JP2002129438A - 粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープ - Google Patents
粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープInfo
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- JP2002129438A JP2002129438A JP2000319067A JP2000319067A JP2002129438A JP 2002129438 A JP2002129438 A JP 2002129438A JP 2000319067 A JP2000319067 A JP 2000319067A JP 2000319067 A JP2000319067 A JP 2000319067A JP 2002129438 A JP2002129438 A JP 2002129438A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、手切れ性の優れた粘着ガムテープ用
紡績糸およびそれを用いてなる粘着ガムテープを低コス
トで効率よく生産せんとするものである。 【解決手段】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸は、
ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維からなる混合紡績
糸であって、該混合紡績糸の強力が１００〜４００ｇで
あることを特徴とするものである。また、本発明の粘着
ガムテープは、かかる粘着ガムテープ用混合紡績糸を少
なくとも一部に用いて構成されていることを特徴とする
ものである。
紡績糸およびそれを用いてなる粘着ガムテープを低コス
トで効率よく生産せんとするものである。 【解決手段】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸は、
ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維からなる混合紡績
糸であって、該混合紡績糸の強力が１００〜４００ｇで
あることを特徴とするものである。また、本発明の粘着
ガムテープは、かかる粘着ガムテープ用混合紡績糸を少
なくとも一部に用いて構成されていることを特徴とする
ものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、手切れ性に優れた
粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープに関
する。
粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープに関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、粘着ガムテープ用の布帛は、
手切れ性がよいという点からタテ糸ヨコ糸ともレーヨン
が用いられている。これはレーヨンそのものの持つ特徴
である低強度、低伸度という特徴から由来するものであ
る。しかしながらレーヨンはその製造プロセスの中で環
境に悪影響をおよぼす原料などを多く用いて生産される
という致命的欠陥やコスト的にも高いという問題を有し
ており極力使用しないことが好ましい。
手切れ性がよいという点からタテ糸ヨコ糸ともレーヨン
が用いられている。これはレーヨンそのものの持つ特徴
である低強度、低伸度という特徴から由来するものであ
る。しかしながらレーヨンはその製造プロセスの中で環
境に悪影響をおよぼす原料などを多く用いて生産される
という致命的欠陥やコスト的にも高いという問題を有し
ており極力使用しないことが好ましい。
【０００３】これまでも低コスト化などを狙い、他の素
材へのトライが進められており、一部ポリエステル長繊
維を用いた布帛も見受けられるが、手切れ性を必要とし
ないヨコ糸に用いられるのが通例で、この場合は長手方
向の手切れ性を無視した設計となっているのが通例であ
る。
材へのトライが進められており、一部ポリエステル長繊
維を用いた布帛も見受けられるが、手切れ性を必要とし
ないヨコ糸に用いられるのが通例で、この場合は長手方
向の手切れ性を無視した設計となっているのが通例であ
る。
【０００４】建築現場などで広く使用されている広幅の
粘着ガムテープの場合、通常の場合のように長手方向に
直角に裂く以外に張り付ける場所に合わせ希望の幅に合
わせて長手方向に裂くことがあり、その場合布帛はタテ
糸ヨコ糸ともに低強力で手切れ性は良好であることが望
まれており、低強力であるというレーヨンという素材の
力を借りるものの極力他の素材を用いて手切れ性の優れ
た低コストの粘着ガムテープの布帛さらにはそれに用い
る紡績糸を見いだすことが急務であった。
粘着ガムテープの場合、通常の場合のように長手方向に
直角に裂く以外に張り付ける場所に合わせ希望の幅に合
わせて長手方向に裂くことがあり、その場合布帛はタテ
糸ヨコ糸ともに低強力で手切れ性は良好であることが望
まれており、低強力であるというレーヨンという素材の
力を借りるものの極力他の素材を用いて手切れ性の優れ
た低コストの粘着ガムテープの布帛さらにはそれに用い
る紡績糸を見いだすことが急務であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、手切れ性に優れた粘着ガムテープを
提供するための紡績糸およびそれからなる手切れ性に優
れた粘着ガムテープを低コストで効率よく生産し提供せ
んとするものである。
技術の背景に鑑み、手切れ性に優れた粘着ガムテープを
提供するための紡績糸およびそれからなる手切れ性に優
れた粘着ガムテープを低コストで効率よく生産し提供せ
んとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。
【０００７】すなわち、本発明の粘着ガムテープ用混合
紡績糸は、ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維からな
る混合紡績糸であって、該混合紡績糸の強力が１００〜
４００ｇであることを特徴とするものである。また、本
発明の粘着ガムテープは、かかる粘着ガムテープ用混合
紡績糸を少なくとも一部に用いて構成されていることを
特徴とするものである。
紡績糸は、ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維からな
る混合紡績糸であって、該混合紡績糸の強力が１００〜
４００ｇであることを特徴とするものである。また、本
発明の粘着ガムテープは、かかる粘着ガムテープ用混合
紡績糸を少なくとも一部に用いて構成されていることを
特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり手切
れ性に優れた粘着ガムテープを提供するための紡績糸に
ついて、鋭意検討し、ポリエステル短繊維とレーヨン短
繊維との混合紡績糸で、その強力が特定なものを選んで
みたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明し
たものである。
れ性に優れた粘着ガムテープを提供するための紡績糸に
ついて、鋭意検討し、ポリエステル短繊維とレーヨン短
繊維との混合紡績糸で、その強力が特定なものを選んで
みたところ、かかる課題を一挙に解決することを究明し
たものである。
【０００９】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸は、
少なくとも１種のポリエステル短繊維とレーヨン短繊維
とからなる混合紡績糸である必要がある。かかるレーヨ
ン短繊維は、繊維の断面形状あるいはレーヨン短繊維そ
のものが持っている化学的特性に起因するところの粘着
剤との接着性が良好であるという必須の要件を有するも
のである。
少なくとも１種のポリエステル短繊維とレーヨン短繊維
とからなる混合紡績糸である必要がある。かかるレーヨ
ン短繊維は、繊維の断面形状あるいはレーヨン短繊維そ
のものが持っている化学的特性に起因するところの粘着
剤との接着性が良好であるという必須の要件を有するも
のである。
【００１０】また本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸
は、その強力が１００〜４００ｇである必要がある。粘
着ガムテープ用混合紡績糸は、４００ｇを超えた場合、
粘着ガムテープの手切れ性が不良となり、使用に耐えな
くなる。一方、１００ｇ未満の場合は、紡績糸の強力が
低くなりすぎ、紡績糸製造時あるいは製織時工程通過性
が不良となるため、効率のよい生産ができない。好まし
くは２００〜３００ｇとすることにより、さらに手切れ
性と生産性が良好となる。
は、その強力が１００〜４００ｇである必要がある。粘
着ガムテープ用混合紡績糸は、４００ｇを超えた場合、
粘着ガムテープの手切れ性が不良となり、使用に耐えな
くなる。一方、１００ｇ未満の場合は、紡績糸の強力が
低くなりすぎ、紡績糸製造時あるいは製織時工程通過性
が不良となるため、効率のよい生産ができない。好まし
くは２００〜３００ｇとすることにより、さらに手切れ
性と生産性が良好となる。
【００１１】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸に用
いる少なくとも１種のポリエステル短繊維の強度が３．
５ｃＮ／ｄｔｅｘ以下、伸度が３５％以下であることが
好ましい。手切れ性を向上させるためには、使用する繊
維が低強度で低伸度であることが好ましく、さらに好ま
しくは、３．２ｃＮ／ｄｔｅｘ以下、伸度が３２％以下
である。
いる少なくとも１種のポリエステル短繊維の強度が３．
５ｃＮ／ｄｔｅｘ以下、伸度が３５％以下であることが
好ましい。手切れ性を向上させるためには、使用する繊
維が低強度で低伸度であることが好ましく、さらに好ま
しくは、３．２ｃＮ／ｄｔｅｘ以下、伸度が３２％以下
である。
【００１２】本発明に用いるポリエステル短繊維は、上
述の特性を有していれば広く使用されているポリエチレ
エンテレフタレートであっても、ポりブチレンテレフタ
レート、ポリプロピレンテレフタレートなどを用いた繊
維であってもよい。低強度で低伸度のポリエステル短繊
維を得る方法としては、単に低重合度のポリマを用いた
ポリエステル繊維を用いたり、これらポリエステル成分
を主成分とし、分子の構造をルーズにするためイソフタ
ル酸や５−スルフォイソフタル酸、トリメリット酸、ビ
スフェノールＡなど、またこれらを複数種を共重合した
ポリエステル繊維を用いたりすることができる。この共
重合ポリエステルはポリエステルの性能を改質するのに
有効な手段であり、所望とする性能を発揮することがで
きれば特に共重合率限定するものではないが、好ましく
は１〜２０モル％である。また、通常低重合度のポリマ
を用いるとポリマ粘度が低くなり製糸性が悪化する場合
があるが、その際はホウ酸などの増粘剤を添加してもよ
い。
述の特性を有していれば広く使用されているポリエチレ
エンテレフタレートであっても、ポりブチレンテレフタ
レート、ポリプロピレンテレフタレートなどを用いた繊
維であってもよい。低強度で低伸度のポリエステル短繊
維を得る方法としては、単に低重合度のポリマを用いた
ポリエステル繊維を用いたり、これらポリエステル成分
を主成分とし、分子の構造をルーズにするためイソフタ
ル酸や５−スルフォイソフタル酸、トリメリット酸、ビ
スフェノールＡなど、またこれらを複数種を共重合した
ポリエステル繊維を用いたりすることができる。この共
重合ポリエステルはポリエステルの性能を改質するのに
有効な手段であり、所望とする性能を発揮することがで
きれば特に共重合率限定するものではないが、好ましく
は１〜２０モル％である。また、通常低重合度のポリマ
を用いるとポリマ粘度が低くなり製糸性が悪化する場合
があるが、その際はホウ酸などの増粘剤を添加してもよ
い。
【００１３】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸はさ
きに述べた通り接着剤との接着性の面からポリエステル
短繊維とレーヨン短繊維の混紡紡績糸である必要がある
が、その混率はポリエステル短繊維が４０〜７０重量％
でレーヨンが３０〜６０重量％であることが好ましい。
ポリエステル短繊維が４０重量％未満の場合、コストが
高くなり、７０重量％を超えた場合、接着樹脂との接着
性が低下する傾向にあるからである。
きに述べた通り接着剤との接着性の面からポリエステル
短繊維とレーヨン短繊維の混紡紡績糸である必要がある
が、その混率はポリエステル短繊維が４０〜７０重量％
でレーヨンが３０〜６０重量％であることが好ましい。
ポリエステル短繊維が４０重量％未満の場合、コストが
高くなり、７０重量％を超えた場合、接着樹脂との接着
性が低下する傾向にあるからである。
【００１４】本発明の粘着ガムテープ用混合紡績糸の番
手は、特に限定するものではないが、通常粘着ガムテー
プ用混合紡績糸として用いる場合は１０〜６０番手で好
ましくは２５〜３５番手である。
手は、特に限定するものではないが、通常粘着ガムテー
プ用混合紡績糸として用いる場合は１０〜６０番手で好
ましくは２５〜３５番手である。
【００１５】本発明の粘着ガムテープ用紡績糸のヨリ係
数は、紡績糸としての番手や使用する原綿構成との関係
が強く、強力が１００〜４００ｇになれば特に限定する
ものではないが、通常３．０〜４．０が好ましく、さら
に好ましくは３．２〜３．８で使用される。
数は、紡績糸としての番手や使用する原綿構成との関係
が強く、強力が１００〜４００ｇになれば特に限定する
ものではないが、通常３．０〜４．０が好ましく、さら
に好ましくは３．２〜３．８で使用される。
【００１６】本発明の粘着ガムテープ用紡績糸を構成す
るポリエステル短繊維とレーヨン短繊維の繊度は、特に
限定するものではないが、１〜１０ｄｔｅｘが好ましく
使用される。特に好ましくは１〜４ｄｔｅｘで、紡績糸
の品位や紡績糸の生産性において好適である。その際、
繊度がミックスされていてもよい。
るポリエステル短繊維とレーヨン短繊維の繊度は、特に
限定するものではないが、１〜１０ｄｔｅｘが好ましく
使用される。特に好ましくは１〜４ｄｔｅｘで、紡績糸
の品位や紡績糸の生産性において好適である。その際、
繊度がミックスされていてもよい。
【００１７】本発明の粘着ガムテープはこれら粘着ガム
テープ用紡績糸を用いて構成された布帛である必要があ
る。
テープ用紡績糸を用いて構成された布帛である必要があ
る。
【００１８】布帛の形態は、特に限定されるものではな
く、織物、編物、不織布のいずれでもよいが、通常織物
を用いることが一般的で手切れ性が良好となる。
く、織物、編物、不織布のいずれでもよいが、通常織物
を用いることが一般的で手切れ性が良好となる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。
説明する。
【００２０】次に、本発明の粘着ガムテープ用紡績糸お
よびそれを用いた粘着ガムテープの評価方法を説明す
る。
よびそれを用いた粘着ガムテープの評価方法を説明す
る。
【００２１】紡績糸強力：ＪＩＳ Ｌ １０９５に基づ
いて測定した。
いて測定した。
【００２２】粘着ガムテープの引裂強力：ＪＩＳＺ ０
２３７ー１９９１に基づいて測定した。
２３７ー１９９１に基づいて測定した。
【００２３】極限粘度：フェノール／テトラクロロエタ
ンの５０／５０混合溶液を用いて３０℃で測定した。
ンの５０／５０混合溶液を用いて３０℃で測定した。
【００２４】手切れ性比較：タテレーヨン１００％糸ヨ
コレギュラーポリエステル６５％とレーヨン３５％混紡
糸の、ヨコ切れは５８０ｇｆでタテ切れは９３０ｇｆで
あり、タテ糸、ヨコ糸がレーヨン１００％紡績糸のヨコ
切れは５８０ｇｆでタテ切れは３９０ｇｆであるが、タ
テレーヨン１００％糸でヨコに本発明の混合紡績糸を使
用した、ヨコ切れは５８５ｇｆでタテ切れは４１０ｇｆ
でタテ、ヨコレーヨン１００％と同じ評価を得た。
コレギュラーポリエステル６５％とレーヨン３５％混紡
糸の、ヨコ切れは５８０ｇｆでタテ切れは９３０ｇｆで
あり、タテ糸、ヨコ糸がレーヨン１００％紡績糸のヨコ
切れは５８０ｇｆでタテ切れは３９０ｇｆであるが、タ
テレーヨン１００％糸でヨコに本発明の混合紡績糸を使
用した、ヨコ切れは５８５ｇｆでタテ切れは４１０ｇｆ
でタテ、ヨコレーヨン１００％と同じ評価を得た。
【００２５】実施例１ ポリエステル短繊維として東レテトロンR 短繊維（品種
名Ｔ２６６ ２．２Ｔ×５１ｍｍ）用いた。このポリエ
ステル短繊維の特性は、ポリマの極限粘度は０．４８、
強度は繊度が２．２ｄｔｅｘ、強度３．５ｃＮ／ｄｔｅ
ｘ、伸度３２％、繊維長は５１ｍｍであった。
名Ｔ２６６ ２．２Ｔ×５１ｍｍ）用いた。このポリエ
ステル短繊維の特性は、ポリマの極限粘度は０．４８、
強度は繊度が２．２ｄｔｅｘ、強度３．５ｃＮ／ｄｔｅ
ｘ、伸度３２％、繊維長は５１ｍｍであった。
【００２６】このポリエステル短繊維と、繊度が２．２
ｄｔｅｘ、強度が２．３５ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１９．
２％、繊維長が５１ｍｍのレーヨン短繊維を用意し、常
法の紡績生産方法で原綿構成比率（ポリエステル短繊維
／レーヨン短繊維）が６５／３５で、３０番手、ヨリ係
数３．５の粘着ガムテープ用紡績糸を作製した。この紡
績糸の糸強力は２９０ｇであった。
ｄｔｅｘ、強度が２．３５ｃＮ／ｄｔｅｘ、伸度１９．
２％、繊維長が５１ｍｍのレーヨン短繊維を用意し、常
法の紡績生産方法で原綿構成比率（ポリエステル短繊維
／レーヨン短繊維）が６５／３５で、３０番手、ヨリ係
数３．５の粘着ガムテープ用紡績糸を作製した。この紡
績糸の糸強力は２９０ｇであった。
【００２７】この紡績糸をヨコ糸とし、レーヨン１００
％で３０番手、ヨリ係数３．９の紡績糸をタテ糸とし、
タテ密度４０本／ｉｎｃｈ、ヨコ密度３０本／ｉｎｃｈ
で織物を製織し、粘着ガムテープ用布帛を製造した。
％で３０番手、ヨリ係数３．９の紡績糸をタテ糸とし、
タテ密度４０本／ｉｎｃｈ、ヨコ密度３０本／ｉｎｃｈ
で織物を製織し、粘着ガムテープ用布帛を製造した。
【００２８】この布帛のタテ糸引き裂き強力は、３８０
ｇで手切れ性は良好であった。また、紡績工程において
も、製織工程においても、糸切れトラブルなどもなく良
好であった。
ｇで手切れ性は良好であった。また、紡績工程において
も、製織工程においても、糸切れトラブルなどもなく良
好であった。
【００２９】この布帛を幅５ｃｍのテープに加工し、粘
着ガムテープ用基布とし、粘着剤をラミネートし、アン
カーコートを付与して、粘着ガムテープを作ってみたと
ころ、この粘着ガムテープの基布と粘着剤との接着性は
良好であった。
着ガムテープ用基布とし、粘着剤をラミネートし、アン
カーコートを付与して、粘着ガムテープを作ってみたと
ころ、この粘着ガムテープの基布と粘着剤との接着性は
良好であった。
【００３０】比較例１ ヨコ糸用紡績糸を構成する全ての短繊維として、ポリエ
ステル短繊維の東レテトロンR 短繊維（品種名Ｔ２０１
２．２Ｔ×５１ｍｍ）のみを用いた他は、実施例１と
同様の設計で紡績糸を作製した。糸強力は４９０ｇであ
った。
ステル短繊維の東レテトロンR 短繊維（品種名Ｔ２０１
２．２Ｔ×５１ｍｍ）のみを用いた他は、実施例１と
同様の設計で紡績糸を作製した。糸強力は４９０ｇであ
った。
【００３１】この紡績糸をヨコ糸として用いた他は実施
例１と同様の設計で製織し布帛を得たが、手切れ性は極
端に悪く、粘着ガムテープとしてみても使用に耐える手
切れ性は示さなかった。
例１と同様の設計で製織し布帛を得たが、手切れ性は極
端に悪く、粘着ガムテープとしてみても使用に耐える手
切れ性は示さなかった。
【００３２】比較例２ 実施例１で作製したポリエステル短繊維を１００％用い
て、３０番手、ヨリ係数３．３の紡績糸を作製した。糸
強力は４５０ｇであった。
て、３０番手、ヨリ係数３．３の紡績糸を作製した。糸
強力は４５０ｇであった。
【００３３】この紡績糸をタテ糸とヨコ糸に用いたほか
は、実施例１と同様に布帛を作製した。さらに粘着ガム
テープ用布帛とし粘着剤としてラミネートにアンカーコ
ートを付与して粘着ガムテープをつくったが、この粘着
ガムテープの基布と粘着剤との接着性は不良で商品価値
の低いものとなった。
は、実施例１と同様に布帛を作製した。さらに粘着ガム
テープ用布帛とし粘着剤としてラミネートにアンカーコ
ートを付与して粘着ガムテープをつくったが、この粘着
ガムテープの基布と粘着剤との接着性は不良で商品価値
の低いものとなった。
【００３４】
【発明の効果】本発明によれば、手切れ性の優れた粘着
ガムテープ用紡績糸および粘着ガムテープを低コストで
効率よく生産することができる。
ガムテープ用紡績糸および粘着ガムテープを低コストで
効率よく生産することができる。
Claims (4)
- 【請求項１】ポリエステル短繊維とレーヨン短繊維から
なる混合紡績糸であって、該混合紡績糸の強力が１００
〜４００ｇであることを特徴とする粘着ガムテープ用混
合紡績糸。 - 【請求項２】少なくとも１種のポリエステル短繊維の強
度が３．５ｃＮ／ｄｔｅｘ以下、伸度が３５％以下であ
ることを特徴とする請求項１に記載の粘着ガムテープ用
混合紡績糸。 - 【請求項３】混合紡績糸を構成するポリエステル短繊維
が４０〜７０重量％でレーヨンが３０〜６０重量％であ
ることを特徴とする請求項１または２のいずれかに記載
の粘着ガムテープ用混合紡績糸。 - 【請求項４】請求項１〜３のいずれかに記載の粘着ガム
テープ用混合紡績糸を少なくとも一部に用いて構成され
ることを特徴とする粘着ガムテープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000319067A JP2002129438A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000319067A JP2002129438A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129438A true JP2002129438A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18797588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000319067A Pending JP2002129438A (ja) | 2000-10-19 | 2000-10-19 | 粘着ガムテープ用混合紡績糸および粘着ガムテープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002129438A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035686U (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-21 |
-
2000
- 2000-10-19 JP JP2000319067A patent/JP2002129438A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035686U (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
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