JP2002133001A - 業務提供者選択システムならびにそのためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラム配信方法 - Google Patents

業務提供者選択システムならびにそのためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラム配信方法

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JP2002133001A
JP2002133001A JP2000329718A JP2000329718A JP2002133001A JP 2002133001 A JP2002133001 A JP 2002133001A JP 2000329718 A JP2000329718 A JP 2000329718A JP 2000329718 A JP2000329718 A JP 2000329718A JP 2002133001 A JP2002133001 A JP 2002133001A
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Masayuki Yokoya
昌之 横矢
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SKY HOUSING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 業務提供者データベースを個々の所属組織を
こえる形で作成して、利用者が納得できる業務提供者選
択システムの実現化を図ることを目的とする。 【解決手段】 選択対象者は、不動産や証券,保険など
のように高価で、利用者にとって安心と保証を得たい商
品・サービスの営業員や、弁護士,弁理士,建築士など
の専門職である。利用者A氏は、検索条件(地域,専門
など)およびタイプ条件(性格,趣味など)をサービス
センタ6に送信する。データ検索部62aは検索条件に
合致する担当者候補を抽出し、マッチング順位設定部6
2bは当該担当者候補のそれぞれとタイプ条件との一致
率を算出する。この一致率を含む検索結果が利用者PC
2に送信される。また、サービスセンタ6は利用者A氏
に匿名用私書箱66b(メールアドレス:a2)を設定
する。利用者A氏は選択した営業員B氏とのメールのや
りとりをこのアドレスa2で行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務提供者選択シ
ステムならびにそのためのプログラムを記憶したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体およびプログラム配信方
法に関し、特に提供商品や提供サービスの価値が、提供
者側の業務経験,専門知識,スキルは勿論のこと、(商
品やサービスを購入する)利用者が提供者側から受ける
安心感・信頼感に大きく依存しやすい分野における業務
提供者の選択システムに関する。
【0002】対象となる業務提供者は、例えば不動産や
証券,保険などのように高価で、利用者にとっては安心
と保証を確保したい商品・サービスを販売する営業員,
コンサルタントや、もっぱら個々のスキル・専門知識・
応対内容によって利用者側の満足度が決まってくる弁護
士,弁理士,建築士,会計士,税理士などである。
【0003】不動産などの商品をこれから購入しようと
する利用者にとって、一般に当該商品が高価な「唯一の
商品」であるとともに、日常的な買い物と違い一生に1
度か2度だけの購入経験となることが多い。そのため、
利用者は、担当となる営業員の経験,商品知識,金融知
識,法律知識や、担当営業員との相性などが気になると
ころである。
【0004】また、弁護士,弁理士,建築士,会計士,
税理士などのサービス業務に関しても、その専門知識の
みならず、サービス提供者のいわゆる「人となり」が利
用者の満足の程度に大きな影響を与えることが多い。
【0005】このような利用者側の安心感,満足感を確
保するためには、利用者が、多数の業務提供者の業務用
個人情報に基づいて自己の担当者を積極的に選択でき、
さらには当該選択後の少なくともある時期まではこの担
当者に匿名のかたちで商品やサービスの内容などを照会
・相談してその回答を受け取れるといった選択肢を提供
することが望ましく、本発明はこの要請に応えるもので
ある。
【0006】
【従来の技術】従来、不動産などの売買を希望する利用
者は、 ・広告,評判,自己の既得情報などに基づいて特定の不
動産会社などを訪れ、 ・そのときに応対した営業員などに希望内容を説明し、 ・自らの希望に合致しそうな商品やその情報を当該営業
員から示してもらっている。
【0007】すなわち、営業員にアクセスしたい利用者
は、先ず広告媒体などを通じて認識した特定の会社に行
き、そこでたまたま応対した営業員や会社の方で決める
営業員をアクセス相手とするしかない。
【0008】また、弁護士,弁理士,建築士,会計士,
税理士などのサービスを受けたい利用者からこのサービ
ス提供者側へのアクセス手順も基本的には、不動産など
の売買を希望するときのそれと同様であり、利用者側が
自ら希望する専門性や性格のサービス提供者を前もって
積極的に選択することは難しい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の、利
用者からの、特定の商品,サービスについての専門知識
や技能などを持つ業務提供者に対するアクセス手順で
は、利用者の訪問先の会社などで対応にあたった者など
がいわば機械的に当該利用者の担当者となってしまい、
そこには利用者側からの積極的な選択機能が働いていな
いので、利用者が自らの意にかなった業務提供者を選択
できないという問題点があった。
【0010】また、この選択機能の不十分さのため、有
為な業務提供者にとっても自らの優れた技能,専門知識
や接客能力を多くの顧客に対して発揮する機会に恵まれ
にくいという問題点があった。
【0011】そこで、本発明では、上記業務提供者それ
ぞれの業務用個人情報を有するデータベースを個々の所
属組織の枠をこえる形で準備し、このデータベースに対
する利用者側からの検索処理をサポートして、利用者か
らみて納得のいく業務提供者選択システムの実現化を図
ることを目的とする。
【0012】また、利用者と、利用者が選択した業務提
供者、例えば不動産の営業員との間の電子メールのやり
とりのためのいわば匿名私書箱(利用者用)を設置し
て、特に取引初期段階での利用者側の不安感をなくし、
不動産などの高額商品の取引の活発化を図ることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を次の
ようにして解決する。 (1)特定の商品,サービスについての専門知識や技能
などを持つ複数の業務提供者を対象として、利用者(例
えば後述のA氏)が自己の担当者の選択のために指定し
た条件を受け取る受信手段(例えば後述のWWWサーバ
61)と、前記業務提供者それぞれの業務用個人情報を
有するデータベース(例えば後述の営業員デ−タベース
63)から第1の前記条件(例えば後述の選択条件)に
対応した担当者候補情報を抽出する検索手段(例えば後
述の営業員情報抽出部62)と、前記データベースから
抽出した前記担当者候補情報を利用者側に送出する送信
手段(例えば後述のWWWサーバ61)とを備えた、業
務提供者選択システムを構築する。 (2)上記(1)において、前記担当者候補情報それぞ
れと第2の前記条件(例えば後述のタイプ条件など)と
の一致の程度を求める算出手段(例えば後述のマッチン
グ順位設定部62b)を付加する。 (3)上記(1),(2)において、前記担当者候補情
報に基づいて利用者(例えば後述のA氏)が選択した担
当者(例えば後述のB氏)から当該利用者あてに送られ
る電子メールの匿名私書箱(例えば後述の利用者用私書
箱66b)を設定するメール管理手段(例えば後述のメ
ール管理部64)を付加する。ことを特徴とする請求項
1または2記載の業務提供者選択システム。 (4)上記(3)において、前記メール管理手段は、利
用者から前記担当者あての電子メールの発信元アドレス
として前記匿名私書箱の識別情報を用いる。
【0014】本発明によれば、上記(1)のように、特
定の商品,サービスについての専門知識や技能などを持
つ複数の業務提供者それぞれの業務用個人情報を有する
データベースを準備しておき、この商品,サービスを購
入しようとする利用者側からの当該データベースに対す
る検索処理をサポートすることにより、利用者からみて
納得のいく業務提供者選択システムの実現化を図ってい
る。
【0015】すなわち、日常生活の中での購入・利用頻
度が少なく、また将来にわたっての生活の基盤ともいえ
る商品・サービスの提供を受ける利用者に対し、この提
供内容の満足度に大きな影響を与えることが多い業務提
供者側の個人情報(経験,専門知識,趣味,行動規範な
ど)を準備することにより、当該利用者が自己の希望に
できるだけ合致する業務提供者を選択できるようにして
いる。
【0016】また、上記(2)のように、選択条件に合
致した担当者候補情報と(選択条件の他に利用者が指定
した)いわば好み条件とがどの程度一致しているかを求
めて利用者側に提供することにより、利用者の業務提供
者選択作業の効率化を図っている。
【0017】上記(1) ,(2) の業務提供者選択シス
テムは利用者との間にインターネットなどの通信回線を
介さない場合、例えば利用者が当該システムのローカル
な入出力装置を操作して検索したり、業務用個人情報の
データベースを記憶したCD−ROMなどを利用者側装
置に準備して検索する場合にも適用できる。
【0018】また、上記(3),(4)のように、利用
者に対して電子メールの匿名私書箱を設定し、さらには
利用者が自ら選択した担当者あての電子メールの発信元
アドレスとして、(利用者がそれまで使っていた私書箱
ではなく)当該匿名私書箱の識別情報を用いることによ
り、例えば不動産取引などの初期段階における利用者の
精神的な不安感を確実に払拭している。
【0019】本発明は、このような特徴を持つ業務提供
者選択システムを対象とし、さらにはそのためのプログ
ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体お
よびプログラム配信方法も対象とする。
【0020】このプログラム配信方法は、業務提供者選
択システムで用いられるプログラムを通信回線を介して
配信するプログラム配信方法において、前記プログラム
が、特定の商品,サービスについての専門知識や技能な
どを持つ複数の業務提供者それぞれの営業用個人情報を
有するデータベースから、利用者が自己の担当者の選択
のために指定した条件に対応する担当者候補情報を抽出
し、この抽出データを利用者側に送出する機能をコンピ
ュータに実現させるためのものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図17を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0022】なお、本発明は、上述のように不動産や証
券,保険など、高価で、利用者にとって日常的な買い物
とはいえない商品・サービスを販売する営業員,コンサ
ルタントや、もっぱら個々のスキル・専門知識・応対内
容によって利用者側の満足度が決まってくる弁護士,弁
理士,建築士,会計士,税理士などの業務提供者を対象
としているが、以下の実施の形態では、説明の便宜上、
不動産の営業員を前提とする。
【0023】これらの図において、1は営業員の検索
や、営業員および利用者間の電子メールなどの通信環境
を提供するインターネット,2はメールアドレスa1を
獲得済で、かつ、後述のサービスセンタ6に匿名私書箱
(メールアドレスa2)を新たに設置する利用者A氏の
利用者PC,3はメールアドレスb1を獲得済の営業員
B氏の営業員PC,4は利用者A氏が加入済(メールア
ドレスa1)のメールサーバ,41はA氏宛の電子メー
ルを保持するスプールファイル,5は営業員B氏が加入
済(メールアドレスb1)のメールサーバ,51はB氏
宛の電子メールを保持するスプールファイル,6は営業
員の検索、匿名私書箱の設定や、営業員および利用者間
の電子メールの管理などの各種サービスを提供するサー
ビスセンタ,61はWWWサーバ,62は営業員情報抽
出部,62aはデータ検索部,62bはマッチング順位
設定部,63は営業員データベース,64はメール管理
部,65は利用者データベース,66はメールサーバ,
66aはメール送受信部,66bは利用者A氏用の匿名
私書箱,67はデ−タ入出力手段、68は申請デ−タ収
集部,69は登録申請審査部,7は詳細表示画面設定用
のクリック部分,をそれぞれ示している。
【0024】図1は、業務提供者選択システムの概要を
示す説明図である。なお、サービスセンタ6のメールサ
ーバ66には利用者A氏の私書箱がすでに設置されてい
るものとする(図8〜図10参照) 。
【0025】ここで、自己の担当営業員を選択したい利
用者A氏は、画面入力した検索条件およびタイプ条件
(図14参照)などからなる検索要求を、加入プロバイ
ダ(図示省略)およびインターネット1を介してサービ
スセンタ6に送信する。
【0026】この検索要求を受けたWWWサーバ61
は、CGI(Common Gateway Interface)またはAPI(A
pplication Program Interface) により営業員情報抽出
部62を起動する。
【0027】営業員情報抽出部62のデータ検索部62
aは、利用者A氏が指示した検索条件に対応する複数の
情報(担当者候補情報)を検索する。また、マッチング
順位設定部62bは、担当者候補情報のそれぞれとA氏
が指示したタイプ条件などとの一致率を算出する(図1
5参照)。
【0028】WWWサーバ61は、この一致率を含む検
索結果をインターネット1およびA氏の加入プロバイダ
を介して利用者PC2に送信する。
【0029】利用者A氏は、自側に画面表示されるこの
検索結果を参照しながら、実際に不動産売買の商談対象
としたい担当者を選択して、当該担当者とのメールのや
りとりへと移行する。ここでは、利用者A氏は担当者と
して営業員B氏を選択したとする。
【0030】サービスセンタ6のメールサーバ66は、
利用者A氏から営業員B氏への通信内容を、利用者A氏
の特定が可能な情報(通常用いているメールアドレスa
1など)を付けることのないメール形式で、メールサー
バ5の営業員B氏(メールアドレスb1)のメールボッ
クスに送信する機能を有している。
【0031】すなわち、利用者A氏からの要求に基づい
てメール管理部64が設けるいわば匿名用の私書箱66
bのメールアドレスa2を送信元アドレスとしたメール
(宛先b1)をメールサーバ5に送信する(図2参
照)。
【0032】その結果、営業員B氏が利用者A氏にメー
ルを送るときの送信先アドレスは、必然的に、A氏加入
済のメールサーバ4の「a1」ではなくサービスセンタ
6の「a2」となる。
【0033】これにより営業員B氏から利用者A氏宛て
のメールはサービスセンタ6のメールサーバ66に必ず
入り、続いて当該サーバはこのメールを、 ・私書箱66bに保持したり、 ・利用者A氏加入のメールサーバ4に転送したりする。
【0034】メールサーバ66がメールを私書箱66b
に保持するのは、 ・サービスセンタ6がウェブメール対応の場合(ケース
1) ・サービスセンタ6が(ウェブメール対応ではなく)通
常の電子メール対応で、かつ、利用者A氏が、アクセス
先サーバのIPアドレスを初期設定のメールサーバ4の
アドレスからサービスセンタ6のメールサーバ66のア
ドレスに変更している場合(ケース2) である。
【0035】利用者A氏は、ケース1ではサービスセン
タ6のWWWサーバ61にアクセスし、またケース2で
はサービスセンタ6のメールサーバ66にアクセスした
上でそれぞれ私書箱66bのメール内容を取り出す。
【0036】メールサーバ66がメールを利用者A氏加
入のメールサーバ4に転送するのは、例えばサービスセ
ンタ6が通常の電子メール対応で、かつ、利用者A氏の
アクセス先サーバのIPアドレスが初期設定のメールサ
ーバ4のアドレスのままの場合(ケース3)である。
【0037】ケース3では、利用者A氏はそのままでは
メールサーバ4に入っているメールしか取り出せない、
すなわちメールサーバ66の私書箱66bの内容を取り
出せないので、メールサーバ4へのメール転送処理が必
須となる。このとき、転送メールを私書箱66bに保持
するようにしてもよいことは勿論である。
【0038】図2は、図1の(通常メールアドレスa1
および匿名用メールアドレスa2を持つ)利用者A氏か
ら営業員B氏への電子メールの態様を示す説明図であ
り、(a) はケース1のウェブメールの場合、(b) はケー
ス2の通常の電子メール(利用者A氏はメールサーバ6
6に対応)の場合、(c) はケース3の通常の電子メール
(利用者A氏はメールサーバ4に対応)の場合、をそれ
ぞれ示している。
【0039】なお、図2の各場合は、サービスセンタ6
がサポートする電子メールの態様を示しているのであっ
て、利用者A氏と営業員B氏との間でサービスセンタ6
を介さずに電子メールを直接送れることは勿論である。
【0040】(a) のウェブメールは、利用者A氏からW
WWサーバ61に送られたメール用情報に基づいてメー
ル管理部64が作成するメールである。当該メールはメ
ールサーバ66から営業員B氏のメールサーバ5に送信
される。
【0041】このウェブメールのヘッダの送信元アドレ
スはあくまで「a2」であり、また当該ヘッダの転送経
路情報に利用者A氏からWWWサーバ61までのメール
用情報の通信経路が含まれることもない。宛先アドレス
は勿論「b1」である。
【0042】(b) の電子メールは、利用者A氏が作成し
たメールでそのヘッダには「送信元アドレスa2,宛先
アドレスb1」が入っている。
【0043】当該メールは、A氏の利用者PC2からメ
ールサーバ66に送られ、そこのメール管理部64の動
作によってヘッダ中の転送経路情報(上記通信経路)の
みを削除した上で、営業員B氏のメールサーバ5に送信
される。
【0044】(c) の電子メールは、利用者A氏が作成し
たメールでそのヘッダには「送信元アドレスa1,宛先
アドレスa2」が、またボディの先頭部分には「営業員
B氏のメールアドレスb1とそれに続く空行」が入って
いる。
【0045】当該メールは、A氏の利用者PC2からメ
ールサーバ4を経由してメールサーバ66に送られ、そ
このメール管理部64の動作によってヘッダ中のアドレ
スを「送信元アドレスa2,宛先アドレスb1」に変更
するとともに、ヘッダ中の転送経路情報(上記通信経
路)およびボディ先頭部分の「営業員B氏のメールアド
レスb1とそれに続く所定数の空行」を削除した上で、
営業員B氏のメールサーバ5に送信される。なお、この
「所定数の空行」は今回のサービスを受けるための取決
め事項である。
【0046】メール管理部64は、受信メールが (c)の
電子メールに該当するかどうかの判断基準として、 ・ボディ先頭部分のデータに続く「所定数の空行」があ
るかどうか、 ・送信元アドレスが利用者デ−タベース65に登録され
ているかどうか、 などを用いる。
【0047】図3は、営業員情報登録の態様を示す説明
図である。自己の情報をサービスセンタ6に登録したい
営業員B氏は、登録対象情報(図5参照)をインターネ
ット1を経由してWWWサーバ61に送信したり、この
情報を記入した書面(内容)をファクシミリや郵便によ
って当該サービスセンタに送る。
【0048】ファクシミリの送信内容をサービスセンタ
6で紙出力する場合や、郵便の場合には、これらの書面
内容をキーボード入力やスキャナなどのデ−タ入出力手
段67でアプリケ−ション対応の電子デ−タに変換す
る。
【0049】サービスセンタ6に入ってきた登録対象情
報は、申請デ−タ収集部68を経て登録申請審査部69
で所定のチェック、例えば未入力項目の有無,入力形式
ミスや、悪質リストに掲載の営業員でないかどうかなど
のチェックを受ける。
【0050】登録申請審査部69は、チェックの結果
「OK」となった登録対象情報を営業員デ−タベース6
3に登録して、その旨を営業員B氏に通知する。
【0051】このときの通知手法としては、 ・メールサーバ66から(営業員B氏のPOPサーバで
ある)メールサーバ5に送信する、 ・ファクシミリ回線を介して(紙出力することなしに)
直接送信する、 ・いったん紙出力してから郵送する、 などの方法を用いる。
【0052】図4は、営業員情報の登録手順を示す説明
図であり、その内容は次のようになっている。なお、こ
こでは登録した旨の確認通知をサービスセンタ6から電
子メールで営業員B氏側に送ることにする。 (s11) 営業員PC3は、インターネット1経由でWWW
サーバ61のウェブページにアクセスする。 (s12) WWWサーバ61は、HTML形式の営業員登録
ページをインターネット1経由で営業員PC3に送出す
る。 (s13) 営業員PC3のブラウザは、営業員登録ページを
HTML解析して営業員登録画面を表示する(図5参
照)。 (s14) 営業員B氏は、この営業員登録画面上で各種登録
情報を入力する。 (s15) 営業員PC3は、この入力情報をインターネット
1経由でWWWサーバ61に送出する。 (s16) CGIなどによって起動される登録申請審査部6
9は、受信した入力内容にミス(入力もれや、後述の
「大切(行動規範)」項目の選択数オーバなど)がある
かどうかを判断して、「 YES 」 の場合は次のステップに
進み、「NO」 の場合はステップ(s21)に進む。 (s17) WWWサーバ61は、登録申請審査部69がHT
ML化したエラー種別・再入力要請情報をインターネッ
ト1経由で営業員PC3に送出する。 (s18) 営業員PC3のブラウザは、このエラー種別・再
入力要請情報をHTML解析して画面表示する。 (s19) 営業員B氏は、登録情報を再入力するかどうかを
判断して、「 YES 」 の場合は次のステップに進み、「N
O」 の場合は登録処理を終了させる。 (s20) 営業員PC3は、画面表示をステップ(s14) の処
理後の画面に戻し、当該画面上で営業員B氏が必要な登
録情報を再入力して、ステップ(s15) に戻る。 (s21) WWWサーバ61は、登録申請審査部69がHT
ML化した登録確認情報(登録内容)をインターネット
1経由で営業員PC3に送出する。 (s22) 営業員PC3のブラウザは、この登録確認情報を
HTML解析して画面表示する。 (s23) 営業員B氏は、画面表示をみて登録内容が「O
K」であるかどうかを判断して、「 YES 」 の場合は次の
ステップに進み、「NO」 の場合はステップ(s20) に戻
る。 (s24) 営業員PC3は、確認コマンドをインターネット
1経由でWWWサーバ61に送出する。 (s25) この確認コマンドを受けた登録申請審査部69
は、登録日デ−タを取得する。 (s26) 登録申請審査部69は、営業員B氏が確認した上
記入力内容および当該登録日デ−タを営業員デ−タベー
ス63に登録する。 (s27) メールサーバ66は、登録申請審査部69から受
けた登録確認メールをインターネット1経由で営業員B
氏のメールサーバ5(メールアドレスb1)に送出す
る。このメールアドレスは営業員デ−タベース63への
登録事項である。 (s28) 営業員PC3は、営業員B氏がメールサーバ5か
ら取り出した登録確認メールを画面表示する。
【0053】図5は、営業員の入会ページ画面(営業員
登録画面)を示す説明図である。営業員は、この表示画
面を用いて自己の登録情報をクリック操作やキーボード
操作により入力する。
【0054】入力内容は、 (1)基本情報(氏名,パスワード,顔写真ファイル,性
別,年齢,メールアドレス,連絡先,ホームグランド,
その他の活動エリア,所属会社名など) (2)業務内容,資格,PR,自己評価(業務種別,可能
な相談,有する資格,自己PR,趣味,行動規範,自己
評価など) (3)有料会員登録情報 などに大別される。
【0055】行動規範の対応項目は「大切」であり、ま
た、自己評価の対応項目は「人間関係」,「視点と立
場」および「会話と印象」である。
【0056】上記 (1),(2) の入力は必須であり、「趣
味」および「大切」についての入力数はそれぞれ例えば
3つである。
【0057】図6は、営業員データベースの概要を示す
説明図である。営業員データベースの内容は、 ・識別用個人情報(例えばID,会員種別,登録年月
日,パスワード,氏名,氏名フリガナ,性別,生年月日
など) ・営業用個人情報(例えばメールアドレス,業務用個人
連絡先,趣味,営業地域,営業形態,可能な相談,所有
する関連資格,営業ポリシー,自己評価,自己PRな
ど) ・勤務先情報 に大別される。
【0058】さらには、後述の一覧表示および詳細表示
(図16,図17参照)に用いる情報を特定するための
識別フラグを、個々の項目情報の単位で付与している。
【0059】この営業員データベースの中で検索対象と
なるのは、例えば性別,生年月日,営業地域,営業形
態,可能な相談,所有する関連資格などの項目である。
【0060】また、利用者が提示する希望条件(タイプ
条件)とのマッチング指数の算出対象となるのは、例え
ば性別,趣味,ペット飼育,行動規範,自己評価などの
項目である。
【0061】図7は、私書箱設置の態様を示す説明図で
ある。匿名用の私書箱66bをサービスセンタ6に設置
したい利用者A氏は、私書箱設置申請を、利用者PC2
からインターネット1を経由してWWWサーバ61に送
信する。私書箱設置申請には利用者A氏の希望メールド
レスが必要に応じて含まれる。
【0062】この申請を受けたWWWサーバ61はCG
Iによりメール管理部64を起動する。
【0063】そして、メール管理部64は、例えば通常
の電子メールの場合、 ・既存私書箱を検索して、利用者A氏の希望メールドレ
スa2が設定済であるかどうかを判断し、 ・この希望メールドレスが設定済でない場合には当該ア
ドレスを含む利用者情報を利用者デ−タベース65に登
録し(図11参照) 、すなわち私書箱デ−タ登録をおこ
ない、 ・希望メールドレスa2の私書箱を設置した旨を示すと
ともに、A氏の利用者IDを知らせる内容の確認通知メ
ールをメールサーバ66から(利用者A氏のPOPサー
バである)メールサーバ4に送信する。
【0064】これにより、利用者A氏はメールサーバ4
のメールドレス「a1」の他にサービスセンタ6のメー
ルサーバ66の匿名私書箱66bのメールアドレス「a
2」を併せて獲得する。
【0065】既存私書箱の検索を実行して、利用者A氏
の希望メールアドレスa2が設定済の場合にはその旨の
通知メールをメールサーバ4に送信する。
【0066】なお、サービスセンタ6のメールサポート
形式がウェブメールの場合は、利用者A氏の私書箱設置
申請内容に希望メールアドレスは含まれない。メール管
理部64が匿名私書箱のメールアドレスを自動的に付与
する(図8参照)。
【0067】図8は、匿名私書箱の設置手順(ウェブメ
ールの場合)を示す説明図であり、その内容は次のよう
になっている。 (s31) 利用者PC2は、インターネット1経由でWWW
サーバ61のウェブページにアクセスする。 (s32) WWWサーバ61は、HTML形式の私書箱登録
ページをインターネット1経由で利用者PC2に送出す
る。 (s33) 利用者PC2のブラウザは、私書箱登録ページを
HTML解析して営業員登録画面を表示する(図10参
照)。 (s34) 利用者A氏は、この私書箱登録画面上で各種登録
情報を入力する。 (s35) 営業員PC3は、この入力情報をインターネット
1経由でWWWサーバ61に送出する。 (s36) CGIなどによって起動されるメール管理部64
は、WWWサーバ61から受けとった入力内容をチェッ
クする。チェック対象は、入力もれ,後述の「行動規
範」や「趣味」の項目の選択数オーバ,利用者のメール
アドレスの重複などである。メールアドレスの重複チェ
ックに際しては利用者デ−タベース65を参照する。 (s37) メール管理部64は、利用者A氏の入力内容にミ
スがあったかどうかを判断して、「 YES 」 の場合は次の
ステップに進み、「NO」 の場合はステップ(s42)に進
む。 (s38) WWWサーバ61は、メール管理部64がHTM
L化したエラー種別・再入力要請情報をインターネット
1経由で利用者PC2に送出する。 (s39) 利用者PC2のブラウザは、このエラー種別・再
入力要請情報をHTML解析して画面表示する。 (s40) 利用者A氏は、登録情報を再入力するかどうかを
判断して、「 YES 」 の場合は次のステップに進み、「N
O」 の場合は登録処理を終了させる。 (s41) 利用者PC2は、画面表示をステップ(s34) の処
理後の画面に戻し、当該画面上で利用者A氏が必要な登
録情報を再入力して、ステップ(s35) に戻る。 (s42) WWWサーバ61は、メール管理部64がHTM
L化した登録確認情報(登録内容)をインターネット1
経由で利用者PC2に送出する。 (s43) 利用者PC2のブラウザは、この登録確認情報を
HTML解析して画面表示する。 (s44) 利用者A氏は、画面表示をみて登録内容が「O
K」であるかどうかを判断して、「 YES 」 の場合は次の
ステップに進み、「NO」 の場合はステップ(s41) に戻
る。 (s45) 利用者PC2は、確認コマンドをインターネット
1経由でWWWサーバ61に送出する。 (s46) この確認コマンドを受けたメール管理部64は、
登録日と、その日の累積利用者番号とからなるメールア
ドレス「a2」を取得する。 (s47) メール管理部64は、利用者A氏が確認した上記
入力内容および当該メールアドレスを利用者デ−タベー
ス65に登録する。 (s48) メールサーバ66は、メール管理部64から受け
た(メールアドレスa2を含む)登録確認メールをイン
ターネット1経由で利用者A氏のメールサーバ4(メー
ルアドレスa1)に送出する。このメールアドレスa1
は利用者デ−タベース65への登録事項である。 (s49) 利用者PC2は、利用者A氏がメールサーバ4か
ら取り出した登録確認メールを画面表示する。
【0068】図9は、匿名私書箱の設置手順(通常の電
子メールの場合)を示す説明図である。ここでは、図2
の(c) のケース、すなわち図10の入力画面の一番下の
項目「受信メールの転送」を利用者A氏がクリック入力
した場合である。
【0069】図9の設置手順が図8のそれと異なってい
るのは、 ・ステップ(s34) で、利用者A氏がサービスセンタ6の
メールサーバ66における希望メールアドレスを入力
し、 ・ステップ(s36) で、メール管理部64が利用者デ−タ
ベース65を参照することにより希望メールアドレスの
重複についてもチェックし、 ・ステップ(s46′) で、メール管理部64が登録日のみ
を取得し、 ・ステップ(s47′) で、メール管理部64が上記入力内
容および当該登録日を利用者デ−タベース65に登録
し、 ・ステップ(s471)で、メール管理部64が上記希望メー
ルアドレスでメール取出し用のPOPアカウントを作成
し、 ・ステップ(s472)で、メール管理部64がこのPOPア
カウントの転送先を設定する、 ことである。
【0070】なお、図2の(b) のケース、すなわち図1
0の入力画面の一番下の項目「受信メールの転送」を利
用者A氏がクリック入力しなかった場合には、 図9のス
テップ(s472)の処理は不要である。
【0071】図10は、私書箱設置用の入力画面を示す
説明図である。利用者A氏の入力項目は、 ・メールアドレスa1 ・本名 ・ふりがな ・ハンドルネーム ・パスワード ・パスワードを忘れたときの質問 ・当該質問の答え ・性別 ・住所(都道府県) ・住所(市町村区) ・受信メールの転送の要否、すなわちサービスセンタ6
の私書箱66bに送信されたメールをアドレスa1に転
送するかどうか などである。ここで、上記ハンドルネームおよび上記質
問以外の項目についての情報はサービスセンタ6におけ
る非公開事項である。
【0072】図11は、利用者デ−タベースの概要を示
す説明図である。サービスセンタ6は図9の入力内容に
基づいてこのデ−タベースを作成する。
【0073】項目4の選択フラグは図9における「受信
メールの転送の要否」の入力内容が「転送する」の場合
は「項目2の選択」を示し、また「転送しない」の場合
には「項目3の選択」を示す。なお、項目7および項目
14の設定主体はサービスセンタ6のメール管理部64
である。
【0074】図12は、営業員検索の態様を示す説明図
である。営業員情報の検索をしたい利用者A氏は、イン
ターネット1経由でWWWサーバ61にアクセスして営
業員検索ページを取り出す。
【0075】そして、この営業員検索ページにクッキー
情報を反映させた検索画面上(図14参照)で検索条件
を入力する。
【0076】この検索条件を受け取ったサービスセンタ
6は、営業員情報抽出部62で、営業員デ−タベース6
3を参照することにより検索条件に合致した営業員情報
を抽出して、さらには抽出営業員それぞれと利用者A氏
の好み(タイプ条件)とのマッチング指数を算出し(図
15参照)、このマッチング指数付きの検索結果を利用
者PC2の側に送出する。
【0077】利用者A氏は、この検索結果を画面表示に
よって確認することができる(図16,図17参照)。
【0078】図13は、営業員情報の検索手順を示す説
明図であり、その内容は次のようになっている。 (s51) 利用者PC2は、インターネット1経由でWWW
サーバ61のウェブページにアクセスする。 (s52) WWWサーバ61は、HTML形式の営業員検索
ページをインターネット1経由で利用者PC2に送出す
る。 (s53) 利用者PC2は、この営業員検索ページを受信す
る。 (s54) 利用者PC2は、自己のクッキーデ−タを保持し
ているかどうかを判断して、「 YES 」 の場合は次のステ
ップに進み、「NO」 の場合はステップ(s56) に進む。 (s55) 利用者PC2のブラウザは、営業員検索ページを
HTML解析するとともに、自己のクッキーデ−タを参
照して利用者A氏のそれまでの入力内容(検索条件およ
びタイプ条件)を反映させた形の検索画面(検索条件お
よびタイプ条件などの入力画面)を表示する(図14参
照)。 (s56) 利用者PC2のブラウザは、営業員検索ページを
HTML解析して画面表示する(図14参照)。 (s57) 利用者A氏は、この検索画面上で検索条件やタイ
プ条件(タイプ,行動規範,趣味など)を入力する。行
動規範および趣味の入力数はそれぞれ例えば2つであ
る。 (s58) 利用者PC2は、この入力情報をとり込んだかた
ちのクッキーデ−タファイルを作成する。 (s59) 利用者PC2は、この入力情報(検索条件および
タイプ条件など)をインターネット1経由でWWWサー
バ61に送出する。 (s60) CGIにより起動した営業員情報抽出部62のデ
−タ検索部62aは、この検索条件に合致する営業員情
報を営業員デ−タベース63から抽出する。 (s61) マッチング順位設定部62bは、抽出した営業員
ごとのマッチング指数を、それぞれの営業員情報中のタ
イプ条件と利用者の対応入力内容とに基づいて算出する
(図15参照)。 (s62) マッチング順位設定部62bは、ステップ(s60)
の抽出営業員情報をこのマッチング指数の高い順にソー
トする。 (s63) 営業員情報抽出部62は、ソート後の抽出デ−タ
をHTML化する。 (s64) WWWサーバ61は、このHTML(検索結果情
報)をインターネット1経由で利用者PC2に送出す
る。 (s65) 利用者PC2のブラウザは、この検索結果情報を
HTML解析して画面表示する(図16参照)。
【0079】なお、ステップ(s51) のアクセスにより利
用者PC2のクッキーデ−タは通常WWWサーバ61に
送出されるので、検索画面の設定に際しては、WWWサ
ーバ61の側が営業員検索ページにこのクッキーデ−タ
を復帰させた内容のデ−タをステップ(s52) で送出する
ようにしてもよい。
【0080】図14は、営業員検索条件などの入力画面
を示す説明図である。この検索画面の場合、 ・エリア ・業務種別 などの項目内容が検索条件であり、その下のタイプ1,
タイプ2・・・ペット,趣味などの項目内容がタイプ条
件である。各条件の項目をどのように設定するかは任意
であって、これ以外の項目を追加したり、図示の項目の
一部を削除したりしてもよいことは勿論である。
【0081】図15は、マッチング指数の算出手法を示
す説明図である。図14に対応のマッチング指数の算出
対象としては、 (1)営業員の属性(タイプ1〜タイプ3) (2)営業員の重要視する行動規範 (3)営業員の趣味 (4)営業員のペット飼育の有無 などがある。
【0082】これらの情報は、営業員が図5の画面で入
力し、また利用者A氏が図14の画面で入力したもので
ある。
【0083】ここでは、(1)の営業員の属性について、
営業員は5段階で入力し、利用者は3段階で入力し、
(2)の行動規範について、営業員は3つ選択し、利用者
は2つ選択し、(3)の趣味について、営業員は3つ記入
し、利用者は2つ記入し、(4)のペット飼育について、
営業員および利用者はともに3段階で入力するものとし
ている。これらの個数に限定されないことは勿論であ
る。
【0084】(1)の営業員の属性のマッチング指数の場
合は、図14のタイプ1〜タイプ3の各項目についての
営業員の入力値と利用者の入力値とのずれを求め、これ
を5倍した値の合計値を基準値(最大値)「60」から
減算する。この両者の入力値のずれは最大で「4=(5
−1)」になる。タイプ1〜タイプ3のすべてが一致し
たときの当該属性のマッチング指数は「60」である。
【0085】なお、各タイプにおける利用者の入力値
は、 ・「ドライ」,「行動派」,「聞き上手」を「5」 ・「お客と密になる」,「理論派」,「話し上手」を
「1」 とする。
【0086】「こだわらない」のときは、そのタイプ内
容が営業員と利用者とのマッチングの程度に何ら寄与し
ないので、当該タイプを計算対象外とし、上記減算のと
きの基準値(最大値)を「60」から計算対象外1つに
つき「20」だけ減らしていく。
【0087】(2)の行動規範および (3)の趣味の場合は
それぞれ、 ・1つ重複した場合は「10」だけ加算し、 ・2つ重複した場合は「20」だけ加算する。
【0088】(4)のペット飼育の有無の場合は、営業員
の登録内容が「飼っていない」でかつ利用者の入力内容
が「飼ってる」のときに「10」だけ減算する。
【0089】上記(1) 乃至(4) の算出対象のマッチング
指数の計算手法としてこの他の方法を用いてもよいこと
は勿論である。例えば、(2) および(3) において1つも
重複しないときには減算したり、(4) において減算する
ケースを増やしたり、営業員の登録内容と利用者の入力
内容とが一致したときには加算したりしてもよい。
【0090】図16は、営業員検索結果の一覧表示を示
す説明図である。この一覧表示の実行主体は利用者PC
2である。表示対象は、利用者が指定した検索条件に合
致し、かつマッチング指数が所定値以上の営業員情報で
ある。
【0091】図17は、図16の一覧表示中の特定の営
業員についての詳細表示を示す説明図である。
【0092】利用者A氏は、図16の一覧表示の各営業
員のエリアの「mylist」の部分7をクリックする
ことにより、この詳細表示画面を設定できる。
【0093】利用者PC2は、この詳細表示情報を、
「mylist」のクリックに基づいてWWWサーバ6
1に図16の一覧表示情報とは別に要求してもよいし、
この一覧表示情報といっしょにWWWサーバ61から送
信してもらってもよい。
【0094】サービスセンタ6は、図16および図17
の表示画面それぞれの営業員情報を営業員デ−タベース
63のかたちで格納している。WWWサーバ61は、営
業員情報抽出部62が上述の抽出処理により営業員デ−
タベース63から取り出した当該営業員情報を、利用者
PC2へと送出する。
【0095】プログラムを格納する記録媒体としては、 ・プログラム提供者側のデータベース(回線先メモリ) ・各種形式の可搬型記録媒体 ・コンピュータ本体部側のRAMやハードディスク などのいずれでもよく、当該プログラムはコンピュータ
本体部にローディングされてその主メモリ上で実行され
る。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、このように、特定の商
品,サービスについての専門知識や技能などを持つ複数
の業務提供者それぞれの業務用個人情報を有するデータ
ベースを準備しておき、この商品,サービスを購入しよ
うとする利用者側からの当該データベースに対する検索
処理をサポートするので、利用者からみて納得のいく業
務提供者選択システムを提供することができる。
【0097】また、利用者が指定する選択条件に合致し
た担当者候補情報と(選択条件の他に利用者が指定し
た)いわば好み条件とがどの程度一致しているかを求め
て利用者側に示しているので、利用者の業務提供者選択
作業の効率化を図ることができる。
【0098】また、利用者に対して電子メールの匿名私
書箱を設定し、さらには利用者が自ら選択した担当者あ
ての電子メールの発信元アドレスとして(利用者がもと
もと確保している私書箱ではなく)当該匿名私書箱の識
別情報を用いるので、例えば不動産取引などの初期段階
における利用者の精神的な不安感を確実に払拭すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、業務提供者選択システムの概要を示
す説明図である。
【図2】本発明の、図1の(通常メールアドレスa1お
よび匿名用メールアドレスa2を持つ)利用者A氏から
営業員B氏へのメールの態様を示す説明図である。
【図3】本発明の、営業員情報登録の態様を示す説明図
である。
【図4】本発明の、営業員情報の登録手順を示す説明図
である。
【図5】本発明の、営業員の入会ページ画面を示す説明
図である。
【図6】本発明の、営業員データベースを示す説明図で
ある。
【図7】本発明の、私書箱設置の態様を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の、匿名私書箱の設置手順(ウェブメー
ルの場合)を示す説明図である。
【図9】本発明の、匿名私書箱の設置手順(通常のメー
ルの場合)を示す説明図である。
【図10】本発明の、私書箱設置用の入力画面を示す説
明図である。
【図11】本発明の、利用者デ−タベースの概要を示す
説明図である。
【図12】本発明の、営業員検索の態様を示す説明図で
ある。
【図13】本発明の、営業員情報の検索手順を示す説明
図である。
【図14】本発明の、営業員検索条件などの入力画面を
示す説明図である。
【図15】本発明の、マッチング指数の算出手法を示す
説明図である。
【図16】本発明の、営業員検索結果の一覧表示を示す
説明図でである。
【図17】本発明の、図16の一覧表示中の特定の営業
員についての詳細表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1:インターネット 2:利用者PC 3:営業員PC 4:利用者A氏が加入済(メールアドレスa1)のメー
ルサーバ 41:A氏宛の電子メールを保持するスプールファイル 5:営業員B氏が加入済(メールアドレスb1)のメー
ルサーバ 51:B氏宛の電子メールを保持するスプールファイル 6:サービスセンタ 61:WWWサーバ 62:営業員情報抽出部 62a:データ検索部 62b:マッチング順位設定部 63:営業員データベース 64:メール管理部 65:利用者データベース 66:メールサーバ 66a:メール送受信部 66b:利用者A氏用の匿名私書箱 67:デ−タ入出力手段 68:申請デ−タ収集部 69:登録申請審査部 7:詳細表示画面設定用のクリック部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の商品,サービスについての専門知
    識や技能などを持つ複数の業務提供者を対象として、利
    用者が自己の担当者の選択のために指定した条件を受け
    取る受信手段と、 前記業務提供者それぞれの業務用個人情報を有するデー
    タベースから第1の前記条件に対応した担当者候補情報
    を抽出する検索手段と、 前記データベースから抽出した前記担当者候補情報を利
    用者側に送出する送信手段とを備えた、ことを特徴とす
    る業務提供者選択システム。
  2. 【請求項2】 前記担当者候補情報のそれぞれと第2の
    前記条件との一致の程度を求める算出手段を併せ備え
    た、ことを特徴とする請求項1記載の業務提供者選択シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記担当者候補情報に基づいて利用者が
    選択した担当者から当該利用者あてに送られる電子メー
    ルの匿名私書箱を設定するメール管理手段を併せ備え
    た、ことを特徴とする請求項1または2記載の業務提供
    者選択システム。
  4. 【請求項4】 前記メール管理手段は、利用者から前記
    担当者あての電子メールの発信元アドレスとして前記匿
    名私書箱の識別情報を用いる、ことを特徴とする請求項
    3記載の業務提供者選択システム。
  5. 【請求項5】 業務提供者選択システムで用いられるプ
    ログラムを記憶したコンピュ−タ読み取り可能な記録媒
    体において、 特定の商品,サービスについての専門知識や技能などを
    持つ複数の業務提供者それぞれの営業用個人情報を有す
    るデータベースから、利用者が自己の担当者の選択のた
    めに指定した第1の条件に対応する担当者候補情報を抽
    出し、 この抽出データを利用者側に送出する機能をコンピュー
    タに実現させるためのものである、ことを特徴とするコ
    ンピュ−タ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記プログラムは、 前記担当者候補情報のそれぞれと、利用者が指定した第
    2の条件との一致の程度を求める機能をコンピュータに
    実現させるためのものである、ことを特徴とする請求項
    5記載のコンピュ−タ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記プログラムは、 前記担当者候補情報に基づいて利用者が選択した担当者
    から当該利用者あてに送られる電子メールの匿名私書箱
    を設定する機能をコンピュータに実現させるためのもの
    である、ことを特徴とする請求項5または6記載のコン
    ピュ−タ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記プログラムは、 利用者から前記担当者あての電子メールの発信元アドレ
    スとして前記匿名私書箱の識別情報を用いる機能をコン
    ピュータに実現させるためのものである、ことを特徴と
    する請求項7記載のコンピュ−タ読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 【請求項9】 業務提供者選択システムで用いられるプ
    ログラムを通信回線を介して配信するプログラム配信方
    法において、 前記プログラムが、 特定の商品,サービスについての専門知識や技能などを
    持つ複数の業務提供者それぞれの営業用個人情報を有す
    るデータベースから、利用者が自己の担当者の選択のた
    めに指定した条件に対応する担当者候補情報を抽出し、 この抽出データを利用者側に送出する機能をコンピュー
    タに実現させるためのものである、ことを特徴とするプ
    ログラム配信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021026694A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 株式会社アイアイビー マッチング支援システム
JPWO2021053964A1 (ja) * 2019-09-19 2021-03-25
JP2021135691A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 早苗 北原 株式投資支援情報提供装置、株式投資支援情報提供プログラム、及び株式投資支援情報提供システム

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