JP2002131344A - 電流計測装置 - Google Patents

電流計測装置

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JP2002131344A
JP2002131344A JP2000328286A JP2000328286A JP2002131344A JP 2002131344 A JP2002131344 A JP 2002131344A JP 2000328286 A JP2000328286 A JP 2000328286A JP 2000328286 A JP2000328286 A JP 2000328286A JP 2002131344 A JP2002131344 A JP 2002131344A
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勲 千原
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浩次 湯谷
Masanori Toi
雅則 戸井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のCTにより電流計測、電源供給を可能
にし、装置の小型化、コストの低減を図るとともに、広
範囲の電流計測及び安定した電源供給を行う。 【解決手段】 電力線10に設置されたCT20により
系統電流を計測する電流計測装置において、CT20の
二次側に設けられた電流計測演算・監視部40の電源部
30が、整流回路31と、その出力側に接続され、かつ
スイッチング素子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流
電圧を出力する定電圧DC出力回路32と、その出力電
流によりバックアップ電源用のコンデンサが充電される
バックアップ電源回路33と、定電圧DC出力回路32
またはバックアップ電源回路33の出力電圧を所定レベ
ルに変換して電流計測演算・監視部40に対する電源を
供給するレベル変換回路35とを備え、定電圧DC出力
回路32の出力電圧の低下時にバックアップ電源回路3
3により電源を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線・配電線・
機器の電源線等の電力線を流れる電流の計測手段及びそ
の電源供給手段に特徴を有する電流計測装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に計測装置の電源は、入力レベル
が比較的安定している変圧器や二次電池など電圧入力に
よって供給されており、計測用の入力とは別になってい
るのがほとんどである。計測用入力や制御用入力を電源
と共用するシステムも皆無ではないが、電源回路として
は非常に微小電流で小型のユニットが多く、消費電流が
比較的大きくて数アンペア以上というような装置の電源
を供給し、しかも広範囲の入力電流を計測可能としたシ
ステムは現状では見あたらない。
【0003】なお、電力系統の電力線から電源を供給す
るシステムとしては、U−RD社の電流センサ応用機器
カタログのp.75に記載された電流源からの電源供給
回路例である直流電圧変換回路、単電源直流出力増幅回
路や、「電気協同研究」第46巻第4号のp.35に記
載された米国ナイテック社のパワードーナツ(送電線に
ドーナツ状のセンサを直接取り付け、送電線の電圧、電
流等を計測するとともに電磁誘導により電源をとるよう
にしたもの)や、同じく「電気協同研究」第53巻第2
号のp.112〜114に記載された光ファイバジャイ
ロへのCTによる電源供給回路等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】送配電線の電流計測に
ついては、系統事故現象や系統負荷の状況による負荷潮
流の変動、あるいは停電状態など広範囲の電流値の計測
が可能でなければならない。送配電線の電流情報を多地
点で計測しようとした場合、その計測情報の伝達手段や
計測装置への電源供給方法などが問題となる。送配電線
から電圧入力によって電源を供給する場合、系統の電圧
階級やサージ電圧を考慮した絶縁対策の問題などがある
ため、装置のコンパクト化が困難となる。
【0005】このような観点から、送配電線に設置した
CTによる電流源から装置の電源を供給し、装置自体も
電力線に直接設置することで、装置の絶縁の問題がなく
なり、装置のコンパクト化も可能となる。更に、電流計
測用のCTと電源供給用のCTとを同一のもので共用す
れば、それだけコストも下がり、システム全体の構成も
簡素化できると共に小型化も可能になる。
【0006】しかし、計測情報の伝達方法として無線を
利用したり、計測に際してGPS(Global Positioning
System)による同期計測を行ったり、あるいは、計測
データの記録用メモリ、高性能演算用CPUなどが必要
となると、装置全体に求められる消費電流も大きくなっ
てしまう。つまり、それだけ電源CTの二次側の負担が
大きくなり、CTを飽和させたりして安定出力が得られ
ない原因となり、CTの選定も困難となる。その一方
で、広範囲の電流入力に対しても安定した電源を供給で
き、しかも過電流入力時(CT定格の40倍程度)でも
電源回路及び計測回路が壊れずに正常に計測できること
が要求されるが、現状では、これらの要求を満足するよ
うな電流計測装置は未だ提供されていない。
【0007】そこで本発明は、単一のCTにより電流計
測と電源供給とを兼用して装置の小型化、低コスト化を
図り、広範囲の電流入力に対する計測及び安定した電源
供給を可能にするとともに、回路の保護機能も兼ね備え
た電流計測装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、電力線に設置されたCTに
より前記電力線を流れる電流を計測する電流計測装置に
おいて、前記CTの二次側に設けられた電流計測演算・
監視手段の電源部が、前記CTの二次側に接続された整
流回路と、この整流回路の出力側に接続され、かつスイ
ッチング素子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流電圧
を出力する定電圧DC出力回路と、この定電圧DC出力
回路に接続されてその出力電流によりバックアップ電源
用のコンデンサが充電されるバックアップ電源回路と、
前記定電圧DC出力回路またはバックアップ電源回路の
出力電圧を所定レベルに変換して前記電流計測演算・監
視手段に対する電源を供給するレベル変換回路と、を備
え、前記定電圧DC出力回路の出力電圧の低下時に前記
バックアップ電源回路により電源を供給するものであ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、電力線に設置され
たCTにより前記電力線を流れる電流を計測する電流計
測装置において、前記CTの二次側に設けられた電流計
測演算・監視手段の電源部が、前記CTの二次側に接続
された可変抵抗手段と、この可変抵抗手段に入力側が接
続された整流回路と、この整流回路の出力側に接続さ
れ、かつスイッチング素子のオンオフ制御によりほぼ一
定の直流電圧を出力する定電圧DC出力回路と、この定
電圧DC出力回路に接続されてその出力電流によりバッ
クアップ電源用のコンデンサが充電されるバックアップ
電源回路と、前記定電圧DC出力回路またはバックアッ
プ電源回路の出力電圧を所定レベルに変換して前記電流
計測演算・監視手段に対する電源を供給するレベル変換
回路と、を備え、前記定電圧DC出力回路の出力電圧の
低下時に前記バックアップ電源回路により電源を供給す
るとともに、前記電流計測演算・監視手段による電流計
測値に応じ前記可変抵抗手段の抵抗値を可変として前記
CTの飽和特性を制御し、前記整流回路の入力電流を抑
制するものである。
【0010】請求項3記載の発明は、電力線に設置され
たCTにより前記電力線を流れる電流を計測する電流計
測装置において、前記CTの二次側に設けられた電流計
測演算・監視手段の電源部が、前記CTの二次側に接続
されたスイッチまたはリレーと、このスイッチまたはリ
レーに入力側が接続された整流回路と、この整流回路の
出力側に接続され、かつスイッチング素子のオンオフ制
御によりほぼ一定の直流電圧を出力する定電圧DC出力
回路と、この定電圧DC出力回路に接続されてその出力
電流によりバックアップ電源用のコンデンサが充電され
るバックアップ電源回路と、前記定電圧DC出力回路ま
たはバックアップ電源回路の出力電圧を所定レベルに変
換して前記電流計測演算・監視手段に対する電源を供給
するレベル変換回路と、を備え、前記定電圧DC出力回
路の出力電圧の低下時に前記バックアップ電源回路によ
り電源を供給すると共に、前記電流計測演算・監視手段
が、計測電流の大きさが所定範囲外である時にアラーム
を出力する監視手段と、計測電流の大きさが所定範囲外
である時に前記スイッチまたはリレーを動作させて前記
整流回路への入力電流を遮断して前記バックアップ電源
回路による電源供給に切り替える電源供給切替手段と、
を備えたものである。
【0011】請求項4記載の発明は、電力線に設置され
たCTにより前記電力線を流れる電流を計測する電流計
測装置において、前記CTの二次側に設けられた電流計
測演算・監視手段の電源部が、前記CTの二次側に接続
された整流回路と、この整流回路の出力側に接続され、
かつスイッチング素子のオンオフ制御によりほぼ一定の
直流電圧を出力する定電圧DC出力回路と、この定電圧
DC出力回路に接続されてその出力電流によりスイッチ
またはリレーを介してバックアップ電源用のコンデンサ
が充電されるバックアップ電源回路と、このバックアッ
プ電源回路の出力電圧をスイッチまたはリレーを介し所
定レベルに変換して前記電流計測演算・監視手段に対す
る電源を供給するレベル変換回路と、を備え、前記電流
計測演算・監視手段が、計測電流の大きさが所定範囲外
である時にアラームを出力する監視手段と、前記各スイ
ッチまたはリレーの動作を制御して前記コンデンサの充
電及び放電を制御する電源供給切替手段と、を備えたも
のである。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
または4記載の電流計測装置において、バックアップ電
源回路のコンデンサの充電電圧を監視してその大きさが
所定範囲外である時にアラームを出力するとともに前記
電源供給切替手段に電源切替のための信号を送るバック
アップ電源監視手段を備えたものである。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4または5記載の電流計測装置において、前記電流
計測演算・監視手段が、計測電流の大きさに応じて、入
力レンジを切り替える入力レンジ制御手段を備えたもの
である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず、図1は本発明の第1実施形態を示
す機能ブロック図であり、請求項1記載の発明の実施形
態に相当する。この電流計測装置は、電力線10に取り
付けられた計測・電源用CT20と、その二次側に接続
された電源部30と、CT20からの計測入力及び電源
部30からの直流電源が加えられる電流計測演算・監視
部40と、電源部30からの直流電源及び電流計測演算
・監視部40の出力信号が加えられる無線伝送部50
と、この無線伝送部50に接続された無線アンテナ51
と、必要に応じて設置されるGPSアンテナ42及び計
測用CT45とから構成されている。
【0015】この実施形態は、電力線10に接続された
計測・電源用CT20から装置の電源を供給し、かつ、
このCT20により検出した電力線10の電流を計測す
るものであり、これによって系統の電流情報(大きさ、
位相、周波数など)の計測と電源供給とを同時に行うも
のである。但し、計測条件によっては別途、計測用CT
45を設置してもよい。
【0016】電源部30は、CT20の二次側に接続さ
れた整流回路31と、自励チョッパ制御による定電圧D
C出力回路32と、その出力側に接続されたバックアッ
プ電源回路33と、定電圧DC出力回路32及びバック
アップ電源回路33の出力側に接続された一対のダイオ
ードからなるダイオード回路34と、そのカソード側に
接続されて所定レベルの直流電源電圧を得るレベル変換
回路35とから構成されている。また、バックアップ電
源回路33の出力は電流計測演算・監視部40に入力さ
れており、バックアップ電源の状態(電圧)を監視可能
となっている。
【0017】計測・電源用CT20の二次側に接続され
た電流計測演算・監視部40は、必要に応じて設けられ
るGPS同期部41と、A/D変換器を有する計測入力
回路43と、計測入力回路43の出力信号が加えられて
系統電流を演算し、かつ入力電流のレベルやバックアッ
プ電源の状態を監視するとともに、計測電流値や監視結
果を遠隔の中央装置に無線伝送するための伝送制御を行
うCPU44とを備えている。
【0018】系統の電流計測は、GPSを用いた多地点
同期計測を可能とし、その計測演算データは無線伝送部
50及び無線アンテナ51を介して中継無線局(図示せ
ず)に送られ、更に中央装置へ伝送される。この中央装
置では、計測情報や電源を含めた装置状態の表示確認が
可能である。なお、本装置は、例えば系統の電流計測情
報から送配電線の故障点を標定するシステム(特願20
00−179400「故障点標定方法」)にも適用可能
である。
【0019】図2は図1における電源部30の回路構成
図であり、図3はその動作説明図である。電源部30で
は、一次側を系統電流I1が流れるCT20の二次電流
I2aが整流回路31によって整流され、その出力電流
I2bがコンパレータ32aとスイッチング素子として
のFET32bとを備えた自励チョッパ制御回路からな
る定電圧DC出力回路32に入力されて一定の直流電圧
Vaに変換される。
【0020】定電圧DC出力回路32は、CT20から
の入力電流を抑制し、過電流入力時にはコンパレータ3
2aの出力信号でFET32bをオンすることにより出
力側への電流供給を過渡的に停止し、これによって直流
電圧Vaを低下させるように動作する。すなわち、FE
T32bのオンオフ制御を繰り返すことによって一定の
出力電圧Vaを維持するものであり、通常は、ダイオー
ド回路34の上側のダイオード34aを流れる電流I2
cにより電流計測演算・監視部40や無線伝送部50に
対する電源を供給することになる。
【0021】また、バックアップ電源回路33には、定
電圧DC出力回路32の出力電流の分流電流が抵抗及び
ダイオードを介して流れ込む大容量のバックアップコン
デンサ33aが設けられており、このコンデンサ33a
が常時、充電されている。上記コンデンサ33aが十分
に充電されている状態において、系統の停電によってC
T20からの供給電圧が低下したり不安定になった場
合、ダイオード34bのアノード−カソード間に電位差
が生じるとダイオード34bがオンして電流I2dが流
れ、バックアップ電源回路33による電源供給へ自動的
に切り替わる。つまり、電流I2cによる電源供給から
電流I2dによる電源供給へと切り替わる。この電源回
路33によるバックアップ状態は、図1の計測入力回路
43に伝達される。
【0022】更に、バックアップ電源回路33は、単に
CT20からの電源供給が不可能な場合のバックアップ
機能だけでなく、前記定電圧DC出力回路32の出力電
圧が何らかの理由により不安定になった場合の補償機能
も兼ね備えており、総じて電源部30により各部へ安定
した直流電源電圧を供給することに寄与している。
【0023】図3は電源部30の動作を示すもので、C
T20の二次側電流I2a、整流回路31の出力電流I
2b、FET32bのオンオフ動作、定電圧DC出力回
路32の出力電圧Va、ダイオード回路34の出力電圧
Vb及び電源部30の出力電圧Voを表してある。前述
のごとく、FET32bのオンオフ動作により定電圧D
C出力回路32の出力電圧Vaは定電圧の定格値付近を
上下するが、そのオンオフ動作が休止している期間や系
統の停電により電流I2aがほぼゼロになったような場
合には、図示するようにバックアップ電源回路33の電
流I2dによる電源供給動作へと移行する。
【0024】なお、この装置を送配電線へ適用した場
合、そのバックアップ電源回路の仕様としては、系統事
故時再閉路時間(特に配電系)を考慮して、数分程度の
バックアップが可能であれば充分と考える。再閉路失敗
時などの停電継続の場合を考えても、事故発生時の計測
データをバックアップ電源回路が生きている間に無線伝
送により中央装置へ伝送できればよい。つまり、数分の
バックアップ時間で計測データの収集は充分可能である
から、停電継続時にも特に支障はないものである。
【0025】ところで、図2における定電圧DC出力回
路32のFET32bがオンしていないときは、CT2
0の二次側負担は装置への供給電源容量によって決まる
が、FET32bがオンしているときは、FET32b
のオン時の内部抵抗及びCT20の巻線抵抗などのCT
固有抵抗によって決まる。CT20が飽和する条件はこ
れらの負担にもよるので、CTの選定(特に定格負担、
過電流定数)については注意を要する。
【0026】一般的に、送配電線の事故電流は定格の4
0倍を見込めばよい。つまり、図2の電源部30におい
ては、CT20の二次側定格電流値の40倍相当の電流
が送配電線に流れた場合にも回路が正常動作しなければ
ならない。一方において、電力系統の定格以下での運用
(定格の数十%)時にも装置の電源を安定して供給する
ためには、比較的大きな二次側定格を有するCTを選定
しなければならない。仮にCT20の二次側定格を5A
とすると、電源部30の最大定格は200Aまで考慮す
る必要がある。
【0027】例えば、送配電線の潮流については定格の
20%でも正常に動作する必要があるとすると、CT2
0の二次側電流値が1Aの時にも装置の電源が正常に機
能しなければならないことになる(CT二次側定格を1
Aとすると、電源部30の最大定格は40Aでよいが、
0.2Aで装置の電源が正常に動作しなければならない
ことになり、電源供給条件が厳しくなる)。このような
条件のもとで電源部や電子回路素子の小型化・低コスト
化を図ろうとすると、ある程度の二次定格電流値は必要
となるが、汎用の回路素子では最大定格200Aという
のは困難であり、最大定格値としてはせいぜい数十A程
度である。また、定格値の増加につれて大電流による回
路の発熱も問題となってくる。
【0028】ところで、CTの飽和現象に着目すると、
過電流入力に対して相当の電流が二次側に流れてこな
い。つまり、CTの飽和点によっては、二次側定格値5
AのCTについて、系統事故時の過電流入力に対しても
200Aのような大電流は出力されないことになる。
【0029】一般的なCTの電流出力特性は図4のよう
になり、定格負担時の過電流定数nでおおよその特性を
把握することができる。本特性は、前述の通り、二次側
の回路負担によっても変わり、回路負担がCTの定格負
担よりも小さければそれだけ飽和しにくくなり、一次入
力に応じて二次出力電流が発生することになる。一方、
前述のFETがオンしている状態では回路の負担が小さ
いことから、その継続時間によっては過電流が発生する
可能性があり、十分注意が必要となる。
【0030】本発明の第2実施形態は、以上のようなC
Tの飽和現象を利用して電源部を保護しようとするもの
である。図5はこの第2実施形態を示しており、請求項
2に記載した発明の実施形態に相当する。図示するごと
く、スイッチSW0をCPU44からの信号により切替
制御してCT20の二次側負担抵抗を抵抗R0〜Rnに
よって可変にすることで、CT20の飽和特性を制御し
ようとするものである。これらの抵抗R0〜Rnは、C
T20の二次側に接続した補助CT21により入力電流
を計測し、その計測値に応じて電流計測演算・監視部4
0のCPU44がスイッチSW0に信号を送って切り替
えられる。本実施形態によれば、FET32bがオン状
態を継続しても抵抗値の選択によりCT20を飽和さ
せ、電源部30Aへの入力電流を抑制することができ
る。
【0031】また、抵抗R0〜Rnからなる可変抵抗に
より、CT20の飽和特性のばらつきを補正することが
可能である。更に、CPU44により入力電流値を計測
しながらCT20を飽和させることで電源部30Aを確
実に保護し、最適な電流値による運用によって回路の発
熱も抑制することができる。入力電流がCT20の飽和
により不安定になった場合は、前述のようにバックアッ
プ電源回路33を使用して安定した電源供給を行えばよ
い。
【0032】CT20の飽和によって抑制された電源入
力値は、電流計測演算・監視部40が有する電流計測機
能で状態監視が可能であり、異常時には後述のようにア
ラームを発生させるものとする。抵抗R0〜Rnによっ
て構成される負担調整(可変抵抗)回路は、仕様が異な
るCTを用いた場合でも最適な飽和特性を検出して制御
できるという利点もある。
【0033】次に、図6は本発明の第3実施形態を示す
ものである。この実施形態は請求項3,5,6記載の発
明の実施形態に相当する。本実施形態では、CT20の
二次電流による電源供給とバックアップ電源回路33に
よる電源供給とをソフトウェア的に切替可能としてい
る。図6において、43Aは補助CT21に接続された
計測入力回路であり、この回路43Aは、スイッチング
素子43aと抵抗Rk0〜Rknとをそれぞれ直列接続
した回路の並列回路と、それらに並列接続されるツェナ
ーダイオード直列接続回路43bと、その両端に接続さ
れるフィルタ回路43cと、A/D変換器43d,43
eとを備えている。
【0034】フィルタ回路43cの出力は、A/D変換
器43dを介してCPU44内の入力計測・監視手段4
4bに入力され、また、電源部30B内のバックアップ
コンデンサ33aの電圧は、A/D変換器43eを介し
てCPU44内のバックアップ電源監視手段44cに入
力されている。入力計測・監視手段44b及びバックア
ップ電源監視手段44cからは、入力電流の異常やバッ
クアップ電源の異常を示す異常アラーム及び状態表示信
号が出力されるとともに、これらの各手段44c,44
dの監視出力は電源供給切替手段44dにも入力されて
いる。また、入力計測・監視手段44bの出力は入力レ
ンジ(フルスケール)制御手段44aにも入力されてい
る。
【0035】入力レンジ制御手段44aの出力信号は計
測入力回路43Aの各スイッチング素子43aに加えら
れており、電源供給切替手段44dの出力信号は整流回
路31の入力側に設けられたスイッチSW1に加えられ
ている。なお、スイッチSW1は一対の連動スイッチに
より構成され、平常時は図6のような接続状態(スイッ
チ入りの状態とする)にあり、CT20の二次側が整流
回路31に接続されている。
【0036】次に、この実施形態の動作を図7のフロー
チャートを参照しつつ説明する。図7は、CPU44に
よる計測・電源監視処理及び電源供給の切替制御処理を
示すものである。図7において、まずスイッチSW1の
入切を判断し(S1)、入りの場合には過電流レベル
(定格入力電流のn倍)未満の電流入力値を計測し(S
3)、切りの場合には過電流レベル以上の電流を計測す
る(S2)ものとする。ここで、電流計測処理は、図7
の右上に示すごとく計測入力回路43Aの抵抗Rk0〜
Rknを順次変化させて入力レンジを制御しながら実行
する。
【0037】ここで、計測入力回路43AのA/D変換
器43dの入力フルスケールを系統事故時の入力レベル
に合わせると、通常定格電流以下の低い入力レベルに対
しては小さいビット数での計測となって量子化誤差が大
きくなり、高精度での計測が不可能となる。そこで、入
力計測・監視手段44bが検出した計測値の大きさに応
じて、ソフトウェア処理により入力レンジ制御手段44
aが入力計測回路43Aの抵抗Rk0〜Rknを選択可
変としてA/D変換器43dの入力フルスケールを可変
にし、最適な計測分解能で高精度に計測を行うようにし
ている。
【0038】図6のA/D変換器43dを介して計測さ
れる入力電流が過電流レベルを超えていることが入力計
測・監視手段44bにより検出されると(S4)、電源
入力異常のアラームを出力するとともに電源供給切替手
段44dを介してスイッチSW1を切り、終了する(S
9,S10)。なお、スイッチSW1を切ることで前記
ステップS2に移行することになる。また、入力電流レ
ベルが不足していて電源供給が不可能である場合には
(S5)、電源入力異常のアラームを出力して(S1
1)ステップS7に移行する。
【0039】入力電流レベルが過電流レベルを超えてお
らず、かつ、不足していない場合には(S5)、入力計
測・監視手段44bによりCT20が飽和しているか否
かを判断し(S6)、飽和している場合にはバックアッ
プ電源監視手段44cがコンデンサ33aの電圧からバ
ックアップ可能かどうかを判断する(S7)。なお、前
記ステップS2の処理後もこのステップS7に移行す
る。
【0040】コンデンサ33aによるバックアップが可
能であれば、スイッチSW1を切った状態を維持して
(S8)終了する。また、バックアップが不可であれ
ば、バックアップ電源の準備が未完であって正常計測が
不能である旨のアラームをバックアップ電源監視手段4
4cが出力する(S12)とともに、電源供給切替手段
44dを介しスイッチSW1を入れて終了する(S1
3)。
【0041】すなわちこの実施形態では、入力電流が過
電流レベルを超えたところでスイッチSW1を切ること
によりCT20からの電源供給が不可能となり、自動的
にコンデンサ33aによるバックアップ電源に切り替わ
る。このように入力電流値を計測・監視しながら運用す
るので、過電流などの電源入力異常を検出した場合に
は、装置のアラーム情報として無線伝送を通じて中央装
置へ知らせるとともに、電源部30Bを保護しつつ装置
を正常動作させることができる。前述のように、装置の
電源は数分のバックアップが可能であれば、系統の事故
現象の計測・解析をするのに充分である。
【0042】ここで、図6が入力電流レベルをソフトウ
ェアで監視して過電流入力時にスイッチSW1を切り替
えるのに対し、図8に示す第4実施形態はハードウェア
で入力レベルを監視してスイッチSW1を制御するもの
である。図8の電源部30E内の入力監視回路36は、
制御電源Vccから過電流入力判定基準電圧Vref1を生成
する回路と、入力電流の整流回路31の出力を電圧Vi1
に変換する回路と、Vref1とVi1とのレベルを比較する
コンパレータ36bと、コンパレータ36bの出力信号
を一定時間保持させるオフディレイタイマ36aとから
構成されている。前述のソフトウェアによる監視制御よ
りも、図8のごとくハードウェアによって過電流を検出
した方がスイッチSW1の切替が高速となり、スイッチ
SW1の後段の電源回路や素子の過電流保護効果が高く
なる。
【0043】図9は図8の実施形態の動作状態を示した
ものである。入力電流が大きくなるとVi1が大きくな
り、このVi1がVref1より大きくなったときにコンパレ
ータ36bからHighレベルの信号が出力される。このコ
ンパレータ36bの出力信号はオフディレイタイマ36
aにより一定時間Toffだけ出力を維持する。これによ
り、ある電流レベルを超えた過電流入力に対しスイッチ
SW1を切り替えて入力電流が電源回路へ供給されるの
を遮断することとし、前述のようにバックアップコンデ
ンサ33aから電源を供給して運用するものである。
【0044】ところで、前述のCT飽和現象による回路
保護方式を適用した場合、系統事故時などの過電流領域
の計測が不可能となるため、例えば計測用のCTと電源
用のCTとを分けて個別に設置するなどの対応が必要と
なる。しかし、図6や図8の回路構成において、例えば
系統事故のような過電流入力を検出した場合には、スイ
ッチSW1により電源部を直ちにバックアップ側に切り
替えて、CT20の二次側から電源部を切り離し、CT
20からの電流は計測にだけ使うものとする。計測入力
回路43Aは電源部に比べてその回路負担が非常に小さ
いため、前述のCTと同一定格のものでも飽和しにくく
なる。これにより、系統事故時の過電流についてもCT
を飽和させることなく、計測可能とするものである。
【0045】図6、図8の実施形態では、バックアップ
電源監視手段44cがコンデンサ33aの充電状態(電
圧レベル)を常時監視できる構成となっており、コンデ
ンサ電圧が低下して電源供給が不可能になった場合は、
スイッチSW1の制御によりバックアップ電源からCT
20の二次電流による電源へと電源供給回路を切り替え
て運用する(S7,S12,S13)。このとき、CT
20の二次電流が過電流となっていた場合には、CT2
0の飽和現象により系統電流の正常な計測値が得られな
いので、再度バックアップ電源が充電されるまで系統電
流値の正確な計測不可能となり、機能停止となる。
【0046】図10は、本発明の第5実施形態を示すも
ので、請求項4,5,6に記載した発明の実施形態に相
当する。前述のように、装置電源の消費電流値が比較的
大きいと、電源部及びCTの選定が難しくなる。しか
し、図10に示すように装置電源をCT20から直接供
給せずに、CT20を系統電流の計測及びバックアップ
電源回路のコンデンサ33aの充電にのみ使用し、電源
供給をもっぱらバックアップ電源回路から行うようにす
れば、CT20の二次側定格電流を小さくでき、CT2
0の定格負担も抑えることができる。
【0047】図10において、図6、図8の実施形態と
異なる部分は電源部30Cの構成である。バックアップ
電源回路のコンデンサ33aの一端にはスイッチSW2
が接続されており、平常時は図10のような接続状態
(オン状態)でコンデンサ33aが定電圧DC出力回路
32に接続されて充電されている。このスイッチSW2
は、CPU44によるソフトウェア監視制御によってオ
ンオフ制御される。なお、図10ではCPU44の電源
供給切替手段44dの出力によりスイッチSW2をオン
オフ制御する。
【0048】図11はこの実施形態の動作説明図であ
り、スイッチSW2がオフの状態ではコンデンサ33a
が放電してその放電電流により電源が供給される。この
とき、CPU44は通常動作モードにあって電流計測及
び計測データの無線伝送を行っている。コンデンサ33
aの電圧VcはA/D変換器43eを介してCPU44
のバックアップ電源監視手段44cに入力されており、
この電圧Vcが一定値以下になったことが検出される
と、電源供給切替手段44dの出力によりスイッチSW
2がオンとなる。これによりコンデンサ33aは充電状
態となり、CPU44は電流計測動作や無線伝送を中断
して低消費電力動作のスタンバイモードとなり、コンデ
ンサ電圧Vcの監視のみを実行する。
【0049】図10の実施形態では、スイッチSW2が
オン状態(コンデンサ33aの充電中)において、最低
限、CPU44によりバックアップ電源の電圧監視を働
かせる必要があるので、その分消費電流も増え、充電に
時間かかる。このため、図12に示した第6実施形態
は、ハードウェアにてバックアップコンデンサ33aの
充電電圧を監視し、CPU44を働かせることなく、バ
ックアップコンデンサ33aの充放電を制御するもので
ある。
【0050】図12の実施形態が図10と異なるところ
は、電源部30F内のバックアップコンデンサ33aの
一端に、連動する一対のスイッチSW2a,SW2bか
らなるスイッチSW2が接続されており、平常時は図1
2のような接続状態(SW2aがオフ、SW2bがオン
の状態)である。また、ハードウェアでバックアップコ
ンデンサ33aの満充電を検出し、かつ充放電を切り替
えるスイッチSW2を制御する充放電制御回路を備えて
いる。この充放電制御回路は、制御電源Vccからバック
アップコンデンサ33aの満充電判定基準電圧Vref2を
生成する回路と、バックアップ電圧Vcを電圧Vi2にレ
ベル変換する回路と、Vref2とVi2とのレベル比較を行
うコンパレータ37と、コンパレータ37の出力信号を
バックアップ電源がなくなるまで保持させる出力保持回
路38により構成されている。
【0051】図13は本実施形態の動作を示したもので
ある。前述のごとく、通常はスイッチSW2aがオフ、
SW2bがオンであり、コンデンサ33aが充電される
状態となっている。コンデンサ33aの充電により電圧
Vcが上昇すると、それに合わせてVi2も上昇し、Vi2
が満充電判定基準電圧Vref2よりも大きくなったところ
でコンパレータ37の出力信号がHighレベルとなる。こ
の出力信号は出力保持回路38により保持される。これ
により、スイッチSW2aがオン、SW2bがオフとな
り、バックアップコンデンサ33aは放電状態となる。
従って計測入力回路43AやCPU44への電源供給が
有効となり、各種計測・監視機能や伝送機能が働く。放
電によりバックアップコンデンサ33aの電圧が低下し
ていき、ある値以下になるとCPU44が停止するとと
もに、前述の出力保持回路38が復帰状態となり、スイ
ッチSW2が通常の状態に戻ってコンデンサ33aの充
電が再度行われるものである。
【0052】なお、コンデンサ33aの充電時間は定電
圧DC出力回路32との間に接続された抵抗33dの抵
抗値により決まるが、この抵抗33dにより充電電流を
小さく抑制することができるので、充電時におけるCT
20の二次側負担を小さく抑えることができる。
【0053】図10や図12の実施形態では、コンデン
サ33aを充電するスタンバイモードで電流計測や伝送
などを中断する必要がある。そこで、図14に示す第7
実施形態のようにバックアップ電源回路に2個のコンデ
ンサ33b,33cを設け、これらの電圧レベルをA/
D変換器43e,43fを介しCPU44A内のバック
アップ電源監視手段44c,44eにより監視しながら
電源供給切替手段44d及びスイッチSW3,SW4に
より供給電源を切り替えて不使用のコンデンサを充電す
ることで、CPU44Aによる電流計測や伝送を停止さ
せる時間をなるべく少なくする。
【0054】図14において、スイッチSW3,SW4
はそれぞれ一対の連動するスイッチから構成されてお
り、図14はスイッチSW3が切りの状態、スイッチS
W4が入りの状態とする。また、33e,33dは各コ
ンデンサ33b,33cの一端と定電圧DC出力回路3
2との間に接続された抵抗である。
【0055】図14の実施形態におけるCPU44Aの
処理フローを図15に示す。前記同様に入力レンジを制
御しながら電流入力値の計測処理を行い(S21)、入
力電流が過電流レベルを超えると電源入力異常を示すア
ラームを出力する(S22,S27)。なお、必要に応
じて図5に示した負担抵抗制御及び図6のスイッチSW
1による電源の切替制御を追加する。また、入力電流の
レベルが不足する場合にも電源入力異常を示すアラーム
を出力する(S23,S28)。
【0056】次に、バックアップ電源監視手段44cに
より監視しているコンデンサ33bの電圧が十分であれ
ば、電源供給切替手段44dによりスイッチSW3を入
りに切り替えてコンデンサ33bを放電させ、その放電
電流により電源を供給する(S24,S25)。一方、
入りの状態にあるスイッチSW4を切ってコンデンサ3
3cを充電し(S26)終了する。ステップS24にお
いてコンデンサ33bの電圧が不足する場合には、バッ
クアップ電源監視手段44eにより監視している他方の
コンデンサ33cの電圧を確認し(S29)、この電圧
が十分であればスイッチSW4を入りにしてコンデンサ
33cを放電させ、電源を供給する(S30)。一方、
入りの状態にあるスイッチSW3を切ってコンデンサ3
3bを充電し(S31)終了する。
【0057】ステップS29においてコンデンサ33c
の電圧も不足する場合には、バックアップ電源回路のコ
ンデンサ33b,33cが何れも準備できておらず、電
源供給が不能であるとしてアラームを出力する(S3
2)。これにより、CPU44Aはスタンバイモードへ
移行する。
【0058】なお、上述した各実施形態において使用さ
れているスイッチSW1〜SW4は、リレー(リレー接
点)により構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
配電線の広範囲かつ不安定な電流入力から安定した電源
を供給し、信頼性の高い電源を提供することができる。
特に、商用電源などの制御電源の供給が困難な場所で
も、送配電線のような潮流のある電力線があれば、そこ
から比較的安定した電源を供給することが可能となり、
装置の設置も可能となる。
【0060】また、系統の電流計測用と電源供給用のC
Tを共用化すれば装置も小型化でき、しかもコストの削
減が図れるとともに、広範囲の入力電流に対して比較的
高精度で計測することができる。更に、計測・電源用C
Tの飽和特性を制御できるので、仕様の異なるCTを選
定しても同一のハードウェアを用いて特性を補正しなが
ら運用できるとともに、小型低容量のCTを選定して運
用することも可能となるので、計測・電源用CTについ
ては比較的低コストのものを選定しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における電源部の回路構成図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】一般的なCTの電流出力特性を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図6】本発明の第3実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図7】図6におけるCPUの処理を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明の第4実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図9】図8の動作説明図である。
【図10】本発明の第5実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図11】図10の動作説明図である。
【図12】本発明の第6実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図13】図12の動作説明図である。
【図14】本発明の第7実施形態を示す回路構成図であ
る。
【図15】図14におけるCPUの処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 電力線 20 計測・電源用CT 21 補助CT 30,30A,30B,30C,30D,30E,30
F 電源部 31 整流回路 32 定電圧DC出力回路 32a コンパレータ 32b FET(スイッチング素子) 33 バックアップ電源回路 33a,33b,33c バックアップコンデンサ 33d,33e 抵抗 34 ダイオード回路 35 レベル変換回路 35a DC/DC変換回路 35b 平滑コンデンサ 36 入力監視回路 36a オフディレイタイマ 36b,37 コンパレータ 38 出力保持回路 40 電流計測演算・監視部 41 GPS同期部 42 GPSアンテナ 43,43A 計測入力回路 43a スイッチング素子 43b ツェナーダイオード直列接続回路 43c フィルタ回路 43d,43e,43f A/D変換器 44,44A CPU 44a 入力レンジ制御手段 44b 入力計測・監視手段 44c,44e バックアップ電源監視手段 44d 電源供給切替手段 45 計測用CT 50 無線伝送部 51 無線アンテナ SW0,SW1,SW2,SW3,SW4 スイッチ R0〜Rn,Rk0〜Rkn 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千原 勲 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 湯谷 浩次 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 戸井 雅則 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G025 AA05 AA16 AB14 2G035 AA26 AB08 AC01 AD11 AD13 AD14 AD19 AD23 AD28 AD58 AD65

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力線に設置されたCTにより前記電力
    線を流れる電流を計測する電流計測装置において、 前記CTの二次側に設けられた電流計測演算・監視手段
    の電源部が、 前記CTの二次側に接続された整流回路と、 この整流回路の出力側に接続され、かつスイッチング素
    子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流電圧を出力する
    定電圧DC出力回路と、 この定電圧DC出力回路に接続されてその出力電流によ
    りバックアップ電源用のコンデンサが充電されるバック
    アップ電源回路と、 前記定電圧DC出力回路またはバックアップ電源回路の
    出力電圧を所定レベルに変換して前記電流計測演算・監
    視手段に対する電源を供給するレベル変換回路と、を備
    え、 前記定電圧DC出力回路の出力電圧の低下時に前記バッ
    クアップ電源回路により電源を供給することを特徴とす
    る電流計測装置。
  2. 【請求項2】 電力線に設置されたCTにより前記電力
    線を流れる電流を計測する電流計測装置において、 前記CTの二次側に設けられた電流計測演算・監視手段
    の電源部が、 前記CTの二次側に接続された可変抵抗手段と、 この可変抵抗手段に入力側が接続された整流回路と、 この整流回路の出力側に接続され、かつスイッチング素
    子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流電圧を出力する
    定電圧DC出力回路と、 この定電圧DC出力回路に接続されてその出力電流によ
    りバックアップ電源用のコンデンサが充電されるバック
    アップ電源回路と、 前記定電圧DC出力回路またはバックアップ電源回路の
    出力電圧を所定レベルに変換して前記電流計測演算・監
    視手段に対する電源を供給するレベル変換回路と、を備
    え、 前記定電圧DC出力回路の出力電圧の低下時に前記バッ
    クアップ電源回路により電源を供給するとともに、 前記電流計測演算・監視手段による電流計測値に応じ前
    記可変抵抗手段の抵抗値を可変として前記CTの飽和特
    性を制御し、前記整流回路の入力電流を抑制することを
    特徴とする電流計測装置。
  3. 【請求項3】 電力線に設置されたCTにより前記電力
    線を流れる電流を計測する電流計測装置において、 前記CTの二次側に設けられた電流計測演算・監視手段
    の電源部が、 前記CTの二次側に接続されたスイッチまたはリレー
    と、 このスイッチまたはリレーに入力側が接続された整流回
    路と、 この整流回路の出力側に接続され、かつスイッチング素
    子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流電圧を出力する
    定電圧DC出力回路と、 この定電圧DC出力回路に接続されてその出力電流によ
    りバックアップ電源用のコンデンサが充電されるバック
    アップ電源回路と、 前記定電圧DC出力回路またはバックアップ電源回路の
    出力電圧を所定レベルに変換して前記電流計測演算・監
    視手段に対する電源を供給するレベル変換回路と、を備
    え、 前記定電圧DC出力回路の出力電圧の低下時に前記バッ
    クアップ電源回路により電源を供給すると共に、 前記電流計測演算・監視手段が、 計測電流の大きさが所定範囲外である時にアラームを出
    力する監視手段と、 計測電流の大きさが所定範囲外である時に前記スイッチ
    またはリレーを動作させて前記整流回路への入力電流を
    遮断して前記バックアップ電源回路による電源供給に切
    り替える電源供給切替手段と、を備えたことを特徴とす
    る電流計測装置。
  4. 【請求項4】 電力線に設置されたCTにより前記電
    力線を流れる電流を計測する電流計測装置において、 前記CTの二次側に設けられた電流計測演算・監視手段
    の電源部が、 前記CTの二次側に接続された整流回路と、 この整流回路の出力側に接続され、かつスイッチング素
    子のオンオフ制御によりほぼ一定の直流電圧を出力する
    定電圧DC出力回路と、 この定電圧DC出力回路に接続されてその出力電流によ
    りスイッチまたはリレーを介してバックアップ電源用の
    コンデンサが充電されるバックアップ電源回路と、 このバックアップ電源回路の出力電圧をスイッチまたは
    リレーを介し所定レベルに変換して前記電流計測演算・
    監視手段に対する電源を供給するレベル変換回路と、を
    備え、 前記電流計測演算・監視手段が、 計測電流の大きさが所定範囲外である時にアラームを出
    力する監視手段と、 前記各スイッチまたはリレーの動作を制御して前記コン
    デンサの充電及び放電を制御する電源供給切替手段と、
    を備えたことを特徴とする電流計測装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載の電流計
    測装置において、 バックアップ電源回路のコンデンサの充電電圧を監視し
    てその大きさが所定範囲外である時にアラームを出力す
    るとともに前記電源供給切替手段に電源切替のための信
    号を送るバックアップ電源監視手段を備えたことを特徴
    とする電流計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載の電
    流計測装置において、 前記電流計測演算・監視手段が、 計測電流の大きさに応じて、入力レンジを切り替える入
    力レンジ制御手段を備えたことを特徴とする電流計測装
    置。
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