JP2002131351A - ジッタ測定器 - Google Patents

ジッタ測定器

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JP2002131351A
JP2002131351A JP2000318274A JP2000318274A JP2002131351A JP 2002131351 A JP2002131351 A JP 2002131351A JP 2000318274 A JP2000318274 A JP 2000318274A JP 2000318274 A JP2000318274 A JP 2000318274A JP 2002131351 A JP2002131351 A JP 2002131351A
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JP
Japan
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boost amount
equalizer circuit
memory
circuit
boost
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000318274A
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English (en)
Inventor
Iichiro Sugiyama
猪一郎 杉山
Yasuharu Sakurai
康晴 桜井
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Kenwood KK
Kenwood TMI Corp
Original Assignee
Kenwood KK
Kenwood TMI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イコライザ回路のブースト量の設定、変更が
容易かつ正確となり、しかもその設定、変更が測定器の
安定性に悪影響を与える恐れがないジッタ測定器を提供
すること。 【解決手段】 メモリ42の4つのメモリ領域に各々イ
コライザ回路のブースト量設定値が記憶される。キー操
作でブースト量設定モードに突入させた後、キー操作で
メモリ42の所望のメモリ領域を選択し、そのメモリ領
域からブースト量設定値を読出し、その読み出されたブ
ースト量設定値をイコライザ回路14の設定値レジスタ
14bに入力させることにより、イコライザ回路14が
所望のブースト量に設定される。メモリ42の各メモリ
領域のブースト量設定値はキー操作で更新できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDプレーヤや
CDプレーヤのディスク読取り信号などに生じるジッタ
を測定するジッタ測定器に係り、特にイコライザ回路の
ブースト量設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DVDプレーヤやCDプレーヤにおいて
は、ディスクから信号を読取る発光もしくは受光器の位
置調整の不具合などから、ディスク読取り信号にジッタ
が生じることがある。このジッタを測定する装置として
ジッタ測定器が知られている。
【0003】図4は、一般に使用されるジッタ測定器の
回路図を示す。この図において、11は入力部で、この
入力部11に例えばDVDプレーヤからディスク読取り
信号、すなわち被測定信号がサイン波あるいは方形波で
供給される。入力部11に供給された被測定信号は、最
大レベルを一定にするAGC回路12を介してスイッチ
13の第1端子13aに供給される。また、被測定信号
はAGC回路12を介してイコライザ回路14(詳細は
後述する)の入力に供給されており、このイコライザ回
路14の出力はスイッチ13の第2端子13bに供給さ
れる。スイッチ13は、AGC回路12出力の被測定信
号または、イコライザ回路14を通した被測定信号を希
望に合わせて選択できる。
【0004】スイッチ13で選択された被測定信号はス
ライサ15に供給される。このスライサ15では、被測
定信号がサイン波の場合は2値化信号(方形波)への変
換と、ECLレベルへの変換が行われ、被測定信号が方
形波の場合にはECLレベルへの変換のみが行われる。
そして、スライサ15出力の被測定信号は位相差測定回
路16の第1入力16aに供給される。
【0005】また、スライサ15の出力はPLL回路1
7に供給される。このPLL回路17は、入力された被
測定信号に同期した内部クロック信号を発生させる。そ
して、このPLL回路17で発生された内部クロック信
号と、外部入力端子18から入力された、被測定信号に
同期した外部クロック信号のいずれかがスイッチ19で
選択され、しかもスライサ20でECLレベルに変換さ
れた後、基準信号としてのクロック信号が位相差測定回
路16の第2入力16bに供給される。
【0006】そして、この位相差測定回路16で、図5
(a)に示す被測定信号の立下りと、図5(b)に示す
基準クロック信号の立下りとのずれΔ、すなわち被測定
信号のジッタが測定され、さらに複数のサンプルの標準
偏差がΣ演算回路21で求められ、その標準偏差によっ
て被測定信号のジッタがメータ(表示部)22で表示さ
れる。
【0007】このようなジッタ測定器のイコライザ回路
14の周波数−ゲイン特性を図6に示す。この図のよう
に、イコライザ回路14は、入力される被測定信号を、
その周波数に応じて異なるゲインでブーストする。この
とき、イコライザ回路14は、約5MHzにブースト量
のピーク値を有する。
【0008】このイコライザ回路14のブースト量(約
5MHzでのピーク値)は、常に最適な測定条件が得ら
れるように、図6の複数の特性で示すようにレベルを調
整できる。
【0009】従来、イコライザ回路のブースト量を調整
するには、図7に示すように、測定器本体31の表面に
設けられたボリューム32を回して行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボリュ
ーム32を回してブースト量を調整する方法では、ボリ
ューム32の調整軸32aの中心に形成されている十字
溝32bに工具の先端を嵌合させて工具を使用してボリ
ューム32を回さなければならないため調整作業が面倒
であった。さらに、前回設定したブースト量に戻そうと
すると、正確に戻すことができなかった。さらに、測定
器の電源を一旦オフし、電源オフ状態でボリューム32
を調整し、再度電源をオンしなければブースト量の変更
が実行されず、電源オフ状態を必要とするので、ブース
ト量の調整が測定器の安定性に影響を与えた(電源をオ
フすると、測定器内の温度が下がるなどして測定器の安
定性が悪化する)。
【0011】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的は、イコライザ回路のブースト量の設定、変更
が容易かつ正確となり、しかもその設定、変更が測定器
の安定性に悪影響を与える恐れのないジッタ測定器を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のジッタ測定器
は、被測定信号を周波数に応じて異なるゲインでブース
トするイコライザ回路を有するジッタ測定器において、
イコライザ回路のブースト量設定値を複数種類記憶する
メモリと、キー操作に伴い、ブースト量設定モードに突
入させる手段と、この手段によりブースト量設定モード
に突入されると、前記メモリから読み出されるブースト
量設定値をキー操作により選択でき、かつ読み出された
ブースト量設定値によりイコライザ回路を所定のブース
ト量に設定する手段とを具備することを特徴とする。こ
のジッタ測定器において、メモリに記憶される複数種類
のブースト量設定値をキー操作により個々に更新する手
段を有することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるジッタ測定器の実施の形態を詳細に説明する。本発
明によるジッタ測定器の実施の形態の全体的構成は図4
と同一であり、ここでは詳細な説明は省略する。
【0014】本発明によるジッタ測定器の実施の形態に
おいては、図1に示すようなイコライザ回路ブースト量
設定回路部が設けられる。この回路部は、CPU41
と、メモリ42と、キー入力部50と、信号処理部43
と、表示LED60と、イコライザ回路14とを有す
る。
【0015】CPU41は、このブースト量設定回路部
全体を制御する。メモリ42は、CPU41に接続され
る。このメモリ42は4つのメモリ領域を有し、第1メ
モリ領域にはイコライザ回路の第1のブースト量設定
値、第2メモリ領域にはイコライザ回路の第2のブース
ト量設定値、第3メモリ領域にはイコライザ回路の第3
のブースト量設定値、第4メモリ領域にはイコライザ回
路の第4のブースト量設定値を記憶する。このブースト
量設定値により、イコライザ回路14のブースト量(図
6の約5MHzでのピーク値)が決まる。記憶されるブ
ースト量設定値とメモリ領域の数は4以外とすることが
できる。
【0016】キー入力部50は複数のキーを有する。詳
細には、図2に示すジッタ測定器の正面図に示すよう
に、EQキー51、サンプリングキー52、RFインピ
ーダンスキー53、クロックインピーダンスキー54を
有する。このキー入力部50からのキー信号は信号処理
部43を介してCPU41に供給される。
【0017】表示LED60は、CPU41に接続され
る。この表示LED60は複数のLEDを有する。詳細
には、図2に示すジッタ測定器の正面図に示すように、
EQLED61、4つのサンプリング数表示用LED6
2を有する。
【0018】イコライザ回路14は、CPU41に接続
される。このイコライザ回路14は、演算回路14a
と、設定値レジスタ14bとからなり、設定値レジスタ
14bにブースト量設定値が入力されると、そのブース
ト量設定値で決まる約5MHzでのピーク値を有する所
望のブースト特性が演算回路14aで得られる。例えば
DVDプレーヤのディスク読取り信号である被測定信号
は演算回路14aの入力に供給され、演算回路14aで
ブースト処理された後、演算回路14aの出力に導出さ
れる。
【0019】以上のようなイコライザ回路ブースト量設
定回路部によれば、図3のフローチャートに示すように
してイコライザ回路14のブースト量の設定、変更が行
われる。まず、EQキー51を3秒以上押し続けること
により(ステップS1)、ブースト量設定モードに突入
する(ステップS2)。すると、EQLED61が点滅
してブースト量設定モードに突入したことが表示される
(ステップS3)。次に、サンプリングキー52を押す
ことにより、メモリ42の4つあるメモリ領域のうち読
み出すメモリ領域を選択する(ステップS4)。このと
き、サンプリング数表示用LED62が、選択されたメ
モリ領域を表示する(ステップS5)。そして、読み出
しメモリ領域が選択されると、そのメモリ領域に記憶さ
れている1つのブースト量設定値が読み出されて、その
ブースト量設定値がイコライザ回路14の設定値レジス
タ14bに入力されるので、イコライザ回路14は読み
出されたブースト量設定値に対応するブースト量に設定
される(ステップS6)。詳しくは、読み出されたブー
スト量設定値に対応する約5MHzでのピーク値を有す
る所望のブースト特性にイコライザ回路14が設定され
る。
【0020】このようにしてイコライザ回路14を所望
のブースト量に設定した後、再度サンプリングキー52
を押してメモリ42の読出しメモリ領域を変更すれば、
他のブースト量設定値が読み出されてイコライザ回路1
4の設定値レジスタ14bに入力されるので、イコライ
ザ回路14は他のブースト量に変更される。さらに、変
更後、前回のメモリ領域を再度選択してそのメモリ領域
に記憶されたブースト量設定値を再度読み出せば、イコ
ライザ回路14は前回設定したブースト量に正確に戻
る。
【0021】その後、再度EQキー51を押すことによ
り、ブースト量設定モードを終了する(ステップS
8)。
【0022】一方、サンプリングキー52を押してメモ
リ42の読出しメモリ領域を選択した状態(ステップS
4)で、RFインピーダンスキー53またはクロックイ
ンピーダンスキー54を押せば(ステップS7)、読出
しメモリ領域に記憶されているブースト量設定値を更新
させることができる(ステップS9)。詳しくは、RF
インピーダンスキー53を押せばブースト量設定値を増
大させることができ、クロックインピーダンスキー54
を押せばブースト量設定値を減少させることができる。
このとき、読出しメモリ領域の更新されたブースト量設
定値が同時にイコライザ回路14の設定値レジスタ14
bに入力されるので、イコライザ回路14も更新された
ブースト量となる。なお、ブースト量設定値の増減は、
測定器正面の図2に示す表示器71や、測定器背面のイ
コライズドRF端子の波形をオシロスコープで確認しな
がら行うことができる。その後、EQキー51を押すこ
とにより、ブースト量設定値の更新を終了する(ステッ
プS8)。
【0023】以上のように、上記のイコライザ回路ブー
スト量設定回路部によれば、キー操作でブースト量設定
モードに突入させた後、キー操作でメモリ42から所望
のブースト量設定値を読み出すことでイコライザ回路1
4のブースト量の設定、変更が可能であり、キー操作の
みで設定、変更が行え、工具が不要であるから、設定、
変更操作が容易となる。また、前回のブースト量設定値
をメモリ42から読み出せば、正確に前回のブースト量
に戻すことができる。さらに、測定器の電源を一旦オフ
にすることなくブースト量の設定、変更が可能であるか
ら、ブースト量の設定、変更が測定器の安定性に悪影響
を与えることがなくなる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明のジッ
タ測定器によれば、イコライザ回路のブースト量の設
定、変更が容易かつ正確となり、しかもその設定、変更
が測定器の安定性に悪影響を与える恐れをなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるジッタ測定器の実施の形態を説明
するための図で、特にイコライザ回路ブースト量設定回
路部を示す回路図。
【図2】本発明によるジッタ測定器の実施の形態の正面
図。
【図3】本発明の実施の形態の動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】一般的に使用されるジッタ測定器の回路図。
【図5】ジッタ測定器で測定されるジッタを説明するた
めの波形図。
【図6】ジッタ測定器のイコライザ回路の周波数−ゲイ
ン特性図。
【図7】従来のジッタ測定器の正面図を示し、従来のイ
コライザ回路のブースト量調整方法を説明するための
図。
【符号の説明】
14 イコライザ回路 41 CPU 42 メモリ 50 キー入力部
フロントページの続き (72)発明者 桜井 康晴 神奈川県横浜市緑区白山1丁目16番2号 株式会社ケンウッドティー・エム・アイ内 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 FG01 FG11 GK18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号を周波数に応じて異なるゲイ
    ンでブーストするイコライザ回路を有するジッタ測定器
    において、 イコライザ回路のブースト量設定値を複数種類記憶する
    メモリと、 キー操作に伴い、ブースト量設定モードに突入させる手
    段と、 この手段によりブースト量設定モードに突入されると、
    前記メモリから読み出されるブースト量設定値をキー操
    作により選択でき、かつ読み出されたブースト量設定値
    によりイコライザ回路を所定のブースト量に設定する手
    段とを具備することを特徴とするジッタ測定器。
  2. 【請求項2】 メモリに記憶される複数種類のブースト
    量設定値をキー操作により個々に更新する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のジッタ測定器。
JP2000318274A 2000-10-18 2000-10-18 ジッタ測定器 Pending JP2002131351A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473458B1 (ko) * 2001-04-26 2005-03-09 티아크 가부시키가이샤 광 디스크장치
KR100578198B1 (ko) 2004-12-20 2006-05-11 주식회사 대우일렉트로닉스 디브이디 플레이어용 로더의 지터 검사 방법

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