、 上記サーバコンピュータは、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
    領域に記憶させるストリーミングデータ記憶工程と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手して上記ストリーミングデータ記憶領域から
    対応する上記ストリーミングデータを取得して順次同顧
    客用コンピュータに出力し、同顧客用コンピュータから
    ストリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミ
    ングデータの出力を終了するストリーミングデータ出力
    工程と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
    力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営
    業支援情報作成工程と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力工程とを具備し、 上記顧客用コンピュータは、 上記ストリーミングデータを入手する操作入力を受け付
    けて上記ストリーミングデータ入手要求を作成して上記
    サーバコンピュータに出力し、上記ストリーミングデー
    タの入手を終了する操作入力を受け付けて上記ストリー
    ミングデータ終了要求を作成して上記サーバコンピュー
    タに出力するストリーミングデータ要求工程と、 上記サーバコンピュータから上記ストリーミングデータ
    を入手して外部に出力するストリーミングデータ入手工
    程とを具備し、 上記管理者用コンピュータは、 上記サーバコンピュータから上記営業支援情報を入手し
    て外部に出力する営業支援情報入手工程を具備すること
    を特徴とする営業支援方法。
  18. 【請求項18】 顧客が使用する顧客用コンピュータ
    と、管理者が使用する管理者用コンピュータと、同顧客
    用コンピュータおよび同管理者用コンピュータとネット
    ワークを介して通信可能であって記憶したストリーミン
    グデータを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力す
    るとともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を
    分析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コ
    ンピュータに出力するサーバコンピュータとに実現させ
    る営業支援プログラムを記録した媒体であって、 上記サーバコンピュータには、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
    領域に記憶させるストリーミングデータ記憶機能と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手して上記ストリーミングデータ記憶領域から
    対応する上記ストリーミングデータを取得して順次同顧
    客用コンピュータに出力し、同顧客用コンピュータから
    ストリーミングデータ終了要求を入手して同ストリーミ
    ングデータの出力を終了するストリーミングデータ出力
    機能と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
    力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営
    業支援情報作成機能と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力機能とを実現させ、 上記顧客用コンピュータには、 上記ストリーミングデータを入手する操作入力を受け付
    けて上記ストリーミングデータ入手要求を作成して上記
    サーバコンピュータに出力し、上記ストリーミングデー
    タの入手を終了する操作入力を受け付けて上記ストリー
    ミングデータ終了要求を作成して上記サーバコンピュー
    タに出力するストリーミングデータ要求機能と、 上記サーバコンピュータから上記ストリーミングデータ
    を入手して外部に出力するストリーミングデータ入手機
    能とを実現させ、 上記管理者用コンピュータには、 上記サーバコンピュータから上記営業支援情報を入手し
    て外部に出力する営業支援情報入手機能を実現させるこ
    とを特徴とする営業支援プログラムを記録した媒体。
  19. 【請求項19】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
    よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
    ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
    データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
    とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
    析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
    ピュータに出力する営業支援装置であって、 上記ストリーミングデータを記憶したストリーミングデ
    ータ記憶領域と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
    トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
    タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
    データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
    出力を終了するストリーミングデータ出力手段と、 このストリーミングデータ出力手段が出力する上記スト
    リーミングデータの出力時間を計時し、この出力時間に
    応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営業支援情
    報作成手段と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力手段とを具備することを特徴とする
    営業支援装置。
  20. 【請求項20】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
    よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
    ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
    データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
    とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
    析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
    ピュータに出力する営業支援装置の制御方法であって、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
    領域に記憶させるストリーミングデータ記憶工程と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
    トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
    タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
    データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
    出力を終了するストリーミングデータ出力工程と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
    力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営
    業支援情報作成工程と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力工程とを具備することを特徴とする
    営業支援装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 顧客が使用する顧客用コンピュータお
    よび管理者が使用する管理者用コンピュータとネットワ
    ークを介して通信可能であり、記憶したストリーミング
    データを要求に応じて同顧客用コンピュータに出力する
    とともに同顧客用コンピュータからのアクセス状況を分
    析して顧客毎の営業支援情報を作成して同管理者用コン
    ピュータに出力する営業支援装置の制御プログラムを記
    録した媒体であって、 上記ストリーミングデータをストリーミングデータ記憶
    領域に記憶させるストリーミングデータ記憶機能と、 上記顧客用コンピュータからストリーミングデータ入手
    要求を入手すると上記情報記憶領域から対応する上記ス
    トリーミングデータを取得して順次同顧客用コンピュー
    タに出力し、同顧客用コンピュータからストリーミング
    データ終了要求を入手すると同ストリーミングデータの
    出力を終了するストリーミングデータ出力機能と、 上記ストリーミングデータの出力時間を計時し、この出
    力時間に応じて上記顧客毎の営業支援情報を作成する営
    業支援情報作成機能と、 この営業支援情報を上記管理者用コンピュータに出力す
    る営業支援情報出力機能とをコンピュータに実現させる
    ことを特徴とする営業支援装置の制御プログラムを記録
    した媒体。
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