JP5597028B2 - 画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents
画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5597028B2 JP5597028B2 JP2010113421A JP2010113421A JP5597028B2 JP 5597028 B2 JP5597028 B2 JP 5597028B2 JP 2010113421 A JP2010113421 A JP 2010113421A JP 2010113421 A JP2010113421 A JP 2010113421A JP 5597028 B2 JP5597028 B2 JP 5597028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixel
- pixels
- image data
- gradation
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Description
M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置であって、
符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力手段と、
入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離手段と、
前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号手段と、
前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号手段と、
該階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大手段と、
前記識別情報復号手段で得られた識別情報に従って、前記拡大手段で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大手段で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離手段で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成手段とを備え、
前記拡大手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定手段とを備え、
該設定手段は、前記画素値C0、C1を両端とする数直線上の、前記着目画素の画素値で内分する位置に基づいて、前記L0、L1を決定することを特徴とする。
先ず、本第1の実施形態における復号に係る構成並びにその処理を説明する前に、符号化装置における符号化の概要を説明する。ここでは、符号化装置としてデジタルカメラを例にして説明する。また、説明を簡単にするため、対象とする画像がモノクロ画像(色成分の数が1つ)とし、図8における画像800がデジタルカメラで撮影した画像を示している。画像800には、撮影日を示す文字画像が、撮影したタイミングで階調画像に合成されている。さて、この画像を符号化する場合、16×16画素で構成されるブロックを単位に符号化していく。ここで、画像800における文字線画の一部(文字線画画素群802)を包含するブロック801を符号化する場合を考察する。この場合、デジタルカメラの内部のプロセッサは、着目ブロックにおける文字線画の画素の色を抽出し、且つ、各画素毎に、それが文字線画の画素か非文字線画の画素か(抽出色の画素か、非抽出色の画素か)を示す識別情報を生成する。文字線画、階調画像のいずれに属するのかが識別できれば良いので、識別情報を構成する各画素に対応するエレメントは1ビットで良い。図示の場合、1つのブロックは16×16画素で構成されいるので、識別情報は16×16ビットで良いことになる。図示の参照符号803が、この識別情報である。識別情報803に対しては、上記から明らかなように、可逆符号化を行う。可逆符号化としては、ランレングス符号化が好適である。なお、オリジナルのブロック内の文字線画画素群802を復元するためには、識別情報803に加えて、文字線画画素群802の色を示す情報があればよい。すなわち、識別情報のエレメントが“1”の画素を、その色の値で置換すれば、元の文字画素とその色が復元できる。
まず、S1において、拡大部104は、入力された8×8画素の階調画像データの中から画素値の最小値と最大値を探して記憶する。ここで、得られた最小値をC0、最大値をC1とする。図6の点線太枠601は、着目している8×8画素の画像データを示している。図示の如く、各画素は「行、列」で特定され、画素「00」から画素「77」までが入力画素であり、その中から画素値の最小値C0と最大値C1を探す(C0≦C1の関係にある)。尚、ここでは最小値と最大値としたが、特にそれらに限る必要は無く、C0とC1は非抽出画素の中の小さい値と大きい値を代表する値であればよい。例えば点線太枠601内部の多値データの平均値を求め、平均値未満の画素群の平均値をC0、平均値以上の画素群の平均値をC1としても良い。
J={I(2x,2y) + I(2x+1,2y) + I(2x,2y+1) + I(2x+1,2y+1)}
(i)非抽出画素の個数L=0の場合:
L0=L1=0
(ii)非抽出画素の個数L=1の場合:
(ii-1) Im<(C0+C1)/2の場合:
L0=1、L1=0
(ii-2) (C0+C1)/2≦Imの場合:
L0=0、L1=1
(iii)非抽出画素の個数L=2の場合:
(iii-1) Im<(2×C0+C1)/3の場合:
L0=2、L1=0
(iii-2) (2×C0+C1)/3≦Im<(C0+2×C1)/3の場合:
L0=1、L1=1
(iii-3) (C0+2×C1)/3≦Im
L0=0、L1=2
(iv)非抽出画素の個数L=3の場合:
(iv-1) Im<(3×C0+C1)/4の場合:
L0=3、L1=0
(iv-2) (3×C0+C1)/4≦Im<(C0+C1)/2の場合:
L0=2、L1=1
(iv-3) (C0+C1)/2≦Im<(C0+3×C1)/4の場合:
L0=1、L1=2
(iv-4) (C0+3×C1)/4≦Imの場合:
L0=0、L1=3
(v)非抽出画素の個数L=4の場合:
(v-1) Im<(4×C0+C1)/5の場合:
L0=4、L1=0
(v-2) (4×C0+C1)/5≦Im<(3×C0+2×C1)/5の場合:
L0=3、L1=1
(v-3) (3×C0+2×C1)/5≦Im<(2×C0+3×C1)/5の場合:
L0=2、L1=2
(v-4) (2×C0+3×C1)/5≦Im<(C0+4×C1)/5の場合:
L0=1、L1=3
(v-5) (C0+4×C1)/5≦Imの場合:
L0=0、L1=4
第2の実施形態では、ブロック画像内に存在する色数に応じて拡大方法を選択する例を説明する。着目ブロック内の非抽出画素に存在する色数が2色以上Th色未満であることを条件とし、この条件に該当する場合にのみ第1の実施形態に示した拡大方法を適用する。即ち、非抽出画素の階調性が低い(色数が少ない)場合(解像性が重要な場合)は、エッジの再現を目的として第1の実施形態に記した拡大方法を用い、階調性が高い場合(色数が多い=階調性が重要な場合)は通常の拡大を行うというものである。なお、条件として、「2色以上」としたのは、1色では非抽出画素にエッジが存在しないためである。ただし、1色の場合、すなわち、着目ブロック内の全非抽出画素が同じ色の場合には、復号化時にC0=C1となり、自動的に一色のみで再現されるので、「2色以上」を条件から外しても構わない。すなわち、Th色未満かどうかで拡大法を決定しても構わない。また、Thを大きくしすぎると非抽出画素が高階調である時に階調性が失われる場合がある。閾値Thとしては、通常は、3あるいは4程度の値にしておくのが適当ではある。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置であって、
符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力手段と、
入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離手段と、
前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号手段と、
前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号手段と、
該階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大手段と、
前記識別情報復号手段で得られた識別情報に従って、前記拡大手段で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大手段で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離手段で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成手段とを備え、
前記拡大手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定手段とを備え、
該設定手段は、前記画素値C0、C1を両端とする数直線上の、前記着目画素の画素値で内分する位置に基づいて、前記L0、L1を決定することを特徴とする画像復号装置。 - M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置であって、
符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力手段と、
入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離手段と、
前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号手段と、
前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号手段と、
該階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大手段と、
前記識別情報復号手段で得られた識別情報に従って、前記拡大手段で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大手段で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離手段で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成手段とを備え、
前記拡大手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定手段とを備え、
該設定手段は、前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素に隣接する画素の合計値を算出し、前記m×n画素における前記非文字線画となるL個の画素のうち、前記合計値が大きい順にL1個の画素の画素値をC1とし、残りのL0個の画素の画素値をC0とすることを特徴とする画像復号装置。 - M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置であって、
符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力手段と、
入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離手段と、
前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号手段と、
前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号手段と、
該階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大手段と、
前記識別情報復号手段で得られた識別情報に従って、前記拡大手段で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大手段で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離手段で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成手段とを備え、
前記拡大手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定手段とを備え、
該設定手段は、前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値の大きさに基づいて、前記L1の値を設定し、
前記分離手段は、1ブロックの符号化データから、更に、前記ブロックに含まれる色数が予め設定された閾値Th未満か否かを示す色数データを分離し、
前記色数データが、前記ブロックに含まれる色数が前記閾値Th以上あることを示している場合に限り、前記拡大手段は、前記階調データ復号手段で得られた前記m×n画素の階調画像データを線形補間して前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成することを特徴とする画像復号装置。 - 前記算出手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データの各画素の値の最小値をC0、最大値をC1として算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像復号装置。 - M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置の制御方法であって、
入力手段が、符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力工程と、
分離手段が、入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離工程と、
識別情報復号手段が、前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号工程と、
階調データ復号手段が、前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号工程と、
拡大手段が、該階調データ復号工程で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大工程と、
画像合成手段が、前記識別情報復号工程で得られた識別情報に従って、前記拡大工程で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大工程で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離工程で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成工程とを備え、
前記拡大工程は、
前記階調データ復号工程で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出工程と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定工程と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定工程とを含み、
該設定工程は、前記画素値C0、C1を両端とする数直線上の、前記着目画素の画素値で内分する位置に基づいて、前記L0、L1を決定することを特徴とする画像復号装置の制御方法。 - コンピュータに読み込ませ実行させることで、前記コンピュータを、M×N画素で構成されるブロックを単位とする符号化データから、階調画像データを復号する画像復号装置として機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
符号化データを前記ブロックを単位に入力する入力手段と、
入力した1ブロック分の符号化データから、当該符号化データを構成する、(1)当該ブロックに含まれる文字線画の画素値、(2)前記ブロック内の各画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するかを示す識別情報の符号化データ、並びに、(3)前記ブロックのサイズよりも小さい、m×n画素(m<M、n<N)で表わされる階調画像データの符号化データを分離する分離手段と、
前記識別情報の符号化データを復号する識別情報復号手段と、
前記階調画像データの符号化データを復号する階調データ復号手段と、
該階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素で表わされる階調画像データ中の1画素から(M/m)×(N/n)個の画素を生成することを繰り返すことで、前記m×n画素で表わされる階調画像データから、前記M×N画素で表わされる前記ブロックのサイズの階調画像データを生成する拡大手段と、
前記識別情報復号手段で得られた識別情報に従って、前記拡大手段で得られた前記ブロックの中の着目画素が文字線画、非文字線画のいずれに属するか否かを判定し、前記着目画素が非文字線画に属すると判定された場合には、前記拡大手段で得られた階調画像データ中の前記着目画素の位置の画素値を出力し、前記着目画素が前記文字線画に属すると判定した場合には前記分離手段で分離した文字線画の画素値を出力する画像合成手段として機能させ、
前記拡大手段は、
前記階調データ復号手段で得られた、前記m×n画素の階調画像データから、当該階調画像データの画素値の取り得る範囲内にあって、代表となる2つの画素値C0、C1(C0≦C1)を算出する算出手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の着目画素から生成しようとする(M/m)×(N/n)個の画素の中の、非文字線画に属する画素数Lを、前記識別情報を用いて判定する判定手段と、
前記m×n画素の階調画像データ中の前記着目画素の画素値に従って、前記非文字線画に属するL個の画素のうち、L1(0≦L1≦L)で示される個数の画素が画素値C1を持ち、L0(=L−L1)で示される個数の画素が画素値C0を持つように設定する設定手段とを備え、
該設定手段は、前記画素値C0、C1を両端とする数直線上の、前記着目画素の画素値で内分する位置に基づいて、前記L0、L1を決定することを特徴とするプログラム。 - 請求項6に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み込み可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010113421A JP5597028B2 (ja) | 2010-05-17 | 2010-05-17 | 画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010113421A JP5597028B2 (ja) | 2010-05-17 | 2010-05-17 | 画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011244152A JP2011244152A (ja) | 2011-12-01 |
JP2011244152A5 JP2011244152A5 (ja) | 2013-06-20 |
JP5597028B2 true JP5597028B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=45410365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010113421A Expired - Fee Related JP5597028B2 (ja) | 2010-05-17 | 2010-05-17 | 画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5597028B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3026706B2 (ja) * | 1993-09-27 | 2000-03-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
JP4871822B2 (ja) * | 2007-09-20 | 2012-02-08 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及びその制御方法 |
-
2010
- 2010-05-17 JP JP2010113421A patent/JP5597028B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011244152A (ja) | 2011-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4902569B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JP4979323B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
US8553301B2 (en) | Image processing apparatus, method, and program product to perform color-reduction processing for a block | |
US8213727B2 (en) | Image encoding apparatus and image decoding apparatus, and control method thereof | |
JP4176114B2 (ja) | 画像圧縮装置およびそれを備えた画像読取装置、画像圧縮装置を備えた画像処理装置並びにそれを備えた画像形成装置、画像圧縮処理方法 | |
JP4956304B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
US8244033B2 (en) | Image encoding apparatus, image decoding apparatus, and control method thereof | |
JP2001094990A (ja) | 画像符号化装置 | |
JP4958832B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JPH1188700A (ja) | カラー画像信号の符号化方法、復号化方法およびカラー画像処理装置 | |
US20050036694A1 (en) | Compression of mixed raster content (MRC) image data | |
US8023756B2 (en) | Image encoding apparatus and method of controlling same | |
JP2008042683A (ja) | 画像処理装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
JP5597028B2 (ja) | 画像復号装置及びその制御方法、並びにプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 | |
JP2009159598A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP4462055B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP4802853B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JP5432690B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JP2013038656A (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JP4757172B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JP4971880B2 (ja) | 画像符号化装置及び画像復号装置、並びにそれらの制御方法 | |
JP5538985B2 (ja) | 画像符号化装置及びその制御方法 | |
JP3354076B2 (ja) | 画像圧縮方法、画像伸張方法、画像圧縮装置及び画像伸張装置 | |
JP4860558B2 (ja) | 符号化装置及び符号化方法 | |
JP2004222142A (ja) | 映像信号の圧縮方法および復号方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130507 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140714 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140808 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5597028 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |