JP2002124946A - Atm交換網における着信制御システム - Google Patents
Atm交換網における着信制御システムInfo
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- JP2002124946A JP2002124946A JP2000311360A JP2000311360A JP2002124946A JP 2002124946 A JP2002124946 A JP 2002124946A JP 2000311360 A JP2000311360 A JP 2000311360A JP 2000311360 A JP2000311360 A JP 2000311360A JP 2002124946 A JP2002124946 A JP 2002124946A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 着信側端末が使用不可の場合に、代替の端末
への着信転送を自動的に行うことが可能なATM交換網
における着信制御システムを得る。 【解決手段】 ATM交換機43において、自交換機配
下の端末44が着信不可の場合に、代替端末(転送先端
末)45となるべき端末アドレスを予め登録しておく。
この代替端末は自交換機配下のみならず、他の交換機配
下の端末であっても良い。そして、着信側端末44が使
用不可の場合、ATM交換機内に予め登録されている代
替端末25のアドレスをチェックして、このアドレスに
従ってルーチング処理を行うことにより、代替端末45
へ着信転送を行う。この代替端末45へ着信転送が行わ
れたことを発信側端末41へ通知するように構成するこ
ともできる。
への着信転送を自動的に行うことが可能なATM交換網
における着信制御システムを得る。 【解決手段】 ATM交換機43において、自交換機配
下の端末44が着信不可の場合に、代替端末(転送先端
末)45となるべき端末アドレスを予め登録しておく。
この代替端末は自交換機配下のみならず、他の交換機配
下の端末であっても良い。そして、着信側端末44が使
用不可の場合、ATM交換機内に予め登録されている代
替端末25のアドレスをチェックして、このアドレスに
従ってルーチング処理を行うことにより、代替端末45
へ着信転送を行う。この代替端末45へ着信転送が行わ
れたことを発信側端末41へ通知するように構成するこ
ともできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchrono
us Transfer Mode)交換網における着信制御システムに
関し、特にATM交換機間のインタフェース規格である
PNNI(Private Network to Network Interface)に
より構築されたATM交換網におけるATM交換機での
SVC(Switched Virtual Connection :相手先選択接
続)接続の着信転送制御に関するものである。
us Transfer Mode)交換網における着信制御システムに
関し、特にATM交換機間のインタフェース規格である
PNNI(Private Network to Network Interface)に
より構築されたATM交換網におけるATM交換機での
SVC(Switched Virtual Connection :相手先選択接
続)接続の着信転送制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のATM交換網でのSVC
接続では、あるATM交換機配下の端末(発信側端末)
から他のATM配下の端末(着信側端末)に対して発呼
を行った場合に、この着信側端末が何らかの原因で着信
失敗したとすると、代替の端末(転送先端末)に当該着
呼を転送する方式が種々提案されている。
接続では、あるATM交換機配下の端末(発信側端末)
から他のATM配下の端末(着信側端末)に対して発呼
を行った場合に、この着信側端末が何らかの原因で着信
失敗したとすると、代替の端末(転送先端末)に当該着
呼を転送する方式が種々提案されている。
【0003】例えば、(1)発信側端末において、着信
先ATMアドレスを転送先端末のATMアドレスに変更
する方式や、(2)特開平5−22346号公報に示さ
れるように、中継網内にパトロールパケットを流してお
き、これにより着信側端末を監視して着信転送制御を行
う方式や、(3)特開平9−130393号公報にある
ように、指定着信側端末に接続できない場合には、予め
登録されている同一ATM交換機の配下にある他の端末
に当該着信を転送制御する方式などがある。
先ATMアドレスを転送先端末のATMアドレスに変更
する方式や、(2)特開平5−22346号公報に示さ
れるように、中継網内にパトロールパケットを流してお
き、これにより着信側端末を監視して着信転送制御を行
う方式や、(3)特開平9−130393号公報にある
ように、指定着信側端末に接続できない場合には、予め
登録されている同一ATM交換機の配下にある他の端末
に当該着信を転送制御する方式などがある。
【0004】また、特開平8−242240号公報に
は、ATM中継網内の運用中のパスに障害などにより相
手先にデータが送信できなくなった場合には、ATMセ
ルレベルでデータ送信中に他の正常なパスに切替える方
式が示されている。
は、ATM中継網内の運用中のパスに障害などにより相
手先にデータが送信できなくなった場合には、ATMセ
ルレベルでデータ送信中に他の正常なパスに切替える方
式が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した(1)項の方
式では、発信側端末において、着信先ATMアドレスを
転送先端末のATMアドレスに変更する必要があり、自
動的にTAM交換機が着信転送制御を行うことができな
いという欠点がある。また、前述の(2)項の方式で
は、パトロールパケットを中継網内に流して着信端末の
状態を常時監視する必要があるので、中継網内における
負荷が増大するという欠点がある。更に、前述の(3)
項の方式では、ATM交換機が自交換機内(配下)の端
末のみのアドレスを管理しているので、着信転送先端末
は着信転送元端末と同一のATM交換機に属している必
要があり、また、発信側端末は着信転送先端末アドレス
を通知されることがないので、どの端末に着信が転送さ
れたのか不明であるという欠点もある。
式では、発信側端末において、着信先ATMアドレスを
転送先端末のATMアドレスに変更する必要があり、自
動的にTAM交換機が着信転送制御を行うことができな
いという欠点がある。また、前述の(2)項の方式で
は、パトロールパケットを中継網内に流して着信端末の
状態を常時監視する必要があるので、中継網内における
負荷が増大するという欠点がある。更に、前述の(3)
項の方式では、ATM交換機が自交換機内(配下)の端
末のみのアドレスを管理しているので、着信転送先端末
は着信転送元端末と同一のATM交換機に属している必
要があり、また、発信側端末は着信転送先端末アドレス
を通知されることがないので、どの端末に着信が転送さ
れたのか不明であるという欠点もある。
【0006】本発明の目的は、着信側端末が使用不可の
場合に、代替の端末への着信転送を自動的に行うことが
可能なATM交換網における着信制御システムを提供す
ることである。
場合に、代替の端末への着信転送を自動的に行うことが
可能なATM交換網における着信制御システムを提供す
ることである。
【0007】本発明の他の目的は、着信側端末が使用不
可の場合に、当該着信端末と同一のATM交換機に属し
ない端末へも、自動的に着信転送することができるAT
M交換網における着信制御システムを提供することであ
る。
可の場合に、当該着信端末と同一のATM交換機に属し
ない端末へも、自動的に着信転送することができるAT
M交換網における着信制御システムを提供することであ
る。
【0008】本発明の更に他の目的は、着信転送が行わ
れたことを発信元端末へも通知可能としたATM交換網
における着信制御システムを提供することである。
れたことを発信元端末へも通知可能としたATM交換網
における着信制御システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一の
ATM交換機の配下に存在する発信側端末から第二のA
TM交換機の配下に存在する着信側端末に対する発呼の
着信制御をなすようにしたATM交換網における着信制
御システムであって、前記第二のATM交換機は、この
第二のATM交換機の配下の端末及び他のATM交換機
の配下の端末のうちから選択された着信転送先を示す着
信転送端末アドレスを予め登録した登録手段と、前記着
信側端末への着信失敗に応答して、前記登録手段に登録
された着信転送端末に対して着信転送をなす転送制御手
段と、を含むことを特徴とする着信制御システムが得ら
れる。
ATM交換機の配下に存在する発信側端末から第二のA
TM交換機の配下に存在する着信側端末に対する発呼の
着信制御をなすようにしたATM交換網における着信制
御システムであって、前記第二のATM交換機は、この
第二のATM交換機の配下の端末及び他のATM交換機
の配下の端末のうちから選択された着信転送先を示す着
信転送端末アドレスを予め登録した登録手段と、前記着
信側端末への着信失敗に応答して、前記登録手段に登録
された着信転送端末に対して着信転送をなす転送制御手
段と、を含むことを特徴とする着信制御システムが得ら
れる。
【0010】そして、前記転送制御手段は、前記着信側
端末への着信失敗に応答して、前記着信転送端末アドレ
スを使用して再ルーチングをなすようにしたことを特徴
と四、また、前記第二のATM交換機は、前記着信転送
が行われたことを着信側端末及び発信側端末へ通知する
着信転送通知手段を、更に含むことを特徴としている。
また、前記着信転送通知手段は、前記着信転送が行われ
たことを端末に通知するか否かの選択を、各端末毎に設
定可能としたことを特徴としている。
端末への着信失敗に応答して、前記着信転送端末アドレ
スを使用して再ルーチングをなすようにしたことを特徴
と四、また、前記第二のATM交換機は、前記着信転送
が行われたことを着信側端末及び発信側端末へ通知する
着信転送通知手段を、更に含むことを特徴としている。
また、前記着信転送通知手段は、前記着信転送が行われ
たことを端末に通知するか否かの選択を、各端末毎に設
定可能としたことを特徴としている。
【0011】本発明の作用を述べる。ATM交換機にお
いて、自交換機配下の端末が着信不可の場合に、代替端
末(転送先端末)となるべき端末アドレスを予め登録し
ておく。この代替端末は自交換機配下のみならず、他の
交換機配下の端末であっても良い。そして、着信側端末
が使用不可の場合、ATM交換機内に予め登録されてい
る代替端末のアドレスをチェックして、このアドレスに
従ってルーチング処理を行うことにより、代替端末へ着
信転送を行う。この代替端末へ着信転送が行われたこと
を発信側端末へ通知するように構成することもできる。
いて、自交換機配下の端末が着信不可の場合に、代替端
末(転送先端末)となるべき端末アドレスを予め登録し
ておく。この代替端末は自交換機配下のみならず、他の
交換機配下の端末であっても良い。そして、着信側端末
が使用不可の場合、ATM交換機内に予め登録されてい
る代替端末のアドレスをチェックして、このアドレスに
従ってルーチング処理を行うことにより、代替端末へ着
信転送を行う。この代替端末へ着信転送が行われたこと
を発信側端末へ通知するように構成することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の実施例のATM交
換機10の概略機能ブロック図である。図1を参照する
と、ATM交換機10は、メッセージを受信するメッセ
ージ受信処理部11と、この受信メッセージをルーチン
グし、送出する回線番号を求めるルーチング処理部12
と、ルーチング処理部12で求められた回線番号に対応
する回線へメッセージを送出するメッセージ送信処理部
13と、着信先端末が着信転送サービスに加入している
かをチェックする回線データ141(その詳細は図2)
を有する着信転送加入者チェック処理部14とにより構
成される。
の実施例を説明する。図1は本発明の実施例のATM交
換機10の概略機能ブロック図である。図1を参照する
と、ATM交換機10は、メッセージを受信するメッセ
ージ受信処理部11と、この受信メッセージをルーチン
グし、送出する回線番号を求めるルーチング処理部12
と、ルーチング処理部12で求められた回線番号に対応
する回線へメッセージを送出するメッセージ送信処理部
13と、着信先端末が着信転送サービスに加入している
かをチェックする回線データ141(その詳細は図2)
を有する着信転送加入者チェック処理部14とにより構
成される。
【0013】着信転送加入者チェック処理部14は、発
呼要求メッセージの着信先ATMアドレスを転送先AT
Mアドレスに変換するアドレス変換処理部142と、着
信転送を行ったことを通知するための情報を付与する変
更通知付与処理部143と、アドレス変換、変更通知を
付与した後に再度ルーチング要求を行う再ルーチング要
求処理部144とを有して構成されている。
呼要求メッセージの着信先ATMアドレスを転送先AT
Mアドレスに変換するアドレス変換処理部142と、着
信転送を行ったことを通知するための情報を付与する変
更通知付与処理部143と、アドレス変換、変更通知を
付与した後に再度ルーチング要求を行う再ルーチング要
求処理部144とを有して構成されている。
【0014】また、ルーチング処理部12には、着信先
ATMアドレスをどの回線に送信するかを決めるための
周知のルーチングテーブル121を有するものとする。
ATMアドレスをどの回線に送信するかを決めるための
周知のルーチングテーブル121を有するものとする。
【0015】図2は回線データ141の例を示してお
り、回線番号21毎に、この回線に接続されているAT
M端末が着信転送サービスに加入しているか否かを示す
着信転送フラグ22と、その着信転送先を示すATMア
ドレス24(自交換機内の端末に限定されないものとす
る)と、着信転送がなされた場合に、その旨の通知の要
否を示す転送通知付与フラグ23とからなっている。
り、回線番号21毎に、この回線に接続されているAT
M端末が着信転送サービスに加入しているか否かを示す
着信転送フラグ22と、その着信転送先を示すATMア
ドレス24(自交換機内の端末に限定されないものとす
る)と、着信転送がなされた場合に、その旨の通知の要
否を示す転送通知付与フラグ23とからなっている。
【0016】また、変更通知付与処理部143は、前述
したように、着信転送を行ったことを通知するための情
報を付与するものであり、その変更通知情報要素の形態
は図3に示すように、変更通知情報要素識別子31と、
着信元アドレス長32と、着信元ATMアドレス33と
からなっている。
したように、着信転送を行ったことを通知するための情
報を付与するものであり、その変更通知情報要素の形態
は図3に示すように、変更通知情報要素識別子31と、
着信元アドレス長32と、着信元ATMアドレス33と
からなっている。
【0017】次に、本発明によるネットワーク環境での
動作について説明する。図4(A)〜(C)に示すネッ
トワーク環境は、ATM交換機間のインタフェースであ
るPNNIで接続されている。また、これ等のネットワ
ーク環境では、ATM交換機(以下、SWと記す)4か
ら送信した発呼要求メッセージは、SW5−SW7を経
由してSW9に着信する様なルーチング設定(a1で示
す)になっている。図4(A)では、SW4の配下の端
末1からSW9の配下の端末2へ発呼要求メッセージを
送信した際、SW9の配下の端末2が使用不可のために
(星印で障害の発生を示している)、SW9の配下の他
の端末3へ着信転送される場合を示している。
動作について説明する。図4(A)〜(C)に示すネッ
トワーク環境は、ATM交換機間のインタフェースであ
るPNNIで接続されている。また、これ等のネットワ
ーク環境では、ATM交換機(以下、SWと記す)4か
ら送信した発呼要求メッセージは、SW5−SW7を経
由してSW9に着信する様なルーチング設定(a1で示
す)になっている。図4(A)では、SW4の配下の端
末1からSW9の配下の端末2へ発呼要求メッセージを
送信した際、SW9の配下の端末2が使用不可のために
(星印で障害の発生を示している)、SW9の配下の他
の端末3へ着信転送される場合を示している。
【0018】図4(B)では、SW4の配下の端末1か
らSW9の配下の端末2へ発呼要求メッセージを送信し
た場合に、端末2が使用不可のために、SW8の配下の
端末3´へ着信転送される場合を示している(a2)。
また、図4(C)のような環境で、SW7とSW9との
間の中継回線が使用不可の場合は、PNNIの機能であ
るクランクバック機能により、SW4からSW9へ送信
した発呼要求メッセージは、SW5−SW7−SW5−
SW6−SW8を経由してSW9の配下の端末2へ送信
される(a3)ため、着信転送は行われない。
らSW9の配下の端末2へ発呼要求メッセージを送信し
た場合に、端末2が使用不可のために、SW8の配下の
端末3´へ着信転送される場合を示している(a2)。
また、図4(C)のような環境で、SW7とSW9との
間の中継回線が使用不可の場合は、PNNIの機能であ
るクランクバック機能により、SW4からSW9へ送信
した発呼要求メッセージは、SW5−SW7−SW5−
SW6−SW8を経由してSW9の配下の端末2へ送信
される(a3)ため、着信転送は行われない。
【0019】尚、特開平5−22346号公報の様に、
パトロールパケットにより網内のネットワーク状態を監
視する必要はない。
パトロールパケットにより網内のネットワーク状態を監
視する必要はない。
【0020】図5は発信側端末41から着信側端末44
へ発呼された発呼要求が、着信側端末44の使用不可に
より、代替端末である着信転送先端末45へ転送され
て、当該端末45に対して呼接続がなされるまでのシー
ケンス図である。
へ発呼された発呼要求が、着信側端末44の使用不可に
より、代替端末である着信転送先端末45へ転送され
て、当該端末45に対して呼接続がなされるまでのシー
ケンス図である。
【0021】ATM交換機42に接続されている発信側
端末41から発呼要求信号S46が送信されると、AT
M交換機42は受信した発呼要求信号S46をATM交
換機43に送信する。このとき、発呼要求信号S47上
の着ATMアドレスは着信側端末44のアドレスAが設
定されている。この発呼要求信号を受信したATM交換
機43は、ルーチング処理部12にてルーチング処理を
行い、該当アドレスの送信先回線番号を決定する。しか
し、この場合には着信側端末44が使用不可のために、
ルーチングNGになる。
端末41から発呼要求信号S46が送信されると、AT
M交換機42は受信した発呼要求信号S46をATM交
換機43に送信する。このとき、発呼要求信号S47上
の着ATMアドレスは着信側端末44のアドレスAが設
定されている。この発呼要求信号を受信したATM交換
機43は、ルーチング処理部12にてルーチング処理を
行い、該当アドレスの送信先回線番号を決定する。しか
し、この場合には着信側端末44が使用不可のために、
ルーチングNGになる。
【0022】そこで、着信転送加入者チェック処理部1
4の回線データ141(図2)をチェックして、着信側
端末44が着信転送サービスに加入していれば(図2の
着信転送フラグ22がオンであれば)、発呼要求信号S
47の着ATMアドレスを着信転送先ATMアドレス
(着信側端末45のATMアドレスB:図2の着信転送
先ATMアドレス24)にアドレス変換処理部142で
変換し、発呼要求信号S49を再度ルーチングして着信
側端末45に着呼をなすのである。
4の回線データ141(図2)をチェックして、着信側
端末44が着信転送サービスに加入していれば(図2の
着信転送フラグ22がオンであれば)、発呼要求信号S
47の着ATMアドレスを着信転送先ATMアドレス
(着信側端末45のATMアドレスB:図2の着信転送
先ATMアドレス24)にアドレス変換処理部142で
変換し、発呼要求信号S49を再度ルーチングして着信
側端末45に着呼をなすのである。
【0023】また、このとき、発呼要求信号S4aに、
着信転送されたことを通知する情報要素を、変更通知付
与処理部143により設定することも可能であり、これ
は、図3に示した変更情報通知情報要素の形態で付与さ
れるものとする。
着信転送されたことを通知する情報要素を、変更通知付
与処理部143により設定することも可能であり、これ
は、図3に示した変更情報通知情報要素の形態で付与さ
れるものとする。
【0024】着信側端末45が発呼要求信号S4aを受
け付けると、発信側端末41に向けて、着呼受付信号S
4bを送信するが、このとき、ATM交換機43からA
TM交換機42に向けての着呼受付信号S4c上には、
必ず変更通知情報要素を付与する。この変更通知情報要
素は、ATMの勧告には、存在せず、新たに追加したも
のであって、本発明を実現するために必要不可欠であ
る。
け付けると、発信側端末41に向けて、着呼受付信号S
4bを送信するが、このとき、ATM交換機43からA
TM交換機42に向けての着呼受付信号S4c上には、
必ず変更通知情報要素を付与する。この変更通知情報要
素は、ATMの勧告には、存在せず、新たに追加したも
のであって、本発明を実現するために必要不可欠であ
る。
【0025】この変更通知情報要素の付与された着呼受
付信号S4cを受信したATM交換機42は、発信側端
末41に対して着呼受付信号S4dを送信する。このと
きも、変更通知情報要素を付与して発信側端末41に着
信転送が行われたことを通知することが可能である。
付信号S4cを受信したATM交換機42は、発信側端
末41に対して着呼受付信号S4dを送信する。このと
きも、変更通知情報要素を付与して発信側端末41に着
信転送が行われたことを通知することが可能である。
【0026】次に、図6のフローチャートを用いて、発
呼要求信号を受信したATM交換機の動作を説明する。
ATM交換機42が発呼要求信号をメッセージ受信処理
(S21)で受信し、発呼要求信号上の着ATMアドレ
スをルーチング処理(S22)で解析し、送出先回線番
号を求める。図5の場合には、着信側端末44が使用不
可のために、ルーチングNGになる。その後ルーチング
NGが一回目かどうかをチェック(S24)する。ルー
チングNGの回数をチェックする理由は、2つの着信側
端末が相互に着信転送先アドレスを登録し、両方の端末
が障害の場合に、無限ループに陥ってしまうのを防ぐた
めである。
呼要求信号を受信したATM交換機の動作を説明する。
ATM交換機42が発呼要求信号をメッセージ受信処理
(S21)で受信し、発呼要求信号上の着ATMアドレ
スをルーチング処理(S22)で解析し、送出先回線番
号を求める。図5の場合には、着信側端末44が使用不
可のために、ルーチングNGになる。その後ルーチング
NGが一回目かどうかをチェック(S24)する。ルー
チングNGの回数をチェックする理由は、2つの着信側
端末が相互に着信転送先アドレスを登録し、両方の端末
が障害の場合に、無限ループに陥ってしまうのを防ぐた
めである。
【0027】ルーチングNGの回数が2回目以上の場合
は、呼解放信号を作成し(S2d)、呼解放信号を発信
側端末41に送信する。ルーチングNGが1回目(S2
4)の場合は、着信転送加入チェック(S25)を行
う。着信転送加入チェックは、ルーチング処理(S2
2)にて求めた送出先回線番号の回線データ(図2)に
登録されているかをチェックする(S26)。送信先回
線番号の回線データに着信転送サービスに登録されてい
ない場合は、呼解放信号(S2d)を発信側端末41に
送信する(S2e)。
は、呼解放信号を作成し(S2d)、呼解放信号を発信
側端末41に送信する。ルーチングNGが1回目(S2
4)の場合は、着信転送加入チェック(S25)を行
う。着信転送加入チェックは、ルーチング処理(S2
2)にて求めた送出先回線番号の回線データ(図2)に
登録されているかをチェックする(S26)。送信先回
線番号の回線データに着信転送サービスに登録されてい
ない場合は、呼解放信号(S2d)を発信側端末41に
送信する(S2e)。
【0028】送信先回線データに着信転送サービスが登
録されている場合は、着信側アドレス変換処理(S2
7)で、発呼要求信号上の着ATMアドレスを、回線デ
ータ(図2)に登録されている着信転送先ATMアドレ
ス24に変更する。次に、着信転送先端末が自ATM交
換機内かをチェックし(S28)、自ATM交換機内の
収容端末の場合、着信側端末45に着信転送が行われた
ことを通知する転送通知情報要素(図3)を付与するか
どうかを、回線データの転送通知付与フラグ23にて判
別する(S29)。変更通知付与フラグがオンの場合、
発呼要求信号に転送通知情報要素(図3)を付与(S2
a)し、再ルーチング要求処理S2bでルーチング処理
S22を起動する。
録されている場合は、着信側アドレス変換処理(S2
7)で、発呼要求信号上の着ATMアドレスを、回線デ
ータ(図2)に登録されている着信転送先ATMアドレ
ス24に変更する。次に、着信転送先端末が自ATM交
換機内かをチェックし(S28)、自ATM交換機内の
収容端末の場合、着信側端末45に着信転送が行われた
ことを通知する転送通知情報要素(図3)を付与するか
どうかを、回線データの転送通知付与フラグ23にて判
別する(S29)。変更通知付与フラグがオンの場合、
発呼要求信号に転送通知情報要素(図3)を付与(S2
a)し、再ルーチング要求処理S2bでルーチング処理
S22を起動する。
【0029】その後、ルーチング処理で、着信転送先A
TMアドレスの送信先回線番号を求め、発呼要求信号を
生成し(S2c)、メッセージ送信処理(S2e)で発
呼要求信号を送信する。着信転送先端末が自ATM交換
機内でない場合は、必ず転送通知情報要素(図3)を付
与する。
TMアドレスの送信先回線番号を求め、発呼要求信号を
生成し(S2c)、メッセージ送信処理(S2e)で発
呼要求信号を送信する。着信転送先端末が自ATM交換
機内でない場合は、必ず転送通知情報要素(図3)を付
与する。
【0030】次に、図7のフローチャートを用いて、発
呼要求信号の応答である着呼受付信号を受信したATM
交換機の動作を説明する。着呼受付信号を受信したAT
M交換機は、その着呼受付メッセージ(S31)の送信
先の端末が自ATM交換機の収容している端末かをチェ
ック(S32)する。送信先端末(発信側端末)が自A
TM交換機内になければ、着呼受付信号の変更通知情報
要素を付与したまま、送出先回線番号に着呼受付信号を
送信(S35)する。
呼要求信号の応答である着呼受付信号を受信したATM
交換機の動作を説明する。着呼受付信号を受信したAT
M交換機は、その着呼受付メッセージ(S31)の送信
先の端末が自ATM交換機の収容している端末かをチェ
ック(S32)する。送信先端末(発信側端末)が自A
TM交換機内になければ、着呼受付信号の変更通知情報
要素を付与したまま、送出先回線番号に着呼受付信号を
送信(S35)する。
【0031】送信先端末(発信側端末)が自ATM交換
機内に存在すれば、変更通知情報要素を着呼受付信号に
付与するかどうかを、回線データの転送通知付与フラグ
(図2のフラグ23)を参照し決定する。着呼受付信号
に変更通知を付与しない場合は、変更通知情報要素を削
除(S33,S34)する。その後、メッセージ送信処
理(S35)にて発信側端末に着呼受付信号を送信す
る。
機内に存在すれば、変更通知情報要素を着呼受付信号に
付与するかどうかを、回線データの転送通知付与フラグ
(図2のフラグ23)を参照し決定する。着呼受付信号
に変更通知を付与しない場合は、変更通知情報要素を削
除(S33,S34)する。その後、メッセージ送信処
理(S35)にて発信側端末に着呼受付信号を送信す
る。
【0032】図2に示したように、着信転送を実施する
かどうかの判定のデータを各回線のデータ上に持ってい
るが、このデータを使用するのではなく、ATM交換機
のシステムデータに着信転送を可能とするATMアドレ
スを登録し、そのATMアドレスにリンクして着信転送
先ATMアドレスを登録するデータを用意する。そのデ
ータを回線データの代わりに使用して、再度ルーチング
を実施し、着信転送を実現することもできる。
かどうかの判定のデータを各回線のデータ上に持ってい
るが、このデータを使用するのではなく、ATM交換機
のシステムデータに着信転送を可能とするATMアドレ
スを登録し、そのATMアドレスにリンクして着信転送
先ATMアドレスを登録するデータを用意する。そのデ
ータを回線データの代わりに使用して、再度ルーチング
を実施し、着信転送を実現することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、着信側端末
が使用不可の場合に、予め登録されている任意の代替の
着信側端末に自動で呼設定を行える。その理由は、AT
M交換機内の回線データ上に着信転送先ATMアドレス
を持つことと、再ルーチングを実施できるためである。
が使用不可の場合に、予め登録されている任意の代替の
着信側端末に自動で呼設定を行える。その理由は、AT
M交換機内の回線データ上に着信転送先ATMアドレス
を持つことと、再ルーチングを実施できるためである。
【0034】また、本発明による第2の効果は、着信側
端末と発信側端末に変更通知情報要素を付与しなくても
良いので、変更通知情報要素をサポートしてないATM
端末にも使用できる。その理由は、ATM交換機内の回
線データ上に転送通知付与フラグがあるからである。
端末と発信側端末に変更通知情報要素を付与しなくても
良いので、変更通知情報要素をサポートしてないATM
端末にも使用できる。その理由は、ATM交換機内の回
線データ上に転送通知付与フラグがあるからである。
【0035】更に本発明による第3の効果は、特開平5
−22346号公報の様なパトロールパケットを使用し
て着信先端末及びネットワークの状態を監視することが
ないので、無駄なパケットを常時流す必要が無く、中継
回線の帯域を有効に使用できる。その理由は、ATM交
換網には、ATM交換機間のインタフェースであるPN
NIの機能が元々あるために、ネットワークの状態に変
更があれば、各ATM交換機内のルーチング情報が自動
で変更されるからである。
−22346号公報の様なパトロールパケットを使用し
て着信先端末及びネットワークの状態を監視することが
ないので、無駄なパケットを常時流す必要が無く、中継
回線の帯域を有効に使用できる。その理由は、ATM交
換網には、ATM交換機間のインタフェースであるPN
NIの機能が元々あるために、ネットワークの状態に変
更があれば、各ATM交換機内のルーチング情報が自動
で変更されるからである。
【図1】本発明の実施例のATM交換機の概略機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の回線データ141の一例を示す図であ
る。
る。
【図3】変更通知情報要素の一例を示す図である。
【図4】本発明が適用されるネットワーク構成の例を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明の実施例における着信転送のシーケンス
図である。
図である。
【図6】本発明の実施例における発呼要求信号受信時の
動作を示すフローである。
動作を示すフローである。
【図7】本発明の実施例における着呼受付信号受信時の
動作を示すフローである。
動作を示すフローである。
【符号の説明】 1〜3,3´,41,44,45 ATM端末 4〜10,42,43 ATM交換機 11 メッセージ受信処理部 12 ルーチング処理部 13 メッセージ送信処理部 14 着信転送加入者チェック処理部 21 回線番号 22 着信転送フラグ 23 転送通知付与フラグ 24 着信転送先ATMアドレス 31 変更通知情報要素識別子 32 着信元ATMアドレス長 33 着信元ATMアドレス 141 回線データ 142 アドレス変換処理部 143 変更通知付与処理部 144 再ルーチング要求処理部
Claims (4)
- 【請求項1】 第一のATM交換機の配下に存在する発
信側端末から第二のATM交換機の配下に存在する着信
側端末に対する発呼の着信制御をなすようにしたATM
交換網における着信制御システムであって、 前記第二のATM交換機は、 この第二のATM交換機の配下の端末及び他のATM交
換機の配下の端末のうちから選択された着信転送先を示
す着信転送端末アドレスを予め登録した登録手段と、 前記着信側端末への着信失敗に応答して、前記登録手段
に登録された着信転送端末に対して着信転送をなす転送
制御手段と、を含むことを特徴とする着信制御システ
ム。 - 【請求項2】 前記転送制御手段は、前記着信側端末へ
の着信失敗に応答して、前記着信転送端末アドレスを使
用して再ルーチングをなすようにしたことを特徴とする
請求項1記載の着信制御システム。 - 【請求項3】 前記第二のATM交換機は、前記着信転
送が行われたことを着信側端末及び発信側端末へ通知す
る着信転送通知手段を更に含むことを特徴とする請求項
1または2記載の着信制御システム。 - 【請求項4】 前記着信転送通知手段は、前記着信転送
が行われたことを端末に通知するか否かの選択を、各端
末毎に設定可能としたことを特徴とする請求項3記載の
着信制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311360A JP2002124946A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | Atm交換網における着信制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311360A JP2002124946A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | Atm交換網における着信制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002124946A true JP2002124946A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18791142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000311360A Pending JP2002124946A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | Atm交換網における着信制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002124946A (ja) |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311360A patent/JP2002124946A/ja active Pending
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