JP2002132880A - 運行管理のデータ処理システム、データ処理装置および端末装置 - Google Patents

運行管理のデータ処理システム、データ処理装置および端末装置

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JP2002132880A JP2000322621A JP2000322621A JP2002132880A JP 2002132880 A JP2002132880 A JP 2002132880A JP 2000322621 A JP2000322621 A JP 2000322621A JP 2000322621 A JP2000322621 A JP 2000322621A JP 2002132880 A JP2002132880 A JP 2002132880A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運行管理帳票の作成にあたって現場での作業負
担を軽減するとともに、コストの低減も可能なデータ処
理システムを提供する。 【解決手段】トラック7a〜7cに搭載されて各種運行
データを採取するデジタル式運行記録計8a〜8cと、
運行記録計8a〜8cで採取された運行データを取り込
みセンター100へ送信するパソコン3a〜3cと、送
信されてきた運行データに基づいて運行管理帳票のデー
タを作成するサーバー1とを備える。サーバー1で作成
された運行管理帳票のデータは、インターネット300
を介してパソコン3a〜3cへ配信され、プリンタ4a
〜4cで帳票が印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の運行データ
を処理して運転日報などの各種管理帳票を出力する運行
管理のデータ処理システムに関し、また当該システムに
おけるデータ処理装置および端末装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】運送会社においては、各トラックの走行
距離や走行速度等の運行データを、車両に搭載したデジ
タル式運行記録計によってメモリカードや登録ターミナ
ルに記録し、1日の乗務が終了した時点で、営業所に設
置されている読取装置にカード等を挿入して、運行デー
タをパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)
に取り込んでいる。そして、パソコンでは取り込んだデ
ータを基にして、運転日報をはじめとする各種運行管理
帳票のデータを作成し、これをプリンタに出力して帳票
として印字するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデー
タ処理システムでは、営業所のパソコンにおいて運行管
理帳票の作成を行っているため、営業所の係員が帳票作
成にあたってパソコンを操作する必要がある。しかる
に、パソコンに習熟していない係員にとっては、このよ
うな作業は大変負担がかかり、効率も悪い。また、膨大
な運行データを蓄積することから、パソコンの記憶装置
として大容量のものが必要となる。さらに、パソコンに
は帳票作成用のソフトウエアがインストールされている
が、これがバージョンアップされた場合は、その都度ソ
フトウエアのインストール作業が必要となる。こうした
ことから、従来のシステムは時間とコストがかかるもの
となっていた。
【0004】そこで本発明の課題は、運行管理帳票の作
成にあたって現場での作業負担を軽減するとともに、コ
ストの低減も可能なデータ処理システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、車両の運行データを端末装置に取り込ん
でセンターへ送信し、センターのデータ処理装置におい
て運行データに基づいて運行管理帳票のデータを作成
し、作成したデータを端末装置へ配信するようにしたも
のである。
【0006】このような本発明は、典型的には、車両に
搭載されて当該車両の運行データを採取するデジタル式
運行記録計と、運行記録計で採取された運行データを取
り込み、通信ネットワークを介してセンターへ送信する
端末装置と、センターに設けられ、端末装置から送信さ
れてきた運行データに基づいて運行管理帳票のデータを
作成するデータ処理装置とを備えたシステムとして実現
される。そして、端末装置から通信ネットワークを介し
てセンターのデータ処理装置へアクセスを行い、データ
処理装置で作成された運行管理帳票のデータを通信ネッ
トワークを介して端末装置へ配信する。
【0007】このようにすることで、運行データに基づ
く運行管理帳票の作成はすべてセンターにおいて行われ
るので、パソコン等の端末装置においては、センターへ
のデータ送信とセンターからのデータ受信を行えばよ
く、作業負担が大幅に軽減される。また、端末装置にお
いて大量のデータ蓄積の必要がないので、大容量の記憶
装置が不要であり、ソフトウエアのバージョンアップ対
応も不要なので、コストを低減することができる。
【0008】本発明において、端末装置の典型的なもの
はパソコンであり、通信ネットワークの典型的なものは
インターネットである。これらによって、既存の通信設
備を利用して本発明のシステムを構築することができ
る。また、データ処理装置の典型的なものは、大容量記
憶装置からなるデータファイルを備えたサーバーであ
る。センターとしては、運送会社とは別の独立した情報
提供サービス会社などが考えられる。
【0009】また、上記のシステムを利用して、運行デ
ータに含まれる荷物情報をセンター側で管理することに
より、荷主側に端末装置を設置すれば、荷主からセンタ
ーに対して荷物配送状況の問い合わせを行い、センター
が荷物情報をチェックして配送状況を荷主に知らせると
いうシステムを構築することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る運行管理の
データ処理システムの一例を示す構成図である。図にお
いて、100は情報提供サービス会社(以下、センター
という)、200a,200b,200c(以下、20
0で代表する)は各運送会社、300はセンター100
および運送会社200を結ぶ通信ネットワークとしての
インターネットである。
【0011】センター100には、大容量記憶装置から
なるデータファイル2を備えたサーバー1が設けられて
いる。このサーバー1は、データ処理装置を構成するも
のであって、インターネット300に接続されている。
【0012】各運送会社200には、端末装置としての
パソコン3a,3b,3c(以下、3で代表する)と、
印字装置としてのプリンタ4a,4b,4c(以下、4
で代表する)と、読取装置としてのカード処理機5a,
5b,5c(以下、5で代表する)とが設けられてお
り、これらは運送会社の営業所に設置される。カード処
理機5はパソコン3に接続されており、パソコン3には
プリンタ4が接続されている。また、パソコン3はイン
ターネット300に接続されている。6a,6b,6c
(以下、6で代表する)は、カード本体に半導体メモリ
チップが内蔵された記録媒体としてのメモリカード、7
a,7b,7c(以下、7で代表する)は荷物を運送す
る車両としてのトラックである。
【0013】各トラック7の運転席には、デジタル式運
行記録計8a〜8c(以下、8で代表する)が搭載され
ており、この運行記録計8と、上記のパソコン3、カー
ド処理機5、インターネット300、およびサーバー1
によって、運行管理のデータ処理システムが構成され
る。このシステムの動作の概要を以下に説明する。
【0014】トラック7の乗務員は、乗務開始時にメモ
リカード6を運行記録計8にセットして運行を開始す
る。トラック運行中の各種データは、運行記録計8によ
って自動的にメモリカード6に記録される。1日の乗務
が終了して営業所に戻り、メモリカード6をカード処理
機5に挿入すると、カード6に記録されている運行デー
タが読み取られ、パソコン3に送られる。パソコン3
は、取り込んだ運行データをインターネット300を介
して、センター100のサーバー1へ送信する。
【0015】サーバー1では、パソコン3から送られて
きた運行データをもとにして、運行管理帳票のデータを
作成し、これをデータファイル2へ保存する。その後、
パソコン3からインターネット300を介してサーバー
1へアクセスすると、サーバー1はデータファイル2を
検索して、アクセスのあった運送会社に対応する運行管
理帳票のデータを、インターネット300を介して当該
運送会社のパソコン3に配信する。
【0016】配信を受けたパソコン3の画面には、まず
運行管理帳票のタイトル一覧が表示され、この中から所
望する管理帳票を選択すると、選択した管理帳票、たと
えば運転日報が画面に表示される。そして、パソコン3
において印字操作を行うと、画面に表示された運行管理
帳票がプリンタ4によって印刷される。図11ないし図
14に、プリンタ4で印刷された各種の運行管理帳票の
例を示す。
【0017】このように、図1のシステムでは、センタ
ー100のサーバー1において運行管理帳票が作成さ
れ、これがインターネット300を介して各運送会社2
00に配信されるようになっているので、パソコン3で
はカード処理機5からの運行データをサーバー1へ送信
し、サーバー1で作成された運行管理帳票のデータを受
信するだけで済む。
【0018】図2は、サーバー1の電気的構成を示した
ブロック図である。10はキーボード等を含む操作部、
11はCRTディスプレイ等の表示部、12は全体の制
御を行なうCPU、13はROMやRAM等のメモリ1
4およびデータファイル2を含む記憶部、15はインタ
ーネット300に接続されるモデム等を含む通信部であ
る。
【0019】図3は、データファイル2の記録データ領
域を示した図である。記録データ領域には、運転日報デ
ータ領域2a、乗務員別稼働実績データ領域2b、車両
別稼働実績データ領域2c、安全運転管理データ領域2
d、車両経費データ領域2e、荷物情報データ領域2
f、配車計画データ領域2gなど、各種のデータ領域が
設けられている。領域2a〜2eのデータは、パソコン
3から送られてきた運行データを編集、加工して運行管
理帳票のデータとしたものである。領域2f,2gのデ
ータは、後述する他の実施形態において用いられるデー
タである。
【0020】たとえば、運転日報データ領域2aのデー
タは、パソコン3において図11に示したような運転日
報を出力するためのデータであり、乗務員別稼働実績デ
ータ領域2bのデータは、図12に示したような乗務員
別稼働実績集計表を出力するためのデータであり、車両
別稼働実績データ領域2cデータは、図13に示したよ
うな車両別稼働実績集計表を出力するためのデータであ
り、安全運転管理データ領域2dのデータは、図14に
示したような安全運転管理集計表を出力するためのデー
タである。
【0021】なお、上記のような各種運行管理帳票は、
運送会社ごとにそのフォーマットが異なるので、サーバ
ー1ではあらかじめ決められたフォーマットに従って運
行管理帳票のデータを作成し、運送会社別にデータファ
イル2に格納する。
【0022】図4は、パソコン3の電気的構成を示した
ブロック図である。20はキーボード等を含む操作部、
21はCRTディスプレイ等の表示部、22はROMお
よびRAMやハードディスクを含む記憶部、23は全体
の制御を行なうCPU、24はインターネット300に
接続されるモデム等を含む通信部、25はカード処理機
5と接続されるインターフェースである。記憶部22に
は、インターネット上でデータを閲覧するためのブラウ
ザ(閲覧ソフトウエア)がインストールされている。4
は前述したプリンタである。
【0023】図5は、カード処理機5の電気的構成を示
したブロック図である。31はメモリカード6に記録さ
れている情報を読み取るカード読取部、32は操作スイ
ッチ等を含む操作部、33は読み取ったカードの情報を
一時的に記憶する記憶部、34は読取動作等の制御を行
なう制御部、35は読取結果等を表示する表示部、36
はパソコン3と接続されるインターフェースである。
【0024】図6は、トラック7に搭載されるデジタル
式運行記録計8の電気的構成を示したブロック図であ
る。運行記録計8には、車両の走行速度を検出する速度
検出部40、車両が保冷車などの場合に温度の検出を行
う温度検出部41、車両の位置をGPS(Global Posit
ioning System)などによって検出する位置検出部42
が接続される。温度検出部41と位置検出部42は、必
要に応じて設けられる。43は操作スイッチ等を含む操
作部、44は運行記録計全体の制御を行なう制御部、4
5はROMやRAMを含む記憶部、46は速度検出部4
0や温度検出部41あるいは位置検出部42などで検出
されたデータをメモリカード6に記録するカード処理
部、47は時刻などを表示する表示部である。
【0025】図7ないし図10は、以上述べたデータ処
理システムにおける処理手順を詳細に示したフローチャ
ートである。図7は、運行データを採取してパソコン3
からサーバー1へ送る場合の手順を示している。運転手
はトラック7に乗務すると(ステップS1)、所持して
いるメモリカード6を運転席の運行記録計8へ挿入し
(ステップS2)、運行を開始する。トラック7が運行
している間、速度検出部40等により採取された各種デ
ータ(距離、速度、時間、場所等)は、カード処理部4
6(図6)によってメモリカード6に記録される(ステ
ップS3)。乗務が終了すると(ステップS4)、運転
手は営業所に戻って、メモリカード6をカード処理機5
に挿入する(ステップS5)。カード処理機5では、カ
ード読取部31(図5)によってメモリカード6に記録
されている運行データが読み取られ、このデータは記憶
部33に一旦格納された後、インターフェース36を通
してパソコン3に送られ、パソコン3の記憶部22(図
4)に取り込まれる(ステップS6)。その後、パソコ
ン3は、取り込んだ運行データをインターネット300
を介して、センター100のサーバー1へ送信する(ス
テップS7)。
【0026】図8は、サーバー1におけるデータ処理の
手順を示している。サーバー1では、パソコン3から送
られてきた運行データを受信した後(ステップS1
1)、このデータを編集・加工して運行管理帳票のデー
タを作成する(ステップS12)。サーバー1には、こ
のデータ作成のためのソフトウエアが内蔵されている。
作成された運行管理帳票のデータは、前述のように運送
会社別にデータファイル2へ格納される(ステップS1
3)。
【0027】図9は、データファイル2のデータをパソ
コン3で取得して運行管理帳票を出力する手順を示して
いる。まず、パソコン3においてユーザーIDやパスワ
ード等を入力し、インターネット300を介してサーバ
ー1へアクセスを行う(ステップS21)。すると、パ
ソコン3の表示部21(図4)の画面には、サーバー1
から送られてきた運行管理帳票のタイトル一覧が表示さ
れ(ステップS22)、オペレータはこの画面をみて、
操作部20のキーボードやマウスにより必要な帳票を選
択する(ステップS23)。帳票が選択されると、その
帳票のデータがサーバー1から配信され、パソコン3で
はこれをダウンロードして記憶部22に格納する(ステ
ップS24)。取得されたデータは、ブラウザによって
表示部21の画面に表示され閲覧できるとともに、プリ
ンタ4によって印刷される(ステップS25)。その結
果、図11〜図14で示したような運行管理帳票が得ら
れる。
【0028】図10は、サーバー1において運行管理帳
票のデータを配信する手順を示している。サーバー1
は、パソコン3からのアクセス(図9のステップS2
1)によって帳票配信要求を受信すると(ステップS3
1)、帳票一覧のデータをパソコン3に送信する(ステ
ップS32)。その後、パソコン3から帳票選択(図9
のステップS23)の信号を受信すると(ステップS3
3)、データファイル2を検索して(ステップS3
4)、選択された帳票のデータをインターネット300
を介してパソコン3へ送信する(ステップS35)。そ
の後、サーバー1では配信したデータに対する課金処理
を行う(ステップS36)。この課金は、たとえば帳票
1枚あたりにつき定められた料金に基づいて行われる。
【0029】なお、以上のような帳票データの配信に加
えて、運送会社の運行管理者が運行管理業務をきちんと
履行しているか否かを監視する機能を追加してもよい。
すなわち、運行管理者には法律上、運転日報(図11)
等をチェックして、日々の運行管理を行う義務が課せら
れているが、このためには、パソコン3からサーバー1
へアクセスして、運行管理帳票のデータを取得する必要
がある。したがって、サーバー1側で運行管理者からの
アクセスの有無を監視し、アクセスがなければ、警告メ
ッセージをパソコン3へ送信することによって、管理者
に対し注意を促すことができる。
【0030】図15は、本発明の他の実施形態によるデ
ータ処理システムを示している。図15においては、図
1のシステムに荷主400が追加されている。荷主40
0は、運送会社200に荷物の配送を依頼した者であ
り、この荷主400のパソコン9とセンター100のサ
ーバー1とが、インターネット300により結ばれてい
る。この場合、運送会社200のパソコン3は第1の端
末装置を構成し、荷主400のパソコン9は第2の端末
装置を構成する。その他は図1と全く同じであるので、
図1と同一部分には同一符号を付して、重複部分の説明
は省略する。
【0031】図15のシステムは、運送会社200から
センター100へ送られてくる運行データの中に、荷物
情報(図3の2f参照)が含まれていることを利用し
て、センター100が運送会社200に代わって、荷物
の配送状況を荷主400に通知するようにしたものであ
る。荷物情報のデータは、たとえば車両の位置、積荷・
積降し作業の有無、作業時刻などからなり、これを参照
することで、配送先に荷物が届いたか否か等の荷物配送
状況を確認することができる。
【0032】図16は、図15のシステムにおける荷主
側の処理手順を示している。荷物の配送状況を確認した
い荷主は、パソコン9においてユーザーIDやパスワー
ド等を入力してサーバー1へアクセスを行う(ステップ
S41)。続いて、荷物を特定するための伝票番号を入
力すると、センター100から当該番号に相当する荷物
の配送状況データが送信されてくるので、パソコン9は
これを取得する(ステップS43)。取得したデータは
パソコン9の画面に表示され、配送状況を閲覧できる
(ステップS44)。パソコン9にプリンタ(図示省
略)を接続すれば、配送状況を印字することも可能であ
る。
【0033】図17は、図15のシステムにおけるサー
バー側の処理手順を示している。サーバー1が荷主40
0のパソコン9から荷物情報の要求を受信すると(ステ
ップS51)、データファイル2の荷物情報データ領域
2f(図3)を参照して、指定された伝票番号に相当す
る荷物のデータを検索する(ステップS52)。該当す
る荷物の配送状況データが抽出されれば、これをインタ
ーネット300を介してパソコン9へ送信する(ステッ
プS53)。
【0034】このようにして、図15のシステムによれ
ば、センター100から各運送会社200に対して運行
管理帳票を配信することに加えて、運送会社200へ荷
物の配送を依頼した荷主400に対して、センター10
0から荷物の配送状況を知らせることができる。したが
って、運送会社200での作業負担がより一層軽減され
る。また、この他にも、たとえば荷主400から荷物配
送依頼があった場合に、センター100において配車計
画を作成し(図3の2g参照)、そのデータを運送会社
200へ配信するといったサービスも実現することがで
きる。
【0035】本発明は上述した実施形態以外にも、種々
の形態を採用することができる。たとえば、上記では運
行管理データをメモリカード6に記録しているが、記録
媒体としては、メモリカードに代えてカートリッジ式の
登録ターミナルを用いてもよい。
【0036】また、上記実施形態においては、パソコン
3とカード処理機5とを別々に設けたが、パソコン3に
カード処理機5の機能を組み込んで両者を一体化したも
のを端末装置として用いてもよい。
【0037】また、上記実施形態においては、センター
100で作成した運行管理帳票のデータをデータファイ
ル2に保存しておき、運送会社200のパソコン3から
サーバー1へアクセスしてデータを取得するようにした
が、センター100において帳票を作成した時点で、サ
ーバー1が自動的に運行管理帳票のデータをパソコン3
へ送信するようにしてもよい。また、サーバー1からパ
ソコン3へのデータ送信は、電子メールによって行って
もよい。
【0038】また、上記実施形態においては、データを
帳票形式に編集したものをサーバー1から送信している
が、サーバー1からは帳票のデータのみを送信し、パソ
コン3において表作成用ソフトウエア等を使って、帳票
形式に編集するようにしてもよい。
【0039】また、上記実施形態においては、運送会社
200とは別の情報提供サービス会社をセンター100
としているが、運送会社が多数の営業所をもっている場
合は、各営業所と本社の情報処理部門とをイントラネッ
トで結び、本社の情報処理部門をデータ処理のためのセ
ンターとすることもできる。
【0040】また、上記実施形態においては、通信ネッ
トワークとしてインターネット300を用いているが、
これに代えて専用回線を用いてもよく、あるいは通信衛
星を利用したネットワークを利用してもよい。
【0041】さらに、運行管理帳票としては、図11〜
図14に示したもののほか、走行分析グラフや速度ヒス
トグラムなど、各種の帳票を作成することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、センターにおいて運行
管理帳票が作成されるので、端末装置においてはセンタ
ーへ運行データを送信し、また、センターから帳票のデ
ータを受信するだけでよく、現場での作業負担が大幅に
軽減される。また、端末装置にデータを蓄積する必要が
ないので大容量の記憶装置が不要となり、帳票作成用ソ
フトウエアのバージョンアップへの対応も一切不要なの
で、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ処理システムの一例を示す
構成図である。
【図2】サーバーの電気的構成を示したブロック図であ
る。
【図3】データファイルの記録データ領域を示した図で
ある。
【図4】パソコンの電気的構成を示したブロック図であ
る。
【図5】カード処理機の電気的構成を示したブロック図
である。
【図6】デジタル式運行記録計の電気的構成を示したブ
ロック図である。
【図7】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【図8】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【図9】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【図10】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【図11】運転日報の例である。
【図12】乗務員別稼働実績集計表の例である。
【図13】車両別稼働実績集計表の例である。
【図14】安全運転管理集計表の例である。
【図15】他の実施形態に係るデータ処理システムの構
成図である。
【図16】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【図17】処理手順の詳細を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 サーバー(データ処理装置) 2 データファイル 3a〜3c パソコン(第1の端末装置) 4a〜4c プリンタ 5a〜5c カード処理機 6a〜6c メモリカード 7a〜7c トラック(車両) 8a〜8c デジタル式運行記録計 9 パソコン(第2の端末装置) 100 センター 200a〜200c 運送会社 300 インターネット(通信ネットワーク) 400 荷主

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の運行データを端末装置に取り込んで
    センターへ送信し、センターのデータ処理装置において
    前記運行データに基づいて運行管理帳票のデータを作成
    し、作成したデータを前記端末装置へ配信することを特
    徴とする運行管理のデータ処理システム。
  2. 【請求項2】車両に搭載されて当該車両の運行データを
    採取するデジタル式運行記録計と、 前記運行記録計で採取された運行データを取り込み、通
    信ネットワークを介してセンターへ送信する端末装置
    と、 前記センターに設けられ、端末装置から送信されてきた
    運行データに基づいて運行管理帳票のデータを作成する
    データ処理装置とを備え、 前記端末装置から通信ネットワークを介してセンターの
    データ処理装置へアクセスを行い、前記データ処理装置
    で作成された運行管理帳票のデータを前記通信ネットワ
    ークを介して前記端末装置へ配信することを特徴とする
    運行管理のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】車両に搭載されて当該車両の運行データを
    採取するデジタル式運行記録計と、 前記運行記録計で採取された荷物情報を含む運行データ
    を取り込み、通信ネットワークを介してセンターへ送信
    する第1の端末装置と、 荷物の配送を依頼した荷主側に設けられた第2の端末装
    置と、 前記センターに設けられ、第1の端末装置から送信され
    てきた運行データに基づいて運行管理帳票のデータおよ
    び荷物配送状況のデータを作成するデータ処理装置とを
    備え、 前記第1の端末装置から通信ネットワークを介してセン
    ターのデータ処理装置へアクセスを行い、前記データ処
    理装置で作成された運行管理帳票のデータを前記通信ネ
    ットワークを介して前記第1の端末装置へ配信し、 前記第2の端末装置から通信ネットワークを介してセン
    ターのデータ処理装置へアクセスを行い、前記データ処
    理装置で作成された荷物配送状況のデータを前記通信ネ
    ットワークを介して前記第2の端末装置へ配信すること
    を特徴とする運行管理のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】センターに設けられ、車両に搭載されたデ
    ジタル式運行記録計により採取された運行データを通信
    ネットワークを介して端末装置から受信し、前記運行デ
    ータに基づいて運行管理帳票のデータを作成し、作成し
    たデータを通信ネットワークを介して前記端末装置へ配
    信することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】車両に搭載されたデジタル式運行記録計に
    より採取された運行データを取り込んで、この運行デー
    タを通信ネットワークを介してセンターのデータ処理装
    置へ送信し、前記データ処理装置において作成された運
    行管理帳票のデータを通信ネットワークを介して取得す
    ることを特徴とする端末装置。
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