JP2002125306A - ハーネス保護プロテクタ - Google Patents

ハーネス保護プロテクタ

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JP2002125306A
JP2002125306A JP2000315085A JP2000315085A JP2002125306A JP 2002125306 A JP2002125306 A JP 2002125306A JP 2000315085 A JP2000315085 A JP 2000315085A JP 2000315085 A JP2000315085 A JP 2000315085A JP 2002125306 A JP2002125306 A JP 2002125306A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 樹脂成形筐体のハーネス保護プロテクタにあ
って、車体パネル側に係合させて固定する際に生じる係
合力による当接反力に対して係合構造部の剛性を強化す
ることで、ハーネス類の確実な収容保護ならびに配索の
信頼性を高めるようにする。 【解決手段】 車体パネル11の係止孔12にプロテク
タ側の係止突起26が係合するときの当接反力で可撓部
25が撓むが、その撓みは可撓部25が閉じきり孔の係
止部可撓孔24cに内側から突き当たることで制限され
る。可撓部25の撓みを制限することで可撓部25に当
接反力を負担させ、支持板部22に掛かる負担を軽減さ
せる。また、支持板部22の外側で、底板21の端部に
補強部23を設けたことで、支持板部22が係合力で外
側に倒れようとするのを防ぐべく強化する。すなわち、
底板21上から直角に立ち上がる支持板部22に当接反
力で押し倒そうとする力が働き、根元の隅部に亀裂など
が発生するのを防護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形された筐
体一般について、たとえば自動車の車体パネルに配索さ
れた電線やケーブルなどのハーネス類を配索途中の要所
要所において被覆保護するために、ハーネス類を挿通さ
せた状態で車体パネルに嵌合固定されるハーネス保護プ
ロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】ハーネス保護プロテクタは、樹脂成形さ
れた細長い筐体内にハーネス類を通して収容した状態で
車体パネルに固定される。車体パネルへの固定は、係止
突起と係止孔とを係合させるといった凹凸部嵌合方式が
一般的である。凹凸部嵌合方式でハーネス保護プロテク
タを車体パネルに固定する構造例として、先に本願出願
人によって提案された実開平6−5320号公報に記載
のプロテクタ他、実開昭62−32210号公報に記載
の結合装置など多数がある。
【0003】図3および図4(a)〜(c)は、凹凸部
嵌合による基本構造を代表的に示したものである。概略
的に説明するに、車両ボディ1を構成する車体パネル3
に電線束やケーブルによるハーネスが引き回して配索さ
れ、配索途中の要所でハーネスをプロテクタ本体2に挿
通させて収容し保護する。車体パネル3には係止孔4が
設けてあって、この係止孔4に嵌合させてプロテクタ本
体2をハーネス収容状態で車体パネル3に固定する。
【0004】その場合、プロテクタ本体2は、その筐体
本体を形成する底板5の端部に一体にほぼ直角に支持板
部6が立ち上げて設けられている。支持板部6は全体が
上記車体パネル3の係止孔4に挿入して係合できる大き
さと形状に設けられている。この支持板部22の中央一
部は可撓部8となっており、その両側に形成した縦スリ
ット7a,7bと、先端を切欠して自由端とすることで
樹脂弾性による撓みが可能となっている。この可撓部8
の内側の立ち上がり面に凸形状の係止突起9が突設さ
れ、車体パネル3の係止孔4の孔エッジに係合できるよ
うになっている。かかる可撓部8の先端自由端の直下す
なわち図でいう下端の直下は、底板5の端部を切欠して
切欠凹部7cが設けられている。
【0005】図4(a)〜(c)は、以上の構造による
プロテクタ本体2を車体パネル3に取り付けて固定する
動作を順に示している。すなわち、同図(a)のよう
に、図3中の仮想線で示すハーネスを通して収容した状
態のプロテクタ本体2を車体パネル3に臨ませ、係止孔
4に支持板部6を位置合わせして挿入すると、係止突起
9が係止孔4の孔エッジに当接する。続いて同図(b)
のように、係止突起9の表面は下り傾斜のテーパ面に形
成されているので、その斜度で係合度合いが深まるに従
って係止突起9の傾斜力で係止孔4との当接反力が高ま
り、その当接反力で可撓部8が樹脂特有の弾性でもって
後方へのけぞるようにして撓む。可撓部8の撓みで係止
突起9が車体パネル3の反対面に回り込み、同図(c)
のように、クリック感覚を伴って係止孔4の孔エッジに
係合する。それによってプロテクタ本体2が車体パネル
3に固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この図3と
図4(a)〜(c)で示された従来のハーネス保護プロ
テクタにあっては次の問題点がある。プロテクタ本体2
の底板5の端部に直角に支持板部6が立ち上げて設けら
れているため、車体パネル3の係止孔4への係合時にそ
の当接反力が支持板部6に強力に働くと、底板5から立
ち上がった支持板部6の根元である底板5との隅部に図
中符号Gで示す亀裂が発生しやすい不具合がある。
【0007】すなわち、図4(b)の状態にあって、プ
ロテクタ本体2側の係止突起9が車体パネル3の係止孔
4のエッジに係合し始める際、その当接反力で可撓部8
は後方へ撓むが、支持板部6では根元の底板5との隅部
に当接反力による曲げモーメントが直に働き、後ろに倒
れようとする。その力で亀裂Gが発生し、それが破断に
まで至ると、車体パネル3に対してプロテクタ本体2の
取付強度が損なわれ、配索の信頼性を低下させてしまう
のである。
【0008】したがって、本発明の目的は、樹脂成形筐
体のハーネス保護プロテクタにあって、車体パネル側に
係合させて固定する際に係合力で生じる当接反力に対し
て係合構造部の剛性アップを図ることでハーネス類を確
実に収容保護し、配索の信頼性を高めたハーネス保護プ
ロテクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる請求項1に記載のハーネス保護プロ
テクタは、車体パネル11に配索されたハーネス類を要
所で囲い込んで保護するために、そのハーネス類を挿通
させて保持した状態で車体パネル11に設けた係止孔1
2に嵌合させて固定するようにした底板21などからな
る樹脂成形筐体であって、前記底板21の端部から一体
にほぼ直角に立ち上げ成形された支持板部22と、この
支持板部22の中央部を切欠して設けられ、押圧力が加
重されたときに樹脂弾性による撓みが可能となるよう切
欠先端が自由端となっている可撓部25と、この可撓部
25の一側面に突設され、前記車体パネル11の係止孔
12に係合して孔エッジに係止される係止突起26と、
前記可撓部25の先端自由端の直下で前記底板21を切
欠して設けられた係止部可撓孔24cと、前記底板21
の端部から立ち上げた前記支持板部22の外側にその底
板21の一部を張り出して延長することにより、支持板
部22の外側への倒れに対する剛性を強化するととも
に、外側に延長した底板21の一部によって前記係止部
可撓孔24cを閉じきり孔とすることで、その閉じきっ
た孔の係止部可撓孔24cに内側から前記可撓部25の
先端自由端を当接させて撓みを制限するようにした補強
部23と、を備えてなっていることを特徴とする。
【0010】以上の構成により、車体パネル11の係止
孔12にプロテクタ側の係止突起26が係合し始めると
その当接反力で可撓部25が撓み、係止突起26が係止
孔12に係合できるようになる。可撓部25の撓みは先
端自由端が閉じきり孔の係止部可撓孔24cに内側から
突き当てることで適量に制限される。すなわち、従来の
ように可撓部25が無制限に撓んだ場合、それだけ係合
時の当接反力を支持板部22において負担する度合いが
大きくなる。そこで、撓みを規制して当接反力による負
担を可撓部25でも分担させることにより、支持板部2
2に掛かる負担を軽減する。また、支持板部22の背後
につまり外側に底板21を延長して補強部23を設けた
ことで、係合時の当接反力で支持板部22が外側に倒れ
ようとするのを防いで強化する。以上から、底板21上
から直角に立ち上がる支持板部22の根元である隅部に
亀裂などが発生するのを抑えることができる。
【0011】また、請求項2に記載のハーネス保護プロ
テクタは、前記閉じきった孔の係止部可撓孔24cが、
前記底板21の端部に設けた前記補強部23にまで延長
して形成されていることを特徴とする。
【0012】以上の構成により、支持板部22の可撓部
25の直下で底板21を切り欠いて設けた係止部可撓孔
24cとしては、支持板部22の外側で底板21の端部
から補強部23を延長して設けたことで閉じきった孔に
なる。その閉じきった孔の係止部可撓孔24cを可撓部
25の直下から補強部23にまで延長した大きさとする
ことで、その分だけ可撓部25の撓みが閉じきり孔に内
側から突き当たるまで許容され且つ制限されることにな
る。それにより、可撓部25に必要なだけの撓みを許容
し、しかも撓みを制限して可撓部25に係合時の当接反
力による負担を分担させることで、支持板部22への負
担を軽減させて根元隅部における亀裂発生などに対して
防護する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるハーネス保
護プロテクタの実施の形態について、図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本例のプロテクタ本体20を車
両ボディ10の車体パネル11に対してハーネス保持状
態で取り付けて固定する係合部構造を示す斜視図であ
る。また、図2(a)〜(c)は、その係合部構造にお
ける組立順と作用を示すそれぞれの断面図である。
【0014】樹脂成形されたプロテクタ本体20は底板
21などからなる筐体であり、車体パネル11に配索さ
れた図中の符号Wで示す電線束やケーブルからなるワイ
ヤハーネスをその要所で挿通させて被覆保持する。
【0015】プロテクタ本体20の底板21では、その
端部に一体成形して支持板部22が板面にほぼ直角に立
ち上げられている。支持板部22は全体が山形状で車体
パネル11に設けた係止孔12に挿入して係合できるよ
うになっている。また、支持板部22の中央部は、両側
に切り欠いて設けた縦スリット24a,24bと、直下
の底板21を切り欠いて設けた係止部可撓孔24cとに
よって三方を囲まれた形の可撓部25となっている。す
なわち、可撓部25の図でいう下端である先端が直下の
係止部可撓孔24cに臨んだ自由端となっている。そう
した形状の可撓部25に押圧力が加えられると、樹脂特
有の弾性を利用して適度に撓めるようになっている。
【0016】また、かかる支持板部22に設けた可撓部
25においては、その内側の立ち上がり面に凸形の係止
突起26が一体に突設されている。車体パネル11への
係合時、その係止突起26が車体パネル11の反対面に
係止孔12から回り込むことで、係止孔12の孔エッジ
に係止されるようになっている。そうした係止突起26
は下り傾斜をつけたテーパ面を有して成形され、テーパ
斜面力でパネル側係止孔12の孔エッジとの係合力を漸
次を高めつつ、樹脂特有のクリック感覚を伴いほぼワン
タッチでいわゆるアンダーカット嵌合的に孔エッジに係
止される。
【0017】一方、上記支持板部22が立ち上がった部
分の底板21の端部では、その支持板部22の外側に張
り出すようにして底板21の一部が延長され、その延長
部を補強部23として設けている。支持板部22の外側
に補強部23を設けたことで、可撓部25の直下に設け
た上記係止部可撓孔24cを閉じきった孔として形成で
き、しかもその閉じきった孔の係止部可撓孔24cを補
強部23にまで延長した大きさや形状で設けている。そ
れによって、可撓部25がその係止部可撓孔24cの大
きさ分だけ撓むことができ、逆にいうと係止部可撓孔2
4cに内側から可撓部25の先端自由端が突き当たるこ
とで撓みを制限されるようになっている。また、補強部
23を設けたことで、補強という本来の意味から、底板
21の端部から直角に立ち上がった支持板部22の外側
への倒れを防止するべく強化しているのである。
【0018】次に、以上の構成による本実施の形態のハ
ーネス保護プロテクタについて、車体パネルに取り付け
て固定する組立動作ならびに作用について図2(a)〜
(c)を参照して説明する。
【0019】図2(a)は、車体パネル11に配索され
たハーネス類を挿通させて被覆保持した状態のプロテク
タ本体20を、その車体パネル11に係合させて固定す
る直前の断面図を示している。車体パネル11の係止孔
12にプロテクタ本体20側の支持板部22を臨ませ、
矢印で示す取付方向へプロテクタ本体20を動かし、支
持板部22を係止孔12に係合させる。
【0020】図2(b)に示すように、支持板部22に
おける可撓部25上の係止突起26がそのテーパ傾斜面
からパネル側係止孔12の孔エッジに当接して係合し始
める。孔エッジとの係合度合いがテーパ傾斜面の斜度で
深まるに従って、係止突起26が受ける係合力の当接反
力でもって可撓部25が樹脂特有の弾性で後方へのけぞ
るように撓む。
【0021】同じく図2(b)において、後方へ撓んだ
可撓部25ではその先端自由端が閉じきり孔の係止部可
撓孔24cに内側から突き当たり、それ以上の撓みを制
限される。可撓部25としては、係止突起26がパネル
側係止孔12に係合するのに必要なだけ後方へ撓むのを
許容し、且つそれ以上の撓みを制限する。可撓部25の
撓みが制限されるということは、係止突起26で受けた
当接反力による負担を可撓部25で負担することにな
る。すなわち、可撓部25が当接反力による負担を分担
することで、支持板部22に働く負担が軽減される。そ
の作用と同時に、外側に延長した補強部23による剛性
強化で支持板部22が外側に倒れようとするのを防ぐ。
【0022】図2(c)は、そのようにしてプロテクタ
本体20側の係止突起26が係止孔12を回り込んで車
体パネル11の反対面に係止した状態を示している。そ
の間の組立操作は樹脂特有のクリック感覚を伴ってほぼ
ワンタッチで行われ、プロテクタ本体20を車体パネル
11に取り付けて固定することができる。
【0023】以上から、車体パネル11に対してプロテ
クタ本体20を好適な係合力で組み立てることができる
ので、従来例の図4(a)〜(c)で示されたように、
支持板部22の立ち上がりの根元である底板21との隅
部27から発生する亀裂Gなどの防止に有効であり、ワ
イヤハーネスWの確実な保護と配索の信頼性を確保する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1に記載のハーネス保護プロテクタは、車体パネル
の係止孔にプロテクタ側の係止突起が係合し始めるとそ
の当接反力で可撓部が撓み、係止突起が係止孔に係合で
きるようになるが、可撓部の撓みは先端自由端が閉じき
り孔の係止部可撓孔に内側から突き当たることで適量に
制限される。従来のように、可撓部が無制限に撓んだ場
合、それだけ係合時の当接反力を支持板部において負担
する度合いが大きくなるが、撓みを規制して当接反力に
よる負担を可撓部でも分担させることにより、支持板部
に掛かる負担を軽減する。また、支持板部の背後につま
り外側に底板を延長して補強部を設けたことで、係合時
の当接反力で支持板部が外側に倒れようとするのを防い
で強化する。以上から、底板上から直角に立ち上がる支
持板部の根元の隅部に亀裂などが発生するのを防護で
き、所要の係合強度でもってプロテクタが車体パネルに
取り付けられるので、電線束やケーブルによるハーネス
類を確実に保護して配索の信頼性を高めるのに有効であ
る。
【0025】また、請求項2に記載のハーネス保護プロ
テクタは、支持板部の可撓部の直下で底板を切り欠いて
設けた係止部可撓孔としては、支持板部の外側で底板の
端部から補強部を延長して設けたことで閉じきった孔に
なる。その閉じきった孔の係止部可撓孔を可撓部の直下
から補強部にまで延長した大きさとすることで、その分
だけ可撓部の撓みが閉じきり孔に内側から突き当たるま
で許容され且つ制限され、それにより可撓部に必要なだ
けの撓みを許容し、しかも撓みを制限して可撓部に係合
時の当接反力による負担を分担させることで、支持板部
への負担を軽減させて根元隅部における亀裂発生などに
対して防護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるハーネス保護プロテクタの実施
の形態において車体パネル側への組立前を示す分解斜視
図である。
【図2】同図(a)〜(c)は、車体パネルの係止孔に
プロテクタ側の係止突起を係合させる時の動作順と作用
を示す図1中矢印A−A線からの断面図である。
【図3】従来例のハーネス保護プロテクタにおいて組立
前の状態を示す分解斜視図である。
【図4】同図(a)〜(c)は、同従来例において車体
パネルの係止孔にプロテクタ側の係止突起を係合させる
時の動作順と作用を示すそれぞれの断面図である。
【符号の説明】
10: 車両ボディ 11: 車体パネル 12: 係止孔 20: プロテクタ本体 21: 底板 22: 支持板部 23: 補強部 24a,24b: 縦スリット 24c:係止部可撓孔 25: 可撓部 26: 係止突起 27: 支持板部の立ち上がり隅部 W: ワイヤハーネス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルに配索されたハーネス類を要
    所で囲い込んで保護するために、そのハーネス類を挿通
    させて保持した状態で車体パネルに設けた係止孔に嵌合
    させて固定するようにした底板などからなる樹脂成形筐
    体のハーネス保護プロテクタであって、 前記底板の端部から一体にほぼ直角に立ち上げ成形され
    た支持板部と、 この支持板部の中央部を切欠して設けられ、押圧力が加
    重されたときに樹脂弾性による撓みが可能となるよう切
    欠先端が自由端となっている可撓部と、 この可撓部の一側面に突設され、前記車体パネルの係止
    孔に係合して孔エッジに係止される係止突起と、 前記可撓部の先端自由端の直下で前記底板を切欠して設
    けられた係止部可撓孔と、 前記底板の端部から立ち上げた前記支持板部の外側にそ
    の底板の一部を張り出して延長することにより、支持板
    部の外側への倒れに対する剛性を強化するとともに、外
    側に延長した底板の一部によって前記係止部可撓孔を閉
    じきり孔とすることで、その閉じきった孔の係止部可撓
    孔に内側から前記可撓部の先端自由端を当接させて撓み
    を制限するようにした補強部と、を備えてなっているこ
    とを特徴とするハーネス保護プロテクタ。
  2. 【請求項2】 前記閉じきった孔の係止部可撓孔が、前
    記底板の端部に設けた前記補強部にまで延長して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のハーネス保
    護プロテクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007071727A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Denso Corp 計器用装飾部品
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CN107235019A (zh) * 2017-06-14 2017-10-10 安徽江淮汽车集团股份有限公司 汽车线束插件

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