JP2002132994A - タイヤ管理方法 - Google Patents

タイヤ管理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤの故障時の対処、タイヤ寿命における
タイヤ交換等のタイヤ管理を、コンピュータシステムを
利用して自動的に行う方法を提供する。 【解決手段】 タイヤ管理サーバ1は、車輌端末7、車
輌管理端末5、ディーラ端末4と通信網2を介して接続
される。タイヤ管理サーバは、車輌端末またはディーラ
端末からタイヤ9の状態を示すデータを受信し、このデ
ータに基づいて、タイヤの状態について判定をし、緊急
にタイヤの対処をする必要があると判定した場合は、該
当の車輌端末及びその状態に対処可能なディーラのディ
ーラ端末にタイヤの状態を連絡する。タイヤに何らかの
対処をする必要があるが緊急性はないと判定した場合
は、該当の車輌の車輌管理端末及び所定のディーラのデ
ィーラ端末に対してスケジューリング処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌に使用するタ
イヤを管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌走行中にタイヤが釘や異物を
踏むこと等によりタイヤの空気圧が低下したとき、走行
中のドライバは、ほとんど気づくことがない。このた
め、車輌をそのまま走行させてしまい、車輌が動けなく
なってからロードサービスを呼ぶこととなっていた。こ
れに対して、タイヤ内に空気圧、温度を検出するセンサ
を含むトランスポンダを装着し、空気圧低下、温度上昇
等のタイヤの状態を運転室内に設置したパネルに表示を
するシステムが提案されている(特願2000−318
456)。
【0003】このシステムを使用することにより、ドラ
イバは、パネルを見てタイヤの空気圧が低下したことを
確認すると、速やかに給油所に立ち寄り、タイヤに空気
を入れることができる。また、タイヤの温度が上昇して
いることを確認すると、車輌速度を低下させてタイヤの
温度を低下させることができる。これにより、重大な事
故に至ることを未然に防止することができるようになっ
た。
【0004】一方、タイヤは、摩耗が進んで残溝が少な
くなってくると、タイヤ交換を行わなければならない。
このために、ドライバ又は整備担当者が、定期的に目視
又はゲージにより残溝の状態を確認し、交換時期がきた
か否かを判断する。そして、タイヤ交換の時期がきたと
判断すると、ディーラ(タイヤディーラ)とスケジュー
リング(タイヤ交換時期の決定)をした上で、タイヤ交
換をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、トランスポンダ
を使用した場合であっても、走行中にタイヤ空気圧が低
下し、それにドライバが対処できないときは、ドライバ
がディーラを探し出さなければならない。また、空気圧
が異常に低下した場合は、対処可能なディーラ(必要な
タイヤの在庫を保有し、交換作業が可能なディーラ)を
電話等により探し出して、ロードサービスを要請しなけ
ればならない。
【0006】また、タイヤの寿命によりタイヤを交換す
る場合も、タイヤ交換をする時期を判定し、ドライバ、
整備担当者、ディーラ等が互いに連絡を取り合って、ス
ケジューリングをした上で交換時期を決めなければなら
ない。本発明は、タイヤの故障時の対処、タイヤ寿命に
おけるタイヤ交換等のタイヤ管理を、コンピュータシス
テムを利用して自動的に行うことができる方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明におけるタイヤ管
理サーバは、車輌端末、車輌管理端末、或いはディーラ
端末と通信網を介して接続される。タイヤ管理サーバ
は、車輌端末またはディーラ端末からタイヤの状態を示
すデータを受信し、このデータに基づいて、タイヤの状
態について判定をし、緊急にタイヤの対処をする必要が
あると判定した場合は、該当の車輌端末及びその状態に
対処可能なディーラのディーラ端末にタイヤの状態を連
絡する。
【0008】一方、タイヤに何らかの対処をする必要が
あるが緊急性はないと判定した場合は、該当の車輌の車
輌管理端末及び所定のディーラのディーラ端末に対して
スケジューリング処理を行う。上記データの一つとし
て、空気圧、温度等のタイヤの状態がある。タイヤ管理
サーバは、空気圧、温度等のデータを受信すると、タイ
ヤの状態を判定し、タイヤに問題があると判定した場合
は、該当の車輌端末に、タイヤの状態についての問い合
わせを送信する。ドライバは、問い合わせを受信し、自
分で対処可能であると判断すると、その旨を回答し、自
分で対処できない場合は、タイヤ管理端末にディーラに
よる対処の要請をする。タイヤ管理端末は、車輌端末か
らディーラによる対処を要請する回答を受信すると、そ
の異常に対処可能なディーラを検索し、そのディーラ端
末に対処を要請する処理を行う。
【0009】また、上記データの一つとして、タイヤの
残溝のようなタイヤの寿命がある。タイヤ管理サーバ
は、受信したタイヤの寿命のデータを受信すると、タイ
ヤを交換する時期を判定し、交換時期が迫っている場合
は、車輌管理端末及び前記ディーラ端末に対してタイヤ
交換のスケジューリング処理を行い、車輌管理端末及び
ディーラ端末に対してタイヤ交換時期を通知する。
【0010】本発明によれば、ドライバ、タイヤ管理者
等は、車輌端末、車輌管理端末等の指示に従って対処を
するだけの簡単な処置で、ディーラの紹介、ロードサー
ビス、タイヤ交換のスケジューリング等のサービスを受
けることができる。また、タイヤの管理が自動的に行わ
れることにより、安全走行、定期運行に貢献すること大
である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明をする。図1は、タイヤ管理システムの構成を
示す。タイヤ管理サーバ1に、インターネット、電話回
線等の通信網2を介して、中継局3、ディーラ端末4、
車輌管理端末5が接続される。携帯端末6、車輌端末7
が、中継局3との間で移動通信を行う。各端末は、実際
には複数配置されるが、図では、それぞれ1つずつのみ
を示している。
【0012】車輌端末7は、車輌8に搭載される。この
車輌8が装着するタイヤ9(スペアタイヤを含む。)の
全てに、トランスポンダ10が装備される。トランスポ
ンダ10は、空気圧センサ、温度センサ、送受信部を含
むマイクロチップから構成される。トランスポンダ10
は、所定の時間間隔で、空気圧センサと温度センサが検
出した空気圧と温度をデータ化し、タイヤIDと共に外
部へ送信する。
【0013】車輌端末7では、送受信部11によりトラ
ンスポンダ10、タイヤ管理サーバ1との間で通信を行
う。処理部12は、CPUにより構成され、車輌端末7
全体の制御を行う。表示部13には、トランスポンダ1
0より送られてきたタイヤ9の状態、タイヤ管理サーバ
1から送られてきた各種データを表示する。携帯端末6
は、ディーラのサービスマンが所有するもので、ディー
ラ端末の一種である。サービスマンは、定期的にタイヤ
9の残溝を測定し、携帯端末6から、残溝データとタイ
ヤIDをタイヤ管理サーバ1に送信する。なお、タイヤ
IDは、トランスポンダ10から送信又は応答されるも
のを使用する。
【0014】車輌管理端末5は、車輌8を管理する運送
会社等の事業所に配置される。車輌管理端末5は、タイ
ヤ管理サーバ1、ディーラ端末4との間で、タイヤ交換
のスケジューリングについて交信をする。ディーラ端末
4は、タイヤディーラに配置される。ディーラ端末4を
配置するディーラには、運送会社等の事業所と取引があ
るディーラと、車輌8の走行中にタイヤ9に問題が発生
したときに、ユーザーに対して緊急にサービス等を行う
ディーラがある。
【0015】タイヤ管理サーバ1は、通常のサーバとし
ての構成に加えて、ユーザーデータベース14とディー
ラデータベース15を具備する。ディーラデータベース
15には、タイヤディーラごとに、名称、所在地等が格
納されている。なお、事業所と取引のあるディーラにつ
いては、その事業所の車輌管理端末5と関連付けて記憶
されている。
【0016】図2〜図4は、ユーザーデータベース14
の構造を示す。ユーザーデータベース14は、図2の事
業所情報と、図3の車輌情報と、図4のタイヤ個別情報
から構成される。図2の事業所情報には、運送会社等の
事業所ごとに、所有する車輌の車輌ユーザーID、車輌
登録番号、車輌の仕様・備考が格納されている。
【0017】図3の車輌情報には、事業所情報の各車輌
ごとに、タイヤ番号、タイヤユーザーID、タイヤサイ
ズ、プライレーティング/ロードインデックス、パター
ン、偏摩耗の状態が格納されている。図4のタイヤ個別
情報には、各タイヤの、基本データ及び最新データが格
納されている。タイヤ残溝量データとして、過去のデー
タ及び今後の推定値が記録される。タイヤ空気圧のデー
タとして、過去のデータが、異常判定用の基準値と関連
付けて記録されている。
【0018】これらのユーザーデータベース14の各情
報は、ディーラがタイヤ9を販売したとき、又は、車輌
8に取り付けをしたときに、ディーラ端末4からタイヤ
管理サーバ1に送信される。図5〜図7のフローチャー
トを用いて、タイヤ管理サーバ1の動作を説明する。な
お、以下の説明においては、タイヤ9の状態を示すデー
タとして、空気圧を使用する例について説明する。
【0019】タイヤ管理サーバ1は、車輌端末7又は携
帯端末6からデータを受信する(ステップS1)。ここ
で受信するデータは、以下のものである。各タイヤ9に
装備されたトランスポンダ10から、タイヤ9の空気圧
データ、タイヤIDが送信される。車輌端末7は、この
データを受信して記憶し、所定の時間間隔(例、15
分)で、タイヤIDとそのタイヤ9の空気圧をタイヤ管
理サーバ1に送信する。
【0020】ディーラのサービスマンが、定期的にタイ
ヤ9の点検を行い、携帯端末6から、各タイヤ9の残溝
のデータをタイヤ管理サーバ1に送信する。このとき、
トランスポンダ10から読み取ったタイヤIDが一緒に
送信される。車輌端末7は、トランスポンダ10から上
記のデータを受信したとき、車輌端末7の表示部13に
タイヤ9の空気圧を表示する。
【0021】図8〜図10は、表示部13に表示される
タイヤ空気圧画面を示す。ここには、現在のタイヤ9の
状態が表示される。図8は正常時の画面、図9は空気圧
注意時の画面、図10は空気圧異常時の画面を示す。画
面右側には、タイヤの配置図が表示される。ここには、
各タイヤの配置とタイヤ番号が表示される。画面左側に
は、一つのタイヤずつ順番に、タイヤ番号と空気圧が表
示される。また、その下の欄には、空気圧注意、空気圧
異常のタイヤが一覧表示される。
【0022】図5に戻ると、タイヤ管理サーバ1は、ス
テップS1で受信したデータが、残溝のデータである
か、空気圧データであるかを判定する(ステップS
2)。データがタイヤの空気圧のデータである場合、図
4のタイヤ個別情報のタイヤ空気圧のデータに、最新デ
ータとして記録する(ステップS11)。各タイヤにつ
いて、空気圧が基準値の範囲内に入っているか否かを判
定する(ステップS12)。空気圧が基準値内であれ
ば、処理を終了する。空気圧が基準値から外れた場合
は、車輌端末7に対して、タイヤ9の状況及び車輌8の
状況を問い合わせるデータを送信する(ステップS1
3)。
【0023】車輌端末7では、問い合わせデータを受信
すると、表示部13に図11に示す画面を表示する。図
11の画面では、タイヤID、そのタイヤ9の現在の空
気圧、及び、現在の空気圧が規定の空気圧に対して不足
していることが表示され、ドライバが選択する3つの状
況が表示される。この状況としては、「近くのスタンド
で空気を入れれば問題ない」(=自分で処理をする)、
「釘等の異物を踏んでいるので、タイヤディーラで修理
したい」(=すぐに対処できるディーラを紹介してほし
い)、「これ以上は走行できないのでロードサービスを
受けたい」(=ロードサービスの要請)がある。
【0024】ドライバは、車輌8及びタイヤ9の状況を
点検し、表示部13の画面上で、現在の状況を選択する
(クリックする)。続いて、現在地として「一般道路」
「高速道路」を選択する。ここでは、更に画面の表示に
従って操作を行い、車輌現在位置を詳細に特定して行
く。最後に、送信ボタンを選択する。これにより、車輌
8及びタイヤ9の状況を示すデータがタイヤ管理サーバ
1に送信される。なお、車輌8がナビゲーションシステ
ムを搭載している場合は、GPSから車輌8の正確な位
置情報を送るようにしても良い。
【0025】図6に戻り、タイヤ管理サーバ1では、回
答を受信する(ステップS14)と、その内容を判定す
る(ステップS15)。ドライバが自分で処理するとし
ていれば、処理を終了する。ステップS15でディーラ
の紹介が要請されていれば、ドライバに紹介するディー
ラの選択を行う(ステップS16)。ここでは、車輌8
の現在位置に近いディーラを、ディーラデータベース1
5から抽出する。このディーラの名称、住所、電話番号
等を車輌端末7に通知する(ステップS17)。このデ
ータは、表示部13に表示されるので、ドライバは表示
されたディーラまで車輌8を運転していく。選択したデ
ィーラのディーラ端末4に、車輌8がタイヤ9の修理等
のために運び込まれること、その車輌8の現在の位置、
電話番号、必要な作業内容等の情報を通知して(ステッ
プS18)、処理を終了する。
【0026】ステップS15でロードサービスが要請さ
れていれば、ディーラ端末4を検索し、ロードサービス
提供可能なディーラを選択する(ステップS21)。こ
こでは、車輌8の現在位置に近いディーラから順に、タ
イヤの在庫、作業の可否を問い合わせ、条件が合うディ
ーラを選択する。次いで、車輌端末7に、選択したディ
ーラの名称、住所、電話番号等を通知する(ステップS
22)。また、選択したディーラのディーラ端末4に、
車輌8の位置、電話番号、タイヤID、必要な作業内容
等の情報を通知して(ステップS23)、処理を終了す
る。通知を受けたディーラは、作業員が、タイヤIDで
特定されたタイヤ9を現地に運び、ロードサービスを行
う。
【0027】以上説明したように、タイヤ9の空気圧を
ほぼリアルタイムでモニタリングすることができるの
で、何らかの理由でタイヤ9の空気圧が低下した場合、
ドライバはすぐにその状態に気づくことができ、トラブ
ルを未然に防ぐことができる。したがって、安全走行の
確保と、定期配送に貢献できる。また、トラブルの対処
も、ディーラへの連絡等が自動的になされるので、ドラ
イバの負担が軽減される。
【0028】図5のステップS2において、受信したデ
ータが残溝のデータであれば、タイヤ管理サーバ1は、
図4のタイヤ個別データ情報の残溝量に、最新データを
記録し(ステップS31)、タイヤ残溝の全摩耗予想時
期を演算する(ステップS32)。この演算は、過去の
走行距離、残溝量と、予想される今後の走行量とを考慮
して行われる。全摩耗予想時期までの日数が10日以内
であるか否かを判定する(ステップS33)。10日以
内でなければ、処理を終了する。
【0029】全摩耗予想時期が10日以内であった場合
は、タイヤ交換のスケジューリング処理を開始する。対
象の車輌8を管理する車輌管理端末5に、残溝全摩耗の
予想時期を連絡し、交換希望日時を問い合わせるデータ
を送信する(ステップS34)。また、ディーラ端末4
に、タイヤIDを提示して全摩耗の予想時期を連絡する
(ステップS35)。ここで連絡を取るディーラは、事
業所が取引をしているディーラがディーラデータベース
15から抽出される。
【0030】図12は、ステップS34により、車輌管
理端末5の表示部13に表示される交換日時問い合わせ
画面を示す。ここには、タイヤID、摩耗寿命予測時
期、交換候補日、交換候補時間帯が表示される。交換候
補日は、10日分が表示され、交換候補時間帯は、3区
分に分けて表示される。これらは、複数の指定が可能で
ある。事業所においては、車輌8の運行スケジュール等
を調べ、タイヤ交換可能な日時を選択し、選択が終了す
ると返信ボタンを選択する。
【0031】図7へ戻り、タイヤ管理サーバ1は、車輌
管理端末5から回答を受信する(ステップS36)と、
ディーラ端末4へ車輌端末7側の希望日時を送信する
(ステップS37)。図13は、ステップS37により
ディーラ端末4に表示される画面を示す。画面には、ユ
ーザー名、作業内容(タイヤ交換)、車輌番号、タイヤ
ID、タイヤサイズ、パターンが表示され、更に、ユー
ザーから受信したタイヤ交換候補が表示される。ディー
ラにおいては、作業日程、タイヤの在庫等を調べて、最
適な日時のチェックボックスを選択する。
【0032】タイヤ管理サーバ1は、ディーラ端末4か
ら回答を受信する(ステップS38)と、車輌管理端末
5へタイヤ交換決定日時を送信し(ステップS39)、
ディーラ端末4へ再確認のため、タイヤ交換決定日時を
送信し(ステップS40)、処理を終了する。以後は、
車輌8をディーラに運び、タイヤ交換作業へ入る。以上
説明したように、タイヤの寿命判定、及び、タイヤ交換
のスケジューリング等が自動的に行われるので、タイヤ
寿命によるトラブルを未然に防ぐことができる。したが
って、安全走行の確保と、定期配送に貢献できる。ま
た、トラブルの対処も、ディーラへの連絡等が自動的に
なされるので、ドライバ、管理者等の負担が軽減され
る。
【0033】以上、本発明の一実施形態について説明を
したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものでは
ない。以下に、上述の実施形態の変形例を示す。タイヤ
9の残溝のデータは、携帯端末6からタイヤ管理サーバ
1へ送信するだけではなく、ディーラ端末、車輌管理端
末5、車輌端末7から送信することも可能である。
【0034】タイヤ9の寿命を残溝量で判定をしている
が、走行距離、製造後の経過時間等によっても、タイヤ
9の寿命を判定することが可能である。タイヤ9の状態
を示すデータとして、タイヤ9の空気圧を使用する例を
説明したが、温度等についても、管理をすることが好ま
しい。温度等の管理は、上述の空気圧の管理と同様に行
うことができる。
【0035】車輌管理端末5は、車輌8を保有する運送
会社が管理することとしているが、ドライバ等が個人的
に管理するものであっても良い。ユーザーデータベース
14の各データは、ディーラ端末4からタイヤ管理サー
バ1へ入力するものとして説明したが、車輌管理端末5
等の任意の端末から入力することもできる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、タイヤの故障時の対
処、タイヤ寿命におけるタイヤ交換等のタイヤ管理を、
コンピュータシステムを利用して自動的に行うことがで
きる。これによって、車輌の運行管理を効率的に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ管理方法を実行するシステムの
構成を示す図。
【図2】図1のユーザーデータベースの構造を示す図
(その1)。
【図3】図1のユーザーデータベースの構造を示す図
(その2)。
【図4】図1のユーザーデータベースの構造を示す図
(その3)。
【図5】図1のタイヤ管理サーバの動作を示すフローチ
ャート(その1)。
【図6】図1のタイヤ管理サーバの動作を示すフローチ
ャート(その2)。
【図7】図1のタイヤ管理サーバの動作を示すフローチ
ャート(その3)。
【図8】図4の処理における車輌端末の表示部のタイヤ
の状態を表す画面を示す図(その1)。
【図9】図4の処理における車輌端末の表示部のタイヤ
の状態を表す画面を示す図(その2)。
【図10】図4の処理における車輌端末の表示部のタイ
ヤの状態を表す画面を示す図(その3)。
【図11】図4の処理における車輌端末へタイヤの状態
を問い合わせる画面を示す図。
【図12】図4の処理における車輌管理端末へ交換可能
日時を問い合わせる画面を示す図。
【図13】図4の処理におけるディーラ端末へ交換可能
日時を問い合わせる画面を示す図。
【符号の説明】
1…タイヤ管理サーバ 2…通信網 3…中継局 4…ディーラ端末 5…車輌管理端末 6…携帯端末 7…車輌端末 8…車輌 9…タイヤ 10…トランスポンダ 11…送受信部 12…処理部 13…表示部 14…ユーザーデータベース 15…ディーラデータベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌端末、車輌管理端末及びディーラ端
    末と通信網を介して接続されるタイヤ管理サーバにおい
    て、 前記車輌端末又は前記ディーラ端末からタイヤの状態を
    示すデータを受信し、 このデータに基づいて、タイヤの状態について判定を
    し、 タイヤが緊急に対処をしなければならない状態であると
    判定した場合は、該当の車輌端末及びその状態に対処可
    能なディーラのディーラ端末に前記タイヤの状態を連絡
    し、 タイヤに対処をする必要があるが緊急性はないと判定し
    た場合は、該当の車輌の車輌管理端末及び所定のディー
    ラのディーラ端末に対してタイヤの対処のスケジューリ
    ング処理を行うこと、 を特徴とするタイヤ管理方法。
  2. 【請求項2】 車輌管理端末及びディーラ端末と通信網
    を介して接続されるタイヤ管理サーバにおいて、 前記ディーラ端末から、タイヤの寿命に関するデータを
    受信し、 そのデータから、タイヤ交換の時期を判定し、 判定したタイヤ交換の時期に基づいて、前記車輌管理端
    末及び前記ディーラ端末に対してタイヤ交換のスケジュ
    ーリング処理を行うこと、 を特徴とするタイヤ管理方法。
  3. 【請求項3】 前記タイヤの寿命に関するデータは、タ
    イヤの残溝の量である請求項2に記載のタイヤ管理方
    法。
  4. 【請求項4】 車輌端末及びディーラ端末と通信網を介
    して接続されるタイヤ管理サーバにおいて、 前記車輌端末からタイヤの状態を示すデータを受信し、 そのデータに基づいてタイヤの状態を判定し、 タイヤに問題があると判定した場合は、該当の車輌端末
    に、タイヤの状態についての問い合わせを送信し、 前記車輌端末からディーラによる対処を要請する回答を
    受信すると、その異常に対処可能なディーラのディーラ
    端末に対処を要請する処理を行うこと、 を特徴とするタイヤ管理方法。
  5. 【請求項5】 前記タイヤの問題が、タイヤの空気圧の
    低下である請求項4に記載のタイヤ管理方法。
  6. 【請求項6】 前記タイヤの問題が、タイヤの温度の上
    昇である請求項4に記載のタイヤ管理方法。
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