JP2002126306A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002126306A
JP2002126306A JP2000328822A JP2000328822A JP2002126306A JP 2002126306 A JP2002126306 A JP 2002126306A JP 2000328822 A JP2000328822 A JP 2000328822A JP 2000328822 A JP2000328822 A JP 2000328822A JP 2002126306 A JP2002126306 A JP 2002126306A
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JP2000328822A
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English (en)
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Susumu Usami
進 宇佐美
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Hachiken Denshi KK
Original Assignee
Hachiken Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機における賞球の払出を正しく行う
こと。 【解決手段】 主基板27にはバックアップ機能(バッ
クアップ電源27dとNMIプログラム)を備えるが、
賞球制御基板26には同機能を備えないので、電源断が
あって復電した際に主基板27と賞球制御基板26のデ
ータの差違という問題は本質的に発生せず、コマンド送
信ルールでの細かい取り決めは無用であるとともに、静
電気ノイズ、電波ノイズなどで賞球制御基板26がリセ
ットされてデータが失われる事態となっても主基板27
側のデータで正常に作動を続けることができ、ノイズに
対する耐性がきわめて強くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の技術
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の賞球払出しは、古くは機械
式、近年では電気、電子式が主流であり、ごく最近では
停電事故のときでさえ正しい個数の払出しの保証をさせ
うる研究が進められている。具体的には図1に基本構成
を示す方式等が検討されている。
【0003】その概要は、遊技盤面上の複数の入賞セン
サで入賞が検出されると主基板27’に納められている
マイクロプロセッサ(CPU)27’aはROM27’
b、RAM27’cと協調し、払い出すべき総数を記憶
する(例えば10個払出の入賞口に1個、15個払出の
入賞口に1個なら、、10+15=25個を記憶す
る。)。また、入賞を検知した時点ごとに、主基板2
7’は賞球制御基板26’に「払い出すべき数を意味す
るコマンドを送出する(本事例では、まず10個が指示
され、次に入賞のタイミングで15個がコマンドとして
指示される。)。コマンドを受信した賞球制御基板2
6’はコマンドを受けると同時にマイクロプロセッサ
(CPU)26’aがROM26’b、RAM26’c
と協調し、払い出すべき総数を記憶する。その一方で賞
球制御基板26’は賞球払出ユニット9’を作動させ賞
球の払出を開始する。賞球払出ユニット9’内には1個
1個の払出を制御する制御センサと払い出された球の数
を主基板27’及び賞球制御基板26’に知らせる計数
センサがある。
【0004】計数センサからの信号は1個ごとに主基板
27’に記憶された払い出すべき総数=要払出総数記憶
を1個ずつ減算するとともに、賞球制御基板26’の払
い出すべき総数の記憶=要払出総数記憶をも1個ずつ減
算する。すなわち、双方の要払出総数記憶が”0”にな
るように作動する。
【0005】遊技盤面の入賞センサからの入賞頻度が少
ないときは、例えば10個払出が終わり、15個払出が
終わる、という区切りがついた動作をするが、大当たり
状態のように一度に多くの入賞が続くと、賞球払出ユニ
ット9’の動作が遅いために両基板26’、27’の要
払出総数記憶は大きな値となっている。
【0006】ここで停電事故が発生したと仮定する。主
基板27’及び賞球制御基板26’を停電事故が修復し
た後に正しく復帰させるためには、双方は同時に停電予
告信号(NMI:ノンマスカブルインターラプト信号)
を受ける必要がある。よって、電源基板44’上に設け
られた同一の信号を分岐して用いている。その動作手順
は以下の通りである。
【0007】電源基板44’は内部にコンデンサを含む
ため、停電発生の瞬間に各種出力電源が0ボルトになる
わけではない。制御信号発生部は、計数センサ、入賞セ
ンサ等の検出器が正しく動作しうる、下限の電圧に低下
する時点より所定の時間前に停電発生を知らせるNMI
を発生し、両基板27’、26’に出力する。両基板2
7’、26’はNMIを受け付けるとNMIプログラム
を実行する。その主たる動作は、現在のプログラムカウ
ンターの値を含めたレジスタ、RAMのデータを電源電
圧が断になった後もバックアップ用電源で保護、保存し
て、復電後に保存したプログラムカウンターの次から実
行させ、あたかも停電がなかったごとく作動させること
である。
【0008】ただし、パチンコ機では停電の瞬間に賞球
払出ユニット9’から払い出された球が落下中であった
という場合も考えられ、1個でも間違わない制御のため
には1個の球が落下するに必要な時間の間は落下の有無
を監視する必要が生じる。この時間が前述した所定の時
間であり、その時間の後、NMIプログラムは閉ループ
を実行し動作を終了する。
【0009】その時間より後に、制御信号発生部は両基
板27’、26’のリセット信号(RES)を発生し、
両基板27’、26’はこれにより動作を停止する。停
電事故が直り復電すれば、両基板27’、26’のリセ
ットが解除され、正しい動作、正しい払出が再開され
る。
【0010】停電事故はコマンド送信中のきわめて短い
時間にも発生しうる。コマンド送信は双方向通信での確
認が禁止されているとともに繰り返し送信も禁止されて
いるため、停電瞬間時の通信内容の保証にはきわめて特
殊かつ高度な技術が必要となる。
【0011】図1の構成のパチンコ機は、停電事故に対
して、まずNMI信号が発生しデータをバックアップし
終わって、その後にRES信号が発生しCPU27’
a、26’aの動作を終了させる。又、主基板27’、
賞球制御基板26’に対して同一の制御信号を分岐して
与えているので、タイミングのズレが生じず正しく動作
する、という考えに基づいて成り立っている。 [問題1]しかし、ここに問題が残る。
【0012】主基板27’、賞球制御基板26’及び電
源基板44’は各々別の基板であり、稼働時に何万ボル
トという高電圧の静電気が発生しうるパチンコ機におい
ては制御信号(NMI、RES)にノイズが乗るという
問題である。例えばNMIを受信していないのに、すな
わちデータのバックアップ動作をしていないのに、RE
S信号を賞球制御基板26’のCPU26’aのみが受
けるという場合がある。これによってリセットされれば
RAM26’cに蓄積されている要払出総数記憶が消滅
してしまう危険がある。RAMは一般に電源が断になら
ない限り保持する性質(保証はされていないが)がある
ため、ソフトウエア技術でNMIが入る前にRESが入
った場合はRAMの記憶が消滅しないように工夫する手
段は残っているが、リセット受付後、CPU26’aの
動作を再設定するまでは他の仕事(例えば入力を受け付
ける等)は実施できない。すなわち、その時間帯に主基
板27’から賞球制御基板26に’例えば15個の払出
を指示するコマンドが出されていたとすると、その受信
は不可能であり主基板27’の要払出総数記憶と賞球制
御基板26’の要払出総数記憶とに差異が発生するとい
う問題がある。
【0013】この問題は上記例に限らず、主基板27’
側のRESまたはNMIのみがノイズで作動したり、賞
球制御基板26’側NMIのみがノイズで作動したとき
にも発生する。すなわち、同一の制御信号を分岐したも
のは同一だという前提が高電圧のノイズとか電波を受け
たときには崩れるということであり、重要な問題であ
る。 [問題2]次に、図1においては図示を省略している
が、遊技盤の入賞口から入賞した入賞球は、入賞センサ
で検知され主基板27’に情報を伝達することで役目を
果たし終わったので、裏機構盤を通り機外に排出されて
しまう構成となっている点である。
【0014】例えば夜間などに侵入した不正遊技者によ
って入賞センサが電波に感応しやすい不正品に取り替え
られていたとすると、電波で入賞センサを反応させて、
入賞球が無いにもかかわらず、入賞が有ったがごとく払
出をさせることができることは明らかである。
【0015】勿論、パチンコホールに電波感知器を設置
して対策を打つことは可能であるが、過去の事例から、
不正遊技を行う側は次々と新しい方法を実施してくるこ
とから危険であると言わざるを得ない。例えば超音波や
赤外線に感応しやすい不正入賞センサと取り替える等が
心配である。 [問題3]また、図1に示す構成では賞球制御基板2
6’の不具合、破壊に関する問題がある。賞球払出ユニ
ット9’のメカ部分のように機械的な部分は歴史も長い
し、静電気エネルギーでは破壊されることはないが、一
方、マイコン等、電子部品は細心の注意を払って設計、
製作しても、多数の中には、また環境条件の特に悪いパ
チンコホールでは不具合が生じることがあり、その時、
客側に多量の賞球が払い出されてしまうという問題があ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本件の各請求項に係る
発明はパチンコ機における賞球の払出を正しく行うこと
を共通の目的としている。なお一部の請求項に係る発明
は、より具体的に上記の問題1、2、3のいずれか1つ
または2つあるいはすべてを解決することを目的として
おり、また一部の請求項に係る発明はパチンコ機という
限られた空間内に払出に関わる機能を納めやすくするこ
とをも目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載のパチンコ機は、入賞
球を検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段からの入
賞検出信号に基づいて賞球の払出を指示するコマンド
(以下、「払出コマンド」という。)を送出する主基板
と、該主基板からの払出コマンドに応じて賞球払出装置
を制御して賞球を払出させる賞球制御基板と、前記賞球
払出装置から払い出される賞球を検出する賞球検出手段
とを備えるパチンコ機において、電源断時に前記主基板
に電力を供給するバックアップ電源を備え、前記賞球検
出手段からの賞球検出信号を前記主基板に入力する構成
とし、前記主基板には、払出が未了の前記入賞球数を記
憶する入賞数記憶手段と、電源断時のデータを保存する
データ保存手段とを設け、前記賞球制御基板には前記デ
ータ保存手段に相当する機能を備えない構成としている
ので、主基板は、バックアップ電源により停電直前の各
種データを保存し、復電後は保存したデータにより停電
発生直前の状態から再スタートする。これにより復電後
の正しい動作が保証される。いま少し詳しく述べると、
主基板は(正確には、そのCPU)は、停電発生を予告
するNMI信号(停電予告信号)を受け付けるとデータ
保存手段として機能するNMIプログラムを実行し、N
MI発生時のプログラムカウンターの値を含めたレジス
タ及びRAMのデータをバックアップ電源で保護、保存
し、復電後には保存したプログラムカウンターの次から
実行することで、あたかも停電がなかったごとく作動す
る。
【0018】一方、賞球制御基板はデータ保存手段に相
当する機能(すなわちバックアップ機能)を備えていな
いので、賞球制御基板の揮発性のデータは停電によって
消滅する。したがって、復電時には主基板と賞球制御基
板のデータの差違という問題は本質的に発生せず、コマ
ンド送信ルールでの細かい取り決めは無用であるととも
に、静電気ノイズ、電波ノイズなどで賞球制御基板がリ
セットされてデータが失われる事態となっても主基板側
のデータで正常に作動を続けることができ、ノイズに対
する耐性がきわめて強くなる。すなわち、解決課題とし
てあげた問題1は解決される。
【0019】なお、主基板のみのデータのバックアップ
構成は、バックアップがされていない従来の主基板と賞
球制御基板の構成において、主基板をバックアップする
構成を付加したのみで、一見すると進歩性に欠けると思
われるかもしれない。しかしながら、従来のパチンコ機
にあっては賞球制御基板が主体となって賞球払出装置、
入賞球排出ユニット(集合樋にて集められた入賞球を1
球ずつ検出しては払出を実行させる信号を出すセンサ、
その作業後に入賞球を1球ずつ機外に排出するメカ部分
及びメカ部分の駆動源となるソレノイドの集合体)、球
抜き装置(賞球払出装置の不具合時などに賞球を機外に
流出させる装置)等を制御しており、主基板は賞球制御
基板に指示を出すのみで払出の結果に関しては無監視の
状態であり、主基板は例えば賞球の払出数に過不足があ
っても対処できなかった。
【0020】これに対して本件請求項1に係るパチンコ
機では、主基板にマスターの機能とデータのバックアッ
プ機能を持たせ、賞球制御基板はスレーブの立場で賞球
払出装置を制御して指定された個数の払出を実行し、指
示された個数と払出実績とに過不足がある場合には主基
板が対処する構成は前例がなく、また上述のとおりの格
別の効果を発揮できる。
【0021】請求項2記載のパチンコ機は、請求項1記
載のパチンコ機において、前記入賞球の全てを検出位置
に誘導する入賞球集合通路と、前記検出位置を通る入賞
球を検出する入賞球確認手段とを備え、前記入賞球確認
手段からの入賞球確認信号を前記主基板に入力する構成
とし、前記主基板には、前記入賞球確認信号が入力され
るごとに1加算され前記払出コマンドの送出または該払
出コマンドに応じた払出の完了により1減算される入賞
球確認値を記憶する入賞球確認記憶手段を設けたので、
入賞球確認値と入賞検出信号とを照合することにより、
入賞球に対応しない払出を防止できるし、賞球検出信号
と照合することで入賞球に対応しない払出がなされた場
合にこれを検出できる。
【0022】具体的な例をあげれば、入賞検出信号が入
力されても、これに対応する入賞球確認信号が入力され
なかったり入賞球確認値が増えなければ、虚偽またはノ
イズによる入賞検出信号であると見なせるから、その入
賞検出信号に対応する払出コマンドを送出せずに誤った
払出を防止できる。また、入賞球確認値が0であるにも
関わらず賞球検出信号が入力されれば、払出系の故障或
いは不正行為と見ることができ、どちらの場合でも警報
を発生したり、例えば賞球払出装置への電力を遮断して
さらなる払出を防止できる。すなわち、解決課題として
あげた問題2、3の解決が可能になる。
【0023】請求項3記載のパチンコ機は、請求項1ま
たは2記載のパチンコ機において、前記電源断を予告す
る停電予告信号を出力し、該停電予告信号の出力から設
定時間後に前記主基板のCPUの動作を停止させるため
の主基板リセット信号を出力する制御信号発生手段と、
前記停電予告信号または主基板リセット信号が入力され
ると前記賞球制御基板のCPUの動作を停止させるため
の賞球制御基板リセット信号を出力する賞球制御基板リ
セット信号出力手段とを設けたことを特徴とする。
【0024】制御信号発生手段は、例えば主基板に供給
される電力の電圧を監視していて、その電圧が設定値
(NMI作動電圧レベル)に低下すると停電予告信号
(NMI信号)を出力する。停電予告信号を受けると主
基板のCPUは上述のデータ保存手段として機能するN
MIプログラムを実行し、その後しばらくの間(例えば
数10ms程度)賞球払出装置から払い出された遊技球
の有無を監視するプログラムを実行する。このNMIプ
ログラムの実行と賞球の有無を監視するプログラムの実
行に十分な時間が設定時間であり、制御信号発生手段は
停電予告信号の出力から設定時間後に主基板のCPUの
動作を停止させるための主基板リセット信号を出力す
る。これにて主基板のCPUは動作を停止する。
【0025】ところで主基板がマスター、賞球制御基板
がスレーブとなるためには、主基板が停止しているとき
には賞球制御基板も停止していなければならない。例え
ば上述のように停電で電圧が低下して停電予告信号が出
されれば、主基板のCPUはバックアップ及び賞球監視
の処理を行う。しかし、CPUの動作が停止するリセッ
ト信号が生じるまでにはなお時間を要するので、その間
に賞球払出装置が作動していると、主基板が賞球の払出
を見落とすおそれがある。すなわち、主基板のCPUに
停電予告信号(NMI信号)が入力されたら賞球制御基
板はリセット(停止)される必要がある。主基板リセッ
ト信号が入力されて主基板のCPUが停止したときも同
様である。
【0026】請求項3の構成はこの問題に好適に対処す
るものであり、賞球制御基板リセット信号出力手段は、
停電予告信号または主基板リセット信号が入力されると
賞球制御基板のCPUの動作を停止させるための賞球制
御基板リセット信号を出力するので、主基板のCPUが
停電予告信号(NMI信号)で停止準備に入った場合、
また主基板リセット信号で主基板のCPUが停止したと
きには、賞球制御基板のCPUも確実に動作を停止す
る。
【0027】よって主基板をマスター、賞球制御基板を
スレーブとするシステムが確実に維持される。また、ノ
イズによって主基板に停電予告信号または主基板リセッ
ト信号が入力されても、同時に賞球制御基板も動作を停
止するから問題が生じることはない。
【0028】請求項4記載のパチンコ機は、請求項2ま
たは3記載のパチンコ機において、前記入賞球には入賞
位置に対応して賞球数が決められており、前記入賞数記
憶手段は、前記入賞位置に対応する賞球数ごとの記憶エ
リアを持ち、前記入賞検出信号が入力されると該信号が
示す前記入賞位置に対応する前記記憶エリアの記憶値を
1加算し、前記入賞球確認信号が入力される毎に前記入
賞球確認値を1加算し、前記賞球制御基板に前記払出コ
マンドが送出される際に、または該送出された払出コマ
ンドで指示した賞球の払出が確認されたときに、前記入
賞球確認値及び前記払出コマンドで指示した賞球数に対
応する前記記憶エリアの記憶値を1減算する記憶更新手
段を設けたことを特徴とする。
【0029】通常、パチンコ機では入賞位置(入賞装
置)に対応して、例えば図柄始動入賞口では5個、普通
入賞口では10個、大入賞口では15個というように、
それぞれの賞球数が決められている。図1に例示した従
来技術のパチンコ機では、入賞球に対する賞球個数の種
類(5個、10個、15個など)を区別せずに、要払出
総数として記憶している。例えば5個払いの入賞が1
つ、10個払いの入賞が1つ、15個払いの入賞が1
つ、それぞれ払出が未了であるとして、従来はその総数
30個(5×1+10×1+15×1=30)を記憶
し、それぞれの入賞毎の払出個数に関する情報は無視す
る。その結果、2バイトの領域で0〜65535個の記
憶が可能であった。
【0030】この従来例の方式で記憶すると入賞球確認
信号が入力されたときに、これが何個の払出か(何個を
払い出すか)不明となる。そこで請求項4の構成では、
入賞数記憶手段には、入賞位置に対応する賞球数ごとの
記憶エリア、例えば賞球数5個用の記憶エリア、賞球数
10個用の記憶エリア及び賞球数15個用の記憶エリア
が設けられていて、払出が未了の入賞数は賞球数の種類
別に記憶される。なお、記憶エリアの数は賞球個数の種
類(5個、10個、15個など)に対応して決めればよ
く、ここに例示した3エリアに限るものではない。ま
た、賞球個数の種類も5個、10個、15個に限るもの
ではない。
【0031】一方、入賞球確認手段で検出される入賞球
は集合させられたものであるからそれぞれの由来(どこ
に入賞したか)は不明であり、対応する賞球数も判別で
きない。よって、その総数のみが入賞球確認値として記
憶される。賞球の払出にあたっては、まず入賞球確認記
憶エリアの入賞球確認値が正の値か否かを見る。
【0032】入賞球確認値は、記憶更新手段によって入
賞球確認信号が入力される毎に1加算され、払出コマン
ドの送出または払出コマンドで指示した賞球の払出が確
認されたときに1減算されるから、これが正の値であれ
ば賞球の払出が必要ということになる。
【0033】入賞球確認値が正の値であれば賞球数ごと
の記憶エリアを例えば賞球個数が少ない順または多い順
(例えば賞球数5個用の記憶エリア、賞球数10個用の
記憶エリア及び賞球数15個用の記憶エリアの順やこの
逆)に見て、いずれかの記憶エリアに記憶があれば(正
の値が記憶されていれば)、その記憶エリアに対応した
払出数の払出コマンドが賞球制御基板に送出される。
【0034】記憶更新手段は、この払出コマンドが送出
される際に、または送出された払出コマンドで指示した
賞球の払出が確認されたときに、払出コマンドで指示し
た賞球数に対応する記憶エリアの記憶値を1減算する。
つまり、入賞が発生したことを入賞球確認値で確認しな
がら、記憶エリアの記憶に基づいて払出を行うので、上
述した入賞球排出ユニットに備えられていたメカ部分及
びソレノイドを無くすことができ、また払出が未処理の
入賞球を証拠球として溜めておくための広い領域も無用
となり、パチンコ機の部材配置における自由度を大幅に
向上させるとともにコストの低減が可能になる。
【0035】請求項5記載のパチンコ機は、請求項4記
載のパチンコ機において、前記送出された払出コマンド
の示す払出数と同一の数値をチェックカウンタに格納
し、前記賞球検出手段からの賞球検出信号が入力される
毎に該チェックカウンタの値を1減算するチェックカウ
ンタ制御手段を設け、前記更新手段は、該チェックカウ
ンタの値が0になると前記入賞球確認値を1減算するの
で、払出を確実に確認してから入賞球確認値を減算で
き、確実性が向上する。
【0036】さらに、請求項6記載のように、請求項5
記載のパチンコ機において、前記チェックカウンタの値
がプラスの値を維持している時間が設定時間に達すると
該チェックカウンタの値を示す払出コマンドを送出する
不足補正手段を備えることによって、不具合発生時の対
応が可能になる。
【0037】不足補正手段は、賞球払出装置が実際に払
い出した個数が払出コマンドで指示した払出数に満たな
いときに対処するものである。主基板が例えば15個の
払出を指示する払出コマンドを送出したとして、賞球払
出装置が13個の払出で停止してしまったときを考え
る。その理由は払出コマンドがノイズで13個に化けた
とか賞球用の遊技球が無くなっているとかがある。この
ようなときには、不足補正手段により不足分の払出を指
示する払出コマンドを送出して、不足分の払出を実行さ
せることができる。また、払出が停止してしまうトラブ
ルの発生頻度を低下できる。
【0038】また、請求項7記載のパチンコ機は、請求
項1ないし6のいずれか記載のパチンコ機において、前
記払出コマンドで指示した払出数よりも過剰の払出が行
われた際に前記賞球払出装置への電源を遮断する電源遮
断手段を備えることを特徴とし、不具合発生時の対応が
可能になっている。
【0039】この電源遮断手段は過剰な払出に対処する
ものである。例えば15個の払出を指示する払出コマン
ドを送出したのに実際には例えば30個が払い出されて
しまった場合には、電源遮断手段により賞球払出装置へ
の電源を遮断することで賞球払出装置を停止させること
で、過度の賞球が遊技者側に流出するのを防止できる。
また、従来球抜き装置で対処していた機構を無くすこと
ができるので、コストの低減とパチンコ機の設計におけ
る自由度が向上する。
【0040】なお、払出の不足に対処するための不足補
正手段と過剰に対処するための電源遮断手段との双方を
備えるのがベストである。払出の過剰については、払出
コマンドで指示した数値と賞球検出手段からの賞球検出
信号とを対比することで検出できるので、そのためのカ
ウンタなどを設けてもよいが、チェックカウンタを利用
すればカウンタの数が増える(構成が複雑化する)のを
防止できる。
【0041】請求項8記載のパチンコ機は、請求項7記
載のパチンコ機において、前記電源遮断手段は前記チェ
ックカウンタの値がマイナスになったときに前記賞球払
出装置への電源を遮断するので、過剰チェック専用のカ
ウンタを設ける必要がなく、構成の複雑化を回避でき
る。
【0042】請求項9記載のパチンコ機は、請求項7ま
たは8記載のパチンコ機において、前記電源遮断手段を
前記主基板に設けたことを特徴とする。電源遮断手段を
主基板以外に設けてもよいが、これを主基板に設けるこ
とにより、主基板が指示した払出数に対する実際の払出
数を賞球検出信号またはチェックカウンタによって確認
判断できるから、過剰に払い出す不具合が発生したとき
には的確に対処できる。
【0043】具体的な例を示すと、賞球払出装置への電
力供給を主基板に設けた継電器(例えばリレーやトラン
ジスタ、FET等のリレーと同等に機能するディバイ
ス)を介して行い、その継電器を主基板のCPUにて制
御する構成とすればよい。この例のように構成すること
で主基板の判断で賞球払出装置への電力を制御でき、例
えば賞球制御基板内のマイコン(CPU)の暴走などの
電気的不具合にて客側に過剰な払出がなされるといった
トラブルを確実に防止できる。
【0044】なお、請求項7ないし9記載のパチンコ機
においては、払出数が1個でも過剰になったときに賞球
払出装置への電源を遮断してもよいし、適宜決められる
2以上の設定数に達したときに賞球払出装置への電源を
遮断してもよい。過剰数が1個でも出たときに賞球払出
装置への電源を遮断して停止させるのがベストとも言え
るが、その場合には頻繁に停止するおそれがありこれは
遊技店の営業上好ましくない。したがって、1、2個の
過剰では停止せずに済ませる方が良い場合もある。過剰
数がどれだけになったら賞球払出装置を停止させるかは
パチンコ機の設計者が判断する要素の一つであり、その
意味では設計事項と言える。
【0045】請求項10記載のパチンコ機は、請求項1
ないし9のいずれか記載のパチンコ機において、前記主
基板は、先行して送出した前記払出コマンドによる前記
払出が完了してからインターバル時間を経過後に次の払
出コマンドを送出することを特徴とする。
【0046】払出コマンドの送出に際してこのようなイ
ンターバル時間を確保することにより、払出に区切りを
付けることができる。これにより、遊技者は入賞回数と
払出回数とを照合できるから、払出に対する安心感が高
まる。また、インターバル時間を確保することで、上述
の過剰払出の発見が容易かつ確実にできる。
【0047】このインターバル時間は入賞球確認記憶エ
リアの記憶値の減算を基準にするとよい。すなわち、請
求項11記載のように、請求項10記載のパチンコ機に
おいて、前記チェックカウンタの値が0になったことに
より前記更新手段が前記入賞球確認記憶エリアの記憶値
を1減算してから前記インターバル時間を経過後に前記
払出コマンドが送出される構成とすれば、インターバル
時間を確実にできる。
【0048】請求項12記載のパチンコ機は、請求項2
ないし11のいずれか記載のパチンコ機において、前記
入賞球確認値を表示する入賞球確認値表示手段を備えた
ので、遊技者がこれを見れば払出が未了の入賞個数が何
個有るか(あと何回の払出が行われるか)が分かる。
【0049】これにより、特に賞球払出装置への電源を
遮断して停止させた際に無用のトラブルを防止できる。
詳しく説明すると、賞球払出装置を停止させると遊技客
への払出がされないし、また払出の未了分どれだけある
のかも不明であると遊技客が不安を感じる可能性があ
る。そのときに入賞球確認値表示手段の表示によって払
出が未了の入賞個数が何個有るかが分かれば、そのよう
な不安を感じることはない。
【0050】この場合、払出しが未了の賞球の総数を示
すのがベストであり、請求項4記載の各記憶エリアの数
値と対応する賞球数の積の総和を表示する構成とすれば
それが可能になる。しかし、大当たりなどで多数の入賞
が発生した場合などでは総和が大きくなりすぎ、コスト
の問題も発生するから良し悪しである。
【0051】よって、数値が小さくてすむ、入賞球確認
値を表示するようにすることで表示器の桁数を少なくす
ると共にソフトでの処理作業を軽減することが可能とな
り、有用性が向上する。このように、入賞球確認値を表
示することは、安心と信頼感を向上させる役目をもって
いる。
【0052】請求項13記載のパチンコ機は、入賞球を
検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段からの入賞検
出信号に基づいて賞球の払出を指示するコマンド(以
下、「払出コマンド」という。)を送出する主基板と、
該主基板からの払出コマンドに応じて賞球払出装置を制
御して賞球を払出させる賞球制御基板とを備えるパチン
コ機において、前記賞球払出装置への駆動電力の供給を
通断する継電器と、前記賞球払出装置の払出動作を監視
する監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づいて前
記継電器を制御する通断制御手段とを前記主基板に設け
たので、例えば賞球制御基板のCPUが暴走した場合の
ように、払出コマンドに対応しない払出が行われたとき
には、継電器を制御して賞球払出装置への電力供給を遮
断して過剰な払出を防ぐことができる。すなわち課題と
してあげた問題3を解決できる。
【0053】継電器は、上述と同様に例えばリレーやト
ランジスタ、FET等のリレーと同等に機能するディバ
イスである。監視手段は例えば上述の賞球検出手段の信
号をカウントする手段にて実現できる。また請求項14
記載のように、前記監視手段は、前記賞球払出装置に前
記駆動電力が供給されているか否かを検出する通電検出
手段の検出状態に基づいて前記賞球払出装置の払出動作
を監視する構成を採用できる。この請求項14の構成と
すれば、監視動作が主基板内で完結するので、例えば賞
球検出手段の信号のように外部から与えられる情報を用
いるよりも確実性が高まる。
【0054】請求項15記載のパチンコ機は、入賞球を
検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段からの入賞検
出信号に基づいて賞球の払出を指示するコマンド(以
下、「払出コマンド」という。)を送出する主基板と、
該主基板からの払出コマンドに応じて賞球払出装置を制
御して賞球を払出させる賞球制御基板と、前記賞球払出
装置から払い出される賞球を検出する賞球検出手段と、
電源断時に前記主基板に電力を供給するバックアップ電
源と、電源断時の前記主基板のデータを保存するデータ
保存手段とを備えるパチンコ機において、前記主基板の
データを保存する際にエラーデータをクリアするエラー
クリア手段を備えたことを特徴とする。
【0055】バックアップ電源とデータ保存手段とを備
えるパチンコ機においては、例えば故障(エラー)が発
生した際にその補修のために電源を切るとその時点での
データが保存される。すなわちエラーデータが保存され
てしまう。すると、エラーを解消して復電してもバック
アップされていたデータ上ではエラーが解消されていな
いから、復電にて自動的に正常動作させることはできな
い。したがって、この場合にはラムクリアスイッチ等で
強制的にRAM(エラーデータ)をクリアしなければな
らない。しかしながら、ラムクリアを実行すると他の重
要なデータ(例えば払出が未了の入賞球数の記憶である
入賞数記憶等)もクリアされてしまうという不都合があ
る。
【0056】ところが、請求項15のパチンコ機は、主
基板のデータを保存する際にエラーデータをクリアする
エラークリア手段を備えたので、エラーデータが保存さ
れることはなく、復電時にエラーが修復されていれば自
動的に正常動作させることができる。したがって、例え
ばラムクリアによって入賞数記憶がクリアされて、正し
い払出を行えないといった不具合は発生しない。
【0057】なお、この発明は入賞数記憶がクリアされ
ることだけを課題としているわけではなく、電源が切ら
れたときにエラーデータが保存されてしまうと復電時に
自動的に正常動作させることができない点を課題として
いる。そして、発明の効果も上述のとおり自動的に正常
動作できる点にあり、正しい払出を行えるというのは効
果の一部にすぎない。
【0058】請求項16記載のパチンコ機は、入賞球を
検出する入賞検出手段と、該入賞検出手段からの入賞検
出信号に基づいて賞球の払出を指示するコマンド(以
下、「払出コマンド」という。)を送出する主基板と、
該主基板からの払出コマンドに応じて賞球払出装置を制
御して賞球を払出させる賞球制御基板と、前記賞球払出
装置から払い出される賞球を検出する賞球検出手段と、
前記主基板に設けられて払出が未了の前記入賞球数を記
憶する入賞数記憶手段と、電源断時に前記主基板に電力
を供給するバックアップ電源と、電源断時の前記主基板
のデータを保存するデータ保存手段とを備えるパチンコ
機において、前記入賞数記憶手段の記憶状態が予告実行
条件を満たすと警告を行う警告手段を備えたことを特徴
とする。
【0059】例えば入賞数記憶手段を8ビットで構成し
た場合0〜255個の入賞数を記憶できるが256個目
には対応できないので、通常はこの256個目は無視す
るように構成する。すると256個目以降の入賞は無効
扱いになり遊技者が損をする。これについて例えば25
5個目を記憶したところで遊技(発射)を停止するよう
な対処の仕方も可能ではあるが、大当たり遊技中に発射
を停止したのではきわめて大きな問題になる。
【0060】しかしながら、前記入賞数記憶手段の記憶
状態が予告実行条件を満たすと警告を行う警告手段を備
えれば、入賞球記憶手段の記憶容量に十分なゆとりがあ
る段階、例えば記憶容量の1/2が使用されたところで
警告を出して、例えば大当たり遊技が終了したところで
遊技を一時休止する等の対策を前もって準備できる。し
たがって、上述のように入賞が無効扱いされるような不
具合を防止できる。また、いきなり遊技が停止されて遊
技者が損をするようなこともなくなる。
【0061】請求項17記載のパチンコ機は、請求項1
6記載のパチンコ機において、前記入賞球には入賞位置
に対応して賞球数が決められており、前記入賞数記憶手
段は、前記入賞位置に対応する賞球数ごとの記憶エリア
を持ち、前記予告実行条件は、前記記憶エリアのいずれ
か1つの最高ビットが有効になることで満たされること
を特徴とする。
【0062】通常のパチンコ機は、入賞位置(入賞装
置)に対応して賞球数が例えば5個、10個、15個の
ように決められているので、入賞数記憶手段は、そうし
た入賞位置に対応する賞球数ごとの記憶エリアを持ち、
賞球数の種類ごとに払出が未了の入賞数を記憶するのが
よい。そして、そうした記憶エリアのいずれか1つの最
高ビットが有効になったところで(例えば8ビットカウ
ンタで8ビット目に1がたったところで)予告実行条件
の成立と設定しておけば、請求項16の効果をより良
好、確実にできる。
【0063】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0064】
【実施例】図2に示すように、パチンコ機100の外殻
は機枠101によって形成されている。機枠101には
前面枠1が扉状に開閉可能に取り付けられており、その
前面枠1の背面側に遊技盤14が取り付けられている。
【0065】遊技盤14の背面の左部には主基板27が
取り付けられ、ほぼ中央には液晶表示装置29が取り付
けられている。この液晶表示装置29は、複数の図柄を
例えばスクロールによって変動表示し、また静止表示可
能である。周知のパチンコ機と同様に、本実施例でも液
晶表示装置29によっていわゆる3桁揃いの特別図柄
(例えば333、777等)が静止表示されれば大当た
りの表示となって特別遊技が実行される。
【0066】液晶表示装置29の上方及び左右には普通
入賞口17が設けられ、下方には始動入賞口15が設け
られている。始動入賞口15の下方には大入賞口30を
有する大入賞装置31(特定の変動入賞装置に該当)が
配されている。この大入賞装置31はアタッカーの呼び
名で周知のものである。また、大入賞装置31の左右に
は普通入賞口16が設けられている。始動入賞口15に
は始動入賞センサ18が、普通入賞口17には普通入賞
センサ17aが、普通入賞口16には普通入賞センサ1
9が、それぞれ付属しており、各入賞口への入賞球はそ
れぞれの入賞センサにて検出されてから図示省略する樋
によって落下誘導される。大入賞装置31にはVセンサ
32とカウントセンサ33が備わり、大入賞口30への
入賞球はそのいずれかを通過して検知され、図示省略す
る樋によって落下誘導される。これら始動入賞センサ1
8、普通入賞センサ17a、普通入賞センサ19、Vセ
ンサ32及びカウントセンサ33は入賞検出手段に該当
し、Vセンサは特定領域にも該当する。なお、本実施例
の場合、始動入賞口15に対しては5個、普通入賞口1
6、17には10個、大入賞口30には15個の賞球が
設定されている。
【0067】前面枠1の背面側には、遊技盤14の縁部
を覆うようにして、合成樹脂製の裏機構盤2が取り付け
られている。裏機構盤2の上部には賞球タンク3が取り
付けられており、その下側にはタンクレール4が取り付
けられている。タンクレール4は、賞球タンク3から流
出する遊技球を整列させながら誘導する。タンクレール
4の下流端には球供給路5が接続され、球供給路5の下
流側は払出通路6に達している。
【0068】図3に詳細を示すように、球供給路5の一
側には賞球払出装置に該当する賞球払出ユニット9が設
置されている。賞球払出ユニット9は、フラッパーソレ
ノイドである球切りソレノイド10と球切り部材に該当
するスプロケット12とを備えている。スプロケット1
2は、その一部を球供給路5の内部に突出させている。
スプロケット12は、図示のように球切りソレノイド1
0の可動鉄片11にて回転を阻まれているとき(停止
時)には遊技球を堰き止め、球切りソレノイド10への
通電で可動鉄片11が引かれて回転自在となると、遊技
球の荷重で回転しながら遊技球を通過させる。
【0069】また、球供給路5には、スプロケット12
によって停止させられている遊技球の位置に制御センサ
8aが、そこから遊技球1個分ほど下方に計数センサ8
bが、それぞれ取り付けられている。実際には、これら
制御センサ8a、計数センサ8bは、それぞれがホトカ
プラの受光素子(本実施例ではホトトランジスタ)であ
り、球供給路5を挟んで対面する位置には発光素子(本
実施例ではLED、図示は省略)が配されている。そし
て、発光素子との間に遊技球が存在するときには発光素
子からの光が遮断されるので、制御センサ8a、計数セ
ンサ8bの出力レベルにより遊技球を検出できる。計数
センサ8bは賞球検出手段に該当する。
【0070】払出通路6の上流部は透孔6aを介して前
面枠1の表面側に設けられた上皿(図示略)側と連通
し、同通路6の下流部は下皿(図示略)側に連結されて
いる。したがって、スプロケット12を回転させて落下
した遊技球は払出通路6を経てまず上皿に払い出され、
上皿が満杯であると下皿に払い出される。
【0071】図2に示すように、裏機構盤2には、入賞
球(セーフ球)を集合させるための入賞球集合通路20
(以下、単に「集合通路20」という)が設けられてお
り、上述の始動入賞口15、普通入賞口16、17及び
大入賞口30に入賞して、各センサを通過後に落下誘導
された入賞球は、すべて集合通路20へ流入する。この
集合通路20の下流端部には入賞球確認スイッチ25が
配置されており、各入賞球はこの入賞球確認スイッチ2
5を作動させて主基板27に信号を伝えた後にパチンコ
機100の外へ排出される。このことから明らかなよう
に入賞球確認スイッチ25は入賞球確認手段に該当し、
その設置位置が検出位置である。また、集合通路20の
背後には賞球制御基板26が設置されている。
【0072】このパチンコ機100の制御系は、図4に
示すように主基板27を中心にして構成されている。主
基板27は、CPU27a、ROM27b、RAM27
c等から構成されたワンチップマイコンを中枢として入
出力のための回路等(図示略)を備える構成である。R
OM27bには賞球制御主プログラムが書かれており、
賞球制御基板26のマイコンと協調して賞球制御を行う
が、主体は賞球制御主プログラムにあり、主基板27
(賞球制御主プログラム)がいわゆるマスター、賞球制
御基板26が同じくスレーブの関係である。
【0073】また、主基板27にはバックアップ電源2
7dが付属しているか、又は後述する電源基板44より
バックアップ電源の供給を受けており、万一の停電事故
などがあっても復電後に直前の遊技状態に復帰できる。
このため、例えば大当たり中に停電しても復電すれば大
当たり状態に戻るから、遊技者が不利益を被ることはな
い。また、詳細については後述するが、払出が未了の入
賞についても記憶されているので、停電前の入賞に対し
ても正しく払い出しできる。
【0074】さらに、主基板27には制御信号発生手段
に該当する制御信号発生部27eが付属している。制御
信号発生部27eはCPU27aの電源電圧が正規動作
電圧内にあるか否かを区分するリセット信号(以下、
「RES」と記す。)と別種電源がソレノイド等の機構
部品を正しく動作させ且つセンサやスイッチが球の有り
無しを正しく判別しうる正規動作電圧内か否かを区分す
るノンマスカブルインターラプト信号(以下、「NM
I」と記す。)を出力する。又、必要とあらば、RAM
27cに記憶されているデータを強制的にクリアするた
めのラムクリア信号(以下、「RAMCLR」と記
す。)を出力する。
【0075】上記のRES、NMI、RAMCLRはC
PU27aに適宜作用すると共にRES、NMIはアン
ド回路27fを介して賞球制御基板26のマイコン26
aに適宜作用する構成となっている。また、電源基板4
4から与えられた電源の内の一部、例えばDC30V電
源は、主基板27内で使われると共に、通電検出手段に
該当するソレノイド動作検出器37、リレー接点35a
を介して賞球払出ユニット9のソレノイド10に対し
て、直接または賞球制御基板26を経由して供給され
る。なお、リレー接点35aを動作させるコイル35b
は主基板27のCPU27aの判断で作動させられる。
詳しくは後述するが、賞球制御基板26の不具合時にマ
スターである主基板27が駆動電源を断つことで不具合
状態を停止させるものである。なお、リレー接点35a
及びコイル35bにて電源遮断手段となる継電器が構成
され、CPU27aは通断制御手段として機能する。こ
のリレー接点35a及びコイル35bからなる継電器を
トランジスタやFETなどで構成してもよい。
【0076】また、その作用は後述するが、表示器28
が主基板27の外部または内部に設けられている。主基
板27には、普通入賞センサ17a、19、始動入賞セ
ンサ18、Vセンサ32、カウントセンサ33からの入
賞検出信号や遊技盤14に設けられているその他のセン
サやスイッチからの信号が盤面情報として入力される。
また、入賞球確認スイッチ25及び計数センサ8bから
の信号も入力され、枠装置に設けられているセンサやス
イッチからの信号(例えば下皿の満杯信号、賞球タンク
3の球切れ信号など)も入力される。
【0077】そして、これら盤面情報及び周辺情報と主
基板27のワンチップマイコンから出力される遊技関連
情報(コマンドや制御信号)が検査信号として主基板2
7から出力される。この検査信号の出力は主基板27の
制御処理すなわちパチンコ機100の動作には関係しな
いが、公的機関あるいは第三者機関によるパチンコ機の
検査の効率化、合理化、正確化を図るために、検査信号
を出力する構成としている。一例を示すと入賞頻度の偏
りを容易に検査できる利点がある。
【0078】パチンコ機には多数の入賞口(入賞装置)
が備わっているが、その中のいくつかが入賞しやすいと
きと入賞しにくいときとで特性が大きく変わることがあ
る。周知のように、遊技店(ホール)におけるいわゆる
釘調整によっては、特定の入賞口を入賞しやすくした
り、入賞しにくくできる。つまり、検査時と使用時とで
大きく特性が変化する可能性がある。したがって、厳密
な検査を行おうとすれば、障害釘や風車などの状態をさ
まざまに変化させながら検査しなければならない。しか
し、このような検査を行うには多大の労力と時間が必要
であり、事実上不可能に近い。
【0079】これに対して、本実施例のように検査信号
が出力されるなら、これを例えばパソコンで入力処理し
て、全入賞口に入賞するか、入賞しにくい入賞口はない
か、入賞しにくい入賞口を入賞しやすくしたときにデー
タがどのように変化するか、といったことを合理的に、
容易に検査できる。
【0080】なお、主基板27からの各々のポート出力
により、賞球制御基板26、音基板41、液晶基板4
2、ランプ基板43にコマンド等を送信できる。ただ
し、このコマンド等の送信は一方的であり、賞球制御基
板26等から主基板27への送信は行われない。また、
電源基板44から主基板27、賞球制御基板26、音基
板41、液晶基板42、ランプ基板43に電力が供給さ
れる。
【0081】賞球制御基板26はCPU、ROM、RA
Mなどからなるワンチップマイコン26aを備えてお
り、主基板27からの賞球コマンドに応じて賞球払出ユ
ニット9の動作を制御する。賞球制御基板26から賞球
払出ユニット9へは球切りソレノイド10の駆動信号が
トランジスタ26dを介して伝えられ、作動すると、賞
球払出ユニット9からは制御センサ8a及び計数センサ
8bの検出信号が賞球制御基板26へ入力される。なお
賞球検出手段となる計数センサ8bの信号は前述したよ
うに主基板27にも入力される。また、前述したとお
り、ソレノイド10への電源が主基板27のリレー接点
35aを介して与えられているので、主基板27の判断
によっては賞球払出ユニット9を作動させない。
【0082】音基板41は主基板27からのコマンドに
応じて生成した音声信号にてスピーカ(図示略)を駆動
し、各種の効果音等を発生させる。液晶基板42は主基
板27からのコマンドに応じて液晶表示装置29を制御
して、図柄の変動表示、静止表示、各種の情報の表示な
どを行わせる。
【0083】ランプ基板43は主基板27からのコマン
ドに応じて、通報用や装飾用のLED等の点灯、消灯を
制御する。次に、上述の構成になるパチンコ機100の
動作について、主基板27による制御を中心に説明す
る。ただし、公知のパチンコ機と同様の動作で本件発明
とは関わりの薄い部分については説明を省略する。
【0084】まず、主基板27の処理、特には賞球払出
について図6を参照して説明する。SW読込(S1)で
は普通入賞センサ17a、19、始動入賞センサ18、
Vセンサ32、カウントセンサ33、入賞球確認スイッ
チ25等の入力の状況が読み込まれる。
【0085】詳しくは図7にその構成を示し、普通入賞
センサ17a、19、始動入賞センサ18、Vセンサ3
2、カウントセンサ33からの入賞検出信号に基づいて
入賞の有無を判断し(S21)、入賞が発生していれば
その種類(5個払出、10個払出、15個払出の別)を
判別し(S22)、5個払出ならRAM27cに設けら
れている5個記憶エリアの値Xを+1し(S23)、1
0個払出なら同じく10個記憶エリアの値Yを+1し
(S24)、15個払出なら同じく15個記憶エリアの
値Zを+1する(S25)。次に入賞球確認スイッチ2
5を球が通過しているか否かが判断され(S26)、通
過が確認されればRAM27cに設けられている入賞球
確認記憶エリアの値Wを+1して、この処理を終える
(S27)。なお、各記憶エリアはX、Y、Zに対して
8ビットでそれぞれ0〜255個まで格納でき、Wに対
しては10ビットで0〜1024個の内0〜999を格
納し、3桁の表示器28に表示できるように制限してい
る。
【0086】図6に戻り、S1の後、チェックカウンタ
CKの値が0か否かを判断する(S2)。詳しくは後述
するが、チェックカウンタCKの値が1以上であると賞
球の払出が未了を示す。チェックカウンタCKの値が0
のときには(S2:YES)、入賞球確認記憶Wの値が
0であるか否か判別される(S3)。この判別が0であ
るときとは、盤面の入賞口から入賞していないか、又は
入賞していてもその入賞球が入賞球確認スイッチ25に
いまだ達していないことを意味し、賞球の払出を行う必
要がないから、この処理を終了する。
【0087】一方、0でないときは(S3:YES)、
表示器28に入賞球確認記憶のWの値を表示する(S
4)。その意味あいは後述する。次のS5では、記憶エ
リアの少数個側を優先して記憶内容を−1し、その記憶
内容に対応する賞球個数の賞球コマンドを生成する。よ
り具体的に説明すると、まずRAM27cの5個記憶エ
リアの値Xが0か否か調べて、0でなければこの値をX
=X−1として5個払出の賞球コマンドを生成する。X
=0のときには、10個記憶エリアの値Yが0か否か調
べて、0でなければこの値をY=Y−1として10個払
出の賞球コマンドを生成する。そして、10個記憶エリ
アの値Yが0のときには、15個記憶エリアの値Zが0
か否か調べて、0でなければこの値をZ=Z−1として
15個払出の賞球コマンドを生成する。そして、S5で
生成した賞球コマンドを賞球制御基板26に宛てて送出
する(S6)。なお、S5におけるコマンドの生成とS
6の処理が賞球コマンド送出手段に該当する。
【0088】次に、その賞球コマンドで指示した賞球個
数(指示数に該当)をチェックカウンタCKに入れる
(S7)。S6で賞球コマンド送出を行ったので、これ
を受け取った賞球制御基板26が賞球払出ユニット9を
稼働させ、払出が開始される。よって、次のS8では、
計数センサ8bの賞球検出信号の有無を判断する。賞球
検出信号が入力されていれば(S8:有り)、チェック
カウンタCKの値を−1して(S9)、チェックカウン
タCKの値が0になったか否かを判断する(S10)。
チェックカウンタCKが0でなければS8に戻る。
【0089】賞球検出信号が入力されていないときは
(S8:無い)、S11の経時判定が行われる。通常1
5個の払出は約1.5秒程で終わるため、通常はS11
で否定判断のループによる30秒の間には終了する。一
方、何らかのトラブル、例えばノイズによるデータ化け
(例えば15個=1111が13個=1101と1ビッ
ト化けて伝わった。)、補給設備からの補給が間に合わ
なくて賞球用の遊技球が空になっている、賞球制御基板
26の故障等があると、30秒経過しても指示数に達せ
ずチェックカウンタCK≠0のままである(S11:Y
ES)。
【0090】ここで、次にS12でチェックカウンタC
Kの値で賞球コマンドを生成して、S6に戻ってS12
で生成した賞球コマンドを出力し、賞球制御基板26に
払出を促す。原因がデータ化けで上例の1111が11
01になっていた例なら、S12では指示数が0010
の賞球コマンドが生成されてS6で出力されることとな
り、これに応じて2個の払出がなされればやがてS10
でCK=0が成立しトラブルは解消される。
【0091】次に、賞球制御基板26のトラブルの場合
で、可能性の高い例として動作中に静電気ノイズにより
リセット信号にヒゲ状のパルスが印加された場合であ
る。詳しくは後述するが、ヒゲ状のパルスによりリセッ
トされると、ヒゲ状のパルスがなくなった時点で賞球制
御基板26のプログラムはRAMオールクリアして再ス
タートする。すなわち、例えば15個の払出中に10個
の時点でリセットされると、新たな賞球コマンドを待機
することになる。ここで主基板27がS11、S12、
S6のループで5個の賞球コマンドを送出すれば、新た
な賞球コマンドに応じて5個の払出を行う。すなわち、
主基板27から見ると、賞球制御基板26がノイズで不
具合になっても自動的に正常化すると言える。
【0092】また、賞球制御基板26または賞球払出ユ
ニット9が自動的には修復しない破壊を伴う不具合を生
じたためにCK=0が成り立たないときには、パチンコ
機100全体の電源を断にして賞球制御基板26または
賞球払出ユニット9を交換し復電することで自動的に正
しく払出が継続される。
【0093】この点をいま少し詳しく述べると、部品不
良が発生し、払出が停止したとする。電源を断にするま
で遊技が進行していても、記憶X、Y、Z、Wはその間
も新しいデータを取り込める。電源を断にすると後述す
るNMIプログラムによりデータが保存される。復電す
るとNMIプログラムの作用で元の状態に復元する。す
なわち、CK=5で電源を断にしていたとすると、S1
1、S12、S6のループで5個の賞球コマンドが生成
されて送出される。一方、賞球制御基板26はデータバ
ックアップはされない方式で、電源の再投入でRAMオ
ールクリアで初期状態となり、新しいコマンドを受信す
る状態となっていることから、5個の払出を行いCK=
0となる。
【0094】以上述べてきたように、本実施例の賞球払
出は、主基板27が指示した払出数に対して不足の状態
で停止するトラブルに関しては、考え得る全ての原因に
対して自動的または部品交換により正しい払出を継続で
きる。さて、図6に戻り、指示数と払出数とが一致した
正常の払出になったとする。主基板27は、1回分の払
出が完了したとして入賞球確認記憶エリアの値Wを−1
する(S13)。
【0095】本実施例では次のS14で0.2秒の待ち
時間を設けてある。その目的は、賞球払出動作に区切り
を付けて、遊技者に安心感を与えることが1つであり、
いま1つは過剰払出の有無を判別することである。通
常、賞球1個を払い出すのに要する時間は0.1秒以下
であり、待ち時間の0.2秒の間もチェックカウンタC
Kの値が計数センサ8bの信号でデックされるように構
成しておき、S15でチェックカウンタCKがマイナス
か否かの判定をすれば、過剰払出が発生しているか否か
が判定できる。勿論、S15で否定判断となれば正常終
了である。
【0096】一方、S15で肯定判断で過剰払出が判定
されたときは、S16で賞球コマンドの送出が禁止され
る。この処理はS2のステップでCK=0のときのみ賞
球コマンドを送出するループに進み得るのだから無用と
も言えるが、過剰払出の判定をS15のチェックカウン
タCK自体でなく、別途専用の判定カウンタを設けた
り、本来払出動作を行わない状態(例えばW=0のと
き)の払出の有無判定で判別する等、実施例の構成を変
形したときをも想定して示したものである。
【0097】次に、S17で賞球払出ユニット9の電源
遮断が行われる。図4で説明すると、CPU27aが判
断し、リレーコイル35bを駆動すると常閉のリレー接
点35aは開となり、電源基板44からの電源は、賞球
制御基板26を通過して賞球払出ユニット9のソレノイ
ド10に与えられていたのが断たれてしまい、マイコン
26aの信号でトランジスタ26dを介して駆動しよう
としても作動できない。他の表現をすると、マイコン2
6aがノイズで暴走したり、部品破壊をしたり、トラン
ジスタ26dが破壊したりしても、主基板27の判断で
払出を停止できるのである。なお、図4で賞球払出ユニ
ット9への電源線が賞球制御基板26を通過しているの
はコネクタとしての配線加工のし易さからであり、直接
主基板27から賞球払出ユニット9へ結んでよいことは
明らかである。
【0098】不具合時には払い出される遊技球が客側で
なくパチンコ機の裏側に流れるようにした従来の球抜き
装置よりコスト、スペースの点では大いに有利となる。
次のS18ではエラーの表示がなされ、修復作業が促さ
れる。過剰払出は自動修復は困難で、賞球制御基板26
または賞球払出ユニット9が交換される。エラー発生か
ら部品交換までの時間は遊技をそのまま進行させてもよ
い。記憶エリアX、Y、Z、Wが新たなデータを記憶
し、表示器28には未払出回数の値Wが表示されている
ので、パチンコ機100全体の電源を断にする前に遊技
者に見せておくと遊技者も安心である。前述のCK≠0
でない不足時の部品交換時にも遊技者に表示器28の値
を示しておくことで遊技者の安心を得られる。
【0099】次に、電源断にするとNMIプログラムを
実行し、復電後の正常再開に備える。不良部品を良品と
交換して復電すると、NMIプログラムのエラーデータ
クリアステップの作用で図6のS16、S17、S18
のエラーデータはクリアされ、CKのマイナス値をCK
=0としてデータ保存された状態で再開されるように作
られており、正しい払出になる。
【0100】今、NMIプログラム内でエラーデータの
クリアが実施されなかったとすると、データバックアッ
プされることから、良品と部品交換を行い復電しても、
S16、S17、S18のエラーに関するデータも保存
されてしまうため、正常復帰はしない。よって、手動ス
イッチなどでRAMオールクリアさせて復帰させる必要
があるが、同時に入賞記憶エリア等の重要データも消え
るという問題がある。この問題は本実施例に限らず重要
であり、データバックアップを行うパチンコ機の制御基
板に共通して適用できる技術である。
【0101】なお、S15の判定は1個の過剰払出でも
すぐ、過剰払出エラーと判定する例として示したが、ノ
イズによるコマンド化けなどに対する耐性をあげるた
め、2回、3回と連続して過剰払出を判定したときと
か、1回でも過度に過剰数が多いときにエラーと判定す
るように変形することは可能である。
【0102】主基板27のCPU27aは図6及び図7
に示す処理を実行することで記憶更新手段(図7のSW
読込処理及び図6のS13)、不足補正手段(S12)
として機能し、RAM27cは入賞数記憶手段及び入賞
球確認記憶手段に該当する。次に本発明の要部である主
基板27のみのデータバックアップと賞球制御基板26
のプログラムの概要を説明する。
【0103】図8(a)は主基板27が電源投入により
リセットスタートしたとき又はウオッチドッグタイマに
よりリセットスタートしたときのプログラムである。こ
のプログラムでは、まずS31でデータ解除がされバッ
クアップ電源で保持されているRAM領域のアクセスが
許容される。次に、S32で電源投入初回か否かがチェ
ックされる。実際にはRAM27cの特定のアドレスに
例えば2080Hが書かれているかがチェックされる。
全く最初の電源投入なら2080Hはいまだ書かれてい
ないからS32では肯定判断となり、S33で使用RA
M領域はクリアされ、続いてスタックポインタSPの設
定がなされる(S34)。その後、S35、S36でウ
オッチドッグタイマWDTの設定、タイマ割込時間の設
定、PIOの設定など、マイコンを作動させるための初
期設定が行われる。次にS37で電源投入初回ではない
フラグ設定として、RAM27cの特定のアドレスに特
定の値例えば2080Hの数値が書き込まれ、タイマ割
込待ちのループに入る。
【0104】上述のS32で判定の結果特定の数値例え
ば2080Hが確認されたとする。この条件は2つのケ
ースがある。その1つはNMI割込の後の場合と他はW
DT作動によるリセット、リセット端子へのノイズの侵
入などのNMIが先行しないリセットの発生である。な
お、本実施例ではNMI信号は停電予告信号である。こ
れを区分するために、S38ではNMI割込か否かが判
断される。これは後述する図8(c)のS52で作成さ
れるNMI発生フラグで判別される。すなわち、RAM
27cの特定のアドレスに印を付けておき、S38では
その特定の印の有無を調べる。もし印がなければ(S3
8:NO)S34に飛ぶからS33のRAM−ALL−
CLRは行われず、RAM27cに残っているデータに
基づいてプログラムはそのまま実行される。
【0105】一方、S38で肯定判断なら、停電又は普
通の電源断によるNMI割込で終了したプログラムが、
電源の再投入によりその時にバックアップされているデ
ータに基づいて電源断時の状態へ復帰して作動するもの
として、プログラムカウンタPCを電源断時の次の値と
してジャンプする(S39)。
【0106】さて、図8(a)のタイマ割込待ちの間に
図8(b)のタイマ割込が発生すると、図6で示したと
同様にSW読込(S41)、ゲーム処理(S42)、賞
球払出処理(S43)のように、いわゆる作業プログラ
ムを例えば1msごとに繰り返しながら実行し、実行毎
に図8(a)のタイマ割込待ちのループに帰る。
【0107】一方、図8(a)のタイマ割込待ち又は図
8(b)のプログラムを実行中に停電、電源断を知らせ
るNMI信号を受け付けると、図8(c)のNMI割込
に飛ぶ。例えば、今ゲーム処理(S42)を実行中にN
MIが発生したとすると、S51でまずプログラムカウ
ンタPC、レジスタの値をRAM27cに待避する。こ
れは、復電後にゲーム処理(S42)のポイントに帰る
ための作業である。
【0108】次にS52でNMI発生フラグの作成をす
る。これは復電時に上述のS38でNMIかリセットか
を判定するのに用いられる。次に、S53で落下中の賞
球の有無を確認する。この部分はパチンコ機、特に賞球
払出に伴う特殊な部分である。賞球を払い出した瞬間で
計数センサ8bが検知するまでの時間で停電が発生する
と、その1個が計数できない可能性がある。よって、1
球が落下し終わる約40msの間はカウント状態を保持
する。
【0109】次に、S54でエラーデータのクリア及び
チェックカウンタCKの書き換えが行われる。ここでは
プログラム内の全てのエラーデータをクリアするわけで
はないが、図6のS16、S17、S18の過剰払出エ
ラーのように、電源を遮断して良品と交換した後、電源
の復電により正常復帰を期待する項目に関して適用すれ
ばよい。なぜならばデータバックアップがされる本実施
例では図示省略のRAMCLRスイッチで強制的に消さ
ない限りRAM27cの値は消えないからである。チェ
ックカウンタCKはその値がマイナスで、指示された数
より過剰に払い出したときのみCK=0に書き換える。
【0110】次に、S55でデータが保存される。実際
にはバックアップ用電源端子に電源が与えられているの
で、RAMアクセス許可禁止レジスタに禁止データを与
える。その後プログラムはリセット待ちのループを組
む。主基板27のCPU27aは、このNMI割込を実
行することでデータ保存手段として機能し、その中のS
54を実行することでエラークリア手段として機能す
る。
【0111】次に図9で賞球制御基板26のプログラム
を説明する。図9(a)に示すとおり、電源投入による
リセットスタート、暴走によるウオッチドッグタイマか
らのリセットスタートなどでスタートしたプログラム
は、スタックポインタの設定の後、RAM−ALL−C
LR(S61)でRAMの全域がクリアされ、その後S
62でウオッチドッグタイマの設定がされて暴走の検知
が可能になる。又、S63でタイマ割込の設定等がなさ
れた後、タイマ割込待ちのループで終わる。
【0112】図9(b)に示す主基板27からの賞球コ
マンドを受信するためのINT割込は、タイマ割込待ち
のループ走行中も、また後述するタイマ割込実行中も優
先的に受け付けて、S64で払出指示数(正確には賞球
コマンド)を受信して、図9(a)のタイマ割込待ち又
は割込プログラムへリターンする。S64の払出指示数
の受信はタイマ割込の中でポート読み込みとすることも
可能であるが、不正防止のためにより通信時間の短いI
NT割込としている。
【0113】図9(c)に示すとおり、タイマ割込処理
においては、まず払出指示数をペイカウンタPACに入
れる(S65)。ここでS64の受信データはクリアし
ておく。次に、S66で賞球払出ユニット9に作用して
1球ずつ払出を実行させ、計数センサ8bの信号でPA
Cを−1する。次に、S67でPACが0、すなわち指
示数を払い出したか否かが判定され、指示数に達すれば
図9(a)のタイマ割込待ちにリターンする。
【0114】なお、実際のS66の処理はもっと複雑で
ある。これを図3を用いながら説明する。賞球制御基板
26が賞球払出ユニット9へ払出を指示すると、制御セ
ンサ8aの位置に賞球用の遊技球があることが確認さ
れ、ソレノイド10が可動鉄片11を吸引する。スプロ
ケット12の歯で止められていた遊技球は重さでスプロ
ケット12を回転させながら落下し、制御センサ8aで
検知できない位置か計数センサ8bで検知できる位置に
達する。この上記2個のセンサ8a、8bの検知状態
が、制御センサ8a:無検知となったとき、計数センサ
8b:検知となったときのどちらか一方の条件でソレノ
イド10をオフにするように賞球制御基板26が制御す
る。上記動作の計数センサ8bの信号が賞球制御基板2
6ではペイカウンタPACを−1させ、主基板27内で
はチェックカウンタCKを−1させる。この動作を繰り
返し、PAC=0、CK=0になる制御を行う。
【0115】さて、図6のS12では払出数が指示数に
達していないときに主基板27が賞球制御基板26に対
して残っているチェックカウンタCKの値で再度賞球コ
マンドを送出し、払出を促すと述べたが、計数センサ8
bが不良になっているときに問題が発生する。例えば1
5個の払出指示数に対して、主基板27で10個まで確
認でき、その後、計数センサ8bの信号が来ないので5
個の払出指示を出したとする。この事態の発生原因が計
数センサ8bが不良になり計数が不能になったのであれ
ば、再指示した5個は払い出されなかったとして、主基
板27は30秒ごとに次々と5個の払出を指示すること
になり、主基板27で判断できないまま、遊技者に多数
の賞球が払出続けられるというトラブルとなる。
【0116】なお、賞球制御基板26は計数センサ8b
が不良でも制御センサ8aを有していることから、計数
センサ8bの不良を発見でき、いつまでも賞球を払い出
すようなトラブルは無いように作られている。さて、計
数センサ8bという重要部品の不良には2つの対応方法
がある。1つは、賞球制御基板26をエラー状態として
賞球コマンドが来ても停止させる方法である。実施例の
ものでは前述したようにオンされたソレノイド10は制
御センサ8aが遊技球の落下で球無しを検知した時点で
オフされる。次の、球が制御センサ8aで検知されると
再びソレノイド10がオンされ、落下により制御センサ
8aの球無しを検知すると再びオフである。この間、計
数センサ8bが正常なら検知できたはずであるから、こ
の不検知で計数センサ8bが不良と判断し、エラーによ
る停止とし、表示等を行い修理を促し、修理が終わるま
で停止させる方法である。
【0117】他の1つは主基板27側での対応である。
図6に示した主基板27の制御を図10のように変更す
る。すなわち、S12とS6の間に計数センサ8bの不
良判定(S19)を入れると共に、S16とS17の配
置を逆にして、計数センサ8bの不良を判定した場合に
は(S19:YES)、S16の賞球コマンド出力禁止
へ分岐させ、エラー表示(S18)をさせて停止させ、
S19で否定判断のときにはS6へ分岐させ正常動作を
させる。
【0118】ここでS19の計数センサ8bの不良判定
は図4のソレノイド動作検出器37で行われる。図5に
詳細を示すように、ソレノイド動作検出器37にはリレ
ー接点35aと直列に結ばれる入力端子37a、37b
があり、他に入力端子37a、37b間に有意の電流が
流れるとマイコンに信号を与える出力端子37cがあ
る。具体例としてはホトカプラであり、入力端子37
a、37bは発光ダイオードのアノードとカソードであ
り、出力端子37cはトランジスタのコレクタである。
【0119】ホトカプラによるソレノイド動作検出器3
7は以下のように作動する。計数センサ8bが正常なと
きには、賞球の払出毎にパルスが発生する。又、賞球払
出のためにソレノイド10が駆動される毎に電流が流
れ、発光ダイオードが発光し、ホトカプラのコレクタに
もパルスが発生する。主基板27のマイコンで両者のパ
ルスがあるときは正常と判断できる。一方、ホトカプラ
のコレクタにはパルスが見られるが(ソレノイド10が
稼働しているが)計数センサ8bにはパルスが見られな
いときは、計数センサ8bが不良と判断できる。なお、
計数センサ8bが不良であってもソレノイド10に流れ
た電流がパルス的になる理由は、前述したように制御セ
ンサ8aの作用のためである。
【0120】なお、本実施例では賞球払出ユニット9を
図3のようなスプロケット12とソレノイド10を用い
た形式としているが、モータを駆動源とする賞球払出装
置等に置き換えできることは明確である。また、本実施
例では入賞記憶エリアを5個用、10個用、15個用を
各々8ビットとし、入賞球確認記憶エリアを10ビット
の内の0〜999を格納するものとして説明したが、任
意の記憶容量に変更できることは明らかであり、いわゆ
る設計事項である。
【0121】又、特に各々の入賞記憶エリアの最高位ビ
ットのいずれかに1が立ったときにエラー表示出力を発
するように変形することは重要である。実施例のように
8ビットで0〜255個の記憶ができる例で256個目
を受け付けたときは、通常無視するようにソフトが組ま
れるか、ゲームを発射停止等で止めるか、アラームを発
する処理をする。いずれにしても、パチンコ機のプログ
ラムのように総バイト数に制約を受けている場合には、
最も簡単な条件及びソフトにする必要がある。
【0122】その観点から5個記憶エリア、10個記憶
エリア、15個記憶エリアのいずれかのビット8がたっ
たとき、遊技者及びパチンコ店の従業員にエラー表示で
知らせると、知らせた後さらに255−128=127
個の、その賞球個数の入賞が発生する前に予告すること
ができる。いま、発射速度が毎分100発で、発射され
た球の1/10がその賞球個数の入賞口に入賞したとし
ても、127×10/100=12.7分前に予告を発
することができ、本当のトラブルを未然に防ぐことがで
きる。入賞記憶エリアがオーバーフローするような状態
は通常の遊技中にはいかに大当たりが連続しても賞球払
出が行われる限りは、まず発生しない。しかし、何らか
の不具合が生じているときにはあり得る現象であり、請
求項15に関する事項(エラーデータのクリア)と関連
して重要である。すなわち、本実施例に限らず、データ
バックアップをするタイプの主基板で実際にエラーが発
生してしまう前にエラー表示やエラー音等の予告を行わ
せて、遊技者が不利になる状態の前に修理を実施する機
会が得られるようにすることができるのはきわめて重要
である。
【0123】なお、本発明のベースの考えは賞球払出と
いう金銭に関係する重要な仕事は、できる限りその主体
(指示する、結果を見る、処置をとる)を主基板27で
行わせる点にあり、その内、指示した数値に対し実際の
払出数が不足しているときには不足数を再指示できる機
能を有していることにおかれている。この再指示は、従
来のパチンコ機設計におけるコマンドの再送とは異な
り、設計基準に反するものでないことをここに述べる。
再コマンドの発信の禁止とは不正行為者に対する防備の
手段であり、禁止の対象となっているコマンドの再送と
は、1回のコマンド送信で達成できることを信頼性向上
のため等で繰り返し送信することである。無用の繰り返
しは出力状態からプログラム内部状態を推測され不正行
為に対する弱点となる。
【0124】一方、本実施例では、例えば15個の払出
指示をするときに、15個の賞球コマンドはただ1回で
ある。何らかの理由で10個払出で5個が残ったときの
5個のコマンドは前回(15個)とは異なったコマンド
である。又、不正行為を企てようとしても、不足発生、
すなわち再指示がいつ発生するかは全く予測できず、入
賞口への入賞タイミングがランダムとして扱われると同
等またはそれ以上にランダムな現象といえる。
【0125】以上、実施例を中心にパチンコ機の賞球払
出技術に関して述べてきたが、本発明に基づくと、停電
事故後も正確に作動するにとどまらず、静電気等のノイ
ズに強く、また不正遊技者に対する耐性も強く、かつコ
スト的にも低廉であり、さらには従来方式よりスペース
のメリットも有しており、効果は多大である。
【0126】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例を説明するブロック図。
【図2】 実施例のパチンコ機の背面図。
【図3】 実施例の賞球払出ユニットの拡大図。
【図4】 実施例のパチンコ機の制御系のブロック図。
【図5】 実施例のソレノイド動作検出器の詳細図。
【図6】 実施例の主基板が実行する賞球払出に関わる
処理のフローチャート。
【図7】 図6のSW読込の詳細フローチャート。
【図8】 実施例の主基板がリセットスタート及び割込
により実行する処理のフローチャート。
【図9】 実施例の賞球制御基板がリセットスタート及
び割込により実行する処理のフローチャート。
【図10】 図6の処理の変形例のフローチャート。
【符号の説明】
8a 制御センサ 8b 計数センサ(賞球検出手段) 9 賞球払出ユニット(賞球払出装置) 14 遊技盤 15 始動入賞口 16 普通入賞口 17a 普通入賞センサ(入賞検出手段) 17 普通入賞口 18 始動入賞センサ(入賞検出手段) 19 普通入賞センサ(入賞検出手段) 20 入賞球集合通路 25 入賞球確認スイッチ(入賞球確認手段) 26d トランジスタ 26a ワンチップマイコン 26 賞球制御基板 27 主基板 27a CPU(データ保存手段、記憶更新手段、不足
補正手段、電源遮断手段、監視手段、通断制御手段、エ
ラークリア手段、警告手段) 27b ROM 27c RAM(入賞数記憶手段、入賞球確認記憶手
段) 27d バックアップ電源 27e 制御信号発生部(制御信号発生手段) 27f アンド回路(賞球制御基板リセット信号出力手
段) 35a リレー接点(電源遮断手段、継電器) 35b リレーコイル(電源遮断手段、継電器) 37 ソレノイド動作検出器(通電検出手段) 28 表示器(入賞球確認値表示手段) 30 大入賞口 32 Vセンサ(入賞検出手段) 33 カウントセンサ(入賞検出手段) 44 電源基板 100 パチンコ機

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞球を検出する入賞検出手段と、該入
    賞検出手段からの入賞検出信号に基づいて賞球の払出を
    指示するコマンド(以下、「払出コマンド」という。)
    を送出する主基板と、該主基板からの払出コマンドに応
    じて賞球払出装置を制御して賞球を払出させる賞球制御
    基板と、前記賞球払出装置から払い出される賞球を検出
    する賞球検出手段とを備えるパチンコ機において、 電源断時に前記主基板に電力を供給するバックアップ電
    源を備え、 前記賞球検出手段からの賞球検出信号を前記主基板に入
    力する構成とし、 前記主基板には、 払出が未了の前記入賞球数を記憶する入賞数記憶手段
    と、 電源断時のデータを保存するデータ保存手段とを設け、 前記賞球制御基板には前記データ保存手段に相当する機
    能を備えないことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパチンコ機において、 前記入賞球の全てを検出位置に誘導する入賞球集合通路
    と、 前記検出位置を通る入賞球を検出する入賞球確認手段と
    を備え、 前記入賞球確認手段からの入賞球確認信号を前記主基板
    に入力する構成とし、 前記主基板には、前記入賞球確認信号が入力されるごと
    に1加算され前記払出コマンドの送出または該払出コマ
    ンドに応じた払出の完了により1減算される入賞球確認
    値を記憶する入賞球確認記憶手段を設けたことを特徴と
    するパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のパチンコ機にお
    いて、 前記電源断を予告する停電予告信号を出力し、該停電予
    告信号の出力から設定時間後に前記主基板のCPUの動
    作を停止させるための主基板リセット信号を出力する制
    御信号発生手段と、 前記停電予告信号または主基板リセット信号が入力され
    ると前記賞球制御基板のCPUの動作を停止させるため
    の賞球制御基板リセット信号を出力する賞球制御基板リ
    セット信号出力手段とを設けたことを特徴とするパチン
    コ機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載のパチ
    ンコ機において、 前記入賞球には入賞位置に対応して賞球数が決められて
    おり、 前記入賞数記憶手段は、前記入賞位置に対応する賞球数
    ごとの記憶エリアを持ち、 前記入賞検出信号が入力されると該信号が示す前記入賞
    位置に対応する前記記憶エリアの記憶値を1加算し、 前記入賞球確認信号が入力される毎に前記入賞球確認値
    を1加算し、 前記賞球制御基板に前記払出コマンドが送出される際
    に、または該送出された払出コマンドで指示した賞球の
    払出が確認されたときに、前記入賞球確認値及び前記払
    出コマンドで指示した賞球数に対応する前記記憶エリア
    の記憶値を1減算する記憶更新手段を設けたことを特徴
    とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパチンコ機において、 前記送出された払出コマンドの示す払出数と同一の数値
    をチェックカウンタに格納し、前記賞球検出手段からの
    賞球検出信号が入力される毎に該チェックカウンタの値
    を1減算するチェックカウンタ制御手段を設け、 前記更新手段は、該チェックカウンタの値が0になると
    前記入賞球確認値を1減算することを特徴とするパチン
    コ機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のパチンコ機において、 前記チェックカウンタの値がプラスの値を維持している
    時間が設定時間に達すると該チェックカウンタの値を示
    す払出コマンドを送出する不足補正手段を備えることを
    特徴とするパチンコ機。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載のパチ
    ンコ機において、 前記払出コマンドで指示した払出数よりも過剰の払出が
    行われた際に前記賞球払出装置への電源を遮断する電源
    遮断手段を備えることを特徴とするパチンコ機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のパチンコ機において、 前記電源遮断手段は前記チェックカウンタの値がマイナ
    スになったときに前記賞球払出装置への電源を遮断する
    ことを特徴とするパチンコ機。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載のパチンコ機にお
    いて、 前記電源遮断手段は前記主基板に設けられていることを
    特徴とするパチンコ機。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか記載のパ
    チンコ機において、 前記主基板は、先行して送出した前記払出コマンドによ
    る前記払出が完了してからインターバル時間を経過後に
    次の払出コマンドを送出することを特徴とするパチンコ
    機。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のパチンコ機におい
    て、 前記チェックカウンタの値が0になったことにより前記
    更新手段が前記入賞球確認記憶エリアの記憶値を1減算
    してから前記インターバル時間を経過後に前記払出コマ
    ンドが送出されることを特徴とするパチンコ機。
  12. 【請求項12】 請求項2ないし11のいずれか記載の
    パチンコ機において、 前記入賞球確認値を表示する入賞球確認値表示手段を備
    えたことを特徴とするパチンコ機。
  13. 【請求項13】 入賞球を検出する入賞検出手段と、該
    入賞検出手段からの入賞検出信号に基づいて賞球の払出
    を指示するコマンド(以下、「払出コマンド」とい
    う。)を送出する主基板と、該主基板からの払出コマン
    ドに応じて賞球払出装置を制御して賞球を払出させる賞
    球制御基板とを備えるパチンコ機において、 前記賞球払出装置への駆動電力の供給を通断する継電器
    と、 前記賞球払出装置の払出動作を監視する監視手段と、 前記監視手段の監視結果に基づいて前記継電器を制御す
    る通断制御手段とを前記主基板に設けたことを特徴とす
    るパチンコ機。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のパチンコ機におい
    て、 前記監視手段は、前記賞球払出装置に前記駆動電力が供
    給されているか否かを検出する通電検出手段の検出状態
    に基づいて前記賞球払出装置の払出動作を監視すること
    を特徴とするパチンコ機。
  15. 【請求項15】 入賞球を検出する入賞検出手段と、該
    入賞検出手段からの入賞検出信号に基づいて賞球の払出
    を指示するコマンド(以下、「払出コマンド」とい
    う。)を送出する主基板と、該主基板からの払出コマン
    ドに応じて賞球払出装置を制御して賞球を払出させる賞
    球制御基板と、前記賞球払出装置から払い出される賞球
    を検出する賞球検出手段と、電源断時に前記主基板に電
    力を供給するバックアップ電源と、電源断時の前記主基
    板のデータを保存するデータ保存手段とを備えるパチン
    コ機において、 前記主基板のデータを保存する際にエラーデータをクリ
    アするエラークリア手段を備えたことを特徴とするパチ
    ンコ機。
  16. 【請求項16】 入賞球を検出する入賞検出手段と、該
    入賞検出手段からの入賞検出信号に基づいて賞球の払出
    を指示するコマンド(以下、「払出コマンド」とい
    う。)を送出する主基板と、該主基板からの払出コマン
    ドに応じて賞球払出装置を制御して賞球を払出させる賞
    球制御基板と、前記賞球払出装置から払い出される賞球
    を検出する賞球検出手段と、前記主基板に設けられて払
    出が未了の前記入賞球数を記憶する入賞数記憶手段と、
    電源断時に前記主基板に電力を供給するバックアップ電
    源と、電源断時の前記主基板のデータを保存するデータ
    保存手段とを備えるパチンコ機において、 前記入賞数記憶手段の記憶状態が予告実行条件を満たす
    と警告を行う警告手段を備えたことを特徴とするパチン
    コ機。
  17. 【請求項17】 請求項16記載のパチンコ機におい
    て、 前記入賞球には入賞位置に対応して賞球数が決められて
    おり、 前記入賞数記憶手段は、前記入賞位置に対応する賞球数
    ごとの記憶エリアを持ち、 前記予告実行条件は、前記記憶エリアのいずれか1つの
    最高ビットが有効になることで満たされることを特徴と
    するパチンコ機。
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