JP2002127172A - カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法 - Google Patents

カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法

Info

Publication number
JP2002127172A
JP2002127172A JP2000327605A JP2000327605A JP2002127172A JP 2002127172 A JP2002127172 A JP 2002127172A JP 2000327605 A JP2000327605 A JP 2000327605A JP 2000327605 A JP2000327605 A JP 2000327605A JP 2002127172 A JP2002127172 A JP 2002127172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
calender
inner liner
tire component
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000327605A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ota
康 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000327605A priority Critical patent/JP2002127172A/ja
Publication of JP2002127172A publication Critical patent/JP2002127172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状に成形したインナーライナーをいずれ
か一方のロールに常に安定して巻き付けるとともに、ロ
ールに巻付けたインナーライナーを容易に引き出すこと
ができるカレンダー装置を得る。 【解決手段】カレンダー装置10を構成する第1のロー
ル12及び第2のロール24には共に離型表面処理が施
されており、その離型効果は第2のロール24が第1の
ロール12と比較して大きくなっている。このため、カ
レンダー装置10により成形されたインナーライナー2
8を常に安定して第1のロール12の外周に巻き付ける
ことができる。また、第1のロール12に巻き付けたイ
ンナーライナー28を容易に第1のロール12から引き
出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状のタイヤ
構成物を製造するためのカレンダー装置、押出機及びタ
イヤ構成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカレンダー装置は、第1のロール
と第2のロールを備えている。このカレンダー装置は、
ゴムを第1のロールと第2のロールとのニップ圧により所
定の厚さ(4mm以上)のタイヤ構成部材であるインナ
ーライナーに成形するものであり、シート状に成形され
たインナーライナーは第1のロールに巻き付けられる。
【0003】ここで、第1のロール及び第2のロールには
同様の離型表面処理が施されており、また、第1のロー
ルと第2のロールは略同温(温度差±5℃)に設定され
ている。さらに、インナーライナーを巻き付ける第1の
ロールの回転速度を第2のロールの回転速度よりも速く
なるように設定されている。
【0004】ところで、従来のカレンダー装置では、イ
ンナーライナーのシートゲージを薄くすることが可能で
あり、製品段階のインナーライナーのシートゲージを
0.1mm〜0.4mm程度にしても、製品上問題はな
い。例えば、製品段階のインナーライナーを0.1mm
〜0.4mmにする場合、成形工程へ供給されるインナ
ーライナーのシートゲージは0.2mm〜0.8mmに
なる。
【0005】特にシートゲージが0.4mm以下ではイ
ンナーライナーのシート剛性が低くなり(高温では更に
低い)、第1のロールへのスティックネス(密着性)、
ゴムの収縮性等のバランスがくずれるため、上記設定の
カレンダー装置ではインナーライナーが第1のロールに
常に巻付かず第1のロール又は第2のロールのいずれかに
ランダムに巻き付いてしまい、あるいは巻付いた第1の
ロール又は第2のロールにインナーライナーが完全に密
着してしまい、インナーライナーのシート出し作業がで
きなくなる不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記事実を考慮し、シート状に成形したインナーライナー
をいずれか一方のロールに常に安定して巻き付けるとと
もに、ロールに巻付けたインナーライナーを容易に引き
出すことができるカレンダー装置、押出機及びタイヤ構
成物の製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のカレン
ダー装置では、駆動手段により回転可能に設けられた第
1のロールと、駆動手段により回転可能に設けられた第2
のロールを備え、前記第1のロールと前記第2のロールの
間にタイヤ構成物製造材料を供給してシート状のタイヤ
構成物を製造するカレンダー装置であって、前記第1の
ロール及び第2のロールに前記タイヤ構成物の密着を阻
止する離型表面処理を施し、かつ、前記第2のロールの
離型効果を前記第1のロールの離型効果よりも大きくし
たことを特徴とする。
【0008】次に、請求項1に記載のカレンダー装置の
作用効果について説明する。
【0009】第1のロールと第2のロールが駆動手段によ
りそれぞれ回転されるとともに、第1のロールと第2の
ロールとの間にタイヤ構成物製造材料が供給されてシー
ト状のタイヤ構成物が製造される。
【0010】ここで、第1のロールと第2のロールにはそ
れぞれ離型表面処理が施されており、かつ、第2のロー
ルの離型効果が第1のロールの離型効果よりも大きいた
め、シート状のタイヤ構成物は離型効果が大きい第2の
ロールの外周には巻き付かず、第1のロールの外周に巻
き付けられていく。このため、シート状のタイヤ構成物
を常に安定して第1のロールに巻き付けることができ
る。
【0011】一方、シート状のタイヤ構成物が巻き付け
られる第1のロールにも離型表面処理が施されているの
で、第1のロールに巻き付けられたタイヤ構成物は第1の
ロールに密着せず、容易に第1のロールから引き出すこ
とができる。
【0012】請求項2に記載のカレンダー装置では、離
型表面処理は、表面層変成処理、表面被覆処理、ブラス
ト処理又はこれらの組み合わせであることを特徴とす
る。
【0013】次に、請求項2に記載のカレンダー装置の
作用効果について説明する。
【0014】離型表面処理は、表面層変成処理、表面被
覆処理、ブラスト処理又はこれらの組み合わせであるこ
とが好ましい。
【0015】これにより、既知の技術で容易に第1のロ
ール及び第2のロールに離型表面処理を施すことができ
る。
【0016】請求項3に記載のカレンダー装置では、第
1のロール及び前記第2のロールの温度を調整する温度調
整手段を設け、前記第1のロール及び前記第2のロールの
温度は、50℃以上90℃以下の範囲で、該第2のロー
ルの温度を該第1のロールの温度よりも高くなるように
調整したことを特徴とする。
【0017】次に、請求項3に記載のカレンダー装置の
作用効果について説明する。
【0018】第1のロール及び第2のロールの温度は、タ
イヤ構成物の表面のグリーン強度を変化させるため、離
型性をコントロールすることができる。
【0019】ここで、第1のロール及び第2のロールの温
度は、50℃以上90℃以下の範囲で、第2のロールの
温度は第1のロールの温度よりも高くなるように調整す
ることが好ましい。
【0020】逆に、第1のロールの温度を第2のロールの
温度よりも高くなるように調整すればタイヤ構成物が第
1のロールに巻き付きにくくなり不適切となる。
【0021】また、それぞれの温度を50℃未満とすれ
ばタイヤ構成物の第1のロール及び第2のロールへの密着
性が強くなるため不適切となるからであり、90℃より
も高くすれば上記グリーン強度が下がり、第1のロール
に巻き付けられたタイヤ構成物の引き出しが困難になる
とともに、タイヤ構成物にヤケが発生し易くなり不適切
となるからである。
【0022】請求項4に記載のカレンダー装置では、第
1のロールと前記第2のロールの温度差を5℃以上20℃
以下に調整したことを特徴とする。
【0023】次に、請求項4に記載のカレンダー装置の
作用効果について説明する。
【0024】第1のロールと第2のロールの温度差は5℃
以上20℃以下に調整されていることが好ましい。
【0025】逆に、5℃未満とすれば第1のロールと第2
のロールの温度差が顕著ではなく不適切となるからであ
り、20℃よりも高くすればタイヤ構成物の温度分布が
不均一となり、タイヤ構成物の厚さが不安定になるから
である。
【0026】請求項5に記載のカレンダー装置では、第
1のロールと前記第2のロールの周速度をそれぞれ調整す
る速度調整手段を設け、前記第1のロールの周速度をV
1とし、前記第2のロールの周速度をV2とした場合
に、 1≦V1/V2≦1.3………(A) を満足することを特徴とする。
【0027】次に、請求項5に記載のカレンダー装置の
作用効果について説明する。
【0028】速度調整手段により、第1のロールと第2の
ロールの周速度を上式(A)を満足するように調整した
ことにより、タイヤ構成物が第2のロールに巻き付くこ
とを効果的に防止できる。
【0029】逆に、V1/V2が1未満とすればシート
状のタイヤ構成物が第2のロールに巻き付く場合がある
ため不適切となるからであり、1.3よりも大きくすれ
ばタイヤ構成物にタルミが発生し易くなり、このタルミ
が接触したロールにタイヤ構成物が巻き付くため、タイ
ヤ構成物の巻き付けが不安定になるからである。
【0030】請求項6に記載の押出機では、請求項1乃
至5のいずれか1項のカレンダー装置をタイヤ構成物製
造材料を外部に押出す押出口に設けたことを特徴とす
る。
【0031】次に、請求項6に記載の押出機の作用効果
について説明する。
【0032】押出機の押出口に請求項1乃至5のいずれ
か1項のカレンダー装置を設けることにより、ローラヘ
ッド押出機とすることができる。押出機内部を搬送され
押出口に送られたタイヤ構成物製造材料は、カレンダー
装置によりシート状のタイヤ構成物とされ、第1のロー
ルに巻き付けられる。
【0033】このように、押出機の押出口にカレンダー
装置を設けてローラヘッド押出機を構成した場合でも、
シート状のタイヤ構成物を第1のロールに常に安定して
巻き付けることができる。また、第1のロールに巻き付
けられたタイヤ構成物は第1のロールに密着せず、容易
に第1のロールから引き出すことができる。
【0034】請求項7に記載のタイヤ構成物の製造方法
では、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカレンダ
ー装置を用いてシート状のタイヤ構成物を製造したこと
を特徴とする。
【0035】次に、請求項7に記載のタイヤ構成物の製
造方法の作用効果について説明する。
【0036】請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカ
レンダー装置を用いてシート状のタイヤ構成物を製造す
れば、タイヤ構成物を第1のロールに常に安定して巻き
付けることができる。また、タイヤ構成物が第1のロー
ルに密着することがないため、巻き付いた第1のロール
から容易にタイヤ構成物を引き出すことができる。
【0037】請求項8に記載のタイヤ構成物の製造方法
では、請求項6に記載の押出機を用いてシート状のタイ
ヤ構成物を製造したことを特徴とする。
【0038】次に、請求項8に記載のタイヤ構成物の製
造方法の作用効果について説明する。
【0039】請求項6に記載の押出機を用いてシート状
のタイヤ構成物を製造すれば、タイヤ構成物を第1のロ
ールに常に安定して巻き付けることができる。また、タ
イヤ構成物が第1のロールに密着することがないため、
巻き付いた第1のロールから容易にタイヤ構成物を引き
出すことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るカレンダー装置について説明す
る。
【0041】図1に示すように、カレンダー装置10
は、第1のロール12を備えている。第1のロール12の
断面略中央には、その軸方向にシャフト14が貫通して
いる。
【0042】シャフト14の両端は軸受け(図示省略)
により回転可能に支持されている。
【0043】また、シャフト14の一方の端部にはシャ
フト14を回転させる駆動装置16が取り付けられてい
る。
【0044】なお、駆動装置16は周知の構成のもので
あり、例えば、シャフト14に取り付けられたギアと、
このギアと噛み合うモータで構成されている。
【0045】駆動装置16には、駆動装置16の駆動を
制御する駆動制御装置18が電気的に接続されている。
【0046】第1のロール12の内部には第1のロール1
2を加熱する発熱器20(例えばニクロム線)が配置さ
れている。発熱器20には発熱器20からの発熱量を制
御する発熱量制御装置22が電気的に接続されている。
【0047】一方、第1のロール12の上方(図1中矢
印A方向)には、第2のロール24が配置されている。
【0048】第2のロール24の断面略中央にはその軸
方向にシャフト26が貫通しており、シャフト24が軸
受け(図示省略)により回転可能に支持されている。
【0049】なお、軸受けは、上下方向(図1中矢印A
方向及びその反対方向)に移動可能に設けられており、
第1のロール12との離間距離が調整できるようになっ
ている。第1のロール12との離間距離を調整すること
によりシート状のインナーライナー28の厚さが調整で
きるようになっている。
【0050】シャフト26の一方の端部には、第1のロ
ール12と同様に、シャフト26を回転させる駆動装置
30が取り付けられており、駆動装置30は既に説明し
た駆動制御装置18と電気的に接続されている。これに
より、第1のロール12の周速度及び第2のロール24の
周速度は、それぞれ駆動制御装置18により制御可能と
されている。
【0051】ここで、インナーライナー28を巻き付け
る第1のロール12の周速度は第2のロール24の周速度
よりも速く設定されており、具体的には、第1のロール
12の周速度をV1、第2のロール24の周速度をV2
すると、1≦V1/V2≦1.3………(1)を満足す
るように、第1のロール12及び第2のロール24の周速
度がそれぞれ制御されている。
【0052】第2のロール24の内部には第2のロール
24を加熱する発熱器20が配置されており、発熱器2
0は発熱量制御装置22と電気的に接続されている。こ
れにより、第1のロール12の温度及び第2のロール24
の温度は、それぞれ発熱量制御装置22により制御可能
とされている。
【0053】ここで、第1のロール12及び第2のロール
24の温度は、それぞれ50℃以上90℃以下の範囲
で、インナーライナー28を巻き付ける第1のロール1
2の温度が第2のロール24の温度よりも低くなるよう
に制御されている。このとき、第2のロール24と第1
のロール12との温度差は、5℃以上20℃以下の範囲
になるように制御されている。
【0054】一方、第1のロール12及び第2のロール2
4には、離型表面処理がそれぞれ施されている。
【0055】離型表面処理方法として、表面層変成法、
表面被覆法、ブラスト法及びこれらの組み合わせのいず
れかが採用されている。それぞれについて詳細に説明す
る。
【0056】先ず、表面層変成法は、物理的表面変成と
化学的表面変成とが知られている。
【0057】物理的表面変成として、焼入れ(高周波焼
入れ、火炎焼入れ)、調質(焼入れ−焼戻し)、焼なま
し、焼ならしが可能である。
【0058】また化学的表面変成として、窒化、浸炭
(固体浸炭、ガス浸炭、液体浸炭)、浸硫、金属浸透法
(拡散被覆法、ダイフロン)が可能である。
【0059】なお、上記窒化には、液体窒化(軟窒化、
タフトライド)、イオン窒化、ガス窒化、加圧窒化、超
音波窒化が含まれている。
【0060】また、表面被覆法は、金属被覆、非金属被
覆、複合被覆、陽極性酸化皮膜生成が知られている。
【0061】金属被覆として、フェーシング、溶射、電
気めっき、無電解めっき、溶融めっき、蒸着が可能であ
る。
【0062】ここで、フェーシングには、ハードフェー
シング(ステライド溶着)、ソフトフェーシングがあ
る。溶射には、金属溶射(火炎溶射、プラズマ溶射、爆
裂溶射)、非金属溶射(セラミック等)がある。電気め
っきには、クロムめっき(装飾用クロムめっき、硬質ク
ロムめっき(工業用))、亜鉛めっき、ニッケルめっき
(銅、ニッケル、クロムの組合せ、ニッケル、クロムの
組合せ)等がある。溶融めっきには、溶融亜鉛めっき、
溶融すずめっき等がある。蒸着には、物理蒸着(真空蒸
着、スパッタリング、イオンプレーティング)、化学蒸
着がある。
【0063】非金属被覆として、セラミックコーティン
グ、四フッ化エチレン樹脂(テフロン(登録商標)コー
ティング、シルバーストーンコーティング)が可能であ
る。
【0064】複合被覆として、テフロック(クロム+四
フッ化エチレン樹脂)、ユニクロ処理(亜鉛めっき+ク
ロメート処理)、タフラム処理(陽極性酸化皮膜+四フ
ッ化エチレン樹脂)が可能である。
【0065】陽極性酸化皮膜生成として、硬質アルマイ
ト処理、普通アルマイト処理が可能である。
【0066】さらに、ブラスト法は、ショットブラス
ト、グリットブラスト、サンドブラストが知られてい
る。
【0067】本実施形態では、第1のロール12にイン
ナーライナー28を常に安定して巻き付けるため、第2
のロール24の離型効果が第1のロール12の離型効果
よりも大きくなるように、第1のロール12及び第2のロ
ール24には離型表面処理が施されている。
【0068】例えば、離型効果を大きくする第2のロー
ル24に硬質クロムめっき及びブラスト処理が施されて
いる場合、第1のロール12には硬質クロムめっきのみ
を施すようにし、あるいは第2のロール24に硬質クロ
ムめっき及びグラインダーメッシュ#60処理が施され
ている場合、第1のロール12には硬質クロムめっきの
みを施すようにされている。
【0069】なお、本実施形態では、第1のロール12
及び第2のロール24を備えたカレンダー装置10を説
明したが、2本のロール12、24に限られず、複数本
のロールを備えたカレンダー装置でもよい。
【0070】ここで、本発明のカレンダー装置10によ
り製造されるインナーライナー28について詳細に説明
する。
【0071】インナーライナー28の製造に用いられる
ゴム組成物においては、(A)ハロゲン化ブチルゴム2
5〜100重量%とジエン系ゴムを0重量%以上20重
量%未満とを含有するゴム成分のものが用いられる。
【0072】ゴム成分中のハロゲン化ブチルゴムの含有
量が25重量%未満では充分な耐空気透過性が発揮され
ない。耐空気透過性を考慮すると、このハロゲン化ブチ
ルゴムの含有量は50重量%以上が好ましく、特に70
重量%以上が好ましい。
【0073】また、ジエン系ゴムの含有量が20重量%
以上では耐空気透過性が低下する。耐空気透過性及び耐
屈曲疲労性などを考慮すると、ハロゲン化ブチルゴム4
0重量%以上を含むブチルゴム85〜100重量%とジ
エン系ゴム15〜0重量%とからなるゴム成分を用いる
のが有利である。
【0074】前記ハロゲン化ブチルゴムとしては、塩素
化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、その変性ゴムなどが
含まれる。例えば塩素化ブチルゴムとしては「Enja
yButyl HT10−66」(エンジェイケミカル
社製、商標)があり、臭素化ブチルゴムとしては「ブロ
モブチル2255」(エクソン社製、商標)がある。
【0075】また、変性ゴムとしてイソモノオレフィン
とパラメチルスチレンとの共重合体の塩素化又は臭素化
変性共重合体を用いることができ、例えば「Expro
50」(エクソン社製、商標)などとして入手可能であ
る。
【0076】また、このゴム成分中に配合し得るジエン
系ゴムとしては、例えば天然ゴム、イソプレン合成ゴム
(IR)、シス1,4−ポリブタジエン(BR)、シン
ジオタクチック−1,2−ポリブタジエン(1,2B
R)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴ
ム(CR)などが挙げられ、これらは単独で用いてもよ
く、二種以上を組み合わせてもよい。
【0077】このインナーライナー用のゴム組成物にお
いては、(B)成分として、アスペクト比が5以上30
未満の層状又は板状の無機充填剤が用いられる。
【0078】ここで、アスペクト比とは、無機充填剤を
電子顕微鏡で観察し、任意の粒子50個について長径と
短径を測定し、その平均長径aと平均短径bよりa/b
として求められる。
【0079】上記アスペクト比をもつ層状又は板状無機
充填剤を、前記(A)成分であるゴム成分に配合したも
のは、特に押し出しまたは圧廷工程において層構造を形
成し、空気の透過経路を遮り、耐空気透過性が効果的に
発揮される。
【0080】したがって、通常のカーボンブラックや無
機充填剤よりも少ない配合量で、耐空気透過性を向上さ
せることが可能となる。
【0081】その結果、従来のカーボンブラックや無機
充填剤に比べて、低温時における硬さの増大を抑えるこ
とができるので、低温時の耐久性を改善することができ
る。
【0082】このアスペクト比が5未満では耐空気透過
性の向上効果が充分に発揮されないおそれがあり、30
以上ではゴム成分の分散が悪くなり、層状効果が薄れ、
むしろ耐空気透過性が悪くなる傾向がある。
【0083】さらに、アスペクト比が30以上では充填
剤の分散が悪くなり、混練り条件を1ステージ練りとす
ることが不可能になり、生産性が悪化する。この点か
ら、より好ましいアスペクト比は10〜20の範囲であ
る。
【0084】このようなアスペクト比を有する層状又は
板状無機充填剤としては、天然品及び合成品のいずれで
あってもよく、特に制限されず、例えばカオリン、クレ
ー、マイカ、長石、シリカ及びアルミナの含水複合体な
どが挙げられる。
【0085】これらの中ではカオリン質クレー及びセリ
サイト質クレーが好適である。
【0086】また、この層状又は板状無機充填剤は、そ
の平均粒子径が大きすぎると耐屈曲疲労性が低下するお
それがあるので、平均粒子径は30μm以下が好まし
い。
【0087】本発明においては、該(B)成分の層状又
は板状無機充填剤は、一種を単独で用いてもよく、二種
以上を組み合わせて用いてもよい。
【0088】また、その含有量は、前記(A)成分であ
るゴム成分100重量部当たり、10〜180重量部の
範囲が好ましい。
【0089】この(B)成分の含有量が10重量部未満
では該(B)成分を配合した効果が充分に発揮されない
おそれがあり、また180重量部を超えると硬さが増大
し、耐低温クラック性が悪くなると共に、耐屈曲疲労性
が低下する原因となる。
【0090】この点から、該(B)成分のより好ましい
含有量は、20〜120重量部の範囲である。
【0091】ゴム組成物においては、未加硫ゴムの強度
を向上させるなどの目的で、前記(A)成分100重量
部当たり、さらに(C)カーボンブラック0〜50重量
部、好ましくは10〜50重量部を含有させることがで
きる。
【0092】この(C)成分の含有量が50重量部を超
えると硬さが増大し、耐低温クラック性及び耐屈曲疲労
性が低下する傾向がある。
【0093】上記(C)成分のカーボンブラックの種類
は特に制限はなく、従来ゴムの補強用充填剤として慣用
されているものの中から任意のものを適宜選択して用い
ることができ、例えばFEF、SRF、HAF、ISA
F、SAF、GPFなどが挙げられる。
【0094】これらの中で、ジブチルフタレート吸油量
(DBP)が65ミリリットル/100g以上、好まし
くは65〜100ミリリットル/100gであり、かつ
ヨウ素吸着量(IA)が20mg/g以上、好ましくは
20〜38mg/gの範囲にあるものが望ましい。
【0095】本実施形態においては、前記(B)成分と
(C)成分との合計含有量は、耐空気透過性、耐屈曲疲
労性、耐低温クラック性及び加工性などのバランスの面
から、(A)成分100重量部当たり、30〜200重
量部の範囲が好ましく、特に50〜140重量部の範囲
が好適である。
【0096】本発明のゴム組成物においては、ゴム成分
中への層状又は板状無機充填剤やカーボンクラックの分
散性を良くし、所望の物性を向上させる目的で、(A)
成分100重量部当たり、さらに(D)分散改良剤0〜
5重量部を含有させることができる。この分散改良剤と
しては、例えばシランカップリング剤、ジメチルステア
リルアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。
これらは一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0097】さらに、ゴム組成物においては、前記のカ
ーボンブラックを配合した場合には、ナフテン系オイル
又はパラフィン系オイル等のオイルを、(A)成分であ
るゴム成分100重量部当たり、1重量部以上、特に3
〜20重量部の割合で含有させることが好ましい。ここ
で、ナフテン系オイルは環分析による%CNが30以上
のものが好ましく、パラフィン系オイルは%CPが60
以上のものが好適である。
【0098】このようなゴム組成物は、加硫ゴムにおけ
る−20℃での0.1%動的弾性率が、通常800MP
a以下、好ましくは600MPa以下である。
【0099】また、ゴム組成物には、所望により、有機
短繊維を含有させることができる。
【0100】この有機短繊維を含有させた場合には、イ
ンナーライナーを簿ゲージ化してタイヤを製造する際に
生じる内面コード露出を抑制することができる。
【0101】この有機短繊維は、平均径1〜100μm
で、平均長が0.1〜0.5mm程度であるものが好ま
しい。
【0102】この有機短繊維は、FRR(短繊維と未加
硫ゴムとの複合体)として配合してもよい。
【0103】このような有機短繊維の含有量は、(A)
成分100重量部当たり、0.3〜15重量部が好まし
い。
【0104】0.3重量部未満では内面コード露出の解
消効果は少なく、15重量部を超えれば加工性に悪影響
を及ぼすことがある。
【0105】有機短繊維の材質には特に制限はなく、例
えばナイロン6、ナイロン66などのポリアミド、シン
ジオタクチック−1,2−ポリブタジエン、アイソタク
チックポリプロピレン、ポリエチレンなどを挙げること
ができるが、これらの中では、ポリアミドが好ましい。
【0106】また、有機短繊維配合ゴムのモデュラスを
増大させるためにはへキサメチレンテトラミンやレゾル
シンなどのゴムと繊維との接着向上剤をさらに配合する
ことができる。
【0107】本発明のゴム組成物には、本発明の目的が
損なわれない範囲で、前記の配合剤以外に、通常ゴム工
業界で用いられる各種薬品、例えば加硫剤、加硫促進
剤、老化防止剤、スコーチ防止剤、亜鉛華、ステアリン
酸などを配合させることができる。
【0108】このようにして得られたゴム組成物は、タ
イヤのインナーライナー用ゴム組成物として用いられ
る。また、このインナーライナー28を用いた空気入り
タイヤは、前記のゴム組成物を用いて通常の方法によっ
て製造される。すなわち、必要に応じて、上記のように
各種薬品を含有させたゴム組成物が未加硫の段階でイン
ナーライナー用部材として押出し加工され、従来の製造
工程により、インナーライナー28が薄ゲージ化された
タイヤを容易に製造することができる。
【0109】次に、上記カレンダー装置10を用いたイ
ンナーライナー28の製造方法について説明する。
【0110】図1に示すように、周知の押出機等により
カレンダー装置10にインナーライナー28の製造材料
となるゴム32が供給される。
【0111】カレンダー装置10に搬送されたゴム32
は、回転する第1のロール12と第2のロール24との間
を通過してシート状のインナーライナー28に成形され
る。
【0112】このとき、インナーライナー28の厚さ
は、第1のロール12と第2のロール24との離間距離を
適宜調整することにより、所定の厚さになるように調整
される。
【0113】第1のロール12と第2のロール24により
製造されたインナーライナー28は、第1のロール12
の外周に巻き付けられていく。
【0114】図2に示すように、第1のロール12に巻
き付けられたインナーライナー28は、ブレード(図示
省略)により切断され、第1のロール12から引き出さ
れる。
【0115】ここで、第1のロール12及び第2のロール
24にはそれぞれ離型表面処理が施されており、特に第
2のロール24の離型効果が第1のロール12の離型効
果よりも大きくなるようにしたため、インナーライナー
28を比較的離型効果の小さい第1のロール12に常に
安定して巻き付けることができる。
【0116】特に、第1のロール12及び第2のロール2
4は共に発熱器20により50℃以上90℃以内の範囲
に温度調整されており、かつ第2のロール24が第1の
ロール12よりも高温であるため、さらに安定してイン
ナーライナー28を第1のロール12に巻き付けること
ができる。
【0117】また、第1のロール12の周速度と第2のロ
ール24の周速度は、駆動制御装置18により上式
(1)の数式を満足するように制御されているため、イ
ンナーライナー28が第2のロール24に巻き付くこと
を防止することができ、常に安定して第1のロール12
に巻き付けることができる。
【0118】このように、本発明では、インナーライナ
ー28が第2のロール24に巻き付けられることや、第1
のロール12又は第2のロール24のいずれかにランダ
ムに巻き付けられることがない。
【0119】加えて、第2のロール24と第1のロール
12との温度差が5℃以上20℃以下に設定されている
ため、成形されるインナーライナー28の厚さを安定さ
せることができ、インナーライナー28の品質の低下を
防止できる。
【0120】一方、第1のロール12には第2のロール2
4と比較して離型効果が小さいながらも離型表面処理ず
施されているため、巻き付いたインナーライナー28を
第1のロール12から容易に引き離すことができる。
【0121】特に、第1のロール12の温度は90℃以
内に設定されているため、インナーライナー28が第1
のロール12に密着し引き出せなくなることを防止でき
るとともに、インナーライナー28にヤケが発生するの
を防止できる。
【0122】なお、本実施形態では、カレンダー装置1
0を単体の装置として説明したが、これに限られず、図
3に示すように、上記カレンダー装置10を押出機本体
34の押出口36に設けローラヘッド押出機44として
用いてもよい。
【0123】ローラヘッド押出機44として用いること
により、押出機本体34内部に挿入されたゴム38は、
スクリュー40の回転により押出口36側に搬送され、
押出口36を通ってカレンダー装置10に到達する。カ
レンダー装置10に到達したゴム38は、上記と同様に
シート状のインナーライナーに成形される。その後、イ
ンナーライナーは、ベルトコンベア42等により下流の
工程へ搬送される。
【0124】このように、ローラヘッド押出機44を用
いてインナーライナーを成形した場合でも、インナーラ
イナーを第1のロール12に常に安定して巻き付けるこ
とができ、また第1のロール12から容易にインナーラ
イナーを引き出すことができる。
【0125】
【発明の効果】本発明のカレンダー装置、押出機及びタ
イヤ構成物の製造方法によれば、シート状に成形したイ
ンナーライナーをいずれか一方のロールに常に安定して
巻き付けることができるとともに、ロールに巻付けたイ
ンナーライナーを容易に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカレンダー装置を構
成するロールにインナーライナーを巻き付けた状態の斜
視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るカレンダー装置を構
成するロールからインナーライナーを引き出す状態の斜
視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るカレンダー装置を備
えた押出機の構成図である。
【符号の説明】
10 カレンダー装置 12 第1のロール 16 駆動装置(駆動手段) 18 駆動制御装置(周速度調整手段) 20 発熱器(温度調整手段) 22 発熱量制御装置(温度調整手段) 24 第2のロール 28 インナーライナー(タイヤ構成物) 30 駆動装置(駆動手段) 32 ゴム(タイヤ構成物製造材料) 36 押出口 44 ローラヘッド押出機(押出機)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動手段により回転可能に設けられた第
    1のロールと、駆動手段により回転可能に設けられた第2
    のロールを備え、前記第1のロールと前記第2のロールの
    間にタイヤ構成物製造材料を供給してシート状のタイヤ
    構成物を製造するカレンダー装置であって、 前記第1のロール及び第2のロールに前記タイヤ構成物の
    密着を阻止する離型表面処理を施し、かつ、前記第2の
    ロールの離型効果を前記第1のロールの離型効果よりも
    大きくしたことを特徴とするカレンダー装置。
  2. 【請求項2】 前記離型表面処理は、表面層変成処理、
    表面被覆処理、ブラスト処理又はこれらの組み合わせで
    あることを特徴とする請求項1のカレンダー装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のロール及び前記第2のロールの
    温度を調整する温度調整手段を設け、 前記第1のロール及び前記第2のロールの温度は、50℃
    以上90℃以下の範囲で、該第2のロールの温度を該第1
    のロールの温度よりも高くなるように調整したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載のカレンダー装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のロールと前記第2のロールの温
    度差を5℃以上20℃以下に調整したことを特徴とする
    請求項3に記載のカレンダー装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のロールと前記第2のロールの周
    速度をそれぞれ調整する速度調整手段を設け、 前記第1のロールの周速度をV1とし、前記第2のロール
    の周速度をV2とした場合に、 1≦V1/V2≦1.3………(A) を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載のカレンダー装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項のカレン
    ダー装置をタイヤ構成物製造材料を外部に押出す押出口
    に設けたことを特徴とする押出機。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    カレンダー装置を用いてシート状のタイヤ構成物を製造
    したことを特徴とするタイヤ構成物の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の押出機を用いてシート
    状のタイヤ構成物を製造したことを特徴とするタイヤ構
    成物の製造方法。
JP2000327605A 2000-10-26 2000-10-26 カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法 Pending JP2002127172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327605A JP2002127172A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327605A JP2002127172A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002127172A true JP2002127172A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18804587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000327605A Pending JP2002127172A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002127172A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107596A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Uchiyama Mfg Corp ガスケット材用未加硫ゴムシート及びガスケット材用未加硫ゴムシートの製造方法
JP2009184152A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴムストリップの製造方法、及び製造装置
JP2015104829A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 住友ゴム工業株式会社 インナーライナーのストリップワインド成形装置と成形方法および空気入りタイヤ
CN112875410A (zh) * 2021-01-26 2021-06-01 赛轮集团股份有限公司 一种新型轮胎压延锭子房穿线设备及工艺

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007107596A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Uchiyama Mfg Corp ガスケット材用未加硫ゴムシート及びガスケット材用未加硫ゴムシートの製造方法
JP2009184152A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴムストリップの製造方法、及び製造装置
JP2015104829A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 住友ゴム工業株式会社 インナーライナーのストリップワインド成形装置と成形方法および空気入りタイヤ
CN112875410A (zh) * 2021-01-26 2021-06-01 赛轮集团股份有限公司 一种新型轮胎压延锭子房穿线设备及工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4197784B2 (ja) ガスバリヤー性に優れた熱可塑性エラストマー組成物およびそれを使用した積層体
US7019063B2 (en) Rubber composition for inner liner
RU2374076C2 (ru) Микрослоистые композиты и способы их изготовления
EP0676276B1 (en) Fuel hose, process for producing the same, and apparatus therefor
JP5247852B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
US20110056612A1 (en) Method for Producing Polymer Sheet for Inner Liner and Method for Producing Pneumatic Tire
EP2671917B1 (en) Rubber composition for pneumatic tire
JP7158127B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3159941B2 (ja) 低気体透過性熱可塑性エラストマー組成物及びその製造方法
WO2008000824A1 (en) Elastic roll cover, covered roll and method of manufacturing a covered roll
JP4939863B2 (ja) 空気入りタイヤ用インナーライナー及びその製造方法、並びに空気入りタイヤ
JP2002088208A (ja) インナーライナー用ゴム組成物
JP2002127172A (ja) カレンダー装置、押出機及びタイヤ構成物の製造方法
JP6942124B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20190031862A1 (en) Rubber Composition for Refrigerant-Transporting Hose, and Refrigerant-Transporting Hose
JP2002088209A (ja) インナーライナー用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2002144445A (ja) タイヤの製造方法及び製造装置
JP2002103471A (ja) 空気入りタイヤの製造方法及び未加硫インナーライナー部材の製造方法
WO2014119644A1 (ja) ゴム組成物、加硫ゴム、及びそれらを用いたタイヤ
JP5379367B2 (ja) タイヤ
JP5112202B2 (ja) 耐塩素性に優れた炭素繊維複合材料及びその製造方法
JP2002103468A (ja) インナーライナー及びその製造方法、並びに、タイヤ
JP3683372B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2002103476A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP2002137227A (ja) タイヤ用加硫ブラダー