JP2002130440A - 車両用vベルト室冷却構造 - Google Patents
車両用vベルト室冷却構造Info
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- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
他の装備品のレイアウトがし易く、冷却風の導入効率が
良好な車両用Vベルト室冷却構造を提供する。 【解決手段】 車体フレーム1にエンジン2が固定さ
れ、該エンジン2のVベルト室13に冷却風を導入する
吸気通路を有する吸気ダクト16及び該Vベルト室13
内の空気を外部に排出する排気通路を有する排気ダクト
17が設けられたVベルト室13への冷却構造におい
て、前記エンジン2は、前記車体フレーム1の略V字状
の谷部に配置され、前記吸気ダクト16及び排気ダクト
17は、該車体フレーム1の略V字状に沿って設けた。
Description
のVベルト変速機が配設されたVベルト室を冷却する構
造に関するものである。
にVベルト変速機が設けられたものがある。そして、ス
クータ型車両のようにエンジン・駆動系が一体のユニッ
ト構造の場合、Vベルト室に冷却風を通して冷却したも
のがある。かかるユニット構造の場合、P・S両シーブ
間が長いことにより、Vベルトも長くなり、ベルト冷却
時間も長くなることから、強制的に冷却風を導入して冷
却する必要はない。
うな従来のものにあっては、モーターサイクルタイプの
場合には、その逆に、P・S両シーブ間が短くなること
により、Vベルトも短くなり、ベルト冷却時間も短くな
るため、より強制的な冷却が必要となる。
構造を装備すると共に、他の装備品のレイアウトがし易
く、冷却風の導入効率が良好な車両用Vベルト室冷却構
造を提供することを課題としている。
めに、請求項1に記載の発明は、車体フレームにエンジ
ンが固定され、該エンジンのVベルト室に冷却風を導入
する吸気通路及び該Vベルト室内の空気を外部に排出す
る排気通路が設けられたVベルト室への冷却構造におい
て、前記エンジンは、前記車体フレームの略V字状の谷
部に配置され、前記吸気通路及び排気通路は、該車体フ
レームの略V字状に沿って設けた車両用Vベルト室冷却
構造としたことを特徴とする。
いて説明する。
態を示す。
レーキを左右ハンドルレバーL,Rで操作できると共
に、エンジン2のCVT変速が行えるアンダーボーン型
自動二輪車であり、概略的には、車体フレーム1(以下
「フレーム1」という)にエンジン2が固定されると共
に、フレーム1の前部には前輪3が配置され、前記エン
ジン2の後方には後輪4が配置されている。そして、そ
のフレーム1等が複数のカバーで覆われている。
ッドパイプ1dが設けられ、このヘッドパイプ1dから
左右一対の前側傾斜部1aが斜め下方に向けて延長され
ると共に、この前側傾斜部1aから略水平な谷部1cが
後方に向けて延長され、更に、この谷部1cの後方には
後側傾斜部1bが後ろ上がりに延設されている。
斜部1bで、略V字状に形成され、このV字状の谷部1
cにブラケット6を介して前記エンジン2が支持され、
このエンジン2の駆動力が、チェーン等を内蔵する駆動
力伝達装置7により後輪4に伝達されるようになってい
る。この後輪4には、リヤクッション9の下端部9aが
回動自在に取り付けられ、このリヤクッション9の上端
部9bがフレーム1に固定されたブラケット10に回動
自在に支持されている。
ジンで、そのシリンダ軸線が車両前後方向に沿うように
略水平に配設されている。
ように、クランクケース2a内にVベルト室13が設け
られ、このVベルト室13の上部の前側に吸入口14が
形成され、上部の後ろ側に排風口15が形成されてい
る。そして、その吸入口14に冷却風を導入する吸気通
路を形成する吸気ダクト16が接続され、排風口15に
Vベルト室13内の空気を外部に排出する排気通路を形
成する排気ダクト17が接続されている。
字状の前側傾斜部1aに沿って、前方で、斜め上方に向
けて延長されている。そして、この吸気ダクト16の上
端部に形成された吸気開口16aがヘッドパイプ1dの
前側で下向きに開口されている。
V字状の後側傾斜部1bに沿って、後方で、斜め上方に
向けて延長されている。そして、この排気ダクト17の
上端部に形成された排気開口17bがシート21の下側
でリヤクッション9の上端部9aの後ろ側で後方に向け
て開口されている。
うに、Pシーブ23のVベルト24当り面と反対面側に
は、放熱フィンを兼ねた吸込みファン羽根23aが形成
されている。この吸込みファン羽根23aの近傍には、
円筒状の導風ガイド25が配設され、この導風ガイド2
5により上方に設けられた吸入口14側と吸込みファン
羽根23a側とが連通されている。
更に内側方向には、軸流(プロペラ)ファン28が設置
され、Vベルト室13内の空気を外部へ強制排送できる
ようになっている。この時には、排風は、軸流ファン2
8の外縁部にある排風ガイド29で導かれて排風口15
へ送られ、この排風口15に接続されている排気ダクト
17を通して、排気開口17aから車外へ送出されるよ
うになっている。
ていないがワンウェイ水抜き機構が設けられている。
羽根23a及び軸流ファン28が回転されると共に、走
行時のラム圧により、吸気ダクト16の吸気開口16a
からこのダクト16内を通って冷却風がVベルト室13
内に導入される。そして、このVベルト室13で熱交換
された排風は、排気ダクト17を介して車外に排出さ
れ、Vベルト室13内の温度上昇が抑制される。
と、必然的にVベルト24が短くなるため、発熱に対し
てVベルト24の冷却時間が短くなると共に、エンジン
構造上、Vベルト室13が発熱部(シリンダ、湿式遠心
クラッチ油室)に隣接して配置されて温度上昇し易い。
従って、Vベルト室13は熱影響を受け易く、温度が高
くなり過ぎるため、上記のようにVベルト室13の冷却
を強制的に行うことにより、Vベルト24の性能を維持
しつつ、耐久性を向上させるようにしている。
て各ダクト開口16a,17aを高い位置に設定するこ
とにより、低い位置で、冷却風の吸気及び排気を行う場
合よりも、防水及び防塵効果を得ることができる。
レーム1のV字状に沿って配索することにより、配索し
易いと共に、他の装備品の配設の邪魔にならず、当該他
の装備品のレイアウトがし易い。また、各ダクト16,
17は略直線上に延びているため、通気抵抗が小さいこ
とから、冷却風の導入効率を向上させることができる。
は、ワンウェイ水抜き機構を介して排出されると共に、
流動する冷却風で蒸発して除去される。
クト16及び排気ダクト17をフレーム1の略V字状に
沿って配索しているが、これに限らず、中空のフレーム
1の内部空間を吸気通路及び排気通路として利用するこ
とができる。
部分にヘルメットボックス32が配置されている。この
ヘルメットボックス32は、内部に収納されるヘルメッ
トHの径の大きい部分に対応した位置で、上側ボックス
部33と下側ボックス部34とに上下に分割されてい
る。
34との合わせ部が後ろ上がりとなるように形成されて
いる。
れて大径開口部34aが形成され、後部側に後部傾斜面
34bが形成され、この後部傾斜面34bがリアフェン
ダ36の一部を兼ねた形状、つまり、この後部傾斜面3
4bの車幅方向中央部に後輪4の逃げ用の凹部34cが
形成されている。また、この下側ボックス部34の底部
34dは、ヘルメット形状に合わせて略球面形状に形成
され、その底部34dの車幅方向の狭くなった部分の左
右両側を、フレーム1の谷部1cが前後方向に沿って挿
通されている。この部分付近で、下側ボックス部34が
フレーム1にてマウントされて支持されている。これに
より、前記下側ボックス部34は、略正立置きの前記ヘ
ルメットHの後部側が収納されるボックス前部の深さL
1が深く形成され、ボックス後部の深さL2が浅く形成
されている。
33aを下方にして、ヘルメットHの一部が挿入される
ように略球面形状に形成されており、上面はシート21
の底板21aに接合され、この底板21aの一部が上側
ボックス部33の一部を成している。勿論、反対に上側
ボックス部33の一部で、底板21aの一部材を形成す
るようにすることもできる。
ヘルメットボックス32には、図3等に示すように、ヘ
ルメットHの頭挿入開口H1側が、下側ボックス部34
の後部傾斜面34b側に位置し、ヘルメットHの後頭部
側が下側ボックス部34の底部34d側に位置して収納
されるようになっている。
れたシート21は、運転者と同乗者が着座できる長さに
形成され、上側ボックス部33の下部前端部と下側ボッ
クス部34の上部前端部との間に設けられた前側のヒン
ジ38により開閉できるようになっている。
ジ38を中心に二点鎖線に示すように前方に回動させる
ことにより、下側ボックス部34の大径開口部34aが
開かれるようになっている。
エンジン2と後輪4との間の谷間の部分に配置され、収
納されるヘルメットHの径の大きい部分に対応した位置
で、上側ボックス部33と下側ボックス部34とに上下
に分割され、この下側ボックス部33は、ボックス前部
の深さL1が深く形成され、ボックス後部の深さL2が
浅く形成され、且つ、シート21はいわゆる前ヒンジで
あるため、ヘルメットHを取り出すときに、後方で、斜
め上方(図3中矢印P方向)に向けて持ち上げるように
すれば簡単に取り出すことができ、ヘルメットボックス
32からのヘルメットHの出入れ性を向上させることが
できる。
4c(ヘルメットボックス32内側から見れば凸部)を
ヘルメットHの頭挿入開口H1にはめ込んでも、下側ボ
ックス部34の大径開口部34aは斜めに開口し、ボッ
クス後部の深さL2が浅く形成されているため、図3中
矢印P方向にヘルメットHを引き上げ易い。
面34bをリアフェンダ36の一部として流用し、更
に、後輪4外周部に対応する箇所に凹部34cを設けた
ため、ヘルメットボックス32を極力後方に配置するこ
とができ、いわゆるまえぐり空間を広くでき、足抜け性
を確保することができる。
のため、シート底板21aとの接合面は、前方の左右幅
を狭くできることから、図5に示すように、シート21
前半分の幅h1を着座、着地性を損なわない長さとする
ことができる。
精度良く仕上げてデザイン部品とすることで、サイドカ
バー40を上方に延長して上側ボックス部33の周囲を
覆う必要がないため、サイドカバー40の小型化を図る
ことができると共に、別部品で上側ボックス部33の周
囲を覆う必要もなく部品点数の削減を図ることができ
る。
れるヘルメットHの径の大きい部分に対応した位置で、
上側ボックス部33と下側ボックス部34とに上下に分
割されているため、両ボックス部33,34の型抜き性
が良好である。
ス部34との合わせ部が、アンダーボーン上縁部に沿っ
ているため、外観品質が良好である。
には、図6乃至図8に示すように、後輪4の上方に、フ
ューエルタンク42がフレーム1に吊り下げられるよう
にして支持されて配置されている。このフューエルタン
ク42は、タンク本体42aとこのタンク本体42aか
ら両側に膨出した膨出部42bとを有し、ヘルメットボ
ックス32の後方から斜め後ろ上がりに延びている。
ヘルメットボックス32の後部傾斜面34bに略接する
ように配置され、上部側が、後輪軸上方で略水平方向に
沿う左右一対のリヤフレーム1eの間に位置している。
このタンク本体42aは、前端部42cが、前方に配設
されたヘルメットボックス32の形状に沿った(後ろ上
がり傾斜)形状に形成され、下面はフューエルタンク4
2側方に配置されているサイドカバー40の下端ライン
よりも上側となるように配置され、又、タンク本体42
a下面中央部は、スイングアーム揺動で上下する後輪4
を受容するように上方に凹む凹部42dが形成されてい
る(図7及び図8参照)。
高い位置に注油口42eが設けられ、注油に際しては、
シート21を開くことにより、フューエルタンク42上
面が開放されて、注油できるようになっている。
eより車幅方向外側に張り出し、外方にあるサイドカバ
ー40の内幅近くまで突出されて容積が確保されるよう
になっている(図8参照)。
さが短いいわゆるシングルシートで、このシート21の
後ろ側に荷台44がヒンジ45を介して回動自在に設け
られ、この荷台44に収納箱46が設けられたものにお
いては、この荷台44をヒンジ45を中心に回動させる
ことにより、フューエルタンク42上面が開放されて注
油できるようになっている。
トボックス後部傾斜面34bとは、弾性体を介して結合
することもでき、又、リヤフェンダ36、サイドカバー
40を弾性体を介してフューエルタンク42側壁面に接
合することもできる。
を収納するボックス配置のため、その隣接スペースとし
ての後方に、フレーム1側方へ張り出す膨出部42bを
形成すると共に、後輪4と干渉する部分を凹状とし、
又、ヘルメットボックス32壁面に沿わす等、スペース
を活用することでタンク容量が確保できる。しかも、タ
ンク本体42aの前端部42cをヘルメットボックス3
2の後部傾斜面34bの凹部34cに挿入するようにす
れば、タンク容量を一層増加できると共に、タンク本体
42aの前端部42cを斜め下方に延長することによ
り、低重心化が図られる。
とにより、フューエルタンク42の保護を行うと共に、
シート21等で上方を覆うことにより、注油口42eの
キーを不用にでき、又、任意のサイドカバー40造形で
全体デザインを表現しながら、タンク造形の自由度を確
保することができる。
には、図10及び図11に示すように、バッテリー48
が配設されている。詳しくは、懸架されているエンジン
2のクランクケース2a前部からシリンダ部2bの上方
で、左右一対のフレーム谷部1c間にバッテリ収納容器
49が配設されている。このバッテリ収納容器49の底
面49aとエンジン2との間には、シリンダ冷却風の流
れの支障とならないように、空間が確保されて配置され
ている。また、導風効果を高めるため、そのバッテリ収
納容器49の底面49aは多少前上がりとなっている。
勿論、導風効果を高めるために、別途ガイドプレート等
の付設したり、又、停車時シリンダ部2bよりの断熱の
ために断熱シートをバッテリ収納容器49の底面49a
に貼り付けることもできる。また、そのバッテリ収納容
器49内には、バッテリー48の他に関連電装品を収納
する場合もある。
面はセンターカバー51、レッグシールド69等のデザ
インカバーで覆われて、メンテナンスが容易であると共
に、美観及び遮水性が図られている。
空スペースを活用しながら、底重心化を図ることができ
ると共に、シート21下が大型ヘルメットH用の容積を
占め、機能部品が後方配置になり易いが、ヘルメットボ
ックス32の前側にバッテリー48を配置することで車
両前後の重量配分を良好に行うことができ、冷却風を効
率的に導入することができる。
クス32が配置されていないアンダーボーン型自動二輪
車では、シート21下付近に十分なスペースがあるた
め、機能部品の配置が、この部分で行われている。よっ
て、バッテリー48等も高い位置となり重心が高くなる
傾向にある。また、スクータ型車両で、この位置にフュ
ーエルタンク42を配置したものも見受けられるが、エ
ンジンは後輪4側に配置されたユニットスイング式であ
り、形態が相違するものである。
シート21後端の後方で、リヤボディカバー54上方に
は、シート21の上方を覆うシートカバー56を収納す
るシートカバー収納装置55が配置されている。
ス57は、上面に細長いスリット状の開口部57aがあ
り、この開口部57aからシートカバー56が出し入れ
されるようになっている。このシートカバー56は、収
納ケース57内の巻取り軸58に引出し自在に巻回さ
れ、シートカバー56の先端部に設けられたシートカバ
ーエンド係着具56aで、前記開口部57aが蓋をされ
るようになっており、シートカバー56を巻き戻した状
態(シートカバー56が巻き取られた状態)で、雨水、
ホコリの浸入が防止されるようになっている。また、こ
の収納ケース57の底部には、図示省略の水抜き孔が形
成されている。
は、フック56bが配設され、シートカバー56を引き
出してシート底板21aの前端にあるフック止め具21
bに引掛けることにより、シート21上面が覆われるよ
うになっている(図11参照)。
グラブバー61の一部を張り出させ、この張出し部61
aを収納ケース57の両側に設けられたフラッシャラン
プ59の側方に位置させることで、フラッシャランプ5
9を保護することができる。
ー56を引き出して、フック56bをシート底板21a
前端にあるフック止め具21bに引っ掛けることによ
り、シート21上面が覆われることとなる。これによ
り、シート21が濡れないようにすることができると共
に、熱くなるのを防止できる。
側に配置し、この収納ケース57の両端部にフラッシャ
ランプ59を設け、又、背面57cにハイマウントスト
ップランプ付設等を行うことにより、収納ケース57を
単機能のみでなく、ケース特有のマイナス要因(高位
置、幅広)を、従来の自動二輪車以上の視認性向上等、
プラス要因に転向することができる。
載せ台であるフートボード63がエンジン2の上側を覆
うようにフレーム1又はエンジン2に固定されて張り出
した図示省略のブラケットにより片側2ヶ所以上で支え
られている。
せ部63aと、この運転者用足載せ部63aから後方に
延長された同乗者用足載せ部63bとが形成され、この
運転者用足載せ部63aと同乗者用足載せ部63bとの
間で、前記エンジン2の後方位置に切欠き部63cが形
成されている。
示すように、エンジン2のクランクセンタの下方で、ク
ランクケース2aの中央部付近を水平に前後方向に向け
て延び、途中より後方部が後ろ上がりとなり、同乗者用
足載せ部63bの後端部が後輪4の軸中心の上方を通
り、エキゾーストパイプ73及びマフラー74の上方に
位置している。
示すように、キックアーム65が設けられた側が、運転
者用足載せ部63aと同乗者用足載せ部63bとに前後
に分割されている。そして、この同乗者用足載せ部63
bは、略水平方向に沿う水平板部63dと、この水平板
部63dの車両中央寄りの側縁から上方に立ち上げられ
た立上げ壁63eとを有し、エンジン2の後端部からリ
ヤクッション9まで渡る長さに形成されている。
に示すように、エンジン2側に固定されたフートボード
ステー66に数カ所でネジ67止めされている。
用足載せ部63aは、前端部がレッグシールド69の下
端部に接続され、このフートボード63の運転者用足載
せ部63aの前端部の車幅方向の幅は、レッグシールド
69の下端部の車幅方向の幅と略同じに形成されてい
る。この前端部から後方に向けてフートボード63の運
転者用足載せ部63aの外縁は外側に広がり、その後、
切欠き部63cが形成され、この切欠き部63cの後方
の同乗者用足載せ部63bは、張出し量が運転者用足載
せ部63aより少なく、更に、後端部側は、車両中央に
向けて指向させて後方からの衝突に対し、より安全な形
とされている。
転者用足載せ部63aにエンジン2等を逃げた逃げ部が
形成され、又、同乗者用足載せ部63bに、揺動するリ
ヤアーム71、駆動力伝達装置7を逃げた逃げ部が形成
されている。
1に固定されたエンジン2を覆うことにより、エンジン
2の熱気が乗員側に伝わるのを防止できる。
位置に切欠き部63cが形成されているため、この切欠
き部63cを介してエンジン2の熱気を抜くことができ
ると共に、その切欠き部63cを介して乗員は足を付く
ことができ、足つき性を向上させることができる。さら
に、キックアーム65が配設されているときには、その
回動スペースとしても利用することができる。
ド63とを連続させることにより、前方で跳ね上げられ
た泥水等を遮ることができる。また、レッグシールド6
9とフートボード63とを連続させることにより、走行
風をフートボード63の下に配置されたエンジン2に導
き易く、冷却性能を向上させることができると共に、冷
却した走行風をその切欠き部63cを介して排出するこ
とができるため、冷却効率を向上させることができる。
単独で後方に延長されているため、強度を如何に確保す
るかが問題となるが、この同乗者用足載せ部63bに
は、立上げ壁63eを形成して水平板部63dとで断面
略L字型とすることにより、強度を確保することができ
る。また、この立上げ壁63eにより、後輪4側を覆う
ことができるため、揺動するリヤアーム71や後輪4と
の接触を防止することができる。
63dを上方に折り畳むことができるようにすれば、同
乗者がいないときなどには、この水平板部63dを上方
に折り畳むことにより、キックアーム65踏込み時等に
邪魔になることがない。勿論、キックアーム65が配設
されていない側も、前後分割式とすることもできる。
レーキを左右ハンドルレバーL,Rで操作できると共
に、エンジン2のCVT変速が行えるため、フートボー
ド63には、リヤブレーキペダル用孔、チェンジレバー
逃げ用切欠き等が不用となる。
リアを付設し、荷物の積載機能を付加することもでき
る。荷物としては、アタッシュケース等の幅の薄い物が
好適である。
フューエルタンク42の後ろ側で、後輪4の上方のサイ
ドカバー40内には、ロック用ワイヤ76の巻取り装置
77が配設されている。この巻取り装置77は、フレー
ム1等に固着された収納箱78内に巻取り軸79が巻き
取り方向に付勢されて配設され、この巻取り軸79にロ
ック用ワイヤ76の元端が固定され、先端には鈎形状の
フック部76aが設けられ、このフック部76aが、収
納箱78の引出開口78aの周縁部に当接した状態で、
底面部から下方に突出している。この状態では、巻取り
軸79が巻き取り方向に付勢されているため、フック部
76aが収納箱78の引出開口78aの周縁部に押し付
けられるようにして当接していることからガタ付きが防
止されている。
により、ロック用ワイヤ76を収納箱78から引き出
し、サイドカバー40とその内側にあるリアフェンダ3
6との間を通して下方に引き出すことができるようにな
っている。そして、このフック部76a及びロック用ワ
イヤ76を、後輪4のリム4a内を通した後、リヤフレ
ーム71に固定された係止部材80の係止孔80aに挿
入し、施錠機構部81にてロックされるようになってい
る。この施錠機構部81は、キー操作やリモートコント
ロールにより、施錠又は開錠ができるようになってい
る。
錠のような鍵付きキャッチ機構を設けることもできる。
40内に配置することにより、ロック不使用時はロック
用ワイヤ76が収納箱78内に収納されて外部に露出す
ることがないため、外観品質が良好となる。
載された発明によれば、吸気・排気通路は車体フレーム
のV字状に沿って設けることにより、設け易いと共に、
他の装備品のレイアウトがし易い。また、各通路は略直
線上に延びているため、通気抵抗が小さいため、冷却風
の導入効率を向上させることができる、という実用上有
益な効果を発揮する。
等の配索状態を示す自動二輪車の概略側面図である。
示す平面図である。
す側面図である。
幅方向に沿う断面図である。
シートの前側平面図である。
を示す自動二輪車の側面図である。
図である。
図である。
荷台が配置された自動二輪車の側面図である。
示す自動二輪車の側面図である。
示す自動二輪車の平面図である。
を示す自動二輪車の側面図である。
を示す自動二輪車の平面図である。
の変形例を示す自動二輪車の側面図である。
の変形例を示す自動二輪車の平面図である。
を示す自動二輪車の側面図である。
を示す自動二輪車の平面図である。
装置の配置状態を示す自動二輪車の側面図である。
装置の配置状態を示す車幅方向に沿う概略断面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレームにエンジンが固定され、該
エンジンのVベルト室に冷却風を導入する吸気通路及び
該Vベルト室内の空気を外部に排出する排気通路が設け
られたVベルト室への冷却構造において、 前記エンジンは、前記車体フレームの略V字状の谷部に
配置され、前記吸気通路及び排気通路は、該車体フレー
ムの略V字状に沿って設けたことを特徴とする車両用V
ベルト室冷却構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000325888A JP2002130440A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 車両用vベルト室冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000325888A JP2002130440A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 車両用vベルト室冷却構造 |
Related Child Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2010166818A Division JP2010280380A (ja) | 2010-07-26 | 2010-07-26 | 車両用vベルト室冷却構造 |
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Publications (1)
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ID=18803178
Family Applications (1)
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