JP2002126917A - 薄肉円筒状ワーク加工用旋盤 - Google Patents

薄肉円筒状ワーク加工用旋盤

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JP2002126917A
JP2002126917A JP2000318950A JP2000318950A JP2002126917A JP 2002126917 A JP2002126917 A JP 2002126917A JP 2000318950 A JP2000318950 A JP 2000318950A JP 2000318950 A JP2000318950 A JP 2000318950A JP 2002126917 A JP2002126917 A JP 2002126917A
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Michihiko Minami
充彦 南
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Mori Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄肉円筒状ワークを廉価、且つ高精度に加工す
ることができる薄肉円筒状ワーク加工用旋盤を提供す
る。 【解決手段】ワークWが着座する受部34を有し、受部
34に着座したワークWの外周面又は内周面を把持する
チャック10と、先端部側から後方に向かって拡径する
テーパ部1bを有し、チャック10に対して進退自在、
且つ、回転自在に心押台に支持され、チャック10側に
進出してこれに把持されたワークWに圧接する心押軸1
を備える。心押軸1の先端部が嵌合する嵌合凹部33を
チャック10に形成し、ワークWを把持する際に、心押
軸1の先端部が嵌合凹部33に嵌合されるとともに、ワ
ークWの心押軸1側開口部がテーパ部1aによって押圧
されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端部が開口した
薄肉円筒状のワークを加工するための旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】上記旋
盤に取り付けられて、薄肉円筒状のワークを加工するた
めに用いられるチャックの一例を図3に示す。同図3に
示すように、このチャック100は、円柱状のチャック
本体101と、このチャック本体101に対し同軸に連
設された円柱状の把持部102と、この把持部102の
外周部に、その軸線に対し離接する方向(直交する方
向)に移動自在に配設された多数の爪部材103と、こ
の爪部材103を移動させる駆動手段(図示せず)など
を備えている。尚、ワークWは、図示するように、両端
部が開口し、且つ、その一端開口部は、他端開口部に比
して小径となっているものとする。また、図中、104
はワークWに当接してこれを受ける受部材である。
【0003】かかる構成のチャック100によると、ワ
ークWをその大径開口部から把持部102に外嵌した
後、駆動手段を駆動して前記多数の爪部材103をワー
クW側に移動させることで、各爪部材103がワークW
の内周面に圧接し、当該把持爪103によってワークW
が把持される。尚、各爪部材103がワークWの内周面
に圧接したときの接圧力は、これによりワークWに生じ
る歪が許容限度内となるように適宜設定されている。ま
た、爪部材103が設けられる個数は、切削負荷に抗し
得る把持力が得られるように適宜設定されている。
【0004】斯くして、このチャック100では、多数
の爪部材103によりワークWを把持することによっ
て、切削負荷に抗するための把持力を前記多数の各爪部
材103に分割,分散させることが可能であり、弾性変
形によるワークWの把持歪みをごく小さいものとするこ
とができる。これにより、加工後、即ち、爪部材103
による把持を解除した後に、弾性変形の回復によって生
じるワークWの歪をごく小さいものとすることができ、
加工精度を良好なものとすることができる。
【0005】ところが、上記チャック100は、上述の
如く薄肉円筒状ワークを高精度に加工し得るものの、そ
の一方で、多数の爪部材103を移動させる機構を採用
していることから、構造が極めて複雑であり、その製造
コストが高くなるという問題があった。
【0006】そこで、従来、上述した高価なチャック1
00に代えて、図4に示すような、汎用チャック110
及び心押軸120を用いてワークWを把持し、これを加
工するといったことも行われていた。尚、図中111は
チャック本体であり、112は把持爪である。この場
合、把持爪112の把持力をできるだけ微弱にして、ワ
ークWに把持歪みが生じるのを抑えるとともに、心押軸
120の作用によりワークWをチャック110に押し付
けて、心押軸120とチャック110との間で図示する
如くワークWを挟持し、把持爪112及び心押軸120
の作用により、切削負荷に抗し得る把持力を得るように
する。
【0007】しかるに、図4に示すように、チャック1
10の軸心と、心押軸120の軸心とは、厳密な意味で
は、必ずしも一致しておらず、両者間に僅かなずれ量
(心ずれ量)tが存在する場合があり、このような状態
で、ワークWをチャック110と心押軸120との間に
挟持すると、上記心ずれによってワークWに把持歪みを
生じ、把持歪みを生じたままで加工を行うと、加工後、
即ち、把持を解除した後に、弾性変形の回復によってワ
ークWの加工部に歪みが生じ、加工精度を良好なものと
することができない。
【0008】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であって、薄肉円筒状ワークを廉価、且つ高精度に加工
することができる薄肉円筒状ワーク加工用旋盤の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を
解決するための本発明の請求項1に記載した発明は、両
端部が開口した薄肉円筒状ワークを加工するための旋盤
であって、ベッドと、該ベッド上に設けられ、主軸を回
転自在に支持した主軸台と、前記主軸に固設されるとと
もに、前記ワーク着座用の受部を備えて、該受部に着座
せしめられた前記ワークの外周面又は内周面を把持する
チャックと、前記主軸と対向するように前記ベッド上に
配設され、前記主軸の軸線に沿って移動可能に設けられ
た心押台と、先端部側から後方に向かって拡径するテー
パ部を有し、前記チャックに対して進退自在、且つ、回
転自在に前記心押台に支持され、前記チャック側に進出
して該チャックに把持されたワークに圧接する心押軸と
を備えた旋盤において、前記心押台と対向する前記チャ
ック前端面の軸中心位置に、前記心押軸の先端部と係合
する位置決め部を形成し、前記チャックによって前記ワ
ークが把持される際に、前記心押軸の先端部が、前記ワ
ークの心押軸側開口部から内部に挿通されて前記位置決
め部に係合され、且つ、その前記テーパ部が前記ワーク
の心押軸側開口部に圧接されるように構成したことを特
徴とする薄肉円筒状ワーク加工用旋盤に係る。
【0010】この薄肉円筒状ワーク加工用旋盤による
と、チャックによりワークを把持する際に、まず、心押
軸の先端部が、ワークの心押軸側開口部から内部に挿通
されて前記位置決め部に係合せしめられる。これによ
り、チャックの軸心、言い換えればチャックに把持され
たワークの軸心と心押軸の軸心とが一致した状態とな
る。次いで、心押軸のテーパ部がワークの心押軸側開口
部に圧接され、ワークが心押軸とチャックとの間で挟持
される。尚、チャックの把持力は、これによってワーク
に生じる歪が許容限度内となるように設定される。
【0011】このように、この薄肉円筒状ワーク加工旋
盤によれば、心押軸の先端部を位置決め部に係合させる
ことで、ワークの軸心と心押軸の軸心とを一致させるこ
とができ、心押軸とチャックとの間にワークを挟持した
際に、前記両軸心の心ずれに起因した把持歪がワークに
生じるのを防止することができる。したがって、加工
後、即ち、把持を解除した後に、把持歪に起因した加工
歪がワーク加工部に生じるのを防止することができ、加
工精度を良好なものとすることができる。
【0012】また、本発明の請求項2に記載した発明
は、チャックにより把持されたワークに対して当接し、
該ワークに生じる振動を制振する制振手段を備えた薄肉
円筒状ワーク加工用旋盤に係る。薄肉円筒状ワークは剛
性がなく、切削負荷に対してびびり振動を生じやすい。
この発明によれば、制振手段を備えているので、この制
振手段によってびびり振動の発生を防止、若しくは発生
したびびり振動を減衰させることができ、良好な加工面
を得ることができる。
【0013】また、本発明の請求項3に記載した発明
は、前記ワークが前記受部に着座したか否かを検出する
着座確認手段を備えた薄肉円筒状ワーク加工用旋盤に係
る。この発明によれば、受部に前記ワークが着座したか
否かを着座確認手段によって検出することができるの
で、ワークが受部に確実に着座した状態で加工を行うこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1は、本実施形
態に係る薄肉円筒状ワーク加工用旋盤を構成するチャッ
ク及び心押軸を一部断面で示した正面図であり、図2
は、図1における矢視X―X方向の側面図である。
【0015】本例の薄肉円筒状ワーク加工用旋盤は、ベ
ッド(図示せず)と、このベッド上に設けられ、軸中心
に回転自在に支持した主軸(図示せず)及びこの主軸を
回転させる駆動手段(図示せず)などを備えた主軸台
(図示せず)と、前記主軸に固設されたチャック10
と、前記主軸と対向した状態で主軸の軸線に沿って矢示
A−B方向に移動可能に前記ベッド(図示せず)上に配
設され、心押軸1を回転自在に支持した心押台(図示せ
ず)などを備えている。
【0016】尚、前記ベッド,主軸台,心押台などの構
成は、旋盤の公知、且つ基本的な構成であるので、図1
及び図2においてはその図示を省略すると共に、その詳
しい説明はこれを省略する。また、加工対象のワークW
は、説明の都合上、上述した従来例と同様のものとする
が、両端部が開口した薄肉円筒状のものであれば、これ
に限定されるものではない。
【0017】図1及び図2に示すように、前記チャック
10は、心押軸1側の端面(前端面)に、中心軸周りに
均等角度、且つ放射状に配設された3組のマスタージョ
ー12及びトップジョー13を備えたチャック本体11
と、各トップジョー13に取り付けられた把持爪40
と、Y字形状をなし、各辺が前記マスタージョー12間
に位置するように前記チャック本体11の前端面に固設
された受部材30と、この受部材30に設けられた着座
確認手段50及び制振手段60などからなる。
【0018】前記マスタージョー12は、油圧駆動手段
(図示せず)によって矢示C−D方向(半径方向)に駆
動されるように構成され、かかるマスタジョー12とト
ップジョー13とがTナット14及びボルト15a,1
5bによって相互に連結されている。また、把持爪40
は扇形状をした部材からなり、その外周面41の曲率半
径がワークWの内周面と同じ曲率半径となるように整形
されている。この把持爪40はボルト15bを中心とし
て回転可能、且つチャック本体11の軸方向には移動で
きないように前記トップジョー13に取り付けられてい
る。
【0019】前記受部材30は、上述したように、全体
としてY字形状をしており、チャック本体11に固設さ
れる基部材31と、この基部材31の心押軸1側端面に
固設された端部部材32からなり、端部部材32はその
中心部に嵌合凹部33を備え、且つ前記心押軸1側に最
も突出した3箇所の受座面34を備えている。
【0020】前記着座確認手段50は、前記受座面34
に突没可能、即ち、矢示A−B方向に移動可能に検出室
53内に設けられた検出部材51と、この検出部材51
を心押軸1側(矢示B方向)に向けて付勢するバネ52
と、検出室53に開口し、検出部材51の後端部に圧縮
空気を供給する給気路54と、検出室53内に供給され
た圧縮空気を排気する排気路55と、給気路54に接続
し、給気路54内の圧力を検出する圧力センサ(図示せ
ず)などからなる。検出部材51が外力を受けて矢示A
方向に移動すると、給気路54が閉塞されて、内部圧力
が上昇し、これが圧力センサ(図示せず)によって検出
される。
【0021】前記制振手段60は、前記基部材31各辺
の前記半径方向先端部に形成されたシリンダ室61と、
このシリンダ室61の開口部を閉塞する蓋体63と、シ
リンダ室61内に配設され、その先端部が前記蓋体63
を貫通して外部に突出したピストン62と、ピストン6
2をチャック本体11の中心軸側に向けて付勢するバネ
64と、前記シリンダ室61内に圧縮空気若しくは圧油
などの圧力流体を供給する流体供給路65などからな
る。尚、ピストン62の先端部にはゴムなどの弾性体か
らなる制振部材が設けられている。
【0022】また、前記心押軸1は、図1に示すよう
に、前記受部材30の嵌合凹部33に嵌挿される円柱形
状をした嵌合突部1aと、この嵌合突部1aから後方に
向かって拡径するテーパ部1bとを備えており、チャッ
ク10側(矢示A方向)に進出したときに、嵌合突部1
aが前記嵌合凹部33に嵌挿されるとともに、テーパ部
1aがチャック10に把持されたワークWの小径開口部
に圧接するようになっている。
【0023】以上の構成を備えた本例の旋盤によると、
薄肉円筒状のワークWが、以下のようにしてチャック1
0及び心押軸1によって把持された後、加工される。
尚、把持爪40は、それぞれ矢示D方向に移動している
ものとし、給気路54から検出室53内に圧縮空気が供
給されているものとする。
【0024】まず、ワークWを、その大径開口部側から
把持爪40が内挿されるようにチャック10に装着した
後、各把持爪40を矢示C方向に移動して、把持爪40
によってワークWの内周面を把持する。このとき、把持
爪40は、ボルト15bを中心として回転可能に設けら
れ、且つその外周面41がワークWの内周面と同じ曲率
半径に整形されていることから、外周面41がワークW
の内周面に倣ってその全面に均一に接触する。尚、かか
る構成によって、ワークWに生じる把持歪が抑制される
が、本例では、更に、把持爪40の把持力を、これによ
ってワークWに生じる歪が許容限度内となるように、適
宜調整している。
【0025】このようにして、チャック10によってワ
ークWが把持された後、心押軸1を矢示A方向に移動さ
せると、まず、嵌合突部1aがワークWの小径開口部か
ら内部に挿通されて前記嵌合凹部33に嵌挿される。こ
れにより、心押軸1がチャック10に対して位置決めさ
れ、チャック10の軸心、言い換えればチャック10に
把持されたワークWの軸心と心押軸1の軸心とが一致し
た状態となる。
【0026】次いで、心押軸1のテーパ部1bがワーク
Wの小径側開口部に圧接し、これによってワークWが矢
示A方向に押圧され、その内端面が検出部材51を同方
向に押圧して受座面31に当接し、当該ワークWが心押
軸1とチャック10との間で挟持される。また、これと
同時に、ワークWに押圧された検出部材51が矢示A方
向に移動して前記給気路54の開口部が閉塞され、これ
によって前記給気路54内の圧力が上昇し、これが圧力
センサ(図示せず)により検出され、ワークWが受座面
31に着座したことが確認される。尚、心押軸1の押圧
力(挟持力)は、これと把持爪40の把持力との総和
が、切削負荷に抗し得る力となるように、歪みを考慮し
て適宜設定される。
【0027】次に、流体供給路65からシリンダ室61
に圧力流体が供給され、ピストン62がバネ64の付勢
力に抗して矢示C方向に押圧され、その先端部がワーク
Wの内周面と当接する。尚、ピストン62先端部のワー
クWへの当接力は、ワークWに生じる歪が許容限度内の
ものとなるように適宜調整されている。
【0028】そして、以上のようにして、ワークWが心
押軸1とチャック10との間に挟持された後、当該ワー
クWに対して加工が行われる。
【0029】斯くして、本例の薄肉円筒状ワーク加工旋
盤によれば、心押軸1の嵌合突部1aを受部材30の嵌
合凹部33に嵌合させることによって、ワークWの軸心
と心押軸1の軸心とを一致させることができるので、心
押軸1とチャック10との間にワークWを挟持した際
に、前記両軸心の心ずれに起因した把持歪がワークWに
生じるのを防止することができる。したがって、加工
後、即ち、把持を解除した後に、把持歪に起因した加工
歪がワークWの加工部に生じるのを防止することがで
き、加工精度を良好なものとすることができる。
【0030】また、薄肉円筒状のワークWは剛性がな
く、切削負荷に対してびびり振動を生じやすく、特に、
図1に示したような把持形態、即ち、把持爪40の把持
部及び受座面31の当接部がワークWの矢示B方向に偏
った形態では、ワークWの矢示A方向端の自由度が高
く、同部を加工する際にびびり振動を生じやすいが、本
例では、ワークWの矢示A方向側端部の内周面に当接す
る制振手段60を設けているので、この制振手段60に
よってびびり振動の発生を防止、若しくは発生したびび
り振動を減衰させることができ、良好な加工面を得るこ
とができる。
【0031】また、ワークWが受座面31に着座したか
否かを着座確認手段50によって検出するようにしてい
るので、ワークWが受座面31に確実に着座した状態で
加工を行うことができる。
【0032】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の採り得る具体的な態様がこれに限定され
るものでないことは言うまでもない。例えば、上例で
は、心押軸1に嵌合突部1aを形成し、受部材30に嵌
合凹部33を形成した構成としたが、逆に、心押軸1に
嵌合凹部を形成し、受部材30に嵌合突部を形成して両
者を嵌合させることにより、心押軸1がチャック10に
対して位置決めされるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る薄肉円筒状ワーク加
工用旋盤を構成するチャック及び心押軸を一部断面で示
した正面図である。
【図2】図1における矢視X―X方向の側面図である。
【図3】従来例に係る薄肉円筒状ワーク加工用旋盤に装
着されるチャックを示す斜視図である。
【図4】他の従来例に係る薄肉円筒状ワーク加工用旋盤
を構成するチャック及び心押軸を示した正面図である。
【符号の説明】
1 心押軸 1a 嵌合突部 1b テーパ部 10 チャック 30 受部材 31 基部材 32 端部部材 33 嵌合凹部 34 受座面 40 把持爪 50 着座確認手段 51 検出部材 52 バネ 53 検出室 54 給気路 55 排気路 60 振動吸収手段 61 シリンダ室 62 ピストン 63 蓋部材 64 バネ 65 流体供給路 W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部が開口した薄肉円筒状ワークを加
    工するための旋盤であって、 ベッドと、 該ベッド上に設けられ、主軸を回転自在に支持した主軸
    台と、 前記主軸に固設されるとともに、前記ワーク着座用の受
    部を備えて、該受部に着座せしめられた前記ワークの外
    周面又は内周面を把持するチャックと、 前記主軸と対向するように前記ベッド上に配設され、前
    記主軸の軸線に沿って移動可能に設けられた心押台と、 先端部側から後方に向かって拡径するテーパ部を有し、
    前記チャックに対して進退自在、且つ、回転自在に前記
    心押台に支持され、前記チャック側に進出して該チャッ
    クに把持されたワークに圧接する心押軸とを備えた旋盤
    において、 前記心押台と対向する前記チャック前端面の軸中心位置
    に、前記心押軸の先端部と係合する位置決め部を形成
    し、 前記チャックによって前記ワークが把持される際に、前
    記心押軸の先端部が、前記ワークの心押軸側開口部から
    内部に挿通されて前記位置決め部に係合され、且つ、そ
    の前記テーパ部が前記ワークの心押軸側開口部に圧接さ
    れるように構成したことを特徴とする薄肉円筒状ワーク
    加工用旋盤。
  2. 【請求項2】 前記チャックにより把持されたワークに
    対して当接し、該ワークに生じる振動を制振する制振手
    段を備えた請求項1記載の薄肉円筒状ワーク加工用旋
    盤。
  3. 【請求項3】 前記ワークが前記受部に着座したか否か
    を検出する着座確認手段を備えた請求項1又は2記載の
    薄肉円筒状ワーク加工用旋盤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900015081A1 (it) * 2019-08-27 2021-02-27 Bracchi Srl A Socio Unico Attrezzo adattatore per mandrino autocentrante di tornio automatico

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900015081A1 (it) * 2019-08-27 2021-02-27 Bracchi Srl A Socio Unico Attrezzo adattatore per mandrino autocentrante di tornio automatico

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