JP2002130441A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2002130441A JP2000330751A JP2000330751A JP2002130441A JP 2002130441 A JP2002130441 A JP 2002130441A JP 2000330751 A JP2000330751 A JP 2000330751A JP 2000330751 A JP2000330751 A JP 2000330751A JP 2002130441 A JP2002130441 A JP 2002130441A
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直也 橋本
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Shiro Hasegawa
四郎 長谷川
Chiaki Sugano
千秋 菅野
Hiromasa Ozawa
弘正 小澤
Hirohisa Ota
裕久 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルが油に浸せきされたことに起因して導
線間でショートし、または断線してしまうといったこと
を防止し、導線の耐ショート性、耐断線性を向上させ
る。 【解決手段】 この発明の無段変速機では、油の入った
トランスミッションケース200と、このトランスミッ
ションケース200内に収納された変速機構と、トラン
スミッションケース200内に収納され前記変速機構の
動作を制御する変速制御弁と、この変速制御弁の駆動源
となるステッピングモータ1とを備え、ステッピングモ
ータ1は、コイル7を有するモータ本体3と、コイル7
に流れる電流により回転されるシャフト4と、シャフト
4の回転を直線運動に変換する変換機構とを有し、モー
タ本体3の周囲が外気であるようにトランスミッション
ケース200に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車の
無段変速機に適用される自動変速機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動車の無段変速機の説明
図であり、無段変速機は、往復動するロッド16を有す
るステッピングモータ1と、ロッド16と接続された第
1のリンク100と、この第1のリンク100に連結さ
れた第2のリンク101と、この第2のリンク101の
中心部で接続された変速制御弁102と、第2のリンク
101の端部に接続されているとともにエンジンシャフ
ト106を介してエンジン107に接続された第1のプ
ーリ103と、この第1のプーリ103と金属ベルト1
04を介して接続されているとともにドライブシャフト
108を介して車輪109に接続された第2のプーリ1
05と、変速制御弁102の作動を制御する油圧サーボ
機構とを備えている。油圧サーボ機構は、油ポンプ11
0と、油受け皿111と、ドライブシャフト108とエ
ンジンシャフト106とが所定の回転比で動作するよう
に変速制御弁102等に指令を出すコントローラ112
と、第1のプーリ103及び第2のプーリ105の回転
数を検出する速度センサ113とを備えている。
【0003】ここで、ドライブシャフト108とエンジ
ンシャフト106との回転比を調節する変速機構は、第
1のプーリ103、第2のプーリ105及び金属プレー
と104で構成されている。
【0004】この無段変速機では、ステッピングモータ
1の回転によりロッド16が往復動し、第1のリンク1
00、第2のリンク101を介して変速制御弁102が
開閉されて、変速制御弁102では第1のプーリ103
の作動油が給排される。なお、第2のリンク101は支
点Aを中心に回動する。第1のプーリ103では変速制
御弁102からの作動油により、ドラム103aが移動
して、金属ベルト104に連結された第1のプーリ10
3と第2のプーリ105との直径比が変わり、ドライブ
シャフト108とエンジンシャフト106との回転比が
調節される。
【0005】図5は図4のステッピングモータ1の平面
図、図6は図5のVI−VI線に沿った断面図、図7は
図6のVII−VII線に沿った断面図、図8は図6の
VIII−VIII線に沿った断面図、図9は図4のス
テッピングモータ1の要部斜視図である。図において、
PM形のステッピングモータ1は、樹脂製の外装材2
と、この外装材2に連結された樹脂製で筒状のハウジン
グ12と、外装材2内に設けられたモータ本体3と、こ
のモータ本体3により回転されるシャフト4と、シャフ
ト4の回転を直線運動に変換する変換機構31とを備え
ている。なお、外装材2とハウジング12とにより覆体
を構成する。
【0006】モータ本体3は、外装材2に固定されたス
テータ5と、シャフト4に固定されたロータ6とを備え
ている。ステータ5は、銅線表面に絶縁層が形成された
導線を複数回巻回して構成されたコイル7と、このコイ
ル7から引き出されたコイルターミナル8と、このコイ
ルターミナル8に接続されたコネクタターミナル9と、
このコネクタターミナル9に接続された外部コネクタ2
5とを有している。ロータ6は、シャフト4に固定され
たブッシュ10と、このブッシュ10に固定された中空
円柱形状の永久磁石11とを有している。
【0007】ハウジング12は、シャフト4と平行に延
びる複数本のねじ12Aにより外装材2に締結されてい
る。外装材2には、円形の嵌合穴2aが形成されてお
り、ハウジング12には、嵌合穴2aに挿入される嵌合
部12aが形成されている。図7に示すように、嵌合部
12aの外周面には、径方向へ突出し嵌合穴2aの内周
面に当接する3つの位置決め突起12bが形成されてい
る。また、ハウジング12の外装材2との結合面には、
環状の溝12cが形成されている。
【0008】ハウジング12の側面部には、ハウジング
12の内外を連通するハウジング連通孔12dが設けら
れている。このハウジング連通孔12dには、油中のコ
ンタミネーションを捕獲するフィルタ13が設けられて
いる。シャフト4は、ベアリング14,15により回転
自在に保持されている。ハウジング12内に固定された
ベアリング15は、ゴムシールタイプのものである。
【0009】ハウジング12の先端部には、シャフト4
の回転によりシャフト4の軸線方向へ往復動されるロッ
ド16が設けられている。ロッド16の基端部は、ハウ
ジング12内に挿入され、ロッド16の先端部は、ハウ
ジング12の先端部から突出している。ロッド16に
は、ハウジング12内とロッド16内とを連通するロッ
ド連通孔16aが形成されている。ハウジング12の先
端部の内周面には、ロッド16の直線運動を案内するス
リーブ17、ロッド16の外周部からのコンタミネーシ
ョンの侵入を阻止するオイルシール18、及びロッド1
6の前進を規制するリング状のストッパ19がそれぞれ
固定されている。
【0010】変換機構31は、ねじ部4aと、ロッド1
6の基端部にねじ部4aに螺合した樹脂製のガイド部材
20と、シャフト4に固定されロッド16の後退を規制
する金属製のストッパ21とを備えている。ガイド部材
20及びストッパ21には、シャフト4の回転方向に直
角なストッパ面20b,21aがそれぞれ形成されてい
る。ガイド部材20の外周部には、図8に示すように、
径方向へ突出してロッド16の回転を規制する回転規制
突起部20aが形成されている。従って、ガイド部材2
0は、シャフト4の回転によりシャフト4の軸線方向へ
移動される。ロッド16の先端部には、第1のリンク1
00に係合する樹脂製の操作部材22が取り付けられて
いる。
【0011】上記構成のステッピングモータ1では、外
部コネクタ25を通じてコイル7に電流が流されると、
コイル7には回転磁界が生じ、ロータ6及びシャフト4
が一体に回転する。シャフト4のねじ部4aには、ガイ
ド部材20が螺合されており、ガイド部材20は回転が
規制されているため、シャフト4の回転は、ガイド部材
20及びロッド16の直線運動に変換される。このロッ
ド16の往復動により、第1のリンク100、第2のリ
ンク101を介して変速制御弁102が開閉され、最終
的には、前述したようにドライブシャフト108とエン
ジンシャフト106との回転比が変わることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の無段変速機で
は、ステッピングモータ1の全体がイオウ及び有機イオ
ウ化合物を含有する油中に浸せきされている。そのた
め、コイル7ではイオウ等が導線の絶縁層を透過して、
銅線と化学反応が生じ、銅線と絶縁層との間にイオウ化
合物が生成され、絶縁層の銅線に対する密着力が低下し
た状態が生じる。この状態のときに、導線自体の熱履歴
による熱膨張、熱収縮の繰り返しで隣接した導線同士の
干渉により絶縁層が破れ、導線間の電位差で銅が溶出し
て導線間でショートし、時には断線してしまうという問
題点があった。また、熱膨張係数の異なる導線とボビン
とが当接する箇所では導線の絶縁層がより破れ易くな
り、よりショートし、また断線してしまうという問題点
があった。
【0013】また、コイル7からの発熱で油の温度が揮
発成分が気化する気化温度以上になりと、イオウ等が導
線の絶縁層をより透過し易くなり、導線間のショートが
より生じやすいという問題点があった。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであり、導線の耐ショート性、
耐断線性が向上したモータを有する自動変速機を得るこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る自動変速機は、油の入ったトランスミッションケース
と、このトランスミッションケース内に収納され、車輪
に接続されるドライブシャフトとエンジンに接続される
エンジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、前
記トランスミッションケース内に収納され前記変速機構
の動作を制御する変速制御弁と、この変速制御弁の駆動
源となるモータとを備え、前記モータは、覆体と、この
覆体内に設けられ導線を巻回して構成されたコイルを有
するモータ本体と、前記コイルに流れる電流により回転
されるシャフトと、このシャフトの回転を直線運動に変
換する変換機構とを有するものであって、前記モータ
は、前記モータ本体の周囲が外気であるように、前記ト
ランスミッションケースに固定されている。
【0016】この発明の請求項2に係る自動変速機で
は、トランスミッションケース内に、外気と連通してい
るとともにモータ本体を収納した小ケースが設けれてい
る。
【0017】この発明の請求項3に係る自動変速機で
は、覆体は、モータ本体を収納した外装材と、この外装
材に結合されたハウジングとから構成され、ハウジング
の肩部がトランスミッションケースの結合孔の周縁部に
密接している。
【0018】この発明の請求項4に係る自動変速機で
は、覆体は、モータ本体を収納した外装材と、この外装
材に結合されたハウジングとから構成され、ハウジング
の肩部が小ケースの結合孔の周縁部に密接している。
【0019】この発明の請求項5に係る自動変速機で
は、油の入ったトランスミッションケースと、このトラ
ンスミッションケース内に収納され、車輪に接続される
ドライブシャフトとエンジンに接続されるエンジンシャ
フトとの回転比を調節する変速機構と、前記トランスミ
ッションケース内に収納され前記変速機構の動作を制御
する変速制御弁と、前記トランスミッションケース内に
設けられ前記変速制御弁の駆動源となるモータとを備
え、前記モータは、覆体と、この覆体内に設けられ導線
を巻回して構成されたコイルを有するモータ本体と、前
記コイルに流れる電流により回転されるシャフトと、こ
のシャフトの回転を直線運動に変換する変換機構と、周
縁部が前記モータ本体と当接しているとともに表面に凹
凸面が形成された放熱板とを有している。
【0020】この発明の請求項6に係る自動変速機で
は、油の入ったトランスミッションケースと、このトラ
ンスミッションケース内に収納され、車輪に接続される
ドライブシャフトとエンジンに接続されるエンジンシャ
フトとの回転比を調節する変速機構と、前記トランスミ
ッションケース内に収納され前記変速機構の動作を制御
する変速制御弁と、前記トランスミッションケース内に
設けられ前記変速制御弁の駆動源となるモータとを備
え、前記モータは、覆体と、この覆体内に設けられ導線
を巻回して構成されたコイルを有するモータ本体と、前
記コイルに流れる電流により回転されるシャフトと、こ
のシャフトの回転を直線運動に変換する変換機構とを有
し、前記コイルの導線に流れる電流及びその巻回数は、
前記油の温度が油の気化温度以下になるように構成され
ている。
【0021】この発明の請求項7に係る自動変速機で
は、周縁部がモータ本体と当接しているとともに表面に
凹凸面が形成された放熱板を備えている。
【0022】この発明の請求項8に係る自動変速機で
は、モータはステッピングモータである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明するが、従来のものと同一または相当部分
は同一符号を付し、その説明は省略する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による無
段変速機の要部断面図である。この無段変速機のステッ
ピングモータ1は、油201が入ったトランスミッショ
ンケース200の結合孔200aの周縁部にハウジング
12の肩部12aが密接して取り付けられており、モー
タ本体3は外部に露出している。肩部12aの溝部には
弾性のリング210が設けられており、トランスミッシ
ョンケース200内の油201が外部に漏れないように
なっている。
【0024】この実施の形態1では、ステッピングモー
タ1のモータ本体3が外部に露出しており、コイル7が
イオウ及び有機イオウ化合物を含有する油201中に浸
せきされていない。そのため、コイル7が油201に浸
せきされたことに起因して導線間でショートし、または
断線してしまうといったことは防止され、導線の耐ショ
ート性、耐断線性が向上する。
【0025】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による無段変速機の要部断面図である。この無段変
速機のステッピングモータ1は、油201が入ったトラ
ンスミッションケース200内の小ケース202の結合
孔202aの周縁部にハウジング12の肩部12aが密
接して取り付けられている。小ケース202は外部と連
通しており、モータ本体3の周囲は外気で覆われてい
る。肩部12aの溝部には弾性のリング210が設けら
れており、トランスミッションケース200内の油20
1が外部に漏れないようになっている。
【0026】この実施の形態2でも、小ケース202内
には油201が浸入していないので、コイル7が油20
1に浸せきされてなく、導線間でショートし、または断
線してしまうといったことは防止され、導線の耐ショー
ト性、耐断線性が向上する。また、ステッピングモータ
1はトランスミッションケース200の内側に設けられ
ているので、トランスミッションケース200の外側で
は、ステッピングモータ1に干渉されることなく、各種
の部品を取り付けることができる。
【0027】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による無段変速機の要部断面図である。この無段変
速機のステッピングモータ1は、全体がトランスミッシ
ョンケース200内の油201に浸せきされている。外
装材2の反ハウジング12側には周縁部がロータ6に当
接した放熱板203が固定されている。アルミニウム製
の放熱板203の外表面には凹凸部203aが形成され
ている。
【0028】この実施の形態3では、放熱板203の外
表面に凹凸部203aが形成されたので、放熱板203
と接触する油の接触面積が増大し、コイル7からの熱は
放熱板203を介してより外部に放出される。そのた
め、コイル7内で局部的に油の温度が揮発成分が気化す
る気化温度以下により抑制し易くなり、気化成分に起因
して導線間でショートし、または断線してしまうといっ
たことは防止され、導線の耐ショート性、耐断線性が向
上する。なお、油の温度を気化温度以下に抑制する手段
として、コイル7に流れる電流値を低くし、コイル7で
生じる発熱量を低減させるようにしてもよい。この場
合、シャフト4の往復力を維持するために、導線の巻回
数を増加させることが必要である。
【0029】なお、上記各実施の形態1〜3ではステッ
ピングモータ1について説明したが、この発明はステッ
ピングモータに限定されないのは勿論である。また、変
速機は無段変速機に限定されないのも勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る自動変速機によれば、油の入ったトランスミッ
ションケースと、このトランスミッションケース内に収
納され、車輪に接続されるドライブシャフトとエンジン
に接続されるエンジンシャフトとの回転比を調節する変
速機構と、前記トランスミッションケース内に収納され
前記変速機構の動作を制御する変速制御弁と、この変速
制御弁の駆動源となるモータとを備え、前記モータは、
覆体と、この覆体内に設けられ導線を巻回して構成され
たコイルを有するモータ本体と、前記コイルに流れる電
流により回転されるシャフトと、このシャフトの回転を
直線運動に変換する変換機構とを有するものであって、
前記モータは、前記モータ本体の周囲が外気であるよう
に、前記トランスミッションケースに固定されており、
コイルがイオウ及び有機イオウ化合物を含有する油中に
浸せきされていないので、コイルが油に浸せきされたこ
とに起因して導線間でショートし、または断線してしま
うといったことは防止され、導線の耐ショート性、耐断
線性が向上する。
【0031】また、この発明の請求項2に係る自動変速
機によれば、トランスミッションケース内に、外気と連
通しているとともにモータ本体を収納した小ケースが設
けれているので、トランスミッションケースの外側で
は、モータに干渉されることなく、各種の部品を取り付
けることができる。
【0032】また、この発明の請求項3に係る自動変速
機によれば、覆体は、モータ本体を収納した外装材と、
この外装材に結合されたハウジングとから構成され、ハ
ウジングの肩部がトランスミッションケースの結合孔の
周縁部に密接しているので、モータをトランスミッショ
ンケースに簡単、確実に取り付けることができる。
【0033】また、この発明の請求項4に係る自動変速
機によれば、覆体は、モータ本体を収納した外装材と、
この外装材に結合されたハウジングとから構成され、ハ
ウジングの肩部が小ケースの結合孔の周縁部に密接して
いるので、モータを小ケースに簡単、確実に取り付ける
ことができる。
【0034】また、この発明の請求項5に係る自動変速
機によれば、油の入ったトランスミッションケースと、
このトランスミッションケース内に収納され、車輪に接
続されるドライブシャフトとエンジンに接続されるエン
ジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、前記ト
ランスミッションケース内に収納され前記変速機構の動
作を制御する変速制御弁と、前記トランスミッションケ
ース内に設けられ前記変速制御弁の駆動源となるモータ
とを備え、前記モータは、覆体と、この覆体内に設けら
れ導線を巻回して構成されたコイルを有するモータ本体
と、前記コイルに流れる電流により回転されるシャフト
と、このシャフトの回転を直線運動に変換する変換機構
と、周縁部が前記モータ本体と当接しているとともに表
面に凹凸面が形成された放熱板とを有しているので、放
熱板と接触する油の接触面積が増大し、コイルからの熱
は放熱板を介してより外部に放出される。そのため、簡
単な構成でコイル内で局部的に油の温度が揮発成分が気
化する気化温度以下に抑制し易くなり、気化成分に起因
して導線間でショートし、または断線してしまうといっ
たことは防止され、導線の耐ショート性、耐断線性が向
上する。
【0035】また、この発明の請求項6に係る自動変速
機によれば、油の入ったトランスミッションケースと、
このトランスミッションケース内に収納され、車輪に接
続されるドライブシャフトとエンジンに接続されるエン
ジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、前記ト
ランスミッションケース内に収納され前記変速機構の動
作を制御する変速制御弁と、前記トランスミッションケ
ース内に設けられ前記変速制御弁の駆動源となるモータ
とを備え、前記モータは、覆体と、この覆体内に設けら
れ導線を巻回して構成されたコイルを有するモータ本体
と、前記コイルに流れる電流により回転されるシャフト
と、このシャフトの回転を直線運動に変換する変換機構
とを有し、前記コイルに流れる電流及びその導線の巻回
数は、前記油の温度が油の気化温度以下になるように構
成されているので、請求項5と同様の効果を得ることが
できる。
【0036】また、この発明の請求項7に係る自動変速
機によれば、周縁部がモータ本体と当接しているととも
に表面に凹凸面が形成された放熱板を備えているので、
簡単な構成でトランスミッションケース内の油の温度が
油の気化温度以下に抑制することができる。
【0037】また、この発明の請求項8に係る自動変速
機によれば、モータはステッピングモータであるので、
往復動するシャフトの位置制御が簡単であり、より確実
な変速を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の無段変速機の要部
断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の無段変速機の要部
断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の無段変速機のステ
ッピングモータの要部断面図である。
【図4】 無段変速機の説明図である。
【図5】 従来のステッピングモータを示す平面図であ
る。
【図6】 図5のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】 図6のVIII−VIII線に沿った断面図
である。
【図9】 図6のステッピングモータの要部斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ、2 外装材、3 モータ本
体、4 シャフト、4aねじ部、7 コイル、12 ハ
ウジング、12a 肩部、200 トランスミッション
ケース、200a 結合孔、201 油、202 小ケ
ース、202a結合孔、203 放熱板、203a 凹
凸部、210 リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 四郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 菅野 千秋 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 小澤 弘正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大田 裕久 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3J050 AA02 BA03 BB04 BB12 CE06 DA02 3J063 AA02 AB22 AC04 BA03 BA15 BB11 CA01 CD44 XH13 XH23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油の入ったトランスミッションケース
    と、 このトランスミッションケース内に収納され、車輪に接
    続されるドライブシャフトとエンジンに接続されるエン
    ジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、 前記トランスミッションケース内に収納され前記変速機
    構の動作を制御する変速制御弁と、 この変速制御弁の駆動源となるモータとを備え、 前記モータは、覆体と、この覆体内に設けられ導線を巻
    回して構成されたコイルを有するモータ本体と、前記コ
    イルに流れる電流により回転されるシャフトと、このシ
    ャフトの回転を直線運動に変換する変換機構とを有する
    自動変速機であって、 前記モータは、前記モータ本体の周囲が外気であるよう
    に、前記トランスミッションケースに固定された自動変
    速機。
  2. 【請求項2】 トランスミッションケース内に、外気と
    連通しているとともに前記モータ本体を収納した小ケー
    スが設けれている請求項1に記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 覆体は、モータ本体を収納した外装材
    と、この外装材に結合されたハウジングとから構成さ
    れ、ハウジングの肩部がトランスミッションケースの結
    合孔の周縁部に密接している請求項1に記載の自動変速
    機。
  4. 【請求項4】 覆体は、モータ本体を収納した外装材
    と、この外装材に結合されたハウジングとから構成さ
    れ、ハウジングの肩部が小ケースの結合孔の周縁部に密
    接している請求項2に記載の自動変速機。
  5. 【請求項5】 油の入ったトランスミッションケース
    と、 このトランスミッションケース内に収納され、車輪に接
    続されるドライブシャフトとエンジンに接続されるエン
    ジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、 前記トランスミッションケース内に収納され前記変速機
    構の動作を制御する変速制御弁と、 前記トランスミッションケース内に設けられ前記変速制
    御弁の駆動源となるモータとを備え 前記モータは、覆体と、この覆体内に設けられ導線を巻
    回して構成されたコイルを有するモータ本体と、前記コ
    イルに流れる電流により回転されるシャフトと、このシ
    ャフトの回転を直線運動に変換する変換機構と、周縁部
    が前記モータ本体と当接しているとともに表面に凹凸面
    が形成された放熱板とを有している自動変速機。
  6. 【請求項6】 油の入ったトランスミッションケース
    と、 このトランスミッションケース内に収納され、車輪に接
    続されるドライブシャフトとエンジンに接続されるエン
    ジンシャフトとの回転比を調節する変速機構と、 前記トランスミッションケース内に収納され前記変速機
    構の動作を制御する変速制御弁と、 前記トランスミッションケース内に設けられ前記変速制
    御弁の駆動源となるモータとを備え 前記モータは、覆体と、この覆体内に設けられ導線を巻
    回して構成されたコイルを有するモータ本体と、前記コ
    イルに流れる電流により回転されるシャフトと、このシ
    ャフトの回転を直線運動に変換する変換機構とを有し、
    前記コイルの導線に流れる電流値及びその巻回数は、前
    記油の温度が油の気化温度以下になるように構成された
    自動変速機。
  7. 【請求項7】 周縁部がモータ本体と当接しているとと
    もに表面に凹凸面が形成された放熱板を備えた請求項6
    に記載の自動変速機。
  8. 【請求項8】 モータはステッピングモータである請求
    項1ないし請求項7の何れかに記載の自動変速機。
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