JP2002128334A - マガジン - Google Patents
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- JP2002128334A JP2002128334A JP2000324597A JP2000324597A JP2002128334A JP 2002128334 A JP2002128334 A JP 2002128334A JP 2000324597 A JP2000324597 A JP 2000324597A JP 2000324597 A JP2000324597 A JP 2000324597A JP 2002128334 A JP2002128334 A JP 2002128334A
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- magazine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印画紙を巻戻すときに印画紙の姿勢を正し、
印画紙が遮光材に突っ掛かっることがないマガジンを得
る。 【解決手段】 フランジ26、28には、互いに対面す
る側の外周部に環状リブ50が突設されている。この環
状リブ50の内径寸法は遮光材16の外径寸法よりも大
きくなっており、印画紙Pが巻き付けられた巻芯をフラ
ンジ26、28に装着させると、環状リブ50は遮光材
34の外周側に位置する。また、環状リブ50の高さ
は、遮光材34の厚みよりも若干高くなっており、環状
リブ50の頂部の離間距離は、印画紙Pと略同一となっ
ている。このため、印画紙Pを巻戻す際、引出された印
画紙Pが蛇行した状態でマガジン12内に入ってきて
も、印画紙Pの端部が環状リブ50に当接して、印画紙
Pの姿勢を正すことができ、印画紙Pが遮光材34に押
し付けられ、ダメージを受けることはない。
印画紙が遮光材に突っ掛かっることがないマガジンを得
る。 【解決手段】 フランジ26、28には、互いに対面す
る側の外周部に環状リブ50が突設されている。この環
状リブ50の内径寸法は遮光材16の外径寸法よりも大
きくなっており、印画紙Pが巻き付けられた巻芯をフラ
ンジ26、28に装着させると、環状リブ50は遮光材
34の外周側に位置する。また、環状リブ50の高さ
は、遮光材34の厚みよりも若干高くなっており、環状
リブ50の頂部の離間距離は、印画紙Pと略同一となっ
ている。このため、印画紙Pを巻戻す際、引出された印
画紙Pが蛇行した状態でマガジン12内に入ってきて
も、印画紙Pの端部が環状リブ50に当接して、印画紙
Pの姿勢を正すことができ、印画紙Pが遮光材34に押
し付けられ、ダメージを受けることはない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端部が略円形の
遮光材で遮光されて、巻芯にロール状に巻き付けられた
感光材料を収納するマガジンに関する。
遮光材で遮光されて、巻芯にロール状に巻き付けられた
感光材料を収納するマガジンに関する。
【0002】
【従来の技術】巻芯に巻き付けられたロール状の印画紙
(感光材料)を収納するマガジンを装填して、印画紙を
露光部に送り出して露光する画像形成装置が従来より知
られている。
(感光材料)を収納するマガジンを装填して、印画紙を
露光部に送り出して露光する画像形成装置が従来より知
られている。
【0003】図8及び図9に示すように、印画紙Pの両
端部には、カブリを防止するための遮光材100が貼着
されている。一方、マガジン102には一対の軸部10
4、105が回転可能に配設されており、軸部105に
は画像形成装置側の駆動機構から回転力(正転及び反
転)が伝達されるようになっている。
端部には、カブリを防止するための遮光材100が貼着
されている。一方、マガジン102には一対の軸部10
4、105が回転可能に配設されており、軸部105に
は画像形成装置側の駆動機構から回転力(正転及び反
転)が伝達されるようになっている。
【0004】また、軸部104、105には遮光材10
0よりも外径寸法が大きいフランジ106がそれぞれ固
定されており、印画紙Pの巻芯103はフランジ106
の軸部104、105に固定される。これにより、軸部
105から伝達された回転力は、フランジ106と共に
印画紙Pをマガジン102内で回転させる。
0よりも外径寸法が大きいフランジ106がそれぞれ固
定されており、印画紙Pの巻芯103はフランジ106
の軸部104、105に固定される。これにより、軸部
105から伝達された回転力は、フランジ106と共に
印画紙Pをマガジン102内で回転させる。
【0005】このような構成により、軸部105を正転
させると、マガジン102に設けられた引出し口108
から印画紙Pが引き出される。一方、印画紙Pのサイズ
を変更する場合、軸部105を反転させて印画紙Pをマ
ガジン102内へ巻戻し(矢印方向)、別のマガジンと
置き換える。
させると、マガジン102に設けられた引出し口108
から印画紙Pが引き出される。一方、印画紙Pのサイズ
を変更する場合、軸部105を反転させて印画紙Pをマ
ガジン102内へ巻戻し(矢印方向)、別のマガジンと
置き換える。
【0006】ところで、印画紙Pの両端部とフランジ1
06との間には、遮光材100の厚み分の間隙tが生じ
る。このため、印画紙Pを巻戻すときに印画紙Pが蛇行
していると、印画紙Pの端部が遮光材100に突っ掛か
って強く押し付けられ、擦れるなどのダメージを受け
て、現像処理時に現像液が擦れた部分からしみ込む等の
欠陥が生じる。
06との間には、遮光材100の厚み分の間隙tが生じ
る。このため、印画紙Pを巻戻すときに印画紙Pが蛇行
していると、印画紙Pの端部が遮光材100に突っ掛か
って強く押し付けられ、擦れるなどのダメージを受け
て、現像処理時に現像液が擦れた部分からしみ込む等の
欠陥が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、印画紙を巻戻すときに印画紙の姿勢を正し、印画
紙が遮光材に突っ掛かっることがないマガジンを提供す
ることを課題とする。
慮し、印画紙を巻戻すときに印画紙の姿勢を正し、印画
紙が遮光材に突っ掛かっることがないマガジンを提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、画像形成装置に装填されるマガジンには、感光材料
が収納されている。この感光材料は、巻芯にロール状に
巻き付けられており、両端部が環状の遮光材で遮光され
ている。
は、画像形成装置に装填されるマガジンには、感光材料
が収納されている。この感光材料は、巻芯にロール状に
巻き付けられており、両端部が環状の遮光材で遮光され
ている。
【0009】また、感光材料の巻芯の両端には、遮光材
よりも大きい外径寸法で形成されたフランジが装着され
ている。このフランジは、回転力が伝達される軸部に固
定され、軸部を介して回転力が伝達される。また、フラ
ンジの外周部にはガイド部が設けられており、感光材料
の両端部に当接して感光材料の姿勢を正すようにしてい
る。
よりも大きい外径寸法で形成されたフランジが装着され
ている。このフランジは、回転力が伝達される軸部に固
定され、軸部を介して回転力が伝達される。また、フラ
ンジの外周部にはガイド部が設けられており、感光材料
の両端部に当接して感光材料の姿勢を正すようにしてい
る。
【0010】このガイド部により、感光材料を巻戻すと
き、感光材料が蛇行しても、感光材料の両端部がガイド
部に当接するため姿勢が正される。このため、感光材料
の端部が遮光材に突っ掛かって強く押し付けられるとい
うことはなく、感光材料の端部がダメージを受けない。
き、感光材料が蛇行しても、感光材料の両端部がガイド
部に当接するため姿勢が正される。このため、感光材料
の端部が遮光材に突っ掛かって強く押し付けられるとい
うことはなく、感光材料の端部がダメージを受けない。
【0011】請求項2に記載の発明では、ガイド部が環
状のリブであり、遮光材の厚み分、このリブが突出して
いる。これにより、フランジが感光材料と一体に回転し
ても、常にリブが感光材料の端部に当接するので端部は
ダメージを受けない。
状のリブであり、遮光材の厚み分、このリブが突出して
いる。これにより、フランジが感光材料と一体に回転し
ても、常にリブが感光材料の端部に当接するので端部は
ダメージを受けない。
【0012】請求項3に記載の発明では、リブの外周面
に沿って傾斜面が設けられている。このため、蛇行して
いる感光材料の姿勢を正す場合、感光材料の両端部を傾
斜面で受けるため、リブがエッジの場合(エッジ部分で
は感光材料は点接触となる)と比較して、感光材料を案
内し易く、確実に姿勢を正すことができる。
に沿って傾斜面が設けられている。このため、蛇行して
いる感光材料の姿勢を正す場合、感光材料の両端部を傾
斜面で受けるため、リブがエッジの場合(エッジ部分で
は感光材料は点接触となる)と比較して、感光材料を案
内し易く、確実に姿勢を正すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本形態に係る
マガジン12が示されている。
マガジン12が示されている。
【0014】マガジン12内には巻芯32に巻き付けら
れたロール状の印画紙(感光材料)Pが収納可能となっ
ており、印画紙Pが収納された状態でマガジン12は図
示しない画像形成装置へ装填される。そして、マガジン
12に設けられた引出し口18(図5参照)から印画紙
Pが引き出され、露光部(図示省略)で画像が書き込ま
れる。
れたロール状の印画紙(感光材料)Pが収納可能となっ
ており、印画紙Pが収納された状態でマガジン12は図
示しない画像形成装置へ装填される。そして、マガジン
12に設けられた引出し口18(図5参照)から印画紙
Pが引き出され、露光部(図示省略)で画像が書き込ま
れる。
【0015】また、マガジン12には、一対のシャフト
20、22が同一軸線上に隙間を設けて配置されてお
り、シャフト20はマガジン12に設けられた軸支板2
1に回転可能に軸支されている。このシャフト20には
画像形成装置側の駆動モータ16から回転力(正転及び
反転)が伝達されるようになっている。
20、22が同一軸線上に隙間を設けて配置されてお
り、シャフト20はマガジン12に設けられた軸支板2
1に回転可能に軸支されている。このシャフト20には
画像形成装置側の駆動モータ16から回転力(正転及び
反転)が伝達されるようになっている。
【0016】一方、シャフト22はマガジン12内をシ
ャフト20の軸方向に沿ってスライド可能に設けられた
軸支板24に回転可能に軸支されている。これにより、
シャフト20とシャフト22との先端面の離間距離は、
変えられるようになっている。
ャフト20の軸方向に沿ってスライド可能に設けられた
軸支板24に回転可能に軸支されている。これにより、
シャフト20とシャフト22との先端面の離間距離は、
変えられるようになっている。
【0017】シャフト20、22にはそれぞれ円板状の
フランジ26、28が固定可能となっている。フランジ
26、28の軸芯部には、中空状のボス30が形成され
ており、シャフト20、22の先端部がボス30の内側
に圧入され、フランジ26はシャフト20に、フランジ
28はシャフト22にそれぞれ固定される。
フランジ26、28が固定可能となっている。フランジ
26、28の軸芯部には、中空状のボス30が形成され
ており、シャフト20、22の先端部がボス30の内側
に圧入され、フランジ26はシャフト20に、フランジ
28はシャフト22にそれぞれ固定される。
【0018】ところで、印画紙Pは円筒の巻芯32にロ
ール状に巻き付けられており、印画紙Pの外周に位置す
る印画紙Pの先端部には、カブリを防止するため遮光材
が用いられ、印画紙Pが露光されないようにしている。
また、印画紙Pの両端部には、環状の遮光材34が貼着
され、印画紙Pの両端部を遮光している。
ール状に巻き付けられており、印画紙Pの外周に位置す
る印画紙Pの先端部には、カブリを防止するため遮光材
が用いられ、印画紙Pが露光されないようにしている。
また、印画紙Pの両端部には、環状の遮光材34が貼着
され、印画紙Pの両端部を遮光している。
【0019】一方、巻芯32の内周面には、巻芯32の
軸方向に沿って一対の回り止め溝32Aが凹設されてお
り、ボス30の外周面の先端部に設けられた突起部30
Aに係合可能となっている。
軸方向に沿って一対の回り止め溝32Aが凹設されてお
り、ボス30の外周面の先端部に設けられた突起部30
Aに係合可能となっている。
【0020】また、巻芯32の内径寸法は、ボス30の
外径寸法と略同一となっており、巻芯32はボス30に
対してボス30の軸方向に沿って移動可能であると共
に、回り止め溝32Aが突起部30Aに係合されると、
巻芯32はフランジ26、28に対して回り止めされ
る。
外径寸法と略同一となっており、巻芯32はボス30に
対してボス30の軸方向に沿って移動可能であると共
に、回り止め溝32Aが突起部30Aに係合されると、
巻芯32はフランジ26、28に対して回り止めされ
る。
【0021】これにより、シャフト20に伝達された回
転力によって、フランジ26、28と共に印画紙Pをマ
ガジン12内で回転させ、印画紙Pを引出し或いは巻戻
しすることができる。
転力によって、フランジ26、28と共に印画紙Pをマ
ガジン12内で回転させ、印画紙Pを引出し或いは巻戻
しすることができる。
【0022】ここで、印画紙Pのサイズは複数あり、サ
イズによって、印画紙Pの幅寸法が異なる。このため、
軸支板24を印画紙Pの幅寸法に応じて決められた所定
の位置までスライドさせ、シャフト20に固定されたフ
ランジ26との離間距離を変えることで、各サイズの印
画紙Pが装着可能となる。
イズによって、印画紙Pの幅寸法が異なる。このため、
軸支板24を印画紙Pの幅寸法に応じて決められた所定
の位置までスライドさせ、シャフト20に固定されたフ
ランジ26との離間距離を変えることで、各サイズの印
画紙Pが装着可能となる。
【0023】従って、軸支板24をスライドさせるだけ
で、各サイズの印画紙Pに対応できる。また、このと
き、フランジ26のボス30の突起部30Aに印画紙P
の巻芯32の一端側の回り止め溝32Aを係合させ、軸
支板24をスライドさせてフランジ28の突起部30A
に巻芯32の他端側の回り止め溝32Aを係合させるだ
けで、印画紙Pを回転可能に支持することができるので
作業性が良い。
で、各サイズの印画紙Pに対応できる。また、このと
き、フランジ26のボス30の突起部30Aに印画紙P
の巻芯32の一端側の回り止め溝32Aを係合させ、軸
支板24をスライドさせてフランジ28の突起部30A
に巻芯32の他端側の回り止め溝32Aを係合させるだ
けで、印画紙Pを回転可能に支持することができるので
作業性が良い。
【0024】ここで、軸支板24は予め決められた所定
位置で停止するように設けられており、印画紙Pのサイ
ズに合わせて位置決めされる。
位置で停止するように設けられており、印画紙Pのサイ
ズに合わせて位置決めされる。
【0025】なお、本形態では、フランジ26とフラン
ジ28との離間距離を変える手段として、シャフト22
が軸支された軸支板24をマガジン12内でスライド可
能としたが、フランジ26とフランジ28との離間距離
を変えることができれば良いため、これに限るものでは
ない。
ジ28との離間距離を変える手段として、シャフト22
が軸支された軸支板24をマガジン12内でスライド可
能としたが、フランジ26とフランジ28との離間距離
を変えることができれば良いため、これに限るものでは
ない。
【0026】例えば、フランジのボスに雌ネジ部を形成
し、シャフトの先端部には、雄ネジ部を形成する。これ
により、フランジはねじ込みによってシャフトに対して
軸方向に移動可能となると共にシャフトに固定される。
このように、ねじ込み量を変えることで、自由にフラン
ジ同士の離間距離を変えることができる。
し、シャフトの先端部には、雄ネジ部を形成する。これ
により、フランジはねじ込みによってシャフトに対して
軸方向に移動可能となると共にシャフトに固定される。
このように、ねじ込み量を変えることで、自由にフラン
ジ同士の離間距離を変えることができる。
【0027】また、このとき、シャフトには肉厚の異な
るスペーサーが外嵌され、このスペーサによってねじ込
み量の制限を行うようにしてフランジの位置決めを行う
ようにする。
るスペーサーが外嵌され、このスペーサによってねじ込
み量の制限を行うようにしてフランジの位置決めを行う
ようにする。
【0028】ところで、図3に示すように、マガジン1
2の下流側には、一対のローラ36、38がニップされ
た状態で配設されている(後述する)。ローラ36は回
転可能に軸支されたシャフト60に固定されており、こ
のシャフト60には図示しない駆動手段が連結され、回
転力が伝達される。一方、ローラ38はシャフト62に
回転可能に軸支されており、ローラ36と共に回転す
る。
2の下流側には、一対のローラ36、38がニップされ
た状態で配設されている(後述する)。ローラ36は回
転可能に軸支されたシャフト60に固定されており、こ
のシャフト60には図示しない駆動手段が連結され、回
転力が伝達される。一方、ローラ38はシャフト62に
回転可能に軸支されており、ローラ36と共に回転す
る。
【0029】ここで、シャフト62は昇降可能に支持さ
れており、シャフト62の端部には、図示しないレバー
が設けられている。このレバーの移動はストッパー(図
示省略)によって規制されると共に、停止した状態が保
持される。
れており、シャフト62の端部には、図示しないレバー
が設けられている。このレバーの移動はストッパー(図
示省略)によって規制されると共に、停止した状態が保
持される。
【0030】レバーを下方へ移動させ、ストッパーに当
接させて、シャフト62が保持された状態では、ローラ
38がローラ36に押し付けられ、ローラ38とローラ
36との間には、ニップ力が生じる。このため、印画紙
Pを下流へ向かって搬送するときは、レバーを下方へ移
動させ、印画紙Pを挟持可能とする。
接させて、シャフト62が保持された状態では、ローラ
38がローラ36に押し付けられ、ローラ38とローラ
36との間には、ニップ力が生じる。このため、印画紙
Pを下流へ向かって搬送するときは、レバーを下方へ移
動させ、印画紙Pを挟持可能とする。
【0031】また、レバーを上方へ移動させると、ロー
ラ38とローラ36との間のニップ力は解除される。こ
のため、印画紙Pを巻戻すときは、レバーを上方へ移動
させ、印画紙Pを挟持しないようにする。これにより、
印画紙Pを巻戻すときに、印画紙Pに余分な負荷が掛か
らないため、印画紙Pが途中で切れたりすることはな
く、長距離の巻戻しが可能となる。
ラ38とローラ36との間のニップ力は解除される。こ
のため、印画紙Pを巻戻すときは、レバーを上方へ移動
させ、印画紙Pを挟持しないようにする。これにより、
印画紙Pを巻戻すときに、印画紙Pに余分な負荷が掛か
らないため、印画紙Pが途中で切れたりすることはな
く、長距離の巻戻しが可能となる。
【0032】なお、ここでは、シャフト62にレバーを
設け、シャフト62の昇降を手動によって行ったが、マ
ガジン12を交換するとき、自動的にシャフト62を上
方へ移動させ、ニップ力を解除させるように制御しても
良い。
設け、シャフト62の昇降を手動によって行ったが、マ
ガジン12を交換するとき、自動的にシャフト62を上
方へ移動させ、ニップ力を解除させるように制御しても
良い。
【0033】一方、マガジン12を画像形成装置に装填
させるとき、印画紙Pはマガジン12の引出し口18
(図5参照)から若干引出されており、この状態で画像
形成装置へ装填される。このとき、印画紙Pの引出し量
が多いと、先端部がローラ36、38の外周面に当接し
てジャミングを引き起す恐れがある。
させるとき、印画紙Pはマガジン12の引出し口18
(図5参照)から若干引出されており、この状態で画像
形成装置へ装填される。このとき、印画紙Pの引出し量
が多いと、先端部がローラ36、38の外周面に当接し
てジャミングを引き起す恐れがある。
【0034】また、印画紙Pの引出し量が少ないと、ロ
ーラ36、38へ届かず印画紙Pを搬送することができ
ない恐れがある。このため、印画紙Pの先端部に、印を
付けたり遮光材の色を変えたりして、引出しても良い長
さが分かるようにしても良い。
ーラ36、38へ届かず印画紙Pを搬送することができ
ない恐れがある。このため、印画紙Pの先端部に、印を
付けたり遮光材の色を変えたりして、引出しても良い長
さが分かるようにしても良い。
【0035】ここで、図3及び図6に示すように、ロー
ラ36、38の下流側には、略L字型の一対のガイド4
0、42が配設されており、印画紙Pの両端部を案内す
る。このガイド40、42は画像形成装置内に固定され
たガイド支持台44に設けられており、ガイド40はガ
イド支持台44の取付面44Aに固定される。
ラ36、38の下流側には、略L字型の一対のガイド4
0、42が配設されており、印画紙Pの両端部を案内す
る。このガイド40、42は画像形成装置内に固定され
たガイド支持台44に設けられており、ガイド40はガ
イド支持台44の取付面44Aに固定される。
【0036】ガイド42はガイド支持台44に凹設され
たガイド溝45に係合可能に取り付けられ、ローラ3
6、38と平行にスライド可能となっている。これによ
り、印画紙Pのサイズに合わせてガイド40とガイド4
2との離間距離(以下、ガイド幅という)を変えられる
ようになっている。
たガイド溝45に係合可能に取り付けられ、ローラ3
6、38と平行にスライド可能となっている。これによ
り、印画紙Pのサイズに合わせてガイド40とガイド4
2との離間距離(以下、ガイド幅という)を変えられる
ようになっている。
【0037】また、ガイド40、42には、支持面46
が設けられており、搬送される印画紙Pを面で受けてい
る。このため、印画紙Pの端部がガイド溝45に入り込
まないようにしている。
が設けられており、搬送される印画紙Pを面で受けてい
る。このため、印画紙Pの端部がガイド溝45に入り込
まないようにしている。
【0038】ガイド40、42は摺動性の高いテフロン
(登録商標)入りの合成樹脂で成形されており、印画紙
Pが支持面46を摺動しても突っ掛かることはなく、ま
た、印画紙Pが傷付くことはない。
(登録商標)入りの合成樹脂で成形されており、印画紙
Pが支持面46を摺動しても突っ掛かることはなく、ま
た、印画紙Pが傷付くことはない。
【0039】ところで、印画紙Pのサイズに応じてガイ
ド幅を変える場合、例えば、幅の広いサイズの印画紙P
であるにも拘らず、ガイド幅が狭い場合、ガイド40、
42によって印画紙Pが折り曲げられる等、端部にダメ
ージを与えてしまう。
ド幅を変える場合、例えば、幅の広いサイズの印画紙P
であるにも拘らず、ガイド幅が狭い場合、ガイド40、
42によって印画紙Pが折り曲げられる等、端部にダメ
ージを与えてしまう。
【0040】このため、印画紙Pのサイズとガイド幅と
を間違えることなく対応させる必要がある。従って、軸
支板24のスライド移動に伴ってガイド42をスライド
させるように制御しておくことで、印画紙Pのサイズと
ガイド幅とを間違えることがない。
を間違えることなく対応させる必要がある。従って、軸
支板24のスライド移動に伴ってガイド42をスライド
させるように制御しておくことで、印画紙Pのサイズと
ガイド幅とを間違えることがない。
【0041】一方、図4及び図5に示すように、フラン
ジ26、28には、互いに対面する側の外周部に、環状
リブ50が突設されている。この環状リブ50の内径寸
法は、遮光材34の外径寸法よりも大きくなっており、
印画紙Pが巻き付けられた巻芯32をフランジ26、2
8に装着させると、環状リブ50は遮光材34の外周側
に位置する。また、環状リブ50の高さは、遮光材34
の厚みよりも若干高くなっており、環状リブ50の頂部
の離間距離は、印画紙Pと略同一となっている。
ジ26、28には、互いに対面する側の外周部に、環状
リブ50が突設されている。この環状リブ50の内径寸
法は、遮光材34の外径寸法よりも大きくなっており、
印画紙Pが巻き付けられた巻芯32をフランジ26、2
8に装着させると、環状リブ50は遮光材34の外周側
に位置する。また、環状リブ50の高さは、遮光材34
の厚みよりも若干高くなっており、環状リブ50の頂部
の離間距離は、印画紙Pと略同一となっている。
【0042】ここで、印画紙Pの入ったマガジン12を
交換する場合、駆動モータ16を反転させると、印画紙
Pがマガジン12内へ巻戻される(矢印方向)。このと
き、引出された印画紙Pが、蛇行した状態でマガジン1
2内に入ってきても、印画紙Pの端部が環状リブ50に
当接して、蛇行した印画紙Pの姿勢を正すことができ
る。このため、印画紙Pが遮光材34に押し付けられ、
ダメージを受けることはない。
交換する場合、駆動モータ16を反転させると、印画紙
Pがマガジン12内へ巻戻される(矢印方向)。このと
き、引出された印画紙Pが、蛇行した状態でマガジン1
2内に入ってきても、印画紙Pの端部が環状リブ50に
当接して、蛇行した印画紙Pの姿勢を正すことができ
る。このため、印画紙Pが遮光材34に押し付けられ、
ダメージを受けることはない。
【0043】また、環状リブ50を設けることで、フラ
ンジ26、28が印画紙Pと一体に回転しても、常に環
状リブ50が印画紙Pの端部に当接するので、端部はダ
メージを受けない。
ンジ26、28が印画紙Pと一体に回転しても、常に環
状リブ50が印画紙Pの端部に当接するので、端部はダ
メージを受けない。
【0044】なお、ここでは、環状リブ50は、角状と
なっているが、図7に示すように、環状リブ50の外周
面及び内周面にテーパ面51を設けても良い。このよう
に、環状リブ53にテーパ面51を設けることによっ
て、印画紙Pを引出し或いは、巻戻すとき、さらに案内
し易くすると共に、印画紙Pの端部をテーパ面51で受
けるため、引出される印画紙Pの蛇行を防止すると共
に、印画紙Pを巻戻すとき、蛇行した印画紙Pの姿勢を
確実に正すことができる。
なっているが、図7に示すように、環状リブ50の外周
面及び内周面にテーパ面51を設けても良い。このよう
に、環状リブ53にテーパ面51を設けることによっ
て、印画紙Pを引出し或いは、巻戻すとき、さらに案内
し易くすると共に、印画紙Pの端部をテーパ面51で受
けるため、引出される印画紙Pの蛇行を防止すると共
に、印画紙Pを巻戻すとき、蛇行した印画紙Pの姿勢を
確実に正すことができる。
【0045】一方、フランジ26、28(図2参照)は
アルミで形成されており、鏡面仕上げ等の表面処理によ
って、表面摩擦係数を少なくして、印画紙Pの摺動性を
良くすると共に、アルミを用いることで剛性を上げ、印
画紙Pの端部が摺動しても摩耗しないようにしている。
アルミで形成されており、鏡面仕上げ等の表面処理によ
って、表面摩擦係数を少なくして、印画紙Pの摺動性を
良くすると共に、アルミを用いることで剛性を上げ、印
画紙Pの端部が摺動しても摩耗しないようにしている。
【0046】しかし、アルミの場合、コストが高いた
め、テフロン入りなどのように摺動性の高い合成樹脂で
形成しても良い。また、表面に摺動性の高い材料をコー
ティングしても良い。
め、テフロン入りなどのように摺動性の高い合成樹脂で
形成しても良い。また、表面に摺動性の高い材料をコー
ティングしても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、請求項1
に記載の発明では、感光材料を巻戻すとき、感光材料が
蛇行しても、感光材料の両端部がガイド部に当接するた
め姿勢が正される。このため、感光材料の端部が遮光材
に突っ掛かって強く押し付けられるということはなく、
感光材料の端部にダメージを受けない。
に記載の発明では、感光材料を巻戻すとき、感光材料が
蛇行しても、感光材料の両端部がガイド部に当接するた
め姿勢が正される。このため、感光材料の端部が遮光材
に突っ掛かって強く押し付けられるということはなく、
感光材料の端部にダメージを受けない。
【0048】請求項2に記載の発明では、フランジが感
光材料と一体に回転しても、常にリブが感光材料の端部
に当接するので端部はダメージを受けない。請求項3に
記載の発明では、蛇行している感光材料の姿勢を正す場
合、感光材料の両端部を傾斜面で受けるため、リブがエ
ッジの場合(エッジ部分では感光材料は点接触となる)
と比較して、感光材料を案内し易く、確実に姿勢を正す
ことができる。
光材料と一体に回転しても、常にリブが感光材料の端部
に当接するので端部はダメージを受けない。請求項3に
記載の発明では、蛇行している感光材料の姿勢を正す場
合、感光材料の両端部を傾斜面で受けるため、リブがエ
ッジの場合(エッジ部分では感光材料は点接触となる)
と比較して、感光材料を案内し易く、確実に姿勢を正す
ことができる。
【図1】本形態に係るマガジンに用いられたフランジと
印画紙との関係を示す正面断面図である。
印画紙との関係を示す正面断面図である。
【図2】本形態に係るマガジンに用いられたフランジと
印画紙との関係を示す分解斜視図である。
印画紙との関係を示す分解斜視図である。
【図3】本形態に係るマガジンに用いられたフランジと
印画紙との関係を示す斜視図である。
印画紙との関係を示す斜視図である。
【図4】本形態に係るマガジンに用いられた印画紙を巻
戻すときの印画紙とフランジとの関係を示す斜視図であ
る。
戻すときの印画紙とフランジとの関係を示す斜視図であ
る。
【図5】本形態に係るマガジンに用いられた印画紙を巻
戻すときの印画紙とフランジとの関係を示す平面図であ
る。
戻すときの印画紙とフランジとの関係を示す平面図であ
る。
【図6】本形態に係るマガジンが装填された画像形成装
置に設けられたガイドを示す正面断面図である。
置に設けられたガイドを示す正面断面図である。
【図7】本形態に係るマガジンに用いられたフランジの
環状リブの他の実施例を示す正面断面図である。
環状リブの他の実施例を示す正面断面図である。
【図8】従来のマガジンに用いられた印画紙を巻戻すと
きの印画紙とフランジとの関係を示す斜視図である。
きの印画紙とフランジとの関係を示す斜視図である。
【図9】従来のマガジンに用いられた印画紙を巻戻すと
きの印画紙とフランジとの関係を示す平面図である。
きの印画紙とフランジとの関係を示す平面図である。
12 マガジン 20 シャフト(軸部) 22 シャフト(軸部) 26 フランジ 28 フランジ 50 環状リブ(ガイド部) 51 テーパ面(傾斜面) 53 環状リブ(ガイド部)
Claims (3)
- 【請求項1】 両端部が環状の遮光材で遮光されて、巻
芯にロール状に巻き付けられた感光材料が収納され、画
像形成装置に装填されるマガジンにおいて、回転力が伝
達される軸部と、 前記感光材料の巻芯の両端に装着されると共に、前記軸
部に固定され、前記遮光材よりも大きい外径寸法で形成
されたフランジと、 前記フランジの外周部に設けられ、前記感光材料の両端
部に当接して姿勢を正すガイド部と、 を有することを特徴とするマガジン。 - 【請求項2】 前記ガイド部が環状のリブであることを
特徴とする請求項1に記載のマガジン。 - 【請求項3】 前記リブの外周面に沿って傾斜面が設け
られたことを特徴とする請求項2に記載のマガジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324597A JP2002128334A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | マガジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000324597A JP2002128334A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | マガジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002128334A true JP2002128334A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18802106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000324597A Pending JP2002128334A (ja) | 2000-10-24 | 2000-10-24 | マガジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002128334A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011032101A (ja) * | 2006-06-21 | 2011-02-17 | Hitachi Chem Co Ltd | テープの巻き取り方法 |
WO2019130414A1 (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 住友電工焼結合金株式会社 | ベルト巻取装置 |
KR102063689B1 (ko) | 2015-11-26 | 2020-01-09 | 주식회사 엘지화학 | 전극 코터 |
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000324597A patent/JP2002128334A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011032101A (ja) * | 2006-06-21 | 2011-02-17 | Hitachi Chem Co Ltd | テープの巻き取り方法 |
EP2364945A3 (en) * | 2006-06-21 | 2011-12-21 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Method of winding a tape |
KR102063689B1 (ko) | 2015-11-26 | 2020-01-09 | 주식회사 엘지화학 | 전극 코터 |
WO2019130414A1 (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 住友電工焼結合金株式会社 | ベルト巻取装置 |
KR20200096902A (ko) * | 2017-12-26 | 2020-08-14 | 스미또모 덴꼬 쇼오께쯔 고오낑 가부시끼가이샤 | 벨트 권취 장치 |
JPWO2019130414A1 (ja) * | 2017-12-26 | 2021-02-04 | 住友電工焼結合金株式会社 | ベルト巻取装置 |
KR102380425B1 (ko) * | 2017-12-26 | 2022-04-01 | 스미또모 덴꼬 쇼오께쯔 고오낑 가부시끼가이샤 | 벨트 권취 장치 |
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