JP2002126887A - ワーク歪み補正方法およびレーザドリル装置 - Google Patents

ワーク歪み補正方法およびレーザドリル装置

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JP2002126887A
JP2002126887A JP2000322905A JP2000322905A JP2002126887A JP 2002126887 A JP2002126887 A JP 2002126887A JP 2000322905 A JP2000322905 A JP 2000322905A JP 2000322905 A JP2000322905 A JP 2000322905A JP 2002126887 A JP2002126887 A JP 2002126887A
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Katsuichi Ukita
克一 浮田
Kenji Kawazoe
健治 川添
Hideaki Nagatoshi
英昭 永利
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の位置の4つのマーク位置測定を行いワ
ークの配置やワークの歪み補正を行う。 【解決手段】 加工テーブル上に配置するワークのアラ
イメントマーク位置をX軸およびY軸を有する座標で認
識する際、ワーク上に任意に配置される4つのアライメ
ントマーク位置を測定し、この測定した座標をもとに各
辺が加工テーブルのX軸あるいはY軸に平行でアライメ
ントマーク位置を含む任意大きさの長方形の頂点、ある
いは各辺がX軸およびY軸と角度を持ちアライメントマ
ーク位置を含む任意の大きさの長方形の頂点の位置のず
れ量を求め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位
置の補正量を求めて、この補正量によりワークの加工位
置を補正する。これによりワーク上に設定するマーク位
置に制限を受けることなく、任意にマーク位置を設定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ光を用い
て樹脂に穴開け加工を行うレーザ穴あけ装置のワーク歪
み補正方法およびレーザドリル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークの配置やワークの歪みを補
正する場合、図7のようにワークの伸縮とワークをテー
ブル上に設置した時のワークの座標と、ワークの座標の
傾きを測定して、回転および伸縮補正を行っていた。ワ
ークが回転して配置されており、ワーク自体はX、Y方
向にそれぞれ伸縮するものとしている。マーク1を基準
として、マーク1とマーク2からX方向の伸縮率と回転
量をもとめる。またマーク1とマーク3からY方向の伸
縮率と回転量をもとめる。回転量は先の2つの平均をと
りワークの回転量とする。
【0003】マーク1の位置を基準点として、回転量を
θ、X方向伸び率をα、Y方向の伸び率をβとして
(A,B)の求める座標は次の式となる。
【0004】 X=cosθ*A*α−sinθ*B*β …(式1) Y=sinθ*A*α+cosθ*B*β …(式2) ワーク上の穴位置の補正はマーク1を基準点として次の
式となる。
【0005】なお、2点のマークによる補正を行う場合
は、上記においてマーク1とマーク2からの回転量とX
方向の伸縮率αとY方向の伸縮率βが同じものとして計
算する。
【0006】また、図8のように4点のマークからワー
クの平面的なひずみを補正す場合には、長方形の頂点に
4つのマークを利用して、以下のようにそのずれ量をも
とに四隅のずれ量から荷重平均をもとめて各穴の歪み量
を計算し補正していた。
【0007】マーク1からマーク2のずれ量をそれぞれ
(a1,b1),(a2,b2),(a3,b3),
(a4,b4)として、マーク1を基準点としたA,B
の補正量は次のようにあらわされる。
【0008】 X=((Dx-A)*B*a1+A* B*a2+ (Dx-A)* (Dy-B)*a3 + A*(Dy-B)*a4)/Dx/Dy …(式3) Y=((Dx-A)*B*b1+A* B*b2+ (Dx-A)* (Dy-B)*b3 + A*(Dy-B)*b4)/Dx/Dy …(式4) なお、Dxはマーク1とマーク2、あるいはマーク3と
マーク4のX方向の距離、Dyはマーク1とマーク3、
あるいは、マーク2とマーク4のY方向の距離である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、 (1)2点の場合は、X,Y方向の伸縮率が同じ伸縮、
回転補正 (2)3点の場合は、X Y方向の伸縮率を個別にした
伸縮、回転補正 (3)4点の場合は、マーク位置を、各辺がテーブルの
X,Y方向に平行長方形の頂点にマークを配置した平面
的歪み補正 とマークの数で補正方法が異なり、また4点のマークを
使用する場合、マークの位置の制限事項があった。
【0010】したがって、この発明の目的は、上記従来
の課題を解決し、任意の位置の4つのマーク位置測定を
行いワークの配置やワークの歪み補正を行うことがで
き、またマークの数が2〜4のすべて場合において、1
つの補正方法で加工時の歪み補正を行えるワーク歪み補
正方法およびレーザドリル装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の請求項1記載のワーク歪み補正方法は、加
工テーブル上に配置するワークのアライメントマーク位
置をX軸およびY軸を有する座標で認識する際、ワーク
上に任意に配置される4つのアライメントマーク位置を
測定し、その座標をもとに各辺が前記加工テーブルのX
軸およびY軸に平行で前記アライメントマーク位置を含
む長方形の頂点の位置のずれ量を求め、このずれ量をも
とに、ワーク内の任意の位置の補正量を求めて、この補
正量によりワークの加工位置を補正する。
【0012】このように、ワーク上に任意に配置される
4つのアライメントマーク位置を測定し、その座標をも
とに各辺が加工テーブルのX軸あるいはY軸に平行でア
ライメントマーク位置を含む長方形の頂点のずれ量を求
め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補正
量を求めて、この補正量によりワークの加工位置を補正
するので、ワークのテーブル上への配置位置およびワー
クの歪みを補正し、目的位置に精度良く加工を行うこと
ができる。この際、ワーク上に設定するマーク位置に制
限を受けることなく、任意にマーク位置を設定できる。
【0013】請求項2記載のワーク歪み補正方法は、加
工テーブル上に配置するワークのアライメントマーク位
置をX軸およびY軸を有する座標で認識する際、ワーク
上に任意に配置される4つのアライメントマーク位置を
測定し、その座標をもとに各辺がX軸およびY軸と角度
を持ち前記アライメントマーク位置を含む長方形の頂点
の位置のずれ量を求め、このずれ量をもとに、ワーク内
の任意の位置の補正量を求めて、この補正量によりワー
クの加工位置を補正する。
【0014】このように、各辺がX軸およびY軸と角度
を持ちアライメントマーク位置を含む長方形の頂点の位
置のずれ量を求めると、マーク間のX方向、Y方向の差
分が少ない場合でも多くすることができ、補正量の誤差
が少なくなる。
【0015】請求項3記載のワーク歪み補正方法は、請
求項1または2において、ワーク上に任意に配置される
アライメントマークが3点であったときに、測定される
3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称とな
る位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいる
と仮定して4点目位置のずれ量を求めることで、4つの
アライメントマーク位置の座標とする。このように、マ
ークが3点の場合においても、4点の場合と同様にワー
クのテーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正
することができる。
【0016】請求項4記載のワーク歪み補正方法は、請
求項1または2において、ワーク上に任意に配置される
アライメントマークが2点であったときに、測定される
2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の位
置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、か
つワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定
して3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4つ
のアライメントマーク位置の座標とする。このように、
マークが2点の場合においても、4点の場合と同様にワ
ークのテーブル上への配置位置およびワークの歪みを補
正することができる。
【0017】請求項5記載のワーク歪み補正方法は、請
求項1または2において、4つのアライメントマークの
うち3点のアライメントマークだけを認識したときに、
測定される3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点
と対称となる位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に
歪んでいると仮定して4点目位置のずれ量を求め、2点
のアライメントマークだけを認識したときに、測定され
る2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の
位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、
かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮
定して3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4
つのアライメントマーク位置の座標とする。
【0018】このように、2〜4点のマークで請求項
3,4と同様の補正方法を使用できるため、4点のうち
3点、あるいは2点しかマークが見えない場合でも、ワ
ークのテーブル上へ配置位置およびワークの歪みを補正
することができる。
【0019】請求項6記載のレーザドリル装置は、レー
ザ光を用いてワークに穴開け加工を行うレーザドリル装
置であって、ワークを載せる加工テーブルと、レーザ発
振器およびその光学系と、レーザ光を走査するガルバノ
スキャナと、加工テーブル上に配置するアライメントマ
ーク位置をX軸およびY軸を有する座標で認識するため
のアライメントマーク認識装置とを備え、ワーク上に任
意に配置される4つのアライメントマーク位置を前記ア
ライメントマーク認識装置で測定することで、その座標
をもとに各辺が前記加工テーブルのX軸あるいはY軸に
平行で前記アライメントマーク位置を含む長方形の頂点
の位置のずれ量を求め、このずれ量をもとに、ワーク内
の任意の位置の補正量を求めて、この補正量により前記
加工テーブルとガルバノスキャナ走査位置を補正し加工
するようにした。
【0020】このように、ワーク上に任意に配置される
4つのアライメントマーク位置をアライメントマーク認
識装置で測定することで、その座標をもとに各辺が加工
テーブルのX軸およびY軸に平行でアライメントマーク
位置を含む長方形の頂点の位置のずれ量を求め、このず
れ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補正量を求め
て、この補正量により加工テーブルとガルバノスキャナ
走査位置を補正し加工することで、ワーク配置時の位置
や傾き、およびワーク自体の歪みに合わせて目的位置に
精度良くレーザによる穴開け加工を行うことが可能にな
る。この際、ワーク上に設定するマーク位置に制限を受
けることなく、任意にマーク位置を設定できる。
【0021】請求項7記載のレーザドリル装置は、レー
ザ光を用いてワークに穴開け加工を行うレーザドリル装
置であって、ワークを載せる加工テーブルと、レーザ発
振器およびその光学系と、レーザ光を走査するガルバノ
スキャナと、加工テーブル上に配置するアライメントマ
ーク位置をX軸およびY軸を有する座標で認識するため
のアライメントマーク認識装置とを備え、ワーク上に任
意に配置される4つのアライメントマーク位置を前記ア
ライメントマーク認識装置で測定することで、その座標
をもとに各辺がX軸およびY軸と角度を持ち前記アライ
メントマーク位置を含む長方形の頂点の位置のずれ量を
求め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補
正量を求めて、この補正量により前記加工テーブルとガ
ルバノスキャナ走査位置を補正し加工するようにした。
【0022】このように、各辺がX軸およびY軸と角度
を持ちアライメントマーク位置を含む長方形の頂点の位
置のずれ量を求めると、マーク間のX方向、Y方向の差
分が少ない場合でも多くすることができ、補正量の誤差
が少なくなる。
【0023】請求項8記載のレーザドリル装置は、請求
項6または7において、ワーク上に任意に配置されるア
ライメントマークが3点であったときに、測定される3
点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称となる
位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいると
仮定して4点目位置のずれ量を求めることで、4つのア
ライメントマーク位置の座標とする。このように、マー
クが3点の場合においても、4点の場合と同様にワーク
のテーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正
し、目的位置に精度良くレーザによる穴開け加工を行う
ことが可能になる。
【0024】請求項9記載のレーザドリル装置は、請求
項6または7において、ワーク上に任意に配置されるア
ライメントマークが2点であったときに、測定される2
点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置
を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつ
ワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定し
て3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4つの
アライメントマーク位置の座標とする。このように、マ
ークが2点の場合においても、4点の場合と同様にワー
クのテーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正
し、目的位置に精度良くレーザによる穴開け加工を行う
ことが可能になる。
【0025】請求項10記載のレーザドリル装置は、請
求項6または7において、4つのアライメントマークの
うち3点のアライメントマークだけを認識したときに、
測定される3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点
と対称となる位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に
歪んでいると仮定して4点目位置のずれ量を求め、2点
のアライメントマークだけを認識したときに、測定され
る2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の
位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、
かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮
定して3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4
つのアライメントマーク位置の座標とする。
【0026】このように、2〜4点のマークで請求項
6,7と同様の補正ができるため、4点のうち3点、あ
るいは2点しかマークが見えない場合でも、ワークのテ
ーブル上へ配置位置およびワークの歪みを補正し、目的
位置にレーザによる穴開け加工を行うことが可能にな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図3に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の
実施の形態のワーク歪みの補正方法を示す説明図であ
る。
【0028】レーザ光を用いて樹脂等のワークに穴開け
加工を行うレーザドリル装置は、ワークを載せる加工テ
ーブルと、レーザ発振器およびその光学系と、レーザ光
を走査するガルバノスキャナと、加工テーブル上に配置
するアライメントマーク位置をX軸およびY軸を有する
座標で認識するためのアライメントマーク認識装置とを
備え、図1に示すワーク歪み補正方法を用いて構成され
ている。すなわち、ワーク上に任意に配置される4つの
アライメントマーク位置をアライメントマーク認識装置
で測定することで、その座標をもとに各辺が加工テーブ
ルのX軸あるいはY軸に平行な辺を有しアライメントマ
ーク位置を含む任意の大きさの長方形の頂点の位置のず
れ量を求め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位
置の補正量を求めて、この補正量により加工テーブルと
ガルバノスキャナ走査位置を補正し加工する。
【0029】マーク1を基準としたマーク1からマーク
4の指令座標をそれぞれ(A1,B1),(A2,B
2),(A3,B3),(A4,B4)また、マーク1
からマーク4の測定座標を(C1,D1),(C2,D
2),(C3,D3),(C4,D4)とし、ワーク上
に各辺がテーブルのX軸あるいはY軸と平行な任意の大
きさの長方形をp1ane1とし、その頂点をそれぞれ
(a1,b1),(a2,b2),(a3,b3),
(a4,b4)とすると、従来の例で説明した、式3、
式4からX軸に関しては、 C1 =((Dx-A1)* B1*a1+ A1*B1*a2+(Dx-A1)*(Dy-B1)*a3 + A1* (Dy-B1)*a4)/ Dx/Dy …(式5) C2 =((Dx-A2)* B2*a1+ A2*B2*a2+(Dx-A2)*(Dy-B2)*a3 + A2* (Dy-B2)*a4)/ Dx/Dy …(式6) C3 =((Dx-A3)* B3*a1+ A3*B3*a2+(Dx-A3)*(Dy-B3)*a3 + A3* (Dy-B3)*a4)/ Dx/Dy …(式7) C4 =((Dx-A4)* B4*a1+ A4*B4*a2+(Dx-A4)*(Dy-B4)*a3 + A4* (Dy-B4)*a4)/ Dx/Dy …(式8) Y軸に関しては、 D1 =((Dx-A1)* B1*b1+ A1*B1*b2+(Dx-A1)*(Dy-B1)*b3 +A1* (Dy-B1)*b4)/ Dx/Dy …(式9) D2 =((Dx-A2)* B2*b1+ A2*B2*b2+(Dx-A2)*(Dy-B2)*b3 +A2* (Dy-B2)*b4)/ Dx/Dy …(式10) D3 =((Dx-A3)* B3*b1+ A3*B3*b2+(Dx-A3)*(Dy-B3)*b3 +A3* (Dy-B3)*b4)/ Dx/Dy …(式11) D4 =((Dx-A4)* B4*b1+ A4*B4*b2+(Dx-A4)*(Dy-B4)*b3 +A4* (Dy-B4)*b4)/ Dx/Dy …(式12) ここでDx=A2−A1、Dy=A3−A1である。
【0030】式5から式8の4式をa1,a2,a3,
a4の四元一次方程式、また同様に式9から式12の4
式をb1,b2,b3,b4の四元一次方程式として解
くことで、plane1の四隅のずれ量を求めることが
できる。
【0031】求まった、長方形の頂点の四隅のずれ量
を、式3,4の従来の平面的な補正方法に適用すること
で、ワーク内の任意の位置の補正量を求めることができ
る。
【0032】図2はこの発明の第2の実施の形態の補正
方法を示す説明図、図3は補正誤差量が多くなる場合の
補正説明図である。
【0033】図2に示すように、ワーク上に任意に配置
される4つのアライメントマーク位置をアライメントマ
ーク認識装置で測定することで、その座標をもとに各辺
がX軸およびY軸と角度を持ちアライメントマーク位置
を含む任意の大きさの長方形の頂点の位置のずれ量を求
め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補正
量を求めて、この補正量により加工テーブルとガルバノ
スキャナ走査位置を補正し加工する。
【0034】処理は図1で説明した内容と同じである
が、マーク1を基準としたマーク1からマーク4の指令
座標(A1,B1),(A2,B2),(A3,B
3),(A4,B4)また、マーク1からマーク4の測
定座標(C1,D1),(C2,D2),(C3,D
3),(C4,D4)が、ワーク上に各辺がテーブルの
X軸あるいはY軸と角度θ傾いた平面上の座標であると
し、その傾いた長方形をplane2とし、その頂点を
それぞれ(a1,b1),(a2,b2),(a3,b
3),(a4,b4)として、a1からa4、b1から
b4を求めるものである。補正も図1の説明と同様に式
3、式4から従来の平面的な補正方法をで補正量を求め
た後、θ分の回転をかけることになる。この方法は、図
1において、図3のように、マーク1とマーク4のX方
向の差分が少ない場合、また、マーク2とマーク3のY
方向の差分が少ない場合に、それぞれの補正量の誤差が
多くなる場合があるが、そのような場合に使用する。
【0035】この発明の第3の実施の形態を図4に基づ
いて説明する。図4はこの発明の第3の実施の形態のワ
ーク歪みの補正方法を示す説明図である。
【0036】図4に示すように、第1および2の実施の
形態において、ワーク上に任意に配置されるアライメン
トマークが3点であったときに、測定される3点のうち
2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称となる位置を4
点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいると仮定して
4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメン
トマーク位置の座標とする。この場合、4点目は、マー
ク2とマーク3の中点がマーク1と推定する4点目の中
となる位置とし、ワークか平行四辺形に歪んでいるもの
と仮定して、マーク2(A2,B2)とマーク3(A
3,B3)の中点(Cx,Cy)のずれを式13,14
によりもとめる。
【0037】 Cx=(A2+A3)/2 …(式13) Cy=(B2+B3)/2 …(式14) つぎに、マーク4のずれ量を次式15、16として求
め、 A4=A1+(Cx−A1)*2 …(式15) B4=B1+(Cy−B1)*2 …(式16) 実測したマーク1からマーク3のずれ量(A1,B
1),(A2,B2),(A3,B3)と求まったマー
ク4のずれ量(A4,B4)を使用して、図1あるいは
図2で説明した方法によって4点のずれ量として補正処
理を行う。
【0038】この発明の第4の実施の形態を図5に基づ
いて説明する。図5はこの発明の第4の実施の形態のワ
ーク歪みの補正方法を示す説明図である。
【0039】図5に示すように、第1および2の実施の
形態において、ワーク上に任意に配置されるアライメン
トマークが2点であったときに、測定される2点を結ぶ
線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置を3点目
と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつワークは
X,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定して3点目
と4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメ
ントマーク位置の座標とする。この場合、3点目と、4
点目のマークずれ量は、3点目と4点目のマークが1点
目と2点目のマークの中点を中心に90度回転した位置
とし、ワークのひずみはX方向、Y方向にそれそれ同じ
比率αで伸縮しているものと仮定して、次の式17から
式20で求められる。
【0040】 A3=(A1+A2)/2+(B1+B2)/2*α …(式17) B3=−(B1+B2)/2+(A1+B2)/2*α …(式18) A4=(A1+A2)/2−(B1+B2)/2*α …(式19) B4=(B1+B2)/2+(A1+B2)/2*α …(式20) なお、αは、マーク1とマーク2間の指定位置と測定位
置の距離の比率から求められる。
【0041】以降は、実測したマーク1とマーク2のず
れ量(A1,B1),(A2,B2)と求まったマーク
3,4のずれ量(A3,B3),(A4,B4)を使用
して、図3あるいは図4で説明した方法によって4点の
ずれ量として補正処理を行う。
【0042】この発明の第5の実施の形態を図6に基づ
いて説明する。図6はこの発明の第5の実施の形態のワ
ーク歪みの補正方法を示すフローチャートであり、第1
および2の実施の形態において、4つのマークの内3点
のマークしか認識が出来なかった場合、4点の内2点の
マークしか認識できなかった場合、および3点のマーク
の内2点のマークしか認識できなかった場合の補正処理
の流れを示す。
【0043】図6に示すように、4つのアライメントマ
ークのうち3点のアライメントマークだけを認識したと
きに、測定される3点のうち2点を結ぶ線分に関して他
の1点と対称となる位置を4点目とし、ワークが平行四
辺形に歪んでいると仮定して4点目位置のずれ量を求
め、2点のアライメントマークだけを認識したときに、
測定される2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転し
た2点の位置を3点目と4点目とし、ワークが回転して
おかれ、かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮して
いると仮定して3点目と4点目位置のずれ量を求めるこ
とで、4つのアライメントマーク位置の座標とする。
【0044】この場合、最初に指定されたマーク数マー
ク位置の認識を行い、実際のマーク位置を求める。認識
できた場合には、認識マーク数をカウントアップする。
次に、認識マーク数が3点であった場合には、図4で説
明した方法で、4点目のずれ量を推定する。認識マーク
数が2点であった場合は、図5で説明した方法で、3点
目と4点目のずれ量を推定する。次に、求まった4点の
ずれ量をもとに、図1あるいは図2で説明した方法によ
ってワークの配置とワークの歪み補正を行う。
【0045】
【発明の効果】この発明の請求項1記載のワーク歪み補
正方法によれば、ワーク上に任意に配置される4つのア
ライメントマーク位置を測定し、この座標をもとに各辺
が加工テーブルのX軸あるいはY軸に平行でアライメン
トマーク位置を含む長方形の頂点のずれ量を求め、この
ずれ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補正量を求め
て、この補正量によりワークの加工位置を補正するの
で、ワークのテーブル上への配置位置およびワークの歪
みを補正し、目的位置に精度良く加工を行うことができ
る。この際、ワーク上に設定するマーク位置に制限を受
けることなく、任意にマーク位置を設定できる。
【0046】この発明の請求項2記載のワーク歪み補正
方法によれば、各辺がX軸およびY軸と角度を持ちアラ
イメントマーク位置を含む長方形の頂点の位置のずれ量
を求めると、マーク間のX方向、Y方向の差分が少ない
場合でも多くすることができ、補正量の誤差が少なくな
る。
【0047】請求項3では、ワーク上に任意に配置され
るアライメントマークが3点であったときに、測定され
る3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称と
なる位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでい
ると仮定して4点目位置のずれ量を求めることで、4つ
のアライメントマーク位置の座標とするので、マークが
3点の場合においても、4点の場合と同様にワークのテ
ーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正するこ
とができる。
【0048】請求項4では、ワーク上に任意に配置され
るアライメントマークが2点であったときに、測定され
る2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の
位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、
かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮
定して3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4
つのアライメントマーク位置の座標とするので、マーク
が2点の場合においても、4点の場合と同様にワークの
テーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正する
ことができる。
【0049】請求項5では、4つのアライメントマーク
のうち3点のアライメントマークだけを認識したとき
に、測定される3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の
1点と対称となる位置を4点目とし、ワークが平行四辺
形に歪んでいると仮定して4点目位置のずれ量を求め、
2点のアライメントマークだけを認識したときに、測定
される2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2
点の位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておか
れ、かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮している
と仮定して3点目と4点目位置のずれ量を求めること
で、4つのアライメントマーク位置の座標とするので、
2〜4点のマークで請求項3,4と同様の補正方法を使
用できる。このため、4点のうち3点、あるいは2点し
かマークが見えない場合でも、認識できなかったマーク
を無視して残りのマークで最適なワークのテーブル上へ
配置位置とワークの歪みを補正することができる。
【0050】この発明の請求項6記載のレーザドリル装
置によれば、ワーク上に任意に配置される4つのアライ
メントマーク位置をアライメントマーク認識装置で測定
することで、その座標をもとに各辺が加工テーブルのX
軸およびY軸に平行でアライメントマーク位置を含む長
方形の頂点の位置のずれ量を求め、このずれ量をもと
に、ワーク内の任意の位置の補正量を求めて、この補正
量により加工テーブルとガルバノスキャナ走査位置を補
正し加工することで、ワーク配置時の位置や傾き、およ
びワーク自体の歪みに合わせて目的位置に精度良くレー
ザによる穴開け加工を行うことが可能になる。この際、
ワーク上に設定するマーク位置に制限を受けることな
く、任意にマーク位置を設定できる。
【0051】この発明の請求項7記載のレーザドリル装
置によれば、各辺がX軸およびY軸と角度を持ちアライ
メントマーク位置を含む長方形の頂点の位置のずれ量を
求めると、マーク間のX方向、Y方向の差分が少ない場
合でも多くすることができ、補正量の誤差が少なくな
る。
【0052】請求項8では、ワーク上に任意に配置され
るアライメントマークが3点であったときに、測定され
る3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称と
なる位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでい
ると仮定して4点目位置のずれ量を求めることで、4つ
のアライメントマーク位置の座標とするので、マークが
3点の場合においても、4点の場合と同様にワークのテ
ーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正し、目
的位置に精度良くレーザによる穴開け加工を行うことが
可能になる。
【0053】請求項9では、ワーク上に任意に配置され
るアライメントマークが2点であったときに、測定され
る2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の
位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、
かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮
定して3点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4
つのアライメントマーク位置の座標とするので、マーク
が2点の場合においても、4点の場合と同様にワークの
テーブル上への配置位置およびワークの歪みを補正し、
目的位置に精度良くレーザによる穴開け加工を行うこと
が可能になる。
【0054】請求項10では、4つのアライメントマー
クのうち3点のアライメントマークだけを認識したとき
に、測定される3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の
1点と対称となる位置を4点目とし、ワークが平行四辺
形に歪んでいると仮定して4点目位置のずれ量を求め、
2点のアライメントマークだけを認識したときに、測定
される2点を結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2
点の位置を3点目と4点目とし、ワークが回転しておか
れ、かつワークはX,Y方向に同じ比率で伸縮している
と仮定して3点目と4点目位置のずれ量を求めること
で、4つのアライメントマーク位置の座標とするので、
2〜4点のマークで請求項6,7と同様の補正ができ
る。このため、4点のうち3点、あるいは2点しかマー
クが見えない場合でも、認識できなかったマークを無視
して残りのマークで最適なワークのテーブル上へ配置位
置とワークの歪みを補正し、目的位置にレーザによる穴
開け加工を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の補正方法を示す
説明図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態の補正方法を示す
説明図である。
【図3】補正誤差量が多くなる場合の補正説明図であ
る。
【図4】この発明の第3の実施の形態のワーク歪みの補
正方法を示す説明図である。
【図5】この発明の第4の実施の形態のワーク歪みの補
正方法を示す説明図である。
【図6】この発明の第5の実施の形態のワーク歪みの補
正方法を示すフローチャートである。
【図7】従来の回転伸縮補正の説明図である。
【図8】従来の平面的歪み補正の説明図である。
【符号の説明】
1 マーク1 2 マーク2 3 マーク3 4 マーク4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永利 英昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3C001 KA01 KB02 KB10 TA02 TB01 TC06 TC09 4E068 AF00 CA09 CA14 CC02 DA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工テーブル上に配置するワークのアラ
    イメントマーク位置をX軸およびY軸を有する座標で認
    識する際、ワーク上に任意に配置される4つのアライメ
    ントマーク位置を測定し、その座標をもとに各辺が前記
    加工テーブルのX軸およびY軸に平行で前記アライメン
    トマーク位置を含む長方形の頂点の位置のずれ量を求
    め、このずれ量をもとに、ワーク内の任意の位置の補正
    量を求めて、この補正量によりワークの加工位置を補正
    することを特徴とするワーク歪み補正方法。
  2. 【請求項2】 加工テーブル上に配置するワークのアラ
    イメントマーク位置をX軸およびY軸を有する座標で認
    識する際、ワーク上に任意に配置される4つのアライメ
    ントマーク位置を測定し、その座標をもとに各辺がX軸
    およびY軸と角度を持ち前記アライメントマーク位置を
    含む長方形の頂点の位置のずれ量を求め、このずれ量を
    もとに、ワーク内の任意の位置の補正量を求めて、この
    補正量によりワークの加工位置を補正することを特徴と
    するワーク歪み補正方法。
  3. 【請求項3】 ワーク上に任意に配置されるアライメン
    トマークが3点であったときに、測定される3点のうち
    2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称となる位置を4
    点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいると仮定して
    4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメン
    トマーク位置の座標とする請求項1または2記載のワー
    ク歪み補正方法。
  4. 【請求項4】 ワーク上に任意に配置されるアライメン
    トマークが2点であったときに、測定される2点を結ぶ
    線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置を3点目
    と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつワークは
    X,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定して3点目
    と4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメ
    ントマーク位置の座標とする請求項1または2記載のワ
    ーク歪み補正方法。
  5. 【請求項5】 4つのアライメントマークのうち3点の
    アライメントマークだけを認識したときに、測定される
    3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称とな
    る位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいる
    と仮定して4点目位置のずれ量を求め、2点のアライメ
    ントマークだけを認識したときに、測定される2点を結
    ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置を3点
    目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつワーク
    はX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定して3点
    目と4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライ
    メントマーク位置の座標とする請求項1記載のワーク歪
    み補正方法。
  6. 【請求項6】 レーザ光を用いてワークに穴開け加工を
    行うレーザドリル装置であって、ワークを載せる加工テ
    ーブルと、レーザ発振器およびその光学系と、レーザ光
    を走査するガルバノスキャナと、加工テーブル上に配置
    するアライメントマーク位置をX軸およびY軸を有する
    座標で認識するためのアライメントマーク認識装置とを
    備え、ワーク上に任意に配置される4つのアライメント
    マーク位置を前記アライメントマーク認識装置で測定す
    ることで、その座標をもとに各辺が前記加工テーブルの
    X軸あるいはY軸に平行で前記アライメントマーク位置
    を含む長方形の頂点の位置のずれ量を求め、このずれ量
    をもとに、ワーク内の任意の位置の補正量を求めて、こ
    の補正量により前記加工テーブルとガルバノスキャナ走
    査位置を補正し加工するようにしたことを特徴とするレ
    ーザドリル装置。
  7. 【請求項7】 レーザ光を用いてワークに穴開け加工を
    行うレーザドリル装置であって、ワークを載せる加工テ
    ーブルと、レーザ発振器およびその光学系と、レーザ光
    を走査するガルバノスキャナと、加工テーブル上に配置
    するアライメントマーク位置をX軸およびY軸を有する
    座標で認識するためのアライメントマーク認識装置とを
    備え、ワーク上に任意に配置される4つのアライメント
    マーク位置を前記アライメントマーク認識装置で測定す
    ることで、その座標をもとに各辺がX軸およびY軸と角
    度を持ち前記アライメントマーク位置を含む長方形の頂
    点の位置のずれ量を求め、このずれ量をもとに、ワーク
    内の任意の位置の補正量を求めて、この補正量により前
    記加工テーブルとガルバノスキャナ走査位置を補正し加
    工するようにしたことを特徴とするレーザドリル装置。
  8. 【請求項8】 ワーク上に任意に配置されるアライメン
    トマークが3点であったときに、測定される3点のうち
    2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称となる位置を4
    点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでいると仮定して
    4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメン
    トマーク位置の座標とする請求項6または7記載のレー
    ザドリル装置。
  9. 【請求項9】 ワーク上に任意に配置されるアライメン
    トマークが2点であったときに、測定される2点を結ぶ
    線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置を3点目
    と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつワークは
    X,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定して3点目
    と4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアライメ
    ントマーク位置の座標とする請求項6または7記載のレ
    ーザドリル装置。
  10. 【請求項10】 4つのアライメントマークのうち3点
    のアライメントマークだけを認識したときに、測定され
    る3点のうち2点を結ぶ線分に関して他の1点と対称と
    なる位置を4点目とし、ワークが平行四辺形に歪んでい
    ると仮定して4点目位置のずれ量を求め、2点のアライ
    メントマークだけを認識したときに、測定される2点を
    結ぶ線分の中点を中心に直角に回転した2点の位置を3
    点目と4点目とし、ワークが回転しておかれ、かつワー
    クはX,Y方向に同じ比率で伸縮していると仮定して3
    点目と4点目位置のずれ量を求めることで、4つのアラ
    イメントマーク位置の座標とする請求項6または7記載
    のレーザドリル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116000489A (zh) * 2022-12-28 2023-04-25 北京星航机电装备有限公司 端面异形零件基准找正方法

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