JP2002127018A - レジンボンド砥石 - Google Patents
レジンボンド砥石Info
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Abstract
5とファイバーカーボン6とがフィラーとして分散配置
されており、その混合割合はファイバーカーボン6を1
としたときにアモルファスカーボン6が0.8〜1.2
である。アモルファスカーボン5及びファイバーカーボ
ン6の両フィラーの含有比率が超砥粒4を除く樹脂結合
相3の25〜45vol%である。
Description
適したレジンボンド砥石に関し、より詳しくは超硬また
はサーメットの切削工具や粉末焼結部品、鋳鉄部品の研
削加工等に使用されるレジンボンド砥石に関する。
の砥粒をフェノール樹脂等の樹脂結合相中に分散配置さ
せた砥粒層を有する砥石の総称であり、研削中に樹脂結
合相が磨耗して砥粒が徐々に突き出す作用、いわゆる自
生発刃作用が良好であることから、他種の結合剤を使用
した砥石では研削しにくい難削材料の研削においても比
較的良好な切れ味が得られるという特徴を有している。
加工が難しいサーメット、超硬合金並びに硬質セラミッ
クスなどが数多く登場し、広範な分野に使用されつつあ
るだけでなく、加工効率を向上するためにより高剛性、
高馬力の研削機械を用いるなど、研削条件が一段と厳し
くなりつつある。このような厳しい研削条件下に耐えう
るために、例えばSiCのような硬質粒子をフィラーと
して添加して樹脂結合相中に分散させ、樹脂結合相の剛
性を高めて研削面における摩耗を減らすとともに、砥粒
保持力を向上して超砥粒の早すぎる脱落を防止する効果
を狙うことが行われているが、その寿命はある程度維持
できるものの、十分な切れ味の良さを得ることはできな
かった。
53号に示されているようなレジンボンド砥石を開発し
た。このレジンボンド砥石は、樹脂結合相中にアモルフ
ァスカーボンをフィラーとして分散配置させ、さらにS
iC,SiO2,Ag,Cu,Niのうち少なくとも1
種類以上をフィラーとして分散配置させることにより、
アモルファスカーボンの潤滑性の効果を得て、砥石の切
れ味及び切り粉の排出性を良好に保つことが狙いとされ
ているものである。
ファスカーボンは粒子状(例えば球状)をなすものであ
るため、樹脂結合相中に維持するだけの能力に乏しく、
樹脂結合相中から脱落しやすいために、アモルファスカ
ーボンが含まれる分だけ樹脂結合相の強度が弱くなって
しまい、超砥粒を十分に保持できなくなってしまう。こ
れにより、砥石の形状崩れがより早く進行し、砥石の寿
命に関して満足できるものが得られなかった。
つ送り速度が遅く、一方向のみに研削していくクリープ
フィード研削の場合(例えば切削工具としてドリルの切
屑排出溝をクリープフィード研削で研削加工する場
合)、アモルファスカーボン自身が脱落しやすく砥石の
寿命が短くなることに加え、切り粉の排出性に欠けるた
め、樹脂結合相の表面に切り粉が付着して目詰まり現象
が発生しやすく、砥石の切れ味が低下する。さらに、金
属バインダーとしてNi,Coを含むサーメットを研削
するような場合でも、Ni,Coが砥石の表面に付着す
るために、目詰まり現象が発生して切れ味が低下してし
まう。
損傷、例えばチッピング(欠け)、研削焼け、寸法精度
不良等につながってしまうという問題がある。目詰まり
が起こったときの対応策として、切れ味不良を修復する
ためにドレッシングが行われるが、このドレッシングは
一般的にSiCやAl2O3のセラミック粉末をガラス質
の結合材で固めたスティック砥石で強制的に砥石の表面
をこするために、超砥粒が脱落して、砥石の寿命が短く
なる。
で、難削材の研削においても良好な切れ味が得られ、な
おかつ寿命の長いレジンボンド砥石を提供することを目
的とするものである。
かる目的を達成するために、本発明は、樹脂結合相中に
超砥粒が分散配置されてなるレジンボンド砥石におい
て、前記樹脂結合相中に、アモルファスカーボンとファ
イバーカーボンとがフィラーとして分散配置されてお
り、その混合割合はファイバーカーボンを1としたとき
にアモルファスカーボンが0.8〜1.2であり、なお
かつ、前記アモルファスカーボン及び前記ファイバーカ
ーボンの両フィラーの含有比率が前記超砥粒を除く前記
樹脂結合相の25〜45vol%であることを特徴とす
る。
ち、樹脂結合相に含まれることにより、砥石の切れ味を
良くすることができるが、球状であるため樹脂結合相の
保持力を低下させ抗折強度が小さいため、寿命が短くな
るという性質を有し、また、ファイバーカーボンも同じ
く固体潤滑性をもち、樹脂結合相に含まれることで樹脂
結合相の剛性を高めて研削面における摩耗を減らすとと
もに、砥粒保持力を向上させ超砥粒の早すぎる脱落を防
止する効果が得られるという性質を有する。
ボンとファイバーカーボンの両フィラーを、ファイバー
カーボンが1に対してアモルファスカーボンが0.8〜
1.2となる比率で樹脂結合相に混ぜ合わせることで、
ファイバーカーボンが超砥粒を包む樹脂結合相の強度を
上げるとともに、アモルファスカーボンを保持するよう
な働きをするので、アモルファスカーボンのもつ固体潤
滑性を有効に利用できる。これにより、研削抵抗を低減
させて砥石の切れ味を良くし、研削比を向上させ寿命を
長くできる。また、アモルファスカーボンを保持するよ
うな働きをするフィラーとしてカーボンファイバーの代
わりにSiCファイバーによるフィラーも考えられる
が、SiCファイバーはカーボンファイバーと比較して
固体潤滑性が小さいために、本発明には不適である。
のアモルファスカーボンの比率が0.8より小さいと、
アモルファスカーボンの占める比率が小さくなって潤滑
性が得られず、研削抵抗が大きくなって切れ味が悪化す
る。一方、ファイバーカーボンを1としたときのアモル
ファスカーボンの比率が1.2より大きいと、ファイバ
ーカーボンの占める比率が小さくなり、ファイバーカー
ボンによってアモルファスカーボンを保持する役目を十
分に果たさず、研削比が落ちて寿命が短くなる。
ーカーボンの含有比率が45%より大きいと、樹脂結合
相の強度低下が無視できず、耐摩耗性と研削比が落ちて
寿命が短くなり、一方、アモルファスカーボン及びファ
イバーカーボンの含有比率が25%より小さいと、研削
抵抗が上がって、切れ味が悪くなる。
うな、通常の往復研削よりもかなり深い切り込みが与え
られ、かつテーブルの送り速度がきわめて遅く一方向に
研削が進んでいくような場合や、サーメットや超硬など
の難削材を研削する場合に用いられてよりよい効果を奏
する。
た図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態によ
るレジンボンド砥石の砥粒層の要部拡大断面図である。
砥石1は、砥粒層2の組成に主たる特徴を有するもので
あり、砥石の形状や寸法はいかなるものであってもよ
い。例えば、台金の外周または端面に砥粒層2を形成し
たものであってもよいし、台金を使用せず砥粒層2その
ものによって砥石を形成したものであってもよい。ま
た、砥石の形状はホイール型、カップ型、総型、セグメ
ント砥石、内周研削砥石など従来使用されている如何な
る形式であってもよい。
砥石1は、ダイヤモンドやCBN等の超砥粒4が樹脂結
合相3中に分散されてなる砥粒層2を有するレジンボン
ド砥石であって、樹脂結合相3は、熱硬化性樹脂を主組
成物とする母相中に、アモルファスカーボン5とファイ
バーカーボン6とがフィラーとして分散配置されてお
り、その混合割合はファイバーカーボン6を1としたと
きにアモルファスカーボン5が0.8〜1.2であり、
なおかつ、アモルファスカーボン5及びファイバーカー
ボン6の両フィラーは、その含有比率が超砥粒4を除く
樹脂結合相3の25〜45vol%である。
脂としては、熱硬化性ポリイミド樹脂、フェノール樹
脂、またはポリスチルピリジン樹脂などが使用可能であ
る。中でも本発明に特に好適なものは、熱硬化性ポリイ
ミド樹脂またはフェノール樹脂である。
ァイバーカーボン6は通常の長繊維状のファイバーカー
ボンを粉砕して繊維長の分布があるピーク値をもった正
規分布を呈するものとし、その形状は線径(平均直径)
が5〜10μm、繊維長(平均長さ)が10〜1000
μmのものが好適である。このようなファイバーカーボ
ン6を用いることにより、樹脂結合相3中での分散性が
向上し、本実施形態においてよりよい効果を得ることが
できる。
るが、球状をなすため樹脂結合相3の保持力を低下させ
抗折強度が小さいため、樹脂結合相3に含まれることに
より、レジンボンド砥石1の切れ味を良くすることがで
きるが、寿命が短くなるという性質を有する。これに対
し、ファイバーカーボン6は樹脂結合相3の剛性を高め
て研削面における摩耗を減らすとともに、砥粒保持力を
向上させ超砥粒4の早すぎる脱落を防止する効果が得ら
れるという性質を有する。
ば、これらアモルファスカーボン5とファイバーカーボ
ン6の両フィラーを、ファイバーカーボン6を1とした
ときにアモルファスカーボン5が0.8〜1.2となる
比率で樹脂結合相に混ぜ合わせることで、ファイバーカ
ーボン6が超砥粒4をつつむ樹脂結合相3の強度を上げ
るとともにアモルファスカーボン5を3次元的に保持す
るような働きをして樹脂結合相3の強度をより高めるこ
とができる。それら両フィラーの相乗効果によって、ア
モルファスカーボン5の固体潤滑性を有効に引き出し、
研削抵抗を低減させてレジンボンド砥石1の切れ味を良
くするとともに、ファイバーカーボン6が樹脂結合相3
の剛性を高く保ち、研削比を向上させて寿命を長くする
ことができる。
きのアモルファスカーボン5の比率が0.8より小さい
と、アモルファスカーボン5の占める比率が小さくなっ
て潤滑性が得られず、研削抵抗が大きくなって切れ味が
悪化する。一方、ファイバーカーボン6を1としたとき
のアモルファスカーボン5の比率が1.2より大きい
と、ファイバーカーボン6の占める比率が小さくなり、
ファイバーカーボン6によってアモルファスカーボン5
を保持する役目を果たさず、研削比が落ちて寿命が短く
なる。
バーカーボン6の含有比率が45%より大きいと、樹脂
結合相3の強度低下が無視できず、耐摩耗性と研削比が
落ちて寿命が短くなり、一方、アモルファスカーボン5
及びファイバーカーボン6の含有比率が25%より小さ
いと、研削抵抗が上がって、切れ味が悪くなる。
を用いて、研削試験を行った。
CN(Ni−Co系サーメット)を使用し、フィラーと
してアモルファスカーボンとファイバーカーボンとが樹
脂結合相中に分散配置されたレジンボンド砥石(実施例
1〜9,比較例1〜21)を用いて、サーメットのクリ
ープフィード研削試験を行い、得られた結果から研削抵
抗(法線方向)及び研削比を比較した。その結果を表1
に示す。
はJIS規格1A1型砥石でその寸法は、外径200m
m×砥石厚さ7mm×砥粒層厚さ3mm×内径50.8
mmであり、超砥粒4として粒度200メッシュの合成
ダイヤモンド砥粒が用いられ、集中度が100、グレー
ドがRである。 ・研削条件 被削材として、TiCN(Ni−Co系サーメット)を
用い、砥石周速:25m/sec、切り込み:2mm、
送り速度:50mm/min、アップカット方式の片側
研削様式で湿式研削を行った。研削抵抗(法線方向)及
び研削比はTiCNの加工量が30ccのときに計測を
行った。
表1に示されている通りであり、実施例1〜9及び比較
例1〜21のそれぞれにおいて樹脂結合相3中に含まれ
ているアモルファスカーボン5の平均粒径が10μm,
20μm,30μmである3種類の砥石を用いて上記の
ような研削条件で試験を行った。ここで表1において、
総フィラー比率とはアモルファスカーボン5及びファイ
バーカーボン6の両フィラーの超砥粒4を除く樹脂結合
相3中の含有比率を示し、アモルファス/ファイバー割
合とは、樹脂結合相3中に分散配置されているアモルフ
ァスカーボン5のファイバーカーボン6を1としたとき
の割合を示すものである。さらに、実施例1〜9及び比
較例1〜21で樹脂結合相3中に含まれているファイバ
ーカーボン6は線径(平均直径)が5〜10μm、繊維
長(平均長さ)が10〜1000μmのものが用いられ
ている。
の範囲内にある実施例1〜9は、研削抵抗(法線抵抗)
が小さくて切れ味の良い砥石であることがわかり、さら
に研削比が大きくて寿命の長い砥石であることもわか
る。また、本発明の範囲から外れるにしたがい、研削抵
抗(法線方向)が大きくなり、研削比が小さくなって試
験結果が悪化した。
ているが、アモルファス/ファイバー割合が0.8であ
る実施例1とアモルファス/ファイバー割合が0.6で
ある比較例6とを比較すると、実施例1は比較例6より
も研削抵抗(法線方向)が小さく、研削比が大きいの
で、実施例1の方が比較例6より切れ味が良く、寿命も
長いことがわかる。さらに、同じく総フィラー比率が2
5パーセントと共通しているが、アモルファス/ファイ
バー割合が1.2である実施例3とアモルファス/ファ
イバー割合が1.4である比較例7とを比較すると、実
施例3は比較例7よりも研削抵抗(法線方向)が小さ
く、研削比が大きいので、実施例3の方が比較例7より
切れ味が良く、寿命も長いことがわかる。
いるが、アモルファス/ファイバー割合が0.8である
実施例4とアモルファス/ファイバー割合が0.6であ
る比較例8とを比較すると、実施例4は比較例8よりも
研削抵抗(法線方向)が小さく、研削比が大きいので、
実施例4の方が比較例8より切れ味が良く、寿命も長い
ことがわかる。さらに、同じく総フィラー比率が35パ
ーセントと共通しているが、アモルファス/ファイバー
割合が1.2である実施例6とアモルファス/ファイバ
ー割合が1.4である比較例9とを比較すると、実施例
6は比較例9よりも研削抵抗(法線方向)が小さく、研
削比が大きいので、実施例6の方が比較例9より切れ味
が良く、寿命も長いことがわかる。
いるが、アモルファス/ファイバー割合が0.8である
実施例7とアモルファス/ファイバー割合が0.6であ
る比較例10とを比較すると、実施例7は比較例10よ
りも研削抵抗(法線方向)が小さく、研削比が大きいの
で、実施例7の方が比較例10より切れ味が良く、寿命
も長いことがわかる。さらに、同じく総フィラー比率が
45パーセントと共通しているが、アモルファス/ファ
イバー割合が1.2である実施例9とアモルファス/フ
ァイバー割合が1.4である比較例11とを比較する
と、実施例9は比較例11よりも研削抵抗(法線方向)
が小さく、研削比が大きいので、実施例9の方が比較例
11より切れ味が良く、寿命も長いことがわかる。
0.8と共通しているが、総フィラー比率が25%であ
る実施例1と総フィラー比率が20%である比較例2と
を比較すると、実施例1は比較例2よりも研削抵抗(法
線方向)が小さく、研削比が大きいので、実施例1の方
が比較例2より切れ味が良く、寿命も長いことがわか
る。また、アモルファス/ファイバー割合が1.2と共
通しているが、総フィラー比率が25%である実施例3
と総フィラー比率が20%である比較例4とを比較する
と、実施例3は比較例4よりも研削抵抗(法線方向)が
小さく、研削比が大きいので、実施例3の方が比較例4
より切れ味が良く、寿命も長いことがわかる。
0.8と共通しているが、総フィラー比率が45%であ
る実施例7と総フィラー比率が50%である比較例13
とを比較すると、実施例7は比較例13よりも研削抵抗
(法線方向)が小さく、研削比が大きいので、実施例7
の方が比較例13より切れ味が良く、寿命も長いことが
わかる。また、アモルファス/ファイバー割合が1.2
と共通しているが、総フィラー比率が45%である実施
例9と総フィラー比率が50%である比較例15とを比
較すると、実施例9は比較例15よりも研削抵抗(法線
方向)が小さく、研削比が大きいので、実施例9の方が
比較例15より切れ味が良く、寿命も長いことがわか
る。以上、表1に示されているように、とくに本発明の
範囲内にある実施例1〜9は、比較例1〜21と比べ
て、研削抵抗(法線方向)、研削比のすべてにおいて良
好な結果が得られた。このことにより本発明の範囲限定
が好適であることがわかる。
(Co系超硬合金)を使用し、フィラーとしてアモルフ
ァスカーボンとファイバーカーボンとが樹脂結合相中に
分散配置されたレジンボンド砥石(実施例1〜9,比較
例1〜21)、フィラーとしてアモルファスカーボンの
みが樹脂結合相中に分散配置されたレジンボンド砥石
(従来例1〜6)、フィラーとしてファイバーカーボン
のみが樹脂結合相中に分散配置されたレジンボンド砥石
(従来例7〜12)、フィラーとしてアモルファスカー
ボンとSiCとが樹脂結合相中に分散配置されたレジン
ボンド砥石(従来例13〜42)及びフィラーとしてア
モルファスカーボンとSiCファイバーとが樹脂結合相
中に分散配置されたレジンボンド砥石(従来例43〜7
2)を用いて、フルーティング試験(超硬ドリルの切屑
排出溝加工試験)を行い、得られた結果から主軸電流値
(スピンドル動力値)及び溝加工できた本数を比較し
た。その結果を表2〜表6に示す。
るレジンボンド砥石はJIS規格3FF1型砥石でその
寸法は、外径200mm×砥石厚さ6mm×砥粒層厚さ
5mm×内径50.8mmであり、超砥粒4として粒度
230メッシュの合成ダイヤモンド砥粒が用いられ、集
中度が100、グレードがRである。 ・研削条件 被削材として、直径8mmの棒状をなすWC(Co系超
硬合金)を用い、砥石周速:30m/sec、切り込
み:3mm、送り速度:200mm/min、ダウンカ
ット方式の片側研削様式で湿式研削を行った。
流値とは研削の際にスピンドルの動力変化(モーターへ
かかる負荷を評価している)を測定したものであり、砥
石の研削特性のうちの切れ味を評価するのに用いられ、
この主軸電流値が小さいほど切れ味のよい砥石である。
また、加工本数とは砥石の形状崩れが発生して切屑排出
溝の形状不良が発生するまでに加工できた超硬ドリルの
本数を示すものであり、詳しくは図2に示すように、代
金Cに取り付けられて、超硬ドリルAの切屑排出溝Bを
研削加工しているレジンボンド砥石1の図2における砥
石厚さt2(試験2による本実施例において、図2にお
ける砥石厚さt1は6mm)が3mmを下回るまでに加
工できた本数を示すものである。
ン5とファイバーカーボン6とが樹脂結合相3中に分散
配置されているレジンボンド砥石1を用いて行った研削
試験の結果について検討する。ここで、実施例1〜9,
比較例1〜21の各種組成は表2に示す通りであり、総
フィラー比率とは、アモルファスカーボン5及びファイ
バーカーボン6の両フィラーの超砥粒4を除く樹脂結合
相3中の含有比率を示し、アモルファス/ファイバー割
合とは、樹脂結合相3中に分散配置されているアモルフ
ァスカーボン5のファイバーカーボン6を1としたとき
の割合を示すものである。また、実施例1〜9,比較例
1〜21のそれぞれについてはアモルファスカーボン5
の平均粒経が10μm,20μm,30μmと3種類の
砥石を用いて試験を行った。さらに、実施例1〜9及び
比較例1〜21で樹脂結合相3中に含まれているファイ
バーカーボン6は線径(平均直径)が5〜10μm、繊
維長(平均長さ)が10〜1000μmのものが用いら
れている。
の範囲内にある実施例1〜9は、比較例1〜21と比べ
て、主軸電流値が小さく、切れ味の良い砥石であること
がわかり、さらに、加工本数が多く、寿命の長い砥石で
あることもわかる。また、本発明の範囲から外れるにし
たがい、主軸電流値が大きくなり、加工本数が少なくな
って試験結果が悪化した。
ているが、アモルファス/ファイバー割合が0.8であ
る実施例1とアモルファス/ファイバー割合が0.6で
ある比較例6とを比較すると、実施例1は比較例6より
も主軸電流値が小さく、加工本数が多いので、実施例1
の方が比較例6より切れ味が良く、寿命も長いことがわ
かる。さらに、同じく総フィラー比率が25パーセント
と共通しているが、アモルファス/ファイバー割合が
1.2である実施例3とアモルファス/ファイバー割合
が1.4である比較例7とを比較すると、実施例3は比
較例7よりも主軸電流値が小さく、加工本数が多いの
で、実施例3の方が比較例7より切れ味が良く、寿命も
長いことがわかる。
いるが、アモルファス/ファイバー割合が0.8である
実施例4とアモルファス/ファイバー割合が0.6であ
る比較例8とを比較すると、実施例4は比較例8よりも
主軸電流値が小さく、加工本数が多いので、実施例4の
方が比較例8より切れ味が良く、寿命も長いことがわか
る。さらに、同じく総フィラー比率が35パーセントと
共通しているが、アモルファス/ファイバー割合が1.
2である実施例6とアモルファス/ファイバー割合が
1.4である比較例9とを比較すると、実施例6は比較
例9よりも主軸電流値が小さく、加工本数が多いので、
実施例6の方が比較例9より切れ味が良く、寿命も長い
ことがわかる。
いるが、アモルファス/ファイバー割合が0.8である
実施例7とアモルファス/ファイバー割合が0.6であ
る比較例10とを比較すると、実施例7は比較例10よ
りも主軸電流値が小さく、加工本数が多いので、実施例
7の方が比較例10より切れ味が良く、寿命も長いこと
がわかる。さらに、同じく総フィラー比率が45パーセ
ントと共通しているが、アモルファス/ファイバー割合
が1.2である実施例9とアモルファス/ファイバー割
合が1.4である比較例11とを比較すると、実施例9
は比較例11よりも主軸電流値が小さく、加工本数が多
いので、実施例9の方が比較例11より切れ味が良く、
寿命も長いことがわかる。
0.8と共通しているが、総フィラー比率が25%であ
る実施例1と総フィラー比率が20%である比較例2と
を比較すると、実施例1は比較例2よりも主軸電流値が
小さく、加工本数が多いので、実施例1の方が比較例2
より切れ味が良く、寿命も長いことがわかる。また、ア
モルファス/ファイバー割合が1.2と共通している
が、総フィラー比率が25%である実施例3と総フィラ
ー比率が20%である比較例4とを比較すると、実施例
3は比較例4よりも主軸電流値が小さく、加工本数が多
いので、実施例3の方が比較例4より切れ味が良く、寿
命も長いことがわかる。
0.8と共通しているが、総フィラー比率が45%であ
る実施例7と総フィラー比率が50%である比較例13
とを比較すると、実施例7は比較例13よりも主軸電流
値が小さく、加工本数が多いので、実施例7の方が比較
例13より切れ味が良く、寿命も長いことがわかる。ま
た、アモルファス/ファイバー割合が1.2と共通して
いるが、総フィラー比率が45%である実施例9と総フ
ィラー比率が50%である比較例15とを比較すると、
実施例9は比較例15よりも主軸電流値が小さく、加工
本数が多いので、実施例9の方が比較例15より切れ味
が良く、寿命も長いことがわかる。以上、表2に示され
るように、とくに本発明の範囲内にある実施例1〜9
は、比較例1〜21と比べて、主軸電流値、加工本数の
すべてにおいて、良好な結果が得られた。このことによ
り本発明の範囲限定は好適であることがわかる。
ンのみが樹脂結合相中に分散配置されているレジンボン
ド砥石を用いて行った研削試験の結果について検討す
る。ここで、従来例1〜6の各種組成は表3に示す通り
であり、総フィラー比率とはアモルファスカーボンの超
砥粒を除く樹脂結合相中の含有比率を示すものである。
また、従来例1〜6のそれぞれについてアモルファスカ
ーボンの平均粒経が10μm,20μm,30μmと3
種類の砥石を用いて試験を行った。
は樹脂結合相中にフィラーとして分散配置されるのがア
モルファスカーボンのみであるために、樹脂結合相中か
ら脱落しやすく、潤滑性が得られないので、主軸電流値
が小さく、かつ加工本数が少ない。また、表2に示すア
モルファスカーボン5とファイバーカーボン6とがフィ
ラーとして用いられた本発明によるレジンボンド砥石1
の研削試験結果と、総フィラー比率が同じであるもの同
士比較しても、従来例1〜6による砥石は主軸電流値が
大きく、さらに加工本数が少ないので、切れ味が悪く、
寿命の短い砥石であることがわかる。
のみが樹脂結合相中に分散配置されているレジンボンド
砥石を用いて行った研削試験の結果について検討する。
ここで、従来例7〜12の各種組成は表4に示す通りで
あり、総フィラー比率とはファイバーカーボンの超砥粒
を除く樹脂結合相中の含有比率を示すものである。さら
に、従来例7〜12で樹脂結合相中に含まれているファ
イバーカーボンは線径(平均直径)が5〜10μm、繊
維長(平均長さ)が10〜1000μmのものが用いら
れている。
2はファイバーカーボンのみが樹脂結合相中に分散配置
されているために、十分な固体潤滑性が得られず、主軸
電流値が大きく、加工本数が少なくなった。また、表2
に示す本発明によるレジンボンド砥石1の研削試験結果
と、総フィラー比率が同じであるもの同士比較しても、
従来例7〜12による砥石は主軸電流値が大きく、切れ
味が悪く、さらに加工本数が少なく、寿命の短い砥石で
あることがわかる。
ンとSiCとが樹脂結合相中に分散配置されているレジ
ンボンド砥石を用いて行った研削試験の結果について検
討する。ここで、従来例13〜42の各種組成は表5に
示す通りであり、総フィラー比率とはアモルファスカー
ボン及びSiCの両フィラーの超砥粒4を除く樹脂結合
相中の含有比率を示し、アモルファス/SiC割合と
は、樹脂結合相中に分散配置されているアモルファスカ
ーボンのSiCを1としたときの割合を示すものであ
る。また、従来例13〜42のそれぞれについてアモル
ファスカーボンの平均粒経が10μm,20μm,30
μmと3種類の砥石を用いて試験を行った。
42はアモルファスカーボンとSiCとが樹脂結合相中
に分散配置されているが、アモルファスカーボンは樹脂
結合相中に維持するだけの能力に乏しく、樹脂結合相中
から脱落しやすいために、樹脂結合相の強度が弱くなっ
てしまい、加工本数が少なくなり、かつ主軸電流値も大
きくなった。また、表2に示された本発明によるレジン
ボンド砥石1の研削試験結果と、総フィラー比率や、そ
の両フィラーの混合割合が同じであるもの同士比較して
も、従来例13〜42による砥石は主軸電流値が大き
く、切れ味が悪く、さらに加工本数が少なく、寿命の短
い砥石であることがわかる。
ンとSiCファイバーとが樹脂結合相中に分散配置され
ているレジンボンド砥石を用いて行った研削試験の結果
について検討する。ここで、従来例43〜72の各種組
成は表6に示す通りであり、総フィラー比率とはアモル
ファスカーボン及びSiCファイバーの両フィラーの超
砥粒を除く樹脂結合相中の含有比率を示し、アモルファ
ス/SiCファイバー割合とは、樹脂結合相中に分散配
置されているアモルファスカーボンのSiCファイバー
を1としたときの割合を示すものである。また、従来例
43〜72のそれぞれについてアモルファスカーボンの
平均粒経が10μm,20μm,30μmと3種類の砥
石を用いて試験を行った。
72はアモルファスカーボンとSiCファイバーとが樹
脂結合相中に分散配置されているが、SiCファイバー
は本発明による砥石に含まれているファイバーカーボン
と比較して潤滑性がなく、その効果が本発明より劣るも
のであるため、主軸電流値が大きくなり、加工本数が少
なくなった。また、表2に示された本発明によるレジン
ボンド砥石の研削試験結果と、総フィラー比率や、その
両フィラーの混合割合が同じであるもの同士比較して
も、従来例43〜72による砥石は主軸電流値が大き
く、切れ味が悪く、さらに、加工本数が少なく、寿命の
短い砥石であることがわかる。
よるレジンボンド砥石1は、とくにサーメットや超硬の
研削において、従来のレジンボンド砥石より切れ味がよ
くかつ寿命の長い砥石であることがわかる。
ンボンド砥石は樹脂結合相中に超砥粒が分散配置されて
なるレジンボンド砥石において、前記樹脂結合相中にア
モルファスカーボンとファイバーカーボンとがフィラー
として分散配置されているから、アモルファスカーボン
とファイバーカーボンのフィラーの相乗効果により、砥
石の切れ味を良くして、寿命を長くすることができる。
とくにクリープフィード研削のような、深い切り込みが
与えられ、送り速度も遅いような研削様式である場合
や、サーメットや超硬などの硬い難削材を研削する場合
に用いられて上記のような効果が特に顕著となる。
層の要部拡大断面図である。
溝加工研削を行う際の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 樹脂結合相中に超砥粒が分散配置されて
なるレジンボンド砥石において、 前記樹脂結合相中に、アモルファスカーボンとファイバ
ーカーボンとがフィラーとして分散配置されており、そ
の混合割合はファイバーカーボンを1としたときにアモ
ルファスカーボンが0.8〜1.2であり、 なおかつ、前記アモルファスカーボン及び前記ファイバ
ーカーボンの両フィラーの含有比率が前記超砥粒を除く
前記樹脂結合相の25〜45vol%であることを特徴
とするレジンボンド砥石。 - 【請求項2】 請求項1に記載のレジンボンド砥石は、 クリープフィード研削用であることを特徴とするレジン
ボンド砥石。
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