JP2002127510A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2002127510A
JP2002127510A JP2000320251A JP2000320251A JP2002127510A JP 2002127510 A JP2002127510 A JP 2002127510A JP 2000320251 A JP2000320251 A JP 2000320251A JP 2000320251 A JP2000320251 A JP 2000320251A JP 2002127510 A JP2002127510 A JP 2002127510A
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compressed image
compressed
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JP2000320251A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Kobayashi
邦彦 小林
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリオーバーフローが発生した場合の画質
の劣化を改善した画像処理装置を提供する。 【解決手段】 データ保存部21は、クリップ処理部2
0から渡される描画データを中間データに変換し、中間
データ保存領域24に保存する。このとき、中間データ
が中間データ保存領域24に保存できない場合には、中
間データ用フォールバック処理を行う。一方、イメージ
圧縮部25で圧縮された圧縮イメージデータは、圧縮イ
メージデータ保存領域25に保存する。圧縮イメージデ
ータが圧縮イメージデータ保存領域25に保存できない
場合には、圧縮イメージデータ用フォールバック処理を
行い、圧縮イメージデータについてのみビットマップデ
ータへ展開して圧縮し、新たな圧縮イメージデータとし
て保持する。このとき、中間データはそのままであるの
で、画質劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷情報を受け取
り、1ページを複数の領域に分割してなるバンド毎のビ
ットマップイメージに印刷情報を変換して出力する画像
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザープリンタ等の画像形成装
置に装着される画像処理装置では、より少ないメモリ量
で処理を可能とするために、入力された印刷情報を、ペ
ージを複数の領域に分けたバンド領域に分割して、バン
ド毎に画像形成装置が画像形成可能なビットマップイメ
ージデータに変換する手法が用いられている。この手法
では、1ページの印刷情報全てを検査しなければ、どの
描画データがページ上のどの位置に描画されるか分から
ないという理由から、入力された印刷情報を1ページ分
保存する必要がある。このように1ページ分の印刷情報
を保存するために、一般的にはビットマップイメージデ
ータに比較的簡単に変換可能な中間データに変換して保
存する。また、場合によっては、この中間データはバン
ド単位に独立したデータに分割して保存する。
【0003】一方、入力される印刷情報には、文字デー
タ、グラフィックスデータ、及び、写真等をスキャナ等
から読み込んで得られるようなイメージデータが含まれ
る。このうち、文字データや、グラフィックスデータ
は、位置、形状、色等の要素によってビットマップイメ
ージデータへの変換が可能である。またイメージデータ
は、イメージのピクセルを表す2次元の配列と、そのイ
メージの位置や形状などを表すデータの両者によってビ
ットマップイメージデータに変換する。イメージの位置
や形状は、文字データやグラフィックスデータと同様の
手法によって表現可能である。ピクセル列で表されるイ
メージデータは、画像処理装置をより少ないメモリで動
作可能とするために、所定の圧縮方法で圧縮して保存す
る手法が用いられる場合がある。また近年の出力画像の
高画質化によって、保存するイメージデータ量も増加し
ており、また、より少ないメモリ量で動作させる要求も
あり、この2つの関係から、入力段階からイメージデー
タを非可逆方式で圧縮する構成をとることもある。
【0004】画像処理装置は、上述のように、印刷情報
を画像形成装置が画像形成可能なビットマップイメージ
データに変換するのに適した中間データ形式によって、
1ページ分の印刷情報を保存することができる。このと
き、画像処理装置の物理的な資源の制約により、無限に
大きなデータ量の中間データを保存することができな
い。このため、メモリのオーバーフローが起こった場合
でも、画像形成装置による画像形成を保証する機構が必
要となる。この問題に対し、例えば、特許第29732
60号公報では、中間データを作成する段階で、バンド
毎に、中間データ形式をビットマップイメージ形式に変
換して圧縮すべきか否かを判定する圧縮必要性判定手段
を有している。そして、圧縮必要性判定手段により変換
したほうがよいと判定された場合には、ビットマップイ
メージ形式に変換して圧縮し、この圧縮ビットマップイ
メージを管理するための中間データを新たに作成してい
る。この時の判定基準は、バンド毎の中間データの合計
容量、または、既に圧縮ビットマップイメージデータが
存在する場合はその圧縮ビットイメージデータとバンド
毎の中間データとの合計容量が、バンドバッファのビッ
トイメージ形式のデータ容量を越える場合であると記さ
れている。
【0005】上述の技術のように、バンド毎に中間デー
タとイメージデータを合わせて管理する方式では、メモ
リのオーバーフロー時にバンド単位のビットマップイメ
ージ形式に展開して圧縮して保存するため、印刷情報中
の文字やグラフィックスデータの画質の劣化が懸念され
る。特に、印刷情報の大半がイメージデータであり、文
字やグラフィックスがさほど大きなデータ量でない場合
であっても、ビットマップイメージデータに変換してし
まうという問題を含んでいる。
【0006】また、更に高い画質を得るために、画像形
成装置に送信するビットマップイメージデータの各々の
画素に対して、図形種を区別するタグ情報を付加し、画
像形成装置において、図形種毎に異なる色変換処理やス
クリーン処理などを行う場合がある。この場合も、ビッ
トマップイメージ形式に変換された文字やグラフィック
ス部分で、本来、文字やグラフィックスと識別されるべ
き部分がイメージと識別され、異なった色変換やスクリ
ーン処理が施される場合があるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたものであり、メモリオーバーフローが
発生した場合の画質の劣化を改善し、また、それぞれの
データに適合した方式でメモリオーバーフローに対応す
ることを可能とした画像処理装置を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷情報を解
析し、その解析結果に基づいて印刷情報を1ページを複
数の領域に分割してなるバンド領域毎の中間データに変
換し、中間データ固有の中間データ保存領域に保存可能
であれば中間データを中間データ保存領域に保存する。
また、印刷情報がイメージデータの場合には、イメージ
データのうちピクセル配列を表わすデータを圧縮して圧
縮イメージデータに変換し、圧縮イメージデータ固有の
圧縮イメージデータ保存領域に保存可能であれば圧縮イ
メージデータを圧縮イメージデータ保存領域に保存す
る。
【0009】中間データを中間データ保存領域に保存し
ようとしたとき、保存できない場合には、中間データ用
フォールバック手段による中間データ用フォールバック
処理を行う。中間データ用フォールバック処理は、中間
データ及び前記圧縮イメージデータからビットマップ展
開を行ってビットマップイメージを作成し、ビットマッ
プ展開の際に参照した中間データ及び圧縮イメージデー
タを消去して、新たにビットマップ展開されたビットマ
ップイメージに対応する中間データを生成して中間デー
タ保存領域に保存し、また、ビットマップイメージを圧
縮イメージデータに圧縮して圧縮イメージデータ保存領
域に保存する。
【0010】また、圧縮イメージデータを圧縮イメージ
データ保存手段に保存しようとしたとき、保存できない
場合には、圧縮イメージデータ用フォールバック手段に
よる圧縮イメージデータ用フォールバック処理を行う。
圧縮イメージデータフォールバック処理は、中間データ
及び前記圧縮イメージデータからビットマップ展開を行
ってビットマップイメージを作成し、ビットマップ展開
の際に参照した圧縮イメージデータを消去して前記ビッ
トマップイメージを圧縮イメージデータに圧縮して圧縮
イメージデータ保存領域に保存する。
【0011】このように中間データと圧縮イメージデー
タとを別々に管理し、それぞれの保存領域におけるオー
バーフロー時の処理を別々に行う。これによって、圧縮
イメージデータ用フォールバック処理では、文字ややグ
ラフィックデータ等の中間データを変更せず、ビットマ
ップイメージデータへの変換を行うことによる画質劣化
を生じることがない。従って、従来に比べて画質を向上
させることが可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像処理装置の
実施の一形態を示すブロック図である。図中、11は画
像処理装置、12はデータ入力部、13は印刷情報解析
部、14は文字生成部、15はグラフィック変換部、1
6はイメージ変換部、17は図形分割変換部、18は輪
郭生成部、19は文字データ記憶部、20はクリップ処
理部、21はデータ保存部、22はレンダリング部、2
3はイメージ圧縮部、24は中間データ保存領域、25
は圧縮イメージデータ保存領域、26はデータ出力部で
ある。データ入力部12は、上位装置から送られてくる
印刷情報を入力し、場合によっては複数の印刷情報を保
存して、画像処理装置11における処理を円滑に行わせ
るような調整を行う。画像処理装置11は、データ入力
部12に入力された印刷データから画像形成装置におい
て画像形成可能なビットマップイメージデータへ変換し
て出力する。データ出力部26は、画像処理装置11か
ら出力されたビットマップイメージデータを図示しない
画像形成装置に対して転送する。
【0013】印刷情報解析部13は、データ入力部12
に入力された印刷情報を受け取り、解析を行って文字、
グラフィックス、イメージ等に分類する。それぞれ、分
類された印刷情報は、必要な情報と共に各々の処理を担
当するデータの変換/生成部へと送られる。例えば文字
の印刷情報は文字生成部14に、グラフィックスの印刷
情報はグラフィック変換部15に、イメージの印刷情報
はイメージ変換部16に送られる。
【0014】文字生成部14は、印刷情報解析部13か
ら文字の印刷情報を受け取り、文字データ記憶部19に
記憶されているアウトライン形式の文字データを用い
て、出力データの座標空間に適合した文字の輪郭データ
を生成する。なお文字データ記憶部19は、予めアウト
ライン形式で文字データを記憶している。
【0015】グラフィック変換部15は、印刷情報解析
部13からグラフィックの印刷情報として座標値を表す
データ列を受け取る。そして受け取ったデータを、出力
データの座標空間に適合したデータに変換する。図形分
割変換部17は、グラフィック変換部15で変換したデ
ータをもとに、入力された段階よりも、出力データに近
い、複数の単純な図形の集合に分割する。これは、例え
ば、スキャンライン毎の始点と終点の連続したデータで
あってもよいし、三角形や台形といった、幾何的なデー
タの集合であってもよい。
【0016】イメージ変換部16は、印刷情報解析部1
3からイメージの印刷情報を受け取る。そして、イメー
ジの拡大・縮小や、色空間の調整等が行われる。変換後
のイメージデータは、輪郭生成部18及びイメージ圧縮
部23に送られる。輪郭生成部18は、イメージ変換部
16による処理後のイメージデータを受け取り、イメー
ジの輪郭形状を表現するための輪郭データを発生する。
またイメージ圧縮部23は、イメージ変換部16から送
られてきたイメージデータのうちピクセル配列を表すデ
ータについて所定の圧縮方式により圧縮する。
【0017】クリップ処理部20は、文字生成部14か
ら送られてくる文字の輪郭データ、図形分割変換部17
から送られてくる分割されたグラフィックデータ、輪郭
生成部18から送られてくるイメージの輪郭データを受
け取り、クリップ処理を行う。クリップ処理とは、例え
ば、ページをはみ出した図形を切り取ったり、あるい
は、予め設定された自由形状の領域で図形を切り取る処
理を行う。その後、クリップ処理された描画データは、
データ保存部21に送られる。
【0018】データ保存部21は、図形形状やイメージ
の輪郭形状などについて、レンダリング部22でビット
マップイメージデータに変換するのに適した中間データ
に変換し、中間データを中間データ保存領域24に格納
する。また、イメージ変換部から出力され、イメージ圧
縮部23で圧縮したイメージデータを、圧縮イメージデ
ータ保存領域25に格納する。中間データ保存領域24
は、中間データを保存しておく中間データ固有の保存領
域である。また圧縮イメージデータ保存領域25は、圧
縮されたイメージデータを保存しておく圧縮イメージデ
ータ固有の保存領域である。なお、中間データ保存領域
24及び圧縮イメージデータ保存領域25は、同じ記憶
空間上に領域を分けて配置してもよいし、別の記憶空間
に配置してもよい。
【0019】レンダリング部22は、印刷情報解析部1
3で解析されたデータ出力命令の指示を受け、中間デー
タ保存領域24に格納されている中間データ及び圧縮イ
メージデータ保存領域25に格納されている圧縮イメー
ジデータをビットマップイメージデータに変換する。変
換されたビットマップイメージデータは、通常はデータ
出力部26に出力され、画像形成装置へと送られる。
【0020】上述の図1に示した本発明の画像処理装置
の実施の一形態における動作を簡単に説明しておく。画
像処理装置11は、まず、データ入力部12によって、
上位装置から送られてくる印刷情報を入力し、場合によ
っては複数データ分、印刷情報を保存して、以降の処理
を円滑に行わせるような調整を行う。
【0021】次に、この印刷情報は、印刷情報解析部1
3によって、文字、グラフィックス、イメージ、等に分
類される。それぞれ、分類された印刷情報は、必要な情
報とともに文字生成部14,グラフィック変換部15,
あるいはイメージ変換部16へと送られる。まず、文字
の場合は、文字生成部14にデータが渡される。文字生
成部14では、渡されたデータと、文字データ記憶部1
9に予め記憶されているアウトライン形式のデータとか
ら、出力データの座標空間に適合した文字の輪郭データ
を生成する。
【0022】また、印字情報解析部13によってグラフ
ィックスデータであると分類された場合、座標値を表す
データ列がグラフィック変換部15へ渡される。グラフ
ィック変換部15では、渡されたデータ列を、出力デー
タの座標空間に適合したデータに変換する。その後、図
形分割変換部17において、入力された段階よりも出力
データに近い、複数の単純な図形の集合に分割する。
【0023】また、印刷情報解析部13によってイメー
ジであると分類された場合、印刷情報はイメージ変換部
16に送られる。イメージ変換部16では、イメージの
拡大・縮小や、色空間の調整等が行われる。また、同時
に、輪郭生成部18によってイメージの輪郭形状を表現
するための輪郭データを発生する。
【0024】これらの処理が行われると、次に、文字、
グラフィックス、イメージの輪郭データは、クリップ処
理部20に送信され、クリップ処理が施される。その
後、クリップ処理された描画データは、データ保存部2
1に送信される。データ保存部21では、図形形状やイ
メージの輪郭形状などについては、レンダリング部22
でビットマップイメージデータに変換するのに適した中
間データに変換し、中間データ保存領域24に保存す
る。一方、イメージ変換部16から送信されるイメージ
データは、イメージ圧縮部23で所定の圧縮方式により
圧縮し、データ保存部21で圧縮イメージデータ保存領
域25に保存する。以上の処理を1ページの印刷情報の
入力が終わるまで繰り返すことで、1ページ分の中間デ
ータと圧縮イメージデータを中間データ保存領域24及
び圧縮イメージデータ保存領域25に保存する。
【0025】このような処理によって中間データ保存領
域24及び圧縮イメージデータ保存領域25に保存され
た中間データ及び圧縮イメージデータは、印刷情報解析
部で解析されたデータ出力命令の指示を受けて、レンダ
リング部22でビットマップイメージデータに変換され
る。変換されたビットマップイメージデータは、データ
出力部26へと送信され、図示しない画像形成装置へと
転送されて画像が形成される。
【0026】図2は、データ保持部21で保存処理を行
う中間データ、圧縮イメージデータ、及び、両者の関連
についての一例の説明図である。図2(A)に示す中間
データは、図形の輪郭情報などを記憶するデータの形式
を示している。この中間データは、中間データ保存領域
24に格納されるデータである。中間データは、この例
では3つの領域から構成されている。1つ目の領域は、
オブジェクトのタイプが記述されている領域であり、例
えば、「文字」、「グラフィックス」、「イメージ」の
区別を行う。2つ目の領域は、色値、又は、イメージを
識別するためのID番号が格納される領域である。オブ
ジェクトのタイプが「文字」または「グラフィックス」
の場合、この領域に色値が格納される。また、オブジェ
クトのタイプが「イメージ」の場合、この領域にイメー
ジを識別するためのID番号が格納される。3つ目の領
域には、オブジェクトの位置・輪郭を表す情報が格納さ
れる。
【0027】3つ目の領域に格納されるオブジェクトの
位置・輪郭の表現方法としては、例えば特開平9−17
1564号公報に記述される方式などを用いることがで
きる。この方式を用いる場合、図形をエッジ列の集合と
して表現し、1つ1つのエッジは、位置やランレングス
を表す可変長のセルで表現できる。図3は、図形の位置
・輪郭の表現するデータ形式の一例の説明図である。図
3には、それぞれ8から48ビットの4つのセルを示し
ている。図中、Tはセルタイプで、4つのタイプのセル
のうちいずれのタイプであるかを示している。RLはラ
ンレングスであり、それぞれのタイプで表現できる範囲
が異なる。DX、DYは前のセルの終点からのX方向あ
るいはY方向の差分を示している。このDX、DYはタ
イプ0〜2において用いられる。タイプ4では差分では
なく、X方向及びY方向の絶対座標が格納される。ある
1つのエッジは、これらのうち、ランレングス及び位置
の両方が表現可能な最小のタイプを用いて表現する。こ
のように、図2(A)に示した中間データの3つ目の領
域は、図形の形状によって変わる可変長の大きさを持っ
ている。
【0028】次に、図2(B)に示す圧縮イメージ参照
データの形式を説明する。中間データのオブジェクトタ
イプが「イメージ」であった場合、この圧縮イメージ参
照データが1つ使用される。このデータは中間データ保
存領域の内部に確保されてもよいし、予めイメージデー
タの上限個数を決めておいて、その数分の領域を固定的
に別の領域に確保してもよい。
【0029】圧縮イメージ参照データは、この例では5
つの領域から構成されている。1つ目の領域は、イメー
ジを識別するためのID番号であり、1つ1つのイメー
ジは、保存された中間データ内部で固有の番号を有す
る。このID番号は、中間データ内部に格納されている
ものと同じ番号を表す。2つ目の領域は、イメージの
幅、3つ目の領域は、イメージの高さを表す。イメージ
は、ここでは圧縮される前の状態では矩形形状であるも
のとし、これらはその幅と高さを表している。4つ目の
領域は、図2(C)に示す圧縮イメージデータが格納さ
れているメモリの先頭アドレス値を格納している。5つ
目の領域は、圧縮イメージデータのデータサイズを格納
している。
【0030】次に、図2(C)に示す圧縮イメージデー
タについて説明する。圧縮イメージデータは、所定の圧
縮方法によって圧縮した符号データである。使用する圧
縮方法は、ある所定の大きさの圧縮データ保存領域に必
ず保存できるような手法を採用することが望ましい。例
えば、特開平10−51642号公報に記述されている
方法では、画像をブロック分割した後に、そのブロック
の特徴量から複数種類の圧縮方法の中でブロック毎に圧
縮方法を選択する。また、このようにして符号化された
結果、設定された目標符号量をオーバーフローした場合
には、圧縮のためのパラメータを再設定して圧縮処理を
再実行する。この圧縮イメージデータは、圧縮イメージ
データ保存領域25に格納される。
【0031】図4は、データ保存部21の一例を示すブ
ロック図である。図中、31は中間データ変換部、32
は中間データ保存部、33は中間データ用フォールバッ
ク処理部、34は圧縮イメージデータ保存部、35は圧
縮イメージデータ用フォールバック処理部である。デー
タ保存部21は、2種類の情報を入力データとして受け
取る。1つ目は、文字やグラフィックの位置・輪郭情報
と塗りつぶすべき色情報を、また、イメージについては
イメージの位置・輪郭情報とイメージに付けられたID
番号をクリップ処理部20から受け取る。2つ目は、1
つ目の情報の輪郭情報がイメージであった場合に、その
輪郭情報の入力と同時に、イメージのピクセル配列を所
定の圧縮方法で圧縮した圧縮イメージデータをイメージ
圧縮部23から受け取る。
【0032】中間データ変換部31は、文字やグラフィ
ックの位置・輪郭情報と塗りつぶすべき色情報を、ま
た、イメージについてはイメージの位置・輪郭情報とイ
メージに付けられたID番号を受け取り、これらを中間
データに変換する。変換された中間データは中間データ
保存部32に渡される。
【0033】中間データ保存部32は、まず、中間デー
タ変換部31で変換した中間データが中間データ保存領
域24に保存できるか否かを検査する。この結果、保存
する領域があると判断された場合は、変換された中間デ
ータを中間データ保存領域24に保存する。一方、中間
データ保存領域24に十分な領域がないと判断された場
合は、中間データ用フォールバック処理部33を呼び出
す。
【0034】中間データ用フォールバック処理部33
は、中間データ保存領域24に保存されている中間デー
タの再構成処理を行う。再構成処理は、これまでに保存
された中間データと圧縮イメージデータの両者から、一
旦ビットマップイメージデータに展開し、その後、展開
されたビットマップイメージデータを圧縮して圧縮イメ
ージデータに変換する処理を行う。
【0035】圧縮イメージデータ保存部34は、入力デ
ータがイメージデータである場合に圧縮イメージデータ
を受け取って、その圧縮イメージデータが圧縮イメージ
データ保存領域25に保存できるか否かを検査する。こ
の結果、保存する領域があると判断された場合は、受け
取った圧縮イメージデータを圧縮イメージデータ保存領
域25に保存する。一方、圧縮イメージデータ保存領域
に十分な領域がないと判断された場合は、圧縮イメージ
データ用フォールバック処理部35を呼び出す。
【0036】圧縮イメージデータ用フォールバック処理
部35は、中間データ用フォールバック処理部33と同
様に、これまでに保存された中間データと圧縮イメージ
データの両者から、一旦ビットマップイメージデータに
展開した後に、圧縮して圧縮イメージデータとする処理
を行う。ただし、この圧縮イメージデータ用フォールバ
ック処理部35では、文字やグラフィックについてのビ
ットマップイメージデータへの展開を行わず、イメージ
データについてビットマップイメージデータへの展開を
行う。これによって、文字やグラフィックなどの画質劣
化を防止することができる。
【0037】図5、図6は、データ保存部21の動作の
一例を示すフローチャートである。まずS41におい
て、図形の輪郭(及び位置や色)データの入力と、圧縮
イメージデータの入力を行う。図形がイメージでない場
合は、圧縮イメージデータの入力は行われない。次にS
42において、入力された図形がイメージであるか否か
を判定する。イメージである場合は、後述するS51の
処理に移行する。イメージ以外の文字やグラフィックス
である場合は、S43において、図形の位置、輪郭、色
情報を中間データに変換する。
【0038】次にS44において、変換された中間デー
タを中間データ保存領域24に保存可能であるか否かを
検査する。この領域検査の結果をS45で判断し、中間
データを保存する領域がある場合、S46において中間
データを中間データ保存領域24に保存して処理を終了
する。S44における検査の結果、中間データを保存す
る領域がない場合、S45からS47に進み、S47に
おいて中間データ用フォールバック処理部33による中
間データ用フォールバック処理を実行して処理を終了す
る。
【0039】S42で図形がイメージであると判定され
た場合には、そのイメージに対して新しくID番号を割
り振る。その後、S51において、中間データと圧縮イ
メージデータの関連を保存する圧縮イメージ参照データ
の領域を1つ取得して、その各領域に、ID番号、イメ
ージの幅、イメージの高さ、(仮)圧縮データアドレ
ス、圧縮データのサイズを設定する。ただし、この時点
では圧縮イメージデータは、まだ圧縮イメージデータ保
存領域25には格納されておらず、例えば圧縮イメージ
データの受け渡しに使用される作業用のバッファに格納
されている。従って、ここで設定される圧縮データのア
ドレスは、作業用のバッファ内部を指し示している。そ
のため、ここでは(仮)圧縮データアドレスとしてい
る。このアドレス情報を設定する理由は、圧縮イメージ
データの保存時にフォールバック処理を実行した場合で
あっても、中間データと圧縮イメージデータの関連を正
しく保つためである。
【0040】次にS52において、図形の位置、輪郭、
イメージID番号を中間データに変換する。そして、S
53において、変換された中間データが中間データ保存
領域24に保存可能であるか否かを検査する。この領域
検査の結果をS54で判断し、中間データを保存する領
域がある場合、S55において中間データを中間データ
保存領域24に保存する。検査の結果、中間データを保
存する領域がない場合、S61において中間データ用フ
ォールバック処理部33による中間データ用フォールバ
ック処理を実行して処理を終了する。
【0041】S55で中間データの保存を終えた場合、
S56において、圧縮イメージデータが圧縮イメージデ
ータ保存領域25に保存可能であるか否かを検査する。
この領域検査の結果をS57で判断し、圧縮イメージデ
ータを保存する領域がある場合、S58において圧縮イ
メージデータを圧縮イメージデータ保存領域25に保存
し、更にS59において、先に取得した圧縮イメージ参
照データのアドレス領域に、保存した圧縮イメージデー
タのアドレスを設定する。また、S56における領域検
査の結果、圧縮イメージデータを保存する領域がない場
合、S57からS60へ進み、S60において圧縮イメ
ージデータ用フォールバック処理部35による圧縮イメ
ージデータ用フォールバック処理を実行して処理を終了
する。
【0042】上述のデータ保存部21における動作を、
具体例を用いながら説明する。図7は、図形の描画領域
の具体例と、イメージの図形bについての中間データ保
存領域、参照データ、圧縮イメージデータ保存領域の一
例の説明図である。図7(A)には、ページを3つのバ
ンドに分割した例を示しており、3つの図形a〜cを入
力し終えた状態を示している。図形は、バンドにまたが
る場合、バンド境界で分割される。1つ目の図形aは、
(1)、(2)、(3)の3つの図形に分割される。ま
た2つ目の図形bはイメージを表しており、同様に
(4)、(5)の2つの図形に分割される。さらに3つ
目の図形cは、(6)、(7)の2つの図形に分割され
ている。分割された図形は、それぞれ(1)〜(7)の
順番で入力されているものとする。
【0043】図7(B)は、この図7(A)に示した図
形a〜cを分割した図形(1)〜(7)を保存した後の
中間データ保存領域24、参照データ、圧縮イメージデ
ータ保存領域25の状態を示している。中間データは、
中間データ保存領域24に入力と同じ順番に保存され
る。中間データ保存領域24は、この例ではページ1面
で領域を共有して使用している。一方、圧縮イメージデ
ータ保存領域25は、予めバンドに対応した個々の保存
領域を持っている。図形bはイメージであり、圧縮イメ
ージデータが存在する。図形bはバンド2とバンド3に
跨っており、分割された図形(4)のイメージはバンド
2に含まるのでバンド2用の圧縮イメージデータ保存領
域25に保存されている。同様に、分割された図形
(5)のイメージは、バンド3用の圧縮イメージデータ
保存領域25に保存されている。また、圧縮イメージデ
ータと中間データの関連情報を保存する圧縮イメージ参
照データも、その関連を保存している。図7(B)で
は、中間データのID番号にあたるイメージの参照デー
タを、中間データからの矢印で表しており、また、参照
データ中のアドレス情報も圧縮イメージデータへの矢印
で表している。圧縮イメージデータは、圧縮イメージデ
ータ保存領域25中にハッチングを施して示している。
【0044】図8は、図7に示した具体例にさらに図形
が描画された具体例の説明図である。図8では、図7
(A)に示したように図形a〜cが描画された状態に、
新たに図形dを追加して描画した場合を表している。こ
の図形dはバンド3の範囲内に収まっているので、分割
されずに図形(8)として処理される。この図形(8)
の追加時には、図形(8)に対応する中間データが作成
され、中間データ保存領域24に保存可能であれば、そ
のまま保存される。また、図形(8)がイメージであれ
ば、さらに圧縮イメージデータが圧縮イメージデータ保
存領域25に保存可能であればそのまま保存される。し
かし、中間データを中間データ保存領域24に保存でき
ない場合には、中間データ用フォールバック処理部33
による中間データ用フォールバック処理が行われる。ま
た、圧縮イメージデータを圧縮イメージデータ保存領域
25に保存できない場合には、圧縮イメージデータ用フ
ォールバック処理部35による圧縮イメージデータ用フ
ォールバック処理が行われる。
【0045】以下、この図形d(図形(8))の追加時
に、中間データ保存領域24に中間データを保存するこ
とができない場合と、図形dがイメージであり、圧縮イ
メージデータを圧縮イメージデータ保存領域25に保存
することができない場合について順に説明する。
【0046】まず、中間データ用のフォールバック処理
について説明する。図9は、中間データ用フォールバッ
ク処理を行った場合の中間データ保存領域、参照デー
タ、圧縮イメージデータ保存領域の一例の説明図であ
る。中間データ保存領域24の枯渇によって中間データ
用フォールバック処理が起動される場合は、中間データ
保存領域全体を回復する必要がある。そのため、全バン
ドに対して、バンド毎にバンド単位のビットマップイメ
ージデータに展開する。この中間データ用フォールバッ
ク処理によって作成されたバンド単位のビットマップイ
メージデータは、図9(A)に示すように、ちょうど図
8に示すバンド1からバンド3までをイメージ化したも
のとなり、新たに追加された図形d(図形(8))も含
めてビットマップイメージに展開する。その後、展開さ
れたビットマップイメージデータを所定の圧縮方法で圧
縮する。そして、これまで保存されていた中間データと
圧縮イメージデータを消去した後に、新たに生成した圧
縮イメージデータを保存する。
【0047】このため、図9(A)に示すように3つの
バンドに対して1つずつイメージデータ(9)〜(1
1)が作られ、またそれに対応する中間データが生成さ
れる。そして図9(B)に示すように、新たにイメージ
データ(9)〜(11)に対応する中間データが中間デ
ータ保存領域24に保存される。同時に、作成されたイ
メージデータが所定の圧縮方式で圧縮され、圧縮イメー
ジデータがそれぞれのバンドの圧縮イメージデータ保存
領域25に保存される。さらに、圧縮イメージ参照デー
タの参照状況も関連性を保つように変更される。
【0048】次に、圧縮イメージデータ用のフォールバ
ック処理について説明する。図10は、圧縮イメージデ
ータ用フォールバック処理を行った場合の中間データ保
存領域、参照データ、圧縮イメージデータ保存領域の一
例の説明図である。ここでは、図8に示した図形dがイ
メージであり、かつ、圧縮イメージデータ保存領域25
に、図形d(図形(8))の圧縮イメージデータを保存
する領域がなかったものとする。この場合、圧縮イメー
ジデータ用フォールバック処理が起動される。このよう
に圧縮イメージデータ保存領域の枯渇によってフォール
バック処理が起動される場合は、問題となるバンドの圧
縮イメージデータ保存領域25だけでフォールバック処
理を行えばよい。この例における圧縮イメージデータ用
フォールバック処理では、追加されるイメージの図形
(8)がバンド3に含まれることから、バンド3につい
てのみ、圧縮イメージデータ用フォールバック処理を行
うことになる。
【0049】圧縮イメージデータ用フォールバック処理
では、まず、バンド3に対応する圧縮イメージデータを
ビットマップイメージデータに展開する。このとき、上
述の中間データ用フォールバック処理と同様に、新たに
追加された図形(8)についてもビットマップイメージ
に展開して描画される。これによって、図10(A)に
示すようなビットマップイメージデータが作成される。
その後、展開したビットマップイメージデータを圧縮
し、図10(B)に示すように、これまで保存されてい
たバンド3の圧縮イメージデータを消去した後に新たに
生成した圧縮イメージデータを保存する。この時、これ
まで作成された中間データの変更は行わず、新たに追加
される図形(8)の中間データの追加だけを行う。
【0050】この後、圧縮イメージ参照データを更新す
ることで、中間データと圧縮イメージデータとの関連を
正しく保つようにする。図10に示す例の場合、元々存
在する図形bのバンド3に含まれる部分図形(5)と新
たに追加した図形(8)の両者に対応する参照データ内
部の圧縮イメージデータのアドレス値は、圧縮イメージ
データ用フォールバック処理によって作成された新たな
圧縮イメージデータを指し示している。
【0051】このような圧縮イメージデータ用フォール
バック処理では、イメージでない図形aのバンド3にか
かる部分図形(3)についてはビットマップイメージデ
ータへの展開が発生しない。従って、図形aについては
圧縮イメージデータ用フォールバック処理による画質劣
化が発生しない。このように、圧縮イメージデータ用フ
ォールバック処理では、文字やグラフィックスなどの図
形については圧縮イメージデータ用フォールバック処理
によってビットマップイメージデータに展開されないた
め、高画質の画像形成を行うことが可能になる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、中間データと圧縮イメージデータの保存領域
のオーバーフローを別々に監視し、いずれのオーバーフ
ローであるかに対応したフォールバック処理を別々に処
理する。この結果、圧縮イメージデータ用のオーバーフ
ローによる対応処理では、文字やグラフィックス等のデ
ータに変更を加えることがないため、圧縮による劣化が
発生せず、また図形の種別情報の保存などが可能なた
め、より高い画質を得ることが可能となるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の実施の一形態を示す
ブロック図である。
【図2】 データ保持部21で保存処理を行う中間デー
タ、圧縮イメージデータ、及び、両者の関連についての
一例の説明図である。
【図3】 図形の位置・輪郭の表現するデータ形式の一
例の説明図である。
【図4】 データ保存部21の一例を示すブロック図で
ある。
【図5】 データ保存部21の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図6】 データ保存部21の動作の一例を示すフロー
チャート(続き)である。
【図7】 図形の描画領域の具体例と、イメージの図形
bについての中間データ保存領域、参照データ、圧縮イ
メージデータ保存領域の一例の説明図である。
【図8】 図7に示した具体例にさらに図形が描画され
た具体例の説明図である。
【図9】 中間データ用フォールバック処理を行った場
合の中間データ保存領域、参照データ、圧縮イメージデ
ータ保存領域の一例の説明図である。
【図10】 圧縮イメージデータ用フォールバック処理
を行った場合の中間データ保存領域、参照データ、圧縮
イメージデータ保存領域の一例の説明図である。
【符号の説明】
11…画像処理装置、12…データ入力部、13…印刷
情報解析部、14…文字生成部、15…グラフィック変
換部、16…イメージ変換部、17…図形分割変換部、
18…輪郭生成部、19…文字データ記憶部、20…ク
リップ処理部、21…データ保存部、22…レンダリン
グ部、23…イメージ圧縮部、24…中間データ保存領
域、25…圧縮イメージデータ保存領域、26…データ
出力部、31…中間データ変換部、32…中間データ保
存部、33…中間データ用フォールバック処理部、34
…圧縮イメージデータ保存部、35…圧縮イメージデー
タ用フォールバック処理部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される印刷情報の解析を行う印刷情
    報解析手段と、該印刷情報解析手段による解析結果に基
    づいて前記印刷情報を1ページを複数の領域に分割して
    なるバンド領域毎の中間データに変換する中間データ変
    換手段と、前記印刷情報がイメージデータの場合に該イ
    メージデータのうちピクセル配列を表わすデータを圧縮
    して圧縮イメージデータに変換する圧縮イメージデータ
    変換手段と、バンド毎の前記中間データ及び前記圧縮イ
    メージデータからバンド毎のビットマップイメージデー
    タを生成するビットマップ展開手段と、前記中間データ
    を中間データ固有の中間データ保存領域に保存可能か否
    かを判定し保存可能であれば前記中間データを中間デー
    タ保存領域に保存する中間データ保存手段と、前記圧縮
    イメージデータを圧縮イメージデータ固有の圧縮イメー
    ジデータ保存領域に保存可能か否かを判定し保存可能で
    あれば前記圧縮イメージデータを圧縮イメージデータ保
    存領域に保存する圧縮イメージデータ保存手段と、前記
    中間データ保存手段において保存可能でないと判定され
    た場合に前記中間データ及び前記圧縮イメージデータか
    らビットマップ展開を行ってビットマップイメージを作
    成し該ビットマップ展開の際に参照した中間データ及び
    圧縮イメージデータを消去して新たにビットマップ展開
    されたビットマップイメージに対応する中間データを生
    成し中間データ保存領域に保存するとともに前記ビット
    マップイメージを圧縮イメージデータに圧縮して圧縮イ
    メージデータ保存領域に保存する中間データ用フォール
    バック手段と、前記圧縮イメージデータ保存手段におい
    て保存可能でないと判定された場合に前記中間データ及
    び前記圧縮イメージデータからビットマップ展開を行っ
    てビットマップイメージを作成し該ビットマップ展開の
    際に参照した圧縮イメージデータを消去して前記ビット
    マップイメージを圧縮イメージデータに圧縮して圧縮イ
    メージデータ保存領域に保存する圧縮イメージデータ用
    フォールバック手段を有することを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記中間データ保存手段は、ページ毎の
    中間データの総量と所定の第1の閾値とを比較すること
    によって前記中間データを保存可能か否かを判定し、ま
    た、前記圧縮イメージ保存手段は、バンド毎の圧縮イメ
    ージデータの総量と所定の第2の閾値とを比較すること
    によって前記圧縮イメージデータを保存可能か否かを判
    定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011061555A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法

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JP2011061555A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
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