JP2002132494A - 絶対値累積加減算回路 - Google Patents

絶対値累積加減算回路

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JP2002132494A
JP2002132494A JP2000327715A JP2000327715A JP2002132494A JP 2002132494 A JP2002132494 A JP 2002132494A JP 2000327715 A JP2000327715 A JP 2000327715A JP 2000327715 A JP2000327715 A JP 2000327715A JP 2002132494 A JP2002132494 A JP 2002132494A
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JP2000327715A
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Takemasa Shoji
武正 庄司
Koichi Masuda
浩一 増田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな回路規模で高速に絶対値の累積加減算
を実行することを可能とする絶対値累積加減算回路を提
供する。 【解決手段】 絶対値加減算回路は、2の補数で表現さ
れた2つのデータの加減算を行う加減算器と、前記2つ
のデータを加算するか減算するかの選択を制御する制御
信号を生成して前記加減算器へ出力する加減算器制御装
置と、前記加減算器の演算結果を格納するとともに前記
加減算器に供給するレジスタと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データのエネ
ルギー計算などに使用される絶対値累積加算器に関する
ものであり、特に、マイクロプロセッサ、ディジタルシ
グナルプロセッサ等の演算処理装置などに使用される。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来の絶対値累積加減算回路
は、入力データAの絶対値とレジスタ94に格納された
累積データBとの累積加減算を行う回路である。この回
路では先に入力データAの絶対値を計算し、その後累積
データBとの加減算を行う。
【0003】まず、入力データAの絶対値を計算するた
め、入力データAとその最上位ビットmの値を反転回路
91に入力し、最上位ビットmの値を用いてデータA’
を生成し、その出力をインクリメンタ92に入力するこ
とで、入力データAの絶対値データA’’を計算する。
ここまでの動作を以下に詳細に説明する。
【0004】図3における反転回路91は、図4に示さ
れるビット反転器951〜95mによって構成されてお
り、入力データAの値が負であるとき、入力データAの
最上位ビットmが1であるので、入力データAの第1ビ
ット〜第mビットの値であるA1〜Amをすべて反転し
てビット出力A1’〜Am’として出力し、データA’
を生成する。また、入力データAの値が正のとき、入力
データAの最上位ビットmが0であるので、入力データ
Aの第1ビット〜第mビットの値であるA1〜Amの値
をそのままビット出力A1’〜Am’として出力し、デ
ータAの1の補数であるデータA’を生成するものであ
る。
【0005】反転回路91から出力されたデータA’と
入力データAの最上位ビットmが、図3に示されるイン
クリメンタ92に入力されて、データA’と入力データ
Aの最上位ビットmとの演算が実行されることで、もと
の入力データAの絶対値データA’’が生成される。イ
ンクリメンタ92は、図5のブロック図に示される半加
算器961〜96mによって実現できる。ここで、半加
算器961〜96mは、入力データAが負の数である場
合は、Aの最上位ビットmが1であるので、反転回路9
1を通過したデータA’の最下位ビットに1を加算す
る、すなわち演算A’+mを実行して絶対値データ
A’’を出力する。また、入力データAが正の数である
場合は、Aの最上位ビットmが0であるので、演算A’
+mを実行することで、データA’をそのまま絶対値デ
ータA’’として出力するものである。これは、データ
Aの1の補数であるデータA’に、データAの値の正負
によりデータA’に1を足しているものであり、以上の
入力データAから絶対値データA’’を計算する動作
は、入力データAの2の補数を出力しているものであ
る。
【0006】絶対値データA’’とレジスタ94に格納
された累積データBを加減算器93に入力することによ
り加減算する。加減算制御信号OPが加算の場合はB+
A’’を実行し、加減算制御信号OPが減算の場合はB
−A’’を実行して、演算結果を演算データCとして生
成する。演算データCをレジスタ94に格納し、次の演
算サイクルの累積データBとして使用することにより、
入力データAの絶対値累積加算を実行する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示したように従来の絶対値累積加減算回路においては、
入力データの絶対値を計算するための反転回路91とイ
ンクリメンタ92が必要であるため、回路規模が大きく
なるという問題があった。また、加減算器93で加減算
を実行する前に反転回路91とインクリメンタ92によ
る演算が必要があるため全体として長い計算時間を必要
とする問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を鑑みてなされたも
ので、その目的は、小さい回路規模で高速に絶対値の累
積加減算を実行することを可能とする高性能な絶対値累
積加減算回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の絶対値加減算回路は、2の補数で表現された
2つのデータの加減算を行う加減算器と、前記2つの入
力データを加算するか減算するかの選択を制御する制御
信号を生成して前記加減算器へ出力する加減算器制御装
置と、前記加減算器の演算結果を格納するとともに格納
した累積データを前記加減算器に供給するレジスタと、
を備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0011】本発明における絶対値加減算回路の基本構
成を、図1に基づいて以下に説明する。
【0012】絶対値加減算回路は、入力データAと累積
データBの演算を指定する加減算制御信号OPと入力デ
ータAの最上位ビットmの値を入力とし加減算器1に実
際の演算を指定する制御信号OP’を出力する加減算器
制御装置2と、制御信号OP’の演算指定により入力デ
ータAと累積データBを演算する加減算器1と、加減算
器1から出力される演算データCを保持するとともに、
次回の演算に使用される累積データBとして加減算器1
に出力するレジスタ3と、を備えてなるものである。
【0013】次に、本実施の形態における絶対値加減算
回路の動作について説明する。
【0014】入力データAの正負により、加減算器制御
装置2に入力される加減算制御信号OPと、加減算器1
に入力される制御信号OP’の値を変化させることで入
力データの累積的な絶対値加減算を行うものである。
【0015】入力データAが負の数である場合で、加減
算器制御装置2に入力される加減算制御信号OPが加算
であるとき、加減算器制御装置は加減算器へ出力する制
御信号OP’を減算とすることで、加減算器によって、
C=B−Aを実行する。入力データAは負の数なので、
|A|=−Aであり、前記の式は、C=B+(−A)=B
+|A|となり、入力データAの絶対値の累積的な加算
を実行することになる。
【0016】また、加減算器制御装置2に入力される加
減算制御信号OPが減算であるとき、加減算器制御装置
に入力される加減算制御信号OPが減算であるとき、加
減算制御装置は加減算器へ出力する制御信号OP’を加
算とすることで、加減算器によりC=B+Aを実行す
る。入力データAは負の数なので、|A|=−Aであ
り、前記の式は、C=B−(−A)=B−|A|という
演算にすることができる。これにより入力データAの絶
対値の累積的な減算を実行することになる。
【0017】また、入力データAが正の数である場合
で、加減算器制御装置2に入力される加減算制御信号O
Pが加算であるとき、加減算器制御装置は加減算器へ出
力する制御信号OP’をそのまま加算とすることで、加
減算器により、C=B+Aという演算を実行する。入力
データAは正の数なので、|A|=Aであり、前記の式
は、C=B+|A|という演算になり、入力データAの
絶対値の累積的な加算を実行できる。
【0018】また、加減算器制御装置2に入力される加
減算制御信号OPが減算であるとき、加減算器制御装置
は加減算器へ出力する制御信号OP’を加算とすること
で、加減算器により、C=B−Aという演算を実行す
る。入力データAは正の数なので、|A|=Aであり、
前記の式は、C=B−|A|という演算になり、入力デ
ータAの絶対値の累積的な減算を実行できる。
【0019】次に、本発明に係わる絶対値加減算回路の
一実施形態として、加減算器制御装置2として排他的論
理和演算器5を用いた場合の4−bit加減算の動作に
ついて図2に基づいて説明する。
【0020】排他的論理和演算器5は、4−bit入力
データが負の数、すなわちデータAの最上位ビットmが
1のときには、1−bit加減算制御信号OPをビット
反転し、すなわち1−bit加減算制御信号OPが1で
あれば0に、逆に0であれば1にして1−bit制御信
号OP’として4−bit加減算器4に出力する。ま
た、4−bit入力データAが正の数、すなわちデータ
Aの最上位ビットmが0のときには、1−bit加減算
制御信号OPをそのまま、すなわち1−bit加減算制
御信号OPが1であれば1、逆に0であれば0の1−b
it制御信号OP’として4−bit加減算器4に出力
する。
【0021】排他的論理和演算器5の出力である1−b
it制御信号OP’を入力した4−bit加減算器4
は、1−bit制御信号OP’が0の場合には、4−b
itレジスタ6に格納された累積データBと入力データ
Aとの加算B+Aを実行して、演算データCを4−bi
tレジスタ6に出力する。また、1−bit制御信号O
P’が1の場合には、4−bitレジスタ6に格納され
た累積データBと入力データAとの減算B−Aを実行し
て演算データCを4−bitレジスタ6に出力する。
【0022】4−bitレジスタ6は、4−bit加減
算器4の演算データCを格納するとともに、格納されて
いる累積データを4−bit加減算器4のオペランドの
累積データBとして出力する。
【0023】これにより、入力データAが負の数であれ
ば、加減算制御信号OPの演算操作を反転して実行し、
正の数であれば、加減算制御信号OPの演算操作をその
まま実行することで、絶対値の累積的な加減算が可能と
なる。
【0024】以上のことから加減算器制御装置2は、4
−bit加減算で用いられた排他的論理和演算器5のよ
うに非常に単純な回路で構成できるものであり、また、
加減算器制御装置2以外には、加減算器1とレジスタ3
を備えるだけで絶対値累積加減算回路を実現できるもの
であるので、回路規模全体を小さくすることができる。
さらに、加減算器制御装置2は単純な機能をもつもので
あるので、演算も高速に行え、絶対値累積加減算回路全
体での演算時間の短縮も図ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の絶対値累積加減算回路によれ
ば、小さい回路規模で高速に絶対値の累積加減算を実行
する絶対値累積加減算回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる一実施の形態における絶対値加
減算回路の基本構成を示す図である
【図2】上記絶対値加減算回路の一実施の形態を示す図
である
【図3】従来の絶対値加減算回路を示す図である
【図4】上記絶対値加減算回路における反転回路の構成
を示す図である
【図5】上記絶対値加減算回路におけるインクリメンタ
の構成を示す図である
【符号の説明】
1 加減算器 2 加減算器制御装置 3 レジスタ 4 4−bit加減算器 5 排他的論理和演算器 6 4−bitレジスタ 91 反転回路 92 インクリメンタ 93 加減算器 94 レジスタ 951〜95m ビット反転器 961〜96m 半加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2の補数で表現されたデータを演算する演
    算装置において、前記データの加減算を行う加減算器
    と、前記データを加算するか減算するかの選択を制御す
    る制御信号を生成して前記加減算器へ出力する加減算器
    制御装置と、前記加減算器の演算結果を格納するととも
    に前記加減算器に供給するレジスタと、を備えてなるこ
    とを特徴とする絶対値累積加減算回路。
JP2000327715A 2000-10-26 2000-10-26 絶対値累積加減算回路 Pending JP2002132494A (ja)

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